中22〚純情〛第5章⑤ 27
由香(ゆか)が激しくフェラチオするのも、騎乗位で男を追い込むようなピストン運動をするのも、ひょっとしたら自分勝手な男本位のセックスをする元彼たちと付き合う中で身に付けた“彼女(妻)なりの防衛策”だったのかも知れません。男には早く逝って欲しかったのでしょう・。
それが、そんな妻(村田由香:むらた・ゆか:26歳)が、あっさりアソコにバイブレーターを受け入れていた。ウィィィィィン。ウィィィィン。良く聞けば、鈍いモーター音も聞こえます。パンティの中でうねうね動いているのが分かった。〔どう?〕佐々木高志(たかし:33歳)さんの声が聞こえます。
最初は佐々木さんに対して「何て事してくれんネン。」と僕(村田卓司:むらた・たくじ:29歳)は腹が立ったのでしたが、その後すぐに妻に対して腹が立ちます。あんなに嫌がっていたのに・・・・。
高志さんの声にびくっとした妻が、
『あっ。いや。恥ずかしい。(から)止めて。』
喘ぎながらやっとという感じで答えます。
〔気持ちよくないの?〕
さらに静かな口調で問いかける高志さん。
『きもち。イイ。』
腰をくねらし答える妻。
〔卓司くんにも言ってごらん! 気持ちいいって。〕
そういうプレイなのか。はっきり言って、そこまで高志さんとのプレイが濃厚になっているとは思いませんでした。今まで聞いたICレコーダーにもそれっぽいのはありましたが、ここまではっきりとした言葉責めはありませんでしたし、こんな高志さんの口調も初めて聞きます。
妻は甘えたで、確かにMっ気がありますが、私が由香をMっぽく扱ったことはありません。
こうした言葉責めプレイみたいなこともしたことがありません。いずれはしようと思っていましたが・・・。
『いや。ぁン。んぁっ。』
完全にMのスイッチが入っているようです。私が見たことのない由香でした。
〔そうか。じゃあ、卓司くんに何が入っているか、見てもらうよ? いいね?〕
ここで初めてリビングの照明がパッパッとつきました。そして2、3回、カメラのピント調整が行われます。
『あぁ。ダメ! 言います。言います。』
室内を明るくされ、由香がうろたえます。
〔由香、言ってみて!〕
『あぁ・・。』
観念したようでした。
『・・・卓ちゃん。気持ち・・いいの。』
〔何が気持ちいいか分からないなぁ? ちゃんと言わないと。〕
これは言葉責めの定番です。それを、高志さんが言うとハマリます。どうやら妻は高志さんの口調に感じていた。
『はぁあん・・・卓ちゃん。バイブが気持ちいいです。』
由香が今度ははっきり言いました。 28へ続く
2016/10/17
中19『いいわよ。』第8話
第7話
〔奥さん・・・下も濡れちゃいますよ・・・パンティいっちょうになった方がいいんじゃないですか・・・?〕
『え・・・・? でも・・・・。』
妻(片岡友里恵:かたおか・ゆりえ:28歳)が履いているパジャマのズボンの下はノーパンである事を知りながら、武田幸生(たけだ・さちお:26歳)は友里恵を困らせています。
妻は上半身丸出しで腕ブラ状態・・・。そして下は濡れたパジャマのズボンだけで、武田に背を向けて立ちすくんでいます。
そんな姿の妻を目の当たりにして、武田は妻のまッ白な背中を見ながら、
〔お、奥さん・・・奥さんの白い背中・・・くぅ~っ・・・なんていうか・・・。〕
『やだ・・・武田さん・・・あっち向いていてよ・・・。』
〔オレ・・・もうヤバイっす・・・先輩・・・。〕
「ダメだぞ・・・オマエ、妻に手出すなよ・・・。」
俺(片岡信哉:かたおか・しんや:28歳)は幸生にくぎを刺した。
〔でもオレ、奥さんのハダカの背中を見ただけで・・・もうドキドキです!〕
《俺は、オマエと女房が2人ともハダカで一緒にこの狭い風呂場にいるのを見ただけで、嫉妬で息苦しいんだよ! さっきからな・・・。》
そして、ここぞとばかり武田は追い討ちをかける。
〔けど、マジ、奥さん・・・パンティ1枚になっちゃったほうが絶対いいって・・パジャマのズボンも結局びしょびしょになっちゃいますよ・・・。〕
『え・・えぇ・・・そうなんだけど・・・。』
〔ビキニの水着をはいていると思えばいいじゃないですか・・・?〕
『そ・・・そのぉ・・・・。』
〔どうしたんですか・・・? 奥さん・・・? なにか・・・?〕
『でも・・・・・。』
《嫉妬も強いのだが、この流れに興奮もしていた。》
「武田の言う通りかもよ・・・。」
友里恵が俺にこっそりと告げる。
『あの、あなたぁ・・・わたしね・・・今、実は・・・そのぉ・・・いつも寝る時の・・・・。』
今初めて気づいたフリを俺はした。
「え・・・!? オマエまさか・・・さっきからなのか・・・?武田と酒呑んでいる時から・・・?」
『そ・・・そうなのよぉ・・・呑んでお付き合いしたらすぐ寝るつもりだったのよ・・・だから・・・。』
(武田は妻が今ノーパンである事を知っているくせに・・・)
〔先輩、さっきからって・・・いったいどうしたんですか・・・?〕
「武田、実はなぁ。」
『あなた・・・チョットチョットぉ・・・。』
「妻は毎晩・・・寝るときはノーブラノーパンにパジャマなんだよ・・・・・。」
〔え~っ? じゃぁ・・・今・・・まさか・・・ノーパンなんですか・・・? 奥さん・・・?〕
第9話へ続く
2016/11/01
中22〚純情〛第5章⑥ 28
僕(村田卓司:むらた・たくじ:29歳)の隣で妻(村田由香:むらた・ゆか:26歳)が手で顔を隠し、『恥ずかし~。ごめんね?』と照れています。(アソコにバイブレーターを受け入れていたことに僕は腹を立てていた。)それで「・・・・。」イヤでも無言になる。
〔よし。よく言えたね。〕と、カメラの脇からスーツ姿の佐々木高志(ささき・たかし:33歳)さんが現れ、妻の元へ歩いていく様子が映し出されます。「どんなシチュエーションやねん。」思わず心の中で突っ込んでしまいましたが、次のシーンで目が点になってしまいました。
〔抜いてあげるよ。ほら!〕
と高志さんはカメラ目線で言い、由香の横に立ちながら、カメラに写るよう、おもむろに妻のパンティをお尻側からずり下げたのです。
『ぁあっ!』
妻が慌てて声をあげます。
“ウイィン! ウイィイイン! ウイィイイン!”
それまでパンティで抑えられていたモノが一気に暴れ、うなりだします。そのモノは暴れながらあっという間に妻の中から出てきました。結構な大きさの黒いバイブです。コンドームがかぶされていました。
ボトッ。ゴッ。ウインウイウイン。モーター(電池?)の重さに耐えかね、バイブは床の上に落ち、さらに暴れています。それは床に転がって駄々をこねている子どものようでした。ローターではなく、バイブ。グロテスクな形をしたぶっといバイブです。ビデオの中
の妻は慌ててパンティを片手であげながらかなり動揺していました。
『ごめんねぇ~(笑)。』
隣で妻の由香が布団を口元までかぶりながら、妙なテンションで照れ笑いの声をあげます。
《僕は笑えん。》
妻はこれまでも何度かバイブを挿れられていた。ただ、この黒いバイブはこの日が初めてで、いつもはもう少し小さめのバイブだとか。黒いバイブはこの日のために高志さんが購入してきたとのことです。
バイブを挿入されるのは決まってバスルーム。脱衣所の鏡の前だ。妻が恐がるので電源スイッチは入れず、ただ出し入れするだけのようです。その出し入れの様子はいつも鏡の前で見せられ、恥ずかしい格好をさせられていた。ICレコーダーではバスルームのシーンはいつも飛ばして聞いていたのです。
《う~ん盲点でした。》
『隠していたわけではないのよ。』って、しきりに妻は言い訳します。『ビデオを見る前に何度も言おうと思った。でも、言わないほうが卓ちゃん興奮するかもしれない。』って思いなおしたそうです。ちなみに、いつも使うバイブは、理絵さんにも使われていました。そう言えば、理絵さんも〚(主人に)バイブを使われると身体がクタクタになるの。〛って言っていたなぁ・・・。 第6章① 29へ続く
2016/11/05
中24『愛の絆(きずな)』 第11回
第10回
『(ああぁぁ・・・あなた・・)あの私・・私、まだどうするかは決めてないんだけど、来週はバイト先で宿泊研修があるの・・・』
「へぇぇ・・このご時世なのに、アルバイトの人に宿泊研修を? でもいいじゃないか、行って来いよ、気晴らしにもなる。それじゃ来週は携帯に電話するよ・・・・じゃぁな、詩音」
受話器を置く詩音の腕が震えている。会社が倒産し、咳をしながら頑張っている夫(稲沢信也:いなざわ・しんや:31歳)に、とてもこちらの苦境を話せない。《もう、自分で解決するしかない》そして《・・もう一度、あのオーナーの横暴を何とかして跳ね返すしかないわ。》って詩音は心に決めた。
朝の通勤時間帯の空港ロビーで、日本経済新聞の株価の動向を食い入るようにサングラスの男が読みふけっている。諸口惣一(もろぐち・そういち:40歳)はフランチャイズの喫茶店を経営する傍らで、株式投資にも手を出していた。取引している株価が値下がりしているのに苛立っている。
あの2008年9月のリーマン・ショックで下落した株価は漸く、9割程度まで回復したものの、「信用買い」(証券会社に一定の保証金を預け、証券会社から資金を借りて市場で株式を買うこと。近い将来の株価の上昇に期待して、現在の株価で買って、将来の値上がりした時点で売って、証券会社から借りた資金を返済する。)で生じた損失を取り戻すまでには至っていない。
それに加えて、予定の時刻に待ち女はいまだ、現れず・・・・・イライラがつのる。
『オ・・オーナー・・・遅れてすみません。』稲沢詩音(いなざわ・しおん:28歳)が頭を下げる。
〔おっ!・・なんだ、その服装は? とても、旅行に行く恰好・・まあいい、俺のあとについて来い!〕
『あの・・私・・・。』
〔いいから、ついてくるんだ・・・時間がない・・。〕
諸口の足は、空港内の女性ファッションの店の前で立ち止まった。
〔いいか・・・口答えは許さんぞ!〕
それから20分後、店の前で女性オーナー(高畠瑞希)が深々と頭を下げ、二人の客を送り出す。
[まあ、可哀そうに・・・詩音さんて言ったかしら、気の良さそうないい人なのに、これまでの人と同じように、暫くの間、惣ちゃんのオモチャにされるのね。]
その視線の先では、諸口が恋人気取りで、詩音の肩を抱き、新調のワンピースの腰に手を回していた。詩音が嫌がり立ち止まると、諸口が耳元で何か囁いている。そして、諸口の手がいやらしく詩音のヒップを撫で回した。
[惣ちゃん・・・いい加減にしておかないと・・・今に天罰が下るわよ・・本当に・・・] 第12回に続く
2016/11/08
中12 《我儘と公認》 №05
№04
土曜日、いつもの様に子供達を送り出すと妻(小野寺文香:おのでら・ふみか:33歳)はウキウキと支度に掛かります。朝からシャワーを使い、あの勝負下着を身に纏い、念入りに化粧をする文香に《どうせ直ぐ取れるんだろ!》とイヤミの一つでも言いたくなりますが、私(小野寺宏一:おのでら・こういち:37歳)はぐっと我慢をします。それで友人の朝井仁志(あさい・ひとし:38歳)との待ち合わせする駅前で降ろすと、また脱力感が襲って来ました
この前のように≪今から行って来ます。≫のメールも無く、何か取り残された気分です。子供達が帰る前に妻はデパートの袋を下げ帰って来ました。出来合いの食材が並びます。それを子供達は、美味しい美味しい、と言いながら食べていますが、私には 朝井に抱かれる時間の引換にデパートの食材で済ます事が分かっているので、食べる気にもならず、ビールばかりでした。
その夜は、『聞きたいのでしょう?』って妻から話し始めます。
『この前はファミレスで、お昼を済ませて行ったけど、今日はね、そのままホテルへ行ったの・・。』
「(午前)11時には ホテルの中だね。」
『そうね。もう少し早かったかも?』
「入ってから、どうしたの?」
『あの人(朝井仁志)ね。ホテルへ入ると、直ぐに下だけ脱がすと前戯も無しに、入れて来るのよ。もう待てないって感じで・・わたしも、すぐ一度目の絶頂が来たの・・。』
「オイ! 直ぐって言ったけどゴムは?」
『正直に言うね。わたし生理が近いから、その日は生で中にいいよって言っちゃたの。』
妻の文香は他人の精液を膣の中に出されて帰って来たのでした。
「それからどうした?」と私が訊くと、『お風呂でフェラチオをして上げたら、また大きくなって来たの。風呂でやりたいって言われたけどベッドでお願いって言ったわ。』すると朝井に〔文香さん。後ろから。〕とお願いされバックでします。二人のセックスでバックは初めてだった。私(小野寺宏一)は《朝井に後ろから・・肛門も見られたのか》と思うと、妬ける気持ちと興奮が交差し複雑な気分です。
