壊れかけた二人 第3章
≪第3章 告白≫
あの日(8/5)から2週間が経過した(8/18)。1度目のプレイが終わった後、俺は詩織を元々愛していたけれど恋愛感情が戻るっていうか、〖家族愛から恋人愛〗って感じになる。
詩織も同じみたいで数日はすごくベタベタしてきた。そして、詩織からは『もう絶対にやらないよ』と、何度も何度も俺に念を押してきた。
それでも明日の金曜の晩(8/19)に翔太を我が家へ招待する予定。翔太は勿論のこと詩織にも事前に言ってあるけど、『あたしはもう絶対しないからね』と、言ってはいたのだが、『お料理は何がいいかな?』って、聞いてくるぐらいだから、翔太を食事に招待する事自体には問題が無いみたいだ。
当日は詩織も翔太も照れくさそうというかまるで初対面みたいにぎこちなかった。それで晩御飯を食べて俺と翔太が、後片付けしている詩織をリビングルームから眺めているときに、俺が「ちょっと後ろから抱きしめてこいよ」と翔太を唆(そそのか)す。
翔太がにやにやしながら忍び足で詩織に接近するのを俺は、その動きを軽く勃起しながら見ている。
翔太は後ろからのハグに成功すると、詩織は俺(拓海)だと思ったみたいで、『たっくん!ちょっと~ダメだよ~』と、楽しそうな口調で振り返る。
でもすぐにそれが勘違いだと気づき、詩織が『いやいや・・・無い無い』と苦笑い。詩織は、その腕を振りほどき俺の方に小走りで走り寄って来る。俺の手を取ると廊下へ連れて行った。
大きく溜息をつくと、『あのね、私はしないって言ったでしょ?』と、まるで悪戯した子供を諭すみたいに言った。ただ、本気で嫌がっている感じはしない。
まだ、照れ臭さや、こういうプレイに慣れてないだけっぽい。「どうしても?」と聞くと『しません』と詩織の返事。俺が説得の言葉を探していると俺の両手を取って、『詩織はね、今日は、絶対に拓海の気分なの』って頬を赤らめて上目遣いで言われる。その可愛さに惚れ直す俺は、翔太にはもちろん丁重に帰って頂いた。
翔太が帰ると俺たちはすぐに寝室へ移動し、服を脱がしあってセックス。激しくて甘いものだった。「好き」とか「愛してる」とかお互いに言い合った。
その合間合間で、詩織に2週間前の翔太とのセックスの様子も聞いた。「どうだったの?」って聞くと、拗ねたみたいにアヒル口作って『ん~ん?』って首を傾げる。
「声は出た?」って訊ねても同じ様子だった。
「詩織はイッたの?」
『そんなわけないでしよ』と明らかな嘘をつかれたけど、まぁその嘘はまぁ仕方が無いと思う。正直に告白されても落ち込むだけだど。
それで、俺は「翔太のちんこはどうだった?」(どうしても気になって)と、しつこく質問したけど、『ちゃんと見ていないからわかんない。』と、これも何だかはぐらかされた。
「大きかった?」と再質問をする。詩織は、『だからわかんないって』とクスクス笑いながら答えていた。なおも詩織に質問をかさねたら、恥ずかしそうに且つ真剣に次のように告白した。
翔太とプレイ(SEX)した事は、結果としてどんな気持ちでいるのか尋ねると、『後悔が半分で興奮したのが半分って感じ。』と言う。
『拓海以外の男とセックスするという事は、普通はあり得ない話なのに、夫が他の男とやってもいいって言う事は世間ではまず無いよね。』、 『それと二人のともだちの翔太君とセックスするって事も、興奮するシチュエーションだったったの』
それと『自分たちの寝室で、しかも近くに拓海がいるのに、翔太君に抱かれている事は、わたしって変態なのかな?って思いながらも、凄く興奮して、ダメだダメだと思いながらも、興奮の度合いは凄かった。』と言った。
『これって普通の事じゃないから、こんな事をするまでは、絶対にあり得ないって思っていたけど、実際に自分がこんな事をするとは思わなかった。』
『少しおかしいのかも知れないけど、拓海の前で翔太君とセックスするって思ったら、物凄く興奮と恥ずかしさがあったけれど、・・・何故だか気持ちがよかったの。ごめんね。』とも言っていた。
