壊れかけた二人 第13章①
≪第13章≫
13-①
今回は途中まで見せてくれた(10回目の)話を書きます。前回したプレイの翌月です。月曜日の晩ですが、『・・・ね、ねぇ?今週あの人くるの?』俺が「あの人?」、『・・・あのうざい人よ~』と詩織が言う。「ああ。まぁ予定では来るだろうね。」
それで話は、木曜日(6/15)の晩に飛ぶ。(10回目の)プレイを明日に控え、俺は詩織に頭を下げた「直接見たい!頼む!」のお願いに対して、詩織は困惑しつつも、以前のような頑なに『断固拒否』という雰囲気でもなく、もう少し押せばなんとかなりそうだったので、ひたすらに懇願をし続けた。リアルに1分も頭を下げ続けた結果、ついに詩織は吹き出すように笑った。
『もーいいよ。いつまで頭下げてんの?』俺は「え?いいのか?」って顔を上げる。詩織の『・・・絶対に、詩織のこと嫌いにならないって約束できる?』と甘えた声に、俺が「約束します!」と元気よく即答する。詩織が『変態くんは~どうして、そんなに必死なの~』と笑う。『妻が友人に抱かれるのを本当に見たいの?』って呆れられる。
その後、詩織のお気に入りである「くまのプーさん」のレター帳に、俺は〖何があっても、俺は一生詩織を愛し続けます。〗と誓約書を書かされ、拇印も押さされた。詩織も一緒の内容を書いて、お互いにそれを交換した。
嬉しそうに詩織は『たっくんはこれでずっとあたしの旦那さんですよ。』とニヤニヤしていた。俺は「お前だって、もうずっと俺の女だからな」と詩織に告げた。詩織は俺の言葉に一瞬言葉を詰まらせて『うひひ』と気持ち悪い笑い方をした。
『なんか、あたし達バカップルみたいだね。』と詩織。「そうだよな」と二人で笑いながら、いちゃつきだした。
夫婦の営みの後、ピロートーク中にこんな会話があった。『明日ね』、「うん。何?」詩織は『ちょっとだけ、声は出ちゃうかも・・・』と申し訳なさそうな顔をした。「ちょっとだけか?」と俺が尋ねる。『うん。できるだけ我慢するよ・・』
俺が「それはすごく気持ちよくなっちゃったりするから?」の問いに、詩織は『そうじゃなくて・・・声は自然に出るもんだからね!ってことです。』、「イッたりしないのか?」詩織は『しません!』とキッパリ言い切る。
「翔太とはセックスの相性良いんだろ?」、『良くない。良くない。最悪だよ。』俺は「本当に?下のリビングルームまで詩織の声が聞こえてるぞ~」と詩織を追及する。
『それは演技ですよ。明日は声が出てても、それ演技なんだからね。』、「なんで演技するの?」すると詩織は『だからね変態くんの旦那様からご依頼の接待なんですから。』『ほら、だからヘッドフォンしてテレビでも観ていてよ。』と笑いながらそんな事を言っていた。
そして金曜日の晩、いつもは俺の家において三人で食事するのがデフォルト(標準状態)だが、翔太の提案から皆で外食へ行くことになる。
翔太が「たまには君たちに奢(おご)るわ」と、流石に自分がいろんな意味で与えられ(食事とかセックス)てばっかりで、居心地が悪いとこもあったらしい。翔太は一見がさつに見えて、実はその辺の心配りが案外しっかりしているところがある。外食先は、詩織の希望で高級焼肉店に決まった。
そのリクエストを受けて、翔太は「・・・うっ・」と声を漏らしたが、『これくらい、当たり前だよね~?』とか『たしか3万なんだよね。』(以前にこのプレイについて、翔太が「でも俺は超ラッキーだよな~。これがソープだったら3万はかかるだろうな?」と発言したことがある。)って下から覗き込むような、意味深の詩織の視線に負けたようだった。そして、やはり高級店の肉はとても上手かった。
若干店に入る前からテンションが落ち気味だった翔太も、「すげぇ!これすげぇ!」と子供みたいにはしゃいで食べていた。三人は焼き肉に舌鼓を打ち、至福の時間を過ごすのだった。酒が結構入りハイテンションになった翔太は、個室だったとはいえ、突然に詩織の胸を鷲づかみにして、「このお肉も超美味そう」と言い出した。
その瞬間、顔を真っ赤にした詩織にトング(食品をピンセットのように挟み込むことによって掴みあげる道具)で頭叩かれていた。「痛っ~~・・・まぁ、後で奥様を美味しく頂きますけど・・」
俺はその台詞に密かに勃起する。〖こんなに大好きな嫁が〗あと数時間も経たないうちに、“親友に抱かれる”事実で、俺のちんこがギンギンになってしまう。詩織は、苦笑いしながら俺を見た。実は焼き肉を食べている間中も俺と詩織は、テーブルの下で手を握っていて、翔太には隠れてイチャイチャしていました。
この時に酒を飲んだのは、翔太と詩織で、詩織は嗜む程度の量だったので、翔太にどんどんビールを飲ませるとともに、「俺が帰りの運転をするから」と、詩織にもビールを勧めた。できるだけ詩織のテンションを上げておこうと画策したのです。
13-①
13-①
今回は途中まで見せてくれた(10回目の)話を書きます。前回したプレイの翌月です。月曜日の晩ですが、『・・・ね、ねぇ?今週あの人くるの?』俺が「あの人?」、『・・・あのうざい人よ~』と詩織が言う。「ああ。まぁ予定では来るだろうね。」
それで話は、木曜日(6/15)の晩に飛ぶ。(10回目の)プレイを明日に控え、俺は詩織に頭を下げた「直接見たい!頼む!」のお願いに対して、詩織は困惑しつつも、以前のような頑なに『断固拒否』という雰囲気でもなく、もう少し押せばなんとかなりそうだったので、ひたすらに懇願をし続けた。リアルに1分も頭を下げ続けた結果、ついに詩織は吹き出すように笑った。
