中14〖恋に恋した妻〗Part9
中14〖恋に恋した妻〗Part9
妻の咲希(さき)のメールがかなりくだけてきたので、僕(波戸真一)はもう少し突っ込んだ質問を考えてそのメールを哲平に送らせた。
Q〔今までの経験人数は?〕 A『秘密。』
Q〔一番気持ちよかった人?〕 A『秘密。』
Q〔ぼく(哲平)は何番目くらいに良かった?〕 A『本当馬鹿だね。基準がわかんないけど多分結構上位だと思うよ。』
Q〔先輩は何番?〕 A『怒るよ馬鹿!』
Q〔ぼくと先輩どっちが上?〕 A『そんなの比べられません。』
Q〔先輩のHで不満なところは?〕 A『無いよそんなの。あ~でもな~、う~ん。実はちょっとだけある。』
Q〔なに?〕 A『秘密。大したことじゃないよ。』
Q〔正直何年も一緒だとHは飽きないの?〕 A『あたしはそうでもないよ。』
Q〔じゃあ何が不満?〕 A『いい加減仕事したら。』
あくまで“H”に関してのみだが、僕の微妙な評価に落胆するも同時に興奮してしまう。今まで被虐趣味があるなんて思ってもいなかったのに、そんな自分が可笑しくてしょうがなかった。とにかく咲希は、あくまでメールだけの関係という事に安心して、哲平に心を少しずつ開いていったようだった。
そんなある日、哲平が体調不良で会社を休んだ。僕が昼過ぎくらいに哲平に電話をすると、〔割ともう元気になりました。〕とのこと。大きな案件を終えたばかりだったので、もしかしたらサボりだったのかもしれない。哲平は基本的に真面目なのだが、有給休暇はきっちり消化していくタイプだ。
僕にはこの状況を想定して、前から暖めていたアイデアがあった。〖それは妻の咲希を哲平のお見舞いに行かせる。〗というもの。まさか本当に実践できる機会があるとは思っていなかったので、僕は思わず小さくガッツポーズをした。本当に風邪をこじらせていたなら、咲希に伝染はさせたくないので絶対に行かせなかったけれど・・。
早速咲希に電話をする。「もしもし。今日って昼間は用事ある?」って訊いてみる。『無いよ。なんで?』断りづらいように、先にフリーという言質を取っておく。「あのさ、哲平が寝込んじゃってさ。悪いけど様子見に行ってやってくんない?」
おそらく忘れ物を届けてほしいとか、そんなことを予想していたのだろう。咲希の反応『・・・。え?」と戸惑いを隠せないものだった。「なんか結構しんどいらしくてさ。嫌ならいいけど。」後で考えると、咲希は僕の「嫌ならいいけど」に過剰に反応してしまったのかもしれない。
《断ることで逆に怪しまれるんじゃないか?》それは流石に僕の考えすぎかもしれないが、とにかく咲希は僕の申し出を了承して、電話を切った直後、哲平から、咲希とのメールのやり取りが転送されてきた。
『寝込んでいるの?』
〔はい。〕
『御飯は食べたの?』
〔まだです。〕
『旦那に頼まれたから御飯くらい作りに行ってあげるよ。』
〔マジですか?〕
『でもただのお見舞いだから、勘違いしないでね。』
〔わかっていますよ。ありがとうございます。〕
『風邪なの?』
〔いや、違うと思うけど、ちょっとダルくて。〕
『食べ物のリクエストはある?』
〔大分良くなったので。お任せします。〕
メールのやり取りが終わったのが丁度昼休憩が終る頃だった。その1時間後に咲希から僕にメールが届く。≪今河野君のアパート着いたよ!≫さらに30分後に、≪御飯作って食べさせたから、もう帰るね。≫と事務的なメールだった。
2015/05/28
妻の咲希(さき)のメールがかなりくだけてきたので、僕(波戸真一)はもう少し突っ込んだ質問を考えてそのメールを哲平に送らせた。
Q〔今までの経験人数は?〕 A『秘密。』
Q〔一番気持ちよかった人?〕 A『秘密。』
Q〔ぼく(哲平)は何番目くらいに良かった?〕 A『本当馬鹿だね。基準がわかんないけど多分結構上位だと思うよ。』
Q〔先輩は何番?〕 A『怒るよ馬鹿!』
Q〔ぼくと先輩どっちが上?〕 A『そんなの比べられません。』
Q〔先輩のHで不満なところは?〕 A『無いよそんなの。あ~でもな~、う~ん。実はちょっとだけある。』
Q〔なに?〕 A『秘密。大したことじゃないよ。』
Q〔正直何年も一緒だとHは飽きないの?〕 A『あたしはそうでもないよ。』
Q〔じゃあ何が不満?〕 A『いい加減仕事したら。』
あくまで“H”に関してのみだが、僕の微妙な評価に落胆するも同時に興奮してしまう。今まで被虐趣味があるなんて思ってもいなかったのに、そんな自分が可笑しくてしょうがなかった。とにかく咲希は、あくまでメールだけの関係という事に安心して、哲平に心を少しずつ開いていったようだった。
そんなある日、哲平が体調不良で会社を休んだ。僕が昼過ぎくらいに哲平に電話をすると、〔割ともう元気になりました。〕とのこと。大きな案件を終えたばかりだったので、もしかしたらサボりだったのかもしれない。哲平は基本的に真面目なのだが、有給休暇はきっちり消化していくタイプだ。
僕にはこの状況を想定して、前から暖めていたアイデアがあった。〖それは妻の咲希を哲平のお見舞いに行かせる。〗というもの。まさか本当に実践できる機会があるとは思っていなかったので、僕は思わず小さくガッツポーズをした。本当に風邪をこじらせていたなら、咲希に伝染はさせたくないので絶対に行かせなかったけれど・・。
早速咲希に電話をする。「もしもし。今日って昼間は用事ある?」って訊いてみる。『無いよ。なんで?』断りづらいように、先にフリーという言質を取っておく。「あのさ、哲平が寝込んじゃってさ。悪いけど様子見に行ってやってくんない?」
おそらく忘れ物を届けてほしいとか、そんなことを予想していたのだろう。咲希の反応『・・・。え?」と戸惑いを隠せないものだった。「なんか結構しんどいらしくてさ。嫌ならいいけど。」後で考えると、咲希は僕の「嫌ならいいけど」に過剰に反応してしまったのかもしれない。
《断ることで逆に怪しまれるんじゃないか?》それは流石に僕の考えすぎかもしれないが、とにかく咲希は僕の申し出を了承して、電話を切った直後、哲平から、咲希とのメールのやり取りが転送されてきた。
『寝込んでいるの?』
〔はい。〕
『御飯は食べたの?』
〔まだです。〕
『旦那に頼まれたから御飯くらい作りに行ってあげるよ。』
〔マジですか?〕
『でもただのお見舞いだから、勘違いしないでね。』
〔わかっていますよ。ありがとうございます。〕
『風邪なの?』
〔いや、違うと思うけど、ちょっとダルくて。〕
『食べ物のリクエストはある?』
〔大分良くなったので。お任せします。〕
メールのやり取りが終わったのが丁度昼休憩が終る頃だった。その1時間後に咲希から僕にメールが届く。≪今河野君のアパート着いたよ!≫さらに30分後に、≪御飯作って食べさせたから、もう帰るね。≫と事務的なメールだった。
2015/05/28
中10〚新しい夫婦の形〛3章第2話 18
中10〚新しい夫婦の形〛3章第2話 18
妻(希美)の告白から一カ月が経過した。あれから僕(益岡健人)は毎晩のように希美(のぞみ)から話を聞きだし、そして興奮し、妻を何度も抱いた。
「5人もの男とどんな体位でセックスしたんだ?」
「一番感じた体位は?」
「セックスの最中はどんな会話をした?」
「一晩でどれだけ逝かされたのか?実際にどこを愛撫された?」
「絶頂を迎えた時はどんな声を出した?」
「口の中で射精されたときは飲み込んだのか?」
「どんなふうにあそこを触られた?」
僕は希美とのセックスの最中に数え切れないほどの質問をする。そして、同じ質問も何度もした。そのたびに妻は嫌な顔を一つもせずにそれらの質問に答えてくれる。それによって、僕の抑えようとしても湧いてくる嫉妬心からの怒りはおさまっていくのだった。
二カ月が経ち、僕の感情がだいぶ落ち着いてきた頃、突然あの園部君から連絡が入った。
《この前の出張が終わってから百瀬さんの様子が変わった気がするのですが、何かあったのですか?》僕が電話に出ると、園部君は唐突に切り出してきた。
「変わった?」僕は平静を装って彼にそう答えた。《ええ、どうもそんな気がするんです。その後の出張も、なんだか避けているようですし・・。》って言うのです。「出張を避けている?」希美とはなぜか仕事のことは話していなかった。妻の情事の話は繰り返し訊きだしていたが、これからについては何一つ話し合っていなかったのだ。
園部君が《いや、出張を避けているのかな?・・・それより何か・・三宅さんや高山さんを避けているような・・・僕の取越し苦労かもしれませんが。須藤は何もなかったと言っていますけど、やっぱり何かあったのかと・・・すみません、僕が気にすることじゃないですよね。》貴重な情報をもたらしてくれた。
確かにこの二カ月間で僕たちの夫婦関係は一変した。普段あまり感情を表に出さない冷静な妻であっても、見ている人にはわかる変化があったのだろう。「いや、気にしてくれてありがとう。そうだ、園部君、金曜日の晩はひまかい?暇なら飲みにでも行かないか?」
僕は園部君にどう言おうか決めかねたので、とりあえず時間を作り、今後妻のことをどうするかじっくり考えてから、園部君を利用できるのならそうしようと考えて飲みに誘ってみた。《はいっ、いいですよ。僕も益岡さんとじっくり話したいと思っていたので・・・。》
すぐに園部君は誘いに乗ってくる。「わかった、じゃあ場所と時間は後でメールするよ。」そう言って僕は電話を切ったが、彼と会って実際何を話そうかずいぶんと迷った。結局答えが見つからないまま、園部君との約束の日になった。僕は何も考えずに園部君と会うことにした。
2015/05/29
妻(希美)の告白から一カ月が経過した。あれから僕(益岡健人)は毎晩のように希美(のぞみ)から話を聞きだし、そして興奮し、妻を何度も抱いた。
「5人もの男とどんな体位でセックスしたんだ?」
「一番感じた体位は?」
「セックスの最中はどんな会話をした?」
「一晩でどれだけ逝かされたのか?実際にどこを愛撫された?」
「絶頂を迎えた時はどんな声を出した?」
「口の中で射精されたときは飲み込んだのか?」
「どんなふうにあそこを触られた?」
僕は希美とのセックスの最中に数え切れないほどの質問をする。そして、同じ質問も何度もした。そのたびに妻は嫌な顔を一つもせずにそれらの質問に答えてくれる。それによって、僕の抑えようとしても湧いてくる嫉妬心からの怒りはおさまっていくのだった。
二カ月が経ち、僕の感情がだいぶ落ち着いてきた頃、突然あの園部君から連絡が入った。
《この前の出張が終わってから百瀬さんの様子が変わった気がするのですが、何かあったのですか?》僕が電話に出ると、園部君は唐突に切り出してきた。
「変わった?」僕は平静を装って彼にそう答えた。《ええ、どうもそんな気がするんです。その後の出張も、なんだか避けているようですし・・。》って言うのです。「出張を避けている?」希美とはなぜか仕事のことは話していなかった。妻の情事の話は繰り返し訊きだしていたが、これからについては何一つ話し合っていなかったのだ。
園部君が《いや、出張を避けているのかな?・・・それより何か・・三宅さんや高山さんを避けているような・・・僕の取越し苦労かもしれませんが。須藤は何もなかったと言っていますけど、やっぱり何かあったのかと・・・すみません、僕が気にすることじゃないですよね。》貴重な情報をもたらしてくれた。
確かにこの二カ月間で僕たちの夫婦関係は一変した。普段あまり感情を表に出さない冷静な妻であっても、見ている人にはわかる変化があったのだろう。「いや、気にしてくれてありがとう。そうだ、園部君、金曜日の晩はひまかい?暇なら飲みにでも行かないか?」
僕は園部君にどう言おうか決めかねたので、とりあえず時間を作り、今後妻のことをどうするかじっくり考えてから、園部君を利用できるのならそうしようと考えて飲みに誘ってみた。《はいっ、いいですよ。僕も益岡さんとじっくり話したいと思っていたので・・・。》
すぐに園部君は誘いに乗ってくる。「わかった、じゃあ場所と時間は後でメールするよ。」そう言って僕は電話を切ったが、彼と会って実際何を話そうかずいぶんと迷った。結局答えが見つからないまま、園部君との約束の日になった。僕は何も考えずに園部君と会うことにした。
2015/05/29
中6〖不倫の代償〗第2章1話 09
中6〖不倫の代償〗第2章1話 09
カウンターを含め15席程度の店内は、既に2、3席を残し満員状態、三嶋雅美さんと私(篠田隆弘)は入店してから10分位は取り留めの無い話をしていると、店のドアが開き女性が一人入ってきました。
〚宏美!〛
〖お姉ちゃん!〗
「あっ深田(宏美)さんじゃないですか。」
〚知っているんですか妹を?〛
「仕事の関係で、ちょっと。」
驚いたことに、私も面識のある女性だったのです。そして、三嶋(旧姓:深田)雅美さんの妹だったのです。小さな市ですが、偶然というものは恐ろしいものです。宏美さんは同じ系列の販売店に勤める、いわば私の同業者でした。
その後もう一人女性が入って来ましたが、それは妹さんの連れでした。連れの女性は、三嶋さんとはかなり親しいようで、私たちのテーブルに座った瞬間から何の抵抗も無く会話をしていて、私は必然的に妹の宏美さんと話をするしかなかった。元々、今日の目的は済んでおり、宏美さんとの会話は新鮮味を感じることが出来たのも事実である。
彼女とは、店舗も近いと言うことからメーカーのイベントなどでも度々話す機会があったため、飲みながら話をしていると、杓子定規な話からプライベートの話に移行するには、時間を必要とはしなかった。宏美さんが妻の千遥(ちはる)と私の関係に微妙な役割を持ってくるのは、それから間もなくの事でした。
会話も弾み時間を忘れて、宏美さんと飲み続けていた。〚篠田さん、そろそろ、お開きにしませんか?〛私はかなり飲みすぎていたようでしたが、三嶋さんの問いかけに返事をして、マスターに会計を済ませ店を出ました、三人に挨拶をして少し歩き始めた時、不覚にも吐き気を覚え道路脇で戻してしまいました。
私の吐き気も治まったころ、背中を摩る手に気づき、「すみません。」と振り返るとそこには、今別れたばかりの宏美さんが、中腰の彼女は眉尻を下げて私の顔を覗き込んでいます。宏美さんは、後ろから私の肘を掴むように支えてくれて、深夜喫茶に連れて行ってくれました。
〖少し酔いを覚まして。〗
「すみません、少し楽になりました、すみません。」
時計を見ながら答える私、宏美さんが頼んでくれたらしいコーヒーがテーブルの上に差し出されました。それで私はまた、「すみません。」を連呼していました。私は若い女性に醜態を見せてしまったことが恥ずかしいのです。
水を一気に飲み干し、コーヒーに手を伸ばし一口啜ると、すぐに皿にカップを戻しました。
元々とコーヒーは好んで飲む方で無かった私は、コーヒーの熱さも手伝って、そのカップをまた手にすることは無かった。それでも水を3杯程飲んだころには、多少酔いも冷めて来た。
〖顔色が良くなってきましたね。〗
「助かりました。すみません。」と、また私は謝っている。
〖そろそろ帰りましょうか?〗
その時の私には、一回り近く年の違う宏美さんに醜態をさらしたという思いから、まともに顔を上げることが出来ません。通りに出てタクシーを待つ間、正気を取り戻し始めた私は、宏美さんに丁寧に感謝の意を伝えると、〖篠田さん、気にしないで下さい、詳しいことは知りませんが、辛い気持ちは良くわかります。〗
宏美さんと飲んでいる間、私は妻の不貞に関する事を知らず知らずに話していたのかも知れません、いや誰かに聞いてもらいたく、間接的に伝えていたのかも知れません。空車が一台停まりました。宏美さんを先に乗せます。その発車間際に、タクシーのウインドーが下がり宏美さんが言葉を掛けてくれました。
〖頑張ってください、私で良ければいつでもお付き合いします。〗と云ってくれる。
「ありがとう。」
タクシーは走り去り、深々と頭を下げた私の目から涙がこぼれ落ちた。
2015/05/30
カウンターを含め15席程度の店内は、既に2、3席を残し満員状態、三嶋雅美さんと私(篠田隆弘)は入店してから10分位は取り留めの無い話をしていると、店のドアが開き女性が一人入ってきました。
〚宏美!〛
〖お姉ちゃん!〗
「あっ深田(宏美)さんじゃないですか。」
〚知っているんですか妹を?〛
「仕事の関係で、ちょっと。」
驚いたことに、私も面識のある女性だったのです。そして、三嶋(旧姓:深田)雅美さんの妹だったのです。小さな市ですが、偶然というものは恐ろしいものです。宏美さんは同じ系列の販売店に勤める、いわば私の同業者でした。
その後もう一人女性が入って来ましたが、それは妹さんの連れでした。連れの女性は、三嶋さんとはかなり親しいようで、私たちのテーブルに座った瞬間から何の抵抗も無く会話をしていて、私は必然的に妹の宏美さんと話をするしかなかった。元々、今日の目的は済んでおり、宏美さんとの会話は新鮮味を感じることが出来たのも事実である。
彼女とは、店舗も近いと言うことからメーカーのイベントなどでも度々話す機会があったため、飲みながら話をしていると、杓子定規な話からプライベートの話に移行するには、時間を必要とはしなかった。宏美さんが妻の千遥(ちはる)と私の関係に微妙な役割を持ってくるのは、それから間もなくの事でした。
会話も弾み時間を忘れて、宏美さんと飲み続けていた。〚篠田さん、そろそろ、お開きにしませんか?〛私はかなり飲みすぎていたようでしたが、三嶋さんの問いかけに返事をして、マスターに会計を済ませ店を出ました、三人に挨拶をして少し歩き始めた時、不覚にも吐き気を覚え道路脇で戻してしまいました。
私の吐き気も治まったころ、背中を摩る手に気づき、「すみません。」と振り返るとそこには、今別れたばかりの宏美さんが、中腰の彼女は眉尻を下げて私の顔を覗き込んでいます。宏美さんは、後ろから私の肘を掴むように支えてくれて、深夜喫茶に連れて行ってくれました。
〖少し酔いを覚まして。〗
「すみません、少し楽になりました、すみません。」
時計を見ながら答える私、宏美さんが頼んでくれたらしいコーヒーがテーブルの上に差し出されました。それで私はまた、「すみません。」を連呼していました。私は若い女性に醜態を見せてしまったことが恥ずかしいのです。
水を一気に飲み干し、コーヒーに手を伸ばし一口啜ると、すぐに皿にカップを戻しました。
元々とコーヒーは好んで飲む方で無かった私は、コーヒーの熱さも手伝って、そのカップをまた手にすることは無かった。それでも水を3杯程飲んだころには、多少酔いも冷めて来た。
〖顔色が良くなってきましたね。〗
「助かりました。すみません。」と、また私は謝っている。
〖そろそろ帰りましょうか?〗
その時の私には、一回り近く年の違う宏美さんに醜態をさらしたという思いから、まともに顔を上げることが出来ません。通りに出てタクシーを待つ間、正気を取り戻し始めた私は、宏美さんに丁寧に感謝の意を伝えると、〖篠田さん、気にしないで下さい、詳しいことは知りませんが、辛い気持ちは良くわかります。〗
宏美さんと飲んでいる間、私は妻の不貞に関する事を知らず知らずに話していたのかも知れません、いや誰かに聞いてもらいたく、間接的に伝えていたのかも知れません。空車が一台停まりました。宏美さんを先に乗せます。その発車間際に、タクシーのウインドーが下がり宏美さんが言葉を掛けてくれました。
〖頑張ってください、私で良ければいつでもお付き合いします。〗と云ってくれる。
「ありがとう。」
タクシーは走り去り、深々と頭を下げた私の目から涙がこぼれ落ちた。
2015/05/30
中15〖崩壊の予感〗第3回
中15〖崩壊の予感〗第3回
10日後、4月初めの金曜日の夕方、妻の君原小百合(きみはら・さゆり:33歳)は早めに仕事を終え家に帰りシャワーを浴びている。身支度が終わった小百合を見て、《本気だな・・・》と悟った。胸の開いたシルクのブラウスにスリット入りのタイトスカート、ヒップラインがエロく映る。下着のラインが見えないということはTバックなのか・・手にジャケットを持ち助手席に乗り込んで来た。
『あまり期待しないでね~!楽しく飲めるだけで私は満足なのだから・・。』
「長谷川がモーション起こしたら・・その時は・・・。」
『わかっている!その時はメールで知らせるわ!貴方はどうしてる?』
「一応、9時半頃、会場の近くで待機しとくよ!」
私(君原真一:きみはら・しんいち:38歳)は妻の小百合を会場まで送り届け近くのレストランに入った。子供達は親に頼んであり家に帰る気にならなかった。1時間くらい時間を潰し本屋へ寄った。 本を眺めていたところに最初のメールが・・届く。
≪長谷川さんに会った!誘われた!どうしょう?≫すかさず、私が≪小百合に任せるよ。 わかっているね!≫と返信。送った後、心臓がドキドキして視界が急に狭く感じられた。
小百合からの最初のメールがきてから落ち着きを無くした私は、本屋の外に出て震える手でタバコを1本取り出し、火をつけた。もう外のざわめきは音の消えたテレビのように流れていきました。
それから30分後 私の携帯が振動する。≪また触られた!さっきより積極的!ちょっと怖いよ。≫小百合のメールに、≪誘われろよ!でもその時はレコーダーのスィツチ忘れないようにね!≫
また悶々とした時を車の中で過ごした。時刻は午後9時を過ぎ、《そろそろ終わりそうだな~!》と思いエンジンをかけた。それと同時に携帯の赤ランプが点滅した。電話に出ると『やっぱり私には無理!早く 迎えに来て!』と小百合の必死な声です。
安堵感と拍子抜けの気持ちが入り混じった精神状態の私は 隠れるように会場の玄関脇に車を止めた。しばらくすると大勢の人が流れ出てきた。薄暗くてよく見えなかったが、小百合はまだ出て来ない。人の流れが終わりかけた時 大男に寄り添われている小百合を見つけた。
《あれが長谷川雄一なのか・・・。》ヒールを履いている小百合が男の肩までも届かない。その長谷川と小百合がタクシーの前で何か言い合っている。妻の小百合は盛んに手を横に振っている。
《何をしているんだ・・早く戻ってこい!》私はハンドルを持つ手が汗ばんでいた。目の前で起こっていることの現実感がない。ついに小百合は強引にタクシーに乗せられてしまった。しかし、すぐ長谷川は携帯を耳にしながら車を降り会場へ戻って行った。 なぜか小百合は車に乗ったままだ。
しばらくして私の携帯が振動をした。≪どうしょう・・抱かれてしまうよ。≫と小百合のメールに私が返信を打っている間に、長谷川が戻ってきてタクシーが出発してしまう。慌てて私はすぐタクシーを追いかけたが、見失ってしまった。当てもなく探していたが10分後に小百合からの電話が、『ホテルに入ったよ!緑区のホテル・ラ・コステ!ごめんね・・。』
私はすぐそのホテルに向かった。もちろんホテルに入ることも出来ず遠くから眺めていたが・・・あの中で・・・。それから2時間経っても、私の携帯が鳴ることはなかった。
2015/05/30
10日後、4月初めの金曜日の夕方、妻の君原小百合(きみはら・さゆり:33歳)は早めに仕事を終え家に帰りシャワーを浴びている。身支度が終わった小百合を見て、《本気だな・・・》と悟った。胸の開いたシルクのブラウスにスリット入りのタイトスカート、ヒップラインがエロく映る。下着のラインが見えないということはTバックなのか・・手にジャケットを持ち助手席に乗り込んで来た。
『あまり期待しないでね~!楽しく飲めるだけで私は満足なのだから・・。』
「長谷川がモーション起こしたら・・その時は・・・。」
『わかっている!その時はメールで知らせるわ!貴方はどうしてる?』
「一応、9時半頃、会場の近くで待機しとくよ!」
私(君原真一:きみはら・しんいち:38歳)は妻の小百合を会場まで送り届け近くのレストランに入った。子供達は親に頼んであり家に帰る気にならなかった。1時間くらい時間を潰し本屋へ寄った。 本を眺めていたところに最初のメールが・・届く。
≪長谷川さんに会った!誘われた!どうしょう?≫すかさず、私が≪小百合に任せるよ。 わかっているね!≫と返信。送った後、心臓がドキドキして視界が急に狭く感じられた。
小百合からの最初のメールがきてから落ち着きを無くした私は、本屋の外に出て震える手でタバコを1本取り出し、火をつけた。もう外のざわめきは音の消えたテレビのように流れていきました。
それから30分後 私の携帯が振動する。≪また触られた!さっきより積極的!ちょっと怖いよ。≫小百合のメールに、≪誘われろよ!でもその時はレコーダーのスィツチ忘れないようにね!≫
また悶々とした時を車の中で過ごした。時刻は午後9時を過ぎ、《そろそろ終わりそうだな~!》と思いエンジンをかけた。それと同時に携帯の赤ランプが点滅した。電話に出ると『やっぱり私には無理!早く 迎えに来て!』と小百合の必死な声です。
安堵感と拍子抜けの気持ちが入り混じった精神状態の私は 隠れるように会場の玄関脇に車を止めた。しばらくすると大勢の人が流れ出てきた。薄暗くてよく見えなかったが、小百合はまだ出て来ない。人の流れが終わりかけた時 大男に寄り添われている小百合を見つけた。
《あれが長谷川雄一なのか・・・。》ヒールを履いている小百合が男の肩までも届かない。その長谷川と小百合がタクシーの前で何か言い合っている。妻の小百合は盛んに手を横に振っている。
《何をしているんだ・・早く戻ってこい!》私はハンドルを持つ手が汗ばんでいた。目の前で起こっていることの現実感がない。ついに小百合は強引にタクシーに乗せられてしまった。しかし、すぐ長谷川は携帯を耳にしながら車を降り会場へ戻って行った。 なぜか小百合は車に乗ったままだ。
しばらくして私の携帯が振動をした。≪どうしょう・・抱かれてしまうよ。≫と小百合のメールに私が返信を打っている間に、長谷川が戻ってきてタクシーが出発してしまう。慌てて私はすぐタクシーを追いかけたが、見失ってしまった。当てもなく探していたが10分後に小百合からの電話が、『ホテルに入ったよ!緑区のホテル・ラ・コステ!ごめんね・・。』
私はすぐそのホテルに向かった。もちろんホテルに入ることも出来ず遠くから眺めていたが・・・あの中で・・・。それから2時間経っても、私の携帯が鳴ることはなかった。
2015/05/30
中16〖これでいいのか?〗第3話
中16〖これでいいのか?〗第3話
バツが悪そうに少し慌てる親友の松野文也(ふみや 33歳)を見て妻の茉莉奈(まりな 28歳)は(〔昔茉利奈とやってみたい。〕との発言に)『え?そうなの?』と《ああ、妻はやっぱりまんざらでもない。》そう感じました。そのときの照れた様な、どこか嬉しそうでもある茉利奈の反応は今でも忘れられません・・・。妻の反応に慌てながら松野は〔いやいや・・・。昔のことだよ。でも不適切な発言だったね・・・すいません。〕と妻の茉利奈は『松野さんがそんなこと思っていたなんて・・・。』と言う割には嬉しそう・・・。
私(吉永和彦 32歳)はこれだけのことで、ひょっとしたらひょっとするのではないかと期待に胸を膨らませ、それで既に興奮し始めているが、流石に今すぐなんてことは全く期待していませんし、目の前でと言う願望もありませんでした。
ただ酔いにまかせて「まあそういうことだよ、無理強いはもちろん出来ないけどな・・・。ちょっと考えてみてくれよ。」のようなことを言ったのを覚えていますが、いつの間にか私は寝てしまいました・・・。
浅い眠りの中で、おぼろげながら2人が次のような会話をしていたことを覚えています。
松野が〔参ったな・・・。あいつ本気なんだね。〕妻の茉莉奈も『うん・・・。多分・・・。』そしてどれほど時間が過ぎたのかわかりませんが、私はまた2人の会話で目を覚まします。
『絶対嫌ですよ・・・。見られるのも嫌だし・・・。』そんな妻の言葉が聞こえてきました。まだ酔いも抜けてなく寝起きの私は何の話をしているのかさっぱりわかりませんでした。
どうやら茉利奈と松野はずっと私の願望について話しているのでしょう。松野も〔そりゃそうだよね。俺も流石に見ている前ではね・・・。〕私は目が覚めてきます。《もしかして2人はその気に・・・?話は進展しているのか?》そのまま寝た振りを続け2人の会話を聞いています。
松野は〔でもホテルとかならわかるけど、あいつといつも寝ているベッドでしょ良いの?〕と話しています。『うん・・・。』って妻が答えていました。《え?何のことだ?そこまで話は進んでいるのか?》
それでもドキドキしながら2人のやりとりを聞いています。どうやら2人はもうセックスすることを前提で話しているようなのです。〔それじゃ・・ベッドへ行こうか?〕と松野が誘って茉利奈も『う、うん・・・。』私は思わず《え、ちょっと待て・よ・・。い、今なのか?俺が横で寝ているんだよ?いや起きているけど、寝てると思っているんだろ?》私は混乱してしまい、このタイミングで起きることも出来ず2人が我が家の寝室に向かうのをただ寝た振りをしながら見過ごすことしか出来ません・・・。
2人は寝室に向かい、当然そこで妻の茉莉奈は親友である松野に抱かれるはず・・・。覗きに行きたい衝動をなんとか抑えつつ、《今2人はどういう状況なのだろうか?》と色んな想像が頭をよぎります。既に私は今までにないほどに勃起しています。
どれほど経ったでしょう。私はついに我慢が出来なくなり2人を覗くべく寝室に向かってしまいます。見たい願望は無かったはずなのですが、本当にしているのか確認したいのも含め忍び足で慎重に寝室へ・・・。
2015/06/01
バツが悪そうに少し慌てる親友の松野文也(ふみや 33歳)を見て妻の茉莉奈(まりな 28歳)は(〔昔茉利奈とやってみたい。〕との発言に)『え?そうなの?』と《ああ、妻はやっぱりまんざらでもない。》そう感じました。そのときの照れた様な、どこか嬉しそうでもある茉利奈の反応は今でも忘れられません・・・。妻の反応に慌てながら松野は〔いやいや・・・。昔のことだよ。でも不適切な発言だったね・・・すいません。〕と妻の茉利奈は『松野さんがそんなこと思っていたなんて・・・。』と言う割には嬉しそう・・・。
私(吉永和彦 32歳)はこれだけのことで、ひょっとしたらひょっとするのではないかと期待に胸を膨らませ、それで既に興奮し始めているが、流石に今すぐなんてことは全く期待していませんし、目の前でと言う願望もありませんでした。
ただ酔いにまかせて「まあそういうことだよ、無理強いはもちろん出来ないけどな・・・。ちょっと考えてみてくれよ。」のようなことを言ったのを覚えていますが、いつの間にか私は寝てしまいました・・・。
浅い眠りの中で、おぼろげながら2人が次のような会話をしていたことを覚えています。
松野が〔参ったな・・・。あいつ本気なんだね。〕妻の茉莉奈も『うん・・・。多分・・・。』そしてどれほど時間が過ぎたのかわかりませんが、私はまた2人の会話で目を覚まします。
『絶対嫌ですよ・・・。見られるのも嫌だし・・・。』そんな妻の言葉が聞こえてきました。まだ酔いも抜けてなく寝起きの私は何の話をしているのかさっぱりわかりませんでした。
どうやら茉利奈と松野はずっと私の願望について話しているのでしょう。松野も〔そりゃそうだよね。俺も流石に見ている前ではね・・・。〕私は目が覚めてきます。《もしかして2人はその気に・・・?話は進展しているのか?》そのまま寝た振りを続け2人の会話を聞いています。
松野は〔でもホテルとかならわかるけど、あいつといつも寝ているベッドでしょ良いの?〕と話しています。『うん・・・。』って妻が答えていました。《え?何のことだ?そこまで話は進んでいるのか?》
それでもドキドキしながら2人のやりとりを聞いています。どうやら2人はもうセックスすることを前提で話しているようなのです。〔それじゃ・・ベッドへ行こうか?〕と松野が誘って茉利奈も『う、うん・・・。』私は思わず《え、ちょっと待て・よ・・。い、今なのか?俺が横で寝ているんだよ?いや起きているけど、寝てると思っているんだろ?》私は混乱してしまい、このタイミングで起きることも出来ず2人が我が家の寝室に向かうのをただ寝た振りをしながら見過ごすことしか出来ません・・・。
2人は寝室に向かい、当然そこで妻の茉莉奈は親友である松野に抱かれるはず・・・。覗きに行きたい衝動をなんとか抑えつつ、《今2人はどういう状況なのだろうか?》と色んな想像が頭をよぎります。既に私は今までにないほどに勃起しています。
どれほど経ったでしょう。私はついに我慢が出来なくなり2人を覗くべく寝室に向かってしまいます。見たい願望は無かったはずなのですが、本当にしているのか確認したいのも含め忍び足で慎重に寝室へ・・・。
2015/06/01
中10〚新しい夫婦の形〛3章第3話 19
中10〚新しい夫婦の形〛3章第3話 19
僕(益岡健人)は金曜日の夜、園部君を目黒の居酒屋に誘った。《おひさしぶりです。》と彼が挨拶し、僕も「忙しいだろうに、ありがとう。」と応えた。本社企画部の園部祐太君は独身で今年28歳になる。色黒で背が高く、整った顔つきをしているが、現在は特定の彼女はいないようだ。以前に聞いたが、園部君は妻の希美(のぞみ)に若干の好意を抱いている。
僕は、この園部君が友人の須藤とトイレで妻の噂話をしているのを偶然にも聞いてしまった。噂話というのは、妻が出張中に同僚などと情事を重ねているということだった。その後、僕はこの園部君や須藤と共に噂話の真相をつかもうとしたが結局証拠をつかむことは出来なかったが、僕は妻の口から真実を聞き出すことが出来た。
しかし、一番最初に噂話を吹聴した佐々岡(これは僕より一つ上の先輩社員だが)はともかく、園部君と須藤は事の真相をいまだ知らない。もちろん僕は園部君に希美から聞いたことを話す気など少しもない。ただその後妻の会社での態度について知りたかったので園部君を飲みに誘った。
「まあ、堅くならないで、今日は二人でくつろいで飲もう。」園部君は僕に弱みを握られているので、僕の前ではいつも緊張した顔つきになる。しかし、飲み始めて30分もすると、すっかり二人ともリラックスしてきた。僕はなにげなく妻の様子を園部君に訊いてみた。
「妻(希美)の様子があれから変わったって、どういうことなんだ?」
〚僕の思い過ごしなのかもしれませんが、なんとなくそんな気がして・・・自宅では奥さんの様子は変わりないですか?〛
逆に園部君の方から妻の様子をうかがってきた。僕はこれに対してどう答えようかと一瞬迷った。
「いや、特に何も変わらないけど。」
平静を装って僕はそう園部君に答えた。その後ぼくたちは居酒屋で飲みながら当たり障りのない会話をした。
〚なんとなく、益岡さんも雰囲気が変わりましたね。〛
「えっ、どういうこと?」
〚この前までは奥さんのことになると、目の色を変えていたのに、今日の益岡さんはとても涼しい顔をしている。〛
「そうかな・・まあ、少し心境の変化はあったかな。」
〚どんな変化があったんですか?〛
すかさず園部君が突っ込んだ質問をしてくる。僕は予想の範囲内だったので、ひるむことなく園部君に答えた。
「この前までは妻が浮気をしたんじゃないかと、とても気になって自分を見失っていた。」
〚それは仕方ないですよ。〛
「でも、考え方を変えたんだ。」
〚考え方?〛
「そう、僕は妻を愛している。だから、妻の過去にたとえ何があったとしても、それをすべて受け入れようって。」
〚つまりそれは、浮気をしていても許すということですか?〛
「許すとか許さないとかじゃないんだ。妻も一人の人間で女だから、もしも仮に何かの事情で間違いを犯してしまったとしても、それらをひっくるめて妻を愛そうと思ったのさ。」
そう言うと園部君は言葉に詰まったようにぼくを見つめていた。
「考え方を変えると、不思議と夫婦仲までもが良くなってね。涼しい顔をしているというのはそこからきているのかもしれないな。」
僕は園部君の隣で余裕の表情でそう言うと、ジョッキのおかわりを店員に告げた。
その後僕たちは居酒屋で妻に関していろんな話をして時間をすごした。内容は当然当たり障りのない内容だったが、僕の知らない職場での希美のことを聞くのもとても興味深かった。
2015/06/02
僕(益岡健人)は金曜日の夜、園部君を目黒の居酒屋に誘った。《おひさしぶりです。》と彼が挨拶し、僕も「忙しいだろうに、ありがとう。」と応えた。本社企画部の園部祐太君は独身で今年28歳になる。色黒で背が高く、整った顔つきをしているが、現在は特定の彼女はいないようだ。以前に聞いたが、園部君は妻の希美(のぞみ)に若干の好意を抱いている。
僕は、この園部君が友人の須藤とトイレで妻の噂話をしているのを偶然にも聞いてしまった。噂話というのは、妻が出張中に同僚などと情事を重ねているということだった。その後、僕はこの園部君や須藤と共に噂話の真相をつかもうとしたが結局証拠をつかむことは出来なかったが、僕は妻の口から真実を聞き出すことが出来た。
しかし、一番最初に噂話を吹聴した佐々岡(これは僕より一つ上の先輩社員だが)はともかく、園部君と須藤は事の真相をいまだ知らない。もちろん僕は園部君に希美から聞いたことを話す気など少しもない。ただその後妻の会社での態度について知りたかったので園部君を飲みに誘った。
「まあ、堅くならないで、今日は二人でくつろいで飲もう。」園部君は僕に弱みを握られているので、僕の前ではいつも緊張した顔つきになる。しかし、飲み始めて30分もすると、すっかり二人ともリラックスしてきた。僕はなにげなく妻の様子を園部君に訊いてみた。
「妻(希美)の様子があれから変わったって、どういうことなんだ?」
〚僕の思い過ごしなのかもしれませんが、なんとなくそんな気がして・・・自宅では奥さんの様子は変わりないですか?〛
逆に園部君の方から妻の様子をうかがってきた。僕はこれに対してどう答えようかと一瞬迷った。
「いや、特に何も変わらないけど。」
平静を装って僕はそう園部君に答えた。その後ぼくたちは居酒屋で飲みながら当たり障りのない会話をした。
〚なんとなく、益岡さんも雰囲気が変わりましたね。〛
「えっ、どういうこと?」
〚この前までは奥さんのことになると、目の色を変えていたのに、今日の益岡さんはとても涼しい顔をしている。〛
「そうかな・・まあ、少し心境の変化はあったかな。」
〚どんな変化があったんですか?〛
すかさず園部君が突っ込んだ質問をしてくる。僕は予想の範囲内だったので、ひるむことなく園部君に答えた。
「この前までは妻が浮気をしたんじゃないかと、とても気になって自分を見失っていた。」
〚それは仕方ないですよ。〛
「でも、考え方を変えたんだ。」
〚考え方?〛
「そう、僕は妻を愛している。だから、妻の過去にたとえ何があったとしても、それをすべて受け入れようって。」
〚つまりそれは、浮気をしていても許すということですか?〛
「許すとか許さないとかじゃないんだ。妻も一人の人間で女だから、もしも仮に何かの事情で間違いを犯してしまったとしても、それらをひっくるめて妻を愛そうと思ったのさ。」
そう言うと園部君は言葉に詰まったようにぼくを見つめていた。
「考え方を変えると、不思議と夫婦仲までもが良くなってね。涼しい顔をしているというのはそこからきているのかもしれないな。」
僕は園部君の隣で余裕の表情でそう言うと、ジョッキのおかわりを店員に告げた。
その後僕たちは居酒屋で妻に関していろんな話をして時間をすごした。内容は当然当たり障りのない内容だったが、僕の知らない職場での希美のことを聞くのもとても興味深かった。
2015/06/02
中18〚目覚め〛パート02
中18〚目覚め〛パート02
翌朝、妻の瑠璃子(るりこ)に『全然気づかなかったわぁ。何時に帰ったの?』と訊かれたので、僕(河村澄夫)は、「酔っていて憶えてないな。DVDが見たくて、風呂に入って 酔いをさましてから見ようかと思ったけど、結局そのまま眠ちゃったみたい・・。」と何回も頭の中で反復練習したセリフをなんとか自然に言えた。
普段は、飲んで帰って風呂に入る事も、ソファーで寝る事も無いのでかなり不安だったが、瑠璃子は僕の言い訳を全く疑って無い様子で、『そーなんだ。でもちゃんとベッドで寝ないと疲れとれないよぉ~。』と言いながらキスをしてきて、『いつも遅くまでご苦労様です。』とニコッと笑う。僕は心の中で《二度と浮気はしません》と誓った。
そんな誓いは、アッサリ破られることになる。翌週の月曜日の昼に僕は春田倫子(みちこ)さんに呼び出され、〚結婚12年目で夫を裏切ったのは初めてで、相当ショックを受けている。〛だの、〚(僕に)逃げる様に帰られて傷ついた。〛だのグダグダ愚痴られた。それでも何とか穏便に済まそうと僕は頭を下げ続ける。
〚本当に悪いと思っているの?口だけじゃないの?〛春田さんが鋭く切り込む。
「いえ!そんな事はないです。心の底から反省しています。」と平謝りです。
〚あっそ。それなら許してあげるけど、条件があるわ。〛
「はい。どんな事でしょうか?僕に出来る事なら何でもします。」
〚もう一度、シラフで私を抱きなさい!〛
「ヘっ?」
〚澄夫君、あんた凄いモノ持っているらしいじゃないの?私ねあの日あんたにベロベロに酔わされて憶えてないのよ。それってなんか損じゃない?だから今度はマジで楽しませなさい!〛
「そ、それは根も葉もない噂ですよ!いや本当に!もう見せるのもお恥ずかしい様な粗末なモノしか・・・。」
〚じゃテクが凄いの?とにかく本気で抱かないと瑠璃子ちゃんにバラすわよ。〛
「そ、そんな殺生な・・・。」
背に腹は変えられない・・・今度の土曜日の朝に会う約束をして僕はその場を後にした。あのオバさんと浮気をして瑠璃子を失うなんて、ドブに落ちた1円を
拾うために100万円払う様なものだ。それは、絶対に避けなければ!