妻の話を聞く内、私は知らぬ間にペニスを勃起させていました。全開までとは行きませんが七分起ち位です。挿入しようと思えば出来ましたが朝井と比べられるのが嫌で我慢してしまいました。やはり後ろからも『中出しだった。』そうです。
月曜日、昼休みに朝井と連絡をとった。何も隠さず朝井は話してくれます。〔お前の奥さん、凄いよな。あの腰使い、下からグイグイと突き上げてくるんだ。いつもああなのか?〕それで私は違うとは言えず。「ああ、そんなもんだ。」と嘘を吐(つ)く。文香はほとんど腰など使いません。騎乗位も嫌がります。身体の相性が合うのか? それとも今までの欲求不満を彼にぶつけているのか? 何にしろ文香はすっかり朝井の虜(とりこ)だと確信しました。 №06に続く
2016/11/12
中14〖恋に恋した妻〗PART23
PART22
「正直に言って。オナニーってしたことある?」と偽哲平の僕(波戸真一:はと・しんいち:29歳)が尋ねる。
『あるけど。』って妻(波戸咲希:はと・さき:29歳)が返信をした。
「最近は?」
『たまにしている。』
「どんな時?」
これは返信に時間がかかる。
『昼間とか。あと、旦那とした後とか。』
「なぜ? 物足りないから?」
『そんな風に言わないでよ。』
「でもそうなんでしょ? 自分で処理するんだ。どうやって?」
『どうやってって言われても普通だよ。』
「どこで?」
『昼間は寝室かな。した後は旦那が寝た後トイレに行って。』
「何考えてするの?」
『何って? わかっているのに聞くの? そう意地悪言わないで。』
「聞いてほしいんだろ? 何を考えてオナニーしてんの?」
『君のこと。』
「ちゃんと言えって!」
『君とのセックスを思い出してして。あと君とのメールを見ながらとか。』
「やばいね。」
『うん。本当最近やばい。終わってベッドへ戻る時とか本当ごめんって思うよ。』
「先輩に?」
『そう。』
「今もしてるの?」
『してないよ!』
「濡れてる?」
『わかんない。』
「触ってみて!」
『いやだ!』
「本当のこと言って!」
『やだよ。』
「じゃあ僕のちんこを想像してみてよ!」
『絶対にいやだ!』
「今から僕と生でするとこ想像してオナニーしてみてよ! 僕に生ちんこでガンガン突かれるのを!」
すると、リビングの扉が開く音が聞こえ、咲希(さき)がスリッパを鳴らして廊下を歩く音がする。妻はトイレに行ったようだ。それで僕は扉の前に聞き耳を立てに行く。中からは、スリッパが地面を擦る音と共に、『……っん……くぅ。』って咲希の辛そうな声が、ほんの微かに聞こえてきた。
僕はそこでどう表現していいかわからない感情に襲われる。やはり怒りや失望じゃない。
初めて女の子を好きになった時のような、そして初めて射精を経験した時のような、むず痒くて、でもどうしたらいいかわからず、ただ股間を布団に押し付けていた頃のような感覚を思い出した。
やがて水が流れる音がする。しかし、それと同時に、『はぁ……。』って、まるで男が射精した時のような声が漏れてきたのを聞き逃さなかった。また、こっそり部屋に戻ると、しばらくすると、≪もうやだ。君が欲しい。馬鹿。もう最悪。どうしよう。やっぱり会うのはやめよ。絶対やばい。≫って返信がくる。 PART24に続く
2016/11/19
中3〚三角関数〛12話
11話
加賀美遥(かがみ・はるか:26才=僕の彼女)と親友の村橋一翔(かずと:27才)とのディープキスが(とにかく、すんげーエロかった!) 二人ともお互いを求めて、自分の舌を絡めにいっている。遥は僕(磯村耕平:いそむら・こうへい:27才)が後ろから突いているのなんて忘れているのじゃないかってくらい、一翔の口に吸い付いていた。
遥のアソコの中はさっきよりもグッと締まってきて、またとんでもなく濡れている。僕は自分のチンコの感覚がだんだん遥のアソコと一体化してきているような気がして、とにかく無心に腰を動かし続けた。
『あああ…! ダメ、もうイキそう…!』
遥が右手で一翔の頭の後ろを持ったまま、一翔の目を見て言う。
〔いいよ。イッちゃえよ!〕と一翔が答えた。
『あ…! あああ…! イク…イッちゃう…!』って言葉の後に、二人はまた舌を絡めはじめる。
それからすぐに遥はイッた。遥の中がビクビク動いているのがよく分かる。僕は腰の動きを止めてチンコ全体で遥の中の動きを感じていた。遥はイキながらも一翔と舌を絡めている。それで僕はなんだかとんでもないものを見ている気がした。
遥の中はまだ動いていたのだけど、僕は遥から自分のチンコを抜く。アソコの周りと肛門あたりがヒクヒク動いているのを見ていたかった。一翔と遥はまだ舌を絡めている。なんか雰囲気がやばい! 一翔のチンコもすごいことになっていて、遥がさっきからずっと手でしごいていた。
僕がチンコを抜いたことに遥は何もいわず、舌を絡めながら、そのまま一翔の上に跨がる。 そして、そのままの格好で、自分の手で一翔のチンコを自分自身に挿れ始めた。一翔も何も言わず遥の腰に手を回して、遥が動きやすいように腰を浮かせている
ガチガチになっている一翔のチンコは呆気なく遥のアソコに入り込んでいった。一番奥まで腰を沈めると、遥が思わず『あああああっっっ!』って声を出す。一翔は〔うわ、遥ちゃんの中、まだビクビクしてんじゃん。〕と言いながら、対面座位? の体勢で遥の胸に顔を埋めた
咄嗟に僕はその場から移動して、ちょっと離れたところから二人のセックスを見たくなったので、ベッドから離れてテーブルの横に移動する。しかし、それを見て二人とも何も言わない。 13話へ続く
2016/11/28
中14〖恋に恋した妻〗PART24
その晩、僕(波戸真一:はと・しんいち:29歳)は激しく妻(波戸咲希:はと・さき:29歳)を求める。僕が忘れさせてやると本気で頑張った。咲希も激しく喘いでいる。それは演技とは思えなかった。何度も激しく身体を痙攣させている。その様子を、不思議と冷静に、ああこれが本当にイッてる咲希なのかと、観察することが出来た。
でもやはり咲希は殆ど目を瞑っていて、僕とは目を合わそうとしてくれない。というよりは、必死で僕のことを見ようとするものの、やはり気まずさに耐え切れず、やがて逸らしてしまうといった感じ。キスも全然乗り気じゃなく、露骨ではないものの、あまりしたくなさそうな感じだった。でも中出しはOK。咲希の本音がますますわからなくなる。
後で確認すると、その晩に咲希からLINEが来ていた。(もちろん河野哲平:こうの・てっぺいにだ。)僕が寝た後に送ったのだろう。『ずっと君のこと考えていた。』これには僕も流石に焦りを感じ始めたが、どう幕を下ろせばいいかわかりません。また、とても自制が利かないほど興奮していたので、哲平モードに入りこんだまま続行してしまった。
「考えたって何を?」
『君に抱かれたいって。最悪だよね。』
「旦那さんのこと嫌いになったの?」
『そんなわけないでしょ!』
「今の生活に不満?」
『違うよ。』
「でも僕と会いたい?」
『君って本当に意地悪だね。』
「咲希さんから会いたいって言ってくれたら会ってあげるよ。」
『会うのはもう絶対駄目。本当もうやばいから。』
「何がやばいの?」
『君とのことよ。』
「本気になりそう?」
『てゆうか、前からタイプだなって思っていたんだ。』
「それはいつから? 最初から?」
『ごめんね。もう本当やめよう。あたし本当馬鹿だなって思う。君とするのすっごい気持ち良いし、君のことも好きかもだけど、でももうこれ以上はもう無理だよ。もう真一君裏切りたくないの。ごめんなさい。』
僕はここで頃合かと思い、最後のつもりでメールを送った。そして、ちゃっかり自分の本音とフォローも入れて「わかった。苦しませてごめん。でも浮気なんて、誰でもしちゃうもんなんだから、そこまで背負わなくてもいいと思うよ。ただ旦那さんは、今のところ絶対してないからそれは安心していい。これからもしないと思うよ。あの人、咲希さん以外眼中ないから。」
その後、こっそり覗いたら咲希は涙目になっていた。哲平との関係を清算したのが辛かったのか? それとも僕への罪悪感によるものか? それは解からない。 PART25へ続く
2016/12/09
中18〚目覚め〛パート13
パート12
「怜奈ちゃん、オッパイ見せてよ。」
僕(河村澄夫:かわむら・すみお)は無理を吹っ掛ける。
〚そんなっ! 出来るわけないでしょ! こんなに明るいのにっ!〛
「えー、怜奈ちゃんのオッパイが見たいなぁ。きっと瑠璃子たちも興奮すると思うんだけどなぁ・・・・。」
〚うぅ・・・。〛
古川怜奈(こがわ・れな)は困ってしまう。
「ほらぁ早く! 自分で服まくって見せて!」
〚私が自分で、ですか?〛
「うん。だって怜奈ちゃん、僕にセマってるんでしょ?」
〚ちょ、調子にのってぇ・・。〛
怜奈はゆっくり上着とブラジャーを一緒に胸の上までめくった。ちょっと小さめだが形の
良い胸が、プルプル震えている。
「可愛いオッパイだね、怜奈ちゃん。」
〚うるさいっ!・・もう変態!〛
僕は至近距離で怜奈の乳首を見つめ指でピンと弾く。
〚あっ! ちょっとぉ何してるの?ッ〛
「いや、綺麗なオッパイだけど感度はどうかな? と思って・・・」
〚別にそんなテェックいりません! も、もういい? 死ぬほど恥ずかしいんだからぁ・・・。〛
怜奈はそのままの格好で、顔を少しそむける様にして恥ずかしさに堪えている。僕はそん
な彼女の姿に興奮してしまい、怜奈の胸にむしゃぶりついた。〚ああん・・んっ・ふぅん・・・はぁん。〛って怜奈は声を出しながら、僕のお腹にクイックイッと腰を押し付けてくる。
僕は、僕と怜奈の間から下へ右手を伸ばし、怜奈のスカートの中に入れた。パンツの上から股間を撫で怜奈の反応を窺うが、拒否する様なそぶりは見せなかったので、パンツの端から指を入れ直接触る。そこはもう既に熱く柔らかくなっていて、びっくりするくらい濡れていた。
僕の指が中心を探り当てると、イヤらしく指に吸い付いてくる。僕は誘われる様に、指を進入させた。
〚あふぅ・・あっ・あっ・あっ・・あああん。〛
「うわぁ! 怜奈(れな)ちゃん、凄いよ!」
怜奈はもう僕の声など聞こえないかの様に、腰を動かしながら僕にしがみついてくる。
〚も、もう・・ダメ!・・・ああ・・我慢出来なくなっちゃう!〛
「いいよ。我慢しないで。」
〚だめぇ・・ああ・・もう・・抜いてくだ・・あ・・あん!〛
そう言うと怜奈は腰を上げて僕の指を抜いてしまった。 パート14へ続く
2016/12/13
中12 《我儘と公認》 №06
《妻(小野寺文香:おのでら・ふみか:33歳)と友人の朝井仁志(あさい・ひとし:38歳)のセックスを見てみたい。間近で見たい。》と思い、朝井にその事を告げるが、〔それは絶対ダメだよ。〕と断られてしまいました。それではと「ビデオカメラで撮ってくれないか。」と頼みこみますが、それも拒否されてしまいます。女房を他人抱かせるという〖寝取らせ〗の現実をこの目でみたかったのですが、〔それだけは勘弁してくれ。〕と最後まで実現出来ませんでした。
朝井と文香は一年すこし続きましたが、結局朝井の体力の低下と共に新鮮味と言うか刺激が減少すると二人のデート回数も次第に減って行きます。妻(文香:ふみか)も朝井への情熱が少しずつ冷めていったようです。言葉が違うかも知れませんが自然消滅でした。
それでも私(小野寺宏一:おのでら・こういち:38歳)の寝取られ願望の火は消えてはいません。目の前で妻のマンコに突き刺さる〖寝取らせ〗を見てみたい。悶える様子を見たい。出来れば、中出しされた精液の流れ出す所を見たい願望がまた首をもたげて来たので
す。
完全に朝井仁志と切れたのは妻が35歳の頃でした。夏休み子供達だけを私の実家に預け妻
と温泉へ行った時です。名も知れてない小さな湯治場的な温泉旅館での興奮する出来事が・・一泊二日の久々の夫婦での旅行でした。そう広くもない名ばかりの大浴場に入るとお年寄りばかりです。洗い場に椅子を枕に寝ているおじいさんもいました。
私は、山からの風を受けながら風呂からあがってくる妻の文香を待ちます。そこへ白い服を来た人が通リました。マッサージさんです。《そうか~お年寄りが多いから頼むんだな》と自分で解釈してしまいました。
しかし、その“マッサージ”で思い出します。ネットで呼んだ性感マッサージの事を、妻に性感マッサージをさせると、それなら目の前で見られると思ったのです。すぐその人を急いで追い掛けると、まだ玄関にいました。「あの~すいません。」と声を掛けると
こちらを向き、[ハイ。何でしょうか?]見ると私達と同年代と思われる人でした意外と若いので驚いた。
