壊れかけた二人 第13章③
13-③
顔も笑みを浮かべるのが無理っぽくて、すごく辛そうな表情を浮かべる。詩織はやたらと上半身を捻るようになって、それでがっ、と俺の腕を掴むと、やはり辛そうというか切なそうな表情で、『あ、あとで・・・はっ、はっ・・・あとで・い、いい、いっぱいしようね。』と一気に勢いに任せるように言った。
俺は無言で首を縦に振る。詩織が『はっ、はっ・・・い、いっぱいだよ?・・・いっぱいだからね・・』と念を押すように悲痛な顔で繰り返した。
表情に余裕は全然無く、声も徐々に徐々に我慢が出来なくなっているようだった。両手は翔太の二の腕を掴み、足もシーツの下で蟹挟みをしているようだった。「そろそろいきそう?」と翔太が詩織に問うと、詩織は無言で首だけを横に振った。
翔太はにやにやしながら俺の方を向いて、
「奥さんはそろそろいきそうだよ。アソコがひくひくしてるもん。」と報告してくる。
『ち、ちがっ・・・んっ、はぁっ・・・っくぅ』
翔太のピストンは本気になっていき、詩織もついに堪え切れずに本気で喘ぎだした。
『あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!』
詩織の両腕が翔太の首に周った
『あっ!だめ、だめっ!・・・やだっ!たっくん見ないでっ~』
その声と同時に、詩織の身体は下から翔太に抱きつくようにビクンと大きく跳ねた。
しばらくビクンビクン!と翔太に両手足でしがみつきながら痙攣する詩織。歯を喰いしばった表情から、『うっ、ああっ、あっ・・・ああぁ』と漏れる声。翔太は痙攣が治まると「いった?」と聞く。
詩織は、はぁはぁと肩を上下させながら、『ううぅ・ん・・』と泣きそうな感じで呻くと、唇をきゅっと結んで首を横に振った。翔太が「うそつけ。中がきっつきつだぞ」と冷たく笑う。
『・イ・・ってない・・・よ』詩織は両手足で翔太にしがみつきながらも反抗的な口調で反論する。
「は~?」と翔太は鼻で笑いながら、顔を下ろしキスの要請をする。
詩織が今度は自分から舌を出してキスを受け入れた。でもすぐに、俺の方を見て、『だ、だめ・・・』とキスを中断する。
翔太がピストンを始めると『あっ、あっ・・・だ、だめ・』
「なんで?イッテないんだろ?」と楽しそうにニヤリとする翔太
『そう・なん・・だけど・・・』、「じゃ、いいじゃん」
詩織は両腕を翔太の首から離し、肩を押そうとする。でもその手には力が入っていないのは明白だった。詩織の首がぐいっと浮き、背中が丸まり始める。
『あっ、あひっ・・・ひっ、ひっ、ひぃっ』これまで一度も聞いたことがない、だらしない喘ぎ声が聞こえだした。俺は、もう全身の血液が沸騰している感じで、なんというか、時間や感情の感覚が無くなっていた。
詩織は両肘をついて、さらに背中を仰け反らして弓なりになる。首なんて顎が天井を刺すくらいぐいっと反っていた。『ひっ、いっ、いっ、いっ』と、身体を永続的にびくびく痙攣させながら、詩織は歯を喰いしばりながら、声にならない声を上げ続けていた。
「あ、ちょっ」と、不意に翔太が顔を苦しそうに歪めてそう言うと、上体を起こした。その反動でシーツも完全に取れて、詩織の陰毛はぐっしょりと濡れて束になっているのが見えた。
俺が不思議そうに翔太を見ると、ちんこを抜きながら「締めつけすぎ。ちんこ虐めすぎ」と苦笑いを浮かべた。翔太のぎんぎんのちんこが詩織の中からぬるっと全部が出てきた。(やはりそんなに俺と違いがあるようには見えなかった。確かに翔太のが太いことは太いとは思うけど・・)
その途端に、びゅっ、びゅーっと詩織が潮を噴いた。詩織の腰周りや太ももが、ぶるっ、ぶるっ、と、電流でも流されたみたいに大きく痙攣していた。「わっ、わっ・・・すげ~」と翔太がおもしろそうに笑う。
俺はそれを涎が垂れそうなほどの恍惚に包まれながら見ている。(自分の妻(詩織)が親友(翔太)に、イカされ、潮まで噴かされたのには大興奮をした。)