『もーいいよ。いつまで頭下げてんの?』俺は「え?いいのか?」って顔を上げる。詩織の『・・・絶対に、詩織のこと嫌いにならないって約束できる?』と甘えた声に、俺が「約束します!」と元気よく即答する。詩織が『変態くんは~どうして、そんなに必死なの~』と笑う。『妻が友人に抱かれるのを本当に見たいの?』って呆れられる。
その後、詩織のお気に入りである「くまのプーさん」のレター帳に、俺は〖何があっても、俺は一生詩織を愛し続けます。〗と誓約書を書かされ、拇印も押さされた。詩織も一緒の内容を書いて、お互いにそれを交換した。
嬉しそうに詩織は『たっくんはこれでずっとあたしの旦那さんですよ。』とニヤニヤしていた。俺は「お前だって、もうずっと俺の女だからな」と詩織に告げた。詩織は俺の言葉に一瞬言葉を詰まらせて『うひひ』と気持ち悪い笑い方をした。
『なんか、あたし達バカップルみたいだね。』と詩織。「そうだよな」と二人で笑いながら、いちゃつきだした。
夫婦の営みの後、ピロートーク中にこんな会話があった。『明日ね』、「うん。何?」詩織は『ちょっとだけ、声は出ちゃうかも・・・』と申し訳なさそうな顔をした。「ちょっとだけか?」と俺が尋ねる。『うん。できるだけ我慢するよ・・』
俺が「それはすごく気持ちよくなっちゃったりするから?」の問いに、詩織は『そうじゃなくて・・・声は自然に出るもんだからね!ってことです。』、「イッたりしないのか?」詩織は『しません!』とキッパリ言い切る。
「翔太とはセックスの相性良いんだろ?」、『良くない。良くない。最悪だよ。』俺は「本当に?下のリビングルームまで詩織の声が聞こえてるぞ~」と詩織を追及する。
『それは演技ですよ。明日は声が出てても、それ演技なんだからね。』、「なんで演技するの?」すると詩織は『だからね変態くんの旦那様からご依頼の接待なんですから。』『ほら、だからヘッドフォンしてテレビでも観ていてよ。』と笑いながらそんな事を言っていた。
そして金曜日の晩、いつもは俺の家において三人で食事するのがデフォルト(標準状態)だが、翔太の提案から皆で外食へ行くことになる。
翔太が「たまには君たちに奢(おご)るわ」と、流石に自分がいろんな意味で与えられ(食事とかセックス)てばっかりで、居心地が悪いとこもあったらしい。翔太は一見がさつに見えて、実はその辺の心配りが案外しっかりしているところがある。外食先は、詩織の希望で高級焼肉店に決まった。
そのリクエストを受けて、翔太は「・・・うっ・」と声を漏らしたが、『これくらい、当たり前だよね~?』とか『たしか3万なんだよね。』(以前にこのプレイについて、翔太が「でも俺は超ラッキーだよな~。これがソープだったら3万はかかるだろうな?」と発言したことがある。)って下から覗き込むような、意味深の詩織の視線に負けたようだった。そして、やはり高級店の肉はとても上手かった。
若干店に入る前からテンションが落ち気味だった翔太も、「すげぇ!これすげぇ!」と子供みたいにはしゃいで食べていた。三人は焼き肉に舌鼓を打ち、至福の時間を過ごすのだった。酒が結構入りハイテンションになった翔太は、個室だったとはいえ、突然に詩織の胸を鷲づかみにして、「このお肉も超美味そう」と言い出した。
その瞬間、顔を真っ赤にした詩織にトング(食品をピンセットのように挟み込むことによって掴みあげる道具)で頭叩かれていた。「痛っ~~・・・まぁ、後で奥様を美味しく頂きますけど・・」
俺はその台詞に密かに勃起する。〖こんなに大好きな嫁が〗あと数時間も経たないうちに、“親友に抱かれる”事実で、俺のちんこがギンギンになってしまう。詩織は、苦笑いしながら俺を見た。実は焼き肉を食べている間中も俺と詩織は、テーブルの下で手を握っていて、翔太には隠れてイチャイチャしていました。
この時に酒を飲んだのは、翔太と詩織で、詩織は嗜む程度の量だったので、翔太にどんどんビールを飲ませるとともに、「俺が帰りの運転をするから」と、詩織にもビールを勧めた。できるだけ詩織のテンションを上げておこうと画策したのです。
13-①
- 関連記事
-
- 壊れかけた二人 第10章 (2014/03/07)
- 壊れかけた二人 第11章① (2014/03/08)
- 壊れかけた二人 第11章② (2014/03/09)
- 壊れかけた二人 第11章③ (2014/03/10)
- 壊れかけた二人 第12章① (2014/03/14)
- 壊れかけた二人 第12章② (2014/03/16)
- 壊れかけた二人 第12章③ (2014/03/19)
- 壊れかけた二人 第13章① (2014/03/25)
- 壊れかけた二人 第13章② (2014/03/27)
- 壊れかけた二人 第13章③ (2014/03/28)
- 壊れかけた二人 第13章④ (2014/04/01)
- 壊れかけた二人 第14章 (2014/04/03)
- 壊れかけた二人 第15章① (2014/04/09)
- 壊れかけた二人 第15章② (2014/04/14)
- 壊れかけた二人 第15章③ (2014/04/16)
コメント
コメントの投稿