長Ⅱ5〖妻の言葉〗その6話
長Ⅱ5〖妻の言葉〗その6話
その5話
あらかじめ私(川浦光輝:みつてる:32歳)は妻(川浦果穂:かほ:30歳)のいない所で友人(高校の同級生)の佐山(晴夫:はるお:32歳)と百田(尚樹:なおき:32歳)に「妻を抱いてほしい」旨を話そうと、彼らを居酒屋に誘いました。
百田は時々家にきては妻と飲んだりしていましたが、佐山と会うのは久々でした。それで最初は近況報告とか取り留めのない話をしていましたが、段々酔いもまわってくると、やはり男3人なのでスケベな話になってきます。
スケベ話が進みとうとう妻のことが話題になってきました。
〚光輝の奥さんの果穂さんって色っぽいよなあ~そういえば最近全然俺を家に呼んでくれないよなあ。〛
「いつも晴夫が厭らしく果穂の肩や腰に回すからだよ。」
〚おっ妬いてんのか。まだラブラブのようだな~無理もないかあんな色っぽい奥さんだもんな。〛
「何言ってるんだ! お前の奥さんだって若くて可愛いじゃないか?」
〚だめだめ、子供できてから全然俺に構ってくれないよ。そういえば果穂さん今日どうしてる? 連れてくればよかったのに。〛
「また果穂の肩でも抱いて胸元でも覗き込むつもりなんだろ!」
〚そういうなって、尚樹だっていつも厭らしい目つきで果穂さんのことを見ているぜ。尚樹お前果穂さんに惚れてんだろ?」
〔そっそんなことないよ・・光輝に悪いじゃないか・・。〕
〚動揺しているな尚樹、いいじゃないか正直に言えよ!〛
このタイミングで私は以前の出来事を佐山に話そうと思いました。
「この前に家で飲んでいるとき百田が寝ている果穂の尻や胸触っていたんだ。」
私の言葉に佐山晴夫は信じられないという表情をして
〚何! 尚樹そんなことしたのか・・。〛
〔いやあ・・光輝いいのか? 内緒じゃなかったのか?〕
「いいんだよ尚樹。それに晴夫、俺が尚樹に触っていいと言ったんだよ。」
〚なんだよ、じゃあ俺が肩を抱くぐらい怒らなくてもいいじゃないか。〛
「すまんすまん、実は果穂が晴夫に肩を抱かれたり、尚樹に尻撫でられることに凄く興奮したんだ。」
〚ふーん、お前ってそういう性癖なんだ。じゃあ光輝、俺にも触らせてくれよ!〛
ついに友人達に「妻を抱いて欲しい」と切り出すチャンスが巡ってきます。
「なぁ晴夫、触るだけじゃなく俺の目の前で果穂を抱いてくれよ。尚樹お前もだよ。」
私の言葉に二人とも驚いた様子です。
〚マジか? いいのかよ・・果穂さんは大丈夫なのか?〛
〔まずいだろ・・光輝。〕
「いや大丈夫だよ。果穂も承知している。それに果穂の方から『どうせなら二人がいい』って言ってきたんだ。」
二人はまだ信じられないという表情でした。
2016/04/24
その5話
あらかじめ私(川浦光輝:みつてる:32歳)は妻(川浦果穂:かほ:30歳)のいない所で友人(高校の同級生)の佐山(晴夫:はるお:32歳)と百田(尚樹:なおき:32歳)に「妻を抱いてほしい」旨を話そうと、彼らを居酒屋に誘いました。
百田は時々家にきては妻と飲んだりしていましたが、佐山と会うのは久々でした。それで最初は近況報告とか取り留めのない話をしていましたが、段々酔いもまわってくると、やはり男3人なのでスケベな話になってきます。
スケベ話が進みとうとう妻のことが話題になってきました。
〚光輝の奥さんの果穂さんって色っぽいよなあ~そういえば最近全然俺を家に呼んでくれないよなあ。〛
「いつも晴夫が厭らしく果穂の肩や腰に回すからだよ。」
〚おっ妬いてんのか。まだラブラブのようだな~無理もないかあんな色っぽい奥さんだもんな。〛
「何言ってるんだ! お前の奥さんだって若くて可愛いじゃないか?」
〚だめだめ、子供できてから全然俺に構ってくれないよ。そういえば果穂さん今日どうしてる? 連れてくればよかったのに。〛
「また果穂の肩でも抱いて胸元でも覗き込むつもりなんだろ!」
〚そういうなって、尚樹だっていつも厭らしい目つきで果穂さんのことを見ているぜ。尚樹お前果穂さんに惚れてんだろ?」
〔そっそんなことないよ・・光輝に悪いじゃないか・・。〕
〚動揺しているな尚樹、いいじゃないか正直に言えよ!〛
このタイミングで私は以前の出来事を佐山に話そうと思いました。
「この前に家で飲んでいるとき百田が寝ている果穂の尻や胸触っていたんだ。」
私の言葉に佐山晴夫は信じられないという表情をして
〚何! 尚樹そんなことしたのか・・。〛
〔いやあ・・光輝いいのか? 内緒じゃなかったのか?〕
「いいんだよ尚樹。それに晴夫、俺が尚樹に触っていいと言ったんだよ。」
〚なんだよ、じゃあ俺が肩を抱くぐらい怒らなくてもいいじゃないか。〛
「すまんすまん、実は果穂が晴夫に肩を抱かれたり、尚樹に尻撫でられることに凄く興奮したんだ。」
〚ふーん、お前ってそういう性癖なんだ。じゃあ光輝、俺にも触らせてくれよ!〛
ついに友人達に「妻を抱いて欲しい」と切り出すチャンスが巡ってきます。
「なぁ晴夫、触るだけじゃなく俺の目の前で果穂を抱いてくれよ。尚樹お前もだよ。」
私の言葉に二人とも驚いた様子です。
〚マジか? いいのかよ・・果穂さんは大丈夫なのか?〛
〔まずいだろ・・光輝。〕
「いや大丈夫だよ。果穂も承知している。それに果穂の方から『どうせなら二人がいい』って言ってきたんだ。」
二人はまだ信じられないという表情でした。
2016/04/24
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