壊れかけた二人 第11章①
≪第11章≫
11-①中断
さて、翔太に関してだけど、最近俺との関係性で変化があった。以前は職場でもプライベートも完全に五分の兄弟分って感じだったのに、最近は“俺の方が上”、みたいな雰囲気を向こうから出してくるようになった。翔太としては詩織をベッドで征服している分、おれの方が勝っている、と思っていたりしているみたいだ。
ただ暫くはプレイが無いと思っていたので、家にも呼んでいなかった。別に意図的に呼ばなかった訳じゃなくて、自然にそうなっていただけだ。それでも二人で飲みに行ったりはしていた。けれど、詩織の事はほとんど話題には出なかった。
詩織の方は相変わらず、『たっくん~たっくん~』と付き合い始めのようにじゃれてきて、エステティックの効果なのか実際綺麗になってきて、惚れ直す毎日が続いている。
あとプレイが再開するまでのことも書いておく。最近は休みの日だと昼間からする事が多くなった。朝にセックスをして、昼間は外に出かけて、夜にもう1回するみたいな事もある。それも詩織の方から誘ってきた。はっきりと『したい』と口にする訳じゃないけれど、詩織がやたらと身体を寄せてきたり、冗談っぽく唇を突き出して俺にキスをおねだりしてきたり、明らかに発情している雰囲気を出してくる。
そんな感じで、俺はある休日(3/19)の昼間に詩織をバックでガンガン突いていた。ちなみに体位は詩織のリクエストである。そんな中、俺のスマートフォンに翔太から電話が掛かってきた。
この時に限らず、俺と詩織は翔太の存在を肴にいちゃいちゃすることが多くなっていた。詩織にフェラチオをさせながらメール送ったりとか、『やめなさいよー』と言いながら詩織も楽しそうだった。
それでも俺はバックで突きながら詩織に電話に出させた。もちろん動かないって約束をしていたのだが、『もしもし・・・あ~たっくんは今トイレ~』と詩織が応える。俺は速攻で約束を反故にして軽くピストンをする。詩織はにやにやしながら振り返る。(“だ~め”って感じで口パクをしていた。)
『どうしたの?・・・うん・・・うん・・・それで』って普通に会話をしている。拍子抜けするくらい普通に会話ができていた。それどころか、途中で詩織が余裕たっぷりに自ら腰を振ってきたので、俺も合わすようにピストンを開始する。
『うん・・・うん・・・え~、そうなんだ。』って結構普通にセックスをしている感じなのに、全く普通に会話が出来る詩織に俺はなんだか嫉妬みたいな感情を抱いた。〖感じちゃってもう無理!〗みたいなのを期待していたから、複雑な心もちだ。
詩織が『あ、たっくんが来た~』と絶妙な演技。俺はスマートフォンを受け取ると「どしたん?」、
「いや別に。遊びにいってもいいかなって」と翔太がねだる。「あ~どうする詩織?翔太が遊びに来たいって~」と俺はそう言いながら、ピストンを繰り出す。『ん、ん~?・・・ん、やぁ・・・いいんじゃない?』と詩織が発したこの声は翔太には届いてなかったと思う。
「良いってよ」と伝えると、翔太は「あ、そん~じゃ昼からいくわ」この間、ずっと俺はピストンをしていた。普通に会話できる程度に軽めだけど、詩織は小さく、『ん、ん・・・』って可愛く喘ぎ声を漏らしていた。
「昼から翔太が来るって」と言いつつ、まん丸なお尻をがっちり掴みながら本気のピストンを繰り出した。『そぅ~・・・あっ、あっ、あっ』って詩織は喘ぎながらも不服そうな様子。「でも翔太とは久しぶりじゃないか?」、『あっ、だめっ、あっあっ・・・そ、そうかもぉ』、「嬉しいだろ?」
詩織が『はぁっ、あっ・・・・んなわけないしょ。』とイラつく。ちょっとピストンを止めて、詩織の耳元で、俺が「また翔太にセックスしてもらおうか?」って囁いたら、詩織は『ええぇ・・・やだぁよ・・・』って困ったような声を漏らしている。
でも明らかに、その時“きゅっ”と詩織の膣が締まった。「翔太の方がおっきいんだろ?硬いんだろ?」って言いながらピストンを再開した。(俺は、ここから体はSモードで心はМモードに入る。)
『あっ、あっ・・・そんなこと・・・ないぃ・・』
「言ってたじゃん」
詩織が『そんなこと言って、ないもん・・・』と頑なに否定をする。
「じゃあどっちのが大きい?どっちが硬い?言ってみて。」
『や、だぁ・・・関係ない、もん・・・あっ、あっ、あっ』
「気持ち良いんじゃないの?」
『あんっ、やだぁ・・・そんなことない、よ?・・・あっ、あっあっ』