「あの~突然ですが、マッサージの方ですか?」と尋ねる。
[ハイそうです。]
「今夜、頼めますか?」
[何時頃ですか?]と聞かれ
「九時はどうですか。」
すると携帯で何やら連絡するようですが出ないようでした。
[すみません。予約確認しようと思ったのですが、係が帰ったみたいで・・・あの~よろしければ携帯の番号を教えてもらえます。今から一度戻り確認してこちらから後でご返事をします。]
私は彼に番号を教え、連絡を待つ事にしました。その時に渡された名刺には松崎治療院 松崎 博史と。 №07に続く
2016/12/30
中16〖これでいいのか?〗第5話
第4話
恐らくは親友の松野文也(まつの・ふみや:33歳)が大の字に寝て、妻の吉永茉莉奈(よしなが・まりな:28歳)は四つんばいになってしゃぶっているのでしょう?ピチャピチャと言う音に混じり、時折妻が『んっ・・・。うん・・。』って言った甘いと息を漏らしています。〔まりなさん上手いね・・・。凄く気持ち良いよ。〕、『本当? 良かった・・・。』フェラチオを褒(ほ)められ喜ぶ妻・・・。私(吉永和彦:よしなが・かずひこ:32歳)の嫉妬は尋常ではありません。
〔おれも舐めたいな。〕
『えっ? それは恥ずかしいよ・・・。』
私は殆どクンニリングスはしたことがありません。妻は舐められるのが好きなのは知っていましたが、当時若かった私は舐めるのはあまり好みませんでした。
松野は音を立てながら妻を舐め始めます。妻の声は更に大きくなっていきました。
『あっ・・あっ・・・。だめ・・・。恥ずかしいから・・・。』
しかしそれは、嫌がっている声ではありません。
暫くして、〔まりなさん、また舐めてもらって良いかな?〕と再度フェラの要求です。『うん。』って嬉しそうにさえ聞こえました。今度は茉利奈(まりな)に舐めさせながら、妻の体・・・。恐らくは下半身を弄(いじ)る松野。妻の声はどんどん大きくなります。妻がすっかり濡れて、弄られる度に音をさせてしまっていました。私は今すぐズボンを脱いでしごきたくなるのを押さえ、摩っては止め、摩っては止めを繰り返します。
〔まりなさん、もう入れて良い?〕
ついにこの瞬間が来ました。
『うん・・・。』
体勢を入れ替える様な布団の擦れる音・・・。
『ね・・・。久しぶりだから・・・。ゆっくり・・・。お願い・・・。松野君の太いし・・・。』
〔分かった、でもこんなに濡れてるから大丈夫だよ。〕
『あっああっ・・・。』
挿入されて行く妻の出す声がとてもいやらしく聞こえます。
『凄い・・・。おっきい・・・。ああっ・・・。』
って茉利奈は素直に感じていた。
〔やっちゃったね・・・。気持ち良いよ・・・。〕
『うん、私も・・・。』
嫉妬で私は頭がおかしくなりそうです。
久しぶりでペニスを迎え入れても妻は痛がったりもせず、私とのセックスより明らかに感じていました。リビングにいても聞こえるのでは? というほどの妻の喘ぎ声。暫く松野のペニスに突かれ、喘いでいた妻が口にします。
『ああ、だめ・・だめ・・・。』
〔ん・・? 痛い・・?」
『ううん・・・。平気でも・・・。い・・いっちゃう・・・。』
ショックでした。実は私は妻をいかせたことがありません。指ではありますがセックスそのものでは一度も無く、妻曰くセックスではいかないと言われていましたので、当時はあまり気にもしていませんでした。が、今妻(吉永茉莉奈:よしなが・まりな:28歳)は松野に抱かれて『いく。』って口にしています。 第6話に続く
2017/01/28
中14〖恋に恋した妻〗PART25
しばらくは夜の生活そのものが無かった。しかし、最近は、哲平に抱かせる以前のような、まったりとしてセックスに戻っている。この夜は、僕(波戸真一:はと・しんいち:29歳)の目を覗き込み、妻(波戸咲希:はと・さき:29歳)からキスをねだってきた。
僕と咲希の関係は、少なくとも表面的には何の問題も見えないまま、以前と同じような円満な夫婦生活を送っている。一緒にTV番組に突っ込みを入れあって笑ったり、週末も大体咲希が計画して遠出デートをした。夜の方も最低週イチ。自分で言うのもなんだが、理想の夫婦といっても過言では無いと思っている。
一方後輩の河野哲平(こうの・てっぺい:27歳)の方も、前回の報告直後に例の彼女と無事付き合い始めていた。ただ後述する理由で、現在ではもう別れる寸前らしい。付き合った直後に僕と飲みに行ったら、〔咲希さんのが全然良いおんなですよね。〕なんて冗談交じり?(真剣かも)に言われて、少しは優越感に浸った。
偽哲平メールについては、送ってはいたのだけれど、それはもう完全にシカト(無視)されている。別に≪会いたい≫というメールじゃなくて、普通に世間話なのに、それももう一カ月以上完全に相手にされなくなっていた。流石にもう無理かと思って送るのを一度やめる。
ただ咲希が僕との性生活に満足していないということは懸念事項だったから、その部分に対しては正攻法で、ちゃんと正面から話し合ってみることにした。咲希が性的に不満を持っているというのは、普通の夫なら屈辱を感じる人が多いのかもしれないが、どうも僕には結構な被虐嗜好があるようで、その状況すら興奮出来る。
ただそれは僕自身の話であって、咲希が結婚生活の一部に不満を持っているという事実は、やはり申し訳ないと思うので、そこについてはなんとか解消したいと思った。離婚の心配
はしていないが、かといって咲希の気持ちをないがしろにするなんて事はもっての外だと考えている。
僕は話をするきっかけとして清水さんという、最近離婚した同僚を利用させてもらった。
「咲希、清水さんって憶えてる?」
『んー、なんとなく・・。』
「あの人が離婚しちゃってさ。」
『えーそうなんだ。』
おそらくは本当に記憶の片隅にいるかどうかくらいの存在の清水さんの離婚に、思った以上に気落ちした様子の咲希の表情。
気のせいかもしれないが、哲平との一件以来、咲希は離婚とか浮気といった言葉に敏感になっている気がする。そういった相談を受ける法律のTV番組なんかは、以前は別に積極的に見るわけではなく、たまたま映っていたら、なんとはなしにそのまま観る、といった感じだったのに、今ではさっさとチャンネルを変えて観ようとしない。浮気がテーマのドラマや映画も同様。まぁそれはただの考えすぎなのかもしれない。 PART26へ続く
2017/02/01
中9〖妻の写真集〗 Vol.16
Vol.15
〚ありがとうございます。ご主人のご理解ある決断を、決して無駄にしない芸術作品を作
ります。〛と小松庄司(こまつ。しょうじ:57歳)氏が私(水沢修平:みずさわ・しゅうへい:31歳)に頭を下げる。その場ではもう妻(水沢杏璃:みずさわ・あんり:30歳)の意思などは関係ないようでした。そう、杏璃はもう考えてはいけないのです。私たちに生まれたままの姿を晒して感じた思いを、そのまま小松氏の前で見せればいいのです。すべて小松氏に任せれば、妻は女として、人間として、今まで一度も味わったことのない神から与えられた悦びを感じられるはずなのです。
〔さあ、杏璃(あんり)さん。もう舞台の幕は上がっていますよ。〕
いつの間にか上半身裸になっている広田海斗(ひろた・かいと:27歳)君は、その厚い胸板を妻に向けてしゃがみ込み、やさしく杏璃の肩を抱きます。思考能力を失った妻の杏璃はその腕に引かれるようにゆっくりと立ち上がりました。
小松氏はいつの間にかカメラをかまえ、二人をファインダーの中に捕らえています。私たち三人(私と浜崎夫妻)は、すでに撮影が始まったことを悟り、再びスタジオの隅にその身を隠します。
スタジオ中央で広田君と妻は向かい合って立っていました。広田君の下半身はジーンズだけで、上半身は裸です。盛り上がった背筋と均整のとれた逆三角形の身体が、洋服を着ていた時のイメージとはまるで違って、男性の逞しさがはっきりと伺えます。
杏璃はバスローズに袖を通していますが、帯は巻かれていません。その裾が広がらないように、胸元で襟を握り締めている姿が、妻の現在の心細さを物語っていました。それから、広田君は妻の細い肩に両手をかけます。
“カシーン・カシーン・カシーン・・・・”
連射モードの小松氏のカメラが二人を捕らえ、高速で記録していきます。
〔今度は先生のカメラを意識しないで下さい・・・あたなのシャッターチャンスは僕が演出
しますから・・・。〕
広田君はそう言うと肩にかけていた両手を、バスローブの襟を握り締めている妻の両手に添えました。力の抜けた妻の杏璃は広田君に抵抗すらできません。
広田君はあっさりと杏璃の手からバスローブの襟を奪うと、自分の目の前で大きくそれを広げ妻の身体からバスローブを剥がし取りました。私たちの見ている前で、妻は再び全裸を晒されたのです。しかし、先ほどのヌード撮影の時の身体とは明らかに違って見えました。まるで今から始まる聖なる儀式を待ち望んでいるかのように、杏璃の身体は準備を始めているように感じました。 Vol.17に続く
2017/02/18
中14〖恋に恋した妻〗PART26
PART25
「なんかすごく下世話な話なんだけどね。」
『うん。』
「清水さんのところ、やっぱり早い段階で夜とかが無かったみたいでさ。」
これは僕(波戸真一:はと・しんいち:29歳)が勝手に作ったストーリー。清水さんには申し訳ないと心の中で謝罪。
『そうなんだ・・。』
「こないだ飲みに行った時にさ、それも原因の一つだったんじゃないかって凹んでいた。」
『そっかぁ。まぁ色々あるよね。しょうがないわよ。』
覚悟はしていたけど、少し気まずい空気が流れる。
「あのさ、こんなの改めて聞くのもあれなんだけど・・。」
『なになに?』
「咲希は不満じゃないの?」
『え?』
「ああだから、その・・・夜のとか。まぁそれに限らず、他にも色々とさ・・。」
『え! あ、ああ。ないない。ないよ。あたしはない。ないよ!』
妻(波戸咲希:はと・さき:29歳)は慌てた様子で、胸の前で小さく両手を振る。本音を知っているから、それが嘘であるのは明白だったのだけど・・・まぁ僕への気遣いなんだろうと好意的に解釈。
「いや案外付き合い長いとさ、そういうのって言いづらいこともあるじゃん?」
『うんうん。』
「でもほら。これからもさ、ずっと、その、二人でうまくやっていきたいしさ。」
『うん。そうだね。』
「ちゃんと話し合って解決できるならさ、しといた方がいいと思って。」
『あー、うん。本当にそうだね。でもそんなの本当ないよ。わたしは。うん。全然大丈夫。』
その後も、わりとしつこく聞いたのだけど、結局咲希が本音を言ってくれることはなかった。『これからもよろしくね。』ってニコニコモジモジしながら言われただけである。
相性なんかに問題があろうと、ちゃんと話し合えば、色々と多少は良くなると思ったのだけど、咲希は罪悪感からか、それとも倫理観からなのか、とにかく頑(かたく)なに僕で満足していると言い張ってしまう。夫としているのに、欲求不満になっているなどと、本人に向かって意地でも認めたくないのかもしれない。それは咲希の優しさなのだろうけど。かといって、僕から「知っているんだぞ!」なんて問い詰めることも出来なかった。
その日から咲希は、セックス中に少し演技をするようになる。わざとらしいとまではいかない。でも、そういえば、いつもより少し声が大きいかなとかその程度。(これについては気のせいではなく、後述の部分で確認が取れている)かといって、それで萎えたりはしない。むしろどちらかといえば、そんな咲希の姿に興奮してしまう。でも《咲希に対して申し訳ないな。》という気持ちの方が、徐々に強くなってきてしまった。 PART27へ続く
2017/02/24
中12 《我儘と公認》 №07
№06
今のマッサージ(松崎博史)さんなら清潔感も有り、妻(小野寺文香:おのでら・ふみか:35歳)も受けてくれるだろうと思いました。私(小野寺宏一:おのでら・こういち:39歳)が返事を今か今かと待っていると携帯が鳴ります。[9時でしたね、大丈夫です。ご予約受け承りました。]と丁重な返事があり、時間と料金を教えてくれました。
私は思い切って、「あの~ちょっと、お話づらいんですが 受けるのは家内なんですが・・性感・・。」とまで言うと、[ああ~分かりますよ。時々そう言うお客様いらっしゃいます。]と、こちらが安心する言葉が出てきます。しかし、[ご無礼とは存じますが 手前どもは本番まではお断り致しております。]と続きがありました。私は「ハイわかりました。あの・・家内を楽しませて頂ければ・・・(冷や汗が脇の下を流れます)・・・それでお願い出来ますか?」と言うと、[奥様はご了解されていますか?]と訊かれました。