当日、瑠璃子には「付き合いゴルフがある。」とウソを言って朝から車で出かけた。春田さんを駅で拾い、郊外のラブホテルに直行した。早く済ませて帰りたかった。しかし、待っていたのは地獄だった。何せ相手はネコ型ロボットです。お腹と下腹部の間のグランドキャニオンを思わせる深いシワからチャンチャカチャンチャンチャーン♪〚しょーがないなぁ、極太バイブ~!〛と便利な道具を出してくれないか期待したぐらいだ。
正直、オバサン相手で勃起するかどうかも不安だったが、〚私が満足しなかったら・・・判っているわよね。〛と脅されたので、必死で瑠璃子を思いながら全力を尽くした。手や口や舌など持てる全ての武器を使って戦った。皮肉な事に、瑠璃子にもこんなに必死でHをした事は無かった。思い出したくないので、詳細は省く事にする。
〚ふぅ・・澄夫君、本気出したよね!〛
「はいっ!もう120%の実力を出し切ったと自負しております。」
〚そう・・まぁ悪くは無かったけど、噂ほど良くも無かったわね。肝心なモノもそんな立派じゃなかったし・・・。〛
「で、でもこれが僕の実力なんです!本当です!これ以上は無理です!」
僕は涙ながらに春田さんに訴えた。
〚まっ、いいわ。もうこの間と今日の事は忘れてあげるわ。だから、あなたも他言は無用よ!もし他の人に自慢したりしたらヒドイわよ!わかった!〛
「はいっ!ありがとうございましたっ!」
《自慢なんてするワケ無いだろっ!》と思いながら、必死で春田さんに媚を売って、なんとか僕は解放される。晴れやかな気分になるかと思ったが、春田さんによるH評価を思い出し、かなりヘコみながら家路についた。
2015/06/03
翌朝、妻の瑠璃子(るりこ)に『全然気づかなかったわぁ。何時に帰ったの?』と訊かれたので、僕(河村澄夫)は、「酔っていて憶えてないな。DVDが見たくて、風呂に入って 酔いをさましてから見ようかと思ったけど、結局そのまま眠ちゃったみたい・・。」と何回も頭の中で反復練習したセリフをなんとか自然に言えた。
普段は、飲んで帰って風呂に入る事も、ソファーで寝る事も無いのでかなり不安だったが、瑠璃子は僕の言い訳を全く疑って無い様子で、『そーなんだ。でもちゃんとベッドで寝ないと疲れとれないよぉ~。』と言いながらキスをしてきて、『いつも遅くまでご苦労様です。』とニコッと笑う。僕は心の中で《二度と浮気はしません》と誓った。
そんな誓いは、アッサリ破られることになる。翌週の月曜日の昼に僕は春田倫子(みちこ)さんに呼び出され、〚結婚12年目で夫を裏切ったのは初めてで、相当ショックを受けている。〛だの、〚(僕に)逃げる様に帰られて傷ついた。〛だのグダグダ愚痴られた。それでも何とか穏便に済まそうと僕は頭を下げ続ける。
〚本当に悪いと思っているの?口だけじゃないの?〛春田さんが鋭く切り込む。
「いえ!そんな事はないです。心の底から反省しています。」と平謝りです。
〚あっそ。それなら許してあげるけど、条件があるわ。〛
「はい。どんな事でしょうか?僕に出来る事なら何でもします。」
〚もう一度、シラフで私を抱きなさい!〛
「ヘっ?」
〚澄夫君、あんた凄いモノ持っているらしいじゃないの?私ねあの日あんたにベロベロに酔わされて憶えてないのよ。それってなんか損じゃない?だから今度はマジで楽しませなさい!〛
「そ、それは根も葉もない噂ですよ!いや本当に!もう見せるのもお恥ずかしい様な粗末なモノしか・・・。」
〚じゃテクが凄いの?とにかく本気で抱かないと瑠璃子ちゃんにバラすわよ。〛
「そ、そんな殺生な・・・。」
背に腹は変えられない・・・今度の土曜日の朝に会う約束をして僕はその場を後にした。あのオバさんと浮気をして瑠璃子を失うなんて、ドブに落ちた1円を
拾うために100万円払う様なものだ。それは、絶対に避けなければ!
当日、瑠璃子には「付き合いゴルフがある。」とウソを言って朝から車で出かけた。春田さんを駅で拾い、郊外のラブホテルに直行した。早く済ませて帰りたかった。しかし、待っていたのは地獄だった。何せ相手はネコ型ロボットです。お腹と下腹部の間のグランドキャニオンを思わせる深いシワからチャンチャカチャンチャンチャーン♪〚しょーがないなぁ、極太バイブ~!〛と便利な道具を出してくれないか期待したぐらいだ。
正直、オバサン相手で勃起するかどうかも不安だったが、〚私が満足しなかったら・・・判っているわよね。〛と脅されたので、必死で瑠璃子を思いながら全力を尽くした。手や口や舌など持てる全ての武器を使って戦った。皮肉な事に、瑠璃子にもこんなに必死でHをした事は無かった。思い出したくないので、詳細は省く事にする。
〚ふぅ・・澄夫君、本気出したよね!〛
「はいっ!もう120%の実力を出し切ったと自負しております。」
〚そう・・まぁ悪くは無かったけど、噂ほど良くも無かったわね。肝心なモノもそんな立派じゃなかったし・・・。〛
「で、でもこれが僕の実力なんです!本当です!これ以上は無理です!」
僕は涙ながらに春田さんに訴えた。
〚まっ、いいわ。もうこの間と今日の事は忘れてあげるわ。だから、あなたも他言は無用よ!もし他の人に自慢したりしたらヒドイわよ!わかった!〛
「はいっ!ありがとうございましたっ!」
《自慢なんてするワケ無いだろっ!》と思いながら、必死で春田さんに媚を売って、なんとか僕は解放される。晴れやかな気分になるかと思ったが、春田さんによるH評価を思い出し、かなりヘコみながら家路についた。
2015/06/03
中6〖不倫の代償〗第2章2話 10
中6〖不倫の代償〗第2章2話 10
私(篠田隆弘)も家にたどり着く。疲れ果て風呂に入る気にもなれないので、寝室に直行しました。そして、寝室のドアを開けた私は驚きました。妻の千遥(ちはる)がベッドに腰を掛けて起きているでは有りませんか。
「こんな遅くまでどうした?」
『あなたこそ、如何(どう)したの?もう(午前)2時過ぎてるよ。』
「会社の連中と、ちょっと飲みすぎた。」
スーツをクローゼットの中に脱ぎ捨て、下着のままベッドに滑り込んだ。私のスーツを片付けると、部屋の明かりを落とし、千遥もベッドの中に入ってきて、私がまだ眠りについていないのを確認すると、話しかけてきた。
『あなた、何か有った?』
「何でだ?」
『お姉ちゃん(娘の真奈)から聞いたんだけど?』
「あぁ、なんでもない。」
『でも、あなたが子供に涙見せるなんて・・・。』
「何でもない!…」
『私には、話せない?』
《お前が原因だ》、などと言えるはずも無く、暫し沈黙が続く。妻も、何か感ずるものがあるのか、それ以上の追及は無かった。私はいつの間にか寝てしまったようで、体に違和感を覚えた私は少し朦朧とするなか少しを開けた。何時(いつ)もは背を向けて寝ている筈の妻が、私の足に自分の足を絡め、右手は私の胸をまさぐっているではないか!
おそらく私の意識が戻る直前には、股間をまさぐっていたのであろう、下着姿をつけて寝ていた筈の私のトランクスは、そこには無かった。私の下半身は確かに今まで千遥のしていたであろう行為に、明らかに反応していた。しかし、意識がハッキリするにつれて、これは瞬く間に萎えていった。
『どうしたの?』
「疲れているんだ、勘弁してくれ。」
吐き捨てるように言うと、妻の千遥を押しのけ足元にあったトランクスを手早く身につけると、妻に背を向けて寝てしまいました、いや正確には寝たふりをします。背中の向こうでは、千遥が下着やパジャマを直す衣擦れの音が聞こえていました。
翌朝少し頭の痛さを覚えながらも、私がリビングに降りて行くと、いつもと変わりないように妻が話しかけてきた。
『ご飯食べますか?』
「いらない、シャワーを浴びたら直ぐ出る。」
『冷たいものでもどう?』
「いらない!」
私も《飲み物は欲しかった》、でも妻に言われた瞬間、《お前に出してもらいたくない》、というのが本当の気持ちだった。脱衣所の洗面台の前に立った私は自分の険しい顔をみて驚きました。結構きつい口調にも係らず、でも、なぜか妻は腫れ物にでも触るかのようだったように感じました。この日を境に妻の言動に変化が現れ始めました。
2015/06/04
私(篠田隆弘)も家にたどり着く。疲れ果て風呂に入る気にもなれないので、寝室に直行しました。そして、寝室のドアを開けた私は驚きました。妻の千遥(ちはる)がベッドに腰を掛けて起きているでは有りませんか。
「こんな遅くまでどうした?」
『あなたこそ、如何(どう)したの?もう(午前)2時過ぎてるよ。』
「会社の連中と、ちょっと飲みすぎた。」
スーツをクローゼットの中に脱ぎ捨て、下着のままベッドに滑り込んだ。私のスーツを片付けると、部屋の明かりを落とし、千遥もベッドの中に入ってきて、私がまだ眠りについていないのを確認すると、話しかけてきた。
『あなた、何か有った?』
「何でだ?」
『お姉ちゃん(娘の真奈)から聞いたんだけど?』
「あぁ、なんでもない。」
『でも、あなたが子供に涙見せるなんて・・・。』
「何でもない!…」
『私には、話せない?』
《お前が原因だ》、などと言えるはずも無く、暫し沈黙が続く。妻も、何か感ずるものがあるのか、それ以上の追及は無かった。私はいつの間にか寝てしまったようで、体に違和感を覚えた私は少し朦朧とするなか少しを開けた。何時(いつ)もは背を向けて寝ている筈の妻が、私の足に自分の足を絡め、右手は私の胸をまさぐっているではないか!
おそらく私の意識が戻る直前には、股間をまさぐっていたのであろう、下着姿をつけて寝ていた筈の私のトランクスは、そこには無かった。私の下半身は確かに今まで千遥のしていたであろう行為に、明らかに反応していた。しかし、意識がハッキリするにつれて、これは瞬く間に萎えていった。
『どうしたの?』
「疲れているんだ、勘弁してくれ。」
吐き捨てるように言うと、妻の千遥を押しのけ足元にあったトランクスを手早く身につけると、妻に背を向けて寝てしまいました、いや正確には寝たふりをします。背中の向こうでは、千遥が下着やパジャマを直す衣擦れの音が聞こえていました。
翌朝少し頭の痛さを覚えながらも、私がリビングに降りて行くと、いつもと変わりないように妻が話しかけてきた。
『ご飯食べますか?』
「いらない、シャワーを浴びたら直ぐ出る。」
『冷たいものでもどう?』
「いらない!」
私も《飲み物は欲しかった》、でも妻に言われた瞬間、《お前に出してもらいたくない》、というのが本当の気持ちだった。脱衣所の洗面台の前に立った私は自分の険しい顔をみて驚きました。結構きつい口調にも係らず、でも、なぜか妻は腫れ物にでも触るかのようだったように感じました。この日を境に妻の言動に変化が現れ始めました。
2015/06/04
中14〖恋に恋した妻〗PART1
中14〖恋に恋した妻〗PART10
その後、後輩の河野哲平(こうの・てっぺい 27歳)からはなんの連絡もなかった。《なんだ、本当にお見舞いしただけか?》と僕(波戸真一)は落胆しつつ仕事を続けていた。しかし、もうそろそろ定時の退社時間かという時間に、哲平から、≪今咲希さんがシャワーに行きました。電話しても良いですか?≫とメールが来た。
その不意打ちメールの内容に、僕は膝がすとんと落ちそうになり、そして同時に一瞬で下腹部がカッと熱くなった。急いで廊下に出て、周囲を気にしながら口元を手で押さえながら哲平に電話をする。「やったのか?」って僕はストレートな質問。〔はい2回戦が終わったとこです。〕と哲平は早口でそう呟き、更に続けた。
〔今日先輩残業とかないっすか?もし良かったらもうちょい・・。〕
「わかった。咲希には僕からメールで連絡しとくわ。」
電話の後で咲希と哲平に≪今夜は残業で遅くなるかも?早くても21時だと思う。晩飯も社員食堂で食っておくわ。≫とメールを打つ。15分程して≪え~ご馳走の予定だったのに~(泣)わかった。気をつけて帰ってきてね。≫と妻の咲希(さき)から返信メール。《真実を知っているだけに複雑な想いがした。》
その後哲平からは≪じゃあ8時には帰します。≫とだけメールがあった。残業などしても手につかないのがわかりきっていた僕は、定時そこそこで会社を出て近くのネットカフェで時間を潰すことにした。とはいえ漫画を読んだり、ネットをする気になれず、その間は今までの咲希との思い出が頭の中をぐるぐる回っていた。
目を瞑(つむ)ると、咲希の笑顔が浮かんできた。ベタだけど、ウェディングドレス着て照れ笑いしている咲希の姿とかです。それがいま哲平の腕の中で、どんな顔でどんな声をあげているのかを想像すると、苦しいくらいに興奮し、そして同時にますます咲希が愛おしくてたまらなくなった。我慢出来なくて、トイレで携帯の咲希の待受け写真で一度抜いた。《寝取らせって妻(咲希)フェチだなと思う。》
哲平からの報告を待つ間は、大袈裟かもしれないが生き地獄のようで、僕は泣き叫びたくなるくらいの焦燥感と同時に、童貞を捨てる直前のような興奮で胸が張り裂けそうになる。そんな癖はないのに、しきりと何度も爪を噛み、何度か涙も流しそうになった。
ようやく哲平から、連絡のメールがくる。≪今、咲希さんを帰しました。≫それまで何時間にも感じられたが、まだ午後8時だった。僕は飛び跳ねるようにネットカフェを出て、家路についた。でも家の玄関まで着くと、中に入るのを躊躇(ためら)ってしまう。ほんの数時間前まで他の男に抱かれていた咲希の顔を、見たくて仕方がなかった。でも怖くもあった。
どうせ遅くなると言ってあるんだから、報告を聞きついでに、まずは哲平と会ってワンクッション置こうと踵を返した。
〔ウチに来てからわりとすぐにやり始めました。〕
少し目を逸らしがちにそう言った。《哲平は僕に悪いと思っているのだろう。》
「え、じゃあメシは?」
〔一回戦してから作ってもらいました。〕
「じゃあ咲希のあのメール(≪今哲平君のアパート着いたよ!≫って!」
〔咲希さんがフェラしてくれて、ぼくが挿れてもいい?って言ったら、『うん』って頷いて奥さんからまたがってきたんですけど、その途中で『あ、ちょっと待って!』ってメールを・・・したので、それかも・・。〕
「2回目のメール(≪御飯作って食べさせたから、もう帰るね。≫)は?」
〔実際に料理を作っている時だったと思います。〕
「咲希は抵抗しなかったのか?最初のエッチには?」
〔はい。抵抗ってほどじゃないですけど、一応軽く両手で押してきました。抵抗はそれだけで、あとはじっとしている感じでした。されるがままって感じでした。〕
2015/06/04
その後、後輩の河野哲平(こうの・てっぺい 27歳)からはなんの連絡もなかった。《なんだ、本当にお見舞いしただけか?》と僕(波戸真一)は落胆しつつ仕事を続けていた。しかし、もうそろそろ定時の退社時間かという時間に、哲平から、≪今咲希さんがシャワーに行きました。電話しても良いですか?≫とメールが来た。
その不意打ちメールの内容に、僕は膝がすとんと落ちそうになり、そして同時に一瞬で下腹部がカッと熱くなった。急いで廊下に出て、周囲を気にしながら口元を手で押さえながら哲平に電話をする。「やったのか?」って僕はストレートな質問。〔はい2回戦が終わったとこです。〕と哲平は早口でそう呟き、更に続けた。
〔今日先輩残業とかないっすか?もし良かったらもうちょい・・。〕
「わかった。咲希には僕からメールで連絡しとくわ。」
電話の後で咲希と哲平に≪今夜は残業で遅くなるかも?早くても21時だと思う。晩飯も社員食堂で食っておくわ。≫とメールを打つ。15分程して≪え~ご馳走の予定だったのに~(泣)わかった。気をつけて帰ってきてね。≫と妻の咲希(さき)から返信メール。《真実を知っているだけに複雑な想いがした。》
その後哲平からは≪じゃあ8時には帰します。≫とだけメールがあった。残業などしても手につかないのがわかりきっていた僕は、定時そこそこで会社を出て近くのネットカフェで時間を潰すことにした。とはいえ漫画を読んだり、ネットをする気になれず、その間は今までの咲希との思い出が頭の中をぐるぐる回っていた。
目を瞑(つむ)ると、咲希の笑顔が浮かんできた。ベタだけど、ウェディングドレス着て照れ笑いしている咲希の姿とかです。それがいま哲平の腕の中で、どんな顔でどんな声をあげているのかを想像すると、苦しいくらいに興奮し、そして同時にますます咲希が愛おしくてたまらなくなった。我慢出来なくて、トイレで携帯の咲希の待受け写真で一度抜いた。《寝取らせって妻(咲希)フェチだなと思う。》
哲平からの報告を待つ間は、大袈裟かもしれないが生き地獄のようで、僕は泣き叫びたくなるくらいの焦燥感と同時に、童貞を捨てる直前のような興奮で胸が張り裂けそうになる。そんな癖はないのに、しきりと何度も爪を噛み、何度か涙も流しそうになった。
ようやく哲平から、連絡のメールがくる。≪今、咲希さんを帰しました。≫それまで何時間にも感じられたが、まだ午後8時だった。僕は飛び跳ねるようにネットカフェを出て、家路についた。でも家の玄関まで着くと、中に入るのを躊躇(ためら)ってしまう。ほんの数時間前まで他の男に抱かれていた咲希の顔を、見たくて仕方がなかった。でも怖くもあった。
どうせ遅くなると言ってあるんだから、報告を聞きついでに、まずは哲平と会ってワンクッション置こうと踵を返した。
〔ウチに来てからわりとすぐにやり始めました。〕
少し目を逸らしがちにそう言った。《哲平は僕に悪いと思っているのだろう。》
「え、じゃあメシは?」
〔一回戦してから作ってもらいました。〕
「じゃあ咲希のあのメール(≪今哲平君のアパート着いたよ!≫って!」
〔咲希さんがフェラしてくれて、ぼくが挿れてもいい?って言ったら、『うん』って頷いて奥さんからまたがってきたんですけど、その途中で『あ、ちょっと待って!』ってメールを・・・したので、それかも・・。〕
「2回目のメール(≪御飯作って食べさせたから、もう帰るね。≫)は?」
〔実際に料理を作っている時だったと思います。〕
「咲希は抵抗しなかったのか?最初のエッチには?」
〔はい。抵抗ってほどじゃないですけど、一応軽く両手で押してきました。抵抗はそれだけで、あとはじっとしている感じでした。されるがままって感じでした。〕
2015/06/04
中3〚三角関数〛7話
中3〚三角関数〛7話
何秒か間を置いて『お願い、指抜いて…。』と僕の彼女(加賀美遥:かがみ はるか26才)が呟く。僕の親友(村橋一翔:かずと27才)が手の動きを緩めて、そっと指を抜くと、そのまま床に倒れ込んだ。遥の呼吸は『はぁ、はぁ、はぁ、はぁ』って荒くなっている。
そうそう、これ、僕(磯村耕平:いそむら こうへい27才)が手マンしてイカせた時と同じ状態。ちなみにその間ずっと僕は、ギンギンになった自分のちんこを弄って見てただけだ。一翔もちょっと息が荒くなってたが、ショーツの上からでも分かるくらい、一翔もものすごく勃起しているのが分かった
何秒か何十秒か分からないけど、ある程度呼吸を整えた遥は、テーブルの上のワイングラスの中身をグイッと一気に飲み干して、『うー・・やばい・・。』とつぶやきながら、部屋の隅にあるベッドにそのまま仰向けの状態で倒れ込んだ。「あれ?飲み過ぎたかな?」って、僕はちょっと心配したんだけど、お酒のせいじゃないってことが、その後の会話ですぐに分かった。
仰向けで天井を見上げながら遥が、『王様、さっきから何やってんの?』と僕に話しかけてくる。「何って、見てたよ。」と僕は普通に答えてしまう。『うそだね、ずっと一人でしごいていたでしょ!わたしチラチラ見ていたよ。』遥は冷静に突っ込む。
それに対して何も言えない僕に、『じゃあ今からわたし、一翔とどうしたらいいの?』、 「どうって、とりあえず続きを・・な、一翔・・。」って、僕が一翔の名前を言うと同時に一翔はベッドに歩み寄る。
一翔はベッドに上がる間際に自分でショーツを脱いで、ギンギンに硬直したチンコを遥の目の前に差し出しながら膝立ちしていた。遥はさっきまでの僕との会話がなかったかのように、上半身をひねりながら身体を起こして一翔のチンコにしゃぶりついた
なんて言うのだろう。すごい喉が渇いている時に水を一気に飲むような。すごく寒い日の温泉の露天風呂で脱衣場から湯船までダッシュで駈けて行くような、そういうちょっと前のめりなスピード感で、一翔のチンコを自分から咥(くわ)えにいった。正直、これにはちょっと僕も驚く。遥がこんなに自分から欲しがる姿って、正直今まで一度も見たことがなかったからだ。
“ちゅぱっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ”っていう、さっきの手マンのときとは違う音で部屋が満たされる。ちょうど自分が居た場所からでは、角度的に遥が咥えているところが見えなかったので、ベッドの足元にあたる方へ移動して座って眺めた。遥は僕の視線を無視して、一翔のチンコを大事そうに舐め尽くしている。
遥が左手で玉を包み込みながらちょっと揉みほぐしつつ、右手で竿の根元の部分を軽く握っている。舌はいわゆる裏スジのところを丁寧に、でもすごく大胆に這うようにして舐めたかと思えば、ちょっとすると今度は頭のところを口の中にほうばるようにして、咥えこむ。
遥は咥えこんだ後、強烈に吸い込む力でカリの部分を刺激しながら、頭を小刻みに上下させる.。この時、口の中では舌を思いっきり絡めてカリの周りを一周したり、尿道の入り口のところに舌をちょっとだけ入れたりしながら、適度な周期でそれを繰り返す。
全部僕が6年間かけて遥に教え込んだ技だ。それを今、遥は僕ではない別の男(一翔)のために全力で駆使している。僕の胸の中でうごめく強烈な感情が心臓の鼓動にのって全身を駆け巡った。一翔に胸を見られて興奮した時とは比べ物にならない興奮が、僕の脳みそを刺激する。
悔しいけど、僕は今、人生で最高に満たされている気分だってのを自覚していた。《人に説明しても多分理解してもらえない、分かる人には分かるんだろうけど、多分この気持ちは、目の前にいる一翔や遥にも、理解してもらえないだろう。》でも、そう思うと、《なんだか自分が世界で一番の幸せ者なんじゃないか!》って錯覚すら覚えてきた。《やばい!これ、ハマるかも!》
2015/06/05
何秒か間を置いて『お願い、指抜いて…。』と僕の彼女(加賀美遥:かがみ はるか26才)が呟く。僕の親友(村橋一翔:かずと27才)が手の動きを緩めて、そっと指を抜くと、そのまま床に倒れ込んだ。遥の呼吸は『はぁ、はぁ、はぁ、はぁ』って荒くなっている。
そうそう、これ、僕(磯村耕平:いそむら こうへい27才)が手マンしてイカせた時と同じ状態。ちなみにその間ずっと僕は、ギンギンになった自分のちんこを弄って見てただけだ。一翔もちょっと息が荒くなってたが、ショーツの上からでも分かるくらい、一翔もものすごく勃起しているのが分かった
何秒か何十秒か分からないけど、ある程度呼吸を整えた遥は、テーブルの上のワイングラスの中身をグイッと一気に飲み干して、『うー・・やばい・・。』とつぶやきながら、部屋の隅にあるベッドにそのまま仰向けの状態で倒れ込んだ。「あれ?飲み過ぎたかな?」って、僕はちょっと心配したんだけど、お酒のせいじゃないってことが、その後の会話ですぐに分かった。
仰向けで天井を見上げながら遥が、『王様、さっきから何やってんの?』と僕に話しかけてくる。「何って、見てたよ。」と僕は普通に答えてしまう。『うそだね、ずっと一人でしごいていたでしょ!わたしチラチラ見ていたよ。』遥は冷静に突っ込む。
それに対して何も言えない僕に、『じゃあ今からわたし、一翔とどうしたらいいの?』、 「どうって、とりあえず続きを・・な、一翔・・。」って、僕が一翔の名前を言うと同時に一翔はベッドに歩み寄る。
一翔はベッドに上がる間際に自分でショーツを脱いで、ギンギンに硬直したチンコを遥の目の前に差し出しながら膝立ちしていた。遥はさっきまでの僕との会話がなかったかのように、上半身をひねりながら身体を起こして一翔のチンコにしゃぶりついた
なんて言うのだろう。すごい喉が渇いている時に水を一気に飲むような。すごく寒い日の温泉の露天風呂で脱衣場から湯船までダッシュで駈けて行くような、そういうちょっと前のめりなスピード感で、一翔のチンコを自分から咥(くわ)えにいった。正直、これにはちょっと僕も驚く。遥がこんなに自分から欲しがる姿って、正直今まで一度も見たことがなかったからだ。
“ちゅぱっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ”っていう、さっきの手マンのときとは違う音で部屋が満たされる。ちょうど自分が居た場所からでは、角度的に遥が咥えているところが見えなかったので、ベッドの足元にあたる方へ移動して座って眺めた。遥は僕の視線を無視して、一翔のチンコを大事そうに舐め尽くしている。
遥が左手で玉を包み込みながらちょっと揉みほぐしつつ、右手で竿の根元の部分を軽く握っている。舌はいわゆる裏スジのところを丁寧に、でもすごく大胆に這うようにして舐めたかと思えば、ちょっとすると今度は頭のところを口の中にほうばるようにして、咥えこむ。
遥は咥えこんだ後、強烈に吸い込む力でカリの部分を刺激しながら、頭を小刻みに上下させる.。この時、口の中では舌を思いっきり絡めてカリの周りを一周したり、尿道の入り口のところに舌をちょっとだけ入れたりしながら、適度な周期でそれを繰り返す。
全部僕が6年間かけて遥に教え込んだ技だ。それを今、遥は僕ではない別の男(一翔)のために全力で駆使している。僕の胸の中でうごめく強烈な感情が心臓の鼓動にのって全身を駆け巡った。一翔に胸を見られて興奮した時とは比べ物にならない興奮が、僕の脳みそを刺激する。
悔しいけど、僕は今、人生で最高に満たされている気分だってのを自覚していた。《人に説明しても多分理解してもらえない、分かる人には分かるんだろうけど、多分この気持ちは、目の前にいる一翔や遥にも、理解してもらえないだろう。》でも、そう思うと、《なんだか自分が世界で一番の幸せ者なんじゃないか!》って錯覚すら覚えてきた。《やばい!これ、ハマるかも!》
2015/06/05
中19『いいわよ。』第1話
中19『いいわよ。』第1話
(原題:後輩に弄ばれる妻 投稿者:ハッシー 投稿日:2009/10/24)
俺(片岡信哉)はその日も、早めに残業を切り上げ、2年後輩の武田幸生(さちお)と一杯呑んでいました。武田はまだ独身でしたが、会社の行事で妻の友里恵(ゆりえ)と3才になる娘の真美(まみ)と一緒になる機会が年に何度かあり、すでに妻たちとは仲良しです。
武田はどうやら妻の友里恵がかなりお気に入りのようで、一緒に呑んでいてアルコールが回ってくると、ちょくちょく妻の話題が出てきます。その日も1軒目で、そんな話になっていきました。
〔いいですよね~先輩(俺)は・・・あんなにキレイでスタイル抜群の奥さんがいて・・。〕
「そんなに褒めるほどでもないぞ・・・性格は限りなく天然系だし・・・。」
〔だって、適度に出るトコは出ていて・・おまけに美人なんて・・そうそう揃った奥さんなんて世の中にいませんよ。〕
「なんかもう、友里恵のカラダを全て知ってるような事言うねぇ。結構着やせする方だから・・・武田も騙されているんだよ。」
〔あ~あ、一度でいいから、あんな魅力的な人を抱いてみたいなぁ・・・おぉっとっ・・・こりゃ失礼しました・・・ついつい・・。〕
「オマエもしょうがないねぇ・・・最近遊んでないのか・・?」
〔ほらボーナスが、あんなんじゃねぇ・・・。〕
「よし、じゃぁまだ早いし、景気づけにオレの家に呑みに来るか・・・?女房に会いたいんだろ・・?」
〔えっ、これから先輩の家にお邪魔してもいいんですか?!〕
「まぁ、娘の真美はちょうど寝た頃だろうから、友里恵と3人で呑めるぞ・・。」
〔ヒヤぁ~~うれしいです。早く行きましょ!〕
1軒目の勘定を済ますや、俺達は我が家に急ぎ帰りました。我が家のマンションに着き、玄関のベルを鳴らしても妻が出て来ません。出迎えに出てこないのでおかしいなと思いつつ、仕方なく玄関のドアを開け、2人で廊下を中に入って行くと・・・浴室の方からシャワーを浴びている音と鼻歌が聞こえてきました。
洗面所兼脱衣場と廊下との間仕切りのアコーディオンカーテンを閉めていなかったため、俺達がいる斜め横の角度からは、浴室のすりガラス越しに映る肌色のカラダのシルエットが・・・・すりガラスに映る友里恵の肌のシルエット・・・・妻がシャワーを浴びている音・・・武田も妻が今入浴中である事を察知し緊張気味ですが、しっかり視線が浴室に注がれています。
その場に居続けると・・・浴室から出てくる全裸の友里恵とバッタリ・・・妻の乳首や下腹部に生い茂る恥毛を・・・その妻のカラダを想像し憧れている武田に・・・妻のハダカを見られてしまう・・・俺はあわてて奥の部屋に武田を導きました。
2015/06/06
(原題:後輩に弄ばれる妻 投稿者:ハッシー 投稿日:2009/10/24)
俺(片岡信哉)はその日も、早めに残業を切り上げ、2年後輩の武田幸生(さちお)と一杯呑んでいました。武田はまだ独身でしたが、会社の行事で妻の友里恵(ゆりえ)と3才になる娘の真美(まみ)と一緒になる機会が年に何度かあり、すでに妻たちとは仲良しです。
武田はどうやら妻の友里恵がかなりお気に入りのようで、一緒に呑んでいてアルコールが回ってくると、ちょくちょく妻の話題が出てきます。その日も1軒目で、そんな話になっていきました。
〔いいですよね~先輩(俺)は・・・あんなにキレイでスタイル抜群の奥さんがいて・・。〕
「そんなに褒めるほどでもないぞ・・・性格は限りなく天然系だし・・・。」
〔だって、適度に出るトコは出ていて・・おまけに美人なんて・・そうそう揃った奥さんなんて世の中にいませんよ。〕
「なんかもう、友里恵のカラダを全て知ってるような事言うねぇ。結構着やせする方だから・・・武田も騙されているんだよ。」
〔あ~あ、一度でいいから、あんな魅力的な人を抱いてみたいなぁ・・・おぉっとっ・・・こりゃ失礼しました・・・ついつい・・。〕
「オマエもしょうがないねぇ・・・最近遊んでないのか・・?」
〔ほらボーナスが、あんなんじゃねぇ・・・。〕
「よし、じゃぁまだ早いし、景気づけにオレの家に呑みに来るか・・・?女房に会いたいんだろ・・?」
〔えっ、これから先輩の家にお邪魔してもいいんですか?!〕
「まぁ、娘の真美はちょうど寝た頃だろうから、友里恵と3人で呑めるぞ・・。」
〔ヒヤぁ~~うれしいです。早く行きましょ!〕