(それでも詩織の膣は質問の度に“ぴくぴく”って反応した。)
俺にしても、こんなことを詩織に言わせるのがおかしいのは重々承知なのだ。(このフェチ=性癖=の人なら気持ちはわかってもらえると思うけど)それでも詩織は頑なに認めたがらない。俺はどうしても言わせたくてバックのまま必死に腰を振っていたら、ついに詩織がイッてしまった。
ひくひくしたまんまの詩織に挿入をしていると、詩織は少し首を振り返らせて、はぁはぁ言いながら少し微笑んで、『やっぱぁ、たっくんが、一番・・・』って言われて、俺もその言葉ですぐに逝っちゃった。その瞬間は、なんていうのか、体じゃなくて脳で感じたってことだった。
その後、翔太を待っている間に、詩織は夕飯の買い物に出て行ってしまった。俺が「ピザでも取ったらいいじゃん?」って言ったら、『どうせ二人でわたしにHなことさせるんでしょ?やーだよーだ。』と詩織は笑っていた。『今は、たっくんだけなの。』と突然背伸びして不意打ちっぽくキスして出かけてった。
詩織が外出中に翔太がやって来た。翔太が持ってきた映画のDVDを観ていると、出演者のひとりが詩織に似ていた。さっきまでのやり取りで“詩織モード”だった俺は、「この娘なんか詩織に似ていない?」翔太も「あ~、似てる~似てるな~」と同意する。
俺が「でもやっぱ詩織の方が可愛いな。」と言ったら、翔太に「お前らはどっちも身内贔屓がすぎるな。」って鼻で笑われる。続けて、「詩織ちゃんは正直俺的には75点くらいだぞ。」と言われて、俺はちょっとむかついた。詩織はどっちかっていうと童顔なのだ。翔太は派手な女(の顔)が好きだから、どうしても詩織には点数が辛いのだと思う。
「ボディはどうだ?」って俺が尋ねる。「そりゃ・・・95点くらい?背がもう少し高かったら満点だな。」と翔太。「どこが好き?」と聞いたら「白くむちむちした太もも」との事らしい。(これはこれで萌える。)「あれ胸じゃないんだ?」翔太が「俺的には手の平サイズで良いのだ。」とか。(詩織にパイズリをさせといてコイツ何を言ってるんだと俺は思った。)この日は、結局三人で詩織の料理を楽しんで何事もなく散会となった。
11-①中断
11-①中断
さて、翔太に関してだけど、最近俺との関係性で変化があった。以前は職場でもプライベートも完全に五分の兄弟分って感じだったのに、最近は“俺の方が上”、みたいな雰囲気を向こうから出してくるようになった。翔太としては詩織をベッドで征服している分、おれの方が勝っている、と思っていたりしているみたいだ。
ただ暫くはプレイが無いと思っていたので、家にも呼んでいなかった。別に意図的に呼ばなかった訳じゃなくて、自然にそうなっていただけだ。それでも二人で飲みに行ったりはしていた。けれど、詩織の事はほとんど話題には出なかった。
詩織の方は相変わらず、『たっくん~たっくん~』と付き合い始めのようにじゃれてきて、エステティックの効果なのか実際綺麗になってきて、惚れ直す毎日が続いている。
あとプレイが再開するまでのことも書いておく。最近は休みの日だと昼間からする事が多くなった。朝にセックスをして、昼間は外に出かけて、夜にもう1回するみたいな事もある。それも詩織の方から誘ってきた。はっきりと『したい』と口にする訳じゃないけれど、詩織がやたらと身体を寄せてきたり、冗談っぽく唇を突き出して俺にキスをおねだりしてきたり、明らかに発情している雰囲気を出してくる。
そんな感じで、俺はある休日(3/19)の昼間に詩織をバックでガンガン突いていた。ちなみに体位は詩織のリクエストである。そんな中、俺のスマートフォンに翔太から電話が掛かってきた。
この時に限らず、俺と詩織は翔太の存在を肴にいちゃいちゃすることが多くなっていた。詩織にフェラチオをさせながらメール送ったりとか、『やめなさいよー』と言いながら詩織も楽しそうだった。
それでも俺はバックで突きながら詩織に電話に出させた。もちろん動かないって約束をしていたのだが、『もしもし・・・あ~たっくんは今トイレ~』と詩織が応える。俺は速攻で約束を反故にして軽くピストンをする。詩織はにやにやしながら振り返る。(“だ~め”って感じで口パクをしていた。)
『どうしたの?・・・うん・・・うん・・・それで』って普通に会話をしている。拍子抜けするくらい普通に会話ができていた。それどころか、途中で詩織が余裕たっぷりに自ら腰を振ってきたので、俺も合わすようにピストンを開始する。