「ハイもちろんです。」咄嗟に嘘が自然と出たのです。それは後からのトラブルを心配しての確認だったようです。[それでは9時にお伺い致します。]と言って電話が切れました。私はフロントにその事を告げ、思い掛けず汗をかいたのでもう一度風呂へ向かいます。
風呂からあがり部屋へ帰ると、妻に『遅かったね。』って言われ、『お腹減ったよ~。』の言葉に従い食事処へ向かいました。あまり飲むと眠気が来るので後々の事を考え控えめにします。一時間掛けゆっくり食事を終え、その辺を散歩し帰りました。
まだ明るさの残る夏の夜です。私は文香に、マッサージを頼んだ事やそれは普通のマッサージと少し違う事を。それから「もう一度、お風呂に入り、下着は着けないように。」と言うと、妻が『何かで読んだ事ある。それエッチなマッサージでしょう! ああ~性感マッサージだよね。』って私を見つめました。
私が「でもアレはしないんだよ。」と答えると、『ふ~ん。ならパパも安心だね。』って意味深な笑みを浮かべるのです。それから妻はそのままもう一度風呂へ行きました。午後8時半ごろです。フロントから[お布団を敷にまいります。]の電話があり、「いいえ、こちらで適当に敷きますから。」と返事をすると、[申し訳御座いません。]と恐縮していました。
丁度9時に、部屋の電話が鳴ります。それはまたフロントからでした。[お頼みされていた マッサージさんがお見えになりました。]と告げられます。「さあ~来たよ。下着は着けてないよね?」と聞くと、文香は浴衣の前をパア~と開き陰毛丸出しに、【貸し出し】を知った妻は もう恥じらいを無くしたのかと思いました。トントンとノックする音がして、[失礼致します。]とマッサージさんが入って来ました。 №08に続く
2017/04/13
中16〖これでいいのか?〗第6話
第5話
〔逝って良いよ。俺もいきそう・・・。〕
『あっ・・あっ・・・。良いの・・?だめ・・あっ、いくいく・・・。いっちゃう・・・。』
妻(吉永茉莉奈:よしなが・まりな:28歳)は声にならない声を発し、松野文也(まつの・ふみや:33歳)に逝かされた・・・。
ふと我に返り、まずいと思った私(吉永和彦:よしなが・かずひこ:32歳)は2人に気が付かれない様にまたそっとリビングに戻りソファーに横になります。そしてソファーに戻り、つい今さっき起きた信じられないことを思い出しながら2人が戻るのを待ちました。我慢汁でパンツがべちゃべちゃになっていることに気がつきますが着替えるわけにもいきません。
2人を待つこと10分程度(時計を確認したわけではありませんが)。私は《遅いな。》と思いつつも、今様子を見に戻ると鉢合わせしてしまうかも知れないと、待ち続けます。しかし、いくら待っても2人は戻りません、30分以上確実に経っていました。《まさか2回戦が・・・? それとも話でも?》気になりますがタイミングを逸し、仕方なく待つことにしましたが、いつの間にか寝てしまいます。
『ねえ、起きて・・・。もう松野さんは帰ったわよ・・・。』って体を揺すられ、妻に起こされました。「ああ、寝ちゃったのか。松野帰ったの?」すぐに先程の出来事が思い出されます。『全然起きないんだもん。いつものことだけどね。』妻には全く変わった様子が見られません。
「ごめんごめん、そっか・・・。」妻の顔を見ることが出来ず、何故妻はこんなにいつも通りなのだろうと不思議に思いながら・・・。茉莉奈は何も言ってきません、松野に抱かれたこと、そしていかされたこと・・・。私に内緒の行為なのでしょうか? さっぱり分からないまま、私も動揺してしまっていて聞くことが出来ずその日の夜はそのまますぐに寝てしまいました。さっきまで妻が松野に抱かれていたベッドで・・・。
《妻にとって、これは浮気の様なものなのだろうか?》私は寝ていて知らないはず、という状況で起きたことですのですっかり混乱しました。なにせセックスレスな上、打診したのは私ですから文句はもちろん言えません。言う権利もないと思っています。
ただ嫉妬は凄かったのでした。茉莉奈は私がいうのもなんですが、それなりのルックスをしていると思います。美人と可愛いのハーフ&ハーフで、新垣結衣(あらがき・ゆい)に似ていると良く言われていました。若い頃は遊んでいた時期もあったようですが、決して安いタイプでもないはずです。それだけに今回のことはここまでいくと思わずショックでした。 第7話へ続く
2017/05/07
中19『いいわよ。』第9話
第8話
「そういう事なんだよ・・・。」
〔はぁ・・・でも奥さん(片岡友里恵:かたおか・ゆりえ:28歳)・・・オレ・・・奥さんの大事なトコ、覗きこんだりしませんから・・・。〕
「武田(幸生:たけだ・さちお:26歳)、オマエ、わかっているだろうな・・。」
〔モ・・・モチですよ・・先輩(片岡信哉:かたおか・しんや:28歳)・・・。〕
「ユリエ、もう、風呂入ってるようなもんだから・・・脱いじゃえば・・・。」
『いいの? あなた(片岡信哉)・・・わかったわ。でも武田さん、お願いだから・・・ホントに覗きこまないでよ・・・。』
〔わかっていますよ・・奥さん。〕
『約束よ・・武田さん。』
渋々、妻(片岡友里恵)はズボンの腰に手を添え、まず腰から下に下ろし・・・この時点で友里恵は背中を向けたままなので、白桃2つの亀裂が武田の視野に入ります。武田が唾を飲み込む音が聞こえました。3人ともそれぞれが緊張し、その後何も会話がないまま、妻は足を上げ始め・・・ズボンから足を抜きさります。
それで、とうとう妻は武田の目の前で、一糸まとわぬ全裸となりました。友里恵の後ろ姿を完全に武田に見られています。武田は、妻のカンジンな場所を見る前から、これ以上ないドス黒く脈打つムスコ(ペニス)を屹立(きつりつ)させていました。
妻の友里恵は、俺(片岡信哉)のいる方に向かってオッパイを腕ブラしていますが・・・どう
しても隠しきれず、腕から肌茶色の乳輪がはみ出てチラチラ見えしまっていました。そして、下腹部に適度の隆起を伴った恥骨を覆う黒々とした林が、妻の秘密の花園へ誘う道しるべのように生い茂っています。友里恵は、武田に見られまいとしてもう一方の手で隠していますが、乳輪同様、どうしても周囲のマン毛がハミ出て見えてしまっていました。
いよいよ妻の全裸姿態を、初めて他人のオトコの前に差し出し・・・友里恵を・・・妻のカラダを妄想し続けてきた後輩(武田幸生)に・・・目の前で生で見られる屈辱の瞬間が・・生涯最大の屈辱と興奮です。
武田は、もう遠慮もなく、この時間を楽しもうとしていました。
〔すみませんけど、奥さん・・・風邪引いちゃうんで、早くこっち来てボクのカラダ洗って下さいよ!〕
友里恵は、すっかり酔いが醒めたようです。
『あ・・・あなた・・・・どぉしよう・・・。』
妻のハダカが晒されて武田が悦(よろこ)ぶ姿は見たくはない・・・でも、恥辱と共に襲ってくる興奮を味わってみたい・・・。腕ブラと片手で恥骨を隠しながら背を向けている妻に向かって、武田は調子に乗って言いました。
〔奥さん、この期に及んでタオルなんかで隠さないでくださいよ! さ、さ、早く早く!〕
俺に視線を向ける妻に、無言で頷いてしまいます。
『わ・・・わかったわ・・・あなた・・・。』
遂に妻は、武田に振りかえり近づき始めました。 第10話に続く
2017/05/27
中23<気持ち>第9回
第8回 2016/01/10
隠し事を持っていると、些細な事にもビクビクしなければなりません。どんなに旨く隠しているつもりでも、もしもと思う気持ちが働くのでした。今の妻(来栖有紀:くるす・ゆき:39歳)は、その恐怖に怯(おび)えているのかも?
「この前の電話だけどな、誰だか分かったよ。見せたいものがあるんだ。」
私(来栖正敏:くるす・まさとし:43歳)が着替えも済ませずソファーに座り、深刻な声で溜息を吐きながらですから都合の悪い話なのは感づいているはずです。こちらに目を向ける妻の表情に不安の色を隠せないのが分かりました。
「悪いとは思ったが、色々調べさせてもらったよ。」
有紀の視線に落ち着きがありません。
「電話の話をした時、有紀は誰だか分かっていたんだろう?」
『・・・いいえ・・・。』
その後に何か続けたかったのでしょうが、言葉を飲み込んだようでした。これから私がど
んな話をしようとしているのか分からない以上、余計な事を話さない方が得策だと思ったのでしょう。
「回りくどい話はしない。」
興信所の調書を妻の前に突きつけたのでした。
「食事に誘った時に見ちゃったって言ったよな。変な電話の後だったんでな。まさかと思いながらも疑ってしまった。あの後電話も来ないし、お前の様子も不自然だった。真面目(まじめ)過ぎたものな。それで今回の出張に目を付けたんだ。何かあるんじゃないかとね。でも、信じたいと思う気持ちが強かった。だから調べさせていたんだよ。ちゃんと目を通して答えてくれないか。」
有紀はゆっくりと封筒を開いて中の調書を見ている表情が暗くなり、顔色がみるみる青白くなっていきます。
「この前の男(石川信夫:いしかわ・のぶお:27歳)と一緒だったんだな。」
『・・・・・・。』
「黙っていたって、そこに全てが記されている。ホテルの部屋も一緒だったんだろう。言い逃れは出来ないよな。」
何か良い言い訳を考えようとしても、興信所の調書は完璧でした。言えば言うほど墓穴を掘るでしょう。そのくらいは妻も気付いていました。
『何時から疑っていたの?』
視線を逸らし、時には合わせて聞いてきます。
「あの電話からだ。俺の番号を教えたのは、お前か?」
『違うわ。教えたりしない・・・。』
「そうか。まぁ、いいや。だけど何時から、こんな関係になった?」
『・・・・・・。』
「俺と別れたいのか?」
『・・・そんな事、思っていないわ・・・。』
妻の有紀はうつむいて呟くように答えました。 第10回に続く
2017/06/02
中16〖これでいいのか?〗第7話
第6話
妻(吉永茉莉奈:よしなが・まりな:28歳)を寝取られた翌日、私(吉永和彦:よしなが・かずひこ:32歳)は早速松野文也(まつの・ふみや:33歳)に連絡し、「今日時間が取れたら食事でも。」と呼び出しました。当然ながら松野も要件は分かっています。話も込み入った話ですので居酒屋の個室を予約し私は彼より先に店につき、ビールと簡単なツマミを頼み先にやっていました。
10分程遅れて松野がやってきます。
〔ごめんごめん、遅くなって。〕
「お疲れ、忙しいみたいだね。いや、こっちこそ悪いな。」
すぐにでも色々聞き出したいところですが、先ず松野のビールと注文を済ませ、一通り頼んだものが出るまでは落ち着きませんので本題には入らず仕事の話をしました。
頼んだものが一通り出て来て、いよいよ本題に入ります。
〔あ、そうそう昨日はご馳走様でした。〕
「〔ご馳走様〕って、上手いこと言うなお前。」
“妻をご馳走様”と言ったのではないことはわかっていますが、敢えて言ってみました。
〔お前・・・。なんだよそれ・・・。〕
長い付き合いの二人なので、お互いかなり察することが出来る間柄です。
「まあまあ、でどうだった?」
〔やっぱ知っていたんだね? ずっと起きていたの?〕
「いや、本当に寝ていたよ。途中で起きて気がついたんだ。」
〔そっか、どこまでわかってるの? てか良かったのかな? おれも結構酔っていたみたいで・・・。〕
「ああ、俺が言い出したことだから、それは良いんだよ。ただ聞かせて欲しいだけだよ。」
〔・・・えっと、何から言えば良いのかな・・・?〕
「そうだね、初め寝ていたからなんでやれちゃう展開になったのかが良くわかってないんだよ。どういう事そうでなったの?」
〔あ、そこのところか、お前本当に寝ていたんだ。まあいびき凄かったもんな。えっと、お前が「おれとまりなさんでセックスをして欲しい」と言ったでしょ? それからちょっとして寝ちゃってさ・・・。〕
ビールを飲みながら私はやや緊張しながら話を聞きます。
〔で、お前が本気っぽいから、まりなさんはどう思っているのかなという感じで・・・。〕
「ふむふむ。」
〔お前が酔ってあんなこと言ったけど、さすがにおれ相手って無理でしょって言ったんだけど、『知らない人の方が無理。』ってまりなさんが言っててさ・・。〕
「ああ、そうだよ。だからお前に期待したんだ。」
〔みたいだな。で、まりなさんが結構悩んでいたっぽいのね。『主人(お前)がそんなに言うなら考えた方が良いのかな?』とかそんなこと言ってたな。〕
「あ、そうなんだ。」
妻は私にはそんなそぶりも見せず、拒否ばかりだったので正直意外でした。
第8話へ続く
2017/06/14