1軒目の勘定を済ますや、俺達は我が家に急ぎ帰りました。我が家のマンションに着き、玄関のベルを鳴らしても妻が出て来ません。出迎えに出てこないのでおかしいなと思いつつ、仕方なく玄関のドアを開け、2人で廊下を中に入って行くと・・・浴室の方からシャワーを浴びている音と鼻歌が聞こえてきました。
洗面所兼脱衣場と廊下との間仕切りのアコーディオンカーテンを閉めていなかったため、俺達がいる斜め横の角度からは、浴室のすりガラス越しに映る肌色のカラダのシルエットが・・・・すりガラスに映る友里恵の肌のシルエット・・・・妻がシャワーを浴びている音・・・武田も妻が今入浴中である事を察知し緊張気味ですが、しっかり視線が浴室に注がれています。
その場に居続けると・・・浴室から出てくる全裸の友里恵とバッタリ・・・妻の乳首や下腹部に生い茂る恥毛を・・・その妻のカラダを想像し憧れている武田に・・・妻のハダカを見られてしまう・・・俺はあわてて奥の部屋に武田を導きました。
2015/06/06
中16〖これでいいのか?〗第4話
中16〖これでいいのか?〗第4話
当然ですがドアは閉まっていました。私(吉永和彦 32歳)は懸命にドアに耳をつけて聴き、耳を澄ますと声だけはかすかに聞こえてきました。結構時間をおいて来たつもりですが、どうやら2人はまだキスをしています。寝室に来てすぐにプレイが始まったわけではないのかも知れません。
妻の茉莉奈(まりな 28歳)の『んっ・んん・・』と言う遠慮がちな声。それに続いて、ピチャピチャというキスの水音・・・。私はどうにも堪りません、すっかり大きくなったものを触りたくなるのを抑え聞き耳を立てます。
すると親友の松野文也(ふみや 33歳)が〔まりなさんっておっぱい大きいよね?柔らかい。〕妻は『そうかな・・・。やっぱり大きいのが好きなんですか?』松野は茉莉奈の胸に触れているようです・・・。もう脱いでいるのか、服の上からか・・・。それが気になります。
妻の茉莉奈は決して太ってはいません、細身ですがEカップと以前本人に聞いたことがあります。形も良い胸で松野はよく、〔良いおっぱいしてるよな。〕、と私に言っていました。松野の彼女はとても美人ですが、胸はあまり大きくなくそこが少し不満の様でした。
松野は〔本当言うとまりなさんのおっぱいがずっと気になっていて、何度も想像しちゃっていたよ。〕茉莉奈が『ええ・・・。そうなんですか?恥ずかしいわ・・・。』やはり妻は嬉しそうです。
それから妻が喘ぎ始めました。茉莉奈は胸(時に乳首)が敏感なのです。最初は『あっ、あっ・・・。んっ・・』と流石に遠慮がちに喘ぎましたが既に感じ始めています。時折“ちゅぱちゅぱ”と松野が妻の胸を舐めているのであろう音も聞こえます。
徐々に喘ぎ声が大きくなっていく妻・・・。すると松野は〔まりなさんも触って・・・。〕と、茉利奈が『え!・・・すごく硬いし・・・太い!』松野のペニスに驚く茉利奈です。〔まりなさんのおっぱい程じゃないよ・・・。〕、『あはは、何それ、例えが変ですよ。』私以外の男のペニスを触りながら楽しそうな妻・・・。私は猛烈に嫉妬します。松野が〔あいつのはどう?」と尋ね。茉利奈は『う~ん、普通かな?』って答えた。
私はショックを受けます。悪びれずにそんなことを言う妻に事実とはいえ男としてはショックなのです。そんなやりとりを聞きながらはちきれんばかりになった私のペニスをズボンの上からさすりつつ聞き耳を立てています。
〔まりなさん、舐めて貰っても良い?〕
『はい・・・。じゃあ寝てください・・・。』
ごそごそと松野のズボンを脱いでいるのか脱がせているのか擦れる音がします。
『やっぱり凄く太い・・・。』想像ですが、松野のペニスに見とれている妻が見えます・・・。次第に“ぴちゃぴちゃ”と音が聞こえてきます。AVの様にわざと音を立てているわけではありませんので、かすかに時折しか聞こえませんが、ついに妻の茉利奈は松野のペニスを舐め始めています。私はズボンの上から摩っているだけでいきそうになり、手を止めまた動かしを繰り返しました。
2015/06/06
当然ですがドアは閉まっていました。私(吉永和彦 32歳)は懸命にドアに耳をつけて聴き、耳を澄ますと声だけはかすかに聞こえてきました。結構時間をおいて来たつもりですが、どうやら2人はまだキスをしています。寝室に来てすぐにプレイが始まったわけではないのかも知れません。
妻の茉莉奈(まりな 28歳)の『んっ・んん・・』と言う遠慮がちな声。それに続いて、ピチャピチャというキスの水音・・・。私はどうにも堪りません、すっかり大きくなったものを触りたくなるのを抑え聞き耳を立てます。
すると親友の松野文也(ふみや 33歳)が〔まりなさんっておっぱい大きいよね?柔らかい。〕妻は『そうかな・・・。やっぱり大きいのが好きなんですか?』松野は茉莉奈の胸に触れているようです・・・。もう脱いでいるのか、服の上からか・・・。それが気になります。
妻の茉莉奈は決して太ってはいません、細身ですがEカップと以前本人に聞いたことがあります。形も良い胸で松野はよく、〔良いおっぱいしてるよな。〕、と私に言っていました。松野の彼女はとても美人ですが、胸はあまり大きくなくそこが少し不満の様でした。
松野は〔本当言うとまりなさんのおっぱいがずっと気になっていて、何度も想像しちゃっていたよ。〕茉莉奈が『ええ・・・。そうなんですか?恥ずかしいわ・・・。』やはり妻は嬉しそうです。
それから妻が喘ぎ始めました。茉莉奈は胸(時に乳首)が敏感なのです。最初は『あっ、あっ・・・。んっ・・』と流石に遠慮がちに喘ぎましたが既に感じ始めています。時折“ちゅぱちゅぱ”と松野が妻の胸を舐めているのであろう音も聞こえます。
徐々に喘ぎ声が大きくなっていく妻・・・。すると松野は〔まりなさんも触って・・・。〕と、茉利奈が『え!・・・すごく硬いし・・・太い!』松野のペニスに驚く茉利奈です。〔まりなさんのおっぱい程じゃないよ・・・。〕、『あはは、何それ、例えが変ですよ。』私以外の男のペニスを触りながら楽しそうな妻・・・。私は猛烈に嫉妬します。松野が〔あいつのはどう?」と尋ね。茉利奈は『う~ん、普通かな?』って答えた。
私はショックを受けます。悪びれずにそんなことを言う妻に事実とはいえ男としてはショックなのです。そんなやりとりを聞きながらはちきれんばかりになった私のペニスをズボンの上からさすりつつ聞き耳を立てています。
〔まりなさん、舐めて貰っても良い?〕
『はい・・・。じゃあ寝てください・・・。』
ごそごそと松野のズボンを脱いでいるのか脱がせているのか擦れる音がします。
『やっぱり凄く太い・・・。』想像ですが、松野のペニスに見とれている妻が見えます・・・。次第に“ぴちゃぴちゃ”と音が聞こえてきます。AVの様にわざと音を立てているわけではありませんので、かすかに時折しか聞こえませんが、ついに妻の茉利奈は松野のペニスを舐め始めています。私はズボンの上から摩っているだけでいきそうになり、手を止めまた動かしを繰り返しました。
2015/06/06
中11 〖家庭教師の誤算 第13回〗
中11 〖家庭教師の誤算 第13回〗
僕(二宮直記)が抜いた瞬間、角倉香澄の身体もガクガクと震えると、香澄の股間からもピューっと何かが吹き出した。香澄は身体を横にして背中を丸め、唇を震わせながらハァハァと荒い息を吐いていた。
香澄のお腹から零れた精液がシーツを濡らし、香澄の腰の下から太腿のした辺りのシーツにも大きなシミができている。ティッシュを取って自分のものを拭ったあと、香澄のお腹を拭いてやろうとすると香澄はビクッと身体を震わせると目を開けた。
香澄はのろのろと身体を起こして僕に抱きついてくる。《僕の放ったものがついちゃうなぁ》身勝手で不謹慎にもそんなことが頭を過ぎったが、僕は香澄を力いっぱい抱き締めていた。
『先生・・・なんか凄かったよ・・・。』香澄は僕の耳元でそう言うと僕に唇をせがんだ。熱い抱擁と口付けの後、僕たちはシャワーで汗を洗い流す。僕に身体を預けて洗ってもらいながら、『私ね、先生。』って香澄が言った。僕が目を上げて香澄の顔に視線を向けると香澄は続けた。
『先生とセックスしてから、エッチな子になっちゃった。』詳しく聞くと、香澄は『先生をオカズに自分で自分を慰めることを覚えて、軽いエクスタシーを感じるまでになっていた。』と告白した。『でもね、もう自分でするのと全然違った・・・。』素直に女の子の秘密を打ち明ける香澄の言葉を聞いて、僕はなんだか男としての自信みたいなものが芽生えるのを感じた。
バスルームから出て、ベッドでいちゃついていると僕の股間の膨らみは直ぐに復活し、香澄はコロコロ笑いながら面白そうにそれを指でつついたりしている。「香澄、お口でしてくれる?」勘違いも甚だしいが、妙な自信を持ってしまった僕は大胆にも香澄にそんなことを言っていた。その途端に後悔したが、香澄は素直に『いいよ。』と答えると、僕の股間に顔を近づけてきた。
香澄は最初のうちこそ恐々と少し舐めてみたり、唇で挟んでみたりしていたが、少し慣れてくると思いっきり僕を口に含んだ。「あっ・・・!」あまりの気持ち良さに僕は思わず声を出してしまった。
僕を口から出した香澄が上目遣いに、『先生、気持ちいい?』と聞いてくる。「香澄、すごすぎ!」と答える。『嬉しい!』って香澄は本当に嬉しそうにそう言うと、いつまでも僕をしゃぶり続けた。
「香澄、出そうだ!」僕は香澄を押しのけようとしたが、一層唇に力を入れて刺激し続けられて、僕は直ぐに臨界点に達してしまった。でも、一度出した後だったのに、あんなにたくさんドクドクと出るとは思わなかった。
「ほら、ここに吐き出していいよ。」僕はティッシュを何枚か重ねて香澄の前に差し出して言ったが、香澄は目だけで優しく微笑むと、ゴクリと口の中のものを飲み下した。『飲んじゃったw』照れくさそうな表情を浮かべながら香澄が言ったので、僕は本当に香澄のことが愛おしくなって力いっぱい抱きしめた。
『先生、苦しいよ!』耳元で発せられた香澄の声を聞いて僕は腕の力を緩める。「ごめん、ごめん。」香澄の後頭部に手をやって優しく撫でながら僕がそう言うと香澄は僕の耳に囁いた。『先生、大好き!』
2015/06/07
僕(二宮直記)が抜いた瞬間、角倉香澄の身体もガクガクと震えると、香澄の股間からもピューっと何かが吹き出した。香澄は身体を横にして背中を丸め、唇を震わせながらハァハァと荒い息を吐いていた。
香澄のお腹から零れた精液がシーツを濡らし、香澄の腰の下から太腿のした辺りのシーツにも大きなシミができている。ティッシュを取って自分のものを拭ったあと、香澄のお腹を拭いてやろうとすると香澄はビクッと身体を震わせると目を開けた。
香澄はのろのろと身体を起こして僕に抱きついてくる。《僕の放ったものがついちゃうなぁ》身勝手で不謹慎にもそんなことが頭を過ぎったが、僕は香澄を力いっぱい抱き締めていた。
『先生・・・なんか凄かったよ・・・。』香澄は僕の耳元でそう言うと僕に唇をせがんだ。熱い抱擁と口付けの後、僕たちはシャワーで汗を洗い流す。僕に身体を預けて洗ってもらいながら、『私ね、先生。』って香澄が言った。僕が目を上げて香澄の顔に視線を向けると香澄は続けた。
『先生とセックスしてから、エッチな子になっちゃった。』詳しく聞くと、香澄は『先生をオカズに自分で自分を慰めることを覚えて、軽いエクスタシーを感じるまでになっていた。』と告白した。『でもね、もう自分でするのと全然違った・・・。』素直に女の子の秘密を打ち明ける香澄の言葉を聞いて、僕はなんだか男としての自信みたいなものが芽生えるのを感じた。
バスルームから出て、ベッドでいちゃついていると僕の股間の膨らみは直ぐに復活し、香澄はコロコロ笑いながら面白そうにそれを指でつついたりしている。「香澄、お口でしてくれる?」勘違いも甚だしいが、妙な自信を持ってしまった僕は大胆にも香澄にそんなことを言っていた。その途端に後悔したが、香澄は素直に『いいよ。』と答えると、僕の股間に顔を近づけてきた。
香澄は最初のうちこそ恐々と少し舐めてみたり、唇で挟んでみたりしていたが、少し慣れてくると思いっきり僕を口に含んだ。「あっ・・・!」あまりの気持ち良さに僕は思わず声を出してしまった。
僕を口から出した香澄が上目遣いに、『先生、気持ちいい?』と聞いてくる。「香澄、すごすぎ!」と答える。『嬉しい!』って香澄は本当に嬉しそうにそう言うと、いつまでも僕をしゃぶり続けた。
「香澄、出そうだ!」僕は香澄を押しのけようとしたが、一層唇に力を入れて刺激し続けられて、僕は直ぐに臨界点に達してしまった。でも、一度出した後だったのに、あんなにたくさんドクドクと出るとは思わなかった。
「ほら、ここに吐き出していいよ。」僕はティッシュを何枚か重ねて香澄の前に差し出して言ったが、香澄は目だけで優しく微笑むと、ゴクリと口の中のものを飲み下した。『飲んじゃったw』照れくさそうな表情を浮かべながら香澄が言ったので、僕は本当に香澄のことが愛おしくなって力いっぱい抱きしめた。
『先生、苦しいよ!』耳元で発せられた香澄の声を聞いて僕は腕の力を緩める。「ごめん、ごめん。」香澄の後頭部に手をやって優しく撫でながら僕がそう言うと香澄は僕の耳に囁いた。『先生、大好き!』
2015/06/07
中10〚新しい夫婦の形〛3章第4話 20
中10〚新しい夫婦の形〛3章第4話 20
園部君から妻の話を聞いたからか、家に帰っても僕(益岡健人)の気持ちは高揚していて、すぐに妻の希美(のぞみ)を抱いた。行為が終わって少し落ち着いてから、僕は今日園部君に会ったことを希美に話した。
「今日企画部の園部君に会ってきたよ。」僕は今までのことをすべて妻に話した。そう、園部君や須藤たちと面識のあることも。それでも希美は『えっ!・・どうして?』うろたえたように答えた。《浮気のことが心配なのかも知れない。》
「会社での君の様子があれから変だと心配してぼくに連絡をくれたんだ。」
『何を話したの?』
希美は心配そうに僕に尋ねてくる。
「そう心配するなよ、君から聞いたことは彼には何一つ話していないから。」
僕の言葉を聞いて妻は少し安心した様子だった。
「出張を避けているのかい?」
僕は唐突に希美に質問をしてみた。
『避けているわけではないわ・・・でも・・。』
「でも?」
『三宅さんや高山さんと出張になれば、必ず私を求めてくるわ・・・。』
「嫌なのか?」
『こうやってあなたに抱かれるのが一番いいの・・だから、もう他の人とはしたくないの・・・。』
妻はそう言って僕の胸のなかに顔をうずめた。思えば僕と希美がベッドの上でこう寄り添うのは、ここ最近を除いては新婚のとき以来だ。僕は妻の出張先での情事を聞かなければ、夫婦関係はどんどん冷え込んでいったのかも知れない。人間の感情というのは全く皮肉なものだと感じていた。
「時々自分で自分の気持ちがわからなくなることがあるよ。」
『えっ、どう言うこと?』
「僕はきみのことを一番愛している。決して離したくないと思っている。本当だ・・・けど・・。」
僕はあれからずっと心に思っていることを妻に話してみようとこの時思った。
「けど・・きみがまた他の男に抱かれることを心のどこかで期待しているんだ・・。」
『そ、そんな・・・。』
「ごめん・・・言っていることが矛盾していることはわかっている・・でも、きみが他の男に再び抱かれると思うだけで・・・僕の身体はこんなにも元気になってしまうんだ・・・。」
そう言って僕は希美の手をとり自分のペニスにあてがった。先ほど済ませたばかりだと言うのに硬くなり始めている僕のペニスを妻が握ってくれる。
「まったく男の性というのか、ほんと自分でも情けないよ。」
『そんなこと言わないで・・・すべては私がいけないんだから・・・。』
希美はそう言うと、ゆっくりと僕のペニスをその口の中に含んでくれた。
数日後、妻に出張の予定が入った。希美が出張するとの連絡は園部君から最初に入った。外回りの営業が終わった時に突然園部君から電話が入ったのである。〔益岡さんですか、園部です。益岡さんにお伝えしなければならないことができました。実は今週の金曜日に百瀬さんと松本に出張することになりました。エキシビジョンなので夕方からのプレゼンで、たぶんその日は泊まりになると思います。〕
「そっか、わざわざ連絡してくれてありがとう。すまない今出先なんであまり時間がないんだ。」僕はそう言うと園部君からの電話を終わらせた。
2015/06/07
園部君から妻の話を聞いたからか、家に帰っても僕(益岡健人)の気持ちは高揚していて、すぐに妻の希美(のぞみ)を抱いた。行為が終わって少し落ち着いてから、僕は今日園部君に会ったことを希美に話した。
「今日企画部の園部君に会ってきたよ。」僕は今までのことをすべて妻に話した。そう、園部君や須藤たちと面識のあることも。それでも希美は『えっ!・・どうして?』うろたえたように答えた。《浮気のことが心配なのかも知れない。》
「会社での君の様子があれから変だと心配してぼくに連絡をくれたんだ。」
『何を話したの?』
希美は心配そうに僕に尋ねてくる。
「そう心配するなよ、君から聞いたことは彼には何一つ話していないから。」
僕の言葉を聞いて妻は少し安心した様子だった。
「出張を避けているのかい?」
僕は唐突に希美に質問をしてみた。
『避けているわけではないわ・・・でも・・。』
「でも?」
『三宅さんや高山さんと出張になれば、必ず私を求めてくるわ・・・。』
「嫌なのか?」
『こうやってあなたに抱かれるのが一番いいの・・だから、もう他の人とはしたくないの・・・。』
妻はそう言って僕の胸のなかに顔をうずめた。思えば僕と希美がベッドの上でこう寄り添うのは、ここ最近を除いては新婚のとき以来だ。僕は妻の出張先での情事を聞かなければ、夫婦関係はどんどん冷え込んでいったのかも知れない。人間の感情というのは全く皮肉なものだと感じていた。
「時々自分で自分の気持ちがわからなくなることがあるよ。」
『えっ、どう言うこと?』
「僕はきみのことを一番愛している。決して離したくないと思っている。本当だ・・・けど・・。」
僕はあれからずっと心に思っていることを妻に話してみようとこの時思った。
「けど・・きみがまた他の男に抱かれることを心のどこかで期待しているんだ・・。」
『そ、そんな・・・。』
「ごめん・・・言っていることが矛盾していることはわかっている・・でも、きみが他の男に再び抱かれると思うだけで・・・僕の身体はこんなにも元気になってしまうんだ・・・。」
そう言って僕は希美の手をとり自分のペニスにあてがった。先ほど済ませたばかりだと言うのに硬くなり始めている僕のペニスを妻が握ってくれる。
「まったく男の性というのか、ほんと自分でも情けないよ。」
『そんなこと言わないで・・・すべては私がいけないんだから・・・。』
希美はそう言うと、ゆっくりと僕のペニスをその口の中に含んでくれた。
数日後、妻に出張の予定が入った。希美が出張するとの連絡は園部君から最初に入った。外回りの営業が終わった時に突然園部君から電話が入ったのである。〔益岡さんですか、園部です。益岡さんにお伝えしなければならないことができました。実は今週の金曜日に百瀬さんと松本に出張することになりました。エキシビジョンなので夕方からのプレゼンで、たぶんその日は泊まりになると思います。〕
「そっか、わざわざ連絡してくれてありがとう。すまない今出先なんであまり時間がないんだ。」僕はそう言うと園部君からの電話を終わらせた。
2015/06/07
中18〚目覚め〛パート03
中18〚目覚め〛パート03
ある日、会社に、妻の瑠璃子(るりこ)の中学からの親友である古川怜奈(こがわ・れな)から連絡があった。〚今夜、瑠璃子に内緒で会いたい。〛との事だった。
怜奈は、タイプは違うが瑠璃子に負けないぐらいの美人で、TVCMのモデルやローカル番組のアシスタントなどをしている。イメージで言うと瑠璃子が“ひまわり”で怜奈は“バラ”という感じか。瑠璃子と同い年とは思えない様な色っぽい女性である。性格もかなり積極的な姉御肌タイプで、瑠璃子とはいろんな意味でいいコンビという感じだった。
待ち合わせ場所は、怜奈の行き付けのおしゃれなBARです。怜奈が僕(河村澄夫)に、しかも瑠璃子に内緒の用件って何だろうか・・・不安と期待でドキドキしていた。男ならあんな美人に呼び出されりゃ、誰でも期待するハズだ。それは僕の様なモテない男で、それを自覚していたとしても同じである。
しかーし、今の僕は違う!つい最近、オバさんと引き替えに、瑠璃子を失いかけた僕は《瑠璃子と夫婦でいられる幸せ》を改めて確認したばかりなので、もう絶対に瑠璃子を裏切らないという誓いを胸に店のドアを開けた。
怜奈は先に来ていて小さいテーブルに一人で座っていた。胸元の大きく開いた黒のワンピースという格好で長く綺麗な足を組み、肩肘をついてその上に小さい顔を乗せ携帯を見ている。僕が2、3歩近づくと、すぐに怜奈は気づいて僕に小さく手を振ってきた。すると店中の男の視線が僕に集中する。それだけ怜奈が注目されていたのだろう。僕は気分が良かった。
〚ゴメンなさい。急に呼び出したりして。〛
「いや、別にいいけど、用事って何?」
〚その前に何か飲みませんか?私ノド渇いちゃって。〛
怜奈はメニューを僕に見せた。カクテルはあまりよく判らなかったが、僕の方が年上だし怜奈に聞くのも恥ずかしかったので、聞いた事のある名前の奴(ギムレット)を注文したらすっごく甘い飲み物が出て来てビックリした。カクテル恐るべし・・・。
妻の瑠璃子は、僕がする他愛も無い話でも、〚澄夫君、すごーい!物知りー!〛と簡単に感動するので楽だが、怜奈の様なオシャレな女性には全く会話が出来なくなってしまう。
特にこの時はテーブルが小さかったので、僕は怜奈との距離が近すぎて恥ずかしくて顔がマトモに見られない。仕方なくコースターとかピーナッツとか見ながら話をしてた。
〚澄夫君、何か用事があって急いでいるんですか?〛
「いや、なんで?」
〚さっきから「用件はなに?」って何度も聞いてくるんだもん・・・。〛
「ああ、ゴメン。玲奈ちゃん。」
〚いえ、別に謝らなくても・・ただ、忙しいのに無理言っちゃって悪かったかなぁって思って。〛
「いや、そんな事全然ないよ。」
〚あの・・・私といるのって退屈ですか?〛
もしかするとその発言に深い意味は無いかもしれないが、そんな事言われたら男ならドキッとするだろう?僕はビックリして怜奈の顔を見てしまった。すると怜奈もコッチを見ていて、僕と目が合うと驚いたように顔を真っ赤にして俯いてしまった。《うわっ!ヤベー!怜奈みたいな美人がこんな顔したら破壊力ハンパじゃねーな》
「いや、十分楽しいよ。」
〚本当ですかぁ!嬉しい!・・・じゃぁ、また瑠璃子に内緒で会って欲しいって言ったら、どうします?〛
「も、もちろん喜んで会うよ。僕の方からお願いしたいくらいだよ。」
ニッコリ微笑む玲奈・・・再び、来店前に立てた誓いがアッサリ破られた瞬間だった。
2015/06/07
ある日、会社に、妻の瑠璃子(るりこ)の中学からの親友である古川怜奈(こがわ・れな)から連絡があった。〚今夜、瑠璃子に内緒で会いたい。〛との事だった。
怜奈は、タイプは違うが瑠璃子に負けないぐらいの美人で、TVCMのモデルやローカル番組のアシスタントなどをしている。イメージで言うと瑠璃子が“ひまわり”で怜奈は“バラ”という感じか。瑠璃子と同い年とは思えない様な色っぽい女性である。性格もかなり積極的な姉御肌タイプで、瑠璃子とはいろんな意味でいいコンビという感じだった。
待ち合わせ場所は、怜奈の行き付けのおしゃれなBARです。怜奈が僕(河村澄夫)に、しかも瑠璃子に内緒の用件って何だろうか・・・不安と期待でドキドキしていた。男ならあんな美人に呼び出されりゃ、誰でも期待するハズだ。それは僕の様なモテない男で、それを自覚していたとしても同じである。
しかーし、今の僕は違う!つい最近、オバさんと引き替えに、瑠璃子を失いかけた僕は《瑠璃子と夫婦でいられる幸せ》を改めて確認したばかりなので、もう絶対に瑠璃子を裏切らないという誓いを胸に店のドアを開けた。
怜奈は先に来ていて小さいテーブルに一人で座っていた。胸元の大きく開いた黒のワンピースという格好で長く綺麗な足を組み、肩肘をついてその上に小さい顔を乗せ携帯を見ている。僕が2、3歩近づくと、すぐに怜奈は気づいて僕に小さく手を振ってきた。すると店中の男の視線が僕に集中する。それだけ怜奈が注目されていたのだろう。僕は気分が良かった。
〚ゴメンなさい。急に呼び出したりして。〛
「いや、別にいいけど、用事って何?」
〚その前に何か飲みませんか?私ノド渇いちゃって。〛
怜奈はメニューを僕に見せた。カクテルはあまりよく判らなかったが、僕の方が年上だし怜奈に聞くのも恥ずかしかったので、聞いた事のある名前の奴(ギムレット)を注文したらすっごく甘い飲み物が出て来てビックリした。カクテル恐るべし・・・。
妻の瑠璃子は、僕がする他愛も無い話でも、〚澄夫君、すごーい!物知りー!〛と簡単に感動するので楽だが、怜奈の様なオシャレな女性には全く会話が出来なくなってしまう。
特にこの時はテーブルが小さかったので、僕は怜奈との距離が近すぎて恥ずかしくて顔がマトモに見られない。仕方なくコースターとかピーナッツとか見ながら話をしてた。
〚澄夫君、何か用事があって急いでいるんですか?〛
「いや、なんで?」
〚さっきから「用件はなに?」って何度も聞いてくるんだもん・・・。〛
「ああ、ゴメン。玲奈ちゃん。」
〚いえ、別に謝らなくても・・ただ、忙しいのに無理言っちゃって悪かったかなぁって思って。〛
「いや、そんな事全然ないよ。」
〚あの・・・私といるのって退屈ですか?〛
もしかするとその発言に深い意味は無いかもしれないが、そんな事言われたら男ならドキッとするだろう?僕はビックリして怜奈の顔を見てしまった。すると怜奈もコッチを見ていて、僕と目が合うと驚いたように顔を真っ赤にして俯いてしまった。《うわっ!ヤベー!怜奈みたいな美人がこんな顔したら破壊力ハンパじゃねーな》
「いや、十分楽しいよ。」
〚本当ですかぁ!嬉しい!・・・じゃぁ、また瑠璃子に内緒で会って欲しいって言ったら、どうします?〛
「も、もちろん喜んで会うよ。僕の方からお願いしたいくらいだよ。」
ニッコリ微笑む玲奈・・・再び、来店前に立てた誓いがアッサリ破られた瞬間だった。
2015/06/07
中14〖恋に恋した妻〗PART11
中14〖恋に恋した妻〗PART11
「出来るだけ詳細を話してくれないか?」と僕(波戸真一)は後輩の河野哲平(こうの・てっぺい)に頼む。
〔ん~、と言っても、まぁわかりました。ウチ来てから、しばらくは普通に喋っていたんですけど、ぼくは咲希さんの隣に座って、それから肩を抱き寄せて少しづつ触ってったりしました。さっきも言ったとおり咲希さんはじっとしているって感じでしたね。〕
〔キスしたとき舌入れようとしても口も開きませんでした。でも抵抗は無かったです。キスしながら服を脱がせて、それで自分のちんこを触らせたら困った感じで笑って『やだ!』って言いつつも軽くジーパン越しにさすってきました。〕
〔直接触ってって言ったら、ファスナー開けて握ってきて、それで咲希さんの頭を撫でたら、自分からフェラしてきてくれました。〕
「>咲希は何か言っていた?」
〔何かって何ですか?」
「いやH中とか、H後に・・。」
〔いや、ぅん~特に。というかすいません。質問の意図が・・・。」
「いやだか俺(波戸真一)よりすごいとか。」
〔ああ、そんなのはなかったです。普通に『すごい』とか『逝っちゃう』とかかな。〕
「他には?」
〔え、まぁ普通ですよ。『もっと!』とか『だめ!』とかでした。〕
それだけでも僕は射精できそうなくらい興奮をしていた。不思議なことに、目の前でそんなことを語る哲平に対しても、嫉妬こそすれども、それは憎悪や怒りでは全くなく、むしろ友人としてより共感できる部分が出来て、嬉しく思った。でもそれはそれで異常なのかもしれない。
「2回目も?」
〔まぁそうですね。一回戦は口に手を当てて声我慢していたんですけど、二回戦は途中で咲希さんが『ねえ?声大丈夫?やばくない?』って聞いてきて、平日の昼間だから誰もいないよ。って言ったらそこからは普通に喘いでいましたね。〕
「どんな感じだった?」
〔いや、普通に、可愛い声でした。〕
「で、お前が電話(〔はい2回戦が終わったとこです。〕)してきたと。」
〔はい。〕
「その後は?」
〔え~っと、先輩が咲希さんにメールしたんですよね?そしたら、『旦那残業だって。やっぱりどっかのサボりさんとは違うね。』って言われました。〕
〔じゃあもう一回しよっか?〕
『駄目駄目!もう帰る!』
〔良いじゃん。まだ時間あるし。〕
〔それで、ぼくは服を着ようとする咲希さんを後ろから抱きしめて、胸を揉んだり、キスをしていたら、最初は『ちょ、もう駄目だって~。』って笑っていたのですけど、その内に『あっ!』って声だして、『もう!』って怒りつつも腰下ろしてフェラしてくれました。途中何度か押し倒そうとしたけど、『もう帰んなきゃ・・・。』って。〕
「僕のこととか何か言ってた?」
〔いや無いです。している時に結構会話振ったりしたんですけどね、基本無視でした。Hの後も特に会話って無かったです。〕
「じゃあ帰り際は?」
〔普通にバイバイって感じでした。〕
「それだけ?」
〔あっ、すいません玄関でキスをしました。〕
僕は、その様子を想像すると、すごくショックだった。
2015/06/08
「出来るだけ詳細を話してくれないか?」と僕(波戸真一)は後輩の河野哲平(こうの・てっぺい)に頼む。
〔ん~、と言っても、まぁわかりました。ウチ来てから、しばらくは普通に喋っていたんですけど、ぼくは咲希さんの隣に座って、それから肩を抱き寄せて少しづつ触ってったりしました。さっきも言ったとおり咲希さんはじっとしているって感じでしたね。〕
〔キスしたとき舌入れようとしても口も開きませんでした。でも抵抗は無かったです。キスしながら服を脱がせて、それで自分のちんこを触らせたら困った感じで笑って『やだ!』って言いつつも軽くジーパン越しにさすってきました。〕
〔直接触ってって言ったら、ファスナー開けて握ってきて、それで咲希さんの頭を撫でたら、自分からフェラしてきてくれました。〕
「>咲希は何か言っていた?」
〔何かって何ですか?」
「いやH中とか、H後に・・。」
〔いや、ぅん~特に。というかすいません。質問の意図が・・・。」
「いやだか俺(波戸真一)よりすごいとか。」
