中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.6
中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.6
VOL.5
《何もないはず・・・あるはずがない・・・。》
レコーダーを仕掛けた翌日の夜、私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)は妻(義家茜音:よしいえ・あかね:24歳)が風呂に入っているうちにPCで変換、スマホに転送しました。そしてその翌日、仕事中の出先で商用車の中でレコーダーを確認しました。
静かな車内でイヤホンで聞くと、極めてクリヤーに音の細部まで確認することが出来ると思ったからでした。はやる気持ちを抑えながらスイッチオン。額から変な汗が出てきたのを覚えています。1分、2分と、何も聞こえません。午前11時から午後2時までセットしましたが、一時間経っても一切音が聞こえません。
これはひょっとすると上手くセット出来ていなかったかも、と思った時、リビングで鳴る電話の音が微かに聞こえてきました。妻の几帳面な性格から恐らく寝室のドアは閉めたままのはずです。その状態でリビングの電話の音が拾えていたのですから、高いお金を出した甲斐があったと思いました。
しかしその後は一切音が拾えません。《この日は何も無かったのか? 或いは浮気自体自分の思い過ごしだったのか?》私はドッと疲れが出た気がしました。いかに自分の性癖が歪んでいようとも、この時は何もなかったことに多いに安堵し、胸のつかえが取れたような清々しさすら感じていたと思います。
既に録音は残り五分を切り、実時間にして午後二時頃のはずでしたから、もう私は何もないと考え、イヤホンを片方の耳から外した時のことです。
“ガサガサッ! ドスンッ!”
いきなり騒がしい衣擦れのような音とベッドが弾むような音がしました。私は慌ててイヤホンを付け直し、耳に意識を集中します。
『あ!いやっ・・・・本当にもう!』
微かに笑いの入った茜音の声でした。明らかに、絶対に間違いなく、妻の声です。
『あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!・・・・もうっ! あんっ! ああっ!』
何の前触れもなく、それはいきなり始まりました。
『あんっ! あんっ! あっ! 激しっ・・・・・ああああっ! ああああっ! くっ・・・あっ! き、気持ちいいっ! あっ! あっ! それっ、あっ! あっ!あっ!』
久し振りに聞く妻の嬌声です。私はあまりの事に視界が暗くなるのを感じ、異様なまでに聴力が研ぎ澄まされて行くような気がしました。
『あんっ、いい! そ、そこっ! ああああっ! あっ! いやんっ! ああっ!』
“パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!”
『ああんっ! ああっ! あっ! や、やだっ! すごっ! あっ、それっ! い、あ、あっ! あああああっ! ああああっ!』
“パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ!”
肌と肌がぶつかり合う音が一層激しくなっていった時、録音が終了します。私は呆然としながら、薄れゆく意識の中で妻の笑顔を思い起こしていました。 VOL.7へ
2017/08/09
VOL.5
《何もないはず・・・あるはずがない・・・。》
レコーダーを仕掛けた翌日の夜、私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)は妻(義家茜音:よしいえ・あかね:24歳)が風呂に入っているうちにPCで変換、スマホに転送しました。そしてその翌日、仕事中の出先で商用車の中でレコーダーを確認しました。
静かな車内でイヤホンで聞くと、極めてクリヤーに音の細部まで確認することが出来ると思ったからでした。はやる気持ちを抑えながらスイッチオン。額から変な汗が出てきたのを覚えています。1分、2分と、何も聞こえません。午前11時から午後2時までセットしましたが、一時間経っても一切音が聞こえません。
これはひょっとすると上手くセット出来ていなかったかも、と思った時、リビングで鳴る電話の音が微かに聞こえてきました。妻の几帳面な性格から恐らく寝室のドアは閉めたままのはずです。その状態でリビングの電話の音が拾えていたのですから、高いお金を出した甲斐があったと思いました。
しかしその後は一切音が拾えません。《この日は何も無かったのか? 或いは浮気自体自分の思い過ごしだったのか?》私はドッと疲れが出た気がしました。いかに自分の性癖が歪んでいようとも、この時は何もなかったことに多いに安堵し、胸のつかえが取れたような清々しさすら感じていたと思います。
既に録音は残り五分を切り、実時間にして午後二時頃のはずでしたから、もう私は何もないと考え、イヤホンを片方の耳から外した時のことです。
“ガサガサッ! ドスンッ!”
いきなり騒がしい衣擦れのような音とベッドが弾むような音がしました。私は慌ててイヤホンを付け直し、耳に意識を集中します。
『あ!いやっ・・・・本当にもう!』
微かに笑いの入った茜音の声でした。明らかに、絶対に間違いなく、妻の声です。
『あっ! あっ! あっ! あっ! あっ!・・・・もうっ! あんっ! ああっ!』
何の前触れもなく、それはいきなり始まりました。
『あんっ! あんっ! あっ! 激しっ・・・・・ああああっ! ああああっ! くっ・・・あっ! き、気持ちいいっ! あっ! あっ! それっ、あっ! あっ!あっ!』
久し振りに聞く妻の嬌声です。私はあまりの事に視界が暗くなるのを感じ、異様なまでに聴力が研ぎ澄まされて行くような気がしました。
『あんっ、いい! そ、そこっ! ああああっ! あっ! いやんっ! ああっ!』
“パンッ! パンッ! パンッ! パンッ! パンッ!”
『ああんっ! ああっ! あっ! や、やだっ! すごっ! あっ、それっ! い、あ、あっ! あああああっ! ああああっ!』
“パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ!”
肌と肌がぶつかり合う音が一層激しくなっていった時、録音が終了します。私は呆然としながら、薄れゆく意識の中で妻の笑顔を思い起こしていました。 VOL.7へ
2017/08/09
中Ⅱ7〖妻と恋人〗 07
中Ⅱ7〖妻と恋人〗 07
06
いつもみたいに、テレビを見ながらではないので、パクパクとハイスピードで食べる。 妻(尾崎有希:おざき・ゆき:27歳)は、そんな僕(尾崎健司:おざき・けんじ:32歳)をじっと見ている。「なに、どうしたの? 食べなよ。」私が促すと、『うん。健司さんもいっぱい食べてね。』って、食べ始めた。食事中、イギリスでのことを話ながら何度も視線が絡み合い、そのたびに有希が微笑んでくれる。
食事が終わった。「ごちそうさま! 本当に美味しかったよ。ありがとう!」と告げる。そうすると、前ぶれもなく有希の瞳から一筋涙が伝い落ちた。『へへ。ありがとう・・・。喜んでもらえて、本当に嬉しいよ。』って笑いながら有希が言う。(嬉し泣き?)初めて見たので驚いた。
それから、立ち上がると、有希が抱きついてくる。『健司さん、何か忘れてなぁい?』可愛らしい声で言ってきた。「あぁ、ゴメン、忘れてた。お土産渡すね。」と、慌てて言うと、『ちがーーう! ん~っ!』そう言って、目を閉じてキスの顔をする。《可愛い!》有希の、こういうところがたまらなく好きだとあらためて思った。
そして、僕はキスをする。唇を重ねると、待ちきれなかったように有希の舌が滑り込んできた。舌を絡めてキスをしながら、有希のことをしっかりと抱きしめる。猛烈に欲情してしまった。「有希、シャワーを浴びようか?」と、声をかけると、『ダメ。わたし、もう我慢できないもん。』そう言って、僕の手を引っ張って寝室に連れて行く。
有希は、僕をベッドに押し倒すと、上に乗っかってキスをしてきた。僕は、体勢を入れ替えて有希に覆い被さる。そしてキスをしながら、有希の部屋着のボタンを外して開いた。 可愛らしいピンクのブラジャーが姿を現すが、有希の大きな胸に対して、布が小さく見え、それが、またセクシーな感じでたまらない気持ちになる。それは初めて見る下着だったが、よく似合っていると思った。
ブラジャーを上にずらしあげて、胸をむき出しにする。有希の形の良い胸があらわになった。僕と付き合い始めたときに処女だった有希は、僕だけしか男性を知らない。これからも、この美しい胸が僕だけのモノだと思うと、とても愛おしくなる。
たまらなくなり、むしゃぶりついた。小さな乳首を口に含む。舌でなめ回しながら、手でも胸を揉む。『ん、あぁ・・。健司さん・・。あ、あぁ・・。ん・・。』可愛らしいあえぎ声が漏れ始めた。有希のスカートをまくり上げる。すると、ブラジャーとおそろいの可愛らしいショーツが姿を現す。布が小さく、ヘアがはみ出す寸前くらいのサイズ感だ。 《有希にはセクシーな下着が似合う。》
荒々しく下着を引き下ろすと、有希はうっとりしたような顔で僕を見つめる。有希のアソコに手を伸ばすと、そこは驚くほど濡れていてびっくりした。普段のセックスでは、そもそもアソコを触ること自体ほとんどない。触っても、もっと乾いている感じで、いつもはコンドームの潤滑成分のおかげで、挿入できているような感じだった。 08へ
2017/08/14
06
いつもみたいに、テレビを見ながらではないので、パクパクとハイスピードで食べる。 妻(尾崎有希:おざき・ゆき:27歳)は、そんな僕(尾崎健司:おざき・けんじ:32歳)をじっと見ている。「なに、どうしたの? 食べなよ。」私が促すと、『うん。健司さんもいっぱい食べてね。』って、食べ始めた。食事中、イギリスでのことを話ながら何度も視線が絡み合い、そのたびに有希が微笑んでくれる。
食事が終わった。「ごちそうさま! 本当に美味しかったよ。ありがとう!」と告げる。そうすると、前ぶれもなく有希の瞳から一筋涙が伝い落ちた。『へへ。ありがとう・・・。喜んでもらえて、本当に嬉しいよ。』って笑いながら有希が言う。(嬉し泣き?)初めて見たので驚いた。
それから、立ち上がると、有希が抱きついてくる。『健司さん、何か忘れてなぁい?』可愛らしい声で言ってきた。「あぁ、ゴメン、忘れてた。お土産渡すね。」と、慌てて言うと、『ちがーーう! ん~っ!』そう言って、目を閉じてキスの顔をする。《可愛い!》有希の、こういうところがたまらなく好きだとあらためて思った。
そして、僕はキスをする。唇を重ねると、待ちきれなかったように有希の舌が滑り込んできた。舌を絡めてキスをしながら、有希のことをしっかりと抱きしめる。猛烈に欲情してしまった。「有希、シャワーを浴びようか?」と、声をかけると、『ダメ。わたし、もう我慢できないもん。』そう言って、僕の手を引っ張って寝室に連れて行く。
有希は、僕をベッドに押し倒すと、上に乗っかってキスをしてきた。僕は、体勢を入れ替えて有希に覆い被さる。そしてキスをしながら、有希の部屋着のボタンを外して開いた。 可愛らしいピンクのブラジャーが姿を現すが、有希の大きな胸に対して、布が小さく見え、それが、またセクシーな感じでたまらない気持ちになる。それは初めて見る下着だったが、よく似合っていると思った。
ブラジャーを上にずらしあげて、胸をむき出しにする。有希の形の良い胸があらわになった。僕と付き合い始めたときに処女だった有希は、僕だけしか男性を知らない。これからも、この美しい胸が僕だけのモノだと思うと、とても愛おしくなる。
たまらなくなり、むしゃぶりついた。小さな乳首を口に含む。舌でなめ回しながら、手でも胸を揉む。『ん、あぁ・・。健司さん・・。あ、あぁ・・。ん・・。』可愛らしいあえぎ声が漏れ始めた。有希のスカートをまくり上げる。すると、ブラジャーとおそろいの可愛らしいショーツが姿を現す。布が小さく、ヘアがはみ出す寸前くらいのサイズ感だ。 《有希にはセクシーな下着が似合う。》
荒々しく下着を引き下ろすと、有希はうっとりしたような顔で僕を見つめる。有希のアソコに手を伸ばすと、そこは驚くほど濡れていてびっくりした。普段のセックスでは、そもそもアソコを触ること自体ほとんどない。触っても、もっと乾いている感じで、いつもはコンドームの潤滑成分のおかげで、挿入できているような感じだった。 08へ
2017/08/14
中Ⅱ27「お前最近変わったなぁ」第1話
中Ⅱ27「お前最近変わったなぁ」第1話
(原題:異常な嫉妬と興奮に喜びまで感じるように… 投稿者・投稿日:不明)
私(田渕昌平:たぶち・しょうへい:38歳)の妻(田渕麻子:たぶち・あさこ:35歳)はで、二児の子持ちのどこにでもいるような普通の主婦です。麻子と結婚してひょんなことから妻の昔の男の性体験を聞いてから異様に嫉妬と興奮を覚え、いつか妻を【寝取らせ】させようと考えていた夫でした。
今年、年賀状を作るためとしてパソコンを購入する。私がパソコンを使うのと言えば妻にこっそり隠れてエッチサイトを見る程度で、しかし、妻は何かと凝り性なもんで、いろんな事をしていました。そんなある日二人で旅行の行き先でのおすすめな場所を探すのにインターネットで検索していました。
その中のサイトの広告に2ショットチャットをみつけます。《2ショットチャットってもしかすればエッチなこと?》私の頭の中に変な妄想が浮かびました。チャットって言葉は知っていたものの現にしたことも見たことも無くどうすればいいのかわからない。それで、妻に「2ショットチャットって知ってる?」と尋ねると、『知ってるよぉ~。』って、《ん?? 知っているのかよぉ~》と一瞬思ったのですが、これがよくよく考えると何で知ってるの???
知っているなら膳は急げだ!妻に「一度やってみてよ。」とお願いすると、『いいわよ。』ってそれもその広告サイトをクリックするのでなくお気に入りからクリックして2ショットチャットのサイトへと飛ぶではありませんか?それも手馴れていて、いろいろなメッセージの中から一つの部屋を選び入室へ。『こんばんは。』の挨拶から始まり、世間話へとそれもすらすらと慣れた手つきでログを打つ妻・・・これはかなりチャットをやっているようです。
私が「チャットしたことあるの?」と妻に聞くと、『少しだけしたことがあるよ。』って返ってきます。「相手はほとんど男性?の私の問いかけに妻はそうだよと・・・。おいおい俺の知らないうちにいつのまに??って感じでした。
別に他人とセックスしたわけでもないのに私の知らないところで、それも知らない男とログで会話をする妻。勝手な妄想が広がります。当時まだ何も経験していない私にはそれだけでも興奮と嫉妬で、もう心臓がバクバクでした。
それで勇気を出して妻に聞いてみました。 「エッチなチャットにはならないの?」と妻の麻子は、『そんなのならないよ。普通のチャット部屋だもん。』って・・・《普通のチャット???》・・・「普通じゃないチャットってあるの?」と聞くと、麻子は『あるよ。』って・・・《あるのか? それなら早く言ってくれぇ~》と心の中で叫びながら、でも口では何も言えずに妻に一度してみてよとお願いしてみます。
妻からの返事、簡単に『いいよぉ~。』の一言。それもすぐにこれまたお気に入りからそのサイトに飛んで行きました。その飛んで行ったサイトに書かれているメッセージときたら、これがかなりのマニアックなメッセージばかりです。こんなところで妻もチャットをしたことがあるのかと一人思っていると妻は一つのメッセージを見つけ部屋にはいりました。 第2話へ
2017/08/16
(原題:異常な嫉妬と興奮に喜びまで感じるように… 投稿者・投稿日:不明)
私(田渕昌平:たぶち・しょうへい:38歳)の妻(田渕麻子:たぶち・あさこ:35歳)はで、二児の子持ちのどこにでもいるような普通の主婦です。麻子と結婚してひょんなことから妻の昔の男の性体験を聞いてから異様に嫉妬と興奮を覚え、いつか妻を【寝取らせ】させようと考えていた夫でした。
今年、年賀状を作るためとしてパソコンを購入する。私がパソコンを使うのと言えば妻にこっそり隠れてエッチサイトを見る程度で、しかし、妻は何かと凝り性なもんで、いろんな事をしていました。そんなある日二人で旅行の行き先でのおすすめな場所を探すのにインターネットで検索していました。
その中のサイトの広告に2ショットチャットをみつけます。《2ショットチャットってもしかすればエッチなこと?》私の頭の中に変な妄想が浮かびました。チャットって言葉は知っていたものの現にしたことも見たことも無くどうすればいいのかわからない。それで、妻に「2ショットチャットって知ってる?」と尋ねると、『知ってるよぉ~。』って、《ん?? 知っているのかよぉ~》と一瞬思ったのですが、これがよくよく考えると何で知ってるの???
