『妻の3年』 vol.30〔復讐?〕
中D『妻の3年』 vol.30〔復讐?〕
『いくら実花ちゃんが好きでも、パパは実花ちゃんのところへは行かないわよ。それでもいいの?』と私(琴美)が訊ねる。
〔それはよく解っています。それでもいいんです。〕
(女だから、好きな人に抱いてほしい。)わたしより夫と過ごす時間が長い日だって、たくさんあったのです。それなのに、ただの自分の助手としてしか見てくれない、というのは可哀想です。
わたしは九州に帰るまでの間、1週間、パパを実花ちゃんに貸してあげました。成熟した女を作業服に隠して、男たちと一緒に現場に出る。仕事と割り切ってはいても、好きな人は、ちっとも自分を女として扱ってくれない。そんな彼女の気持を、切ないほど理解できました。
実花ちゃんは九州へ帰っていきました。彼女は、九州へ帰るとき、誰も見送りには来てほしくない。といいました。実花ちゃんがわたしに電話をくれたのは、新幹線に乗ってからでした。
『また、帰って来てね。必ずね!あんなパパ、いつでも貸してあげるからね……。』
〔ありがとうございます。ホントに、ありがとうございました……。〕
電話の向こうで、泣いているのが判りました。
『パパ、実花ちゃん、九州へ帰っちゃったわよ。』
「え、ホントか。何で急に?……」
『もうね、パパみたいな“女たらし”と一緒に仕事するのは、もう嫌なんだって!』
パパの“キンタマ”をギューって握ってあげました。(実花ちゃんは憎くないけど惚れられる夫は許せない。)
「イテー、バカ、止めろ、つぶれたらどうすんだ。イテー……」
『いいのよ。こんなもの使えなくなった方が、世のためにいいの!』
「ああ、イテー、曲ったかも知れないな。」
『ど~れ、わたしが診てあげるから出してみなさい!』
「いいよ。いいよ。」
『いいから、出しなさい!』
無理やり、ズボンを脱がしたら、すこし元気なパパのシンボルが、ポロンと出てきました。舐めてあげると直ぐに元気になります。
『もう、これから悪いことしないように全部抜き取ってあげるから、裸になんなさい!』
わたしの繁みの中は、疼(うず)きながら蜜を溢れさせていました。パパを仰向けにして跨(またが)りました。
『さあ、舐めなさい!』
口元に蜜の溢れるあそこを押付けると、強烈な吸い込みと、舌がすごい奥まで這入ってきて、燃えるように熱くなっていきます。それから、何を叫び、どうしたのかは、鮮明には記憶にありませんが、わたしの体の中をパパのペニスが暴れまわり、何度も天国へと行かせてくれました。
それでも夫が憎くてしょうがないのです。『パパ、今日わたし、伊藤さんにデートに誘われているの。帰れないかもしれないから、子どもたちの事お願いね。』
伊藤さんからは、これまでにも何度も誘いの電話がありましたが、うまく断っていました。しかし今回は、なぜか夫に復讐をしてやりたくて、伊藤さんの誘いを受けることにしたのです。でも、夫が憎くいと言うのは雅子さんが言っていた“愛情の裏返し”かもしれません。
それから化粧を始めるわたしを、夫はじっと見つめていました。溜飲が下がったような気がしました。もちろん少しは夫に対する罪悪感もありました。
2014/11/15
『いくら実花ちゃんが好きでも、パパは実花ちゃんのところへは行かないわよ。それでもいいの?』と私(琴美)が訊ねる。
〔それはよく解っています。それでもいいんです。〕
(女だから、好きな人に抱いてほしい。)わたしより夫と過ごす時間が長い日だって、たくさんあったのです。それなのに、ただの自分の助手としてしか見てくれない、というのは可哀想です。
わたしは九州に帰るまでの間、1週間、パパを実花ちゃんに貸してあげました。成熟した女を作業服に隠して、男たちと一緒に現場に出る。仕事と割り切ってはいても、好きな人は、ちっとも自分を女として扱ってくれない。そんな彼女の気持を、切ないほど理解できました。
実花ちゃんは九州へ帰っていきました。彼女は、九州へ帰るとき、誰も見送りには来てほしくない。といいました。実花ちゃんがわたしに電話をくれたのは、新幹線に乗ってからでした。
『また、帰って来てね。必ずね!あんなパパ、いつでも貸してあげるからね……。』
〔ありがとうございます。ホントに、ありがとうございました……。〕
電話の向こうで、泣いているのが判りました。
『パパ、実花ちゃん、九州へ帰っちゃったわよ。』
「え、ホントか。何で急に?……」
『もうね、パパみたいな“女たらし”と一緒に仕事するのは、もう嫌なんだって!』
パパの“キンタマ”をギューって握ってあげました。(実花ちゃんは憎くないけど惚れられる夫は許せない。)
「イテー、バカ、止めろ、つぶれたらどうすんだ。イテー……」
『いいのよ。こんなもの使えなくなった方が、世のためにいいの!』
「ああ、イテー、曲ったかも知れないな。」
『ど~れ、わたしが診てあげるから出してみなさい!』
「いいよ。いいよ。」
『いいから、出しなさい!』
無理やり、ズボンを脱がしたら、すこし元気なパパのシンボルが、ポロンと出てきました。舐めてあげると直ぐに元気になります。
『もう、これから悪いことしないように全部抜き取ってあげるから、裸になんなさい!』
わたしの繁みの中は、疼(うず)きながら蜜を溢れさせていました。パパを仰向けにして跨(またが)りました。
『さあ、舐めなさい!』
口元に蜜の溢れるあそこを押付けると、強烈な吸い込みと、舌がすごい奥まで這入ってきて、燃えるように熱くなっていきます。それから、何を叫び、どうしたのかは、鮮明には記憶にありませんが、わたしの体の中をパパのペニスが暴れまわり、何度も天国へと行かせてくれました。
それでも夫が憎くてしょうがないのです。『パパ、今日わたし、伊藤さんにデートに誘われているの。帰れないかもしれないから、子どもたちの事お願いね。』
伊藤さんからは、これまでにも何度も誘いの電話がありましたが、うまく断っていました。しかし今回は、なぜか夫に復讐をしてやりたくて、伊藤さんの誘いを受けることにしたのです。でも、夫が憎くいと言うのは雅子さんが言っていた“愛情の裏返し”かもしれません。
それから化粧を始めるわたしを、夫はじっと見つめていました。溜飲が下がったような気がしました。もちろん少しは夫に対する罪悪感もありました。
2014/11/15
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