そして、2回戦が終わった際に俺が「また、翔太としてみる?」と訊ねたら、詩織は頭を掻きながら、『ん~』と言った。『やっぱ恥ずかしいな』とも言ってくる。
それで、俺は「また、こういうプレイで翔太とセックスしてみたい?」って事を再度聞いてみたら、『どうしても拓海が望むなら考えてもいいかな・・』って、もじもじしながら呟いた。
それで、詩織が「わたしのこと絶対嫌いにならない?」と云うので、「大丈夫だよ。というか、むしろ詩織が好きすぎてやばくなっている」と答える。詩織は照れるように視線を逸らしながら、「あ~、それわかるかも~あたしも翔太君との・・・時は拓海のことずっと考えていたから」
俺が「それでどんなふうに興奮をしたの?どう気持よくなったん?」の問いかけに、『ん~、わかんない。すごく拓海にごめん、って思っちゃった。』と詩織は答える。
「じゃ嫌ではない?」
『まぁ、うーん、死ぬほど嫌って感じでもないけど・・』
「じゃあ又しても良い?」
『え~?もう。たっくんは変態じゃん。』とくすくす笑っていた。
それでキスをしてきて、『絶対、絶対に詩織のことを嫌いにならない?』って、聞いてきたから俺は「もちろん」と言って、このプレイを続ける了承をとった。
取り敢えず、詩織は『変な事になったとは思いながら、凄く興奮した』って事は何度も反復して告白していたし、それは絶対にイヤ!という感覚ではないのだなと思った。
このプレイが世間の常識から考えると、やはり道に外れたことだと思うし、だからその箍(たが)が外れた時にだけしか楽しめないものだとも思うから、詩織の様子を伺うのが大事だと思っている。
それは詩織自身が、完全に抵抗感がなくなった訳ではなさそうだったので、その日はこれ以上のことは聞かないようにして、一緒に裸のまま寝たと記憶している。
あの日(8/5)から2週間が経過した(8/18)。1度目のプレイが終わった後、俺は詩織を元々愛していたけれど恋愛感情が戻るっていうか、〖家族愛から恋人愛〗って感じになる。
詩織も同じみたいで数日はすごくベタベタしてきた。そして、詩織からは『もう絶対にやらないよ』と、何度も何度も俺に念を押してきた。
それでも明日の金曜の晩(8/19)に翔太を我が家へ招待する予定。翔太は勿論のこと詩織にも事前に言ってあるけど、『あたしはもう絶対しないからね』と、言ってはいたのだが、『お料理は何がいいかな?』って、聞いてくるぐらいだから、翔太を食事に招待する事自体には問題が無いみたいだ。
当日は詩織も翔太も照れくさそうというかまるで初対面みたいにぎこちなかった。それで晩御飯を食べて俺と翔太が、後片付けしている詩織をリビングルームから眺めているときに、俺が「ちょっと後ろから抱きしめてこいよ」と翔太を唆(そそのか)す。
翔太がにやにやしながら忍び足で詩織に接近するのを俺は、その動きを軽く勃起しながら見ている。
翔太は後ろからのハグに成功すると、詩織は俺(拓海)だと思ったみたいで、『たっくん!ちょっと~ダメだよ~』と、楽しそうな口調で振り返る。
でもすぐにそれが勘違いだと気づき、詩織が『いやいや・・・無い無い』と苦笑い。詩織は、その腕を振りほどき俺の方に小走りで走り寄って来る。俺の手を取ると廊下へ連れて行った。
大きく溜息をつくと、『あのね、私はしないって言ったでしょ?』と、まるで悪戯した子供を諭すみたいに言った。ただ、本気で嫌がっている感じはしない。
まだ、照れ臭さや、こういうプレイに慣れてないだけっぽい。「どうしても?」と聞くと『しません』と詩織の返事。俺が説得の言葉を探していると俺の両手を取って、『詩織はね、今日は、絶対に拓海の気分なの』って頬を赤らめて上目遣いで言われる。その可愛さに惚れ直す俺は、翔太にはもちろん丁重に帰って頂いた。