知っているなら膳は急げだ!妻に「一度やってみてよ。」とお願いすると、『いいわよ。』ってそれもその広告サイトをクリックするのでなくお気に入りからクリックして2ショットチャットのサイトへと飛ぶではありませんか?それも手馴れていて、いろいろなメッセージの中から一つの部屋を選び入室へ。『こんばんは。』の挨拶から始まり、世間話へとそれもすらすらと慣れた手つきでログを打つ妻・・・これはかなりチャットをやっているようです。
私が「チャットしたことあるの?」と妻に聞くと、『少しだけしたことがあるよ。』って返ってきます。「相手はほとんど男性?の私の問いかけに妻はそうだよと・・・。おいおい俺の知らないうちにいつのまに??って感じでした。
別に他人とセックスしたわけでもないのに私の知らないところで、それも知らない男とログで会話をする妻。勝手な妄想が広がります。当時まだ何も経験していない私にはそれだけでも興奮と嫉妬で、もう心臓がバクバクでした。
それで勇気を出して妻に聞いてみました。 「エッチなチャットにはならないの?」と妻の麻子は、『そんなのならないよ。普通のチャット部屋だもん。』って・・・《普通のチャット???》・・・「普通じゃないチャットってあるの?」と聞くと、麻子は『あるよ。』って・・・《あるのか? それなら早く言ってくれぇ~》と心の中で叫びながら、でも口では何も言えずに妻に一度してみてよとお願いしてみます。
妻からの返事、簡単に『いいよぉ~。』の一言。それもすぐにこれまたお気に入りからそのサイトに飛んで行きました。その飛んで行ったサイトに書かれているメッセージときたら、これがかなりのマニアックなメッセージばかりです。こんなところで妻もチャットをしたことがあるのかと一人思っていると妻は一つのメッセージを見つけ部屋にはいりました。 第2話へ
2017/08/16
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その4話
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その4話
その3話
〔マジですか!? 大人な意見ですね。夫婦間ってそういう考えもあるんですね? 僕だったら普通にヤダって思っちゃいますよ。〕と、中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君は驚きと好奇心のある顔をしています。
「そりゃ、家庭や俺自身に実害があったら困るけどね。そういうのがなければデメリットもないでしょ?」
〔そう言われるとそうですね・・・・でも綾乃さん・・・・抱かれてもいいのかなぁ・・・?〕
「・・・・んん・・・・まあぁ。」
〔やば! ちょっと考えたら興奮しちゃいました。(笑)。〕
俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)は作り笑いするのが精一杯でした。
それで、俺は頭が一杯で言葉が出てこず、「もういっかい見てくるわ。」と女子トイレに行きます。入り口から覗き込むと嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)がちょうど洗面台の鏡にいたので、「もう大丈夫か?」と声をかけると嫁も普通に『うん。』っていって一緒に中條君の待つ席に戻りました。
『お待たせ。』
心配掛けまいと気丈に振舞っています。
〔大丈夫ですか? 心配しましたよぉ。〕
『全然平気。チャンポンしちゃったから少し気持ち悪くなっただけ。もうスッキリして来たから大丈夫。』って笑っていました。
〔そうですか。でも大丈夫そうだね。もう結構いい時間になったけど、鹿島さん達この後どうします?」
「いや俺らは特別なにもないから、普通に帰るくらいだよ。なんで?」
〔俺も何もないんで、よかったらウチで飲み直しませんか? DVDとかもあるし。〕
「俺は別に大丈夫だけど・・・・。」と嫁に目をやりました。
『あら。いいわねぇ。映画見たい。』
「ならお邪魔するか?」
『うん。』
〔じゃぁここはボチボチ出ますか?〕
「そうだな。」
〔今日はだいぶ勝ったんでここは俺が払いますよ。〕
中條君のおごりで店を出ます。途中でコンビニによって缶ビールとおつまみを買い中條君の家に向かいました。中條君の家は駅から15分ほど離れたところそこそこ小奇麗な賃貸マンションです。
「へぇいい所に住んでるんだね?」
〔結構気に入ってますけど、あの工場のせいで日が当たらないのが難点ですね。僕の部屋そこなんで・・・・。〕
暗くてはっきり見えませんでしたが、隣にある大きな工場と一階の道路側の角部屋を中條君が指差しました。 その5話へ
2017/08/17
その3話
〔マジですか!? 大人な意見ですね。夫婦間ってそういう考えもあるんですね? 僕だったら普通にヤダって思っちゃいますよ。〕と、中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君は驚きと好奇心のある顔をしています。
「そりゃ、家庭や俺自身に実害があったら困るけどね。そういうのがなければデメリットもないでしょ?」
〔そう言われるとそうですね・・・・でも綾乃さん・・・・抱かれてもいいのかなぁ・・・?〕
「・・・・んん・・・・まあぁ。」
〔やば! ちょっと考えたら興奮しちゃいました。(笑)。〕
俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)は作り笑いするのが精一杯でした。
それで、俺は頭が一杯で言葉が出てこず、「もういっかい見てくるわ。」と女子トイレに行きます。入り口から覗き込むと嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)がちょうど洗面台の鏡にいたので、「もう大丈夫か?」と声をかけると嫁も普通に『うん。』っていって一緒に中條君の待つ席に戻りました。
『お待たせ。』
心配掛けまいと気丈に振舞っています。
〔大丈夫ですか? 心配しましたよぉ。〕
『全然平気。チャンポンしちゃったから少し気持ち悪くなっただけ。もうスッキリして来たから大丈夫。』って笑っていました。
〔そうですか。でも大丈夫そうだね。もう結構いい時間になったけど、鹿島さん達この後どうします?」
「いや俺らは特別なにもないから、普通に帰るくらいだよ。なんで?」
〔俺も何もないんで、よかったらウチで飲み直しませんか? DVDとかもあるし。〕
「俺は別に大丈夫だけど・・・・。」と嫁に目をやりました。
『あら。いいわねぇ。映画見たい。』
「ならお邪魔するか?」
『うん。』
〔じゃぁここはボチボチ出ますか?〕
「そうだな。」
〔今日はだいぶ勝ったんでここは俺が払いますよ。〕
中條君のおごりで店を出ます。途中でコンビニによって缶ビールとおつまみを買い中條君の家に向かいました。中條君の家は駅から15分ほど離れたところそこそこ小奇麗な賃貸マンションです。
「へぇいい所に住んでるんだね?」
〔結構気に入ってますけど、あの工場のせいで日が当たらないのが難点ですね。僕の部屋そこなんで・・・・。〕
暗くてはっきり見えませんでしたが、隣にある大きな工場と一階の道路側の角部屋を中條君が指差しました。 その5話へ
2017/08/17
中Ⅱ7〖妻と恋人〗 08
中Ⅱ7〖妻と恋人〗 08
07
「有希、凄く濡れているね。もう我慢できないよ・・・。入れて良い?」
『入れて下さい・・・。わたし、もう我慢できない・・。』
妻(尾崎有希:おざき・ゆき:27歳)が潤んだ瞳で言ってくる。
有希が、自分から舌を絡めてきたり、僕(尾崎健司:おざき・けんじ:32歳)をベッドに押し倒したり、アソコを驚くほど濡らしたり、出張前とは打って変わって積極的になっていた。有希も、欲求不満がたまっているのだと思う。奥手な有希が、こんなに積極的になってくれるのであれば、たまの出張も良いものなのかもしれない。
僕はベッドサイドキャビネットからコンドームを取り出すと、それを装着する。そして、正常位で有希に挿入を始めた。「あぁ、有希・・。愛してる。」と思わずうめき声がでる。1カ月ぶりの有希の中は、何とも言えない気持ちよさだ。《でも、こんなにうねって、締め付けてきたっけ?》感触が変わった気がする。有希の中に入れたのに、有希じゃない感じすらした。
『うぅ、あぁ・・! 健司さん・・。入って来たぁ・・! 気持ちいいよぉ・・!』
有希が気持ちよさそうに言う。僕はその表情と、言葉に猛烈に燃えてきた。腰を振り始めると、有希のアソコがより複雑にうねる感じになる。
『あっ! あっ! あっ! あ、あぁ・・。うぅあぁ・・。んんっ!』
有希は次第に高まっていく。その感じている表情、声に興奮して、僕の限界もあっという間に訪れた。
「有希! ダメだ、イク・・・! 有希! 愛してる!」
『健司さん! 愛してます! あ、あぁっ!』
あっけなく僕はイッてしまう。挿入をして、3分も経っていないはずだ。こんなセックスでは、有希も満足できなくて当然だと思う。夜、有希がこっそりとオナニーをするのも仕方がないかもしれない。僕は、セックスに関しても、もっと改善しようと決意した。
だが、そんな僕の葛藤など関係なく、有希が僕の腕枕で横に寝転んで抱きついてくる。僕は、有希の頭を撫でた。セックスの後、こうやって頭を撫でられるのが、有希にとっては一番幸せだそうで、有希は嬉しそうな顔で抱きついている。
旅の疲れもあり、僕がウトウトし始めると、有希はキスをしてきた。舌を絡めて、積極的にキスをしてくる。寝てしまいそうだったのだが、僕はコレで目が覚めた。
「有希、どうしたの?」
いつになく積極的な妻に、思わず訊いてみる。
『健司さん・・・。その・・。もう一回・・。ダメ?』
有希に可愛らしくおねだりをされた。こんなことは今まで一度もないことである。一カ年離ればなれになったことが、結果的に良い方に転がった気がした。「もちろん! 有希、愛してる。寂しい思いさせてゴメンね。」そう言って、僕は覆い被さった。 09へ
2017/08/26
07
「有希、凄く濡れているね。もう我慢できないよ・・・。入れて良い?」
『入れて下さい・・・。わたし、もう我慢できない・・。』
妻(尾崎有希:おざき・ゆき:27歳)が潤んだ瞳で言ってくる。
有希が、自分から舌を絡めてきたり、僕(尾崎健司:おざき・けんじ:32歳)をベッドに押し倒したり、アソコを驚くほど濡らしたり、出張前とは打って変わって積極的になっていた。有希も、欲求不満がたまっているのだと思う。奥手な有希が、こんなに積極的になってくれるのであれば、たまの出張も良いものなのかもしれない。
僕はベッドサイドキャビネットからコンドームを取り出すと、それを装着する。そして、正常位で有希に挿入を始めた。「あぁ、有希・・。愛してる。」と思わずうめき声がでる。1カ月ぶりの有希の中は、何とも言えない気持ちよさだ。《でも、こんなにうねって、締め付けてきたっけ?》感触が変わった気がする。有希の中に入れたのに、有希じゃない感じすらした。
『うぅ、あぁ・・! 健司さん・・。入って来たぁ・・! 気持ちいいよぉ・・!』
有希が気持ちよさそうに言う。僕はその表情と、言葉に猛烈に燃えてきた。腰を振り始めると、有希のアソコがより複雑にうねる感じになる。
『あっ! あっ! あっ! あ、あぁ・・。うぅあぁ・・。んんっ!』
有希は次第に高まっていく。その感じている表情、声に興奮して、僕の限界もあっという間に訪れた。
「有希! ダメだ、イク・・・! 有希! 愛してる!」
『健司さん! 愛してます! あ、あぁっ!』
あっけなく僕はイッてしまう。挿入をして、3分も経っていないはずだ。こんなセックスでは、有希も満足できなくて当然だと思う。夜、有希がこっそりとオナニーをするのも仕方がないかもしれない。僕は、セックスに関しても、もっと改善しようと決意した。
だが、そんな僕の葛藤など関係なく、有希が僕の腕枕で横に寝転んで抱きついてくる。僕は、有希の頭を撫でた。セックスの後、こうやって頭を撫でられるのが、有希にとっては一番幸せだそうで、有希は嬉しそうな顔で抱きついている。
旅の疲れもあり、僕がウトウトし始めると、有希はキスをしてきた。舌を絡めて、積極的にキスをしてくる。寝てしまいそうだったのだが、僕はコレで目が覚めた。
「有希、どうしたの?」
いつになく積極的な妻に、思わず訊いてみる。
『健司さん・・・。その・・。もう一回・・。ダメ?』
有希に可愛らしくおねだりをされた。こんなことは今まで一度もないことである。一カ年離ればなれになったことが、結果的に良い方に転がった気がした。「もちろん! 有希、愛してる。寂しい思いさせてゴメンね。」そう言って、僕は覆い被さった。 09へ
2017/08/26
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第7話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第7話
第6話
前島天音(まえじま・あまね:28歳)が着ている黒のヘプラム(ウエスト部分から裾が広がっているデザイン)フレアードレスはひざ上10センチの丈で、それほどのミニでもないがそれでもドキドキした。いつもはパンツルックか膝小僧くらいのタイトスカートだった(それはそれで色っぽい)から。「オシャレをしてほしい。」と言って買わせたのだが、よくみると凄く可愛い。本当に僕は焼き餅やきなのに、妻を“貸し出し”しようとしている。
続けて妻が『ホテルというのが気になったけれど、真悟君のリクエストだし(笑)、最初から変なことには・・・ごめんね。わたしは全然そんな気持ちがないから。』それで、『(嘘だけど)夫には内緒です。ちょっと罪悪感がありますが、何度も誘っていただいているので、1度だけ行きます。失礼ですが割り勘でよろしくお願いします。』って返信したの。
『すると村瀬(憲二:むらせ・けんじ:33歳)主任から、〔ありがとう。1度だけと言わずにね。今夜はもちろんお誘いした私が負担します。給料は前島さんよりはすこしは多く貰っているので大丈夫ですよ。ただ、ご主人に内緒は悪いと思いますがドキドキもします(すいません)。集合は現地でいいですか? 申し訳ないけど別々に行きましょう。〕とあったの。』
『わたしは、今夜は特別に御馳走になります。ありがとうございます。でも人妻を誘う主任は悪い人ですね。(冗談ですよ)遅れないよう向かいますが、集合はレストランの前ですか?って打ったのね。ごめんなさいねノリだから・・。』、「大丈夫。今夜の事は僕のリクエストなんだから話を続けて。」、『すぐに返信があって、〔人妻を誘惑ですかそれもいいな(冗談です)。レストランは26階です。さきに着かれたら私の名前で予約してあるので中で待っていてください。〕と、あったのでわかりましたと返信したわ。』(ここまで天音はスマホの画面を見ながら話していた。)
『はじめて行くホテルだったので結局、わたしの方が遅かったの。ごめんなさい、と謝ると、〔心変わりして来てくれないのかと、スマホをずっとみてました。〕と言われた。それからは、食事はフルコース(写真もみせてくれた=レストランの許可は得たらしい。)でもの凄くおいしかったよ。』、「僕はラーメンだったけど・・・。」、『今度二人で食べに行こうね。』と慰められる。
『コースに食前酒やワインもついてきて、飲んだの。話しは社内の噂で盛り上がったわ。コースも終了して紅茶を飲んでいたら、主任が〔もう少し付き合ってもらってもいいかな?〕と尋ねてきた。それから〔最上階にワインバーがあり、そこに行きませんか?〕と誘われる。それが僕宛ての『食事が終りました。次に誘われているんだけど、いいかな?』である。村瀬主任が、〔ご主人に連絡をしたの?〕、『はい。残業がもう少しかかると嘘ついてしまいました。』それで主任が、〔悪い人妻さんですね。〕と云ってきたので、『ひどい! もう帰りますと言ったの。』
天音はまた、冷蔵庫にお茶をとりに行く。「それからどうなったの?」と僕が急かすと、『焦らない、焦らない。』って平然としている。今夜は二人の力関係が逆転していた。『帰るなんて言ったのは冗談だったのに、主任が本気にして、〔ごめん。言い過ぎた。何度でも謝るよ。機嫌直して・・〕と必死に謝る。その余りの真剣さに笑ってしまったの。』
それで仲直りしてエレベーターで最上階へ、ワインバーはGW前の週末金曜日なので込んでいた。しかし、店員に窓際の席へ案内される。そこから見える高層ビル群の夜景が凄く美しかった。『ここもリザーブ(予約)したんですか?』って尋ねる。すると主任は、〔女性と二人だけの食事は2年ぶりだから、準備するのが当然だろう。〕と言った。《彼(村瀬)の癖みたいなものかもしれない。》 第8話へ
2017/08/31
第6話
前島天音(まえじま・あまね:28歳)が着ている黒のヘプラム(ウエスト部分から裾が広がっているデザイン)フレアードレスはひざ上10センチの丈で、それほどのミニでもないがそれでもドキドキした。いつもはパンツルックか膝小僧くらいのタイトスカートだった(それはそれで色っぽい)から。「オシャレをしてほしい。」と言って買わせたのだが、よくみると凄く可愛い。本当に僕は焼き餅やきなのに、妻を“貸し出し”しようとしている。
続けて妻が『ホテルというのが気になったけれど、真悟君のリクエストだし(笑)、最初から変なことには・・・ごめんね。わたしは全然そんな気持ちがないから。』それで、『(嘘だけど)夫には内緒です。ちょっと罪悪感がありますが、何度も誘っていただいているので、1度だけ行きます。失礼ですが割り勘でよろしくお願いします。』って返信したの。
『すると村瀬(憲二:むらせ・けんじ:33歳)主任から、〔ありがとう。1度だけと言わずにね。今夜はもちろんお誘いした私が負担します。給料は前島さんよりはすこしは多く貰っているので大丈夫ですよ。ただ、ご主人に内緒は悪いと思いますがドキドキもします(すいません)。集合は現地でいいですか? 申し訳ないけど別々に行きましょう。〕とあったの。』
『わたしは、今夜は特別に御馳走になります。ありがとうございます。でも人妻を誘う主任は悪い人ですね。(冗談ですよ)遅れないよう向かいますが、集合はレストランの前ですか?って打ったのね。ごめんなさいねノリだから・・。』、「大丈夫。今夜の事は僕のリクエストなんだから話を続けて。」、『すぐに返信があって、〔人妻を誘惑ですかそれもいいな(冗談です)。レストランは26階です。さきに着かれたら私の名前で予約してあるので中で待っていてください。〕と、あったのでわかりましたと返信したわ。』(ここまで天音はスマホの画面を見ながら話していた。)
『はじめて行くホテルだったので結局、わたしの方が遅かったの。ごめんなさい、と謝ると、〔心変わりして来てくれないのかと、スマホをずっとみてました。〕と言われた。それからは、食事はフルコース(写真もみせてくれた=レストランの許可は得たらしい。)でもの凄くおいしかったよ。』、「僕はラーメンだったけど・・・。」、『今度二人で食べに行こうね。』と慰められる。
『コースに食前酒やワインもついてきて、飲んだの。話しは社内の噂で盛り上がったわ。コースも終了して紅茶を飲んでいたら、主任が〔もう少し付き合ってもらってもいいかな?〕と尋ねてきた。それから〔最上階にワインバーがあり、そこに行きませんか?〕と誘われる。それが僕宛ての『食事が終りました。次に誘われているんだけど、いいかな?』である。村瀬主任が、〔ご主人に連絡をしたの?〕、『はい。残業がもう少しかかると嘘ついてしまいました。』それで主任が、〔悪い人妻さんですね。〕と云ってきたので、『ひどい! もう帰りますと言ったの。』
天音はまた、冷蔵庫にお茶をとりに行く。「それからどうなったの?」と僕が急かすと、『焦らない、焦らない。』って平然としている。今夜は二人の力関係が逆転していた。『帰るなんて言ったのは冗談だったのに、主任が本気にして、〔ごめん。言い過ぎた。何度でも謝るよ。機嫌直して・・〕と必死に謝る。その余りの真剣さに笑ってしまったの。』
それで仲直りしてエレベーターで最上階へ、ワインバーはGW前の週末金曜日なので込んでいた。しかし、店員に窓際の席へ案内される。そこから見える高層ビル群の夜景が凄く美しかった。『ここもリザーブ(予約)したんですか?』って尋ねる。すると主任は、〔女性と二人だけの食事は2年ぶりだから、準備するのが当然だろう。〕と言った。《彼(村瀬)の癖みたいなものかもしれない。》 第8話へ
2017/08/31
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第8話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第8話
第7話
「雰囲気は良かった?」って訊ねると、『うん。ピアノの生演奏があったわ。え~と、ワインがおいしかった。ワインを飲んでチーズの盛り合わせを食べたわ。フルコースの後だからお腹がいっぱいになっちゃった(笑)。』(天音はお酒がそれほど強くはない。今夜はかなり飲んだみたい。それでよく喋る。)
僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は疲れてきたので、「ね、天音そろそろ“半分”のことを報告してくれない?」と催促をする。妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が『ごめんなさい。ちょっとハイになっちゃった。続けるね。食べて飲んでおしゃべりしていたら9時半になってたので焦ったわ。』
『それでね。ラインを真悟君に送ったの。(それが、天音からの『ごめんなさい。おそくなっちゃった。明日のお買いものして帰るから先に寝ていてください。おやすみ。』だった。)主任さんには、『主人の看病しないといけないので・・・。』ってお断りをする。
村瀬憲二(むらせ・けんじ:33歳)さんが〔遅くなったね。ごめん。〕と、すぐに会計を済ませた。最上階から降りるエレベーターの中で、主任から〔今夜はたのしんでもらえた?〕と尋ねられたので、『はい楽しかったです。』って答えると、〔前島さん、また誘ってもいいかな?〕と言われ、『わたし返事をしなかったの。』
僕が、「なんで答えなかったの?」と聞くと、『やっぱり職場の上司だから。それと真悟君に相談したかったの。』って真面目な顔で言われる。実は、この時に妻の天音と村瀬さんに“ある事”が起こっていたのだけど、その事実を僕が知るのは、もう少し後になってであった。