中19『いいわよ。』第10話
第9話
腕ブラしているものの妻(片岡友里恵:かたおか・ゆりえ:28歳)の肌茶色の乳輪がチラチラと垣間見え・・・片手で恥骨の盛り上がりを隠すもマン毛がはみ出たまま・・・武田幸生(たけだ・さちお:26歳)の背中に近寄る妻の全裸姿に、俺(片岡信哉:かたおか・しんや:28歳)は早まる動悸と胸がハチ切れそうな嫉妬感を味わいました。
武田は呼吸が異常に早まっている様子です。
〔お・・・奥さん・・・両手をふさいでいたらボクのカラダを洗えませんよ・・・。〕
『・・・。』
〔あのぉ・・・早く洗ってもらわないと風邪引いちゃいますよ・・ボク・・・。〕
『え・・えぇ・・・。』
〔さぁ、早く・・・お願いしますよ・・奥さん・・・。〕
『わ・・わかったわ・・・・・。』
遂に妻の友里恵は・・・両乳首を隠していた腕を・・・・武田の背後で・・・腕を・・・下ろしてしまいました・・・・。武田が日頃妄想し、何度も見たがっていた妻の乳首が・・・今、武田の目の前の鏡に恥ずかしげに映っています・・・。さらには、至近距離に乳輪の中央にある妻の乳首を、武田は振り向きながらジッとガン見し・・・それで、私は脳天がカッとなり血が逆流したような意識に襲われ、卒倒しそうでした。
私のみが知っている友里恵の乳首を、武田は自分も認知した事で私に対し勝ち誇ります。
〔先輩・・・悪いっすけど・・・今まで妄想の範囲だったものが・・・ボクの目の前に・・・あざぁ~す!〕
「チッキショ~くやしいよ!・・オマエなんかに・・・女房の全裸姿を生で見られちゃって・・・。」
〔いやぁ・・・左手の薬指に光るリングが・・・またそそりますねぇ・・人妻のハダカ・・・それと、ボクが想像していたより・・奥さんの乳首って長めなんですね・・・もしかして奥さん・・ボクに見られて勃ちゃってます・・・?〕
『やめて・・・2人とも・・そんな言い方は・・さ、早く洗っちゃいましょ!』
妻はそう言いながら武田の背中を洗い終える。すると、武田は、調子に乗った。
〔奥さん・・当然ボクの前も洗ってくれますよね・・・?〕
『え・・・? 前も・・・?』
「何っ言ってるんだよ!?」
〔先輩、これくらいいいでしょ? さぁ、奥さん・・・ボクのまん前に来てくださいよ。〕
『でも、そんなことしたら・・武田くんに・・・私のカラダ・・ぜんぶ見られちゃう・・・。』
それでも俺が武田を止めないので、妻は私に、『もうどうなっても知らないから・・』のように一瞥しながら、武田の背後から前に出ました。 第11話へ
2017/07/24
中21〖たった1度の・・・〗第3回
第2回 2015/06/19
どんどん下の方まで見ていくと・・・。《・・・っん!・・・あった!》、妻(神崎理央:かんざき・りお:29歳)の画像が出てきてしまいました・・(汗)。僕(神崎哲治:かんざき・てつじ:31歳)は、まさか知り合いに、しかも一番の親友の黒田清輝(くろだ・きよてる:31歳)に見られるとは・・・。それも自分のパソコンで・・・。
目の前のパソコンに映し出された理央の恥ずかしい姿・・・。そして、それを見る私と清輝・・・。この何とも言えない状況に、私の心臓は爆発しそうです。次々に現れる画像には、一目でこの部屋と分かるようなものも有りました。
《ヤバい・・・。バレるかも・・・。さすがにこのタイミングでバレるのはマズいな・・・。》
私がもし正直に告白すれば、長年の願望である“他人とのセックスに悶える妻”の姿が見
られるかもしれない・・・。しかし、小心者の私には告白する勇気は有りませんでした。
「もうそろそろ限界・・・。気分が悪くなったから、ちょっとトイレ行ってくるわ。お前もぼちぼち寝ろや。」
〔そーだな。時間も時間やし、そろそろ寝るか? じゃあ、パソコン切っとくで。〕
「うん、頼むわ。布団敷くから、ちょっと待っていてくれ・・・。」
何とかバレずにその場を切り抜けることができました。
僕は《正直に友人に打ち明けた方がよかったかな?》と自問しました。打ち明けていれば、違った展開になったかもしれません・・・。でも《これでよかったんだ。》と、その時の私には、これが精一杯でした・・・。トイレの中で小休止・・昂(たかぶ)る気持ちを必死に落ち着けます。《せめて理央(嫁)が寝てからやったら、バレたとしても何もできんで終われた。でもまだ風呂やし・・・。っん? そういや、いつまで風呂入っているんだ?》
妻が風呂に入ってもうかれこれ1時間は経ちます。冬ならまだしも、今は夏・・。いつもなら30分程度で出てくるはずで、心配になった私は急いでトイレを出て、風呂場に向かいました。
「おーい! 起きてるか? 大丈夫か?」
『・・・・・・・・・。』
中からは何の応答もありません。“ガラッ”と風呂の戸を開け中を覗くと、そこには湯船の中で爆睡する妻の姿・・・。
「おい! 起きないか! ノボせるぞっ!」
『・・・・・んーー・・・。』
妻は・・・全然起きません。
《どうしようか? さすがに一人でベッドまで運ぶんはムリだな。とりあえず隠せるだけ隠して、黒田に手伝ってもらおう。》
私はひとまず妻の体を湯船の縁まで引き上げて、タオルや脱衣籠にある妻が脱いだ服を取り、体に巻きつけました。 第4回へ
2017/07/25
中21〖たった1度の・・・〗第4回
第3回
「おーい! 黒田! 大変なんだ! ちょっと来てくれ!」
僕(神崎哲治:かんざき・てつじ:31歳)のただならぬ様子に、親友の黒田清輝(くろだ・きよてる:31歳)は急いでこちらに駆けつけてくれました。
〔どうした?・・・あっ!?〕
裸にタオルや服を無造作に巻いただけの妻(神崎理央:かんざき・りお:29歳)の姿を見て、一瞬黒田はたじろぎます。
「すまん。どうも途中で寝てしまったみたいなんだ。悪いけど取りあえずリビングに運んでくれないか?」
〔おっ、おぉ・・・。わかった。〕
妻の両脇を私が持ち、黒田には膝のあたりを持ってもらいました。しかし、いくら大人の男2人でも、意識のない(寝ているだけ?)の妻の体を運ぶのは、正直しんどかったです・・・。
なんとか風呂場から脱出し、リビングまでもう少しとなったところで、“パラッ”と妻の胸のあたりに掛けていたタオルがずり落ちてしまいました。しかし、2人とも両手がふさがれている為、リビングまでもう少しという事もあり、そのまま移動します。黒田もタオルが落ちた一瞬は妻の胸に釘付けでしたが、私の手前すぐに目をそらし、なるべく見ないように横を向いていてくれました。(まあ、横目でチラッチラッとは見ていましたが・・・。)
何とかリビングまで妻の理央を移動し、ソファーに寝かせずり落ちたタオルを妻の胸にかけ直します。
「なんか、あおぐもの探してくるわ。」
確か寝室にうちわがあったはず・・・。子供達を起こさぬよう、そぅっと寝室に入りうちわを探して再びリビングへ戻りました。
「すまなかったな。こんなことになって。こいつ、ふだんあんまり酒や飲まないから、ついつい飲みすぎたんだな。」
〔いや、大事に至らんでよかったわ。それより、お前に謝らない事があるんだ・・・。〕
「何? 胸見たことか? そんなん事故だから、気にするな。」
〔そうじゃない・・・。これ・・・見てしまったんだ・・・・・。〕
そう言うと黒田はパソコンのモニターを起ち上げます。
〔何か気になるフォルダがあったから、ついつい開いてしまったんだ・・・。〕
黒田が開いたフォルダ…、それは投稿用に撮った妻の画像のフォルダでした・・・。いつもは誰がパソコンを使ってもいいように、妻の画像はかなり下の階層に隠すように保存していました。しかし、この日は、先日撮った画像を加工するために一旦デスクトップ上に保存し、そのまま移動するのを忘れていました・・・・・。 第5回へ
2017/08/04
中12 《我儘と公認》 №08
№07
初対面の妻(小野寺文香:おのでら・ふみか:35歳)に松崎治療院の松崎博史(まつざき・ひろし:36歳)と申しますと自己紹介をしました。文香も『お世話になります。』って挨拶を交わします。寝室に灯りを付け 布団の上に妻が正座しました。私(小野寺宏一:おのでら・こういち:39歳)は隣の部屋から襖を半分閉めた状態で見学をします。
〔それでは奥様。始めさせて頂きます。〕と言うと、うつ伏せの姿勢で首筋、肩から揉み始めました。〔奥様。浴衣の帯を緩めて頂けますか。〕と、それで妻は素直に帯を緩めると 松崎さんは器用に肩から浴衣を取り去るのです。妻の背中が露になると さっと 大きなバスタオルを全身に掛けると太ももの半分近くまで隠れてしまいまいました。
背中をマッサージと言うより、やさしく撫でているように見えます。妻は気持ち良さそうに目を閉じたままです。松崎さんの手が背中から腰辺りをバスタオルの下で動いていました。エアコンの効いた部屋でしたが、松崎さんの額に汗が。腰から、その手は盛り上がった臀部、尻の上に大きく円を描くように揉んでいます。尻を開く手の動きでアナルもマンコもタオルの下で 歪な形に変形している事でしょう。文香は何かに耐えているように見えました。
〔奥様。それでは仰向けになってください。〕と告げられると、片方の手を胸に、もう片方で陰毛を隠しながら、仰向けになります。するとさっとバスタオルが掛けられました。その時に妻が私を見て、ニコッとしたのです。なにか余裕を感じました。
松崎さんは、妻の両肩から揉み始めると、段々下へ降り、脇から乳房の下へと、胸の盛り上がりが強調されます。ゆっくり揉み上げた手が 乳房の上に(この時 妻が初めて『アッ!』って声を)そして下から上 上から下へと揉み上げました。バスタオルの上からですが、《妻の文香は感じていると思った。》それは首が左右に揺れているのが何よりの証拠です。妻は感じて来ると首を左右に振るのでした。
胸の次は、太もも全体のマッサージに移ります。閉じられていた妻の太ももを、少し開き気味にし片足ずつ入念なマッサージが続きました。松崎さんからはバスタオルの隙間から覗けば陰毛が見えるはずです。
松崎さんが、今度は文香の両足を左右に開き身体を、その間に割り込ませたのでした。両手を使い、太ももに体重を掛けて、揉んでいます。右、左と交互にでした。おそらく、時々は松崎さんの手が陰毛に触れてると思います。妻の少し興奮した表情を見ていると、知らぬ間に勃起しています。
妻の動きでバスタオルが時々ズレて、乳首がコンニチハする度に松崎さんが直すのですが、途中からは直さずにそのまま出したままでした。今度はその丸出しの乳房へのマッサージに対して、文香は照れ笑いなのか?口元に手を置くと笑みがこぼれています。 №09へ
2017/09/09
中19『いいわよ。』第11話
第10話
まだ、下腹部の花園は手で覆って隠しています。ここだけは他の男に侵略させたくない・・・そんな妻(片岡友里恵:かたおか・ゆりえ:28歳)の意志を感じました。しかし、イスに座る武田幸生(たけだ・さちお:26歳)の視線の位置から少し斜め上に、妻の2つの程良い稜線を伴った隆起・・・その頂きに程良く冠雪したような乳輪・・・そして頂上には妻の乳首が・・・。
〔おおぉ~! ・・・ついに・・・奥さん・・。〕
『覗き込まないって約束でしょ・・・?』
〔だって、目の前にこんな魅力的で素敵な奥さんが全裸でいれば・・・オトコなら誰だって・・・。〕
妻は、武田からそんな告白めいたものを受け、やや気を良くしたのか、
『武田くん・・・いつもそんな風にジロジロと私のカラダ・・・想像して、見てたの・・?』
〔でも、魅力的なんで・・今だってボクのムスコ・・・ほら、こんなんなっちゃって・・奥さんのせいですよ・・。〕
『今、そんなこと言われたって・・・どうすれば・・・?」
〔じゃぁ、奥さんが僕のカラダを洗ってくれる代わりに、僕が奥さんをマッサージしてあげますけど・・・それでいいですよねぇ・・・?〕」
「おい、武田!・・・オマエ何言ってるのかわかってんのか!」
俺(片岡信哉:かたおか・しんや:28歳)は思わずどなってしまう。
〔先輩、そんなに興奮しなくても・・・奥さん・・・疲れてるみたいですから・・・奥さんに対するせめてものご奉仕ですよ・・・。〕
俺はその時、《妻の柔肌に・・・武田の手が・・・妻のカラダに・・・武田の手が・・・妻の全裸肢体に触れる・・・武田はマッサージと言いながら、妻の乳房や乳首・・・そして、胸から下腹部に沿いマン毛をかき分け、妻の秘部にもその手が伸びる・・・。》これからそんな事がすぐ始まるに違いないと妄想した。
すると、いてもたってもいられなくなり、
「オレも一緒に入っていいだろ・・・?」
〔先輩、ダメダメ・・・ダメですよ・・奥さんにまだカラダ洗ってもらってないし・・・そこで見ててくださいよ・・。〕