翔太が帰ると俺たちはすぐに寝室へ移動し、服を脱がしあってセックス。激しくて甘いものだった。「好き」とか「愛してる」とかお互いに言い合った。
その合間合間で、詩織に2週間前の翔太とのセックスの様子も聞いた。「どうだったの?」って聞くと、拗ねたみたいにアヒル口作って『ん~ん?』って首を傾げる。
「声は出た?」って訊ねても同じ様子だった。
「詩織はイッたの?」
『そんなわけないでしよ』と明らかな嘘をつかれたけど、まぁその嘘はまぁ仕方が無いと思う。正直に告白されても落ち込むだけだど。
それで、俺は「翔太のちんこはどうだった?」(どうしても気になって)と、しつこく質問したけど、『ちゃんと見ていないからわかんない。』と、これも何だかはぐらかされた。
「大きかった?」と再質問をする。詩織は、『だからわかんないって』とクスクス笑いながら答えていた。なおも詩織に質問をかさねたら、恥ずかしそうに且つ真剣に次のように告白した。
翔太とプレイ(SEX)した事は、結果としてどんな気持ちでいるのか尋ねると、『後悔が半分で興奮したのが半分って感じ。』と言う。
『拓海以外の男とセックスするという事は、普通はあり得ない話なのに、夫が他の男とやってもいいって言う事は世間ではまず無いよね。』、 『それと二人のともだちの翔太君とセックスするって事も、興奮するシチュエーションだったったの』
それと『自分たちの寝室で、しかも近くに拓海がいるのに、翔太君に抱かれている事は、わたしって変態なのかな?って思いながらも、凄く興奮して、ダメだダメだと思いながらも、興奮の度合いは凄かった。』と言った。
『これって普通の事じゃないから、こんな事をするまでは、絶対にあり得ないって思っていたけど、実際に自分がこんな事をするとは思わなかった。』
『少しおかしいのかも知れないけど、拓海の前で翔太君とセックスするって思ったら、物凄く興奮と恥ずかしさがあったけれど、・・・何故だか気持ちがよかったの。ごめんね。』とも言っていた。
そして、2回戦が終わった際に俺が「また、翔太としてみる?」と訊ねたら、詩織は頭を掻きながら、『ん~』と言った。『やっぱ恥ずかしいな』とも言ってくる。
それで、俺は「また、こういうプレイで翔太とセックスしてみたい?」って事を再度聞いてみたら、『どうしても拓海が望むなら考えてもいいかな・・』って、もじもじしながら呟いた。
それで、詩織が「わたしのこと絶対嫌いにならない?」と云うので、「大丈夫だよ。というか、むしろ詩織が好きすぎてやばくなっている」と答える。詩織は照れるように視線を逸らしながら、「あ~、それわかるかも~あたしも翔太君との・・・時は拓海のことずっと考えていたから」
俺が「それでどんなふうに興奮をしたの?どう気持よくなったん?」の問いかけに、『ん~、わかんない。すごく拓海にごめん、って思っちゃった。』と詩織は答える。
「じゃ嫌ではない?」
『まぁ、うーん、死ぬほど嫌って感じでもないけど・・』
「じゃあ又しても良い?」
『え~?もう。たっくんは変態じゃん。』とくすくす笑っていた。
それでキスをしてきて、『絶対、絶対に詩織のことを嫌いにならない?』って、聞いてきたから俺は「もちろん」と言って、このプレイを続ける了承をとった。
取り敢えず、詩織は『変な事になったとは思いながら、凄く興奮した』って事は何度も反復して告白していたし、それは絶対にイヤ!という感覚ではないのだなと思った。
このプレイが世間の常識から考えると、やはり道に外れたことだと思うし、だからその箍(たが)が外れた時にだけしか楽しめないものだとも思うから、詩織の様子を伺うのが大事だと思っている。
それは詩織自身が、完全に抵抗感がなくなった訳ではなさそうだったので、その日はこれ以上のことは聞かないようにして、一緒に裸のまま寝たと記憶している。
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