『うん・・・うん・・・え~、そうなんだ。』って結構普通にセックスをしている感じなのに、全く普通に会話が出来る詩織に俺はなんだか嫉妬みたいな感情を抱いた。〖感じちゃってもう無理!〗みたいなのを期待していたから、複雑な心もちだ。
詩織が『あ、たっくんが来た~』と絶妙な演技。俺はスマートフォンを受け取ると「どしたん?」、
「いや別に。遊びにいってもいいかなって」と翔太がねだる。「あ~どうする詩織?翔太が遊びに来たいって~」と俺はそう言いながら、ピストンを繰り出す。『ん、ん~?・・・ん、やぁ・・・いいんじゃない?』と詩織が発したこの声は翔太には届いてなかったと思う。
「良いってよ」と伝えると、翔太は「あ、そん~じゃ昼からいくわ」この間、ずっと俺はピストンをしていた。普通に会話できる程度に軽めだけど、詩織は小さく、『ん、ん・・・』って可愛く喘ぎ声を漏らしていた。
「昼から翔太が来るって」と言いつつ、まん丸なお尻をがっちり掴みながら本気のピストンを繰り出した。『そぅ~・・・あっ、あっ、あっ』って詩織は喘ぎながらも不服そうな様子。「でも翔太とは久しぶりじゃないか?」、『あっ、だめっ、あっあっ・・・そ、そうかもぉ』、「嬉しいだろ?」
詩織が『はぁっ、あっ・・・・んなわけないしょ。』とイラつく。ちょっとピストンを止めて、詩織の耳元で、俺が「また翔太にセックスしてもらおうか?」って囁いたら、詩織は『ええぇ・・・やだぁよ・・・』って困ったような声を漏らしている。
でも明らかに、その時“きゅっ”と詩織の膣が締まった。「翔太の方がおっきいんだろ?硬いんだろ?」って言いながらピストンを再開した。(俺は、ここから体はSモードで心はМモードに入る。)
『あっ、あっ・・・そんなこと・・・ないぃ・・』
「言ってたじゃん」
詩織が『そんなこと言って、ないもん・・・』と頑なに否定をする。
「じゃあどっちのが大きい?どっちが硬い?言ってみて。」
『や、だぁ・・・関係ない、もん・・・あっ、あっ、あっ』
「気持ち良いんじゃないの?」
『あんっ、やだぁ・・・そんなことない、よ?・・・あっ、あっあっ』
(それでも詩織の膣は質問の度に“ぴくぴく”って反応した。)
俺にしても、こんなことを詩織に言わせるのがおかしいのは重々承知なのだ。(このフェチ=性癖=の人なら気持ちはわかってもらえると思うけど)それでも詩織は頑なに認めたがらない。俺はどうしても言わせたくてバックのまま必死に腰を振っていたら、ついに詩織がイッてしまった。
ひくひくしたまんまの詩織に挿入をしていると、詩織は少し首を振り返らせて、はぁはぁ言いながら少し微笑んで、『やっぱぁ、たっくんが、一番・・・』って言われて、俺もその言葉ですぐに逝っちゃった。その瞬間は、なんていうのか、体じゃなくて脳で感じたってことだった。
その後、翔太を待っている間に、詩織は夕飯の買い物に出て行ってしまった。俺が「ピザでも取ったらいいじゃん?」って言ったら、『どうせ二人でわたしにHなことさせるんでしょ?やーだよーだ。』と詩織は笑っていた。『今は、たっくんだけなの。』と突然背伸びして不意打ちっぽくキスして出かけてった。
詩織が外出中に翔太がやって来た。翔太が持ってきた映画のDVDを観ていると、出演者のひとりが詩織に似ていた。さっきまでのやり取りで“詩織モード”だった俺は、「この娘なんか詩織に似ていない?」翔太も「あ~、似てる~似てるな~」と同意する。
俺が「でもやっぱ詩織の方が可愛いな。」と言ったら、翔太に「お前らはどっちも身内贔屓がすぎるな。」って鼻で笑われる。続けて、「詩織ちゃんは正直俺的には75点くらいだぞ。」と言われて、俺はちょっとむかついた。詩織はどっちかっていうと童顔なのだ。翔太は派手な女(の顔)が好きだから、どうしても詩織には点数が辛いのだと思う。
「ボディはどうだ?」って俺が尋ねる。「そりゃ・・・95点くらい?背がもう少し高かったら満点だな。」と翔太。「どこが好き?」と聞いたら「白くむちむちした太もも」との事らしい。(これはこれで萌える。)「あれ胸じゃないんだ?」翔太が「俺的には手の平サイズで良いのだ。」とか。(詩織にパイズリをさせといてコイツ何を言ってるんだと俺は思った。)この日は、結局三人で詩織の料理を楽しんで何事もなく散会となった。
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