『うふふ・・・あなたの妻がハダカになって、武田くんの全身を洗ってあげて、そして、あなたの妻はハダカのまま武田くんにマッサージされるの・・・そこで見ていてね・・・。』
「おいおい・・・オレ・・もうダメだ・・・嫉妬で気が狂いそうだよ・・・。」
『ダメよ・・・ねぇ、武田くん・・・まずは背中から洗いましょうか・・・?』
〔奥さん、お願いしま~す! 先輩はそこで黙って見ててくださ~い!〕 第12話へ
2017/10/13
中12 《我儘と公認》 №09
№08
全盛期の張りは無くしている文香の乳房ですが、他人に揉まれるのを私(小野寺宏一:おのでら・こういち:39歳)は初めて見ました。『ハアハア』って妻(小野寺文香:おのでら・ふみか:35歳)の息使いが聞こえて来ます。松崎博史(まつざき・ひろし:36歳)さんはバスタオルを上へ引き上げると妻の下半身が露になりました。開き気味の陰毛の中に、(友人の朝井仁志(あさい・ひとし:38歳)が挿入したマンコが)松崎さんが太ももから手を滑り上げるように軽く柔らかくマンコにタッチします。
私は思わず襖を開き部屋の中へ入りました。文香の苦悶の表情を間近で見ながら、バスタオルを取り去ったのです。妻の全裸が他人の目の前にあり興奮しました。松崎さん 更に脚を広げるとマンコを全開にキラキラ光る透明な液が赤黒いマンコの中で溢れそうです。
指を少し中に、一本、二本、更にもう一本、三本の指を重ね合わせ前後にスライドをさせると妻の腰がよじれました。それからは、もう恥じらいもなく『アンアン』って声をあげます。松崎さんが更に指を進め、そして勢いよく抜くと、驚くなかれ、液体がピュッピュッと、そう間違いなく潮を吹いたのでした。シーツが見る見る内に染みが広がっていきます。すると松崎さんは、さっきまで妻に充てていたバスタオルを尻の下に敷きました。
指を指しいれ、抜くと潮を吹き続けるのです。それは永遠に続きそうな勢いでした。しばらくすると、文香は長い悶え声を出しながら、ついにイカされてしまいます。松崎さんが
妻の身体に浴衣を掛けると、私に深々と頭を下げました。終わったようです。私が用意していた料金を渡すと、彼はそのまま帰って行きました。
私は興奮が治まらず、そのまま妻に挿入してしまいます。『あなた、やっとまた夫婦に戻れたね。』って言葉が妻の口から聞けました。「ああ~ まだまだだが、すこし回復して来たようだ。」と答えると、『わたし、あなたの為なら何でもするよ。いつでも言ってね。』って言う可愛い妻に変身していました。
私の、〖寝取られ(せ)願望〗を受け入れてくれた妻は朝井との二年近くの逢瀬で、すっかり変わってしまったようです。旅の恥は何とかと、私の為に初対面のマッサージさんに全裸を晒し、指マンまでされ、さらに潮まで噴いて見せました。私の妻は、人見知りで奥手、私に従順な女性でした。そんな文香はすっかり別人に変身したようです。新婚時代でも自分から求めて来る事など有りませんでした。その妻が、『なんでもするから』と言う可愛い女房になったのです。 №10へ
2017/11/01
中21〖たった1度の・・・〗第5回
第4回
〔ホントにすまない・・。悪気はなかったんだ・・・。〕
「・・・。まぁ、見てしまったものはしょうがない・・・。でも他の者には絶対内緒にしてくれ・・・。」
〔わかった、絶対に言わないと約束する・・・。謝りついでに1つ聞いていいかな? この写真なんだけど、さっきのサイトと同じ様に見えるんだけど・・・。ほら、この右乳の下のほくろ・・・。お前の嫁(神崎理央:かんざき・りお:29歳)も同じ位置にあるような・・・。〕
バレました。ここまで判ってしまったらもう誤魔化すのはムリです。僕(神崎哲治:かんざき・てつじ:31歳)は黒田清輝(くろだ・きよてる:31歳)に正直に告白しました。自分には寝取られ願望があること。よく妻の写真を撮って、それをいろいろなサイトに投稿していること。そして、テンパった僕は、ついつい言わなくてもいい事まで黒田に言ってしまいます。
「実はな、Hの時にも俺が他の人になったつもりでやるんだ・・・。レスくれた人の名前とか、あと身近な人の名前を使ってさ・・・・・・。」
〔身近な人?〕
「あぁ、お前になりきってヤった事もある・・・。理央も『いやぁ、いやぁ。』って言いながらもいつもより感じていたと思う・・・。」
〔そうか・・・。神崎、結構スケベなんだな(笑)。長い付き合いだけど全然知らなかったな(笑)。〕
「なあ黒田、せっかくだから少し俺の願望を叶えてくれないか? お前もさっきしばらく女としてないって言ったよな? もちろん最後までしなくてもいい。こいつが気がつかない程度に触ったりしてみてくれないか?」
〔いいのか!? 俺としたら、願ってもない話だけど・・・。でも、もし起きたらどうするん?〕
「その時はその時だ。言い訳は後で考えよう。」
〔ほんとにいいんだな・・・。〕
「あぁ、酔っ払ってぐっすり寝よるから、少々の事では起きんやろ。もし起きてしもうたら、言い訳はその時に考えよう・・・。そうだ! とりあえず目隠しでもしとくか?」
僕は以前から〚擬似他人とのセックスプレイ〛をしていたのですが、よりリアルに感じてもらおうと妻の目を塞ぐ“アイマスク”が有ることを思い出します。早速寝室のタンスに他のHグッズと共にしまってあるアイマスクを取り出し、もしもの時の備えにコンドームを箱ごと持ってリビングに戻った。黒田は待ちきれないのか僕の目を盗み、妻の裸体に掛けてあったタオルや洋服をめくり取り、すでに妻の左チチを優しく揉んでいます。
さっきは戸惑っていたはずの黒田が、実はヤる気マンマンだったのでした。離婚して既に半年、離婚前も数カ月間性交渉は無かったはずですから・・・。久しぶりに見る女性の裸体に我慢し切れなかったのでしょう。しかし、まだ妻には目隠しをしておらず、黒田の愛撫に気付き目を開けてしまえばせっかくのこの淫靡な時間はそこで終わってしまいます。 第6回へ続く
2018/02/28
中3〚三角関数〛13話
12話 2016/11/28
親友の村橋一翔(むらはし・かずと:27才)が両手で加賀美遥(かがみ・はるか:26才)の胸を揉みながら、さっきみたいに両方の乳首を吸ったり舐めたりを繰り返した。遥は両手を一翔の頭の後ろに組んで、自分の胸の高さにある一翔の頭を大事に抱えている。その間、腰を動かしているのは遥の方で、女性特有の腰の動きで子宮の奥でチンコをくわえこ
んでいた。
僕(磯村耕平:いそむら・こうへい:27才)は二人のセックスを見ながら、とにかくチン
コをしごく。そして、少しでもこの光景を目に焼き付けておきたかった。遥は今、彼氏の僕じゃない男と目の前でセックスをしている。
今、遥の腰は今まで見たことがないくらい激しく動いていた。〔うわ、超気持ちいい!〕と一翔も声を漏らす。二人の股間が擦れ合う度に、またビチャビチャって音が聞こえてきた。それは汗と遥のアソコから出てくる水分が弾けている音。
遥(はるか)の動きがだんだん大きくなって、一翔の首に両手を絡めたまま、『またイッていい?』って、甘えた声で遥が一翔に声をかける。ちょっと上目遣いで、めちゃくちゃカワイイ表情をしていた。一翔も遥の目を優しく見つめながら〔いいよ。〕と短く答えた。
彼女はそのあとすぐに、『あっ…。』って、一言漏らして、身体を仰け反らせてイッた
遥の身体がさっきよりもビクビク震えている。一翔はしばらく遥の顔を見つめた後、身体を繋げたまま遥の身体を後ろにゆっくり倒すと、そのまま身体を起こして正常位の体勢になった
ベッドに横たわった遥は、まだ顔を仰け反らせて絶頂の余韻に浸っている。でも声は全然
発しなかった。一翔は〔遥ちゃん、その顔かわいいよ。〕と一言かけると、今度は自分が遥の上に覆いかぶさって腰を動かし始める。僕は一部始終を見ながらひたすら自分でしごきまくった。これは、また遥に後で突っ込まれるだろう。
正常位の姿勢で腰を動かし始めた一翔は、あまり時間をかけないうちに、〔僕もイッていい?〕と、遥の耳元で囁いた。遥は『うん、イッていいよ。』って、さっきの一翔の言葉みたいに、やさしくて短い言葉で答える。それで一翔の腰が激しく動き始めた。〔ああ、イキそう、遥ちゃんの口で出していい?〕と一翔。『いいよ、あたしの口の中で全部だして!』って遥。
一翔の腰の動きが更に激しくなったと思ったら、急に腰を浮かせて立ち上がって、遥の顔の前にチンコを差し出した。この時の動きが本当にAV男優みたいで、僕は単純に、《おー! すげー!》と感心する。でも、結局一翔の発射は遥の口には間に合わず、目とか耳のあたりに飛んでいった。遥は一瞬目を逸らしたのだけど、すぐに一翔のチンコをくわえにいく。そして、残りの精液を口の中で受け止めていた。 14話へ続く
2018/04/26
中16〖これでいいのか?〗第8話
第7話 2017/06/14
妻(吉永茉莉奈:よしなが・まりな:28歳)が松野(文也:まつの・ふみや:33歳)にどうすべきか相談し、松野はなんとも言えないから、〔してあげたいならすれば良いけど無理はしない方が良いと思う。〕と伝えた。茉莉奈は『知らない人なんて気持ち悪いから絶対嫌だけど、松野さんなら・・・。』って言ったそうです。松野は〔まりなさんがそれで良いなら協力するし、本音はやっぱりしたい。〕と正直に伝えた。
そして話はいつどこで?私(吉永和彦:よしなが・かずひこ:32歳)が見ている前でするのか?などとなります。〔今は酔っているけど、明日以降はまた難しいから今日の方が勢いでいけるかも。〕と松野が言う。『ただ寝てるとはいえ、主人の前は嫌だし、こんなところ(リビング)も嫌だ。』って妻が言い寝室へ行った。後半は私も聞いていた話です。
松野が嘘を言っているとは思いませんでした。細かい部分で言いにくところを省略したり表現を柔らかくしたりと言う程度はあると思います。その後は私も知っているところですが、覗きに(結果は聞き耳立てただけですが)いったことは言いませんでした。私はセックス描写を詳しく聞きたかったのですが、松野も私に気を使いますし言いにくそうです。
だから聞けたのは、〔茉莉奈さんとの体の相性は良かったと思う。感度も良かった。〕と言った。松野には私がセックスレスなのが本当に理解不能だと言われます。もう少しお互い慣れればもっと色々聞けるかなと思い、セックス自体の細かい話は諦めることにしました。単純に私も照れがあり聞きにくかったのです。妻は私が起きていること知ってるか聞いてみると、〔多分知らない。〕とのことでした。茉莉奈が逝かされ私がリビングに戻ったあとはどうやら2回戦に入っていたのです。そっと聞いていたことは秘密ですが、「何回やった?」と聞いてみると〔2回。〕と照れながら松野は言いました。
私が「茉莉奈が今回のことどう思っているのかわからないけど、その辺の様子を見て可能ならまた頼みたい。」と言うと、彼はなにやらもごもごと・・・。
〔あのさ、そのことなんだけど・・・。〕
「ん? もう嫌か? それとも茉利奈は嫌がってた?」
〔ああ、いや・・・。おれは嫌じゃないよ。まりなさんも多分・・・。」
「そうか、じゃあ何?」
妻も多分嫌じゃないと言われ私は嫉妬しながら平静を装います。
〔うん・・あのさ・・・。実はね・・・。気分悪くするなよ?〕
「なんだよ。はっきり言えよ、気持ち悪いな。」
〔ああ、あのさ。終ってからまりなさんと少し話したんだけど・・・。〕
「うん・・。」
〔まりなさんが『またこういうことあると思う?』って聞いてきて・・・。無理しちゃだめだよとおれは言ったんだけど・・。〕 第9話に続く
2018/08/01
中16〖これでいいのか?〗第9話
第8話 2018/08/01
〔まりなさんが、『またこういうことあると思う?』って聞いてきて・・・。無理しちゃだめだよ。とおれは言ったんだけど・・。〕と松野文也(まつの・ふみや:33歳)が・・・。「うん・・それで・・・。」《なんだろう胸騒ぎがします。》、私(吉永和彦:よしなが・かずひこ:32歳)がどきどきしつつ話を聞きます。〔嫌じゃなくて、またしようかって言われてさ・・・。〕私は「あ、そうなんだ・・。」まさか妻(吉永茉莉奈:よしなが・まりな:28歳)から求めるとは思いもしませんでした。《正直ショックです。》
松野の手前平静を装いますが、私の願望に関係なく勝手に話が2人で進んでいる感じがします。
〔一応、おれはまりなさんが嫌じゃないならまたしたいけど、吉永に聞いてみないと、言っておいたけど・・・。どうしよう?〕
「ああ、なら良いけど・・・。う~ん、ただちょっと一応預りで良いかな? その話は。」
私はすっかり動揺し、すぐに結論を出せませんでした。