結局、その夜は、天音と村瀬さんが“楽しいデート”をしたことを確認(それだけの報告でも嫉妬感が半端でなかった。)しただけである。僕が「天音、しんどくなったので眠るよ。」と告げると、ちょっと不満そうな顔をしたが、すぐに『そうだね。もう晩(おそ)いから、わたしはお風呂に入ってからにするわ。』、僕はその雰囲気を察して、「今後のことは明日話し合おう。それでいい?」と同意を求めると、『うん。わかったわ。おやすみなさい。』って言い残して自分の部屋へ着替えにいった。
身体的には疲れていなかったけど、僕の頭と心は“無意味な回転”でオーバーヒート(熱し過ぎた状態)になっていた。天音の報告を聞いていた時、ひとつひとつの事柄が棘のように突き刺さる。《このまま進展をしたらどうなるのだろう?》とか、《自分が天音にやらせておいて卑怯者だ。》あるいは、《〔また誘ってもいいですか?〕に何と解答を出せば良いのか?》やはり《もうこんなことはやめよう。》と迷いに迷う。それですぐには眠らねなかった。
その葛藤の隙間に悪魔(自らの性癖)が囁く、【天音が村瀬さんとセックスをする。僕が味合わすことのできない快感・快楽の悦びに浸る。背徳感を持ちながらも身体を占有され、身体を重ねていき、次第に罪悪感が薄れ心まで奪われる。】そんな歪んだM(寝取られ・寝取らせ)の心が自分の歓びとなっていく。 第9話へ
2017/09/01
第7話
「雰囲気は良かった?」って訊ねると、『うん。ピアノの生演奏があったわ。え~と、ワインがおいしかった。ワインを飲んでチーズの盛り合わせを食べたわ。フルコースの後だからお腹がいっぱいになっちゃった(笑)。』(天音はお酒がそれほど強くはない。今夜はかなり飲んだみたい。それでよく喋る。)
僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は疲れてきたので、「ね、天音そろそろ“半分”のことを報告してくれない?」と催促をする。妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が『ごめんなさい。ちょっとハイになっちゃった。続けるね。食べて飲んでおしゃべりしていたら9時半になってたので焦ったわ。』
『それでね。ラインを真悟君に送ったの。(それが、天音からの『ごめんなさい。おそくなっちゃった。明日のお買いものして帰るから先に寝ていてください。おやすみ。』だった。)主任さんには、『主人の看病しないといけないので・・・。』ってお断りをする。
村瀬憲二(むらせ・けんじ:33歳)さんが〔遅くなったね。ごめん。〕と、すぐに会計を済ませた。最上階から降りるエレベーターの中で、主任から〔今夜はたのしんでもらえた?〕と尋ねられたので、『はい楽しかったです。』って答えると、〔前島さん、また誘ってもいいかな?〕と言われ、『わたし返事をしなかったの。』
僕が、「なんで答えなかったの?」と聞くと、『やっぱり職場の上司だから。それと真悟君に相談したかったの。』って真面目な顔で言われる。実は、この時に妻の天音と村瀬さんに“ある事”が起こっていたのだけど、その事実を僕が知るのは、もう少し後になってであった。
結局、その夜は、天音と村瀬さんが“楽しいデート”をしたことを確認(それだけの報告でも嫉妬感が半端でなかった。)しただけである。僕が「天音、しんどくなったので眠るよ。」と告げると、ちょっと不満そうな顔をしたが、すぐに『そうだね。もう晩(おそ)いから、わたしはお風呂に入ってからにするわ。』、僕はその雰囲気を察して、「今後のことは明日話し合おう。それでいい?」と同意を求めると、『うん。わかったわ。おやすみなさい。』って言い残して自分の部屋へ着替えにいった。
身体的には疲れていなかったけど、僕の頭と心は“無意味な回転”でオーバーヒート(熱し過ぎた状態)になっていた。天音の報告を聞いていた時、ひとつひとつの事柄が棘のように突き刺さる。《このまま進展をしたらどうなるのだろう?》とか、《自分が天音にやらせておいて卑怯者だ。》あるいは、《〔また誘ってもいいですか?〕に何と解答を出せば良いのか?》やはり《もうこんなことはやめよう。》と迷いに迷う。それですぐには眠らねなかった。
その葛藤の隙間に悪魔(自らの性癖)が囁く、【天音が村瀬さんとセックスをする。僕が味合わすことのできない快感・快楽の悦びに浸る。背徳感を持ちながらも身体を占有され、身体を重ねていき、次第に罪悪感が薄れ心まで奪われる。】そんな歪んだM(寝取られ・寝取らせ)の心が自分の歓びとなっていく。 第9話へ
2017/09/01
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その5話
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その5話
その4話
「そうなんだ。でも日中はあまり家にいないだろうし一人暮らしならいいとこだね。」
〔まぁそうですね。〕
というような話をしながらオートロックを通り抜けて、中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君の部屋に入ります。部屋は縦長ですが8畳間強くらいあってキッチンも別で洗面所から風呂トイレが分かれていたりと俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)は《フリーターのわりに意外にいいところに住んでるなぁ。》という感じがしました。
テレビの前に置かれた長方形のコタツに3人で入ります。テレビを正面に見るように二人がけのローソファー(座椅子に近い感じ)に嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)が座り、入り口側の面に中條君その正面(奥側)に俺が入りました。
3人でビールを飲みながらテレビを見ます。年末なので深夜でも結構面白い番組がやっていました。しばらくして見ていた番組が終了すると、中條君が〔そろそろDVDでも見ますか?〕といい嫁も『そうだね。見ましょう。』ってDVDを見ることになります。俺は興味がなかったのでテレビの横に沢山置いてあるワンピースの単行本を指差し、「これ読んでるわ。」と何冊か手に取りコタツから出て奥の中條君のベッドに寄りかかってひたすら読んでいました。
しばらく読んでいると俺はついうたた寝してしまっています。ふと目が覚めると部屋が薄暗くなっていて(蛍光灯を消してオレンジの豆ライトだけになっていた)俺の上には俺が着ていたダウンが掛けられていました。《ああ、掛けてくれたんだ。》と嫁のほうを見ると綾乃はローソファーに座ったままで、中條君は座っていた状態から嫁の横に寝そべってDVDをまだ見ています。
俺は寄りかかっている背中が痛かったので横向きになり、ダウンを顔の辺りまで掛けなおし再び寝ようと思って、薄っすら目を開けて嫁達の方を見ていました。すると、しばらくして中條君が少し起き上がるように起きると嫁のももの上に頭を乗せます。(膝枕のように!)嫁も少しビックリして顔を横に振りながら、小声で『何してるの?』って一瞬俺のほうを見て、中條君の頭をずらそうとしていました。
中條君はも小声で〔ちょっとだから。〕と頭をずらされまいと嫁の腹部に手を廻して顔を下腹部に押し付けています。嫁もバタバタして俺を起こさないようにと考えたのか観念して
そのままDVDを見ていました。中條君からは嫁の腿に頭を乗せていてコタツが前にあるのでDVDは見えていないはずです。
中條君はDVDを見ている嫁の下腹部に顔をうずめたり下から嫁の胸を見上げたりとふざけて甘えているような仕草を繰り返していました。綾乃は下から見上げられると中條君の目を手で覆い、下腹部に顔を押し付けられると頭を引っ張ったり、と適当にあしらうように対応しています。 その6話へ
2017/09/02
その4話
「そうなんだ。でも日中はあまり家にいないだろうし一人暮らしならいいとこだね。」
〔まぁそうですね。〕
というような話をしながらオートロックを通り抜けて、中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君の部屋に入ります。部屋は縦長ですが8畳間強くらいあってキッチンも別で洗面所から風呂トイレが分かれていたりと俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)は《フリーターのわりに意外にいいところに住んでるなぁ。》という感じがしました。
テレビの前に置かれた長方形のコタツに3人で入ります。テレビを正面に見るように二人がけのローソファー(座椅子に近い感じ)に嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)が座り、入り口側の面に中條君その正面(奥側)に俺が入りました。
3人でビールを飲みながらテレビを見ます。年末なので深夜でも結構面白い番組がやっていました。しばらくして見ていた番組が終了すると、中條君が〔そろそろDVDでも見ますか?〕といい嫁も『そうだね。見ましょう。』ってDVDを見ることになります。俺は興味がなかったのでテレビの横に沢山置いてあるワンピースの単行本を指差し、「これ読んでるわ。」と何冊か手に取りコタツから出て奥の中條君のベッドに寄りかかってひたすら読んでいました。
しばらく読んでいると俺はついうたた寝してしまっています。ふと目が覚めると部屋が薄暗くなっていて(蛍光灯を消してオレンジの豆ライトだけになっていた)俺の上には俺が着ていたダウンが掛けられていました。《ああ、掛けてくれたんだ。》と嫁のほうを見ると綾乃はローソファーに座ったままで、中條君は座っていた状態から嫁の横に寝そべってDVDをまだ見ています。
俺は寄りかかっている背中が痛かったので横向きになり、ダウンを顔の辺りまで掛けなおし再び寝ようと思って、薄っすら目を開けて嫁達の方を見ていました。すると、しばらくして中條君が少し起き上がるように起きると嫁のももの上に頭を乗せます。(膝枕のように!)嫁も少しビックリして顔を横に振りながら、小声で『何してるの?』って一瞬俺のほうを見て、中條君の頭をずらそうとしていました。
中條君はも小声で〔ちょっとだから。〕と頭をずらされまいと嫁の腹部に手を廻して顔を下腹部に押し付けています。嫁もバタバタして俺を起こさないようにと考えたのか観念して
そのままDVDを見ていました。中條君からは嫁の腿に頭を乗せていてコタツが前にあるのでDVDは見えていないはずです。
中條君はDVDを見ている嫁の下腹部に顔をうずめたり下から嫁の胸を見上げたりとふざけて甘えているような仕草を繰り返していました。綾乃は下から見上げられると中條君の目を手で覆い、下腹部に顔を押し付けられると頭を引っ張ったり、と適当にあしらうように対応しています。 その6話へ
2017/09/02
中Ⅱ7〖妻と恋人〗 09
中Ⅱ7〖妻と恋人〗 09
08
『はしたなくてごめんなさい・・・。健司さん・・。ずっとずっと考えていたよ・・・。』
僕(尾崎健司:おざき・けんじ:32歳)は妻(尾崎有希:おざき・ゆき:27歳)にキスをして、その大きな胸を揉む。有希の吐息がなまめかしい。辛抱できずに、すぐにコンドームを装着して正常位で繋がった。
『あぁ・・。健司さん・・・。う、ううあぁ・・。気持ちいいよぉ・・。』
有希がはっきりと口にしてくれる。妻は、セックスの時に恥ずかしがるので、ほとんどしゃべったりしない。やはり、毎週セックスしていたのに、1カ月もしなくなると快感も高まるようだ。
「あぁ、有希・・。凄く気持ちいいよ。こんなに気持ちよかったっけ? 凄いよ・・。」
思わずこんな言葉が口から出た。有希の膣は、こんなにも気持ちよかっただろうか?出張前に比べると、複雑にうねって締め付けてくる気がする。
僕は腰を夢中で動かした。ただ、さっきイッたばかりなので、なかなか射精感が高まらな
い。少し息が切れて動きが弱まる。我ながら、加齢を感じる。情けない気持ちになった。すると、有希が『健司さん、疲れちゃった? ごめんなさい。お疲れなのに・・。健司さん・・。 うまく出来ないかもしれないけど、わたしが・・・。上になります・・。』って顔を真っ赤にして小声で言う。
恥じらいながらも、そう言う有希に、ドキリとした。でも素直に健気で可愛いと思う。僕を仰向けに寝かせると、有希がまたがってきた。そして、僕のペニスを小さな美しい手で握って、自らの中に導いていく。ズズズ・・。と、有希の膣の感触がリアルに伝わってくる。 有希は、奥まで入れると、『あぁ・・。健司さん・・。気持ちいいです・・。あぁ、んんっ!』
そう言うと、腰をゆっくりと上下に動かし始めた。
ぎこちない動きは、有希が初めてこの動きをすることを物語っている。今までのセックスで、有希がもう一回とおねだりをしたり、騎乗位で愛し合ったことなどなかった。それから有希は、ドンドン腰の動きを早めていく。『あっ! あっ! あ、あぁっ! んっ! ん、あぁっ! 健司さん・・。気持ちいい! 気持ちいいです! あぁっ!』有希は、いつものセックスよりも高まっているのがわかる。
僕も、その姿に興奮が高まる。下から突き上げた。『あぁっ! あっ! クゥあっ! ハ、ひぃぃ・・。あっ! は、あぁ、ハッ! ハッ! ハ、ひぃっ!』有希がこんなに気持ちよさそうにするところは初めて見る。下から思い切り突き上げると、有希がドンドン高まり、
僕がちょっと息が切れて腰の動きを止めると、有希が腰を上下ではなく、前後にこすりつけるように振るった
初めて経験する動きに、僕は一気に射精感が高まる。この動きは、とにかく気持ちいい。
「あぁ、有希、ダメだ・・。イキそう・・。」
『健司さん! イッて下さい! あぁっ! 気持ちいいよぉ! あっ! クゥアァッ!』
「イク、愛してる!」
『わたしも愛してます!』
そう言って、僕は騎乗位で上にまたがる有希に射精した。 10へ
2017/09/03
08
『はしたなくてごめんなさい・・・。健司さん・・。ずっとずっと考えていたよ・・・。』
僕(尾崎健司:おざき・けんじ:32歳)は妻(尾崎有希:おざき・ゆき:27歳)にキスをして、その大きな胸を揉む。有希の吐息がなまめかしい。辛抱できずに、すぐにコンドームを装着して正常位で繋がった。
『あぁ・・。健司さん・・・。う、ううあぁ・・。気持ちいいよぉ・・。』
有希がはっきりと口にしてくれる。妻は、セックスの時に恥ずかしがるので、ほとんどしゃべったりしない。やはり、毎週セックスしていたのに、1カ月もしなくなると快感も高まるようだ。
「あぁ、有希・・。凄く気持ちいいよ。こんなに気持ちよかったっけ? 凄いよ・・。」
思わずこんな言葉が口から出た。有希の膣は、こんなにも気持ちよかっただろうか?出張前に比べると、複雑にうねって締め付けてくる気がする。
僕は腰を夢中で動かした。ただ、さっきイッたばかりなので、なかなか射精感が高まらな
い。少し息が切れて動きが弱まる。我ながら、加齢を感じる。情けない気持ちになった。すると、有希が『健司さん、疲れちゃった? ごめんなさい。お疲れなのに・・。健司さん・・。 うまく出来ないかもしれないけど、わたしが・・・。上になります・・。』って顔を真っ赤にして小声で言う。
恥じらいながらも、そう言う有希に、ドキリとした。でも素直に健気で可愛いと思う。僕を仰向けに寝かせると、有希がまたがってきた。そして、僕のペニスを小さな美しい手で握って、自らの中に導いていく。ズズズ・・。と、有希の膣の感触がリアルに伝わってくる。 有希は、奥まで入れると、『あぁ・・。健司さん・・。気持ちいいです・・。あぁ、んんっ!』
そう言うと、腰をゆっくりと上下に動かし始めた。
ぎこちない動きは、有希が初めてこの動きをすることを物語っている。今までのセックスで、有希がもう一回とおねだりをしたり、騎乗位で愛し合ったことなどなかった。それから有希は、ドンドン腰の動きを早めていく。『あっ! あっ! あ、あぁっ! んっ! ん、あぁっ! 健司さん・・。気持ちいい! 気持ちいいです! あぁっ!』有希は、いつものセックスよりも高まっているのがわかる。
僕も、その姿に興奮が高まる。下から突き上げた。『あぁっ! あっ! クゥあっ! ハ、ひぃぃ・・。あっ! は、あぁ、ハッ! ハッ! ハ、ひぃっ!』有希がこんなに気持ちよさそうにするところは初めて見る。下から思い切り突き上げると、有希がドンドン高まり、
僕がちょっと息が切れて腰の動きを止めると、有希が腰を上下ではなく、前後にこすりつけるように振るった
初めて経験する動きに、僕は一気に射精感が高まる。この動きは、とにかく気持ちいい。
「あぁ、有希、ダメだ・・。イキそう・・。」
『健司さん! イッて下さい! あぁっ! 気持ちいいよぉ! あっ! クゥアァッ!』
「イク、愛してる!」
『わたしも愛してます!』
そう言って、僕は騎乗位で上にまたがる有希に射精した。 10へ
2017/09/03
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第9話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第9話
第8話
《今はおぼろげなヴィジュアル(像)なのだが、2回3回と続けられる“逢瀬(男女がひそかに会う機会)”によって、親しみが増し、恋少なくとも村瀬(憲二:むらせ・けんじ:33歳)さんは妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が好きだろうから愛(お互いが好きになる。)に変化するかもしれない。》と、僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は深夜の2時まで悶々とする。
その頃、天音は、夫(真悟君)への罪悪感で胸が押しつぶされそうになっていた。それは帰り際、エレベーターの中で村瀬主任から〔また誘ってもいいですか?〕と言われて、返答が出来ずロビー階に到着、ドアが開く直前に急にキスをされる。あまりの突然なことで、心の動揺が大きかった。
それからロビーのソファーに腰を掛け、話し合う。主任が〔ごめん。前島君とお別れしたくないと思ったら・・つい・・すまない。〕、わたしは『困ります。こんなことをされたら・・・もう会いません。』って抗議した。〔約束します。前島君が嫌なことや困ることはもうしないから、次もあってほしい。〕と主任に頼みこまれる。『分かりました。絶対ですよ。今夜はごちそう様でした。』って告げると、ほっとした顔になった村瀬主任は、〔タクシーで帰ってください。〕と、チケットを渡される。乗車の間際に、〔今夜は楽しかったです。でも前島君さっきのことは二人の秘密だよ。〕と囁かれた。
わたしは、夫の真悟君に【キスのこと】を正直に打ち明けられなかった。秘密をもつこととキスされたことへの罪悪感を打ち消そうと、今夜あった他のことを必死になって語る。ただ、“半分”だけの《次回へ誘われた》ことしか言えなかった。[何故云えなかったのだろう? それは真悟君の希望に応えるため? 村瀬主任といることが楽しかったから? ]主任に耳元で囁かれた〔二人の秘密だよ。〕が頭の中でリフレイン(繰り返し)する。
僕の妻(天音)は、身長が163cm。B84(Cカップ)・W56・H82、長身スレンダーの美人さん。目が大きく、アヒル口、髪は肩までのシルキーストレートでベージュに染めている。手と脚が長く、色白。今話題の武井咲に雰囲気が似ていた。
天音と僕は、近所に住む幼馴染。しかし天音の家族は僕が高校2年生の時に隣県に引っ越していった。ところが偶然にも大学で再会をして、自然に付き合い始める。天音は恋愛に奥手で、『真悟君が初めての交際相手です。』って告白してくれた。今どきの女性にしては保守的・古風な考え方をする。ただ、思い込んだら一途だし好きな人には献身的。僕の両親にもそこまでやらなくてもと、思うほど尽くしてくれる。
だから、僕が発病して、入院、そして退院してからのリハビリ、その期間は感謝しても感謝しきれないくらいのケア(世話や配慮、気配り)を天音がしてくれた。看護、病院の付添いをはじめ家事、そして財政的には仕事で支えてくれる。看護も、1年位は神経症と運動障害で家に閉じこもる僕を、優しくかつ『たまには運動も必要よ。』って無理やりに外へ連れ出す厳しい面もみせた。
天音を結婚3年の大半、そんな生活をさせてしまった責任を重く感じている。そして、僕は夫婦生活のうちでお互いの愛を直接に感じられるセックスが約1年あまりできなかった。回復してきた今でさえ、本当の意味では“満足”させてあげられない。それで、失った天音の〔時間〕を取り戻してあげたい。そんな気持ちからの“提案”だった。 第10話へ
2017/09/06
第8話
《今はおぼろげなヴィジュアル(像)なのだが、2回3回と続けられる“逢瀬(男女がひそかに会う機会)”によって、親しみが増し、恋少なくとも村瀬(憲二:むらせ・けんじ:33歳)さんは妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が好きだろうから愛(お互いが好きになる。)に変化するかもしれない。》と、僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は深夜の2時まで悶々とする。
その頃、天音は、夫(真悟君)への罪悪感で胸が押しつぶされそうになっていた。それは帰り際、エレベーターの中で村瀬主任から〔また誘ってもいいですか?〕と言われて、返答が出来ずロビー階に到着、ドアが開く直前に急にキスをされる。あまりの突然なことで、心の動揺が大きかった。
それからロビーのソファーに腰を掛け、話し合う。主任が〔ごめん。前島君とお別れしたくないと思ったら・・つい・・すまない。〕、わたしは『困ります。こんなことをされたら・・・もう会いません。』って抗議した。〔約束します。前島君が嫌なことや困ることはもうしないから、次もあってほしい。〕と主任に頼みこまれる。『分かりました。絶対ですよ。今夜はごちそう様でした。』って告げると、ほっとした顔になった村瀬主任は、〔タクシーで帰ってください。〕と、チケットを渡される。乗車の間際に、〔今夜は楽しかったです。でも前島君さっきのことは二人の秘密だよ。〕と囁かれた。
わたしは、夫の真悟君に【キスのこと】を正直に打ち明けられなかった。秘密をもつこととキスされたことへの罪悪感を打ち消そうと、今夜あった他のことを必死になって語る。ただ、“半分”だけの《次回へ誘われた》ことしか言えなかった。[何故云えなかったのだろう? それは真悟君の希望に応えるため? 村瀬主任といることが楽しかったから? ]主任に耳元で囁かれた〔二人の秘密だよ。〕が頭の中でリフレイン(繰り返し)する。
僕の妻(天音)は、身長が163cm。B84(Cカップ)・W56・H82、長身スレンダーの美人さん。目が大きく、アヒル口、髪は肩までのシルキーストレートでベージュに染めている。手と脚が長く、色白。今話題の武井咲に雰囲気が似ていた。