〔ああ、そんなのはなかったです。普通に『すごい』とか『逝っちゃう』とかかな。〕
「他には?」
〔え、まぁ普通ですよ。『もっと!』とか『だめ!』とかでした。〕
それだけでも僕は射精できそうなくらい興奮をしていた。不思議なことに、目の前でそんなことを語る哲平に対しても、嫉妬こそすれども、それは憎悪や怒りでは全くなく、むしろ友人としてより共感できる部分が出来て、嬉しく思った。でもそれはそれで異常なのかもしれない。
「2回目も?」
〔まぁそうですね。一回戦は口に手を当てて声我慢していたんですけど、二回戦は途中で咲希さんが『ねえ?声大丈夫?やばくない?』って聞いてきて、平日の昼間だから誰もいないよ。って言ったらそこからは普通に喘いでいましたね。〕
「どんな感じだった?」
〔いや、普通に、可愛い声でした。〕
「で、お前が電話(〔はい2回戦が終わったとこです。〕)してきたと。」
〔はい。〕
「その後は?」
〔え~っと、先輩が咲希さんにメールしたんですよね?そしたら、『旦那残業だって。やっぱりどっかのサボりさんとは違うね。』って言われました。〕
〔じゃあもう一回しよっか?〕
『駄目駄目!もう帰る!』
〔良いじゃん。まだ時間あるし。〕
〔それで、ぼくは服を着ようとする咲希さんを後ろから抱きしめて、胸を揉んだり、キスをしていたら、最初は『ちょ、もう駄目だって~。』って笑っていたのですけど、その内に『あっ!』って声だして、『もう!』って怒りつつも腰下ろしてフェラしてくれました。途中何度か押し倒そうとしたけど、『もう帰んなきゃ・・・。』って。〕
「僕のこととか何か言ってた?」
〔いや無いです。している時に結構会話振ったりしたんですけどね、基本無視でした。Hの後も特に会話って無かったです。〕
「じゃあ帰り際は?」
〔普通にバイバイって感じでした。〕
「それだけ?」
〔あっ、すいません玄関でキスをしました。〕
僕は、その様子を想像すると、すごくショックだった。
2015/06/08
中9〖妻の写真集〗 Vol.10
中9〖妻の写真集〗 Vol.10
はじめは妻の杏璃(あんり)から言い出した30歳を記念するヌード写真集の話だったが、いつしか、それに対する情熱は、妻よりはるかに私(水沢修平31歳)の方が大きく上回ってきていました。私は揺れ動く杏璃の心を思うと、締め付けられるほどせつない思いが込み上げてきて、今すぐにでも妻を抱きしめたい気持ちにかられました。
いつもの時間に寝室に入ると、私は自分の興奮を鎮めるようにベッドで静かに目をつむり
ました。《広田君の筋肉質な裸体の前に立つ全裸の妻。なぜか二人は立ったまま向かい合い、唇を重ねる。杏璃の口からは甘い吐息が漏れ、恍惚の表情を見せていく。広田君の手は妻の乳房をつかむと、その先端のつぼみを摘む。それに反応した杏璃は大きな吐息を漏らして天を仰ぐ。広田君はそのつぼみを舌で転がしながらその手を妻の秘部に差し込む。》
そこで私は目が覚めました。隣のベッドには静かに寝息をたてている妻の杏璃がいます。私は今すぐにも杏璃のベッドに入り込みたい気持ちで一杯でした。寝ている妻を起こし、私の性欲を果たしたい。我慢できず、私は自分のベッドから出ようとしました。しかし、その瞬間、別のことが私の頭をよぎったのです。
《私はやはり今回のことを自分の性的欲求に使っているだけなのか?妻の純粋な気持ちを踏みにじって。今ここで杏璃と交われば、さっき言った言葉(「杏璃の30歳という節目の歳に作るこの世でたった一つの写真集なんだよ。だったら出来るだけ良いものにしようよ。」)は全て虚になってしまう。)》私は踏みとどまります。そして、撮影が終わるまでは決して妻の身体には触れないと、心に誓いました。
いよいよ撮影の当日になりました。その日は汗ばむ陽気でした。身支度を整え、午前9時に写真館に向かうとすでに浜崎美佳(みか)さんや満(みつる)さん夫妻も来ています。妻の杏璃は緊張のせいか朝からほとんど言葉を出す事はありませんでした。こころなしか上気したように見える妻の顔は、はりつめたような美しさが漂っています。写真館に到着し、挨拶もそこそこに私たちはスタジオに通されました。
〔それじゃ奥様はあちらで仕度してきましょう。僕はこれでもスタイリストの勉強もしていますから。〕
広田君はそう言うと妻をエスコートして奥の控え室に入っていきます。プロのカメラマンを目指し働きながら専門学校に通い、自らもモデルをしたり、またスタイリストの勉強までしている。私は自分よりも若い広田君の引き出しの多さにただ感心するだけでした。
「ちょっと、満は無理言って見学させてもらってる身なんだから、興奮しすぎて変な事しないでよね!」と美佳さんがご主人の満さんに注意をしている。
「わかってるって!いちいちうるせーなー。」
私たちはスタジオの後ろに置かれていたパイプイスに腰をおろして、これから行われる撮影を静かに待つだけでした。
〚今日は私も助手の広田くんも気合が入っています。電話でもお伝えしましたが、今日は衣装などの撮影は予定していません。ヌードメインで行きますが、奥さんの気持ちがのるまでは今日の洋服のままスナップを撮ります。それでは準備が出来るまでもう少しそのままでお待ちください。〛
小松氏は私たち三人にそう言うと、妻のいる控え室に入っていきました。
「ちょっと!満(みつる)どこ押えているのよ!もう興奮してるの?今朝2回もしてきたくせに!」
「うるせーなー美佳!これは男のさがなんだからしかたねーだろー!」
言いたい事を本気で言い合える浜崎夫婦は、傍目にはコミカルに見えるでしょうが、やはり私にとってはうらやましいご夫婦でした。
ほどなくすると広田君が妻の杏璃を連れて控え室から出てきました。広田君の手によってヘアースタイルや薄化粧が整えられ、さらに杏璃の美しさが強調されています。例えるなら、女優の平愛梨(たいら・あいり)に似ていました。
2015/06/09
はじめは妻の杏璃(あんり)から言い出した30歳を記念するヌード写真集の話だったが、いつしか、それに対する情熱は、妻よりはるかに私(水沢修平31歳)の方が大きく上回ってきていました。私は揺れ動く杏璃の心を思うと、締め付けられるほどせつない思いが込み上げてきて、今すぐにでも妻を抱きしめたい気持ちにかられました。
いつもの時間に寝室に入ると、私は自分の興奮を鎮めるようにベッドで静かに目をつむり
ました。《広田君の筋肉質な裸体の前に立つ全裸の妻。なぜか二人は立ったまま向かい合い、唇を重ねる。杏璃の口からは甘い吐息が漏れ、恍惚の表情を見せていく。広田君の手は妻の乳房をつかむと、その先端のつぼみを摘む。それに反応した杏璃は大きな吐息を漏らして天を仰ぐ。広田君はそのつぼみを舌で転がしながらその手を妻の秘部に差し込む。》
そこで私は目が覚めました。隣のベッドには静かに寝息をたてている妻の杏璃がいます。私は今すぐにも杏璃のベッドに入り込みたい気持ちで一杯でした。寝ている妻を起こし、私の性欲を果たしたい。我慢できず、私は自分のベッドから出ようとしました。しかし、その瞬間、別のことが私の頭をよぎったのです。
《私はやはり今回のことを自分の性的欲求に使っているだけなのか?妻の純粋な気持ちを踏みにじって。今ここで杏璃と交われば、さっき言った言葉(「杏璃の30歳という節目の歳に作るこの世でたった一つの写真集なんだよ。だったら出来るだけ良いものにしようよ。」)は全て虚になってしまう。)》私は踏みとどまります。そして、撮影が終わるまでは決して妻の身体には触れないと、心に誓いました。
いよいよ撮影の当日になりました。その日は汗ばむ陽気でした。身支度を整え、午前9時に写真館に向かうとすでに浜崎美佳(みか)さんや満(みつる)さん夫妻も来ています。妻の杏璃は緊張のせいか朝からほとんど言葉を出す事はありませんでした。こころなしか上気したように見える妻の顔は、はりつめたような美しさが漂っています。写真館に到着し、挨拶もそこそこに私たちはスタジオに通されました。
〔それじゃ奥様はあちらで仕度してきましょう。僕はこれでもスタイリストの勉強もしていますから。〕
広田君はそう言うと妻をエスコートして奥の控え室に入っていきます。プロのカメラマンを目指し働きながら専門学校に通い、自らもモデルをしたり、またスタイリストの勉強までしている。私は自分よりも若い広田君の引き出しの多さにただ感心するだけでした。
「ちょっと、満は無理言って見学させてもらってる身なんだから、興奮しすぎて変な事しないでよね!」と美佳さんがご主人の満さんに注意をしている。
「わかってるって!いちいちうるせーなー。」
私たちはスタジオの後ろに置かれていたパイプイスに腰をおろして、これから行われる撮影を静かに待つだけでした。
〚今日は私も助手の広田くんも気合が入っています。電話でもお伝えしましたが、今日は衣装などの撮影は予定していません。ヌードメインで行きますが、奥さんの気持ちがのるまでは今日の洋服のままスナップを撮ります。それでは準備が出来るまでもう少しそのままでお待ちください。〛
小松氏は私たち三人にそう言うと、妻のいる控え室に入っていきました。
「ちょっと!満(みつる)どこ押えているのよ!もう興奮してるの?今朝2回もしてきたくせに!」
「うるせーなー美佳!これは男のさがなんだからしかたねーだろー!」
言いたい事を本気で言い合える浜崎夫婦は、傍目にはコミカルに見えるでしょうが、やはり私にとってはうらやましいご夫婦でした。
ほどなくすると広田君が妻の杏璃を連れて控え室から出てきました。広田君の手によってヘアースタイルや薄化粧が整えられ、さらに杏璃の美しさが強調されています。例えるなら、女優の平愛梨(たいら・あいり)に似ていました。
2015/06/09
中19『いいわよ。』第2話
中19『いいわよ。』第2話
最悪の状況を避けたものの、妻の友里恵(ゆりえ)は下着や着替えを脱衣場に準備していなかったためか、バスタオルだけ巻いて、鼻歌交じりに私たちがいる部屋に入ってきてしまいました。『キャァっ・・!』と叫び声を・・・アチャ~・・・妻の姿が・・・バスタオルをきつく巻き付けているせいか、乳房全体がバスタオルに浮き上がり・・・乳頭部の形でさえ、おぼろげながらわかる状態となっています・・・。
後輩の武田幸生(さちお)もそんな妻の様子に気が付き、さっきからずっと視線が友里恵の胸元近辺を彷徨いながらも・・・〔す・・・すみません・・・こんな夜分にお邪魔しちゃって・・・。〕と頭を下げている。友里恵が俺(片岡信哉)を睨み、『チョットぉ・・・あなた・・・電話の1本くらいかけられないの・・・?突然でビックリするじゃないの・・・。』と、「ごめん・・・武田がオマエとどうしても酒呑んで話ししたいって言うから・・・。」って言い訳する。
〔先輩がそれなら今からぜひ来いって言うんで、つい・・・やっぱりご迷惑だったですよね・・・?〕
『いえいえ・・武田さんなら・・・いつでも大歓迎よ!』
武田の視線がいつまでも妻の胸元を這っているのを見て、俺は嫉妬と興奮で勃起してしまう。
〔あ、そういうふうに言って頂けると、ちょっとホッとします・・・。〕
武田は、この願ってもないチャンスを、引き延ばそうと妻との会話を必死に伸ばそうとしています。
『なんかおつまみ用意しなくちゃね・・。』
〔そんなおかまいなく・・・こんな時間ですし・・・。〕
俺が友里恵に目線をバスタオルの胸元部分に送ると、ようやく妻は気が付いたらしく・・・
『あらごめんなさい・・・ずっとこんな格好で・・・チョット待っていてくださいね・・・。』
妻が慌てて別室に消えると・・「オマエ・・・見たな・・・?それもしっかりと・・!」って武田に言うと、〔すいません・・・密かに憧れていた先輩の奥さんが・・・ノーブラでバスタオル1枚きりでいるかと思うと・・・つい視線がそっちばっかり行っちゃって・・・先輩に悪いっすけど、オレ、もうさっきからビンビンっす・・・・。〕
妻の友里恵が、今度はどんな格好で後輩の武田の前に出てくるのか?・・・俺は多少不安を覚えたため、武田には焼酎を勧め、呑みながらリビングにいるようにと言い残し、友里恵が着替えている別室に行きました。
部屋のドアを開けると、妻はちょうどバスタオルを取り去り、適度な弾力のふくらみと上を向いた乳房が横向き角度で見える全裸状態で、盛りあがった恥骨に生い茂る恥毛も蛍光灯に照らしていました。
《こんな妻の裸体を・・・幸生は見たいんだろうな・・・幸生に妻のすべてを見られたら、オレはどんな気持ちになるんだろう・・・?見られるだけでなく、友里恵の乳首を触られたり舐められたりしたら・・・?幸生のペニスが妻に入り込んだら・・・》俺の脳内に一瞬妄想が駆け巡りました。
妻は、ブルーのスキャンテイ(ショーツよりさらに布地の面積の小さい下着)を履き、キャミソールタイプのブラトップ(キャミソールやタンクトップの内側にブラジャーの機能が付いている)に着替えようとします。俺は淫らな妄想を抱きながら妻に、
「それってノーブラなんだろ・・・?」
『そうよ。でもカップが中に入っているから中は見えないわ。』
「さっき、バスタオルからオマエのオッパイが盛り上がって、武田がずっと見ていたの知ってるだろ・・・?」
『うん。わたしも、武田さんが胸ばかりに視線を送っているの・・・途中で気が付いたよ・・・。』
「今日家に来たのも、オマエと呑んで話したかったんだと思うけど、偶然バスタオル姿が見られたのでオマエの胸をじっ~とみてたんだ。」
『うそ~、エッチなのね~武田さんて・・・。』
「オトコなら誰だって目の前に女がバスタオル1枚でいたら・・興奮するさ・・。」
『じゃ、この恰好もダメかな・・?』と友里恵が訊いてくる。
「ま、いいっか・・・このくらいなら・・。」と俺は返事をした。
結局、ブラトップと短パン姿に着替えた妻と一緒に武田のいるリビングに戻った。
2015/06/10
最悪の状況を避けたものの、妻の友里恵(ゆりえ)は下着や着替えを脱衣場に準備していなかったためか、バスタオルだけ巻いて、鼻歌交じりに私たちがいる部屋に入ってきてしまいました。『キャァっ・・!』と叫び声を・・・アチャ~・・・妻の姿が・・・バスタオルをきつく巻き付けているせいか、乳房全体がバスタオルに浮き上がり・・・乳頭部の形でさえ、おぼろげながらわかる状態となっています・・・。
後輩の武田幸生(さちお)もそんな妻の様子に気が付き、さっきからずっと視線が友里恵の胸元近辺を彷徨いながらも・・・〔す・・・すみません・・・こんな夜分にお邪魔しちゃって・・・。〕と頭を下げている。友里恵が俺(片岡信哉)を睨み、『チョットぉ・・・あなた・・・電話の1本くらいかけられないの・・・?突然でビックリするじゃないの・・・。』と、「ごめん・・・武田がオマエとどうしても酒呑んで話ししたいって言うから・・・。」って言い訳する。
〔先輩がそれなら今からぜひ来いって言うんで、つい・・・やっぱりご迷惑だったですよね・・・?〕
『いえいえ・・武田さんなら・・・いつでも大歓迎よ!』
武田の視線がいつまでも妻の胸元を這っているのを見て、俺は嫉妬と興奮で勃起してしまう。
〔あ、そういうふうに言って頂けると、ちょっとホッとします・・・。〕
武田は、この願ってもないチャンスを、引き延ばそうと妻との会話を必死に伸ばそうとしています。
『なんかおつまみ用意しなくちゃね・・。』
〔そんなおかまいなく・・・こんな時間ですし・・・。〕
俺が友里恵に目線をバスタオルの胸元部分に送ると、ようやく妻は気が付いたらしく・・・
『あらごめんなさい・・・ずっとこんな格好で・・・チョット待っていてくださいね・・・。』
妻が慌てて別室に消えると・・「オマエ・・・見たな・・・?それもしっかりと・・!」って武田に言うと、〔すいません・・・密かに憧れていた先輩の奥さんが・・・ノーブラでバスタオル1枚きりでいるかと思うと・・・つい視線がそっちばっかり行っちゃって・・・先輩に悪いっすけど、オレ、もうさっきからビンビンっす・・・・。〕
妻の友里恵が、今度はどんな格好で後輩の武田の前に出てくるのか?・・・俺は多少不安を覚えたため、武田には焼酎を勧め、呑みながらリビングにいるようにと言い残し、友里恵が着替えている別室に行きました。
部屋のドアを開けると、妻はちょうどバスタオルを取り去り、適度な弾力のふくらみと上を向いた乳房が横向き角度で見える全裸状態で、盛りあがった恥骨に生い茂る恥毛も蛍光灯に照らしていました。
《こんな妻の裸体を・・・幸生は見たいんだろうな・・・幸生に妻のすべてを見られたら、オレはどんな気持ちになるんだろう・・・?見られるだけでなく、友里恵の乳首を触られたり舐められたりしたら・・・?幸生のペニスが妻に入り込んだら・・・》俺の脳内に一瞬妄想が駆け巡りました。
妻は、ブルーのスキャンテイ(ショーツよりさらに布地の面積の小さい下着)を履き、キャミソールタイプのブラトップ(キャミソールやタンクトップの内側にブラジャーの機能が付いている)に着替えようとします。俺は淫らな妄想を抱きながら妻に、
「それってノーブラなんだろ・・・?」
『そうよ。でもカップが中に入っているから中は見えないわ。』
「さっき、バスタオルからオマエのオッパイが盛り上がって、武田がずっと見ていたの知ってるだろ・・・?」
『うん。わたしも、武田さんが胸ばかりに視線を送っているの・・・途中で気が付いたよ・・・。』
「今日家に来たのも、オマエと呑んで話したかったんだと思うけど、偶然バスタオル姿が見られたのでオマエの胸をじっ~とみてたんだ。」
『うそ~、エッチなのね~武田さんて・・・。』
「オトコなら誰だって目の前に女がバスタオル1枚でいたら・・興奮するさ・・。」
『じゃ、この恰好もダメかな・・?』と友里恵が訊いてくる。
「ま、いいっか・・・このくらいなら・・。」と俺は返事をした。
結局、ブラトップと短パン姿に着替えた妻と一緒に武田のいるリビングに戻った。
2015/06/10
中10〚新しい夫婦の形〛4章第1話 21
中10〚新しい夫婦の形〛4章第1話 21
妻の希美(のぞみ)が今週、園部(祐太)君と出張する。園部君にしてみれば、妻は出張先で同僚に抱かれることがあるかもしれないと、まだ多少の疑いと、ともすれば期待もあるかもしれないが、そのことは旦那である僕がすでに知ってしまっている。
ましてや、前回の出張の時に妻に関係を迫ったことまで僕に白状してしまった。そして今回の出張のことも僕に内緒にするわけにもいかなくなっている。今でも園部君は希美と関係を持ちたいと思っているに違いないが、この状況下では前回のように妻に迫ることはとても出来ないだろうと思う。
また、妻の希美にしてみれば、園部君と僕が自分のことで情報交換をしていることを僕から聞いて知っている。同じ同僚の人間と、自分が出張先で寝たことを園部君は佐々岡から聞いて疑っていることも。これだけ複雑な状況下で、二人が出張先の一夜で結ばれるのだろうか?僕はいろいろと思案をめぐらせた。
『ひょっとして園部くんから聞いているかもしれないけど、今週の金曜日に松本に出張することになったの。』
その日の夕食の時間に希美は僕に言ってきた。
「ああ、聞いているよ。」
『やっぱり・・。』
「気がすすまないのかい?」
『ううん、べつに・・仕事だから・・エキシビションなのでもともとは園部くんが一人で行くことになっていたんだけど、部長がどうしても私も同行するように言うから・・・でも、園部くんとは前回あんなことがあったから、なんとなく気まずくて・・。』
「心配することないさ、きみの事は彼には何も言ってないから・・・それより彼は本当にきみのことを心配しているし、とてもいい奴だよ。」
『どういう意味なの?』
「別に深い意味はないさ、ただ出張中にきみと彼が結ばれたとしても、きみの心さえ奪われなければ、僕はいいと思っている・・。」
『え?あなた・・・そんなこと絶対にないわ・・。』
「それならばいいさ、僕は無理にきみと園部君が結ばれるのを望んでいるわけではない。きみの身体が彼を欲すれば無理に我慢することはないと言っているだけなんだ。」
僕はそう言うと出張の話をそれで打ち切った。その日の夜、めずらしく希美の方から僕を求めてきた。しかし、僕は妻の出張が終わるまでは交わるのはよそうと思い、「疲れている。」と希美の求めを拒否してみる。それから僕らはあまり会話をしなくなった。
いよいよ金曜日の朝になった。妻は一泊の出張の支度を終えてスーツ姿になっていた。
『じゃあ、あなた、今日は泊まりで明日のお昼すぎに帰ってくるわ。』
「ああ・・。」
僕はそっけない返事をした。希美はずっとこっちを見ている。結局僕はその後妻に声をかけることなく、妻の希美は仕事先へと出かけて行った。
結局その日は一日仕事にならなかった。僕は外回りをするといって外出したが、得意先へ行くわけでもなく、ただぼーっと時間をすごしてしまう。何度か園部君に電話をしてみようと思ったが、結局しなかった。僕は家の近くのいきつけの居酒屋で夕食を済ませると、希美のいない家に帰る。そして、その日の夜はいつまでも寝付くことが出来なかった。
2015/06/11
妻の希美(のぞみ)が今週、園部(祐太)君と出張する。園部君にしてみれば、妻は出張先で同僚に抱かれることがあるかもしれないと、まだ多少の疑いと、ともすれば期待もあるかもしれないが、そのことは旦那である僕がすでに知ってしまっている。
ましてや、前回の出張の時に妻に関係を迫ったことまで僕に白状してしまった。そして今回の出張のことも僕に内緒にするわけにもいかなくなっている。今でも園部君は希美と関係を持ちたいと思っているに違いないが、この状況下では前回のように妻に迫ることはとても出来ないだろうと思う。
また、妻の希美にしてみれば、園部君と僕が自分のことで情報交換をしていることを僕から聞いて知っている。同じ同僚の人間と、自分が出張先で寝たことを園部君は佐々岡から聞いて疑っていることも。これだけ複雑な状況下で、二人が出張先の一夜で結ばれるのだろうか?僕はいろいろと思案をめぐらせた。
『ひょっとして園部くんから聞いているかもしれないけど、今週の金曜日に松本に出張することになったの。』
その日の夕食の時間に希美は僕に言ってきた。
「ああ、聞いているよ。」
『やっぱり・・。』
「気がすすまないのかい?」
『ううん、べつに・・仕事だから・・エキシビションなのでもともとは園部くんが一人で行くことになっていたんだけど、部長がどうしても私も同行するように言うから・・・でも、園部くんとは前回あんなことがあったから、なんとなく気まずくて・・。』
「心配することないさ、きみの事は彼には何も言ってないから・・・それより彼は本当にきみのことを心配しているし、とてもいい奴だよ。」
『どういう意味なの?』
「別に深い意味はないさ、ただ出張中にきみと彼が結ばれたとしても、きみの心さえ奪われなければ、僕はいいと思っている・・。」
『え?あなた・・・そんなこと絶対にないわ・・。』
「それならばいいさ、僕は無理にきみと園部君が結ばれるのを望んでいるわけではない。きみの身体が彼を欲すれば無理に我慢することはないと言っているだけなんだ。」
僕はそう言うと出張の話をそれで打ち切った。その日の夜、めずらしく希美の方から僕を求めてきた。しかし、僕は妻の出張が終わるまでは交わるのはよそうと思い、「疲れている。」と希美の求めを拒否してみる。それから僕らはあまり会話をしなくなった。
いよいよ金曜日の朝になった。妻は一泊の出張の支度を終えてスーツ姿になっていた。
『じゃあ、あなた、今日は泊まりで明日のお昼すぎに帰ってくるわ。』
「ああ・・。」
僕はそっけない返事をした。希美はずっとこっちを見ている。結局僕はその後妻に声をかけることなく、妻の希美は仕事先へと出かけて行った。
結局その日は一日仕事にならなかった。僕は外回りをするといって外出したが、得意先へ行くわけでもなく、ただぼーっと時間をすごしてしまう。何度か園部君に電話をしてみようと思ったが、結局しなかった。僕は家の近くのいきつけの居酒屋で夕食を済ませると、希美のいない家に帰る。そして、その日の夜はいつまでも寝付くことが出来なかった。
2015/06/11
中3〚三角関数〛8話
中3〚三角関数〛8話
しばらくの間、僕(磯村耕平)は自分でチンコをいじりながら、親友(村橋一翔)のチンコをしゃぶり尽くす僕の彼女(加賀美遥)の姿を眺めていた。一翔(かずと)はうっすら目を閉じて気持ち良さそうな顔をしている。そして当たり前のように両手で遥(はるか)の胸を触りまくっている
《ちくしょー!そのおっぱいは・・・》それで、時々、一翔が遥の乳首を軽く指で刺激すると、遥も『ん…』と甘い声を出して感じている。実はこれも遥が好きな乳首の攻められ方で、絶対にこれをやると濡れるっていう僕的必殺技でもあるのに、一翔は難なくそれをやり遂げていた。《女っ気がない割には一翔のテクニックはたいしたものだと、感心をする。》
段々首が疲れてきたのか、遥は身体を完全に起こして正座の状態で一翔のチンコをくわえ直している。その間、ずっと口からチンコを離さなかった。その体勢になったタイミングで、ほんと一瞬だったんだけど遥と目が合う。僕はなぜかドキっとしてしまった。もう一度、遥の顔を見ると、目を閉じて一翔のチンコを味わうような顔に戻っている。
僕はその時、もしかして今のが“合図”なのかもって思ったら、居ても経ってもいられなくなって、それまで履いていたパンツを脱ぎ捨てた。そして、何も言わずに遥の横で膝立ちをしてみる。
僕の気配を感じ取った遥は、それまで閉じていた目を開けて、一翔に対して少しだけ上目遣いの顔を送った。なんてことはない仕草なのだけど、ものすごい嫉妬を感じてしまったのを覚えている。でもすぐに一翔のチンコを口から離すと、今度は僕のチンコを左手に持って舐めはじめた。右手にはまだ一翔のチンコを握ったままで、ここで初めて、いわゆる〖3P状態〗に入ったわけだ。
そのあとはひたすらエロい世界に入る。僕と一翔は、ギンギンになったチンコを遥に自由にしゃぶらせ続けた。遥は何も言わず、一心不乱に両方の手を上手に使いながら、僕たちのチンコを交互に舐めまくる。《またAVの話で申し訳ないんだけど、よく見るあの光景だ !》
そこで、〔なんかおれたち、すげーことしているね。〕と、一翔が久しぶりに口を開いた。「だね、僕も興奮しすぎてヤバいよ。」って思わず僕も本音を漏らす。〔ていうか、遥ちゃんフェラうますぎ。〕とニヤニヤ笑いながら言った一翔の一言に、『ほんと?わたしも、実は、結構興奮してきて、ヤバいよ。』と、遥がフェラチオの合間に言葉を紡いで返す。
その遥の言葉がさらに僕の心の中の感情を盛り上げた。『ちょっと、王様!なんか、さっきより、固くなってきてるんだけど…?!』と遥の指摘に、「えへ、ばれてる?」、『バレバレw』遥が文字色笑いながら僕を見上げて言った。一瞬緩んだ空気の中で、ついに一翔が次の行動に出る。
〔遥ちゃん、そのまま王様のチンコしゃぶりながらでいいからさ、四つん這いの姿勢になってよ!〕遥は最初、『ん?』と顔をしていたのだけど、一翔が何をしたいかすぐに理解ができたようです。遥が僕のチンコをくわえながら、素早く一翔の方にお尻を向けて四つん這いの姿勢で、になった。
一翔は、遥のお尻の方に座り込んで、遥のアソコをヒトさし指で触りだす。〔遥ちゃん!さっきよりも濡れてんね。〕と一翔が囁くと、遥は『あ…っ!』って甘い声を漏らしたあとに、『そうね。自分でも濡れすぎてるの分かる。』と素直に認めた。それを聞いて〔じゃあ!これ、おいしくいただきますよ。〕と言いながら、一翔は遥のアソコに顔を近づけてクンニリングスをし始める。
2015/06/11
しばらくの間、僕(磯村耕平)は自分でチンコをいじりながら、親友(村橋一翔)のチンコをしゃぶり尽くす僕の彼女(加賀美遥)の姿を眺めていた。一翔(かずと)はうっすら目を閉じて気持ち良さそうな顔をしている。そして当たり前のように両手で遥(はるか)の胸を触りまくっている
《ちくしょー!そのおっぱいは・・・》それで、時々、一翔が遥の乳首を軽く指で刺激すると、遥も『ん…』と甘い声を出して感じている。実はこれも遥が好きな乳首の攻められ方で、絶対にこれをやると濡れるっていう僕的必殺技でもあるのに、一翔は難なくそれをやり遂げていた。《女っ気がない割には一翔のテクニックはたいしたものだと、感心をする。》
段々首が疲れてきたのか、遥は身体を完全に起こして正座の状態で一翔のチンコをくわえ直している。その間、ずっと口からチンコを離さなかった。その体勢になったタイミングで、ほんと一瞬だったんだけど遥と目が合う。僕はなぜかドキっとしてしまった。もう一度、遥の顔を見ると、目を閉じて一翔のチンコを味わうような顔に戻っている。
僕はその時、もしかして今のが“合図”なのかもって思ったら、居ても経ってもいられなくなって、それまで履いていたパンツを脱ぎ捨てた。そして、何も言わずに遥の横で膝立ちをしてみる。
僕の気配を感じ取った遥は、それまで閉じていた目を開けて、一翔に対して少しだけ上目遣いの顔を送った。なんてことはない仕草なのだけど、ものすごい嫉妬を感じてしまったのを覚えている。でもすぐに一翔のチンコを口から離すと、今度は僕のチンコを左手に持って舐めはじめた。右手にはまだ一翔のチンコを握ったままで、ここで初めて、いわゆる〖3P状態〗に入ったわけだ。
そのあとはひたすらエロい世界に入る。僕と一翔は、ギンギンになったチンコを遥に自由にしゃぶらせ続けた。遥は何も言わず、一心不乱に両方の手を上手に使いながら、僕たちのチンコを交互に舐めまくる。《またAVの話で申し訳ないんだけど、よく見るあの光景だ !》
そこで、〔なんかおれたち、すげーことしているね。〕と、一翔が久しぶりに口を開いた。「だね、僕も興奮しすぎてヤバいよ。」って思わず僕も本音を漏らす。〔ていうか、遥ちゃんフェラうますぎ。〕とニヤニヤ笑いながら言った一翔の一言に、『ほんと?わたしも、実は、結構興奮してきて、ヤバいよ。』と、遥がフェラチオの合間に言葉を紡いで返す。
その遥の言葉がさらに僕の心の中の感情を盛り上げた。『ちょっと、王様!なんか、さっきより、固くなってきてるんだけど…?!』と遥の指摘に、「えへ、ばれてる?」、『バレバレw』遥が文字色笑いながら僕を見上げて言った。一瞬緩んだ空気の中で、ついに一翔が次の行動に出る。
〔遥ちゃん、そのまま王様のチンコしゃぶりながらでいいからさ、四つん這いの姿勢になってよ!〕遥は最初、『ん?』と顔をしていたのだけど、一翔が何をしたいかすぐに理解ができたようです。遥が僕のチンコをくわえながら、素早く一翔の方にお尻を向けて四つん這いの姿勢で、になった。