その瞬間に詩織の視線を感じた。詩織は俺の方を泣きそうな顔で見ている。しかし、俺と翔太の視線が自分の股間に集中している事に気付くと、詩織は、そこで初めて自分が潮を噴いていることに気付いたようだった。
詩織が気付いた時でも、まだちょろちょろと噴き出ていて詩織の顔は一瞬で羞恥に歪んだ。でも小刻みに痙攣しつつ、ぐったりとした詩織の身体は全然動かせなくて、それを手で隠すことさえも出来なかった。
詩織は自分の股間から俺へと視線を戻すと、『あ、う・・・たっくん・・・・ごめん・・・なさい・』と悪戯がばれた子供みたいに泣きそうな顔で謝った。(詩織の性器は左右に捲れあがりいかにも猥雑だった。)
詩織は謝りながら、同時にちょろちょろと残尿みたいに潮を噴いていて、その光景だけで俺は射精しそうなくらい興奮した。詩織は両手で顔を覆うと、『恥ずかしい・・・』『やっぱり・・たっくん・・ここに居ちゃいやだ・・』と言った。その声に応えるように、俺は夢遊病者の如くふらふらと立ち上がって、のそのそと部屋を出て行った。
部屋を出るまでに何度かベッドを“ちらちら”と振り返ると、「はい万歳」と翔太に促され、素直に万歳をしてキャミソールを脱がされ全裸になる。覆いかぶさってくる翔太の背中に両腕を回してキスをする詩織の姿があった。
俺は寝室を出ると、すぐその前でへたり込んでしまう。凹んだとかじゃなくて、あまりの興奮で頭がふらふらだったからだ。脳に血液が逆流したみたいな感じ。俺はズボンのファスナーだけ空けると、これ以上ないってくらい勃起したちんこを取り出して擦り始めた。
そして後ろのドアからは、『ね、ねぇ・・・は、はやく・・・』と蕩けきった詩織の声が聞こえてきた。「なんだよ」、『い、挿れてぇ・・・』翔太は「じゃあ四つんばいになれよ・・・そうだ、腰もっと突き出せよ」と命令している。
そんな会話を聞きながら、俺は必死でオナニーをしていた。でも不思議なのは、全然イケないのだ。ちょっとでも触ったらイキそうなくらい勃起していたのに、全然イケなかった。
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顔も笑みを浮かべるのが無理っぽくて、すごく辛そうな表情を浮かべる。詩織はやたらと上半身を捻るようになって、それでがっ、と俺の腕を掴むと、やはり辛そうというか切なそうな表情で、『あ、あとで・・・はっ、はっ・・・あとで・い、いい、いっぱいしようね。』と一気に勢いに任せるように言った。
俺は無言で首を縦に振る。詩織が『はっ、はっ・・・い、いっぱいだよ?・・・いっぱいだからね・・』と念を押すように悲痛な顔で繰り返した。
表情に余裕は全然無く、声も徐々に徐々に我慢が出来なくなっているようだった。両手は翔太の二の腕を掴み、足もシーツの下で蟹挟みをしているようだった。「そろそろいきそう?」と翔太が詩織に問うと、詩織は無言で首だけを横に振った。
翔太はにやにやしながら俺の方を向いて、
「奥さんはそろそろいきそうだよ。アソコがひくひくしてるもん。」と報告してくる。
『ち、ちがっ・・・んっ、はぁっ・・・っくぅ』
翔太のピストンは本気になっていき、詩織もついに堪え切れずに本気で喘ぎだした。
『あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!』
詩織の両腕が翔太の首に周った
『あっ!だめ、だめっ!・・・やだっ!たっくん見ないでっ~』
その声と同時に、詩織の身体は下から翔太に抱きつくようにビクンと大きく跳ねた。
しばらくビクンビクン!と翔太に両手足でしがみつきながら痙攣する詩織。歯を喰いしばった表情から、『うっ、ああっ、あっ・・・ああぁ』と漏れる声。翔太は痙攣が治まると「いった?」と聞く。
詩織は、はぁはぁと肩を上下させながら、『ううぅ・ん・・』と泣きそうな感じで呻くと、唇をきゅっと結んで首を横に振った。翔太が「うそつけ。中がきっつきつだぞ」と冷たく笑う。
『・イ・・ってない・・・よ』詩織は両手足で翔太にしがみつきながらも反抗的な口調で反論する。
「は~?」と翔太は鼻で笑いながら、顔を下ろしキスの要請をする。