天音と僕は、近所に住む幼馴染。しかし天音の家族は僕が高校2年生の時に隣県に引っ越していった。ところが偶然にも大学で再会をして、自然に付き合い始める。天音は恋愛に奥手で、『真悟君が初めての交際相手です。』って告白してくれた。今どきの女性にしては保守的・古風な考え方をする。ただ、思い込んだら一途だし好きな人には献身的。僕の両親にもそこまでやらなくてもと、思うほど尽くしてくれる。
だから、僕が発病して、入院、そして退院してからのリハビリ、その期間は感謝しても感謝しきれないくらいのケア(世話や配慮、気配り)を天音がしてくれた。看護、病院の付添いをはじめ家事、そして財政的には仕事で支えてくれる。看護も、1年位は神経症と運動障害で家に閉じこもる僕を、優しくかつ『たまには運動も必要よ。』って無理やりに外へ連れ出す厳しい面もみせた。
天音を結婚3年の大半、そんな生活をさせてしまった責任を重く感じている。そして、僕は夫婦生活のうちでお互いの愛を直接に感じられるセックスが約1年あまりできなかった。回復してきた今でさえ、本当の意味では“満足”させてあげられない。それで、失った天音の〔時間〕を取り戻してあげたい。そんな気持ちからの“提案”だった。 第10話へ
2017/09/06
中Ⅱ27「お前最近変わったなぁ」第2話
中Ⅱ27「お前最近変わったなぁ」第2話
第1話
そのチャットのメッセージときたら、一緒に感じませんか? 《なんてところだ・・・。》部屋に入り挨拶から始まり、すぐに男性からの質問攻め。それに妻(田渕麻子:たぶち・あさこ:35歳)は全部素直に答えます。
そんなときに私(田渕昌平:たぶち・しょうへい:38歳)はビデオを借りていた返却日が今日までだと気づきました。チャットをしている妻を残して、大慌てで返却しに行くことにする。ビデオを返して家に戻ってくると先程まで明るかったパソコンのある部屋が薄暗くなっているのでした。
そこにはパソコンのモニターだけが明るく光を放っていて妻がいます。『おかえり 早かったね。』って妻が私に言うのですが、どう見ても普通じゃない。「お前何かしてたやろ?」と妻に聞くと、『え?! 何かって?』って、「何でわざわざ部屋の明かり消してチャットしているんや?」妻は『だってエッチなチャットだから少し雰囲気を出そうかと思って・・・。』
「雰囲気出す? 結構大胆なことするんやなぁ~ ビックリやで。」と妻に言うと、返って来た返事が、『さっきからさぁ~電話で話そうってずっと誘われてるの、どうしたらいい?』でした。「電話でって? わざわざ電話で話す必要あるんかいな?」と私が言うと、妻は『ずっと誘われているからどうしようかと思っただけよ。』って。
「お前今までにチャットして電話で話しをしたことあるんか?」、『ううんないよ。』って、「電話で話しすればエッチな会話するんと違うんか?」と『そんなことはないって普通に話しするだけよ。』って、そんな会話をしました。《電話で話をすれば、こりゃひょっとしてTELエッチになるのでは》と・・・。少し私の期待度が上がります。私にとってそれを見てみたい願望が頭を駆け巡ります。
妻に、「お前が話していいって思うんやったら話してみれば?」と私が言うと、妻は『けどさぁ~ 電話番号教えるのも怖いし、かと言ってこちらから非通知でかければ電話代かかるしどうしよぅ?』《オイオイ、そんなこと考えるなよこんなときに。電話代くらい良い授業料やわ。》と思ったもので妻に「電話代なんかええやん。一度電話で話してみなよ!」と私がけしかけると、まだ妻は『電話代がもったいないよ。』なんて言ってます。「とにかく電話番号聞いてみれば?」と妻に言う。すると『もう聞いたけど。』って返事が・・・《なんやねん! もぉ知ってるんかいな・・・こりゃ こいつも結構電話で話したいんやな。いや、さっき私がいない間に電話で話していたのかもしれない。》
結局妻が非通知でチャット相手の男性に電話をすることになった。『もしもし~。うんそうだよ。はじめましてぇ~。』って明るい声で妻が話します。私の前で知らない男性と楽しそうに会話をする妻でした。『えぇ~。さっきログで言ったでしょ。だから、そんなこと言えないって。』『やだぁ~! 絶対に言えないよ。』《こいつら二人で何いってるねん! わけわからんぞ???》そんな感じでした。 第3話へ
2017/09/13
第1話
そのチャットのメッセージときたら、一緒に感じませんか? 《なんてところだ・・・。》部屋に入り挨拶から始まり、すぐに男性からの質問攻め。それに妻(田渕麻子:たぶち・あさこ:35歳)は全部素直に答えます。
そんなときに私(田渕昌平:たぶち・しょうへい:38歳)はビデオを借りていた返却日が今日までだと気づきました。チャットをしている妻を残して、大慌てで返却しに行くことにする。ビデオを返して家に戻ってくると先程まで明るかったパソコンのある部屋が薄暗くなっているのでした。
そこにはパソコンのモニターだけが明るく光を放っていて妻がいます。『おかえり 早かったね。』って妻が私に言うのですが、どう見ても普通じゃない。「お前何かしてたやろ?」と妻に聞くと、『え?! 何かって?』って、「何でわざわざ部屋の明かり消してチャットしているんや?」妻は『だってエッチなチャットだから少し雰囲気を出そうかと思って・・・。』
「雰囲気出す? 結構大胆なことするんやなぁ~ ビックリやで。」と妻に言うと、返って来た返事が、『さっきからさぁ~電話で話そうってずっと誘われてるの、どうしたらいい?』でした。「電話でって? わざわざ電話で話す必要あるんかいな?」と私が言うと、妻は『ずっと誘われているからどうしようかと思っただけよ。』って。
「お前今までにチャットして電話で話しをしたことあるんか?」、『ううんないよ。』って、「電話で話しすればエッチな会話するんと違うんか?」と『そんなことはないって普通に話しするだけよ。』って、そんな会話をしました。《電話で話をすれば、こりゃひょっとしてTELエッチになるのでは》と・・・。少し私の期待度が上がります。私にとってそれを見てみたい願望が頭を駆け巡ります。
妻に、「お前が話していいって思うんやったら話してみれば?」と私が言うと、妻は『けどさぁ~ 電話番号教えるのも怖いし、かと言ってこちらから非通知でかければ電話代かかるしどうしよぅ?』《オイオイ、そんなこと考えるなよこんなときに。電話代くらい良い授業料やわ。》と思ったもので妻に「電話代なんかええやん。一度電話で話してみなよ!」と私がけしかけると、まだ妻は『電話代がもったいないよ。』なんて言ってます。「とにかく電話番号聞いてみれば?」と妻に言う。すると『もう聞いたけど。』って返事が・・・《なんやねん! もぉ知ってるんかいな・・・こりゃ こいつも結構電話で話したいんやな。いや、さっき私がいない間に電話で話していたのかもしれない。》
結局妻が非通知でチャット相手の男性に電話をすることになった。『もしもし~。うんそうだよ。はじめましてぇ~。』って明るい声で妻が話します。私の前で知らない男性と楽しそうに会話をする妻でした。『えぇ~。さっきログで言ったでしょ。だから、そんなこと言えないって。』『やだぁ~! 絶対に言えないよ。』《こいつら二人で何いってるねん! わけわからんぞ???》そんな感じでした。 第3話へ
2017/09/13
中Ⅱ3《妻の変化》第7話
中Ⅱ3《妻の変化》第7話
第6話
夕方、妻(立花美月:たちばな・みづき:30歳)が帰宅する。『病院が混んでいたので疲れたわ。』って言い残して寝室に行った。私(立花慶一:たちばな・けいいち:41歳)は、妻の顔を見られなくて、ただ愛しい妻が無事に帰って来たのでホットする。
それでも、その日はなかなか寝付けなく、妻の顔もみずらく、書斎で、考えごとをしていた。そこに松岡健司(まつおか・けんじ:20歳)からメールが届く。今度は音声ファイルのメールです。〔メモには、〖1週間の人妻の記録〗のタイトルで、1枚目は(初夜)、2枚目は(二日連続)、3枚目(体が覚えた快感)、4枚目(調教)、5枚目(気絶)、6枚目(受精)、7枚目(服従)です。これとは別に動画もありますが、音声のみで聞いてください。〕とあった。
私は妻が1週間前から風邪をひいて具合が悪かったし、これは妻と関係ないと自分に言い聞かせる。私は、イヤホンを付け、パソコンの再生ボタンをクリックした。〔これから、清楚で気品があり、浮気なんてありえない人妻がお見舞いに僕の部屋に来ます。立花さん以外の男性をしらない処女のような奥様ですが、かなり欲求不満みたいです。どうなるでしょ?〕
そこに、ピンポンとインターホンの音。〔部屋のドア開いてますので、そのまま入ってください。〕暫くすると、コンコンとノックの音。部屋が開く音がして、女性の声『お邪魔します。健司くん大丈夫ですか?』私はこの時、間違いなく、この声は美月の声で、相手は健司君だと理解する。息苦しく、心臓の音が聞こえるくらいになりました。
〔美月さん、こっちの部屋です。〕
『失礼します。』
〔アー 美月さんが来てくれた。嬉しくって涙が出ちゃうよ。〕
『健司くんたら、あれだけ、お見舞いに来てって言われれば、しかたないでしょ、お花ここに飾るね。』
〔ありがとう、花より、美月さんのほうが綺麗だよ。〕
『まあ! でも健司くん元気じゃないですか?』
〔美月さんが来たから、直っちゃたみたい。〕
『ちゃんと、寝てなさい。でもここ広い部屋ね。』
〔両親、転勤で海外に行ってるから、もともと両親の寝室なんだけど、だからキングサイズのベッドなんだ。〕
『そうなんだ、びっくりしちゃった。だって、全身写る大きなドレッサーに、女性の香水も飾ってあるし、大人っぽい部屋だから、健司くんの彼女と同棲しているのかと思っていましたよ。』
〔彼女なんていないし、彼女を作るとしたら、美月さん見たいな、品のある、美人な女性を探しますよ。美月さんが結婚していなかったら、もうアタックして、絶対お嫁さんにして、たくさん子供産んでもらうんだ。〕
『もう、そんなに褒めても、なんにも出ないわよ。』 第8話へ
2017/09/17
第6話
夕方、妻(立花美月:たちばな・みづき:30歳)が帰宅する。『病院が混んでいたので疲れたわ。』って言い残して寝室に行った。私(立花慶一:たちばな・けいいち:41歳)は、妻の顔を見られなくて、ただ愛しい妻が無事に帰って来たのでホットする。
それでも、その日はなかなか寝付けなく、妻の顔もみずらく、書斎で、考えごとをしていた。そこに松岡健司(まつおか・けんじ:20歳)からメールが届く。今度は音声ファイルのメールです。〔メモには、〖1週間の人妻の記録〗のタイトルで、1枚目は(初夜)、2枚目は(二日連続)、3枚目(体が覚えた快感)、4枚目(調教)、5枚目(気絶)、6枚目(受精)、7枚目(服従)です。これとは別に動画もありますが、音声のみで聞いてください。〕とあった。
私は妻が1週間前から風邪をひいて具合が悪かったし、これは妻と関係ないと自分に言い聞かせる。私は、イヤホンを付け、パソコンの再生ボタンをクリックした。〔これから、清楚で気品があり、浮気なんてありえない人妻がお見舞いに僕の部屋に来ます。立花さん以外の男性をしらない処女のような奥様ですが、かなり欲求不満みたいです。どうなるでしょ?〕
そこに、ピンポンとインターホンの音。〔部屋のドア開いてますので、そのまま入ってください。〕暫くすると、コンコンとノックの音。部屋が開く音がして、女性の声『お邪魔します。健司くん大丈夫ですか?』私はこの時、間違いなく、この声は美月の声で、相手は健司君だと理解する。息苦しく、心臓の音が聞こえるくらいになりました。
〔美月さん、こっちの部屋です。〕
『失礼します。』
〔アー 美月さんが来てくれた。嬉しくって涙が出ちゃうよ。〕
『健司くんたら、あれだけ、お見舞いに来てって言われれば、しかたないでしょ、お花ここに飾るね。』
〔ありがとう、花より、美月さんのほうが綺麗だよ。〕
『まあ! でも健司くん元気じゃないですか?』
〔美月さんが来たから、直っちゃたみたい。〕
『ちゃんと、寝てなさい。でもここ広い部屋ね。』
〔両親、転勤で海外に行ってるから、もともと両親の寝室なんだけど、だからキングサイズのベッドなんだ。〕
『そうなんだ、びっくりしちゃった。だって、全身写る大きなドレッサーに、女性の香水も飾ってあるし、大人っぽい部屋だから、健司くんの彼女と同棲しているのかと思っていましたよ。』
〔彼女なんていないし、彼女を作るとしたら、美月さん見たいな、品のある、美人な女性を探しますよ。美月さんが結婚していなかったら、もうアタックして、絶対お嫁さんにして、たくさん子供産んでもらうんだ。〕
『もう、そんなに褒めても、なんにも出ないわよ。』 第8話へ
2017/09/17
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第10話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第10話
第9話
ただ、最近になって、《天音と村瀬さん》の事を考えると、嫉妬で胸を焦がすのだが、それ
とは逆に淫らな妄想が一つの快感にもなっている。そのことは妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)には言えないことなのだ。自分の範囲・管理の枠外での“天音の浮気”は耐えられない(つまり【寝取られ】は嫌なのだ)。僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)がその行動を知っていて、天音をコントロールしながら“浮気”をさせる=〖寝取らせ〗をしようとしていた。
こんな歪んだ心に恥じる反面、重荷(天音に背負わせていた負担)を軽くできる安堵感もあり、それの副産物のように、〖寝取らせ〗を考えているときは、身体に活力が蘇える。普段なら“すぐに疲れて何もする気がなくなる。”のがないのだ。1カ月に1度、それも不完全だったセックスが2週間に1度程度に回復している。
でも、そのセックスは純粋に天音(実際に素晴らしいカラダなのだが・・。)を対象にしているのではなく、【妻が他人に抱かれているシーン】を思い描いてのセックス。だから終わった後の虚しさでひどく疲れた。
昨晩、天音も中々眠ることができなかった。夫婦別々の寝室にしてあるのが救いである。それは真悟君が退院して帰ってきたが、体調が悪く痛みを伴う神経障害に悩まされる日々が続いたので、「二人で寝ていると君(天音)に気を使う。申し訳ないけれど寝室を別々にしてくれない?」と、頼まれた。
家の間取りは2LDK。リビングは12畳と少し広め、寝室は洋室で8畳、もうひとつの部屋も洋室で5.5畳を収納室にしていた。真悟君の新しい寝室をここにしてシングルベッドを購入する(まだ夫の会社から少ないが給料が支払われていた。)。それ以来は、別々に寝ている。
村瀬主任からの【突然のキス】には動揺した。キスは人生で2番目である。私(西條天音:さいじょう・あまね)は小さいころから近所に住む“お兄ちゃん“が大好きだった。よく一緒に遊んでもらった記憶がある。中学生になると真悟君は自分にとってのアイドルとなっていた。憧れの人に変化した頃に、父親の転勤で隣の県に引っ越しすることになる。無性に悲しくなり1週間ほど泣き明かした。ところが大学生になり、偶然にもキャンパスで真悟君に出会う。
それから、暫くして私の方から交際を申し込んだ(前の日からガチガチで当日の事はほとんど覚えていない)。季節が過ぎ、私の誕生日に、彼から「誕生日おめでとう。」とともにプレゼントを戴く。そして、急に真剣な眼差しで「天音、愛してる。」といってもらった。言われた瞬間から体が“ふわふわ”し、とどめのように、真悟さんからの《キス》(生まれて初めてだったので歯が当たってしまった。)漸(ようや)く恋人になる。
それ以来の、キスだったのでショックであったのと真悟君への【裏切り】に心が痛む。また昨晩、正直に言えなかったことも後悔していた。(明日は話せるかな? 自信がない。)でも、ここ1カ月は真悟君の体調も良く、それまでほとんどなかった二人での入浴がほぼ毎日続いている。その中での会話を想いだす。 第11話へ
2017/09/19
第9話
ただ、最近になって、《天音と村瀬さん》の事を考えると、嫉妬で胸を焦がすのだが、それ
とは逆に淫らな妄想が一つの快感にもなっている。そのことは妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)には言えないことなのだ。自分の範囲・管理の枠外での“天音の浮気”は耐えられない(つまり【寝取られ】は嫌なのだ)。僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)がその行動を知っていて、天音をコントロールしながら“浮気”をさせる=〖寝取らせ〗をしようとしていた。
こんな歪んだ心に恥じる反面、重荷(天音に背負わせていた負担)を軽くできる安堵感もあり、それの副産物のように、〖寝取らせ〗を考えているときは、身体に活力が蘇える。普段なら“すぐに疲れて何もする気がなくなる。”のがないのだ。1カ月に1度、それも不完全だったセックスが2週間に1度程度に回復している。
でも、そのセックスは純粋に天音(実際に素晴らしいカラダなのだが・・。)を対象にしているのではなく、【妻が他人に抱かれているシーン】を思い描いてのセックス。だから終わった後の虚しさでひどく疲れた。
昨晩、天音も中々眠ることができなかった。夫婦別々の寝室にしてあるのが救いである。それは真悟君が退院して帰ってきたが、体調が悪く痛みを伴う神経障害に悩まされる日々が続いたので、「二人で寝ていると君(天音)に気を使う。申し訳ないけれど寝室を別々にしてくれない?」と、頼まれた。
家の間取りは2LDK。リビングは12畳と少し広め、寝室は洋室で8畳、もうひとつの部屋も洋室で5.5畳を収納室にしていた。真悟君の新しい寝室をここにしてシングルベッドを購入する(まだ夫の会社から少ないが給料が支払われていた。)。それ以来は、別々に寝ている。
村瀬主任からの【突然のキス】には動揺した。キスは人生で2番目である。私(西條天音:さいじょう・あまね)は小さいころから近所に住む“お兄ちゃん“が大好きだった。よく一緒に遊んでもらった記憶がある。中学生になると真悟君は自分にとってのアイドルとなっていた。憧れの人に変化した頃に、父親の転勤で隣の県に引っ越しすることになる。無性に悲しくなり1週間ほど泣き明かした。ところが大学生になり、偶然にもキャンパスで真悟君に出会う。
それから、暫くして私の方から交際を申し込んだ(前の日からガチガチで当日の事はほとんど覚えていない)。季節が過ぎ、私の誕生日に、彼から「誕生日おめでとう。」とともにプレゼントを戴く。そして、急に真剣な眼差しで「天音、愛してる。」といってもらった。言われた瞬間から体が“ふわふわ”し、とどめのように、真悟さんからの《キス》(生まれて初めてだったので歯が当たってしまった。)漸(ようや)く恋人になる。
それ以来の、キスだったのでショックであったのと真悟君への【裏切り】に心が痛む。また昨晩、正直に言えなかったことも後悔していた。(明日は話せるかな? 自信がない。)でも、ここ1カ月は真悟君の体調も良く、それまでほとんどなかった二人での入浴がほぼ毎日続いている。その中での会話を想いだす。 第11話へ
2017/09/19
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第11話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第11話
第10話
それで夫(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)が浴槽で私(前島天音:まえじま・あまね:28歳)を背後から抱きしめるかたちで、「天音をほかのおとこに抱かせる空想をするんだ。」「それで、天音は快感で身悶える。」と告白して、お椀のよう(これは真悟君が言う)な乳房を揉む(そんなことをされると感じてしまう)。『真悟君はそうしてほしいの?』、「うん。そうなんだけど、天音を愛してないわけじゃないよ・・。」と言い訳をする。「天音のきれいなからだをみせて自慢したい気持ちだし、僕とはちがうものを味わってもほしい・・・。」と言う。私は、『Hをしてほしいの?』と何度も夫に尋ねた。
「こんなに好きな天音のアソコに(と言いながら指をいれてくる。)入るかと思うと、苦しい焦るよ。でも、それも快感なんだよ。わかってはもらえないかも・・・。」、『そんなことをかんがえてるんだ。あっあっ! ダメ、うごかしちゃ。感じるよ。』って喘ぎ声をだしてしまう。「ほら天音も想像してるんだろう?」私は必死に、『そんなこと思わない。ああっああっ・・イキそう・・真悟君だけでいい・・の。』って言い訳をした。
「逝かせてやらないぞ!(Sっぽくなる)指抜いちゃうよ。」と脅すと、『ああ~んダメ、このままでイキたい・・。』今まで言ったこともないフレーズの言葉がお互い出る。僕は「ほかのおとこのちんこがほしい。と言えよ」と強制した。天音は『言えないよ。あっあっ・・もっと動かして・おねがい・・。って頼み込む。「じゃ、言えよ。」と冷たく言う。『わかったわ。ほんとうはちがうのよ。ほかのひとの・・“おちんこ”いれ・・て・・ください。はずかしいよ。』・・・こんな会話を毎日続けていた。
今年のGWは5連休。初日から【重い話】をするのは嫌である。村瀬憲二(むらせ・けんじ:33歳)さんからの〔つぎへの誘い〕に真悟君はOKすると思う。〔また誘ってもいいですか?〕は真悟君の性癖を擽(くすぐ)るだろう。それから言えば【キス】も同じような気もするが、伝えるのはやはり怖い。言葉では、「僕の事を考えないでセックスをして欲しい。」と、真悟君は言うけれど・・・・。
(あれ? 真悟君が何かしゃべっている。)気が付かなかったので凄く焦る。『あの・・あの・・。』って、自分でも〘意味不明〙。「天音? 大丈夫?」と、心配をされる。『おはよう。朝ごはんの用意をするね。』、「うん。ありがとう。その前にシャワーを浴びてくるわ。」と浴室に真悟君が去っていた。
◇◇◇
《どうしたのかな? 天音の様子がおかしかった。村瀬さんの事を考えていたのかな?》昨夜聞いた村瀬さんからの誘いは、【現実】だった。まだ食事の段階で、嫉妬の塊なのに、次に二人が会えばどうなるかは予測できる。天音の性格上、僕の期待に応えようと努力するだろう。まさに【寝取らせ】が机上のことから現実になってくることに、僕は天音が浮気をすることに正直耐えられるのか?