一翔は、遥のお尻の方に座り込んで、遥のアソコをヒトさし指で触りだす。〔遥ちゃん!さっきよりも濡れてんね。〕と一翔が囁くと、遥は『あ…っ!』って甘い声を漏らしたあとに、『そうね。自分でも濡れすぎてるの分かる。』と素直に認めた。それを聞いて〔じゃあ!これ、おいしくいただきますよ。〕と言いながら、一翔は遥のアソコに顔を近づけてクンニリングスをし始める。
2015/06/11
中21〖たった1度の・・・〗第1回
中21〖たった1度の・・・〗第1回
(原題:私の目の前で他人棒にヨガる妻・・・ 投稿者・投稿日:不明)
《私が長年思い描いて、そして説得してきた事が今、現実となり私の眼前で繰り広げられている。》
僕は神崎哲治(かんざき・てつじ:31歳、妻の理央(りお)は29歳。結婚してちょうど6年目の夫婦です。お互いが初めての相手で、以降私も妻も(たぶん?)お互いしか経験がありません。私には以前より【寝取られ願望】があり、インターネットに書かれているような事を日々夢みていました。いきなり「他の人と寝てみないか?」と言ってもダメな事は判っていたので、まず妻のHな写真(顔は当然NG)を撮り、それを投稿して2人で鑑賞することから始めました。
そうして、皆さんからの卑猥なコメントや、時には妻のHな写真に大きくなった皆さんのペニスを妻に見せ、段々と警戒を解いてはいったのですが、なかなかO黒田をして貰えません。次のステップとして〚Hの時にやや大きめのバイブを用意して、それを他の男のペニスに見立てて激しく責める。〛ことを試してみましたが、やはり妻の答えは『NO!』です。さすがに私も根負けし、もう諦めようと思っていた時、事件は起こりました……。
さて、妻の詳しいプロフィールを書くのを忘れていました。理央は162㎝、52㎏。お腹の肉が少し気になりますが、なかなかのスタイルです。胸は、右がBカップ、左はEかFはあろうかと思います。授乳の為、かなりアンバランスなオッパイになりましたが、巨乳と微乳の両方をいっぺんに味わえるので私は気に入っています(笑)。それと子供は幼稚園に通う娘がいます。
普段のHから常に他人とのセックスを意識させ、最近では、「奥さん、気持ちいいですか? 旦那とどっちがいいですか?」という私は問いかけます。すると理央が『いぃ…、気持ちいぃ…。ダンナよりいぃ! もっとしてっ!』と、アソコをかなり濡らして答えるようになりますが、Hが終わり「本当に他の人としてみる?」と訊くと、『それは絶対ムリ!さっきはあなたが興奮すると思って言ってみただけよ!』とフル否定です。
そんな状態がしばらく続き、あまりしつこく誘うと今後の夫婦生活に支障が出ると思い、説得を断念していました。それからしばらくたった去年の夏、事件は起こりました。
私の大親友で、高校からの付き合いの黒田清輝(くろだ・きよてる:31歳)から、〔2人で飲みに行こう!〕と誘いがありました。いつもなら夜の街に繰り出すのですが、黒田はその年の初めに離婚をしていて今はアパートで一人暮らし。実家にもたまにしか帰っていなかったので、家庭の味に飢えているだろうと自宅に呼び、妻の手料理で一杯やることにしました。
妻の理央と黒田は町内が同じで、小学校からの付き合いがあって、理央も快く了解をしてくれます。そして親友の黒田が久しぶりに我が家にやってきた。離婚後はしばらく“夜は決まってラーメン”という食生活からなのか、妻の手料理に〔うまい、うまい。久しぶりや、まともなもの喰ったん・・・。」と大満足な様子です。
自然とお酒も進みます。子供も一緒という事もあり、黒田の離婚後の生活についてはなかなか話はできませんでしたが、夜も更けて子供は寝る時間になり、妻が寝室へと連れて行きました。
酔っていたこともあり、そこからは[離婚後の性生活]について本気トーク全開です。私が「ぶっちゃけ、離婚してからどうなん? あっちの方も困るやろ? 相手はおるんか?」と訊くと、黒田は〔離婚する前からセックスレスやったから正直しんどいわ(笑)。まぁ、相手がおらん事もないけど、まだそういう関係でも無いしな・・・。〕と答えた。
「そっか・・・。大変やな。悪いけど俺にはよー判らんわ。」
〔そらそうやろ! お前は高校の時から嫁さん(理央)とヤリまくっとったもんな(笑)。オレからしたらムチャクチャ羨ましいわ!〕
「いやいや、俺は嫁しか知らん。お前は俺が嫁と出会って結婚する間に、何人とヤッた? 俺の方がずっと羨ましいと思ってるわ!」
〔でも、それで墓穴掘ったんでは何にもならんぞ(笑)〕
こんな感じで男二人、久しぶりの会話を楽しんでいると子供を寝かしつけた妻の理央がリビングに戻って来ました。 第2回に続く
2015/06/12
(原題:私の目の前で他人棒にヨガる妻・・・ 投稿者・投稿日:不明)
《私が長年思い描いて、そして説得してきた事が今、現実となり私の眼前で繰り広げられている。》
僕は神崎哲治(かんざき・てつじ:31歳、妻の理央(りお)は29歳。結婚してちょうど6年目の夫婦です。お互いが初めての相手で、以降私も妻も(たぶん?)お互いしか経験がありません。私には以前より【寝取られ願望】があり、インターネットに書かれているような事を日々夢みていました。いきなり「他の人と寝てみないか?」と言ってもダメな事は判っていたので、まず妻のHな写真(顔は当然NG)を撮り、それを投稿して2人で鑑賞することから始めました。
そうして、皆さんからの卑猥なコメントや、時には妻のHな写真に大きくなった皆さんのペニスを妻に見せ、段々と警戒を解いてはいったのですが、なかなかO黒田をして貰えません。次のステップとして〚Hの時にやや大きめのバイブを用意して、それを他の男のペニスに見立てて激しく責める。〛ことを試してみましたが、やはり妻の答えは『NO!』です。さすがに私も根負けし、もう諦めようと思っていた時、事件は起こりました……。
さて、妻の詳しいプロフィールを書くのを忘れていました。理央は162㎝、52㎏。お腹の肉が少し気になりますが、なかなかのスタイルです。胸は、右がBカップ、左はEかFはあろうかと思います。授乳の為、かなりアンバランスなオッパイになりましたが、巨乳と微乳の両方をいっぺんに味わえるので私は気に入っています(笑)。それと子供は幼稚園に通う娘がいます。
普段のHから常に他人とのセックスを意識させ、最近では、「奥さん、気持ちいいですか? 旦那とどっちがいいですか?」という私は問いかけます。すると理央が『いぃ…、気持ちいぃ…。ダンナよりいぃ! もっとしてっ!』と、アソコをかなり濡らして答えるようになりますが、Hが終わり「本当に他の人としてみる?」と訊くと、『それは絶対ムリ!さっきはあなたが興奮すると思って言ってみただけよ!』とフル否定です。
そんな状態がしばらく続き、あまりしつこく誘うと今後の夫婦生活に支障が出ると思い、説得を断念していました。それからしばらくたった去年の夏、事件は起こりました。
私の大親友で、高校からの付き合いの黒田清輝(くろだ・きよてる:31歳)から、〔2人で飲みに行こう!〕と誘いがありました。いつもなら夜の街に繰り出すのですが、黒田はその年の初めに離婚をしていて今はアパートで一人暮らし。実家にもたまにしか帰っていなかったので、家庭の味に飢えているだろうと自宅に呼び、妻の手料理で一杯やることにしました。
妻の理央と黒田は町内が同じで、小学校からの付き合いがあって、理央も快く了解をしてくれます。そして親友の黒田が久しぶりに我が家にやってきた。離婚後はしばらく“夜は決まってラーメン”という食生活からなのか、妻の手料理に〔うまい、うまい。久しぶりや、まともなもの喰ったん・・・。」と大満足な様子です。
自然とお酒も進みます。子供も一緒という事もあり、黒田の離婚後の生活についてはなかなか話はできませんでしたが、夜も更けて子供は寝る時間になり、妻が寝室へと連れて行きました。
酔っていたこともあり、そこからは[離婚後の性生活]について本気トーク全開です。私が「ぶっちゃけ、離婚してからどうなん? あっちの方も困るやろ? 相手はおるんか?」と訊くと、黒田は〔離婚する前からセックスレスやったから正直しんどいわ(笑)。まぁ、相手がおらん事もないけど、まだそういう関係でも無いしな・・・。〕と答えた。
「そっか・・・。大変やな。悪いけど俺にはよー判らんわ。」
〔そらそうやろ! お前は高校の時から嫁さん(理央)とヤリまくっとったもんな(笑)。オレからしたらムチャクチャ羨ましいわ!〕
「いやいや、俺は嫁しか知らん。お前は俺が嫁と出会って結婚する間に、何人とヤッた? 俺の方がずっと羨ましいと思ってるわ!」
〔でも、それで墓穴掘ったんでは何にもならんぞ(笑)〕
こんな感じで男二人、久しぶりの会話を楽しんでいると子供を寝かしつけた妻の理央がリビングに戻って来ました。 第2回に続く
2015/06/12
中22〚純情〛第1章① 01
中22〚純情〛第1章① 01
(原題:「夫婦交換生活」 投稿者:ナオ 投稿日:2011/03/18)
夫婦交換やスワッピングといった世界には全く興味のなかった、というかそんな世界があることすら知らなかった私たち夫婦ですが、あるテレビ番組〖夫婦交換バラエティー ラブちぇん〗をきっかけに、数年前から同じマンションに住むご夫婦と年に数回、妻を交換しあっています。
話は今から数年前にさかのぼります。当時、僕(夫:村田卓司)は29歳、妻(由香)は26歳、結婚して3年が過ぎた頃でした。当時、子育て環境の良い地域への引越しを考えていた僕たちは、その頃新築分譲されたばかりの今のマンションを購入しました。ちょうど同じ頃、お隣の佐々木さんご夫婦も引越しされ、お隣さんとして以後たいへん親しくお付き合いをして頂いています。
佐々木さんのご主人(高志)は当時33歳、奥様(理絵さん)は妻より2つ上の28歳。ウチと同じでお子さんはいらっしゃいません。結婚して数カ月ほどとのことでしたが、それ以前の恋愛期間が長いようで、ウチと同じような年数のお付き合いだと伺いました。
ご主人の高志さんは学生時代にアメフト部だったらしく、がっしりした体型でイケメンです。顔は敢えて言うならバスケットボールの五十嵐圭選手に似ています。奥様の理絵さんは小柄で、大人の色気ある美人、似ている芸能人はちょっと思いつきませんが、かわいらしいと言うよりは美人系の奥様・・・2人とも社交的なご夫婦です。
佐々木さんご夫婦とは、マンションの入居者懇親会ではじめて知り合いました。年齢も近い夫婦ということで、懇親会ではすぐに打ち解け、妻同士はその場でメールアドレスを交換し仲良くなったほどなのです。
その後も妻たちは一緒にショッピングに出掛けたり、昼食時にお互いを部屋に呼び合ったりしていましたが、夫同士はなかなか時間が合うことがなく、廊下ですれ違った時に挨拶をする程度でした。
そんな妻同士がお付き合いをはじめて数カ月が過ぎた頃、ふだんの妻との会話の中でも佐々木さんご夫婦に関する話題が増えてきました。『卓くんあのね、佐々木さんのところ、ご主人も料理作るのが好きなんだって。』とか『ご主人、大学時代はモテモテだったみたいよ。』っていう、最初はそんなたわいもない会話が大半だったのです。
しかし、そのうちに由香から、『佐々木さんのところ、ボーナスが1割カットなんだって・・・。』、『ご主人は、子どもはまだ当分要らないっていうんだって・・。』という、かなりプライベートな内容に踏み込んだ話を僕にしてきたので、ふと心配になる時もありましたが、僕も妻の由香もこちらが地元ではなく、特に専業主婦である妻には話し相手としてもお隣さんとの関係は大切なのだと理解していました。
2015/06/12
(原題:「夫婦交換生活」 投稿者:ナオ 投稿日:2011/03/18)
夫婦交換やスワッピングといった世界には全く興味のなかった、というかそんな世界があることすら知らなかった私たち夫婦ですが、あるテレビ番組〖夫婦交換バラエティー ラブちぇん〗をきっかけに、数年前から同じマンションに住むご夫婦と年に数回、妻を交換しあっています。
話は今から数年前にさかのぼります。当時、僕(夫:村田卓司)は29歳、妻(由香)は26歳、結婚して3年が過ぎた頃でした。当時、子育て環境の良い地域への引越しを考えていた僕たちは、その頃新築分譲されたばかりの今のマンションを購入しました。ちょうど同じ頃、お隣の佐々木さんご夫婦も引越しされ、お隣さんとして以後たいへん親しくお付き合いをして頂いています。
佐々木さんのご主人(高志)は当時33歳、奥様(理絵さん)は妻より2つ上の28歳。ウチと同じでお子さんはいらっしゃいません。結婚して数カ月ほどとのことでしたが、それ以前の恋愛期間が長いようで、ウチと同じような年数のお付き合いだと伺いました。
ご主人の高志さんは学生時代にアメフト部だったらしく、がっしりした体型でイケメンです。顔は敢えて言うならバスケットボールの五十嵐圭選手に似ています。奥様の理絵さんは小柄で、大人の色気ある美人、似ている芸能人はちょっと思いつきませんが、かわいらしいと言うよりは美人系の奥様・・・2人とも社交的なご夫婦です。
佐々木さんご夫婦とは、マンションの入居者懇親会ではじめて知り合いました。年齢も近い夫婦ということで、懇親会ではすぐに打ち解け、妻同士はその場でメールアドレスを交換し仲良くなったほどなのです。
その後も妻たちは一緒にショッピングに出掛けたり、昼食時にお互いを部屋に呼び合ったりしていましたが、夫同士はなかなか時間が合うことがなく、廊下ですれ違った時に挨拶をする程度でした。
そんな妻同士がお付き合いをはじめて数カ月が過ぎた頃、ふだんの妻との会話の中でも佐々木さんご夫婦に関する話題が増えてきました。『卓くんあのね、佐々木さんのところ、ご主人も料理作るのが好きなんだって。』とか『ご主人、大学時代はモテモテだったみたいよ。』っていう、最初はそんなたわいもない会話が大半だったのです。
しかし、そのうちに由香から、『佐々木さんのところ、ボーナスが1割カットなんだって・・・。』、『ご主人は、子どもはまだ当分要らないっていうんだって・・。』という、かなりプライベートな内容に踏み込んだ話を僕にしてきたので、ふと心配になる時もありましたが、僕も妻の由香もこちらが地元ではなく、特に専業主婦である妻には話し相手としてもお隣さんとの関係は大切なのだと理解していました。
2015/06/12
中19『いいわよ。』第3話
中19『いいわよ。』第3話
『ごめんなさいね。お待たせしちゃって・・・。』と妻の友里恵(ゆりえ)が後輩の武田幸生(さちお)に軽く謝り、おつまみなどの支度を始めた。
〔いやぁ~バスタオル姿もエロかったですけど・・・ブラトップっていうんですよね、それ・・?ノーブラですよね・・・?〕
『よく知ってるわね。武田さんの彼女も着てる・・?』
〔オレ彼女にフラレたんで・・・寂しい毎日送ってま~す。だから、目の前にキレイな奥さんが・・・またまたノーブラでいると思うと・・・オレ・・・。〕
『いやぁねぇ・・・・カップはちゃんと入っているわよ・・・さ、さぁ、どんどん呑んで・・・もう遅いし今晩泊まっていらしたら・・・?ねぇ、あなた・・?』
「おー、せっかくだからいいじゃないか・・・。」意外な展開に俺(片岡信哉)は少し戸惑う。
〔いいすか・・?じゃ、奥さんも一緒に呑みましょうよ・・。〕
『いいわよ。喜んで武田さんのお相手するわ。』
〔いやぁ先輩、今晩ホントお邪魔してよかったす。〕
「そうだよ、オマエ、友里恵のオッパイさっき見てたしな~・・前からいつか見たかったって言ってたしなー。」
〔・・・・。〕武田は無言です。
『やっぱりそうだったの・・?武田さん・・・?』と友里恵が幸生を睨んでいる。
〔だって・・・奥さん・・・バスタオル1枚のお姿で・・・ノーブラだったんで・・・。〕と言い訳。
『今だってノーブラよ・・。』
〔でもカップ入ってますよね・・?〕
『じゃ、着替えてきましょうか・・・?そんなに私のオッパイ見たいんなら・・・?』
「おいおい、チョット待てよ友里恵・・・ちょっと酔っぱらい過ぎだぞ・・・武田にそこまでサービスしなくても・・?」
『いいじゃない・・・さっきだって武田さんに・・・もう見られちゃったし・・・。』
(ほんと妻の天然さには呆れる。純粋なのか馬鹿正直なのだろうか?)
〔お・・奥さん・・・別に無理しなくても・・・。〕と、武田は言いながらも、どんな着替えを妻がしてくるのか想像しながら、股間部を盛り上げています。妻の友里恵はアルコールが入ったせいか、言葉のはずみかサービス精神旺盛なのか、それで武田に『ノーブラになるわよ』・・・と言い残すと、俺の不安をよそに、早速着替えに寝室に向かいました。
俺はいたずら心で武田に、
「おい、幸生・・・今頃、友里恵は生着替え中だぞ・・・覗いてみたいんだろ・・・?どうだい・・・?」
〔そりゃ、もちろんですけど・・・マジっすか・・?先輩・・・覗いてもいいんですか・・?でも覗
いてるとこ、奥さんに見つかったら・・・?〕
「でも友里恵のハダカ・・・みたいんだろ・・・?」
〔そりゃもう・・・先輩の奥さんのハダカ・・・見れるんなら、こんなうれしい事はありませんけど・・・。〕
俺は妻の友里恵が寝室に入ったのを見届けると、すり足で追いかけるように寝室のドアを少し開けた・・・妻からは覗いている事が分らない事を確認し、幸生を手招きしソッと歩いて来るようにジェスチャーで示す。
友里恵は、我々が覗くドアに背を向けた状態ながらも、蛍光灯の下で、ブラトップの左肩ヒモをおろし・・妻の乳房を覆っていたカップを外したようです。そして、もう一方の右の肩ヒモもおろし・・・まるでそれは人妻のストリップショーです。
2015/06/14
『ごめんなさいね。お待たせしちゃって・・・。』と妻の友里恵(ゆりえ)が後輩の武田幸生(さちお)に軽く謝り、おつまみなどの支度を始めた。
〔いやぁ~バスタオル姿もエロかったですけど・・・ブラトップっていうんですよね、それ・・?ノーブラですよね・・・?〕
『よく知ってるわね。武田さんの彼女も着てる・・?』
〔オレ彼女にフラレたんで・・・寂しい毎日送ってま~す。だから、目の前にキレイな奥さんが・・・またまたノーブラでいると思うと・・・オレ・・・。〕
『いやぁねぇ・・・・カップはちゃんと入っているわよ・・・さ、さぁ、どんどん呑んで・・・もう遅いし今晩泊まっていらしたら・・・?ねぇ、あなた・・?』
「おー、せっかくだからいいじゃないか・・・。」意外な展開に俺(片岡信哉)は少し戸惑う。
〔いいすか・・?じゃ、奥さんも一緒に呑みましょうよ・・。〕
『いいわよ。喜んで武田さんのお相手するわ。』
〔いやぁ先輩、今晩ホントお邪魔してよかったす。〕
「そうだよ、オマエ、友里恵のオッパイさっき見てたしな~・・前からいつか見たかったって言ってたしなー。」
〔・・・・。〕武田は無言です。
『やっぱりそうだったの・・?武田さん・・・?』と友里恵が幸生を睨んでいる。
〔だって・・・奥さん・・・バスタオル1枚のお姿で・・・ノーブラだったんで・・・。〕と言い訳。
『今だってノーブラよ・・。』
〔でもカップ入ってますよね・・?〕
『じゃ、着替えてきましょうか・・・?そんなに私のオッパイ見たいんなら・・・?』
「おいおい、チョット待てよ友里恵・・・ちょっと酔っぱらい過ぎだぞ・・・武田にそこまでサービスしなくても・・?」
『いいじゃない・・・さっきだって武田さんに・・・もう見られちゃったし・・・。』
(ほんと妻の天然さには呆れる。純粋なのか馬鹿正直なのだろうか?)
〔お・・奥さん・・・別に無理しなくても・・・。〕と、武田は言いながらも、どんな着替えを妻がしてくるのか想像しながら、股間部を盛り上げています。妻の友里恵はアルコールが入ったせいか、言葉のはずみかサービス精神旺盛なのか、それで武田に『ノーブラになるわよ』・・・と言い残すと、俺の不安をよそに、早速着替えに寝室に向かいました。
俺はいたずら心で武田に、
「おい、幸生・・・今頃、友里恵は生着替え中だぞ・・・覗いてみたいんだろ・・・?どうだい・・・?」
〔そりゃ、もちろんですけど・・・マジっすか・・?先輩・・・覗いてもいいんですか・・?でも覗
いてるとこ、奥さんに見つかったら・・・?〕
「でも友里恵のハダカ・・・みたいんだろ・・・?」
〔そりゃもう・・・先輩の奥さんのハダカ・・・見れるんなら、こんなうれしい事はありませんけど・・・。〕
俺は妻の友里恵が寝室に入ったのを見届けると、すり足で追いかけるように寝室のドアを少し開けた・・・妻からは覗いている事が分らない事を確認し、幸生を手招きしソッと歩いて来るようにジェスチャーで示す。
友里恵は、我々が覗くドアに背を向けた状態ながらも、蛍光灯の下で、ブラトップの左肩ヒモをおろし・・妻の乳房を覆っていたカップを外したようです。そして、もう一方の右の肩ヒモもおろし・・・まるでそれは人妻のストリップショーです。
2015/06/14
中9〖妻の写真集〗 Vol.11
中9〖妻の写真集〗 Vol.11
広田君が〔まずは撮影に慣れてもらうため洋服を着たまま撮影します。〕と告げて、妻の杏璃(あんり)の撮影が始まりました。〚いいですよ!そう!とても綺麗だ!〛小松氏はスタンドに立てられたカメラのシャッターを切り始めました。
バシッ、バシッと大きなシャッター音と共に、明るくたかれるストロボの光。私たち三人はいよいよ始まった創作の現場を目のあたりにして、ただ息を飲み込むだけでした。広田君はその間も、妻のヘアースタイルを直し、露出計で明かりを測定し、照明のセッティングを調節、そしてスタジオ内の装飾品を変えたりと、休むことなく動いています。
〚そう!今の笑顔、いい表情ですよ!〛撮影中、小松氏は絶え間なく妻の杏璃に声をかけ続けます。私(水沢修平31歳)は思いました。《女性には、誰であっても自分が主役になってスターのように注目されてみたいと考えたことがあると聞いた事があり、今がまさに妻はその時にいるのだ。》絶え間なくたかれるフラッシュの中で、グラビアモデルのように杏璃は大きくはばたいていくようでした。
〚だいぶ慣れてきたみたいですね。いい表情だ!〛30分近く費やされた洋服を着たままの撮影で、杏璃の表情はすっかりやわらかく変わり、いつも以上にやさしさに包まれた妻の美しい姿が引き出されていました。
〚よし!それでは奥様、いよいよ本番にしましょう。あちらで洋服をすべて脱いで裸になってきてください!〛その小松氏の言葉で、撮影になれて笑顔を取り戻していた妻の表情がいっぺんにこわばります。『・・・はい・・・。』妻の杏璃は小さくそう言うと、広田君と共に控え室へ下がっていきました。
《杏璃は今何を思っているのだろうか?あの控え室の中で、いよいよ妻は服を脱ぎ捨ててその綺麗な裸を晒しているのか?私の妻、私だけの杏璃が・・・私は妻の裸を頭の中で想像しながら、息が詰まる思いでその時を待っていました。》
杏璃と広田君が控え室に下がっていくと、小松氏は慌ただしく次の撮影の準備をしています。床には毛の長い白い絨毯を敷き詰め、装飾品もシンプルなものに変っていきました。あっという間に先ほどのスタジオとはまるで違う雰囲気になりました。私たちはただ黙ってそれを見ているだけです。
《あの控え室の中で、最初に杏璃の裸を見るのは広田君なのか?私の心の中で小さな嫉妬心がわいてきたのと同時に、それ以上に興奮する思いがありました。》
10分が過ぎ、15分が過ぎてもなかなか妻と広田君は控え室から出てきませんでした。しかし小松氏は一つも慌てる様子もなく、静かに準備をすすめています。控え室に入ってから20分以上が過ぎた時、突然そこから広田君だけが出てきました。広田君は小松氏のそばに行くと、こちらには聞こえない声で耳打ちをしていました。小松氏はそれをうなずきながら聞き終わると、ゆっくりとこちらに顔を向けます。
小松氏はその状況をわかりやすく説明してくれました。〚まだ奥様の決心が揺らいでいるようです。初めてのモデルさんにはよくあることです。もう少しお待ちください。〛小松氏はそう言うと広田君と共に妻のいる控え室へ入っていきました。
横に座っている浜崎(美佳と満)夫妻は、少しがっかりした表情をして夫婦間の会話をしていましたが、私にはそんな余裕はありませんでした。《杏璃が拒否している!!私は妻の今の気持ちを思うと激しく胸が締め付けられます。刹那と表現するのはまさにこの時の私の気持ちで、切ない気持ちが込み上げてきて今にも嘔吐しそうな気分でした。》
2015/06/15
広田君が〔まずは撮影に慣れてもらうため洋服を着たまま撮影します。〕と告げて、妻の杏璃(あんり)の撮影が始まりました。〚いいですよ!そう!とても綺麗だ!〛小松氏はスタンドに立てられたカメラのシャッターを切り始めました。
バシッ、バシッと大きなシャッター音と共に、明るくたかれるストロボの光。私たち三人はいよいよ始まった創作の現場を目のあたりにして、ただ息を飲み込むだけでした。広田君はその間も、妻のヘアースタイルを直し、露出計で明かりを測定し、照明のセッティングを調節、そしてスタジオ内の装飾品を変えたりと、休むことなく動いています。
〚そう!今の笑顔、いい表情ですよ!〛撮影中、小松氏は絶え間なく妻の杏璃に声をかけ続けます。私(水沢修平31歳)は思いました。《女性には、誰であっても自分が主役になってスターのように注目されてみたいと考えたことがあると聞いた事があり、今がまさに妻はその時にいるのだ。》絶え間なくたかれるフラッシュの中で、グラビアモデルのように杏璃は大きくはばたいていくようでした。
〚だいぶ慣れてきたみたいですね。いい表情だ!〛30分近く費やされた洋服を着たままの撮影で、杏璃の表情はすっかりやわらかく変わり、いつも以上にやさしさに包まれた妻の美しい姿が引き出されていました。
〚よし!それでは奥様、いよいよ本番にしましょう。あちらで洋服をすべて脱いで裸になってきてください!〛その小松氏の言葉で、撮影になれて笑顔を取り戻していた妻の表情がいっぺんにこわばります。『・・・はい・・・。』妻の杏璃は小さくそう言うと、広田君と共に控え室へ下がっていきました。
《杏璃は今何を思っているのだろうか?あの控え室の中で、いよいよ妻は服を脱ぎ捨ててその綺麗な裸を晒しているのか?私の妻、私だけの杏璃が・・・私は妻の裸を頭の中で想像しながら、息が詰まる思いでその時を待っていました。》
杏璃と広田君が控え室に下がっていくと、小松氏は慌ただしく次の撮影の準備をしています。床には毛の長い白い絨毯を敷き詰め、装飾品もシンプルなものに変っていきました。あっという間に先ほどのスタジオとはまるで違う雰囲気になりました。私たちはただ黙ってそれを見ているだけです。
《あの控え室の中で、最初に杏璃の裸を見るのは広田君なのか?私の心の中で小さな嫉妬心がわいてきたのと同時に、それ以上に興奮する思いがありました。》
10分が過ぎ、15分が過ぎてもなかなか妻と広田君は控え室から出てきませんでした。しかし小松氏は一つも慌てる様子もなく、静かに準備をすすめています。控え室に入ってから20分以上が過ぎた時、突然そこから広田君だけが出てきました。広田君は小松氏のそばに行くと、こちらには聞こえない声で耳打ちをしていました。小松氏はそれをうなずきながら聞き終わると、ゆっくりとこちらに顔を向けます。
小松氏はその状況をわかりやすく説明してくれました。〚まだ奥様の決心が揺らいでいるようです。初めてのモデルさんにはよくあることです。もう少しお待ちください。〛小松氏はそう言うと広田君と共に妻のいる控え室へ入っていきました。
横に座っている浜崎(美佳と満)夫妻は、少しがっかりした表情をして夫婦間の会話をしていましたが、私にはそんな余裕はありませんでした。《杏璃が拒否している!!私は妻の今の気持ちを思うと激しく胸が締め付けられます。刹那と表現するのはまさにこの時の私の気持ちで、切ない気持ちが込み上げてきて今にも嘔吐しそうな気分でした。》
2015/06/15
中11 〖家庭教師の誤算 第14回〗
中11 〖家庭教師の誤算 第14回〗
受験が終わってからは三日と空けずに僕たち(二宮直記と角倉香澄)は会っていた。ホテルは高くつくので、香澄(かすみ)は学校が終わると僕の下宿に足を運ぶようになり、僕たちは時間を惜しむかのようにキスをしては僕の布団にもぐりこんで愛し合った。
『あっ、先生、そこ!それ気持ちいい!』香澄は自分が気持ち良いところをストレートに伝えてくれるので、僕の性技はどんどん上達し、それに比例して香澄もどんどん感じるようになる。挿入してもすぐに果ててしまうことはなくなって、僕は香澄が悦んでくれることをどんどん覚えて言った。
僕の下宿は安普請のアパートなので、香澄は声が出ないように口を押さえたり、枕に顔を押し付けて必死に堪えていたけど、我慢の末の絶頂が一層激しいらしくて、最後には堪えきれない歓喜の声を上げて果てるのが常になった。
我慢に我慢を重ねるそんな香澄を見ながら僕は香澄をイカせることが快感になってきて、今から考えると本当にねちっこく女子高生の身体を弄んだのだ。僕が覆いかぶさる形でシックスナインになってクンニリングスを続けていると香澄は腰をクネクネさせて『先生、もうダメ!あ、あ、あ、それ以上したら声が出ちゃうよ!』僕に訴えると、「香澄、声を出せよ!」って唆す。『やだよ、そんなの恥ずかしい!近所に丸聞こえだよ!』
「じゃぁ、止めておく?」僕が香澄の亀裂から舌を離すと香澄は慌てて、
『いや、止めないで!』と言った。
「どうして欲しいの?」
『続けて!そのまま続けて!』と淫らなお願い。
「声が出ちゃうけど、本当にいいの?」
『いい!いい!あー!このままイカせてぇ!思いっきりイカせてぇ!』
僕が舌と指で香澄の蕾を中心に愛撫を続けると、香澄は『あぁぁーっ!!!』糸を引くような細い声を上げながら昇天した。僕がガクガクと震える香澄の腰を抱きかかえるようにして刺激を続けると、香澄の声が止んでピクリとも動かなくなった。僕は身体を起こして香澄の横に身を横たえると、香澄はだらしなく口を半開きのまま気を失っていた。
それでドキっとしたけれど、リズミカルにゆっくりと胸が上下に動いて呼吸をしているのがわかったので少し安心して、僕は香澄の身体が冷えないように掛け布団で身体を覆ってやった。ほんの数分で香澄は目を覚まし、涎を啜る音がした。(お前はゾンビ少女か!?)