詩織が今度は自分から舌を出してキスを受け入れた。でもすぐに、俺の方を見て、『だ、だめ・・・』とキスを中断する。
翔太がピストンを始めると『あっ、あっ・・・だ、だめ・』
「なんで?イッテないんだろ?」と楽しそうにニヤリとする翔太
『そう・なん・・だけど・・・』、「じゃ、いいじゃん」
詩織は両腕を翔太の首から離し、肩を押そうとする。でもその手には力が入っていないのは明白だった。詩織の首がぐいっと浮き、背中が丸まり始める。
『あっ、あひっ・・・ひっ、ひっ、ひぃっ』これまで一度も聞いたことがない、だらしない喘ぎ声が聞こえだした。俺は、もう全身の血液が沸騰している感じで、なんというか、時間や感情の感覚が無くなっていた。
詩織は両肘をついて、さらに背中を仰け反らして弓なりになる。首なんて顎が天井を刺すくらいぐいっと反っていた。『ひっ、いっ、いっ、いっ』と、身体を永続的にびくびく痙攣させながら、詩織は歯を喰いしばりながら、声にならない声を上げ続けていた。
「あ、ちょっ」と、不意に翔太が顔を苦しそうに歪めてそう言うと、上体を起こした。その反動でシーツも完全に取れて、詩織の陰毛はぐっしょりと濡れて束になっているのが見えた。
俺が不思議そうに翔太を見ると、ちんこを抜きながら「締めつけすぎ。ちんこ虐めすぎ」と苦笑いを浮かべた。翔太のぎんぎんのちんこが詩織の中からぬるっと全部が出てきた。(やはりそんなに俺と違いがあるようには見えなかった。確かに翔太のが太いことは太いとは思うけど・・)
その途端に、びゅっ、びゅーっと詩織が潮を噴いた。詩織の腰周りや太ももが、ぶるっ、ぶるっ、と、電流でも流されたみたいに大きく痙攣していた。「わっ、わっ・・・すげ~」と翔太がおもしろそうに笑う。
俺はそれを涎が垂れそうなほどの恍惚に包まれながら見ている。(自分の妻(詩織)が親友(翔太)に、イカされ、潮まで噴かされたのには大興奮をした。)
その瞬間に詩織の視線を感じた。詩織は俺の方を泣きそうな顔で見ている。しかし、俺と翔太の視線が自分の股間に集中している事に気付くと、詩織は、そこで初めて自分が潮を噴いていることに気付いたようだった。
詩織が気付いた時でも、まだちょろちょろと噴き出ていて詩織の顔は一瞬で羞恥に歪んだ。でも小刻みに痙攣しつつ、ぐったりとした詩織の身体は全然動かせなくて、それを手で隠すことさえも出来なかった。
詩織は自分の股間から俺へと視線を戻すと、『あ、う・・・たっくん・・・・ごめん・・・なさい・』と悪戯がばれた子供みたいに泣きそうな顔で謝った。(詩織の性器は左右に捲れあがりいかにも猥雑だった。)
詩織は謝りながら、同時にちょろちょろと残尿みたいに潮を噴いていて、その光景だけで俺は射精しそうなくらい興奮した。詩織は両手で顔を覆うと、『恥ずかしい・・・』『やっぱり・・たっくん・・ここに居ちゃいやだ・・』と言った。その声に応えるように、俺は夢遊病者の如くふらふらと立ち上がって、のそのそと部屋を出て行った。
部屋を出るまでに何度かベッドを“ちらちら”と振り返ると、「はい万歳」と翔太に促され、素直に万歳をしてキャミソールを脱がされ全裸になる。覆いかぶさってくる翔太の背中に両腕を回してキスをする詩織の姿があった。
俺は寝室を出ると、すぐその前でへたり込んでしまう。凹んだとかじゃなくて、あまりの興奮で頭がふらふらだったからだ。脳に血液が逆流したみたいな感じ。俺はズボンのファスナーだけ空けると、これ以上ないってくらい勃起したちんこを取り出して擦り始めた。
そして後ろのドアからは、『ね、ねぇ・・・は、はやく・・・』と蕩けきった詩織の声が聞こえてきた。「なんだよ」、『い、挿れてぇ・・・』翔太は「じゃあ四つんばいになれよ・・・そうだ、腰もっと突き出せよ」と命令している。
そんな会話を聞きながら、俺は必死でオナニーをしていた。でも不思議なのは、全然イケないのだ。ちょっとでも触ったらイキそうなくらい勃起していたのに、全然イケなかった。
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