妻の天音は細見のわりに豊満で、彼女の真っ白な胸をほかの男に遊ばせるのだろう。薄い恥毛の奥へ侵入を許すのだろう。僕だけが知っている、僕だけしか知らない天音のからだが・・・・。そのときシャワーを浴びている自分の分身が異様に硬くなっているのに気付いた。 第12話へ
2017/10/07
第10話
それで夫(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)が浴槽で私(前島天音:まえじま・あまね:28歳)を背後から抱きしめるかたちで、「天音をほかのおとこに抱かせる空想をするんだ。」「それで、天音は快感で身悶える。」と告白して、お椀のよう(これは真悟君が言う)な乳房を揉む(そんなことをされると感じてしまう)。『真悟君はそうしてほしいの?』、「うん。そうなんだけど、天音を愛してないわけじゃないよ・・。」と言い訳をする。「天音のきれいなからだをみせて自慢したい気持ちだし、僕とはちがうものを味わってもほしい・・・。」と言う。私は、『Hをしてほしいの?』と何度も夫に尋ねた。
「こんなに好きな天音のアソコに(と言いながら指をいれてくる。)入るかと思うと、苦しい焦るよ。でも、それも快感なんだよ。わかってはもらえないかも・・・。」、『そんなことをかんがえてるんだ。あっあっ! ダメ、うごかしちゃ。感じるよ。』って喘ぎ声をだしてしまう。「ほら天音も想像してるんだろう?」私は必死に、『そんなこと思わない。ああっああっ・・イキそう・・真悟君だけでいい・・の。』って言い訳をした。
「逝かせてやらないぞ!(Sっぽくなる)指抜いちゃうよ。」と脅すと、『ああ~んダメ、このままでイキたい・・。』今まで言ったこともないフレーズの言葉がお互い出る。僕は「ほかのおとこのちんこがほしい。と言えよ」と強制した。天音は『言えないよ。あっあっ・・もっと動かして・おねがい・・。って頼み込む。「じゃ、言えよ。」と冷たく言う。『わかったわ。ほんとうはちがうのよ。ほかのひとの・・“おちんこ”いれ・・て・・ください。はずかしいよ。』・・・こんな会話を毎日続けていた。
今年のGWは5連休。初日から【重い話】をするのは嫌である。村瀬憲二(むらせ・けんじ:33歳)さんからの〔つぎへの誘い〕に真悟君はOKすると思う。〔また誘ってもいいですか?〕は真悟君の性癖を擽(くすぐ)るだろう。それから言えば【キス】も同じような気もするが、伝えるのはやはり怖い。言葉では、「僕の事を考えないでセックスをして欲しい。」と、真悟君は言うけれど・・・・。
(あれ? 真悟君が何かしゃべっている。)気が付かなかったので凄く焦る。『あの・・あの・・。』って、自分でも〘意味不明〙。「天音? 大丈夫?」と、心配をされる。『おはよう。朝ごはんの用意をするね。』、「うん。ありがとう。その前にシャワーを浴びてくるわ。」と浴室に真悟君が去っていた。
◇◇◇
《どうしたのかな? 天音の様子がおかしかった。村瀬さんの事を考えていたのかな?》昨夜聞いた村瀬さんからの誘いは、【現実】だった。まだ食事の段階で、嫉妬の塊なのに、次に二人が会えばどうなるかは予測できる。天音の性格上、僕の期待に応えようと努力するだろう。まさに【寝取らせ】が机上のことから現実になってくることに、僕は天音が浮気をすることに正直耐えられるのか?
妻の天音は細見のわりに豊満で、彼女の真っ白な胸をほかの男に遊ばせるのだろう。薄い恥毛の奥へ侵入を許すのだろう。僕だけが知っている、僕だけしか知らない天音のからだが・・・・。そのときシャワーを浴びている自分の分身が異様に硬くなっているのに気付いた。 第12話へ
2017/10/07
中Ⅱ25[お願いします。]第2話
中Ⅱ25[お願いします。]第2話
第1話
今日は、そんな仲の良い夫婦同士で、僕(関口正志:せきぐち・まさし:36歳)の家でホームパーティーをすることになった。ホームパーティーとは言っても、簡単な料理にワインやビールを飲むという、どちらかというと飲み会に近いものだが、月に1〜2回程度はそんな事をしている。でも、いつもは子供もいるので、それほど遅くまで飲んだりはしない。今日はお互いに子供達もいないので、時間を気にせずに飲むことが出来るなと思っていた。
「ごめんな。結婚記念日なのに、二人きりじゃなくて。」
僕は、本気でそんな事を妻(関口香織:せきぐち・かおり:34歳)に言った。
『え? 別にいいよ〜。だって、彩美ちゃんとかと一緒の方が楽しいじゃん。』
香織は、本心でそう言っている。結婚して10年も経つと、結婚記念日といっても胸がときめく事もないのかもしれない。少し残念というか、寂しいと感じていると、急に香織が抱きついてキスをしてくれた。
『彩美ちゃんたちが帰ったら、二人きりでいっぱいしちゃおうね♡』
って、香織は頬を赤くして照れながら言った。僕は、香織の中にそんな可愛らしい部分がまだまだ残っているのが嬉しい。息子も大きくなり、最近香織とはセックスをしていなかったので、キスしただけで火がついた感じになってしまった。そのまま香織を抱きしめて、そのデカい胸を揉み始めると、
『ダメだよぉ。もう二人が来るよ?』
と、香織も言っていることとは違い、まんざらでもない感じである。そして私は、もう一度妻にキスをしようとしたが、そこでインターフォンが鳴った。
僕と香織は、そのタイミングの良さに思わず顔を見合わせて笑ってしまう。
『続きは夜ね♡』
そんな風に可愛らしく言ってくれる香織。僕は、興奮したまま下條さんたちを出迎える形になった。それが結果的に、その後の展開に影響したのだと思う。
〚浩次さん、こんにちは。お邪魔します。〛
落ち着いた感じで挨拶をして部屋に上がってくる下條彩美(しもじょう・あやみ:34歳)さん。僕は《相変わらず美人だな。》と思いながら、興奮していることもあってか、私は彼女とセックスしたいなと思ってしまった。彩美さんは白のブラウスに、膝より少し短いスカートを穿いている。いつも通りの清楚な感じの装いだ。
それに対して香織は、白のホットパンツにヘソがチラチラ見えてしまうようなTシャツを着た格好。自分の妻ながら、ビッチっぽい格好だなと思う。
〔香織ちゃん、相変わらず綺麗な脚だねw〕
下條秀俊(しもじょう・ひでとし:36歳)さんは、香織の脚を見てニヤニヤと笑いながら言う。本当に嬉しそうだ。
『ありがと〜。わたしの場合は、脚くらい出さないとダメだからねw』
って、いいながら香織も自信のある脚を褒められて嬉しそうだった。 第3話へ
2017/10/22
第1話
今日は、そんな仲の良い夫婦同士で、僕(関口正志:せきぐち・まさし:36歳)の家でホームパーティーをすることになった。ホームパーティーとは言っても、簡単な料理にワインやビールを飲むという、どちらかというと飲み会に近いものだが、月に1〜2回程度はそんな事をしている。でも、いつもは子供もいるので、それほど遅くまで飲んだりはしない。今日はお互いに子供達もいないので、時間を気にせずに飲むことが出来るなと思っていた。
「ごめんな。結婚記念日なのに、二人きりじゃなくて。」
僕は、本気でそんな事を妻(関口香織:せきぐち・かおり:34歳)に言った。
『え? 別にいいよ〜。だって、彩美ちゃんとかと一緒の方が楽しいじゃん。』
香織は、本心でそう言っている。結婚して10年も経つと、結婚記念日といっても胸がときめく事もないのかもしれない。少し残念というか、寂しいと感じていると、急に香織が抱きついてキスをしてくれた。
『彩美ちゃんたちが帰ったら、二人きりでいっぱいしちゃおうね♡』
って、香織は頬を赤くして照れながら言った。僕は、香織の中にそんな可愛らしい部分がまだまだ残っているのが嬉しい。息子も大きくなり、最近香織とはセックスをしていなかったので、キスしただけで火がついた感じになってしまった。そのまま香織を抱きしめて、そのデカい胸を揉み始めると、
『ダメだよぉ。もう二人が来るよ?』
と、香織も言っていることとは違い、まんざらでもない感じである。そして私は、もう一度妻にキスをしようとしたが、そこでインターフォンが鳴った。
僕と香織は、そのタイミングの良さに思わず顔を見合わせて笑ってしまう。
『続きは夜ね♡』
そんな風に可愛らしく言ってくれる香織。僕は、興奮したまま下條さんたちを出迎える形になった。それが結果的に、その後の展開に影響したのだと思う。
〚浩次さん、こんにちは。お邪魔します。〛
落ち着いた感じで挨拶をして部屋に上がってくる下條彩美(しもじょう・あやみ:34歳)さん。僕は《相変わらず美人だな。》と思いながら、興奮していることもあってか、私は彼女とセックスしたいなと思ってしまった。彩美さんは白のブラウスに、膝より少し短いスカートを穿いている。いつも通りの清楚な感じの装いだ。
それに対して香織は、白のホットパンツにヘソがチラチラ見えてしまうようなTシャツを着た格好。自分の妻ながら、ビッチっぽい格好だなと思う。
〔香織ちゃん、相変わらず綺麗な脚だねw〕
下條秀俊(しもじょう・ひでとし:36歳)さんは、香織の脚を見てニヤニヤと笑いながら言う。本当に嬉しそうだ。
『ありがと〜。わたしの場合は、脚くらい出さないとダメだからねw』
って、いいながら香織も自信のある脚を褒められて嬉しそうだった。 第3話へ
2017/10/22
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第5話
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第5話
第4話
「ああ・・・いいよ。」
僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)は応えた。
『じゃあ、言うわねえ。』
妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)はもともと、隠し事を出来ない性分だった。
『デートがしたいの。』
《女性だけの職場だけに知り合う男性は数少ないはずです。貞淑な妻がデートしたいと思う男はいったい、誰なんだろう?》と興味が沸きました。
『幼稚園に来る教材関係の人なの。』
「?」
妻の職場のことはよくわからない。
『先生方っていっぱいいるのに、わたしだけこっそりお誘いしてきているのよ。』
少し、真澄は自慢げでした。
「へえ・・・ママが綺麗だからかな。」
と、僕は話のわかる態度を見せます。
『うふふ、そうかな。』
まんざらでもなさそうでした。
『でも、パパに内緒ごとは嫌だし、それに噂になっても困るからね・・・断わり続けてはいたんだけどパパがいいっていうならお食事くらいならつきあってもいいかなって思ってね。』
「知らなかったよ。」妻の側面を見た気持でした。 『それは、「知るわけないでしょ。誰にも言ってないもの。」って幾分、頬が紅潮・・・「独身なの?」どんな男だか気になるものです。
『バツイチの人。三つ年上の37歳かな。』
「詳しいね、どうしてなの?」
『先生の中にそういったことに詳しい人がいるのよ。』
《なるほどね・・・》
「ママはその人のことはどう思っているの?」
『う・・・ん、どちらかというとわたしのタイプかな。』
妻は恥ずかしそうな顔。
《夫という僕がいるのにかよ》嫉妬心が沸きました。
『わたしだってたまにはパパ以外の男性と食事くらいならしてみたいもん。』
妻が意外と積極的で僕は複雑な心境になりました。 第6話に
2017/10/27
第4話
「ああ・・・いいよ。」
僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)は応えた。
『じゃあ、言うわねえ。』
妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)はもともと、隠し事を出来ない性分だった。
『デートがしたいの。』
《女性だけの職場だけに知り合う男性は数少ないはずです。貞淑な妻がデートしたいと思う男はいったい、誰なんだろう?》と興味が沸きました。
『幼稚園に来る教材関係の人なの。』
「?」
妻の職場のことはよくわからない。
『先生方っていっぱいいるのに、わたしだけこっそりお誘いしてきているのよ。』
少し、真澄は自慢げでした。
「へえ・・・ママが綺麗だからかな。」
と、僕は話のわかる態度を見せます。
『うふふ、そうかな。』
まんざらでもなさそうでした。
『でも、パパに内緒ごとは嫌だし、それに噂になっても困るからね・・・断わり続けてはいたんだけどパパがいいっていうならお食事くらいならつきあってもいいかなって思ってね。』
「知らなかったよ。」妻の側面を見た気持でした。 『それは、「知るわけないでしょ。誰にも言ってないもの。」って幾分、頬が紅潮・・・「独身なの?」どんな男だか気になるものです。
『バツイチの人。三つ年上の37歳かな。』
「詳しいね、どうしてなの?」
『先生の中にそういったことに詳しい人がいるのよ。』
《なるほどね・・・》
「ママはその人のことはどう思っているの?」
『う・・・ん、どちらかというとわたしのタイプかな。』
妻は恥ずかしそうな顔。
《夫という僕がいるのにかよ》嫉妬心が沸きました。
『わたしだってたまにはパパ以外の男性と食事くらいならしてみたいもん。』
妻が意外と積極的で僕は複雑な心境になりました。 第6話に
2017/10/27
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第12話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第12話
第11話
突然に、浴室のドアが開いた。僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は咄嗟の出来事に“えっ?!”となる。妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が『真悟君! 凄い!』って笑う。僕の男性自身は勃起したままだったから、天音に完全に直視されていた。「どうしたの?」と尋ねるのがやっとだった。『今、変なこと考えてたでしょ? 私のことかな?』って、裸の天音が問う。
「いや、そんな、なんにも・・・。」と言うものの、しっかりと今度は天音に握られた。僕が《性癖》を告白してから、以前は交際中も結婚してからも、どちらかというと“亭主関白(家庭内で、夫が支配権を持っていること。)”だったのが、徐々に妻との力関係が逆転してきた。
『朝から元気でうれしいわ。』って笑いながら扱(しご)き出す。「だめだよ。そんなことしちゃ。」と天音の手を押さえた。『洗ってあげる。とボディシャンプーで全身につける。漸く落ち着いた僕も反撃に出た。シャワーを乳房に思い切りかけた。『やだ。くすぐったいよ。』ってふざけ合うことになる。
《くよくよしても仕方ないわ》と思った。でも、【キス】のことはもう少しあとにしよう。ところで天音は最近の夫の告白に、最初は戸惑いがあったが、インターネットでこっそり調べていくうちに、そうした“寝取らせのような性癖”の持ち主が案外多いという事実に驚いた。《真悟君がそれほど特別じゃないんだ》(もちろん社会の少数派には違いない。)《決して妻や恋人が嫌いではないのだ。逆に好きすぎて、愛している人を他人に抱かせることに快感を持つらしい》
そうした性癖をすこし理解しても、その気持ちはよく分からなかった。でも1カ月前あたりから真悟君が少し元気になったので、それは精神的に落ち込んでいた原因を私に話し、楽になったのと、やはり“性癖の告白”が彼の心身に良い方に影響したのだろう。
正直に言えば、この2年余りは大変だった。特に退院してからの半年は真悟君が精神的に【壊れる】のではと懼(おそ)れた。あまりの落ち込み様に、【自殺する】ことが毎日毎日が心配だった。経済的なこともあったし、彼がご両親の手助けを嫌がった(自分の弱さを親といえども見せたくなかったらしい。)のである。私は心配ではあったがそれでも会社へいかざるを得なかった。
途中で家に電話をしてもメールをしても真悟君は出ようとはしなかった。それほど神経が参っていたのです。当然なことにセックスもなかったけど、その頃はそれどころではなかった。ようやく1年が過ぎたころから彼の体調が回復をしてくる。並行してセックスも完全なかたちではなかったが、出来るようになった。不満がなかったと言えば嘘になるが、真悟君の健康の方が気にかかっていた。 第13話へ
2017/10/31
第11話
突然に、浴室のドアが開いた。僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は咄嗟の出来事に“えっ?!”となる。妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が『真悟君! 凄い!』って笑う。僕の男性自身は勃起したままだったから、天音に完全に直視されていた。「どうしたの?」と尋ねるのがやっとだった。『今、変なこと考えてたでしょ? 私のことかな?』って、裸の天音が問う。
「いや、そんな、なんにも・・・。」と言うものの、しっかりと今度は天音に握られた。僕が《性癖》を告白してから、以前は交際中も結婚してからも、どちらかというと“亭主関白(家庭内で、夫が支配権を持っていること。)”だったのが、徐々に妻との力関係が逆転してきた。
『朝から元気でうれしいわ。』って笑いながら扱(しご)き出す。「だめだよ。そんなことしちゃ。」と天音の手を押さえた。『洗ってあげる。とボディシャンプーで全身につける。漸く落ち着いた僕も反撃に出た。シャワーを乳房に思い切りかけた。『やだ。くすぐったいよ。』ってふざけ合うことになる。
《くよくよしても仕方ないわ》と思った。でも、【キス】のことはもう少しあとにしよう。ところで天音は最近の夫の告白に、最初は戸惑いがあったが、インターネットでこっそり調べていくうちに、そうした“寝取らせのような性癖”の持ち主が案外多いという事実に驚いた。《真悟君がそれほど特別じゃないんだ》(もちろん社会の少数派には違いない。)《決して妻や恋人が嫌いではないのだ。逆に好きすぎて、愛している人を他人に抱かせることに快感を持つらしい》
そうした性癖をすこし理解しても、その気持ちはよく分からなかった。でも1カ月前あたりから真悟君が少し元気になったので、それは精神的に落ち込んでいた原因を私に話し、楽になったのと、やはり“性癖の告白”が彼の心身に良い方に影響したのだろう。
正直に言えば、この2年余りは大変だった。特に退院してからの半年は真悟君が精神的に【壊れる】のではと懼(おそ)れた。あまりの落ち込み様に、【自殺する】ことが毎日毎日が心配だった。経済的なこともあったし、彼がご両親の手助けを嫌がった(自分の弱さを親といえども見せたくなかったらしい。)のである。私は心配ではあったがそれでも会社へいかざるを得なかった。
途中で家に電話をしてもメールをしても真悟君は出ようとはしなかった。それほど神経が参っていたのです。当然なことにセックスもなかったけど、その頃はそれどころではなかった。ようやく1年が過ぎたころから彼の体調が回復をしてくる。並行してセックスも完全なかたちではなかったが、出来るようになった。不満がなかったと言えば嘘になるが、真悟君の健康の方が気にかかっていた。 第13話へ
2017/10/31