香澄は徐に僕の身体に抱きついてくると、甘えるように言った。
『先生、凄かった。私、何もわからなくなっちゃった。ちょっと怖いよぉ。』
でも、僕が香澄の細い身体を抱きしめてキスをしてやると安心したように目を閉じると眠りに落ちた。僕もそれに釣られるようにして目を閉じると僕にも睡魔が襲ってきた。しかし、顔と股間に違和感を覚えて目を覚まします。気が付くと、今度は香澄が僕の上に覆いかぶさって、眠りながらも屹立していた僕のモノをシックスナインの形でしゃぶっていた。
2015/06/16
受験が終わってからは三日と空けずに僕たち(二宮直記と角倉香澄)は会っていた。ホテルは高くつくので、香澄(かすみ)は学校が終わると僕の下宿に足を運ぶようになり、僕たちは時間を惜しむかのようにキスをしては僕の布団にもぐりこんで愛し合った。
『あっ、先生、そこ!それ気持ちいい!』香澄は自分が気持ち良いところをストレートに伝えてくれるので、僕の性技はどんどん上達し、それに比例して香澄もどんどん感じるようになる。挿入してもすぐに果ててしまうことはなくなって、僕は香澄が悦んでくれることをどんどん覚えて言った。
僕の下宿は安普請のアパートなので、香澄は声が出ないように口を押さえたり、枕に顔を押し付けて必死に堪えていたけど、我慢の末の絶頂が一層激しいらしくて、最後には堪えきれない歓喜の声を上げて果てるのが常になった。
我慢に我慢を重ねるそんな香澄を見ながら僕は香澄をイカせることが快感になってきて、今から考えると本当にねちっこく女子高生の身体を弄んだのだ。僕が覆いかぶさる形でシックスナインになってクンニリングスを続けていると香澄は腰をクネクネさせて『先生、もうダメ!あ、あ、あ、それ以上したら声が出ちゃうよ!』僕に訴えると、「香澄、声を出せよ!」って唆す。『やだよ、そんなの恥ずかしい!近所に丸聞こえだよ!』
「じゃぁ、止めておく?」僕が香澄の亀裂から舌を離すと香澄は慌てて、
『いや、止めないで!』と言った。
「どうして欲しいの?」
『続けて!そのまま続けて!』と淫らなお願い。
「声が出ちゃうけど、本当にいいの?」
『いい!いい!あー!このままイカせてぇ!思いっきりイカせてぇ!』
僕が舌と指で香澄の蕾を中心に愛撫を続けると、香澄は『あぁぁーっ!!!』糸を引くような細い声を上げながら昇天した。僕がガクガクと震える香澄の腰を抱きかかえるようにして刺激を続けると、香澄の声が止んでピクリとも動かなくなった。僕は身体を起こして香澄の横に身を横たえると、香澄はだらしなく口を半開きのまま気を失っていた。
それでドキっとしたけれど、リズミカルにゆっくりと胸が上下に動いて呼吸をしているのがわかったので少し安心して、僕は香澄の身体が冷えないように掛け布団で身体を覆ってやった。ほんの数分で香澄は目を覚まし、涎を啜る音がした。(お前はゾンビ少女か!?)
香澄は徐に僕の身体に抱きついてくると、甘えるように言った。
『先生、凄かった。私、何もわからなくなっちゃった。ちょっと怖いよぉ。』
でも、僕が香澄の細い身体を抱きしめてキスをしてやると安心したように目を閉じると眠りに落ちた。僕もそれに釣られるようにして目を閉じると僕にも睡魔が襲ってきた。しかし、顔と股間に違和感を覚えて目を覚まします。気が付くと、今度は香澄が僕の上に覆いかぶさって、眠りながらも屹立していた僕のモノをシックスナインの形でしゃぶっていた。
2015/06/16
中10〚新しい夫婦の形〛4章第2話 22
中10〚新しい夫婦の形〛4章第2話 22
今頃妻の希美(のぞみ33歳)は園部君(28歳)に抱かれているのだろうか。僕(益岡健人35歳)の頭の中では二人が裸で抱き合っている姿をめぐらせていた。僕にしてくれたように、園部君のペニスを口に含む妻の姿。後ろから園部君に激しく突かれる希美の姿。形の良い妻の乳房は、園部君の手によっていくどもその形を変えられていく。そしてその先端の突起に音を出して吸い付く園部君の姿。僕は一晩中妄想をめぐらせていつの間にか眠りにつく。
次の日に目をさますと、もう昼近くだった。もちろんベッドの隣には妻の姿はない。僕はベッドを降りると、重くけだるい足をひきずってキッチンまで行き水道水で乾いたのどを潤す。すると玄関の鍵が開く音がした。妻の希美が出張から帰ってくる。
「おかえり。」僕は低い声で妻にそう言うと、そのまま希美の手を引き寝室へと連れて行った。立ったまま洋服を脱がせ、昨日の園部君との情事の痕跡がないかと、僕は丹念に妻の身体を調べる。だが希美はその間もずっと黙ったままだった。顔から足先まで妻の身体を丹念に調べたが、結局キスマークなどの痕跡を一つも見つけることは出来なかった。
僕は自分の興奮が抑えられなくなり、希美をベッドに寝かすと前戯(ぜんぎ:性交に先立って、互いの興奮を高めるために行われる行為)もせずに硬く怒張したペニスを妻の子宮に押し込んだ。ヌルッと抵抗なく希美の身体は僕を受け入れてくれる。
(ああぁぁ・・熱い・・・なんて気持ちいいんだ・・・やっぱり昨日もこうやって園部君を受け入れたのか・・・)僕は気持ちを高ぶらせたままいっきに妻の中で果ててしまった。その後二人で昼食を済ませてから、希美は掃除や溜まった洗濯物を片付け、普段の休日と同じように過ごす。夕食の時もあまり会話はなかった。
そして夜になり、僕は再び妻の希美を抱く。頭の中で目の前の妻は園部君に愛撫されて悶えていた。その日、希美とは身体は合わせたが、心は向き合わないまま一日が終わろうとしている時です。『どうして出張のことを聞かないの?』明りの消えた寝室の中で、突然妻が口を開いた。
結局僕は何を怖がっていたのだろうか?希美が園部君に抱かれることを期待しておきながら、半面その事実を知りたくないという自分がいる。だから、希美が帰ってきてから身体は興奮しておきながら、その事を聞こうとはしなかった。妻の背中を自分で押しておきながら、結果を見ようとはしない。結局僕は単なる小心者なのか?いや違う。僕は希美の亭主として、これから妻がどのように変化していくのかをじっくり見届ける権利があるのだ。
二人の間の重い空気が妻の一言(『どうして出張のことを聞かないの?』)でいっきに晴れたような気がした。「昨日園部君と何かあったのか?」僕は本当はとても知りたかったことをついに聞く勇気が持てた。そしてこれから妻が進化していくさまをじっくり鑑賞する楽しみを得る。『何もなかったわ・・あなたが期待しているようなことは・・。』希美の返答は僕が期待していたものとは正反対だった。
2015/06/16
今頃妻の希美(のぞみ33歳)は園部君(28歳)に抱かれているのだろうか。僕(益岡健人35歳)の頭の中では二人が裸で抱き合っている姿をめぐらせていた。僕にしてくれたように、園部君のペニスを口に含む妻の姿。後ろから園部君に激しく突かれる希美の姿。形の良い妻の乳房は、園部君の手によっていくどもその形を変えられていく。そしてその先端の突起に音を出して吸い付く園部君の姿。僕は一晩中妄想をめぐらせていつの間にか眠りにつく。
次の日に目をさますと、もう昼近くだった。もちろんベッドの隣には妻の姿はない。僕はベッドを降りると、重くけだるい足をひきずってキッチンまで行き水道水で乾いたのどを潤す。すると玄関の鍵が開く音がした。妻の希美が出張から帰ってくる。
「おかえり。」僕は低い声で妻にそう言うと、そのまま希美の手を引き寝室へと連れて行った。立ったまま洋服を脱がせ、昨日の園部君との情事の痕跡がないかと、僕は丹念に妻の身体を調べる。だが希美はその間もずっと黙ったままだった。顔から足先まで妻の身体を丹念に調べたが、結局キスマークなどの痕跡を一つも見つけることは出来なかった。
僕は自分の興奮が抑えられなくなり、希美をベッドに寝かすと前戯(ぜんぎ:性交に先立って、互いの興奮を高めるために行われる行為)もせずに硬く怒張したペニスを妻の子宮に押し込んだ。ヌルッと抵抗なく希美の身体は僕を受け入れてくれる。
(ああぁぁ・・熱い・・・なんて気持ちいいんだ・・・やっぱり昨日もこうやって園部君を受け入れたのか・・・)僕は気持ちを高ぶらせたままいっきに妻の中で果ててしまった。その後二人で昼食を済ませてから、希美は掃除や溜まった洗濯物を片付け、普段の休日と同じように過ごす。夕食の時もあまり会話はなかった。
そして夜になり、僕は再び妻の希美を抱く。頭の中で目の前の妻は園部君に愛撫されて悶えていた。その日、希美とは身体は合わせたが、心は向き合わないまま一日が終わろうとしている時です。『どうして出張のことを聞かないの?』明りの消えた寝室の中で、突然妻が口を開いた。
結局僕は何を怖がっていたのだろうか?希美が園部君に抱かれることを期待しておきながら、半面その事実を知りたくないという自分がいる。だから、希美が帰ってきてから身体は興奮しておきながら、その事を聞こうとはしなかった。妻の背中を自分で押しておきながら、結果を見ようとはしない。結局僕は単なる小心者なのか?いや違う。僕は希美の亭主として、これから妻がどのように変化していくのかをじっくり見届ける権利があるのだ。
二人の間の重い空気が妻の一言(『どうして出張のことを聞かないの?』)でいっきに晴れたような気がした。「昨日園部君と何かあったのか?」僕は本当はとても知りたかったことをついに聞く勇気が持てた。そしてこれから妻が進化していくさまをじっくり鑑賞する楽しみを得る。『何もなかったわ・・あなたが期待しているようなことは・・。』希美の返答は僕が期待していたものとは正反対だった。
2015/06/16
中14〖恋に恋した妻〗PART12
中14〖恋に恋した妻〗PART12
「別れ際になんか言ってた?」と僕(波戸真一)が後輩の河野哲平に訊く。
〔いいえ特には無かったですね。次どうこうとかも言わなかったです。〕
「今からメール送ってみてよ。そうだ僕が送っても良い?」
〔はい、もちろん良いですよ。〕
それで僕は、哲平の携帯を借りて妻の咲希(さき)にメールを送る。他人の立場から咲希とピロートークをするというのはすごく新鮮で、性的興奮とは別に、なぜか学生時代の恋愛を思い出した。
〔先輩帰ってきた?〕
『まだ。ウチの旦那様はどっかの誰かさんと違って働き者だから。』
〔じゃあもう一回すれば良かったね。〕
『死んじゃうわ(笑)。』
〔そんなに激しかったかな?〕
『うん。やばかったよ。』
〔初めてってくらい?〕
『かもね。』
〔またしようか?〕
『いやだよ・・・。』
〔なら、なんでまたしたの?〕
『別に。ちょっとした気の迷いかな・・。』
〔ぶっちゃけ先輩とどっちが良かった?〕
『そんなの言えないでしょ。これで今日のメールは終わりね。』
哲平の携帯で咲希とそんなメールのやりとりをした後、僕は哲平の家を後にした。まっすぐに帰る気にならず。その後も意図的に遠回りをしたり、用も無いのに本屋に寄ったりして、結局家に着いたのは午後10時前だった。
「晩飯は要らない。」と言ったのに、咲希はなぜか僕の好物を作って待ってくれていた。
そういえば、僕はメシを結局食ってないままなので、「食べたけど何だか腹が減ってきたな。」と嘘をつき咲希が用意してくれた夕食を食べることにする。なぜだか咲希もまだだったようで、一緒に食べた。
食事の間、咲希はちらちらと僕の顔を伺っていた。ご馳走のことといい、会話の声も明らかに上擦っているのでわかりやすすぎる。もし本当に僕に隠れて浮気をしたとしても、一発でわかってしまうだろう。
日中に哲平の腕の中で悶え続けていた咲希は、やはりとても綺麗に見える。きっとフエロモンが充ち溢れているのかもしれない。咲希を抱きたくて仕方なく、さっさと風呂に入ると、珍しく咲希が後から入ってきた。背中を流してくれて、そのまま正面にまわりフェラチオまでしてきた。
その流れで浴室での立ちバック。初体験の時のように無我夢中で、とにかく咲希を犯すようにがむしゃらに腰を振る。その後浴槽の中、対面座位でつながった。それは初めての経験だった。とても狭くてろくに動けなかったけど、その分咲希と密着できて、一つになれたという幸福感に包まれる。
哲平に抱かれた後の咲希に小さな変化があらわれる。それは、H中に僕のことをじっと見つめるようになったことだ。悲しそうというか辛そうというか、何か言いたげな顔にも見える。あとしきりに咲希が『愛している。』と言葉を投げかけてくれるようにもなった。
2015/06/16
「別れ際になんか言ってた?」と僕(波戸真一)が後輩の河野哲平に訊く。
〔いいえ特には無かったですね。次どうこうとかも言わなかったです。〕
「今からメール送ってみてよ。そうだ僕が送っても良い?」
〔はい、もちろん良いですよ。〕
それで僕は、哲平の携帯を借りて妻の咲希(さき)にメールを送る。他人の立場から咲希とピロートークをするというのはすごく新鮮で、性的興奮とは別に、なぜか学生時代の恋愛を思い出した。
〔先輩帰ってきた?〕
『まだ。ウチの旦那様はどっかの誰かさんと違って働き者だから。』
〔じゃあもう一回すれば良かったね。〕
『死んじゃうわ(笑)。』
〔そんなに激しかったかな?〕
『うん。やばかったよ。』
〔初めてってくらい?〕
『かもね。』
〔またしようか?〕
『いやだよ・・・。』
〔なら、なんでまたしたの?〕
『別に。ちょっとした気の迷いかな・・。』
〔ぶっちゃけ先輩とどっちが良かった?〕
『そんなの言えないでしょ。これで今日のメールは終わりね。』
哲平の携帯で咲希とそんなメールのやりとりをした後、僕は哲平の家を後にした。まっすぐに帰る気にならず。その後も意図的に遠回りをしたり、用も無いのに本屋に寄ったりして、結局家に着いたのは午後10時前だった。
「晩飯は要らない。」と言ったのに、咲希はなぜか僕の好物を作って待ってくれていた。
そういえば、僕はメシを結局食ってないままなので、「食べたけど何だか腹が減ってきたな。」と嘘をつき咲希が用意してくれた夕食を食べることにする。なぜだか咲希もまだだったようで、一緒に食べた。
食事の間、咲希はちらちらと僕の顔を伺っていた。ご馳走のことといい、会話の声も明らかに上擦っているのでわかりやすすぎる。もし本当に僕に隠れて浮気をしたとしても、一発でわかってしまうだろう。
日中に哲平の腕の中で悶え続けていた咲希は、やはりとても綺麗に見える。きっとフエロモンが充ち溢れているのかもしれない。咲希を抱きたくて仕方なく、さっさと風呂に入ると、珍しく咲希が後から入ってきた。背中を流してくれて、そのまま正面にまわりフェラチオまでしてきた。
その流れで浴室での立ちバック。初体験の時のように無我夢中で、とにかく咲希を犯すようにがむしゃらに腰を振る。その後浴槽の中、対面座位でつながった。それは初めての経験だった。とても狭くてろくに動けなかったけど、その分咲希と密着できて、一つになれたという幸福感に包まれる。
哲平に抱かれた後の咲希に小さな変化があらわれる。それは、H中に僕のことをじっと見つめるようになったことだ。悲しそうというか辛そうというか、何か言いたげな顔にも見える。あとしきりに咲希が『愛している。』と言葉を投げかけてくれるようにもなった。
2015/06/16
中22〚純情〛第1章② 02
中22〚純情〛第1章② 02
そんなある休みの日、妻の由香(ゆか)が『理絵さんから面白いDVDを借りてきたよ。』と言って、一枚のDVDを差し出してきました。DVDのラベルは白いままで、何のタイトルも書かれていません。
「面白いDVD?何のDVD?」
僕(夫:村田卓司)はあまり興味がなかったのですが、一応、興味有り気に聞き返しました。
『ラブちぇんっていうテレビ番組のDVDだって。何か、夫婦が交代して生活する番組みたいよ。』
と妻は言いながら、DVDをレコーダにセットしています。
「ふーん・・・夫婦が交代?なんだよそれ?・・。」
少し興味を示した僕(笑)。
ラブちぇんという番組は、深夜に放送されていた番組で、妻が夫に何らかの不満を持っている見ず知らずの二組の夫婦が、2泊3日の夫婦交換生活を送り、その様子をビデオで撮影・・夫と対照的な(他人の)夫と暮らすことで、最後は自分の夫の良さに気付き夫の元へ帰っていく・・という主旨の番組です。
僕はこの番組の存在を知らなかったのですが、由香は前に一度偶然見たことがあるような口ぶりでした。(今思えば、妻は僕に見せる前に自分で見ていたと思います。)確かに、内容は面白いものでした。
ギャンブル好きな夫に不満を持つ妻と、片やお金に細かすぎる夫に不満を持つ妻が、お互いの夫を入れ替えて自宅で普段どおり生活をする・・・2日間一緒に過ごす中で、相手の夫の良さを認める反面、次第に自分の夫の良さにもあらためて気付く・・そんな内容でした。
特に印象的だったのは、夫婦交換生活というだけあって、夜眠る際も、夫婦の寝室で、相手の夫と一緒に寝るシーンでした。「一緒に寝るんかいっ!」と途中、突っ込みを入れながら二人で見ていましたが、妻もワクワクしながら見ている・・そんな感じに見えました。
結局、番組中、きわどい下ネタトークはあるものの、テレビ番組である以上当然といえば当然ですが、特に期待していたような出来事が起こるわけでもなく番組は終わるのですが、その非現実的ともいえる〖夫婦交換生活〗というものに、言いようのない興奮を覚えたのです。妻の由香も同様の様子でした。
<さて、佐々木さんご夫婦との交換生活は今現在も進行中です。また、私がここに書き込んでいることは今のところ佐々木さんのご主人だけがご存知です。最初に決めたある方法(約束事)で、交換中の行動や発言した言葉はお互いがあとで知ることが出来るようになっているのですが、私自身は佐々木さんのご主人と交換中の詳しい内容をお話したことは余りありません。ここを通じてこれまでお話しすることのなかった私たち夫婦だけのやりとりや、私の奥様に対する発言や行動(行為)の意図が初めて佐々木さんに伝わる感じです。>
DVDを見終わった2人は何となく変な雰囲気になっていました。それを打ち消すかのように、僕はつとめて明るく
「・・・で、こんなDVD、何で隣の奥さんが?まさか、夫婦交換に興味があるとか?(笑)」
と笑いながら妻に聞いたのですが、
『そう・・・実はね・・1回交換してみないって、前から言われてるの・・。』
と、予想外に真面目な顔つきで、これまた予想外の返答が由香から返ってきたのです。
2015/06/17
そんなある休みの日、妻の由香(ゆか)が『理絵さんから面白いDVDを借りてきたよ。』と言って、一枚のDVDを差し出してきました。DVDのラベルは白いままで、何のタイトルも書かれていません。
「面白いDVD?何のDVD?」
僕(夫:村田卓司)はあまり興味がなかったのですが、一応、興味有り気に聞き返しました。
『ラブちぇんっていうテレビ番組のDVDだって。何か、夫婦が交代して生活する番組みたいよ。』
と妻は言いながら、DVDをレコーダにセットしています。
「ふーん・・・夫婦が交代?なんだよそれ?・・。」
少し興味を示した僕(笑)。
ラブちぇんという番組は、深夜に放送されていた番組で、妻が夫に何らかの不満を持っている見ず知らずの二組の夫婦が、2泊3日の夫婦交換生活を送り、その様子をビデオで撮影・・夫と対照的な(他人の)夫と暮らすことで、最後は自分の夫の良さに気付き夫の元へ帰っていく・・という主旨の番組です。
僕はこの番組の存在を知らなかったのですが、由香は前に一度偶然見たことがあるような口ぶりでした。(今思えば、妻は僕に見せる前に自分で見ていたと思います。)確かに、内容は面白いものでした。
ギャンブル好きな夫に不満を持つ妻と、片やお金に細かすぎる夫に不満を持つ妻が、お互いの夫を入れ替えて自宅で普段どおり生活をする・・・2日間一緒に過ごす中で、相手の夫の良さを認める反面、次第に自分の夫の良さにもあらためて気付く・・そんな内容でした。
特に印象的だったのは、夫婦交換生活というだけあって、夜眠る際も、夫婦の寝室で、相手の夫と一緒に寝るシーンでした。「一緒に寝るんかいっ!」と途中、突っ込みを入れながら二人で見ていましたが、妻もワクワクしながら見ている・・そんな感じに見えました。
結局、番組中、きわどい下ネタトークはあるものの、テレビ番組である以上当然といえば当然ですが、特に期待していたような出来事が起こるわけでもなく番組は終わるのですが、その非現実的ともいえる〖夫婦交換生活〗というものに、言いようのない興奮を覚えたのです。妻の由香も同様の様子でした。
<さて、佐々木さんご夫婦との交換生活は今現在も進行中です。また、私がここに書き込んでいることは今のところ佐々木さんのご主人だけがご存知です。最初に決めたある方法(約束事)で、交換中の行動や発言した言葉はお互いがあとで知ることが出来るようになっているのですが、私自身は佐々木さんのご主人と交換中の詳しい内容をお話したことは余りありません。ここを通じてこれまでお話しすることのなかった私たち夫婦だけのやりとりや、私の奥様に対する発言や行動(行為)の意図が初めて佐々木さんに伝わる感じです。>
DVDを見終わった2人は何となく変な雰囲気になっていました。それを打ち消すかのように、僕はつとめて明るく
「・・・で、こんなDVD、何で隣の奥さんが?まさか、夫婦交換に興味があるとか?(笑)」
と笑いながら妻に聞いたのですが、
『そう・・・実はね・・1回交換してみないって、前から言われてるの・・。』
と、予想外に真面目な顔つきで、これまた予想外の返答が由香から返ってきたのです。
2015/06/17
中23<気持ち>第1回
中23<気持ち>第1回
(原題:未完 投稿者:修司 投稿日:2009/04/16)
誰が見ても中年と言われる歳になれば、多少の不安や悩みはあるものだと思うのです。私(来栖正敏:くるす・まさとし43歳)も人並みには持っていますが、この程度の事なら今の時代、幸せな方なのだろうと納得させていました。それが一本の電話で壊れてしまうのですから脆いものなのです。
残業を終わらせて時計を見ると午後7時過ぎ、帰り支度をしている時に、その電話はかかって来たのでした。携帯のディスプレイを見ると非通知でしたが、得意先の電話かなと思い出てしまいました。
「もしもし。」
少しの沈黙の後、男の声が聞こえました。
〔・・・奥さん、今日は帰りが遅くなりますよ・・・。〕
私よりもずっと若い声に感じます。
「はぁ?どちら様ですか?」
〔・・・今日は返さないかもしれないな・・・。〕
意味不明な内容だったで、「相手にしてもしょうがない。」と思った。こちらから電話を切って会社を出ました。不気味と言えばそうなのだが、妙な事が当たり前に起こる時代に一々気に等していられません。
私の勤める会社は中心地から少し離れているので、自家用車での通勤が許されています。愛車に乗り走らせていると今度は妻(有紀:ゆき39歳)からの着信です。車を左側に寄せて電話を取ると、『貴方、悪いんだけど少し帰りが遅くなるわ。明日は休みだから、飲み会をやろうって皆が言ってるの。私だけ付き合わない訳にもいかなくって。申し訳ないんだけど食事は外で済ませて。ごめんね。』とのことです。
偶然の一致なのでしょうが、さっきの男は妻の帰りが遅いと伝え、有紀も遅くなると連絡してきました。週休二日の会社で今日は金曜日。休みの前の日に残業や付き合いで帰りが遅くなるのは、よくある話ですが今夜は妙に引っ掛るのでした。
妻の有紀は総合職として勤め、社内でも数人の部下がいる課長の肩書きを持っています。出産後に産休を少し取っただけで、それなりのキャリアですから当然の立場なのでしょうが下で働く男達はどんな気持ちなのだろうかと考えたりもします。男女同権の時代ですから特別なものではないのでしょうが・・。
立場上、有紀が残業で遅くなる事や出張で数日家を空ける事もありますし、飲み会だって付き合わなければならない時もあるでしょう。それにお酒が好きな方なので、そんな時は帰りが遅いのも仕方がありません。私は近所のコンビにでつまみを買い、好きな日本酒をチビチビやりながらテレビを見ているうちに眠ってしまったようです。そんな眠りを携帯の着信音が妨げました。
〔残念だけど奥さんを今帰しました。だいぶ可愛がったので今夜は貴方の相手は出来ませんよ。まぁ、貴方ぐらいの歳なら、そんなの気にもなりませんかね。〕
会社で受けた先ほどの男の声です。徐々に寝惚けた頭が回転すると、同時に腹が立ってくるのも当然でしょう。・・・寝惚けていなければ非通知なんかには出ないのに・・・。
「あんた誰なんだい!悪戯も程々にしておけよ!」
〔悪戯かどうかは奥さんに聞けばいいさ。〕の捨て台詞。
今度は男から電話を切られてしまいます。気分治しにコップにお酒を入れて飲み直し始めてから、どのくらい経ったでしょうか。ドアの鍵を開ける音がします。私が時計を見るともう日付が変わっていました。
2015/06/17
(原題:未完 投稿者:修司 投稿日:2009/04/16)
誰が見ても中年と言われる歳になれば、多少の不安や悩みはあるものだと思うのです。私(来栖正敏:くるす・まさとし43歳)も人並みには持っていますが、この程度の事なら今の時代、幸せな方なのだろうと納得させていました。それが一本の電話で壊れてしまうのですから脆いものなのです。
残業を終わらせて時計を見ると午後7時過ぎ、帰り支度をしている時に、その電話はかかって来たのでした。携帯のディスプレイを見ると非通知でしたが、得意先の電話かなと思い出てしまいました。
「もしもし。」
少しの沈黙の後、男の声が聞こえました。
〔・・・奥さん、今日は帰りが遅くなりますよ・・・。〕
私よりもずっと若い声に感じます。
「はぁ?どちら様ですか?」
〔・・・今日は返さないかもしれないな・・・。〕
意味不明な内容だったで、「相手にしてもしょうがない。」と思った。こちらから電話を切って会社を出ました。不気味と言えばそうなのだが、妙な事が当たり前に起こる時代に一々気に等していられません。
私の勤める会社は中心地から少し離れているので、自家用車での通勤が許されています。愛車に乗り走らせていると今度は妻(有紀:ゆき39歳)からの着信です。車を左側に寄せて電話を取ると、『貴方、悪いんだけど少し帰りが遅くなるわ。明日は休みだから、飲み会をやろうって皆が言ってるの。私だけ付き合わない訳にもいかなくって。申し訳ないんだけど食事は外で済ませて。ごめんね。』とのことです。
偶然の一致なのでしょうが、さっきの男は妻の帰りが遅いと伝え、有紀も遅くなると連絡してきました。週休二日の会社で今日は金曜日。休みの前の日に残業や付き合いで帰りが遅くなるのは、よくある話ですが今夜は妙に引っ掛るのでした。
妻の有紀は総合職として勤め、社内でも数人の部下がいる課長の肩書きを持っています。出産後に産休を少し取っただけで、それなりのキャリアですから当然の立場なのでしょうが下で働く男達はどんな気持ちなのだろうかと考えたりもします。男女同権の時代ですから特別なものではないのでしょうが・・。
立場上、有紀が残業で遅くなる事や出張で数日家を空ける事もありますし、飲み会だって付き合わなければならない時もあるでしょう。それにお酒が好きな方なので、そんな時は帰りが遅いのも仕方がありません。私は近所のコンビにでつまみを買い、好きな日本酒をチビチビやりながらテレビを見ているうちに眠ってしまったようです。そんな眠りを携帯の着信音が妨げました。
〔残念だけど奥さんを今帰しました。だいぶ可愛がったので今夜は貴方の相手は出来ませんよ。まぁ、貴方ぐらいの歳なら、そんなの気にもなりませんかね。〕
会社で受けた先ほどの男の声です。徐々に寝惚けた頭が回転すると、同時に腹が立ってくるのも当然でしょう。・・・寝惚けていなければ非通知なんかには出ないのに・・・。
「あんた誰なんだい!悪戯も程々にしておけよ!」
〔悪戯かどうかは奥さんに聞けばいいさ。〕の捨て台詞。
今度は男から電話を切られてしまいます。気分治しにコップにお酒を入れて飲み直し始めてから、どのくらい経ったでしょうか。ドアの鍵を開ける音がします。私が時計を見るともう日付が変わっていました。
2015/06/17
中24『愛の絆(きずな)』 第1回
中24『愛の絆(きずな)』 第1回
(原題:知られたくない遊び 投稿者:道明 投稿日:2009/11/12)
仄(ほの)かに昇る白い湯煙の向こうに、女の項(うなじ)が浮かんで見える。その女は髪が濡れないように、櫛で艶のある黒髪を上に纏めている。ここは温泉旅館の客室にある露天風呂・・・夜空には雲はなく、中秋の名月が女の白い肌を青白く照らしていた。
6年前の出来事です。稲沢信也(いなざわ・しんや)と妻の詩音(しおん)は、幼い子どもを妻の両親に預け、夫婦水入らずの旅行に来ていた。当時、信也は29歳、詩音は26歳である