〔わかった。まりなさんも一晩たって変わってるかも知れないしな。そこはもちろん任せるよ。〕
「悪いな、また連絡するから。あ、別に今まで通り飯とかは食いに来いよ。」
〔ありがとう。そうさせて貰うよ。〕
適当に食事も済ませ、程よく酒も入っているので2人でその後キャバクラへ行き、酔った私はこの話をそのキャバクラ嬢へ話します。さすがに松野は嫌がっていました。キャバクラ嬢はノリノリで話に食いつき、率直に意見を言ってくれます。〚それは単に火がついたんでしょうと、4年もセックスレスでHの相性が良かったら無理は無いよ。〛って・・。つまり私のためでもなんでもなく、久しぶりのしかも相性の良い相手とのセックスで火がついてしまった・・・。私もそんな気がしないでもありません。女の子に言われ確信めいたものになりました。
松野は〔彼女はそういうタイプの人じゃない。〕うと言っていましたが私へのそして妻への配慮で言ったのでしょう。私は前後不覚な酔いかたをして、家に帰るのもおっくうでホテルに泊まりました。《正直なところ帰りたくなかったのです。》
妻が本当のところどう思っているのか確認する勇気もないまま数日が経ちます。茉莉奈はいつもとなんら変わった様子はありませんでした。元々帰りが夜中過ぎになったり帰らなかったりが普通にある人間なのでついつい帰宅しない日が多くなります。この一週間毎晩飲んで2日しか帰宅しませんでした。その帰った日も酔っ払い、すぐ寝るだけ・・・。
勝手な想像は毎日していますが、妻の考えなどわかっていません。私は茉莉奈と話すべきだったのでしょうが、情けないことですが聞く勇気がありませんでした。妻に実は凄く気持ち良くてまたしたい。などと言われるのが怖かったのです。 第10話に続く
2018/08/02
中21〖たった1度の・・・〗第6回
第5回 2018/03/02
僕(神崎哲治:かんざき・てつじ:31歳)はアイマスクを取り出し、もしもの時の備えにコンドームを箱ごと持ってリビングに戻ります。黒田清輝(くろだ・きよてる:31歳)が待ちきれないのか僕の目を盗み、すでに妻(神崎理央:かんざき・りお:29歳)の左乳を優しく揉んでいました。
「おぃ、まだダメだって。このアイマスク着けて、あと電気も消しといたら、もし起きてもお前が逃げる時間は十分にあるだろ・・・。」
〔お、おぉ。すまん。ムラムラきて我慢できんかったわ(笑)。〕
「よしっ、これでえぇやろ。ほな始めてくれ!」
〔始めてって、いきなりだな(笑)。ムードも何も無いな(笑)。〕
「何言ってるんだっ、俺とお前の間にムードもないやろ(笑)。とっとと始めろよ!」
ついに僕の願望が叶う時が来ます・・・。僕の目の前にはすでに産まれたまんまの姿の妻が横たわっていました。
《俺しか触ったことのないこの胸・・・(いゃ、さっき黒田も触ったな)。そして(バイブやローター以外では)俺にしか侵入を許していないマンコ・・・。それが他人の手やペニスでどんな風に感じるんだろ?》
これから起こる非日常的で淫靡な出来事に、僕のペニスは、今にも暴れ出しそうです。黒田はゆっくりと、ゆっくりと妻の裸体に触れていきました。顔・・首筋・・肩・・腕・・・。触れるか触れないか位の優しい、ホントに優しいタッチで、黒田の手は妻の裸体の上を走っていきます。
彼の手が腕から再び首筋に向けて走っていった時、妻の体が反応し始めました。僅かですがそれでも僕達に十分判るくらいに・・・。
『・・っん・・・。うんっ・・・。っふぅ・・・・・。』
次第に妻の反応が大きなものに変わっていきます。ふと下半身に目をやると、妻は脚を閉じ何やらモゾモゾと動かしていました。
《感じている?》
今まで何度か寝ている妻にイタズラをしたことが有ります。しかし、その時は全然反応がなく、アソコも濡れず、最終的には寝ぼけて怒り出すだけでした。それなのに、今目の前の妻は確かに感じているようです・・・。上半身を丹念に撫で上げる黒田。その指先が妻の反応をさらに大きくしました。 第7回に続く
2018/09/11
中21〖たった1度の・・・〗第7回
第6回 2018/09/11
目の前の妻(神崎理央:かんざき・りお:29歳)は確かに感じていました・・・。上半身を丹念に黒田(清輝:くろだ・きよてる:31歳)が撫で上げます。その指先が妻の反応をさらに大きくしました。『あっ・・、あっあっあっ・・・いゃっ・・・あんっ。』さっきまでモゾモゾしていた脚もさらに激しく動くようになり、ついには体全体をクネクネとさせています。
首筋にそっとキス・・・。その間も手は休めません。ついにそれまでは敢えて避けていた妻のアンバランスな乳房へと黒田の手が辿り着きました。乳房の輪郭をなぞるように・・・。そしてわざと乳輪を避けるかのように・・・。そうかと思うと今度は乳房を包み込むように全部の指を使い、乳首に向かって一気に指を這わせます。それでもまだ乳輪や乳首には触りません。
黒田がゆっくりと妻の裸体を楽しんでいました。でも肝心な所には一切触れず、徹底的に焦らしています。妻の理央は意識の無い中でもさらなる刺激を得ようと、背中を反らせてまるで『触って下さい』っていわんばかりに胸を突き出しました。〔大分感じてきたな・・・。そうか、ここに触って欲しいんだな・・。〕黒田はそう言うと、“ツンッ、ツンッ”と乳首をつつきます。妻が“ビクッ!”明らかに今までと反応が違いました。その上、『あっ!!あぁっ!!!』ってHモードの声も上げ、その快楽に身を任せています。
淫らに鳴く声もどんどんと大きくなり、妻は完全にHモードに突入です。時折閉じていた脚を開かせ、まるで『ここにも触って!』と催促しているみたいです。そんな妻の反応を確認した黒田が、〔そうなのー、こっちも触って欲しいんだ!〕ついに彼の手が理央の下半身に伸びていきました・・。
それでもやはりすぐには秘部に触らず、太腿を中心に指を這わせます。妻もとうとう我慢出来ずに、腰を浮かして必死におねだりしているみたいです。“ヌチャッ”って、自分から大きく脚を拡げ、腰を上下に動かす理央の秘部に黒田の手が差しかかった時、そんな音が聴こえました。
〔おぃ! もうこんなに濡れてるぞ! いつもこんなのか?〕の問いに、僕(神崎哲治:かんざき・てつじ:31歳)は 「えっ、あ、あぁ。まあな・・・。」と、答えたものの、本当は今までこんな軽い愛撫ではビショビショにさせたことが有りません・・・。《一体どうなっているんだろう?》僕は妻のアソコを確認しようと思い、足元に移動しました。《スゴいっ! もうこんなに・・・。》覗き込んだ妻のアソコは・・・。いつもは触るまで閉じている陰唇はパックリと口を開き、愛液はすでにお尻までダラダラと垂れています。 第8回に続く
2018/09/12
中21〖たった1度の・・・〗第8回
第7回 2018/09/12
僕(神崎哲治:かんざき・てつじ:31歳)が覗き込んだ妻(神崎理央:かんざき・りお:29歳)のアソコは・・・。いつもは触るまで閉じている陰唇はパックリと口を開き、愛液はすでにお尻までダラダラと垂れています。
〔こんなになってるから、もう触ってあげなきゃ可哀相だよな(笑)。じゃあ、いくで~!」
黒田(清輝:くろだ・きよてる:31歳)はそれまでと打って変わって、激しい手つきで攻め始めました。
『あっ、いい! そこっ! いや~!!』
妻の理央はまるで起きているのではないかと思うくらい・・本気で感じています。僕はバレないか心配になってきました・・・。しかし黒田の愛撫は激しさを増していきます。
クリトリスを剥き出し指で弾きました・・・。その度に大きくお尻を動かす理央・・・。10本の指を巧みに使い責めていたと思うと、一気に指を2本、妻のアソコに挿入します。“グチャ・・ヌチャッ”初めはゆっくりと、そして、だんだん激しく挿入した指を出し入れしました。
そして今度は手は休めず、ガラ空きになっていた妻の乳首を吸い始めます。
『あああああ!!!!!!! イクッ、イヤッ!!! イク~!!!!!!!!!!!』
理央がとうとう逝かされてしまいました・・・。それもこんなに簡単に・・・。
いとも簡単に逝かされた妻・・・。こんな事は初めてです。
《さすがにいろんな女とヤっただけあって、スゴいテクニックを持ってるな・・・。》
黒田の責めはまだまだ続きます。一度逝ってしまった妻のアソコを執拗に責め立てました。理央もだんだん意識が戻ってきたのか、乳首を吸う黒田の頭に両手をやり、愛おしそうに撫でています。
その時でした。
『えっ、あれっ!? 何で!? 誰っ!・・・黒田くんなの!?』
妻が起きてしまいます・・・。しかも《僕ではなく黒田に愛撫されている》と気付きました。
それもそのはずです・・短髪の僕とややロン毛の黒田・・・。朦朧とする意識の中で愛おしそうに髪を撫でた際に、いつもと違う感触に驚いて一気に意識を取り戻したようでした。
慌てて黒田は妻の体から離れ隠れようとしましたが、それよりも早く理央が自らの目を覆っていたアイマスクを取ります。
『何で!? どういう事なの!?』
黒田に愛撫されていたことは分かっていたようですが、まだ目が覚めたばかり・・・。しかも酔いもあってかこの状況を飲み込めないでいるようでした。黒田も逃げるのをやめ、その場でただ呆然と立ち尽くしています。
〔ゴメン! ホントにゴメン! でも、これには理由(わけ)があるんだ・・・。〕 第9回へ続く
2018/09/20
中23<気持ち>第10回
第9回 2017/06/02
「俺と別れたいのか?」
『・・・そんな事、思っていないわ・・・。』
有紀はうつむいて呟くように答えます。いくら夫婦でも、長い歴史の中では色々な出来事が起こるものだと思いました。私(来栖正敏:くるす・まさとし:43歳)だって精錬潔白ではありません。道理的には妻だけを責める訳に行かないのでしょうが、自分の事は棚に上げるのがやはり人間なのです。
「誤魔化しは利かないのだから、全て隠さずに話してくれ。」
妻(来栖有紀:くるす・ゆき:39歳)は、伏せていた顔を上げましたが視線が定まっていません。どのような話を聞かされるにしろ、ショックなものになるのでしょう。私も肝を据えて有紀と向い合いました。
『・・貴方・・ごめんなさい・・・。この書類の通りです・・・。でも・・・急に彼(石川信夫:いしかわ・のぶお:27歳)の助けが必要になって来てもらったの・・・。こんな事は今回が初めてなの・・・貴方が疑っているような事は・・・。』
「そうかな? 初めてだろうが無かろうが、そんなのはいいじゃないか。一回も二回も関係ないんだよ。それに俺は初めてだとは思っていない。だいたいホテルで待ち合わせていたと記されてるだろう。急に来てもらったんじゃないよな。騙そうとしても後が辛くなる。全て話せよ。」
しばらく沈黙の後、妻は私にぼんやりと視線を合わせてきました。
『何処まで知ってるのですか?』
「この調書以上は知らない。だけど俺にしてみれば、これが全てなんだ。」
『私を・・・。許してくれるの・・・。』
「・・分からない・・・。俺が何故こんな思いをしなければならないのかも理解出来ていないいんだ・・・。」
『ごめんなさい。この通りです・・・。』
「うん、それは此処に示されている。俺は有紀が如何(どう)して家族を裏切ったのかを知りたい。何故こんな事に・・・。」
気持ちが昂って私は次の言葉が出ません。この時、私は色んな感情が入り乱れて、これからの行き着くところが何処なのかも考えていませんでした。 第11回に続く
2018/09/26
中16〖これでいいのか?〗第10話
第9話 2018/08/02
妻(吉永茉莉奈:よしなが・まりな:28歳)が本当のところどう思っているのか確認する勇気もないまま数日が経ちました。茉莉奈はいつもとなんら変わった様子はありません。私(吉永和彦:よしなが・かずひこ:32歳)は元々帰りが夜中過ぎになったり帰らなかったりが普通にある人間なので、ついつい帰宅しない日が多くなりました。
そんな折り、松野(文也:まつの・ふみや:33歳)から連絡があります。〔今日暇だったら飯でもどうだ?〕と、例の話なのか、単に飯の誘いかわかりません。一応個室を予約し、店へ向かいました。また私が先に着いたようです。今度は彼もすぐにやってきました。注文をし、ビールで乾杯をしますがどうも松野の様子が変です。理由はすぐにわかりました。『すまない・・・。約束を破ってしまった。』と松野がいきなり謝りだす。「どうしたんだよ・・・? 何があったんだ?」なんとなく察するものがありました。〔まりなさんと、また・・・。〕、「そうか、そんな気はしたけど・・・。謝るなよ・・元々俺が言い出したことだ。」私はショックを受けましたが、松野に対しては怒りなどはありません。何故そうなったのか聞きたかっただけでした。