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その1(11)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その1(11)
第二章その5(10)
黒沢(雅之:くろさわ・まさゆき:45歳)さんとの打ち合わせが終わってから一週間が過ぎ、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)にとって念願の日が訪れます。今日は土曜日。 朝起きて外を見やると、あいにくの雨模様・・・しとしと、細かい雨が降っていました。
先日来、全国各地で大雨注意報が出ていたので仕方ありませんが、部屋の中にいても肌寒いほどです。うっとうしい鈍色の空に、じと~っとした湿っぽさ・・・何だか、心の中で引き摺っている私の後ろめたい気持ちにぴったりのような気がしました。
窓を開け、新聞を広げていると、台所から匂ってくる焼き魚とネギの香り・・・相も変らぬ朝食前のひとコマですが、トントンという包丁の音にしみじみとしたものを感じます。
《 二 ~ 三日前に食べた魚もおいしかったが、今日の朝食はシメサバの炙りか、 ハマチ焼きか? いつもながら食べ物は、どこで誰と食べるよりも、やっぱり、妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)がつくってくれた手料理に限る・・・》
でも、心なしか、台所から聞こえてくる包丁の音が、普段より小気味よく感じられるのは気のせいでしょうか?まさか、うきうきルンルンではないと思いますが、私が思っているのと同じように妻にしても、今夜のことが、ふっと脳裏をかすめているに違いありません。しかし、面と向かって、そのことは口にしない方がいいのでしょう。今夜のことは、もう十分に、お互いが合点しているはずなのですから・・・。
待ち合わせの場所は、私たちの住んでいる所から車で一時間ばかり離れた街の住宅街でした。ここにあるレストランで夕食を済ませてから、その後車をちょっと走らせて、ホテルへ向かうことになっています。黒沢さんを待っている間、色々、妻が私に話しかけてきますが、心の中には重たいものがあって、口からは生返事しか出てきませんでした。
ホテルの部屋に入ったら、今、私の隣にいる妻の傍には黒沢さんがいることになるのだと
思うと、自然に、黙りこみたくなってしまうのです。恐らく、妻にしても、気になることがいっぱいあるとは思いますが、あれこれ 無理して私に話しかけてくるところを見ていると、私より数段、人間ができているとしか思えません。
妻との時間を持て余しているうちに、〔やあ、お待たせ。〕と、ようやく、黒沢さんがにっこり笑いながらやってきました。パールライラックのシャツに、バイオレット色のジャケットをひっかけています。妻好みの色をさらっと着こなしているところを見ると、密かに期するところがあるのでしょう。
〔お久しぶりです。お元気そうで・・・。〕
私たちの向かいの席に着いた黒沢さんが、妻に声をかけてきました。
『こんばんは・・。』
黒沢さんの顏を見ないまま、妻の芳恵が、遠慮がちに小さな会釈をおくる。 第三章その2(12)へ
2017/11/05
第二章その5(10)
黒沢(雅之:くろさわ・まさゆき:45歳)さんとの打ち合わせが終わってから一週間が過ぎ、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)にとって念願の日が訪れます。今日は土曜日。 朝起きて外を見やると、あいにくの雨模様・・・しとしと、細かい雨が降っていました。
先日来、全国各地で大雨注意報が出ていたので仕方ありませんが、部屋の中にいても肌寒いほどです。うっとうしい鈍色の空に、じと~っとした湿っぽさ・・・何だか、心の中で引き摺っている私の後ろめたい気持ちにぴったりのような気がしました。
窓を開け、新聞を広げていると、台所から匂ってくる焼き魚とネギの香り・・・相も変らぬ朝食前のひとコマですが、トントンという包丁の音にしみじみとしたものを感じます。
《 二 ~ 三日前に食べた魚もおいしかったが、今日の朝食はシメサバの炙りか、 ハマチ焼きか? いつもながら食べ物は、どこで誰と食べるよりも、やっぱり、妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)がつくってくれた手料理に限る・・・》
でも、心なしか、台所から聞こえてくる包丁の音が、普段より小気味よく感じられるのは気のせいでしょうか?まさか、うきうきルンルンではないと思いますが、私が思っているのと同じように妻にしても、今夜のことが、ふっと脳裏をかすめているに違いありません。しかし、面と向かって、そのことは口にしない方がいいのでしょう。今夜のことは、もう十分に、お互いが合点しているはずなのですから・・・。
待ち合わせの場所は、私たちの住んでいる所から車で一時間ばかり離れた街の住宅街でした。ここにあるレストランで夕食を済ませてから、その後車をちょっと走らせて、ホテルへ向かうことになっています。黒沢さんを待っている間、色々、妻が私に話しかけてきますが、心の中には重たいものがあって、口からは生返事しか出てきませんでした。
ホテルの部屋に入ったら、今、私の隣にいる妻の傍には黒沢さんがいることになるのだと
思うと、自然に、黙りこみたくなってしまうのです。恐らく、妻にしても、気になることがいっぱいあるとは思いますが、あれこれ 無理して私に話しかけてくるところを見ていると、私より数段、人間ができているとしか思えません。
妻との時間を持て余しているうちに、〔やあ、お待たせ。〕と、ようやく、黒沢さんがにっこり笑いながらやってきました。パールライラックのシャツに、バイオレット色のジャケットをひっかけています。妻好みの色をさらっと着こなしているところを見ると、密かに期するところがあるのでしょう。
〔お久しぶりです。お元気そうで・・・。〕
私たちの向かいの席に着いた黒沢さんが、妻に声をかけてきました。
『こんばんは・・。』
黒沢さんの顏を見ないまま、妻の芳恵が、遠慮がちに小さな会釈をおくる。 第三章その2(12)へ
2017/11/05
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その2(12)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その2(12)
第三章その1(11)
かって、体を重ねたことがある相手(黒沢雅之:くろさわ・まさゆき:45歳)と久しぶりに再会した喜び・・・妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)の心がときめいていることは間違いないでしょうが、これまでの疎遠が故に、最初にどんなことを話そうか迷っている風に見えました。きっと何か、あの時の二人に戻れるきっかけになるような言葉を探しているのでしょう。
〔久しぶりです。こうやって、三人で話すのも・・・・。〕
『そうですね。黒沢さんも、お忙しいんでしょ?』
〔貧乏暇なしですから。たまには、あなたのような綺麗な女性の顏も見たくなりますよ。〕
『まっ! もっと若くてきれいな方が周りにいっぱいいらっしゃるんでしょう? でも、そんな言葉聞くの、何年ぶりかしら?』
〔何年ぶりってことは、ないでしょ? 時々、聞いてるんでしょう? 。〕
『うふっ、勝手に、そんなこと想像するのっておもしろいでしょ? しばらく、楽しめますものね。』
どきっとするようなことを言われて、顏に動揺の色が走るかと思ったら、さらっと受け流す妻・・・そのような受け答えができるということは、一度ならず関係を結んだ相手なればこその安堵があるのでしょう。
〔この前お会いしたのは、確か・・・梅の花が咲いている頃でしたから、あれからほぼ一年半ぶりですか? 長い間お会いしていないと、何だか体つきまで変わってきたような気がしますが・・・。〕
『そう思われても仕方ありませんね。いつまでも若くはないんですから・・。』
〔でも、色っぽさだけは変わっていませんよ。〕
『相変わらずお優しいんですね。まだ、そんな風に見てくださるなんて・・・・黒沢さんも、その後いろいろおありだったんでしょう
逢瀬も三度目ともなれば、次第に会話が滑らかになっていきました。互いの気心が通い合っているのを確かめ終えた二人の会話が、しっとりしたものに変わっていきます。
〔ご主人(山下一雄:やました・かずお:49歳)からお聞ききになっていると思いますが、今夜は三人一緒ってことで、だいじょうぶですか?〕
『はい、どんな風になるかは知れませんが、心に決めています。すべて、黒沢さんにお任せしようって思っています。』
〔そんなこと、おっしゃってはだめでしょう。ご主人の前なのに・・・。〕
『そうですが、この前、念を押されましたの。お部屋に入ったら、黒沢さんがわたしのご主人なんだって・・・だから、きっと、後悔なんてしていないと思いますわ。』
二人の話を聞いていても、私(山下一雄)が口を挟んだり、相槌を打ったりするような隙間がなくて、何だか、傍らに“おいてけぼり”にされている気分です。黒沢さんの前だからでしょうか、何だか妻は、遣う言葉の口調まで改まったように思え、耳に入ってくる言葉が、白々しく聞こえました。 第三章その3(13)へ
2017/11/06
第三章その1(11)
かって、体を重ねたことがある相手(黒沢雅之:くろさわ・まさゆき:45歳)と久しぶりに再会した喜び・・・妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)の心がときめいていることは間違いないでしょうが、これまでの疎遠が故に、最初にどんなことを話そうか迷っている風に見えました。きっと何か、あの時の二人に戻れるきっかけになるような言葉を探しているのでしょう。
〔久しぶりです。こうやって、三人で話すのも・・・・。〕
『そうですね。黒沢さんも、お忙しいんでしょ?』
〔貧乏暇なしですから。たまには、あなたのような綺麗な女性の顏も見たくなりますよ。〕
『まっ! もっと若くてきれいな方が周りにいっぱいいらっしゃるんでしょう? でも、そんな言葉聞くの、何年ぶりかしら?』
〔何年ぶりってことは、ないでしょ? 時々、聞いてるんでしょう? 。〕
『うふっ、勝手に、そんなこと想像するのっておもしろいでしょ? しばらく、楽しめますものね。』
どきっとするようなことを言われて、顏に動揺の色が走るかと思ったら、さらっと受け流す妻・・・そのような受け答えができるということは、一度ならず関係を結んだ相手なればこその安堵があるのでしょう。
〔この前お会いしたのは、確か・・・梅の花が咲いている頃でしたから、あれからほぼ一年半ぶりですか? 長い間お会いしていないと、何だか体つきまで変わってきたような気がしますが・・・。〕
『そう思われても仕方ありませんね。いつまでも若くはないんですから・・。』
〔でも、色っぽさだけは変わっていませんよ。〕
『相変わらずお優しいんですね。まだ、そんな風に見てくださるなんて・・・・黒沢さんも、その後いろいろおありだったんでしょう
逢瀬も三度目ともなれば、次第に会話が滑らかになっていきました。互いの気心が通い合っているのを確かめ終えた二人の会話が、しっとりしたものに変わっていきます。
〔ご主人(山下一雄:やました・かずお:49歳)からお聞ききになっていると思いますが、今夜は三人一緒ってことで、だいじょうぶですか?〕
『はい、どんな風になるかは知れませんが、心に決めています。すべて、黒沢さんにお任せしようって思っています。』
〔そんなこと、おっしゃってはだめでしょう。ご主人の前なのに・・・。〕
『そうですが、この前、念を押されましたの。お部屋に入ったら、黒沢さんがわたしのご主人なんだって・・・だから、きっと、後悔なんてしていないと思いますわ。』
二人の話を聞いていても、私(山下一雄)が口を挟んだり、相槌を打ったりするような隙間がなくて、何だか、傍らに“おいてけぼり”にされている気分です。黒沢さんの前だからでしょうか、何だか妻は、遣う言葉の口調まで改まったように思え、耳に入ってくる言葉が、白々しく聞こえました。 第三章その3(13)へ
2017/11/06
中Ⅱ25[お願いします。]第3話
中Ⅱ25[お願いします。]第3話
第2話
〚あなた、顔がにやけすぎよ。〛って、下條彩美(しもじょう・あやみ:34歳)さんが、優しくたしなめる。こんな感じのやりとりは、いつものことだ。でも、今日は僕(関口正志:せきぐち・まさし:36歳)の興奮が大きすぎたのか、エロい妄想が止まらない。そして、いつものように妻達二人がキッチンに行き料理を始める。二人とも慣れた動きで料理をしながら、楽しそうに会話をして盛り上がっている。
僕と下條秀俊(しもじょう・ひでとし:36歳)さんは、とりあえずリビングでソファに座り、ビールを飲み始めた。もう気心も知れているので、最初から下ネタっぽい話が始まる。
〔マサちゃんのとこって、エッチしてる? ウチ、気がついたら半年位してないんだよね(笑)。〕
秀俊さんは、苦笑いしながら言う。
「いや、ウチもですよ。子供がいるとそうなっちゃういますよね。」
僕がそう答える。歳は一緒でも秀俊さんの方が学年は上なので、何となく僕は丁寧語みたいな感じのしゃべり方になる。
〔だよね〜(笑)。でも、妻はどうしてるんだろう? 俺達は自己処理するじゃん? 実はオナニーとかしてるのかな?〕
秀俊さんは笑いながら結構な下ネタを言い続けた。
「案外浮気とかしてるんじゃないんですか(笑)。」
冗談で僕が言うと、
〔それはそれでありかも(笑)。すっげぇ興奮する(笑)。でも、それはないだろうな〜。〕
と、残念そうに言う。妻が浮気していないことを残念そうに言うのもどうかと思うが、軽い寝取られ性癖の秀俊さんにとっては、そんな想像も興奮に繋がるのだと思う。
〔マサちゃん、彩美のこと抱いてみる?〕
ストレートに聞いてくる秀俊さん。いつもの冗談だ。でも、今日は僕は最初から興奮していたので、
「是非!」
と、いつもとは違う返答をしてしまった。秀俊さんもいつもとは違う僕のリアクションに、ちょっと驚いた顔をしたが、
「マジで? やっちゃう?」
と、興奮した顔で言った。
『なに話してるの〜(笑) 悪巧みでしょ(笑)』
妻(関口香織:せきぐち・かおり:34歳)が料理を運びながら、僕達に話しかけてくる。
「い、いや、なんでもないよ・・。」
動揺してしまった僕は、口ごもりながら答えた。
『どうせエッチな話でしょ(笑)。 もう出来たから、座ってね〜。』
香織は、ニヤニヤ笑いながら言う。何となく見透かされている気がする。だが、さすがに彩美さんの事を抱く抱かないの話をしているとは気がついていないはずだ。 第4話へ
2017/11/12
第2話
〚あなた、顔がにやけすぎよ。〛って、下條彩美(しもじょう・あやみ:34歳)さんが、優しくたしなめる。こんな感じのやりとりは、いつものことだ。でも、今日は僕(関口正志:せきぐち・まさし:36歳)の興奮が大きすぎたのか、エロい妄想が止まらない。そして、いつものように妻達二人がキッチンに行き料理を始める。二人とも慣れた動きで料理をしながら、楽しそうに会話をして盛り上がっている。
僕と下條秀俊(しもじょう・ひでとし:36歳)さんは、とりあえずリビングでソファに座り、ビールを飲み始めた。もう気心も知れているので、最初から下ネタっぽい話が始まる。
〔マサちゃんのとこって、エッチしてる? ウチ、気がついたら半年位してないんだよね(笑)。〕
秀俊さんは、苦笑いしながら言う。
「いや、ウチもですよ。子供がいるとそうなっちゃういますよね。」
僕がそう答える。歳は一緒でも秀俊さんの方が学年は上なので、何となく僕は丁寧語みたいな感じのしゃべり方になる。
〔だよね〜(笑)。でも、妻はどうしてるんだろう? 俺達は自己処理するじゃん? 実はオナニーとかしてるのかな?〕
秀俊さんは笑いながら結構な下ネタを言い続けた。
「案外浮気とかしてるんじゃないんですか(笑)。」
冗談で僕が言うと、
〔それはそれでありかも(笑)。すっげぇ興奮する(笑)。でも、それはないだろうな〜。〕
と、残念そうに言う。妻が浮気していないことを残念そうに言うのもどうかと思うが、軽い寝取られ性癖の秀俊さんにとっては、そんな想像も興奮に繋がるのだと思う。
〔マサちゃん、彩美のこと抱いてみる?〕
ストレートに聞いてくる秀俊さん。いつもの冗談だ。でも、今日は僕は最初から興奮していたので、
「是非!」
と、いつもとは違う返答をしてしまった。秀俊さんもいつもとは違う僕のリアクションに、ちょっと驚いた顔をしたが、
「マジで? やっちゃう?」
と、興奮した顔で言った。
『なに話してるの〜(笑) 悪巧みでしょ(笑)』
妻(関口香織:せきぐち・かおり:34歳)が料理を運びながら、僕達に話しかけてくる。
「い、いや、なんでもないよ・・。」
動揺してしまった僕は、口ごもりながら答えた。
『どうせエッチな話でしょ(笑)。 もう出来たから、座ってね〜。』
香織は、ニヤニヤ笑いながら言う。何となく見透かされている気がする。だが、さすがに彩美さんの事を抱く抱かないの話をしているとは気がついていないはずだ。 第4話へ
2017/11/12
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第6話
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第6話
第5話
「もしも、食事が終わってそれ以上を求められたらどうする?」僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)は《妻が何人もいる同僚のなかでは一番、綺麗で色香があるから狙われた》と思いました。『もう・・・すぐそういうふうに思うんだから、そんなじゃないわ、真面目で感じいい人よ。でもね、もしも誘われたっていかないもの、わたしってそんなに軽くないからね。』って、妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)が相手を弁護するのです。
「わかった、食事、行っておいでよ。」と、僕は話の分かる態度を見せるものの内心は嫉妬と不安でドキドキしていました。《・・・もし食事の後にホテルなんかに誘われたら妻はどうするんだろうか・・・》結婚前に5年間の交際。結婚して10年経ちますので15年一緒にいると夫婦である以上に友だち感覚なところもある仲の良い二人です。
それにしても、いつの間にか妻が変わっていたことに戸惑いますが、一方では愛する妻が他の男性に抱かれる姿を見てみたいという願望が日々高まっていました。しかし、僕以外の男性を知らない無垢な妻をスワッピングという世界へ導くにはそう簡単にいくはずもなく妻の好きにさせる一つが好みの男性と二人っきりで食事することなのです。
どうなるか、わからないけれど妻の行動はスワッピングへの早道と思った。ここのところ倦怠期でご無沙汰だった夫婦生活に嫉妬の炎が燃え始めたせいか、週に2.3度もするようになり妻は日々、艶っぽくなっていきます。『ねえ、最近のパパって頑張ってるね。昔に戻ったみたい。』って、やはりセックスはしないよりはしたほうがいいみたいです。