二人は共に、スポーツジムのインストラクターをしていた頃に知り合い、恋に堕ちた。詩音の両親は、不安定な職業の信也と結婚することに、将来を危惧して反対をした。しかし、既に妊娠していた詩音は両親の反対を押し切って結婚したのだった。夫の信也は職業を代え、全国を飛び回る建築関係の会社に転職をしたのだが、仕事はきつく収入は少ない。両親の心配が現実のものとなる。
二人目の子を出産する頃になり、漸(ようや)く詩音の両親の理解が得られ、援助を得て、一戸建ての家を新築した。ところが、この家のローンの支払いの負担が、若い二人の生活を一層苦しめることとなる。そのため、下の子どもが2歳になった時、妻の詩音は保育園に子どもを預け、家計を補うためにと、家の近くの喫茶店のアルバイトにでているのだった
『ねぇ、あなた・・・もうひとり子どもを作りたいなぁ、私・・。』と妻の詩音が言ってくる。
「馬鹿を言うなよ!今の4人家族の生活で、アップアップじゃないか。」
『うん・・・でも、男の子もいいけど・・私、女の子を育てたいの。』
「えっっ?・・それは、また、どうして?」
『ほら息子は嫁の言いなりになり、嫁の家に引っぱられてしまうって言うじゃない!』
「えっ!もう、そんな先のことを考えているの?それに、それって俺のことか?」
『ふふふふ・・・あなたのことじゃないわ・・・やっぱり、ちょっと先のことよね。でも、可愛い女の子が・・・私、欲しいなぁ。』
くすくす、と笑う妻の顔に、月の光が降り注ぐ。日々の子育ての疲れから久々に開放され質素な生活の中での贅沢に、詩音の心が弾んでいる。
『ねぇ、あなた・・・幸せ?・・幸せよね、私たち。』
「ああ、そうだよ!・・・貧乏だが間違いなく、幸せだよ、詩音。」
信也が愛妻を抱き寄せる。
2015/06/17
(原題:知られたくない遊び 投稿者:道明 投稿日:2009/11/12)
仄(ほの)かに昇る白い湯煙の向こうに、女の項(うなじ)が浮かんで見える。その女は髪が濡れないように、櫛で艶のある黒髪を上に纏めている。ここは温泉旅館の客室にある露天風呂・・・夜空には雲はなく、中秋の名月が女の白い肌を青白く照らしていた。
6年前の出来事です。稲沢信也(いなざわ・しんや)と妻の詩音(しおん)は、幼い子どもを妻の両親に預け、夫婦水入らずの旅行に来ていた。当時、信也は29歳、詩音は26歳である
二人は共に、スポーツジムのインストラクターをしていた頃に知り合い、恋に堕ちた。詩音の両親は、不安定な職業の信也と結婚することに、将来を危惧して反対をした。しかし、既に妊娠していた詩音は両親の反対を押し切って結婚したのだった。夫の信也は職業を代え、全国を飛び回る建築関係の会社に転職をしたのだが、仕事はきつく収入は少ない。両親の心配が現実のものとなる。
二人目の子を出産する頃になり、漸(ようや)く詩音の両親の理解が得られ、援助を得て、一戸建ての家を新築した。ところが、この家のローンの支払いの負担が、若い二人の生活を一層苦しめることとなる。そのため、下の子どもが2歳になった時、妻の詩音は保育園に子どもを預け、家計を補うためにと、家の近くの喫茶店のアルバイトにでているのだった
『ねぇ、あなた・・・もうひとり子どもを作りたいなぁ、私・・。』と妻の詩音が言ってくる。
「馬鹿を言うなよ!今の4人家族の生活で、アップアップじゃないか。」
『うん・・・でも、男の子もいいけど・・私、女の子を育てたいの。』
「えっっ?・・それは、また、どうして?」
『ほら息子は嫁の言いなりになり、嫁の家に引っぱられてしまうって言うじゃない!』
「えっ!もう、そんな先のことを考えているの?それに、それって俺のことか?」
『ふふふふ・・・あなたのことじゃないわ・・・やっぱり、ちょっと先のことよね。でも、可愛い女の子が・・・私、欲しいなぁ。』
くすくす、と笑う妻の顔に、月の光が降り注ぐ。日々の子育ての疲れから久々に開放され質素な生活の中での贅沢に、詩音の心が弾んでいる。
『ねぇ、あなた・・・幸せ?・・幸せよね、私たち。』
「ああ、そうだよ!・・・貧乏だが間違いなく、幸せだよ、詩音。」
信也が愛妻を抱き寄せる。
2015/06/17
中19『いいわよ。』第4話
中19『いいわよ。』第4話
妻の友里恵(ゆりえ)は、もう一方のカップも乳房から外し・・・前屈みになりながらブラト
ップを下ろし・・・ブラトップを完全にカラダから脱ぎ去りました。そして、左右片足ずつ足をあげ・・・半パンも脱ぎ去ると、白いパンティ1枚の姿となりました・・。
俺達が覗く角度からは、妻の何もつけていない肌色の背中が蛍光灯に白くまばゆく映えています。タンスからパジャマを取るため、妻がチョット斜めにカラダを向けた瞬間、生乳頭がチラッと見えてしまい、アァ~っ・・・。
後輩の武田幸生(さちお)を見るとこの瞬間をずっと狙っていたのでしょう、目が点状態です。
〔せ・・・先輩・・・奥さんの乳輪がチラッと・・・見えちゃいましたよ・・・。〕と小声。
俺(片岡信哉)は激しい嫉妬感に襲われ、勃起しまくりです。
タンスから赤い格子模様のいつものパジャマにノーブラのまま袖を通し・・そして・・・友里
恵はなんと白いパンティまで脱ぎ始めてしまいました・・・クッキリ割れ目の入った白い双球を俺達が覗く方に向けています。
幸生が声を潜めながらもコーフンしています。
〔おおぉ・・・今度は・・・お・・奥さんのお尻だ・・・!〕
寝る時同様、妻はノーパンのままパジャマのズボンをはきました。ノーブラでノーパンに赤い格子模様の上下パジャマ姿です。
俺達が呑んでいたリビングに妻が戻るようだったので、急ぎ俺達はリビングに戻り、
何事もなかったかのように、友里恵を待ち構えて酒を呑んでいました。
『お待たせぇ~、武田さん。』
〔あれれぇ~、奥さん・・・パジャマ姿ですかぁ、さっきのブラトップより露出度少なくなっちまいましたねぇ・・・お約束のノーブラか、これじゃぁわかんないんだけどなぁ~。〕
と、つい今しがた友里恵の乳輪をチラ見したくせに、幸生は酒の勢いでさらに妻にプレッシャーをかけ始めました。
アルコールにそれほど強くない友里恵が、酔った勢いで、
『ホントよ。今、ノーブラなんだから・・・ほら・・・。』
と言いながら、パジャマ姿のまま自ら上下にカラダを揺すっています。ノーブラのせいか、胸全体に収まりがなく、カラダが上下する度にユサユサと乳房全体が揺れ、おまけに乳首の突起でパジャマの胸の部分が上下に揺れながら尖っています・・・。
そんな妻の姿を見ながらも、幸生は調子に乗り、
〔う~ん・・・奥さん?ホントのところよくわからないんだけど・・・。〕
こうなると売り言葉に買い言葉状況です。
『わかったわよ・・・じゃぁ・・・。』
と言いながら、妻はパジャマのボタンに手をかけました。
「おいおい、二人とも・・・・。」
幸生を家に招いた後悔の念が生じはじめ、《今晩、俺達はどこまで行ってしまうのか?》不安とコーフンを覚えながら緊張しならがも、勃起が収まらなくなっていました。俺の制止する言葉を聞かず、もうムキになってしまっている妻の友里恵は・・・パジャマの胸元に手をかけ、ボタンを外し始めました。
2015/06/19
妻の友里恵(ゆりえ)は、もう一方のカップも乳房から外し・・・前屈みになりながらブラト
ップを下ろし・・・ブラトップを完全にカラダから脱ぎ去りました。そして、左右片足ずつ足をあげ・・・半パンも脱ぎ去ると、白いパンティ1枚の姿となりました・・。
俺達が覗く角度からは、妻の何もつけていない肌色の背中が蛍光灯に白くまばゆく映えています。タンスからパジャマを取るため、妻がチョット斜めにカラダを向けた瞬間、生乳頭がチラッと見えてしまい、アァ~っ・・・。
後輩の武田幸生(さちお)を見るとこの瞬間をずっと狙っていたのでしょう、目が点状態です。
〔せ・・・先輩・・・奥さんの乳輪がチラッと・・・見えちゃいましたよ・・・。〕と小声。
俺(片岡信哉)は激しい嫉妬感に襲われ、勃起しまくりです。
タンスから赤い格子模様のいつものパジャマにノーブラのまま袖を通し・・そして・・・友里
恵はなんと白いパンティまで脱ぎ始めてしまいました・・・クッキリ割れ目の入った白い双球を俺達が覗く方に向けています。
幸生が声を潜めながらもコーフンしています。
〔おおぉ・・・今度は・・・お・・奥さんのお尻だ・・・!〕
寝る時同様、妻はノーパンのままパジャマのズボンをはきました。ノーブラでノーパンに赤い格子模様の上下パジャマ姿です。
俺達が呑んでいたリビングに妻が戻るようだったので、急ぎ俺達はリビングに戻り、
何事もなかったかのように、友里恵を待ち構えて酒を呑んでいました。
『お待たせぇ~、武田さん。』
〔あれれぇ~、奥さん・・・パジャマ姿ですかぁ、さっきのブラトップより露出度少なくなっちまいましたねぇ・・・お約束のノーブラか、これじゃぁわかんないんだけどなぁ~。〕
と、つい今しがた友里恵の乳輪をチラ見したくせに、幸生は酒の勢いでさらに妻にプレッシャーをかけ始めました。
アルコールにそれほど強くない友里恵が、酔った勢いで、
『ホントよ。今、ノーブラなんだから・・・ほら・・・。』
と言いながら、パジャマ姿のまま自ら上下にカラダを揺すっています。ノーブラのせいか、胸全体に収まりがなく、カラダが上下する度にユサユサと乳房全体が揺れ、おまけに乳首の突起でパジャマの胸の部分が上下に揺れながら尖っています・・・。
そんな妻の姿を見ながらも、幸生は調子に乗り、
〔う~ん・・・奥さん?ホントのところよくわからないんだけど・・・。〕
こうなると売り言葉に買い言葉状況です。
『わかったわよ・・・じゃぁ・・・。』
と言いながら、妻はパジャマのボタンに手をかけました。
「おいおい、二人とも・・・・。」
幸生を家に招いた後悔の念が生じはじめ、《今晩、俺達はどこまで行ってしまうのか?》不安とコーフンを覚えながら緊張しならがも、勃起が収まらなくなっていました。俺の制止する言葉を聞かず、もうムキになってしまっている妻の友里恵は・・・パジャマの胸元に手をかけ、ボタンを外し始めました。
2015/06/19
中21〖たった1度の・・・〗第2回
中21〖たった1度の・・・〗第2回
第1回
妻の神崎理央(かんざき・りお:29歳)が『ねぇ楽しそうに何の話をしているの?向こうまで笑い声が聞こえていたよ(笑)。あー、疲れたわ。私も飲んでいい?』親友の黒田清輝(くろだ・きよてる:31歳)は〔おーどうぞ、どうぞ。今こいつ(私)に沢木(妻の旧姓)みたいな綺麗な女とずっと一緒に居られて、幸せものだって・・(笑)。〕
『うそばっかり。黒田君、今まで私にそんな事(綺麗な女)を言った事無いでしょ! それで、ホントはどんな話?』
「・・・・・・・・・。」僕(神崎哲治:かんざき・てつじ:31歳)も清輝も言えません。
『わかりました! どうせエッチな話でしょ! もーやめてよ、黒田君。うちの人に変なこと吹き込まないでよ。』
〔なんで? なんでオレだけ悪者なの? オレ何も言ってません。無罪です!〕
「ほら、こいついま家庭的なことに飢えているじゃない?だから俺らの事が羨ましいって。」
『ホントに~。まぁいいでしょ。そういう事にしてあげよう!』
それで今度は理央を交えて3人で飲み直しです。高校時代に戻ったように楽しい気分で、3人ともついついお酒を飲みすぎました。
私と清輝はひとたび飲みに行ったら、朝まで飲んでいることが当たり前でした。しかし、普段あまりお酒を飲まない理央はもう限界が近くなった様子です。
『う~。飲みすぎた・・・。ねぇ私先にお風呂へ入ってもいい?』
「いいよ。後はテキトーにやっとくわ。俺らも眠くなったらここで寝るから、理央は向こうへ行って寝ていいよ。」
『じゃあ、お風呂に入って、そのまま寝るから後ヨロシクね~。ゴメンね黒田君。』
ここで妻の理央が脱落です。ちょっとHな展開を期待していたのですが、何事もなく残念です。さてまた男2人になりました。もうかなり長い時間呑んでいるので、さすがに話すネタも尽きてきます。
すると清輝が、〔なぁ哲ちゃん。さすがに話すの疲れてきたから、ネットでもしないか?この前会社の先輩が面白いサイトを教えてくれたんだ。〕私は 「なに? どんなサイト?やっぱH系か?」それに清輝も〔「ああ、H系もH系!でも普通の人間には理解できない世界いかもしれないけどな~。哲ちゃんパソコンあるよな?」
私はノートパソコンをテーブルの上に置く。そして清輝が開いたサイト……。それは何と私もよく見る某寝取られ系サイトでした!!!《もしやこいつも?》興奮した清輝は〔ほら見てみろー。スゴいだろー! これ全部人妻! しかも旦那が投稿してるんだよ! オレにはよく分からない世界だけど、正直ちょっと興奮するわ~(笑)。〕
《うーん。清輝には寝取られ願望はナシか…》私に色々見せながら解説をしてくれる清輝に合わせて私も「おー!」とか「すごいなー!」と、とりあえず初めて観たかのように振る舞いました(笑)。 第3回へ続く
2015/06/19
第1回
妻の神崎理央(かんざき・りお:29歳)が『ねぇ楽しそうに何の話をしているの?向こうまで笑い声が聞こえていたよ(笑)。あー、疲れたわ。私も飲んでいい?』親友の黒田清輝(くろだ・きよてる:31歳)は〔おーどうぞ、どうぞ。今こいつ(私)に沢木(妻の旧姓)みたいな綺麗な女とずっと一緒に居られて、幸せものだって・・(笑)。〕
『うそばっかり。黒田君、今まで私にそんな事(綺麗な女)を言った事無いでしょ! それで、ホントはどんな話?』
「・・・・・・・・・。」僕(神崎哲治:かんざき・てつじ:31歳)も清輝も言えません。
『わかりました! どうせエッチな話でしょ! もーやめてよ、黒田君。うちの人に変なこと吹き込まないでよ。』
〔なんで? なんでオレだけ悪者なの? オレ何も言ってません。無罪です!〕
「ほら、こいついま家庭的なことに飢えているじゃない?だから俺らの事が羨ましいって。」
『ホントに~。まぁいいでしょ。そういう事にしてあげよう!』
それで今度は理央を交えて3人で飲み直しです。高校時代に戻ったように楽しい気分で、3人ともついついお酒を飲みすぎました。
私と清輝はひとたび飲みに行ったら、朝まで飲んでいることが当たり前でした。しかし、普段あまりお酒を飲まない理央はもう限界が近くなった様子です。
『う~。飲みすぎた・・・。ねぇ私先にお風呂へ入ってもいい?』
「いいよ。後はテキトーにやっとくわ。俺らも眠くなったらここで寝るから、理央は向こうへ行って寝ていいよ。」
『じゃあ、お風呂に入って、そのまま寝るから後ヨロシクね~。ゴメンね黒田君。』
ここで妻の理央が脱落です。ちょっとHな展開を期待していたのですが、何事もなく残念です。さてまた男2人になりました。もうかなり長い時間呑んでいるので、さすがに話すネタも尽きてきます。
すると清輝が、〔なぁ哲ちゃん。さすがに話すの疲れてきたから、ネットでもしないか?この前会社の先輩が面白いサイトを教えてくれたんだ。〕私は 「なに? どんなサイト?やっぱH系か?」それに清輝も〔「ああ、H系もH系!でも普通の人間には理解できない世界いかもしれないけどな~。哲ちゃんパソコンあるよな?」
私はノートパソコンをテーブルの上に置く。そして清輝が開いたサイト……。それは何と私もよく見る某寝取られ系サイトでした!!!《もしやこいつも?》興奮した清輝は〔ほら見てみろー。スゴいだろー! これ全部人妻! しかも旦那が投稿してるんだよ! オレにはよく分からない世界だけど、正直ちょっと興奮するわ~(笑)。〕
《うーん。清輝には寝取られ願望はナシか…》私に色々見せながら解説をしてくれる清輝に合わせて私も「おー!」とか「すごいなー!」と、とりあえず初めて観たかのように振る舞いました(笑)。 第3回へ続く
2015/06/19
中22〚純情〛第1章③ 03
中22〚純情〛第1章③ 03
僕(夫:村田卓司)は「え?・・・何て??」当然、聞き間違いか冗談かと思い、聞きなおしたのですが、どうやら本気のようです。妻の由香(ゆか)に詳しく訊けば、いつものように妻同士でランチをしている時に、夫の愚痴話になり、〚そう言えば夫を交換する番組があって、だいたいいつもいい感じで(夫婦仲が良くなって)終わるんだよね・・。〛と理絵さんが言い出したとか・・・。
それで、まずはお互いの夫に番組DVDを見てもらい、感想を聞き、それから夫たちがイイといえばお互いの生活を見てみるのはどうか・・ということに。
「なんだよ、それ、由香も俺に不満があるみたいじゃない?というか、由香はイヤじゃないのかよ・・・。」
とつっこんでみたものの、内心、興味津々の私がいる・・・。
『いや、そうじゃないけど、ほら、理絵さんのご主人、豪快な感じでしょ?理絵さん、本当はあなたみたいな上品な旦那さんがいいみたいよ?ま、私は『上品に見えるだけよ』って言ったんだけどね(笑)。もちろん、何度も無理だって言ったんだけど、訊いてみて欲しいって理絵さんが・・。』
と冗談交じりにあれこれ返してきましたが、妻のホンネはワイルドな佐々木さんのご主人に興味があり、といった感じでした。
このとき僕は嫉妬というより、正直ムッとしたのです。
「まぁ、佐々木さんのご主人がイイって言うんなら、いいんじゃない?面白そうだし。」
と少し強がりながらも半分は《結局実現しないんだろうなぁ》とか思いながら、承諾したのです。
由香によると、すでに佐々木さん宅でも同じDVDを夫婦で見ているらしく、今度4人で食事をしながら話をできたら・・というところまで妻同士で話を詰めているとか・・《本気かよ》・・と思いながらも、面白そうな展開に期待していました。
4人での食事会は翌週の日曜日になりました。佐々木さんのご主人も了承したとか。それで、僕は「食事会を了承したのか?それとも交換そのものを了承したのか?」を由香に訊きましたが、『それは聞いてないけど・・交換についても了承したんだと思うけど・・・じゃなきゃ、食事はしないでしょ?』と答える。「まぁ、そうだな・・・。」と私。《佐々木さんのご主人の雰囲気からちょっと意外な感じもしますが、まぁ、食事くらいなら・・》とそれ以上深くは考えませんでした。
そして、食事会の当日です。場所は佐々木さんのご自宅です。このとき、僕は初めて佐々木さん宅にあがらせて貰ったのですが、ウチよりも1部屋多い4LDKで、家具のセンスも良く、はじめにひととおり全ての部屋を拝見させてもらい、同じマンションとはいえこうも違うのかと感心させられました。妻の由香は何度もお邪魔していますが、夫婦の寝室を見たのは初めての様子で、『ベッドが大きいね。』と小声で僕につぶやいてきました。
2015/06/20
僕(夫:村田卓司)は「え?・・・何て??」当然、聞き間違いか冗談かと思い、聞きなおしたのですが、どうやら本気のようです。妻の由香(ゆか)に詳しく訊けば、いつものように妻同士でランチをしている時に、夫の愚痴話になり、〚そう言えば夫を交換する番組があって、だいたいいつもいい感じで(夫婦仲が良くなって)終わるんだよね・・。〛と理絵さんが言い出したとか・・・。
それで、まずはお互いの夫に番組DVDを見てもらい、感想を聞き、それから夫たちがイイといえばお互いの生活を見てみるのはどうか・・ということに。
「なんだよ、それ、由香も俺に不満があるみたいじゃない?というか、由香はイヤじゃないのかよ・・・。」
とつっこんでみたものの、内心、興味津々の私がいる・・・。
『いや、そうじゃないけど、ほら、理絵さんのご主人、豪快な感じでしょ?理絵さん、本当はあなたみたいな上品な旦那さんがいいみたいよ?ま、私は『上品に見えるだけよ』って言ったんだけどね(笑)。もちろん、何度も無理だって言ったんだけど、訊いてみて欲しいって理絵さんが・・。』
と冗談交じりにあれこれ返してきましたが、妻のホンネはワイルドな佐々木さんのご主人に興味があり、といった感じでした。
このとき僕は嫉妬というより、正直ムッとしたのです。
「まぁ、佐々木さんのご主人がイイって言うんなら、いいんじゃない?面白そうだし。」
と少し強がりながらも半分は《結局実現しないんだろうなぁ》とか思いながら、承諾したのです。
由香によると、すでに佐々木さん宅でも同じDVDを夫婦で見ているらしく、今度4人で食事をしながら話をできたら・・というところまで妻同士で話を詰めているとか・・《本気かよ》・・と思いながらも、面白そうな展開に期待していました。
4人での食事会は翌週の日曜日になりました。佐々木さんのご主人も了承したとか。それで、僕は「食事会を了承したのか?それとも交換そのものを了承したのか?」を由香に訊きましたが、『それは聞いてないけど・・交換についても了承したんだと思うけど・・・じゃなきゃ、食事はしないでしょ?』と答える。「まぁ、そうだな・・・。」と私。《佐々木さんのご主人の雰囲気からちょっと意外な感じもしますが、まぁ、食事くらいなら・・》とそれ以上深くは考えませんでした。
そして、食事会の当日です。場所は佐々木さんのご自宅です。このとき、僕は初めて佐々木さん宅にあがらせて貰ったのですが、ウチよりも1部屋多い4LDKで、家具のセンスも良く、はじめにひととおり全ての部屋を拝見させてもらい、同じマンションとはいえこうも違うのかと感心させられました。妻の由香は何度もお邪魔していますが、夫婦の寝室を見たのは初めての様子で、『ベッドが大きいね。』と小声で僕につぶやいてきました。
2015/06/20
中14〖恋に恋した妻〗PART13
中14〖恋に恋した妻〗PART13
それから数週間後、僕(波戸真一)は数日間泊りの出張をすることになった。出発当日、朝早いのに妻の咲希(さき)が駅まで見送りにきてくれる。僕は出発前にプラットホームから、通常勤務中だった哲平に指示して≪今夜遊びに行ってもいいですか?≫とメールを咲希に送らせるが、咲希からの返事は『駄目。』の一言だった。
後輩の河野哲平(27歳)から転送してきたメールを見て僕は素直に諦めた。やはりそれは何度経験しても、安堵と落胆を同時に感じる。そして哲平に感謝のメールを送る。僕はその結果を新幹線に揺られながら、やはり喜ぶべきなのだろうなと自分を納得させていた。
しかし、その日の夕方に出張先での仕事を終えてホテルに戻ると、哲平からの報告メール
が届く。午後4時過ぎくらいに咲希からメールが来た。≪哲平君のところでだったらいいよ。≫と。それからのメールのやりとりです。
〔でも先輩から留守の家電に掛かってきたらまずいんじゃない?〕
哲平の部屋だとアパートの住人に顔を見られるかもしれない。当然咲希と知り合いの住人など居ないだろうが、万が一のこともあると二人は考えた。僕の家で、という選択も。
『でも哲平君が家に来るのを誰かに見られたらまずいよね?』
同様の理由で却下となる。
《何よりもう既に一度してしまったとはいえ、咲希はやはり家ですることに抵抗があるようだった。僕としては、自分の寝室で他の男に抱かれた咲希は、これ以上ないほど愛おしく感じる。もちろん異常性癖だとは理解している。》
メールのやり取りを何度か交わし、その結果、結局二人は、真夜中に二人でラブホテルに行く事に決まった。とにかく、深夜ならもし家電に出られなくても寝ていたで済むし、僕の家でも哲平の部屋でも駄目なら、そこしかないということだった。
それから僕は深夜になるまで落ち着かなかった。すぐにセックスが始まってしまうならと
もかく、時間の猶予があるのは逆に辛い。いつも通り興奮とともに激しい焦燥感や後悔に襲われて、何度も哲平に中止の連絡をしようと携帯を開けたり、閉じたりを繰り返した。
妻の咲希に哲平のもとへ行ってほしくなくて、僕のことを考えていてほしかったが、≪戸締りはしっかりしろよ!≫と当たり障りのない内容のメールを送った。しかし、電話は掛けられなかった。《どうしても咲希の声が聞きたくて、これから他の男に抱かれる咲希の声が聞きたくて》、何度も掛けようとしたけど、部屋の中で「あ、あ」と発声練習をしたら、自分でも驚くほど震えていた・・。
僕は、そのまま悶々とした時間を過ごす。過ごすというよりは耐え抜いたという方が正しいかもしれない。でも酒に逃げようとは思わなかった。その状態を楽しみたかった(変態かな?)。僕がそうやって一人うずくまっている間、哲平と咲希はメールのやり取りをしている。勿論哲平は逐一リアルタイムで僕に咲希とのメールを転送してくれた。
2015/06/21
それから数週間後、僕(波戸真一)は数日間泊りの出張をすることになった。出発当日、朝早いのに妻の咲希(さき)が駅まで見送りにきてくれる。僕は出発前にプラットホームから、通常勤務中だった哲平に指示して≪今夜遊びに行ってもいいですか?≫とメールを咲希に送らせるが、咲希からの返事は『駄目。』の一言だった。
後輩の河野哲平(27歳)から転送してきたメールを見て僕は素直に諦めた。やはりそれは何度経験しても、安堵と落胆を同時に感じる。そして哲平に感謝のメールを送る。僕はその結果を新幹線に揺られながら、やはり喜ぶべきなのだろうなと自分を納得させていた。
しかし、その日の夕方に出張先での仕事を終えてホテルに戻ると、哲平からの報告メール
が届く。午後4時過ぎくらいに咲希からメールが来た。≪哲平君のところでだったらいいよ。≫と。それからのメールのやりとりです。
〔でも先輩から留守の家電に掛かってきたらまずいんじゃない?〕
哲平の部屋だとアパートの住人に顔を見られるかもしれない。当然咲希と知り合いの住人など居ないだろうが、万が一のこともあると二人は考えた。僕の家で、という選択も。
『でも哲平君が家に来るのを誰かに見られたらまずいよね?』
同様の理由で却下となる。
《何よりもう既に一度してしまったとはいえ、咲希はやはり家ですることに抵抗があるようだった。僕としては、自分の寝室で他の男に抱かれた咲希は、これ以上ないほど愛おしく感じる。もちろん異常性癖だとは理解している。》
メールのやり取りを何度か交わし、その結果、結局二人は、真夜中に二人でラブホテルに行く事に決まった。とにかく、深夜ならもし家電に出られなくても寝ていたで済むし、僕の家でも哲平の部屋でも駄目なら、そこしかないということだった。
それから僕は深夜になるまで落ち着かなかった。すぐにセックスが始まってしまうならと
もかく、時間の猶予があるのは逆に辛い。いつも通り興奮とともに激しい焦燥感や後悔に襲われて、何度も哲平に中止の連絡をしようと携帯を開けたり、閉じたりを繰り返した。
妻の咲希に哲平のもとへ行ってほしくなくて、僕のことを考えていてほしかったが、≪戸締りはしっかりしろよ!≫と当たり障りのない内容のメールを送った。しかし、電話は掛けられなかった。《どうしても咲希の声が聞きたくて、これから他の男に抱かれる咲希の声が聞きたくて》、何度も掛けようとしたけど、部屋の中で「あ、あ」と発声練習をしたら、自分でも驚くほど震えていた・・。
僕は、そのまま悶々とした時間を過ごす。過ごすというよりは耐え抜いたという方が正しいかもしれない。でも酒に逃げようとは思わなかった。その状態を楽しみたかった(変態かな?)。僕がそうやって一人うずくまっている間、哲平と咲希はメールのやり取りをしている。勿論哲平は逐一リアルタイムで僕に咲希とのメールを転送してくれた。
2015/06/21
中10〚新しい夫婦の形〛4章第3話 23
中10〚新しい夫婦の形〛4章第3話 23
「なかった?本当か?」
『本当よ、もうあなたにウソはつかないわ。』
妻の希美(のぞみ33歳)は僕(益岡健人35歳)が聞きたかったことをいとも簡単に否定してしまった。《何もなかったって?そ、そんな・・》僕はその時ベッドの上で今までに味わ
ったことのない虚脱感を感じていたことを覚えている。
次の日の日曜日も僕はなんとなく活力が沸いてこなかった。その後も妻から出張の話を聞いたが、本当に何もなかったようだ。出張での仕事が終わった後、クライアントや園部祐太君と一緒に振舞われたお弁当を食べ、そのままホテルで一泊しただけと希美は言った。もちろん、希美は園部君の部屋にも行ってないし、園部君が妻の部屋に来たということもなかったとのこと。
そう言われて僕も否定するわけにもいかず、僕の感情は急速に冷めていった。それから僕はしばらく抜け殻のような状態だった。家庭でも職場でも心ここにあらずというか、とにかく気力が沸いてこなかった。自分でも《このままではダメになってしまう》とかなりあせった。けれど、どうしても身体に力が入らないでいた。
妻の希美はそんな僕のことを心配してくれていた。
『あなた・・・どうしても私に他の男性に抱かれて欲しいの?』
「えっ・・!?」
突然の妻の質問に僕は言葉につまった。希美は僕の心の中を見透かしているのだろうか?
