長Ⅱ6〔償い〕第8回
長Ⅱ6〔償い〕第8回
第7回
私(木内翔子:きうち・しょうこ:46歳)のあそこは常務の郷原俊夫(ごうはら・としお:52歳)の愛撫を欲しがって、蜜を流しています。郷原常務の手はなかなか下には降りてきません。私は焦れてお尻をもぞもぞとくねらせます。それで常務はそれに気がついたようです。
〔そうか、大事なところがまだだったな。〕
郷原常務の手が私の女の部分を捉えます。ショーツ越しですが、その部分を鷲掴みにします。キュンと快感が走りました。でもその瞬間です。主人(木内啓吾:けいご:48歳)の顔が浮かびました。なぜだか解りません、主人の事を思う余裕などない筈でした。
一旦主人の顔を思い浮かべますと、それは消えてはくれません。《申し訳ない、何をしているのわたしは?》と言う思いが私を支配します。
『常務、いけません!』
私は郷原俊夫の手を押しのけていました。常務の気分を害するのは怖かったのですが、主
人への申し訳ない気持ちが勝っていました。
〔木内さん、ご免。度が過ぎたようだ。君があんまり素敵だから調子にのってしまった。今日の事は勘弁してくれ。〕
郷原常務はここでもすっと引いてくれます。私の中で常務への信頼感が益々大きくなっていきます。口づけをされ、乳房を愛撫され、今更信頼と言う言葉でも無いのですが、《郷原常務も私と同じようにこの場の雰囲気に流されこうなってしまったのだ》と自分に言い聞かせていました。今考えれば自己弁護だったのです。
2時間足らずの時間があっと言う間に過ぎていきました。私は気恥ずかしく黙って前を見
ています。郷原常務から、自分の予定を聞かされました。来週月曜日から大阪に1カ月の予定の長期出張との事、来週から一ヶ月も会えないかと思うと少し寂しくなります。
もう家が目の前でした。100メートル程手前で降ろしてくれます。近所の目を気づかってくれた。
『今日はどうもご馳走様でした。おやすみなさい・・。』
〔じゃあ、一カ月間よろしくな。何かあれば携帯に電話をくれればいい。おやすみ。〕
初夏の夜風が私の火照った体を冷ましてくれます。でも先程の郷原常務の愛撫の余韻は消せませんでした。
少し歩くと家に着きました。灯りが消えたままです。主人はまだ帰ってきてはいません。ほっとしました。今の私の状態を見れば主人は私に何があったのか気がつく筈です。申し訳ないと言う気持ちより、その時は見つからなくて良かったと言う思いの方が強かったのです。
私は先ず体を洗わなくてはとシャワーを浴びます。汗と愛撫の痕跡を消す為に使ったシャワーです。乳房、腰、お尻とあの部分を洗っているうちに郷原常務の手、口での愛撫の感触が蘇ってきました。いつのまにか、郷原の愛撫を思いだしながら、乳首を弄っている私がいました。
郷原常務にされたように自分でしています。『常務、常務。』と呼びながら乳首だけで私は逝ってしまいました。あの部分からは蜜が溢れ出しています。中に指を入れ擦(こす)り、捏(こ)ねるように弄(いじ)りました。もう一方の手は乳首を摘みまわしています。『常務にして欲しかった!』と叫びながら何度も達しました。
2016/05/16
第7回
私(木内翔子:きうち・しょうこ:46歳)のあそこは常務の郷原俊夫(ごうはら・としお:52歳)の愛撫を欲しがって、蜜を流しています。郷原常務の手はなかなか下には降りてきません。私は焦れてお尻をもぞもぞとくねらせます。それで常務はそれに気がついたようです。
〔そうか、大事なところがまだだったな。〕
郷原常務の手が私の女の部分を捉えます。ショーツ越しですが、その部分を鷲掴みにします。キュンと快感が走りました。でもその瞬間です。主人(木内啓吾:けいご:48歳)の顔が浮かびました。なぜだか解りません、主人の事を思う余裕などない筈でした。
一旦主人の顔を思い浮かべますと、それは消えてはくれません。《申し訳ない、何をしているのわたしは?》と言う思いが私を支配します。
『常務、いけません!』
私は郷原俊夫の手を押しのけていました。常務の気分を害するのは怖かったのですが、主
人への申し訳ない気持ちが勝っていました。
〔木内さん、ご免。度が過ぎたようだ。君があんまり素敵だから調子にのってしまった。今日の事は勘弁してくれ。〕
郷原常務はここでもすっと引いてくれます。私の中で常務への信頼感が益々大きくなっていきます。口づけをされ、乳房を愛撫され、今更信頼と言う言葉でも無いのですが、《郷原常務も私と同じようにこの場の雰囲気に流されこうなってしまったのだ》と自分に言い聞かせていました。今考えれば自己弁護だったのです。
2時間足らずの時間があっと言う間に過ぎていきました。私は気恥ずかしく黙って前を見
ています。郷原常務から、自分の予定を聞かされました。来週月曜日から大阪に1カ月の予定の長期出張との事、来週から一ヶ月も会えないかと思うと少し寂しくなります。
もう家が目の前でした。100メートル程手前で降ろしてくれます。近所の目を気づかってくれた。
『今日はどうもご馳走様でした。おやすみなさい・・。』
〔じゃあ、一カ月間よろしくな。何かあれば携帯に電話をくれればいい。おやすみ。〕
初夏の夜風が私の火照った体を冷ましてくれます。でも先程の郷原常務の愛撫の余韻は消せませんでした。
少し歩くと家に着きました。灯りが消えたままです。主人はまだ帰ってきてはいません。ほっとしました。今の私の状態を見れば主人は私に何があったのか気がつく筈です。申し訳ないと言う気持ちより、その時は見つからなくて良かったと言う思いの方が強かったのです。
私は先ず体を洗わなくてはとシャワーを浴びます。汗と愛撫の痕跡を消す為に使ったシャワーです。乳房、腰、お尻とあの部分を洗っているうちに郷原常務の手、口での愛撫の感触が蘇ってきました。いつのまにか、郷原の愛撫を思いだしながら、乳首を弄っている私がいました。
郷原常務にされたように自分でしています。『常務、常務。』と呼びながら乳首だけで私は逝ってしまいました。あの部分からは蜜が溢れ出しています。中に指を入れ擦(こす)り、捏(こ)ねるように弄(いじ)りました。もう一方の手は乳首を摘みまわしています。『常務にして欲しかった!』と叫びながら何度も達しました。
2016/05/16
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