「うん、正直いうとね、ママを抱いているときに誰かにこうして同じような抱かれていることを想像しちゃうとなぜか元気になるんだよ。」と、目を閉じて恍惚としている真澄の綺麗な顔を見ているとそう、考えてしまったのは本当でした。『また、そんなこと言ってる、いやらしい。』って、上手にかわされてしまいます。
『わたしが他の人に抱かれることを想像しているの? 変態さんね。それに誰かって誰よ?』って妻が問いかけました。「それは・・教材の人とかさ、やっぱり食事だけで済まないだろ?」《今、思い当たるのはこの男だけです。》
『馬鹿ね、食事だけよ、それ以上のことはないわ。』
「ところで食事にはまだ行かないの?」
『そのうち、行くつもりよ。』
結婚して以来、今まで妻とはこんな話をしたくてもできなかっただけにオープンに話し合える嬉しさから一段と夫婦仲が親密になっていきます。それから1カ月近くたちましたが、妻には一向に出かける気配もなく忘れかけようとしていました。 第7話に
2017/11/12
第5話
「もしも、食事が終わってそれ以上を求められたらどうする?」僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)は《妻が何人もいる同僚のなかでは一番、綺麗で色香があるから狙われた》と思いました。『もう・・・すぐそういうふうに思うんだから、そんなじゃないわ、真面目で感じいい人よ。でもね、もしも誘われたっていかないもの、わたしってそんなに軽くないからね。』って、妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)が相手を弁護するのです。
「わかった、食事、行っておいでよ。」と、僕は話の分かる態度を見せるものの内心は嫉妬と不安でドキドキしていました。《・・・もし食事の後にホテルなんかに誘われたら妻はどうするんだろうか・・・》結婚前に5年間の交際。結婚して10年経ちますので15年一緒にいると夫婦である以上に友だち感覚なところもある仲の良い二人です。
それにしても、いつの間にか妻が変わっていたことに戸惑いますが、一方では愛する妻が他の男性に抱かれる姿を見てみたいという願望が日々高まっていました。しかし、僕以外の男性を知らない無垢な妻をスワッピングという世界へ導くにはそう簡単にいくはずもなく妻の好きにさせる一つが好みの男性と二人っきりで食事することなのです。
どうなるか、わからないけれど妻の行動はスワッピングへの早道と思った。ここのところ倦怠期でご無沙汰だった夫婦生活に嫉妬の炎が燃え始めたせいか、週に2.3度もするようになり妻は日々、艶っぽくなっていきます。『ねえ、最近のパパって頑張ってるね。昔に戻ったみたい。』って、やはりセックスはしないよりはしたほうがいいみたいです。
「うん、正直いうとね、ママを抱いているときに誰かにこうして同じような抱かれていることを想像しちゃうとなぜか元気になるんだよ。」と、目を閉じて恍惚としている真澄の綺麗な顔を見ているとそう、考えてしまったのは本当でした。『また、そんなこと言ってる、いやらしい。』って、上手にかわされてしまいます。
『わたしが他の人に抱かれることを想像しているの? 変態さんね。それに誰かって誰よ?』って妻が問いかけました。「それは・・教材の人とかさ、やっぱり食事だけで済まないだろ?」《今、思い当たるのはこの男だけです。》
『馬鹿ね、食事だけよ、それ以上のことはないわ。』
「ところで食事にはまだ行かないの?」
『そのうち、行くつもりよ。』
結婚して以来、今まで妻とはこんな話をしたくてもできなかっただけにオープンに話し合える嬉しさから一段と夫婦仲が親密になっていきます。それから1カ月近くたちましたが、妻には一向に出かける気配もなく忘れかけようとしていました。 第7話に
2017/11/12
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第7話
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第7話
第6話
妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)はいつも朝の出勤時にはトレーナー姿で出かけるのが日課でしたが、この日は違っていてスカートやワンピースなどを何度も着替えていました。「あれ、今日はどこかへ行くの?」 僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)が尋ねると、『ええ、幼稚園の先生同士の地区会議があるの、今回は主任のわたしの番なのよね。』って、妻はドレッサーの前で念入りなメイクをして鏡に写る顔で答えます。
妻の真澄はドキっとするほど綺麗な顔でした。衣服を選ぶのに散々迷ったあげくに清楚な白のワンピースに決めるとそれに似合う薄手のシルク生地のようなショーツを身につけます。後ろ姿を黙って見ているとセクシーな他人妻がいるようで抱きしめたくなるほどでした。
『どう、似合う?』ってスカートをたくしあげてストッキングを履く姿は脚フェチの僕にはとっても刺激的です。「まるで誰かとデートしに行くみたいだね」とぼけて聞きました。 『・・・うん、会議が終わった後は休暇届けを出してきたの。』真面目な妻なのです。
「そ、そうなの? 前に言ってた教材の人と食事かな?」
『いやだぁ・・・覚えてたの?』
《やはりそうなんだ・・・忘れるわけないだろ。》
「じゃ、帰りは遅くなるね?」平常心で話す自分がそこにいました。『・・・そんなに遅くならないわよ、お食事だけだから、それと子供たちはお義母さんにお願いしてあるからね。』平然と答える妻の仕草が憎い。「まあ、楽しんでおいでよ。」また寛大な言葉をいうものの内心はドキドキしています。『心配しないでよ、早く帰ってくるからね。』そう言いながら妻は出かけて行きました。
子供たちは両親のところで食事して金曜日だからそのまま泊まると母親から電話があります。家には僕一人ぼっちでした。午後10時を過ぎても妻が帰ってくる気配はありませんでした。テレビを見ていてもまったく何を見ているのか記憶がありません。
早めにベッドに入って寝ようとしても妄想が渦巻いて寝られない。
《・・・ひょっとして、今頃、男に抱かれているのかも知れない・・・》
《・・・食事が終わって、飲まされて酔いを冷まそうとラブホテル辺りに誘われて黙ってついていく妻・・・》
ラブホテルに入るなり妻と男が抱きあう姿、そして立ったままキスしている映画のようなシーンが脳裏を駆け巡ります。そして朝着ていったワンピースを脱がされて・・・いや、自分で脱いでいる姿・・・やがて妻と見知らぬ男が全裸で抱き合い上になったり下になったりして激しいセックス行為をする姿態が頭の中で勝手に出来上がってしまうのでした。 第8話に
2017/11/14
第6話
妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)はいつも朝の出勤時にはトレーナー姿で出かけるのが日課でしたが、この日は違っていてスカートやワンピースなどを何度も着替えていました。「あれ、今日はどこかへ行くの?」 僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)が尋ねると、『ええ、幼稚園の先生同士の地区会議があるの、今回は主任のわたしの番なのよね。』って、妻はドレッサーの前で念入りなメイクをして鏡に写る顔で答えます。
妻の真澄はドキっとするほど綺麗な顔でした。衣服を選ぶのに散々迷ったあげくに清楚な白のワンピースに決めるとそれに似合う薄手のシルク生地のようなショーツを身につけます。後ろ姿を黙って見ているとセクシーな他人妻がいるようで抱きしめたくなるほどでした。
『どう、似合う?』ってスカートをたくしあげてストッキングを履く姿は脚フェチの僕にはとっても刺激的です。「まるで誰かとデートしに行くみたいだね」とぼけて聞きました。 『・・・うん、会議が終わった後は休暇届けを出してきたの。』真面目な妻なのです。
「そ、そうなの? 前に言ってた教材の人と食事かな?」
『いやだぁ・・・覚えてたの?』
《やはりそうなんだ・・・忘れるわけないだろ。》
「じゃ、帰りは遅くなるね?」平常心で話す自分がそこにいました。『・・・そんなに遅くならないわよ、お食事だけだから、それと子供たちはお義母さんにお願いしてあるからね。』平然と答える妻の仕草が憎い。「まあ、楽しんでおいでよ。」また寛大な言葉をいうものの内心はドキドキしています。『心配しないでよ、早く帰ってくるからね。』そう言いながら妻は出かけて行きました。
子供たちは両親のところで食事して金曜日だからそのまま泊まると母親から電話があります。家には僕一人ぼっちでした。午後10時を過ぎても妻が帰ってくる気配はありませんでした。テレビを見ていてもまったく何を見ているのか記憶がありません。
早めにベッドに入って寝ようとしても妄想が渦巻いて寝られない。
《・・・ひょっとして、今頃、男に抱かれているのかも知れない・・・》
《・・・食事が終わって、飲まされて酔いを冷まそうとラブホテル辺りに誘われて黙ってついていく妻・・・》
ラブホテルに入るなり妻と男が抱きあう姿、そして立ったままキスしている映画のようなシーンが脳裏を駆け巡ります。そして朝着ていったワンピースを脱がされて・・・いや、自分で脱いでいる姿・・・やがて妻と見知らぬ男が全裸で抱き合い上になったり下になったりして激しいセックス行為をする姿態が頭の中で勝手に出来上がってしまうのでした。 第8話に
2017/11/14
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その3(13)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その3(13)
第三章その2(12)
この場のように、心の中に負い目とときめき・・・・それぞれ、異なる心持ちの三人の男女が顔をそろえると、これから始まることに、胸をときめかせている者どうしの会話が幅を利かせても仕方がないのでしょう。
それに、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)の方が取り違いしているのかもしれないが、黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんが妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)に言った〔だいじょうぶですか?〕という言葉は、多分、私のことが気がかりじゃないかと尋ねているのだと思う。
でも、今夜、枕を並べることになる男の口から出た言葉ともなれば、妻が、その労わりの言葉が自分の方に向いていると思っても不思議ではありません。妻に対するそんな僻(ひが)みが、言葉になって表れるのでしょう。食事中 妻が私に相槌を求めてきても、ついつい、見捨てたような・・ 妻を困らせるような返事しかできませんでした。
そうこうしているうちに、気まずい感じの食事が終わって、私たちはホテルに到着します。宿帳には黒沢さん夫婦の名前を書き、続柄は関係ないが、車二台でやって来たので、もし、何か言われた時は、私は妻の兄ということにしてあった。
黒沢さんが、ホテルのフロントで、チェックインの手続きをしている間、やっと、妻と二人だけになれる時間が訪れます。
《妻と二人っきりになれる時間・・・・そんな貴重な時間は、この先あるはずもない・・・・妻と話すことに制約があるという意味では今もそうかもしれないが、私たちに与えられた部屋に足を一歩踏み入れた時から、夫という私の肩書は、完全に消え失せてしまう》
「もうすぐ、部屋に入るんだけど、心の準備はできてんの?」
『う・・ん、あなたの方こそ、だいじょうぶ? だって、今夜、三人一緒よ。』
「その場になってみないとわからないけど、我慢するさ。」
『そ・・う? わたしは、多分・・・・そうなっても、我慢できないと思う。きっと、あなたにつらい思いをさせるわ。』
「そんなこと、気にしなくていいよ。体が感じるまま、素直になれば・・・。」
『ほんとに、どうなっちゃうか自信がないの・・・・それでもいい?』
「いいさ。それが、俺の願いなんだから・・・。」
『でも、約束・・・・ちゃんと守ってね。』
「おまえの方こそな・・今夜は、黒沢さんが旦那なんだってこと、忘れるなよ。」
『そんな風に思えるかなぁ。だって、これまで、いい人はあなた一人だけだったもん。』
「俺のことは忘れて、再婚したんだって思えよ。」
『うん、そうする。でも、そんな言葉 聞くと、何だか胸がどきどきしてきたわ。』
実際に、妻が再婚するようなことにでもなったとしたら・・・心にぽっかり穴が開いたような状態になることはわかりきっているのに、そんな言葉を妻に投げかける私・・・そして、私のことを愛おしく思いながらも、私との夫婦生活では味わえない、別次元の悦びに身を任せようと心を定めた妻・・・私たちの会話はほんの片言でしたが、これから後に妻との間で交わされた会話に比べれば、とても満たされたものでした。 第三章その4(14)に
2017/11/19
第三章その2(12)
この場のように、心の中に負い目とときめき・・・・それぞれ、異なる心持ちの三人の男女が顔をそろえると、これから始まることに、胸をときめかせている者どうしの会話が幅を利かせても仕方がないのでしょう。
それに、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)の方が取り違いしているのかもしれないが、黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんが妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)に言った〔だいじょうぶですか?〕という言葉は、多分、私のことが気がかりじゃないかと尋ねているのだと思う。
でも、今夜、枕を並べることになる男の口から出た言葉ともなれば、妻が、その労わりの言葉が自分の方に向いていると思っても不思議ではありません。妻に対するそんな僻(ひが)みが、言葉になって表れるのでしょう。食事中 妻が私に相槌を求めてきても、ついつい、見捨てたような・・ 妻を困らせるような返事しかできませんでした。
そうこうしているうちに、気まずい感じの食事が終わって、私たちはホテルに到着します。宿帳には黒沢さん夫婦の名前を書き、続柄は関係ないが、車二台でやって来たので、もし、何か言われた時は、私は妻の兄ということにしてあった。
黒沢さんが、ホテルのフロントで、チェックインの手続きをしている間、やっと、妻と二人だけになれる時間が訪れます。
《妻と二人っきりになれる時間・・・・そんな貴重な時間は、この先あるはずもない・・・・妻と話すことに制約があるという意味では今もそうかもしれないが、私たちに与えられた部屋に足を一歩踏み入れた時から、夫という私の肩書は、完全に消え失せてしまう》
「もうすぐ、部屋に入るんだけど、心の準備はできてんの?」
『う・・ん、あなたの方こそ、だいじょうぶ? だって、今夜、三人一緒よ。』
「その場になってみないとわからないけど、我慢するさ。」
『そ・・う? わたしは、多分・・・・そうなっても、我慢できないと思う。きっと、あなたにつらい思いをさせるわ。』
「そんなこと、気にしなくていいよ。体が感じるまま、素直になれば・・・。」
『ほんとに、どうなっちゃうか自信がないの・・・・それでもいい?』
「いいさ。それが、俺の願いなんだから・・・。」
『でも、約束・・・・ちゃんと守ってね。』
「おまえの方こそな・・今夜は、黒沢さんが旦那なんだってこと、忘れるなよ。」
『そんな風に思えるかなぁ。だって、これまで、いい人はあなた一人だけだったもん。』
「俺のことは忘れて、再婚したんだって思えよ。」
『うん、そうする。でも、そんな言葉 聞くと、何だか胸がどきどきしてきたわ。』
実際に、妻が再婚するようなことにでもなったとしたら・・・心にぽっかり穴が開いたような状態になることはわかりきっているのに、そんな言葉を妻に投げかける私・・・そして、私のことを愛おしく思いながらも、私との夫婦生活では味わえない、別次元の悦びに身を任せようと心を定めた妻・・・私たちの会話はほんの片言でしたが、これから後に妻との間で交わされた会話に比べれば、とても満たされたものでした。 第三章その4(14)に
2017/11/19
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第8話
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第8話
第7話
ベッドに横たわり目を閉じているとその妄想が膨らみ勃起したペニスをパジャマから取り出してしごくと頭のてっぺんから爪先までシビレるような快感が僕を襲ってきていたのです。
《ううう・・・・僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)はいつの間にM夫になっていたのか・・・》
その快感を抑えられずにあっという間に放出してしまうほどで、妻と見知らぬ男とのデートがこれほど強烈な嫉妬で感じるとは思ってもいませんでした。
深夜の12時を廻っても帰ってくる気配がないと今度は不安になっていきます。《ひょっとしたら男と駆け落ちしてこのまま帰ってこないのでないかとか、レイプされているのじゃないのか》とか悪いことばかり考えてしまうのでした。
そんな時、玄関のドアが静かに開く音、そして閉まる音がする。妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)が帰ってきたことがわかると先ほどまでの不安は飛んで僕は慌てて布団をかぶって狸寝入りをしました。
階段を忍び足で上ってくる足音に神経を尖らせます。ここは寛大な素振りを見せないといけない場面であると言い聞かせました。妻が寝室へ入ってきて、僕の顔を覗き込見ますした。
『あら、寝てるの?』
「う・・ん。」
僕は今起きたとばがりに寝ぼけまなこで妻と顔を合わせます。
『ごめんね、起こしちゃった?』
妻は寝ていてほしかったような素振りでした。
「うん、いや・・・今、何時?」
とぼけて聞きます。
『え! うん今は12時半過ぎかな。』
「随分と遅かったね。」
『ええ、食事してから飲みに行っちゃって・・・歌いまくってしまったの・・・。』
「そうだったんだ。楽しかったかい?」僕はわざとアクビをして平静を装って寛大な態度を取り続けました。
『ええ・・とっても・・。』
「いいことあった?」
そう聞きながら僕は心臓の音がバクバクと響いてきます。
『いいことって?』
「例えば・・・キスとかエッチしたとか。」
『バカ、何言ってんの! パパの期待しているようなことなんかありませんよ!』
そう言いながらも妻の顔には若干、焦りが見えたような気がしました。 第9話へ
2017/11/25
第7話
ベッドに横たわり目を閉じているとその妄想が膨らみ勃起したペニスをパジャマから取り出してしごくと頭のてっぺんから爪先までシビレるような快感が僕を襲ってきていたのです。
《ううう・・・・僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)はいつの間にM夫になっていたのか・・・》