「なんでそうなったの? 本当怒ってないし怒らないから言ってくれよ。」
〔うん、本当ごめん・・・。〕と、申し訳なさそうな松野。
「本当良いんだって気にするな。というか俺のせいでもあるんだから、そんな気にされると俺も悪いと思うから本当に気にするな。それより経緯を聞かせてくれよ」
〔わかった。お前に飯は来いって言われてたけど、やっぱりなんか行きにくくてさ行って無かったんだ、先週は・・。〕
「気にしないでも良いのに、まあやっぱ気まずいか?」
〔気まずいのもまああるし、お前が居ないとまたおかしくなっちゃうかもと思って・・・。でも結局なっちゃったんだけど・・・。〕また申し訳無さそうにした。
「そうか・・まあそれで?」
〔うん、で行ってなかったんだけどまりなさんからメールがきてさ、『この前のこと少し相談したいから時間あるときご飯食べに来て』って・・・。〕
「なるほど。」
〔それで、行って飯ご馳走になったら、『この前のことお前が知ってるの?』とか、『なんか言ってる?』か聞かれた・・。〕
「ああ、なんて言った?」
〔そこの話しとけば良かったよね。言っちゃって良いのかわからないから忙しくてお前とまだ会ってないからわからないって言っといたけどそれで良かった?〕
「あ、そうなの。うん、良いよ。ってことは茉利奈はまだ俺が知らないと思ってるんだよね?」
〔そうだね、もしかしたらちょっと感づいてるのかも知れないけどそこは俺もわからない」
「そっかそっか。うん、わかった。で・・・。?」
〔ああ、で・・・。だからわからない、とは言ったんだけど・・・。〕
歯切れの悪くなる松野、また嫌な予感がします・・・。 第11話に続く
2018/11/03
中16〖これでいいのか?〗第11話
第10話 2018/11/03
〔ああ、で・・・。だからわからない、とは言ったんだけど・・・。〕
歯切れの悪くなる松野(文也:まつの・ふみや:33歳)、また嫌な予感がしました・・・。
「けど?」
〔まりなさんのせいにするわけじゃないよ。俺が悪いんだから・・・。まりなさんを責めるなよ。〕
「なんだよ? わかったから、けどなんなのか言ってくれ。」ほぼ察しますが焦らされているようで早く聞きたくなってしまいます。
〔けど・・・。まりなさんが今日はする? って聞いてきて・・・。〕
「うん・・・。」
《やはりキャバクラ嬢の言うように火がついているのか・・・。》
〔お前の意思確認が出来てないからって言ったんだけど・・・。誘われてそのまま・・・。〕
「でやったわけか。いや、別にそんな気にすることないよ、オッケー! オッケー!」
〔ごめん。誘われたなんて言ったけど・・・。俺がしたいからしただけで・・。〕
「うん、だからそれは良いって・・・。それより、茉利奈を;かばう必要もないしお前にも茉利奈にも怒らないからちゃんと聞かせて。妻(吉永茉莉奈:よしなが・まりな:28歳)が誘ってきたんだろ?」
〔うん、まあ・・・。〕
「エッチしようって?」
〔そんなとこ・・・。そんな言い方じゃなかったけど・・・。〕
「どんな言い方?」嫉妬と興奮が膨らみます。
〔どんなって・・・。正確に覚えてないけど・・・。〕また歯切れの悪さを見せました。
「遠慮なく言えよ! 俺にも茉利奈にも気使わないで良いからさ。」
〔うん・・・。『この前のセックスあまり良くなかった?』って聞かれて、そんなことないよと・・。〕
「うん。」
〔で・・・。『じゃあ、したいって思うって聞かれて、うんって答えたらまりなさんもしたいって・・」
「うん・・・。まあ、そうだろうな・・、で?」
私(吉永和彦:よしなが・かずひこ:32歳)は自分からそんなこと言う妻にショックを受けつつも男2人で個室にこもりこっそり勃起させてしまっています。
〔したいけど吉永を裏切れないし、やっぱ勝手にはできない、と言ったんだけどさ・・・。〕
「そう。」
〔『2人ともしたいんだし吉永の望みなんだから良いでしょ。』って・・。〕
「まあ、そうだよな・・・。」苦笑いしつつもそんな積極性のある妻にびっくりします。
松野も自分から私を呼び出し話してくれているので嘘はないと思いますが、妻のせいにしているということもないとも思いました。 第12話へ続く
2018/11/11
中21〖たった1度の・・・〗第9回
第8回 2018/09/20
妻(神崎理央:かんざき・りお:29歳)は酔いもあってかこの状況を飲み込めないでいるようです。黒田清輝(くろだ・きよてる:31歳)も逃げるのをやめ、その場でただ呆然と立ち尽くしていました。
〔ゴメン! ホントにゴメン! 悪かった・・・。でも、これには理由(わけ)があるんだ・・・。〕
「いや黒田、お前は悪くない。全部オレ(神崎哲治:かんざき・てつじ:31歳)の責任なんだ! オレが頼んでお前の体を触ってもらったんだ・・・。」
『何で!? あれほど他の人はイヤって言ったのに、あなたは私(理央)がこんな事をされても平気なの!?』
「もちろん平気なわけはない! でもそれよりもコイツ(黒田)の手で感じるお前の姿が見たかった・・・。実際オレの愛撫より感じている理央を見て、嫉妬よりも興奮した! ほら、これ見てくれ・・・。」
僕(神崎哲治)はズボンを脱ぎ捨て、いきり立ったペニスを妻に見せます。
『いやっ! 変態! 何で私が他の人に触られて、そんな風になるのよ! 信じらんない!』
「しょうがないやろ。これがオレの性癖なんだから・・・。触ってみて?」
『いやよ! 黒田くんの前で・・何考えてるの!?』
「そんな事言っても、お前さっきまでその黒田に愛撫されて逝ってしまったじゃないか。なぁ黒田?」
〔えっ!? あ、あぁ・・・。スゴい濡れていたよ・・・。それにすぐ逝ったし・・・。〕
「ホントの事いうとな、今日は手料理よりも理央を食べて欲しかった・・・。家庭の味より理央の・・生身の女の体を黒田に味わって欲しかったんだ・・・。」
「ほら見て・・・。黒田もアソコをあんなに固くして・・・。理央の体を見て、触って、あんなになってるんだよ・・・。女として、こんな嬉しい事はないだろ? 理央はまだまだ魅力があるってことじゃないか。」
『でも、他の人とはしたくないって前から言ってるでしょ! 私は貴方だけで良いの!』
「もったいないよ・・・。こんなにイイ体なのに・・・。一生涯でオレしか男を知らないって、ホントにもったいない・・・。それにいくら意識が無かったからって、こんなに感じたのは初めてだろ!」
『確かに気持ちは良かったかも・・・。でもそれとこれとは全く別の話しでしょう!? 私は貴方以外の人に触られて気持ち良くなったんじゃ無いよ・・・・・。眠ってて・・・、そう意識の無い間にムリヤリ犯されたのよ・・・・・。」
「ムリヤリ? そのわりにはムチャクチャな感じ方やったから、すぐ逝ったしな! 口ではそう言ってても、体はしっかり反応しとったやろ!」 第10回につづく
20190605
中21〖たった1度の・・・〗第10回
第9回 20190605
『わたし(神崎理央:かんざき・りお:29歳)は貴方(神崎哲治:かんざき・てつじ:31歳)以外の人に触られて気持ち良くなったんじゃ無いよ・・・・・。眠ってて・・・、そう意識の無い間にムリヤリ犯されたのよ・・・・・。』
「ムリヤリ? そのわりにはムチャクチャな感じ方やったから、すぐ逝ったしな! 口ではそう言ってても、体はしっかり反応しとったやろ!」
『ひどいよ・・・。私・・そんな・・逝ってなんか・・・・・ない・・よ?』
「いやいや(笑)。逝きましたよ(笑)。自分で『イク~』って言いました!! ちょっと自分で股触ってみて。」
『あっ! えっ!?・・ウソ・・・。わたし・・・こんなに・・・?』
「ああ、それがお前のホントの姿や。お前はまだまだ淫らになる。もっと淫らなお前が見
たいんや!!・・・それにはオレの・・・、オレ1人の力だけではムリなんや・・・。悔しいけど、手技は黒田(清輝:くろだ・きよてる:31歳)の方が上や。チンコはどうか知らんけどな(笑)。なあ、今日だけ、今日だけでいい! もっと淫らになったお前の姿をオレに見せて
くれ!!」
『ホントのこと言うとね・・・、さっき夢の中で貴方に愛されてて・・・。でも何かいつもと違うくって・・・・・。それでだんだん息が苦しくなって、急に頭の中が真っ白になったの・・・・・。わたし・・・、そんなに感じてた?』
「ああ、スゴい感じてたよ・・・。いつもよりもな・・・。そしてスゴくきれいだった。もっと
淫らできれいなお前を見せてくれ!! さあ黒田、こっちに来て・・・。とりあえずパンツを脱いで、コイツに見せてやってくれ・・・。コイツがどれだけ淫らで魅力のある女かを、お前が証明してやってくれ!!」
暫くほったらかしにされていた黒田。やや不安げな表情をしながら、ゆっくりとこちらに近づいて来ます・・・・・。黒田は僕たちのすぐそばまで来て、不安げな表情を浮かべた。
《さっきのやり取りでもう気持ちもチンコも萎えてしまっただろうか?》
第11回へ続く
20190827
中21〖たった1度の・・・〗第11回
第10回 20190827
暫くほったらかしにされていた黒田清輝(くろだ・きよてる:31歳)がやや不安げな表情をしながら、ゆっくりとこちらに近づいて来ました。黒田は僕たちのすぐそばまで来て、不安げな表情を浮かべます。
《さっきのやり取りでもう気持ちもチンコも萎えてしまっただろうか?》
僕(神崎哲治:かんざき・てつじ:31歳)がふと黒田の股間に目をやると、アソコはまだまだ元気一杯でした。
《そりゃそうでしょうね。何ヶ月も生身の女に触るどころか、見ることもなかったはずですから・・・。》
僕が妻(神崎理央:かんざき・りお:29歳)を説得している間も、理央は全裸だというのに全然隠そうとしなかったので、黒田の目の前にはずーっと女の、それも人妻の霰もない姿があったのです・・・。
「さぁ・・黒田・・。脱いで見せてやってくれ・・・。」
〔あ、ああ・・・。何か恥ずかしいな・・・。じゃあ神崎、見せるぞ・・。〕
黒田はズボンのボタンを外し、一気にパンツごと脱ぎ捨てました。
『きゃっ! いやっ!』
妻の目の前に現れた黒田の、いや生涯初めて見る僕以外のペニス・・・。思わず理央は目をそらせます。 第12回へ続く
20190905
中21〖たった1度の・・・〗第11回
中21〖たった1度の・・・〗第11回
第10回 20190827
暫くほったらかしにされていた黒田(清輝:くろだ・きよてる:31歳)はやや不安げな表情をしながら、ゆっくりとこちらに近づいて来ました。彼は僕たちのすぐそばまで来て、不安げな表情を浮かべます。
《さっきのやり取りでもう気持ちもペニスも萎えてしまっただろうか?》
ふと黒田の股間に目をやると、アソコはまだまだ元気一杯でした(笑)。そりゃそうでしょうね。何ヶ月も生身の女に触るどころか、見ることもなかったはずだから・・・。僕(神崎哲治:かんざき・てつじ:31歳)が妻(神崎理央:かんざき・りお:29歳)を説得している間も、理央は全裸だというのに全然隠そうとしなかったので、黒田の目の前にはずーっと女の、それも人妻の霰もない姿があったのですから・・・・・。
「さぁ・・・黒田・・・。脱いで見せてやってくれ・・・。」
〔あ、ああ・・・。でも何か恥ずかしいな・・・。じゃあ、いくよ。〕
黒田はズボンのボタンを外し、一気にパンツごと脱ぎ捨てました。
『きゃっ! いやっ!』
妻の目の前に現れた黒田の、いや生涯初めて見る僕以外のペニスに思わず理央は目をそらせます。
《負けた! デカい!!》それが僕の率直な感想。へそまで届くかのような反り返ったペニス。長さこそ僕とあまり変わらないが、異様にボコボコした僕より一回りも二回りも太い竿・・・。そして大きく張ったエラ・・・。僕がいつか妻に味あわせたかったペニスが、今目の前にありました。顔も体型も、手技やペニスのサイズまで負けてしまった。正直ムチャクチャショックでした。でもそれよりも《黒田の手で、そしてこの立派なペニスで理央がどの様によがり狂うのか》そんな事を考え、異様に興奮したのを覚えています。
「さぁ、よく見るんだ!」
『いやっ! やだ!』
妻は頑なに拒みました。このままでは埒があきません。そこで僕は理央の腕を掴み、強引に黒田の股間へと導きました。
〔うっ!〕
妻の手が黒田の股間に触れた時、黒田はこう声を漏らします。
「どうだ? デカいやろ? こんなスゴいんで突かれまくったらどうなるか。さぁ、よーく見て! これはお前が大きくしたんや! 最後まで責任取ってやらな、黒田が可哀相やろ!?」
第12回へ
20191230