『私はあなたに愛されない寂しさからつい大きな過ちを犯してしまったと反省していたの・・・だから、もう絶対に過ちを犯したくないと思っていたのだけど・・・。』
薄暗い部屋の中で僕は黙って希美をみつめていた。
『柳本部長から高山さんがしているプロジェクトを手伝うように言われているの・・・でも、私も忙しいので出来ないと断っていた。なによりそのプロジェクトに参加すれば、また高山さんと一緒に出張になるかもしれない。もちろん高山さんと一緒に出張したからといって、高山さんに抱かれるとは限らないけど・・・どう?私がそのプロジェクトに参加するとしたら・・?』
僕の目の前にかかっていた雲が急に晴れていくような気分になった。《妻に僕の心の中が見透かされていてもいいじゃないか。もう、僕の気持ちは動き出してしまったんだ、このまま止めることなんて出来ない》
「大変だろうけど、がんばって、高山さんの仕事を手伝ってみたら・・。」
そう言うと僕は希美の身体を求めていた。
『なんか、変よあなた・・。』
2015/06/22
「なかった?本当か?」
『本当よ、もうあなたにウソはつかないわ。』
妻の希美(のぞみ33歳)は僕(益岡健人35歳)が聞きたかったことをいとも簡単に否定してしまった。《何もなかったって?そ、そんな・・》僕はその時ベッドの上で今までに味わ
ったことのない虚脱感を感じていたことを覚えている。
次の日の日曜日も僕はなんとなく活力が沸いてこなかった。その後も妻から出張の話を聞いたが、本当に何もなかったようだ。出張での仕事が終わった後、クライアントや園部祐太君と一緒に振舞われたお弁当を食べ、そのままホテルで一泊しただけと希美は言った。もちろん、希美は園部君の部屋にも行ってないし、園部君が妻の部屋に来たということもなかったとのこと。
そう言われて僕も否定するわけにもいかず、僕の感情は急速に冷めていった。それから僕はしばらく抜け殻のような状態だった。家庭でも職場でも心ここにあらずというか、とにかく気力が沸いてこなかった。自分でも《このままではダメになってしまう》とかなりあせった。けれど、どうしても身体に力が入らないでいた。
妻の希美はそんな僕のことを心配してくれていた。
『あなた・・・どうしても私に他の男性に抱かれて欲しいの?』
「えっ・・!?」
突然の妻の質問に僕は言葉につまった。希美は僕の心の中を見透かしているのだろうか?
『私はあなたに愛されない寂しさからつい大きな過ちを犯してしまったと反省していたの・・・だから、もう絶対に過ちを犯したくないと思っていたのだけど・・・。』
薄暗い部屋の中で僕は黙って希美をみつめていた。
『柳本部長から高山さんがしているプロジェクトを手伝うように言われているの・・・でも、私も忙しいので出来ないと断っていた。なによりそのプロジェクトに参加すれば、また高山さんと一緒に出張になるかもしれない。もちろん高山さんと一緒に出張したからといって、高山さんに抱かれるとは限らないけど・・・どう?私がそのプロジェクトに参加するとしたら・・?』
僕の目の前にかかっていた雲が急に晴れていくような気分になった。《妻に僕の心の中が見透かされていてもいいじゃないか。もう、僕の気持ちは動き出してしまったんだ、このまま止めることなんて出来ない》
「大変だろうけど、がんばって、高山さんの仕事を手伝ってみたら・・。」
そう言うと僕は希美の身体を求めていた。
『なんか、変よあなた・・。』
2015/06/22
中23<気持ち>第2回
中23<気持ち>第2回
『あらぁ、起きてたの。遅くなってごめんなさい。タバコの臭いが付いちゃって気持ち悪いからシャワー浴びてくるね。』
何気なく見た妻の服装に違和感を覚えたのは何故でしょう・・・そうか・・・スカートを穿いている・・・女性がスカートを穿くのはごく当たり前なのですが、妻の有紀(ゆき)は殆ど穿きません。
『仕事場は男の人が多いから、脚をジロジロ見らる人もいるのよ。それに女を意識したくないのよ。』
分かるような気がします。知り合った時から上昇志向の強い女性でしたから、男と同じ立場で仕事をするのに服装だけでも女性らしさを避けていたのでしょう。ただでさえ男性社会なのですから、つっぱているんだろうと思いながらも、もう少し肩の力を抜いてもいいのにと思ったものです。
シャワーを浴びた妻の有紀(ゆき39歳)はパジャマに着替えていました。
『私も少し飲もうかな?』
私の隣に座りコップを持つ妻からは飲みに行った時にする酒の臭いがしません。酒好きの有紀が飲み会に行って飲まないなんてありえない。
〔だいぶ可愛がった〕
男の声が甦ります。
「だいぶ飲んだんだろう?そんなに飲んで大丈夫か?」
有紀がコップに注いだ酒を立て続けに何杯か飲み干すのは、酒臭くないのを誤魔化すつもりか?私が気付いていないと安心しているのか、飲み会の出来事を楽しそうに話しています。しかし、男の変な電話だけで有紀を疑うのは長く連れ添った妻に失礼です。《疑いの気持ちは、もう少し心の奥に置いておこう。》男の話が本当で妻が不倫行為に走っているなら、そのうちに分かるでしょう。何も考えないでいた昨日の私ではないのですから。
その日、ベッドに入り久しぶりにセックスを妻に求めてみました。
『ごめんね、貴方。もう酔っ払って駄目だわ。』
あの男の言った通りの行動を取りました。背中を向けて寝る妻に《なぁ、俺を欺いていないよな》何だか悲しい気分でした。
妻の有紀と何時も通りの週末を送り、休みを二人で過ごした時間に何の違和感もなく、また私も男の電話の話をしなかったので平凡ですが穏やかな休日を過ごせました。
《・・・やっぱり悪戯なのかな・・・でも何のために・・・・》
私はすごく気になりはしますが、今は静観しているしか方法がありません。
2015/06/22
『あらぁ、起きてたの。遅くなってごめんなさい。タバコの臭いが付いちゃって気持ち悪いからシャワー浴びてくるね。』
何気なく見た妻の服装に違和感を覚えたのは何故でしょう・・・そうか・・・スカートを穿いている・・・女性がスカートを穿くのはごく当たり前なのですが、妻の有紀(ゆき)は殆ど穿きません。
『仕事場は男の人が多いから、脚をジロジロ見らる人もいるのよ。それに女を意識したくないのよ。』
分かるような気がします。知り合った時から上昇志向の強い女性でしたから、男と同じ立場で仕事をするのに服装だけでも女性らしさを避けていたのでしょう。ただでさえ男性社会なのですから、つっぱているんだろうと思いながらも、もう少し肩の力を抜いてもいいのにと思ったものです。
シャワーを浴びた妻の有紀(ゆき39歳)はパジャマに着替えていました。
『私も少し飲もうかな?』
私の隣に座りコップを持つ妻からは飲みに行った時にする酒の臭いがしません。酒好きの有紀が飲み会に行って飲まないなんてありえない。
〔だいぶ可愛がった〕
男の声が甦ります。
「だいぶ飲んだんだろう?そんなに飲んで大丈夫か?」
有紀がコップに注いだ酒を立て続けに何杯か飲み干すのは、酒臭くないのを誤魔化すつもりか?私が気付いていないと安心しているのか、飲み会の出来事を楽しそうに話しています。しかし、男の変な電話だけで有紀を疑うのは長く連れ添った妻に失礼です。《疑いの気持ちは、もう少し心の奥に置いておこう。》男の話が本当で妻が不倫行為に走っているなら、そのうちに分かるでしょう。何も考えないでいた昨日の私ではないのですから。
その日、ベッドに入り久しぶりにセックスを妻に求めてみました。
『ごめんね、貴方。もう酔っ払って駄目だわ。』
あの男の言った通りの行動を取りました。背中を向けて寝る妻に《なぁ、俺を欺いていないよな》何だか悲しい気分でした。
妻の有紀と何時も通りの週末を送り、休みを二人で過ごした時間に何の違和感もなく、また私も男の電話の話をしなかったので平凡ですが穏やかな休日を過ごせました。
《・・・やっぱり悪戯なのかな・・・でも何のために・・・・》
私はすごく気になりはしますが、今は静観しているしか方法がありません。
2015/06/22
中9〖妻の写真集〗 Vol.12
中9〖妻の写真集〗 Vol.12
≪やはり夫として止めるべきだったのか?≫
確かに今回の話は妻(あんり)自身がヌード写真を撮ってみたいと私(水沢修平31歳)に打ち明けて始まったものだったが、私は純粋だった杏璃の気持ちを裏切り、自らの性的な欲求を今回の撮影に託してしまっていました。
30歳を迎え妻の杏璃は、ひっそりと記念の写真を残しておきたかったにすぎなかったのに、美佳さんとご主人である浜崎満さんまで同席させるように仕組み、さらに私は妄想の中で、撮影中に他人に抱かれ悦びの表情をする妻を想像までしていました。そんなことあり得ないのに・・・。
《私は激しく自分を責め続けています。なんて自分は不純な人間なのだと。そのことで、妻の杏璃は、今苦しんでいるのだ。私は頭の中で延々と自分をののしり、責め続けました。》
小松氏が控え室に入ってから10分以上過ぎた頃だったと思います。
《止めさせよう!今妻を助けられるのは夫である自分だけじゃないか!》
私はそう言い聞かせると、意を強くして席を立ちます。それとほとんど同時に控え室のドアが開き、中から小松氏、広田君に続き、ブルーのバスローブに身を包んだ妻が出てきました。《あっ!》私は心の中で叫んでいました。
広田君の後をうつむきながら出てきた妻の杏璃は、スタジオに入る時に顔を上げました。その表情は清楚で、清らかで、凛とした美しさがみなぎっています。広田君は妻の前にしゃがみこむと、妻が穿いていた部屋履きを受け取りました。
バスローブの裾からは、妻の真っ白い生足が伸びています。その素足はやわらかい絨毯を一歩一歩踏みしめ、杏璃はカメラの前に立ちます。広田君が妻の髪などを治すと、すぐに小松氏のカメラがシャッターを切りました。さっきとはうって変わって、小松氏は無言のまま真剣なまなざしで妻にカメラのレンズを向けます。バシッ、バシッと大きなストロボの音がスタジオ中に響いていました。
小松氏の声が、この日一番低い声で響きます。
〚それじゃ杏璃さん、バスローブの帯をほどいて!〛
小松氏は杏璃を見つめてうなずくと、妻もそれに応じてコクリとうなずきました。こわばった表情のまま杏璃は震える手をバスローブの帯の結び目にもっていきましたが、なかなかそれをほどくことができませんでした。
小松氏が静かに広田君に目配せをすると、広田君はそれにこたえ妻の前に行きました。
〔失礼します。〕
広田君の手が杏璃のバスローブの帯の結び目にかかります。
『自分で脱ぎます。』
広田君の手を制した妻の杏璃が、はっきりと口にしました。
〔失礼しました。〕広田君がそう言って静かに下がっていくと、スタジオにいた全ての人間が杏璃の次の行動に注視しました。杏璃の指先に力がこめられると、帯の結び目はやわらかくふくらみ、やがてタオル地がこすれる音がしたのち、結び目が解かれた帯は一本の紐となって足元に落ちていきました。バスローブを締め付けていた帯がなくなると、その襟元は左右に開かれ杏璃の素肌の胸元があらわになりました。
杏璃がいよいよ私たちの前で、その素肌を晒す時がきます。緩めた襟元から妻の細い肩がスタジオのライトに晒されるのと同時に、形の良い乳房、そして薄いアンダーヘアーが現れ、バスローブは妻の背中をつたって足元に落とされました。スタジオ中の人の目がいっせいに杏璃の身体に視線を向ける中、妻の杏璃は、ついに生まれたままの姿をその場に晒したのです。
2015/06/23
≪やはり夫として止めるべきだったのか?≫
確かに今回の話は妻(あんり)自身がヌード写真を撮ってみたいと私(水沢修平31歳)に打ち明けて始まったものだったが、私は純粋だった杏璃の気持ちを裏切り、自らの性的な欲求を今回の撮影に託してしまっていました。
30歳を迎え妻の杏璃は、ひっそりと記念の写真を残しておきたかったにすぎなかったのに、美佳さんとご主人である浜崎満さんまで同席させるように仕組み、さらに私は妄想の中で、撮影中に他人に抱かれ悦びの表情をする妻を想像までしていました。そんなことあり得ないのに・・・。
《私は激しく自分を責め続けています。なんて自分は不純な人間なのだと。そのことで、妻の杏璃は、今苦しんでいるのだ。私は頭の中で延々と自分をののしり、責め続けました。》
小松氏が控え室に入ってから10分以上過ぎた頃だったと思います。
《止めさせよう!今妻を助けられるのは夫である自分だけじゃないか!》
私はそう言い聞かせると、意を強くして席を立ちます。それとほとんど同時に控え室のドアが開き、中から小松氏、広田君に続き、ブルーのバスローブに身を包んだ妻が出てきました。《あっ!》私は心の中で叫んでいました。
広田君の後をうつむきながら出てきた妻の杏璃は、スタジオに入る時に顔を上げました。その表情は清楚で、清らかで、凛とした美しさがみなぎっています。広田君は妻の前にしゃがみこむと、妻が穿いていた部屋履きを受け取りました。
バスローブの裾からは、妻の真っ白い生足が伸びています。その素足はやわらかい絨毯を一歩一歩踏みしめ、杏璃はカメラの前に立ちます。広田君が妻の髪などを治すと、すぐに小松氏のカメラがシャッターを切りました。さっきとはうって変わって、小松氏は無言のまま真剣なまなざしで妻にカメラのレンズを向けます。バシッ、バシッと大きなストロボの音がスタジオ中に響いていました。
小松氏の声が、この日一番低い声で響きます。
〚それじゃ杏璃さん、バスローブの帯をほどいて!〛
小松氏は杏璃を見つめてうなずくと、妻もそれに応じてコクリとうなずきました。こわばった表情のまま杏璃は震える手をバスローブの帯の結び目にもっていきましたが、なかなかそれをほどくことができませんでした。
小松氏が静かに広田君に目配せをすると、広田君はそれにこたえ妻の前に行きました。
〔失礼します。〕
広田君の手が杏璃のバスローブの帯の結び目にかかります。
『自分で脱ぎます。』
広田君の手を制した妻の杏璃が、はっきりと口にしました。
〔失礼しました。〕広田君がそう言って静かに下がっていくと、スタジオにいた全ての人間が杏璃の次の行動に注視しました。杏璃の指先に力がこめられると、帯の結び目はやわらかくふくらみ、やがてタオル地がこすれる音がしたのち、結び目が解かれた帯は一本の紐となって足元に落ちていきました。バスローブを締め付けていた帯がなくなると、その襟元は左右に開かれ杏璃の素肌の胸元があらわになりました。
杏璃がいよいよ私たちの前で、その素肌を晒す時がきます。緩めた襟元から妻の細い肩がスタジオのライトに晒されるのと同時に、形の良い乳房、そして薄いアンダーヘアーが現れ、バスローブは妻の背中をつたって足元に落とされました。スタジオ中の人の目がいっせいに杏璃の身体に視線を向ける中、妻の杏璃は、ついに生まれたままの姿をその場に晒したのです。
2015/06/23
中24『愛の絆(きずな)』 第2回
中24『愛の絆(きずな)』 第2回
稲沢夫婦(信也と詩音)の営みは、近頃は月に1度程度となっていた。28歳でセックスの快感を覚え始めた女体には、それでは少し寂しいのが当たり前。その契りの日には、詩音は夫の精を何度も求める。だが、肉体的かつ精神的にも疲れ切っている夫の体が反応するのはせいぜい2回まで、それも最近は、1回が限度の半セックスレス状態。若い夫婦でありながら・・・既に、肉体的な喜びを求めることより、心のつながり重視の夫婦生活に変わりつつあった。
月の光が二人の寝所に差し込んで、幻想的な雰囲気を醸し出す。夫の信也は愛しい妻の手を握っている。詩音の柔らかい、そしてすべすべとした肌の感触を信也は楽しんでいた。
「ねっ詩音・・もう寝った?」
『いいえ・・・なぁーに?あなた。』
「うん・・・お願いが・・あるんだけど・・。」
『どんなこと?』
「・・・・・しゃ、写真を撮らせて欲しいんだ。」
『写真って?!・・私の?』
「そう・・・君の裸の写真・・を・・。」
『私の裸?・・・何を言っているの、今まで何度も見ているじゃない!』
「そうじゃないんだ・・・詩音の裸、今の美しい君の裸体を撮りたいんだ。」
『えっ?・・・で、写真を撮ってどうするの?』
「デジカメだろ、撮ったデータをパソコンで大画面に映すだろ。そうすれば、毎日、詩音と会えるし君を見られる・・・今は月に1度しか、帰れない・・・仕事先で君を忘れないようにしたいんだよ。」
『まあ・・うふふ・・・それって、あなた・・浮気の虫でも抑えようってことかしら(笑)。』
「そ、そんなんじゃない・・・無性に、詩音の裸を見たい時があるんだよ。特に、仕事で嫌なことがあった時なんか、そんな気持ちになるんだ。」
『ふーん・・・そうなんだ・・・でも、恥ずかしいわ・・・裸の写真なんて・・・。』
「何、言ってんだい・・・さっき、何度も見てるって言ってたじゃないか?」
『デリカシーが無いわねぇ・・・それと、これとは別のものよ。ふふふふふ。』
薄明かりの客室に、閃光が月光に交わり、何度も走る。パシャ、パシャ・・・・・・その光の中に、浴衣姿の若妻(詩音)の姿が浮かぶ。男を誘うように、少しずつ肌をあらわにしていく。 目は涼しげでカメラを見つめ、顔は微笑んでいる。
白く、すべすべとした肩が現れ、詩音が形の良い豊満な乳房を右手で押さえ、左手が浴衣の裾をはだけると、しなやかな2本の美脚が姿を現す。詩音は蒲団に仰向けで寝そべり、両手で大きく浴衣の裾を広げる。カメラのフラッシュの光が、爪先から少しずつ美脚の麓に上っていく。
詩音は信じられないような、大胆なポーズをレンズに披露した。両脚を大きくM字に広げ、指先が女陰を擽(くすぐ)る。『あぁぁぁ・・あなた・・・私をもっと見て・・・・。』自慰に耽る愛妻の淫らな姿を、無我夢中でシャッターを押し続ける夫の信也がいた
2015/06/24
稲沢夫婦(信也と詩音)の営みは、近頃は月に1度程度となっていた。28歳でセックスの快感を覚え始めた女体には、それでは少し寂しいのが当たり前。その契りの日には、詩音は夫の精を何度も求める。だが、肉体的かつ精神的にも疲れ切っている夫の体が反応するのはせいぜい2回まで、それも最近は、1回が限度の半セックスレス状態。若い夫婦でありながら・・・既に、肉体的な喜びを求めることより、心のつながり重視の夫婦生活に変わりつつあった。
月の光が二人の寝所に差し込んで、幻想的な雰囲気を醸し出す。夫の信也は愛しい妻の手を握っている。詩音の柔らかい、そしてすべすべとした肌の感触を信也は楽しんでいた。
「ねっ詩音・・もう寝った?」
『いいえ・・・なぁーに?あなた。』
「うん・・・お願いが・・あるんだけど・・。」
『どんなこと?』
「・・・・・しゃ、写真を撮らせて欲しいんだ。」
『写真って?!・・私の?』
「そう・・・君の裸の写真・・を・・。」
『私の裸?・・・何を言っているの、今まで何度も見ているじゃない!』
「そうじゃないんだ・・・詩音の裸、今の美しい君の裸体を撮りたいんだ。」
『えっ?・・・で、写真を撮ってどうするの?』
「デジカメだろ、撮ったデータをパソコンで大画面に映すだろ。そうすれば、毎日、詩音と会えるし君を見られる・・・今は月に1度しか、帰れない・・・仕事先で君を忘れないようにしたいんだよ。」
『まあ・・うふふ・・・それって、あなた・・浮気の虫でも抑えようってことかしら(笑)。』
「そ、そんなんじゃない・・・無性に、詩音の裸を見たい時があるんだよ。特に、仕事で嫌なことがあった時なんか、そんな気持ちになるんだ。」
『ふーん・・・そうなんだ・・・でも、恥ずかしいわ・・・裸の写真なんて・・・。』
「何、言ってんだい・・・さっき、何度も見てるって言ってたじゃないか?」
『デリカシーが無いわねぇ・・・それと、これとは別のものよ。ふふふふふ。』
薄明かりの客室に、閃光が月光に交わり、何度も走る。パシャ、パシャ・・・・・・その光の中に、浴衣姿の若妻(詩音)の姿が浮かぶ。男を誘うように、少しずつ肌をあらわにしていく。 目は涼しげでカメラを見つめ、顔は微笑んでいる。
白く、すべすべとした肩が現れ、詩音が形の良い豊満な乳房を右手で押さえ、左手が浴衣の裾をはだけると、しなやかな2本の美脚が姿を現す。詩音は蒲団に仰向けで寝そべり、両手で大きく浴衣の裾を広げる。カメラのフラッシュの光が、爪先から少しずつ美脚の麓に上っていく。
詩音は信じられないような、大胆なポーズをレンズに披露した。両脚を大きくM字に広げ、指先が女陰を擽(くすぐ)る。『あぁぁぁ・・あなた・・・私をもっと見て・・・・。』自慰に耽る愛妻の淫らな姿を、無我夢中でシャッターを押し続ける夫の信也がいた
2015/06/24
中14〖恋に恋した妻〗PART14
中14〖恋に恋した妻〗PART14
〔どこのホテルへ行きましょうか?〕
『任せるけど・・。』
〔今までで一番お気に入りのところはあります?〕
『え~、別にそんなのないよ。』
〔じゃあ咲希さん“アクア オアシス”って知ってます?有名なんです。〕
『あっ知ってるよ。そこでいいよ。』
〔ちょっとネットで行き方とか混雑状況を調べます。また後でメールします。〕
僕(波戸真一)はその一文だけで心臓を鷲づかみされる感覚に襲われた。咲希とは何軒かラブ(カップルズ)ホテルに行ったが、“アクア オアシス”なんか一回も行ったことがない。それで、興奮とは別の意味で慌てた僕は、後輩の河野哲平(27歳)に電話連絡を取り、僕が即席で作った質問を哲平にメールで送って、それを哲平にアレンジしてもらい咲希とのやり取りに使ってもらう。
〔お待たせです。予約は出来ないみたいですが、空室はあるみたい。〕
『おつかれさま。』
〔ここって先輩とのお気に入り?〕
『違うよ。旦那とは一緒に行ったことないよ。』
〔へ~!元彼ですか?〕
『うん、まぁそうだね。』
〔歳上?〕
『そう。』
〔イケメン?」
『うん。すごく格好良かった。見た目がっていうか雰囲気がね。』
〔そうなんだ。いつごろ付き合っていたの?結婚前?〕
『もちろん。旦那と付き合う前だよ。』
〔何で別れたの?〕
『それは秘密。』
〔いいじゃん。教えてよ。〕
『君に関係ないでしょ。』
〔いいですよ。じゃあ今夜Hしながら訊きだすから。〕
『それはやめて。我慢出来ずに話しちゃうから。』
〔えっ?僕のHそんなにいいの?〕
『正直ヤバイって思った。最初から。』
〔そんなに良かった?〕
『うん。』
〔うれしいな。それで先輩よりいい?〕
『そうかもね?』
〔じゃあ今日もがんばります!ガンガンいきますよ。〕
『本当に?私大丈夫かな。途中で気絶しちゃうかも?(ウソ!)』
〔そんなに気に入ってくれたんだ。〕
『浮気は駄目なのにね。今日はやっぱりやめようか?なんか怖くなる。』
〔何が?何が怖いの?〕
『私ね、あんまり恋愛経験がなくてさ。そのうち君とどうにかなっちゃいそう。』
〔マジですか?〕
『うん。哲平君がね、ちょっと似ているんだ。その好きだった元彼に。』
実はその元彼が誰かはなんとなくわかっていた。僕と付き合いだす前の咲希には、すごく仲が良かった、というよりは仕事でお世話になっていた先輩(長崎)の社員がいて、傍目から見ていても咲希が、その人に尊敬以上の眼差しを向けていたのはわかっていた。
僕と付き合っている時に、一度咲希に尋ねてみたことがある。嫉妬という感情は全く無くて、元彼などは居て当然だし、ただ知りたかっただけだった。でも咲希は否定していたが、今でもそうだったんじゃないかと思っている。
その長﨑さんは俳優の阿部寛に似ていた。外見上は哲平が似ているとはあまり思えない。僕は長崎さんと親交がなかったので、内面的にはよく知らないから、その辺が似ているのかもしれない。ちなみに長崎さんは結婚&転職しているので哲平は面識がないはず。それはともかく咲希と哲平のメール(転送されてきた!)で、僕の焦燥感は限界に達していた。
2015/06/25
〔どこのホテルへ行きましょうか?〕
『任せるけど・・。』
〔今までで一番お気に入りのところはあります?〕
『え~、別にそんなのないよ。』
〔じゃあ咲希さん“アクア オアシス”って知ってます?有名なんです。〕
『あっ知ってるよ。そこでいいよ。』
〔ちょっとネットで行き方とか混雑状況を調べます。また後でメールします。〕
僕(波戸真一)はその一文だけで心臓を鷲づかみされる感覚に襲われた。咲希とは何軒かラブ(カップルズ)ホテルに行ったが、“アクア オアシス”なんか一回も行ったことがない。それで、興奮とは別の意味で慌てた僕は、後輩の河野哲平(27歳)に電話連絡を取り、僕が即席で作った質問を哲平にメールで送って、それを哲平にアレンジしてもらい咲希とのやり取りに使ってもらう。
〔お待たせです。予約は出来ないみたいですが、空室はあるみたい。〕
『おつかれさま。』
〔ここって先輩とのお気に入り?〕
『違うよ。旦那とは一緒に行ったことないよ。』
〔へ~!元彼ですか?〕
『うん、まぁそうだね。』
〔歳上?〕
『そう。』
〔イケメン?」
『うん。すごく格好良かった。見た目がっていうか雰囲気がね。』
〔そうなんだ。いつごろ付き合っていたの?結婚前?〕
『もちろん。旦那と付き合う前だよ。』
〔何で別れたの?〕
『それは秘密。』
〔いいじゃん。教えてよ。〕
『君に関係ないでしょ。』
〔いいですよ。じゃあ今夜Hしながら訊きだすから。〕
『それはやめて。我慢出来ずに話しちゃうから。』
〔えっ?僕のHそんなにいいの?〕
『正直ヤバイって思った。最初から。』
〔そんなに良かった?〕
『うん。』
〔うれしいな。それで先輩よりいい?〕
『そうかもね?』
〔じゃあ今日もがんばります!ガンガンいきますよ。〕
『本当に?私大丈夫かな。途中で気絶しちゃうかも?(ウソ!)』
〔そんなに気に入ってくれたんだ。〕
『浮気は駄目なのにね。今日はやっぱりやめようか?なんか怖くなる。』
〔何が?何が怖いの?〕
『私ね、あんまり恋愛経験がなくてさ。そのうち君とどうにかなっちゃいそう。』
〔マジですか?〕
『うん。哲平君がね、ちょっと似ているんだ。その好きだった元彼に。』
実はその元彼が誰かはなんとなくわかっていた。僕と付き合いだす前の咲希には、すごく仲が良かった、というよりは仕事でお世話になっていた先輩(長崎)の社員がいて、傍目から見ていても咲希が、その人に尊敬以上の眼差しを向けていたのはわかっていた。
僕と付き合っている時に、一度咲希に尋ねてみたことがある。嫉妬という感情は全く無くて、元彼などは居て当然だし、ただ知りたかっただけだった。でも咲希は否定していたが、今でもそうだったんじゃないかと思っている。
その長﨑さんは俳優の阿部寛に似ていた。外見上は哲平が似ているとはあまり思えない。僕は長崎さんと親交がなかったので、内面的にはよく知らないから、その辺が似ているのかもしれない。ちなみに長崎さんは結婚&転職しているので哲平は面識がないはず。それはともかく咲希と哲平のメール(転送されてきた!)で、僕の焦燥感は限界に達していた。
2015/06/25
中3〚三角関数〛9話
中3〚三角関数〛9話
親友の一翔(かずと)が口や舌を動かす度に、ピチャピチャピチャピチャって音が遥(はるか)のアソコから漏れてくる。『あああ!ダメ、そこ、気持ちいい!あああ…。』と、遥はさっきの手マンの時よりも大きな声を張り上げた。その声をまるで無視する一翔は、ひたすら僕(磯村耕平)の彼女の加賀美遥のクリトリスや穴の部分を丁寧に刺激し続ける。
『あん!ああん!ちょっと、本当にもう、あん!おかしくなっちゃうよう…。』
〔おかしくなっちゃまずいね。じゃあもうやめとく?〕と一翔からいじわるな一言。
『やだ、やめないで、お願い、つづけて!我慢できないの!』と懇願する遥。
〔ぶっちゃけ、僕ももう我慢できなくなってきたよ。〕と言う一翔が、
〔遥ちゃん、挿れてもいい?〕とたたみかけた。
『うん、お願い、挿れてほしい…。』と遥が僕の顔を見れずに消え入るような声でつぶやく。
一翔が、〔ゴムある?〕と僕に訊いてきた 。それに対して遥が『うちら、いつも付けないから…』って云うと、一翔がチラッと僕に目配せをする(本当にいいんだな?)僕は無言でうなずくと、一翔はさっきまでクンニリングスをしていた遥のアソコにチンコの先をしばらくこすりつけたあとに、そのまま生で挿れた。
その瞬間、遥の口から『はああああぁぁんっ!』って大きな吐息が漏れる。僕としている
ときはいつもそうなのだけど、遥はこの体位が多分一番好きなのだと思う。挿れた瞬間に大きな声を出すのはいつものクセだ。
〔うっわ!遥ちゃんの中、きっつ…!〕と思わず一翔は感想をもらす。すかさず遥も『ていうか、一翔の、すご、かたい…。』って、顔を若干しかめっ面しながら、受け入れていた。一翔はゆっくり遥の膣中にチンコを押し込みながら、徐々に徐々にゆっくりと遥の一番奥まで押し込めていく。『ああああああんっ!もう、中、当たってる!…きもち、いい!…』遥の声が一段と大きくなった。そして、そのままバックで一翔が腰を振りはじめる。遥は『あぁ!あぁ!あぁ!あぁ!』と言葉にもならない声を出し続けながら、喘いでいる。 でも僕のペニスを舐める行為は止めてはいなかった。
後ろから人に突かれる遥の正面の顔を見るのも、もちろん僕は今が初めてだ。バックの体勢で、下向いてもきれいな形のまま垂れている遥の胸も、やはりめちゃくちゃキレイだった。そんな目の前の光景を見ながら、僕の中ではもうすでに心臓バックバクを通り越して、夢でも見ているんじゃないだろうかって気さえしてきた。いや夢でもここまで凄い光景は見たことなんかはない。
2015/06/25
親友の一翔(かずと)が口や舌を動かす度に、ピチャピチャピチャピチャって音が遥(はるか)のアソコから漏れてくる。『あああ!ダメ、そこ、気持ちいい!あああ…。』と、遥はさっきの手マンの時よりも大きな声を張り上げた。その声をまるで無視する一翔は、ひたすら僕(磯村耕平)の彼女の加賀美遥のクリトリスや穴の部分を丁寧に刺激し続ける。
『あん!ああん!ちょっと、本当にもう、あん!おかしくなっちゃうよう…。』
〔おかしくなっちゃまずいね。じゃあもうやめとく?〕と一翔からいじわるな一言。
『やだ、やめないで、お願い、つづけて!我慢できないの!』と懇願する遥。
〔ぶっちゃけ、僕ももう我慢できなくなってきたよ。〕と言う一翔が、
〔遥ちゃん、挿れてもいい?〕とたたみかけた。
『うん、お願い、挿れてほしい…。』と遥が僕の顔を見れずに消え入るような声でつぶやく。
一翔が、〔ゴムある?〕と僕に訊いてきた 。それに対して遥が『うちら、いつも付けないから…』って云うと、一翔がチラッと僕に目配せをする(本当にいいんだな?)僕は無言でうなずくと、一翔はさっきまでクンニリングスをしていた遥のアソコにチンコの先をしばらくこすりつけたあとに、そのまま生で挿れた。
その瞬間、遥の口から『はああああぁぁんっ!』って大きな吐息が漏れる。僕としている
ときはいつもそうなのだけど、遥はこの体位が多分一番好きなのだと思う。挿れた瞬間に大きな声を出すのはいつものクセだ。
〔うっわ!遥ちゃんの中、きっつ…!〕と思わず一翔は感想をもらす。すかさず遥も『ていうか、一翔の、すご、かたい…。』って、顔を若干しかめっ面しながら、受け入れていた。一翔はゆっくり遥の膣中にチンコを押し込みながら、徐々に徐々にゆっくりと遥の一番奥まで押し込めていく。『ああああああんっ!もう、中、当たってる!…きもち、いい!…』遥の声が一段と大きくなった。そして、そのままバックで一翔が腰を振りはじめる。遥は『あぁ!あぁ!あぁ!あぁ!』と言葉にもならない声を出し続けながら、喘いでいる。 でも僕のペニスを舐める行為は止めてはいなかった。
後ろから人に突かれる遥の正面の顔を見るのも、もちろん僕は今が初めてだ。バックの体勢で、下向いてもきれいな形のまま垂れている遥の胸も、やはりめちゃくちゃキレイだった。そんな目の前の光景を見ながら、僕の中ではもうすでに心臓バックバクを通り越して、夢でも見ているんじゃないだろうかって気さえしてきた。いや夢でもここまで凄い光景は見たことなんかはない。
2015/06/25