その快感を抑えられずにあっという間に放出してしまうほどで、妻と見知らぬ男とのデートがこれほど強烈な嫉妬で感じるとは思ってもいませんでした。
深夜の12時を廻っても帰ってくる気配がないと今度は不安になっていきます。《ひょっとしたら男と駆け落ちしてこのまま帰ってこないのでないかとか、レイプされているのじゃないのか》とか悪いことばかり考えてしまうのでした。
そんな時、玄関のドアが静かに開く音、そして閉まる音がする。妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)が帰ってきたことがわかると先ほどまでの不安は飛んで僕は慌てて布団をかぶって狸寝入りをしました。
階段を忍び足で上ってくる足音に神経を尖らせます。ここは寛大な素振りを見せないといけない場面であると言い聞かせました。妻が寝室へ入ってきて、僕の顔を覗き込見ますした。
『あら、寝てるの?』
「う・・ん。」
僕は今起きたとばがりに寝ぼけまなこで妻と顔を合わせます。
『ごめんね、起こしちゃった?』
妻は寝ていてほしかったような素振りでした。
「うん、いや・・・今、何時?」
とぼけて聞きます。
『え! うん今は12時半過ぎかな。』
「随分と遅かったね。」
『ええ、食事してから飲みに行っちゃって・・・歌いまくってしまったの・・・。』
「そうだったんだ。楽しかったかい?」僕はわざとアクビをして平静を装って寛大な態度を取り続けました。
『ええ・・とっても・・。』
「いいことあった?」
そう聞きながら僕は心臓の音がバクバクと響いてきます。
『いいことって?』
「例えば・・・キスとかエッチしたとか。」
『バカ、何言ってんの! パパの期待しているようなことなんかありませんよ!』
そう言いながらも妻の顔には若干、焦りが見えたような気がしました。 第9話へ
2017/11/25
中Ⅱ8〖溺れる〗第8話
中Ⅱ8〖溺れる〗第8話
第7話
自分のベッドに戻った妻(木内翔子:きうち・しょうこ:46歳)は眠った私(木内啓吾:きうち・けいご:48歳)の横で冴え冴えとしていました。〚勝手な人ね・・・私を置いてけぼりにして・・・もう少しだったのに・・。〛考えずとも、妻は私と郷原俊夫(ごうはら・としお;52歳)の愛撫を比べてしまいます。
郷原には乳首を愛撫されただけで達してしまった。乳首がこんなに感じるとは思ってもいなかったのです。夫のそれは雀が啄ばむ程度にしか感じません。郷原の接吻はストレートグラス一杯にも余る量の唾液を流し込まれ、全身に疼きを走らせたのでした。舌と舌を絡み合わせ、痺れるほど思い切り吸われ、長い舌を差し込まれた時は脳を焼かれる思いです。郷原の唾液、長い舌は、その経験が無い妻にとっては、ペニスに匹敵、いやそれ以上のものだったのでした。夫とのそれはただ唇と唇を、舌と舌を合わせるだけです。勿論、唾液を飲んだ事もありませんでした。 愛する人との行為はそれでも快感をもたらします。しかし、郷原の行為は次元が違いました。妻のメスの本能を掘り起こすのでした。
夫に対し酷い事をしてしまった、すまないと言う思いはあります。しかし、まだ抱かれた訳ではありません。そんな思いより、郷原に植えつけられた快感の残滓(ざんし)の方がはるかに大きいのです。たった一度、口を吸われ、乳首を愛撫されただけでこんなにも変わってしまった。もし郷原に抱かれたら、またどう変わっていくのでしょうか?〚郷原に抱かれてみたい。〛郷原のまだ見ぬペニスに思いを馳せてしまうのです。
明くる朝、目覚めて暫くすると昨夜の事が蘇ってきました。あれが現実の事だとは信じられません。初めての食事で唇と乳房への愛撫を許してしまった、それも会社の上司にです。自分がそんな事をする女だったとはとても信じられません。今考えれば、代行の件にしても、何故断らずに郷原の車に同乗してしまったのか、普段の自分からは想像も出来ない事でした。夫に抱かれた後、郷原と比較してしまった事、郷原を思い描いてしまった事、そんな自分を恥じ入ります。
媚薬を使われたとは知る由もありません。何も知らない人が媚薬を使われても大した効果はない様でした。その状況と“媚薬を飲んだ”と言う本人の意識が効果を高めるのです。妻の場合は“媚薬を飲んだ”意識はなくとも、最高級の料亭の個室での食事、郷原による体へのタッチ、その後のリムジンでの帰宅、それも頼れる上司と二人きりでした。どんな女でも気分が高揚し何がしかの期待感も生まれるでしょう。郷原の接吻がトリガーになり後は頂まで駆け上るだけだったのです。
媚薬の体への効果は3時間程度のものでした。精神の高ぶりはもう少し続くようです。しかし、精神への影響も無くなった今、妻は激しく後悔し、夫の顔を見る事もできません。その日の朝食が終わった後、二人でコーヒーを飲んでいます。妻が淹れたコーヒーはいつもの休みの朝と同じ様に、変わらぬ朝の寛ぎを与えてくれます。 第9話に続く
2017/12/03
第7話
自分のベッドに戻った妻(木内翔子:きうち・しょうこ:46歳)は眠った私(木内啓吾:きうち・けいご:48歳)の横で冴え冴えとしていました。〚勝手な人ね・・・私を置いてけぼりにして・・・もう少しだったのに・・。〛考えずとも、妻は私と郷原俊夫(ごうはら・としお;52歳)の愛撫を比べてしまいます。
郷原には乳首を愛撫されただけで達してしまった。乳首がこんなに感じるとは思ってもいなかったのです。夫のそれは雀が啄ばむ程度にしか感じません。郷原の接吻はストレートグラス一杯にも余る量の唾液を流し込まれ、全身に疼きを走らせたのでした。舌と舌を絡み合わせ、痺れるほど思い切り吸われ、長い舌を差し込まれた時は脳を焼かれる思いです。郷原の唾液、長い舌は、その経験が無い妻にとっては、ペニスに匹敵、いやそれ以上のものだったのでした。夫とのそれはただ唇と唇を、舌と舌を合わせるだけです。勿論、唾液を飲んだ事もありませんでした。 愛する人との行為はそれでも快感をもたらします。しかし、郷原の行為は次元が違いました。妻のメスの本能を掘り起こすのでした。
夫に対し酷い事をしてしまった、すまないと言う思いはあります。しかし、まだ抱かれた訳ではありません。そんな思いより、郷原に植えつけられた快感の残滓(ざんし)の方がはるかに大きいのです。たった一度、口を吸われ、乳首を愛撫されただけでこんなにも変わってしまった。もし郷原に抱かれたら、またどう変わっていくのでしょうか?〚郷原に抱かれてみたい。〛郷原のまだ見ぬペニスに思いを馳せてしまうのです。
明くる朝、目覚めて暫くすると昨夜の事が蘇ってきました。あれが現実の事だとは信じられません。初めての食事で唇と乳房への愛撫を許してしまった、それも会社の上司にです。自分がそんな事をする女だったとはとても信じられません。今考えれば、代行の件にしても、何故断らずに郷原の車に同乗してしまったのか、普段の自分からは想像も出来ない事でした。夫に抱かれた後、郷原と比較してしまった事、郷原を思い描いてしまった事、そんな自分を恥じ入ります。
媚薬を使われたとは知る由もありません。何も知らない人が媚薬を使われても大した効果はない様でした。その状況と“媚薬を飲んだ”と言う本人の意識が効果を高めるのです。妻の場合は“媚薬を飲んだ”意識はなくとも、最高級の料亭の個室での食事、郷原による体へのタッチ、その後のリムジンでの帰宅、それも頼れる上司と二人きりでした。どんな女でも気分が高揚し何がしかの期待感も生まれるでしょう。郷原の接吻がトリガーになり後は頂まで駆け上るだけだったのです。
媚薬の体への効果は3時間程度のものでした。精神の高ぶりはもう少し続くようです。しかし、精神への影響も無くなった今、妻は激しく後悔し、夫の顔を見る事もできません。その日の朝食が終わった後、二人でコーヒーを飲んでいます。妻が淹れたコーヒーはいつもの休みの朝と同じ様に、変わらぬ朝の寛ぎを与えてくれます。 第9話に続く
2017/12/03
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その4(14)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その4(14)
第三章その3(13)
間もなく、チェックインを終えた黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんが戻ってきて、私たちはラウンジからエレベーターに向かいました。その時、黒沢さんの手が妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)の腰に回り、優しくエスコートする。狭い空間で三人一緒に佇んでいる間も、交わす言葉なんてあろうはずもなく、妻は黒沢さんの方に寄り添いがちでした。
部屋に向かう間も、黒沢さんから少し距離を置いて後ろに続く妻の姿が、お似合いの夫婦のように見えてしまう。黒沢さんがドア口にキーカードを差し込むと、小さく灯る緑色のランプ・・・それが、二度と後戻りできない世界へ足を踏み入れることへの警報のように思え、急に、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)は胸の動悸が激しくなってきます。
通路の浴室とクローゼットを横目に、ツインルームに入った。室内を眺め渡すと、ベッドだけがトリプルユースになっています。数十センチの微妙な距離で隔てられた、セミダブルベッドとソファベッド・・・ソファベッドの方は、二台のセミダブルベッドの足元に据えられ、それよりも九十度、向きを変えてありました。《この大きい方のベッドで妻が男の全てを受け入れる・・あぁ・・・ここで、その白い脚を開くのだ・・・その傍の小さなベッドで、妻の恥態をひっそり眺める》と思うと、隣のベッドのかけ布団のしわまでが艶めかしく見えてきます。
あれこれ思いながらも、黒沢さんの傍にちょこんと座っている妻の姿を見ているまた別の
一コマが思い浮かんできました。あの時、相手の男は黒沢さんではなかったが、男がシャワーを浴びている間、妻と二人きりになります。私は、敢えて私から遠ざかろうとする妻のことがとても愛しく思え、思わず抱きすくめようとしたものだ。
『だめっ、お願い、あなたらしくして・・・・。』
《その時、返ってきた言葉を今も忘れない・・・》今夜は、その時以上にその思いは強いはずだ。これから朝までは黒沢さんと妻が夫婦なのであって、私は、夫という立場を捨てた、ただの傍観者です。これから朝まで、三人一緒に過ごすことになるが、《今となっては、それぞれの想いが叶えられればそれでいい・・・ 》
こんなことを思いながら、その後しばらく、部屋の中でくつろいでいましたが、どうも、二人とも私に遠慮しているのか、事に及ぶタイミングを掴みづらいように見えます。ここはしばらく私が消えた方がいいと判断し、先にお風呂を使わせてもらうことにしました。
私はバスタブに身を沈めながら、一人、物思いにふけます。とうとう、くるところまで来てしまった。これから先、どんな展開が待ち構えているのか知れないが、先程聞いた妻の言葉から察するに、私の願い通りに・・・いや、自分の想い通りに、妻が振る舞ってくれることは間違いなさそうだ。問題なのは、妻の恥態を見た時の私の心構えです。きっと、息づまるような胸苦しさ、狂おしいほどの嫉妬、その他に、失望や孤独感など・・・ありとあらゆる感情が止めどなく溢れてくると思うが、後悔だけはしたくない。 第三章その5(15)に続く 2017/12/05
第三章その3(13)
間もなく、チェックインを終えた黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんが戻ってきて、私たちはラウンジからエレベーターに向かいました。その時、黒沢さんの手が妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)の腰に回り、優しくエスコートする。狭い空間で三人一緒に佇んでいる間も、交わす言葉なんてあろうはずもなく、妻は黒沢さんの方に寄り添いがちでした。
部屋に向かう間も、黒沢さんから少し距離を置いて後ろに続く妻の姿が、お似合いの夫婦のように見えてしまう。黒沢さんがドア口にキーカードを差し込むと、小さく灯る緑色のランプ・・・それが、二度と後戻りできない世界へ足を踏み入れることへの警報のように思え、急に、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)は胸の動悸が激しくなってきます。
通路の浴室とクローゼットを横目に、ツインルームに入った。室内を眺め渡すと、ベッドだけがトリプルユースになっています。数十センチの微妙な距離で隔てられた、セミダブルベッドとソファベッド・・・ソファベッドの方は、二台のセミダブルベッドの足元に据えられ、それよりも九十度、向きを変えてありました。《この大きい方のベッドで妻が男の全てを受け入れる・・あぁ・・・ここで、その白い脚を開くのだ・・・その傍の小さなベッドで、妻の恥態をひっそり眺める》と思うと、隣のベッドのかけ布団のしわまでが艶めかしく見えてきます。
あれこれ思いながらも、黒沢さんの傍にちょこんと座っている妻の姿を見ているまた別の
一コマが思い浮かんできました。あの時、相手の男は黒沢さんではなかったが、男がシャワーを浴びている間、妻と二人きりになります。私は、敢えて私から遠ざかろうとする妻のことがとても愛しく思え、思わず抱きすくめようとしたものだ。
『だめっ、お願い、あなたらしくして・・・・。』
《その時、返ってきた言葉を今も忘れない・・・》今夜は、その時以上にその思いは強いはずだ。これから朝までは黒沢さんと妻が夫婦なのであって、私は、夫という立場を捨てた、ただの傍観者です。これから朝まで、三人一緒に過ごすことになるが、《今となっては、それぞれの想いが叶えられればそれでいい・・・ 》
こんなことを思いながら、その後しばらく、部屋の中でくつろいでいましたが、どうも、二人とも私に遠慮しているのか、事に及ぶタイミングを掴みづらいように見えます。ここはしばらく私が消えた方がいいと判断し、先にお風呂を使わせてもらうことにしました。
私はバスタブに身を沈めながら、一人、物思いにふけます。とうとう、くるところまで来てしまった。これから先、どんな展開が待ち構えているのか知れないが、先程聞いた妻の言葉から察するに、私の願い通りに・・・いや、自分の想い通りに、妻が振る舞ってくれることは間違いなさそうだ。問題なのは、妻の恥態を見た時の私の心構えです。きっと、息づまるような胸苦しさ、狂おしいほどの嫉妬、その他に、失望や孤独感など・・・ありとあらゆる感情が止めどなく溢れてくると思うが、後悔だけはしたくない。 第三章その5(15)に続く 2017/12/05
中Ⅱ25[お願いします。]第4話
中Ⅱ25[お願いします。]第4話
第3話
そしてテーブルにつくと、妻(関口香織:せきぐち・かおり:34歳)と下條彩美(しもじょう・あやみ:34歳)さんが作った簡単な料理とワインとビールが並ぶ。4人とも結構飲むので、食事よりも飲みが中心になるのはいつものことだ。でも、彩美さんはあまり強くないのでペースが遅い感じだ。
それにしても、彩美さんは本当に綺麗な顔をしていると思う。芸能人でもなかなかいないレベルの美しい顔だと思う。長澤まさみ(30歳)が4年たったら、こんな感じになるんだろうなという顔だと思う。これで胸が大きければ完璧だなと思いながら、僕(関口正志:せきぐち・まさし:36歳)の妻の香織の胸を見ると、やっぱりデカくてエロいなと思った。香織の胸はデカい割にはそれほど垂れていなくて、古いけどAVの高井桃みたいな胸だと思う。でも、顔は一重まぶたで地味な印象だ。よく言えば、小雪みたいなアジアンビューティー(笑)と言えるかもしれない。
〔香織ちゃんのとこって、エッチしてる?〕
と、下條秀俊(しもじょう・ひでとし:36歳)さんがド直球で訊いてきた。
『全然! 子供と一緒に寝てるから、全然だよ〜。』
妻は、そんな下ネタにもまったく動じず、素直に正直に答える。
〚あなた、変なことを聞かないの!〛
って、それに引き換え、彩美さんは顔を赤くしながら秀俊さんをたしなめる。でも、秀俊さんも妻も止まらない。
〔欲求不満にならない?〕
秀俊さんがまたド直球で聞く。
『ふふ(笑) マサちゃんみたいに自分でしてるからへーき(笑)。』
香織は、今日は息子がいないせいかいつもよりも下品な感じだ。
「ば、ばか! なに言ってんだよ!」
僕は、そんな事を言われて動揺し口ごもりながら言った。
『エッチな動画見ながら自分でしてるでしょ(笑)。ティッシュぐらいは片付けないとバレバレだよ〜(笑)』
香織が悪ノリして言う。彩美さんは、顔を赤くして恥ずかしそうにしている。
〚あなたもしてるんですか?〛
彩美さんは、恥ずかしがりながらも秀俊さんに聞いた。
「まぁ、男だから(笑) オマエもしてるんじゃないの?」
秀俊さんは彩美さんにまでそんな事を聞く。
〚そ、そんなの! 変な事言わないで!〛
彩美さんが耳まで真っ赤にしていた。
『本当に? この前教えてあげたサイト見てるんじゃないの〜(笑)。』
妻が下品な笑い方をしながら言う。彩美さんは、耳まで真っ赤にしながら、
〚ちょっと、なに、ダメ!〛
って、動揺しまくっていた。 第5話へ続く
2017/12/07
第3話
そしてテーブルにつくと、妻(関口香織:せきぐち・かおり:34歳)と下條彩美(しもじょう・あやみ:34歳)さんが作った簡単な料理とワインとビールが並ぶ。4人とも結構飲むので、食事よりも飲みが中心になるのはいつものことだ。でも、彩美さんはあまり強くないのでペースが遅い感じだ。
それにしても、彩美さんは本当に綺麗な顔をしていると思う。芸能人でもなかなかいないレベルの美しい顔だと思う。長澤まさみ(30歳)が4年たったら、こんな感じになるんだろうなという顔だと思う。これで胸が大きければ完璧だなと思いながら、僕(関口正志:せきぐち・まさし:36歳)の妻の香織の胸を見ると、やっぱりデカくてエロいなと思った。香織の胸はデカい割にはそれほど垂れていなくて、古いけどAVの高井桃みたいな胸だと思う。でも、顔は一重まぶたで地味な印象だ。よく言えば、小雪みたいなアジアンビューティー(笑)と言えるかもしれない。
〔香織ちゃんのとこって、エッチしてる?〕
と、下條秀俊(しもじょう・ひでとし:36歳)さんがド直球で訊いてきた。
『全然! 子供と一緒に寝てるから、全然だよ〜。』
妻は、そんな下ネタにもまったく動じず、素直に正直に答える。
〚あなた、変なことを聞かないの!〛
って、それに引き換え、彩美さんは顔を赤くしながら秀俊さんをたしなめる。でも、秀俊さんも妻も止まらない。
〔欲求不満にならない?〕
秀俊さんがまたド直球で聞く。
『ふふ(笑) マサちゃんみたいに自分でしてるからへーき(笑)。』
香織は、今日は息子がいないせいかいつもよりも下品な感じだ。
「ば、ばか! なに言ってんだよ!」
僕は、そんな事を言われて動揺し口ごもりながら言った。
『エッチな動画見ながら自分でしてるでしょ(笑)。ティッシュぐらいは片付けないとバレバレだよ〜(笑)』
香織が悪ノリして言う。彩美さんは、顔を赤くして恥ずかしそうにしている。
〚あなたもしてるんですか?〛
彩美さんは、恥ずかしがりながらも秀俊さんに聞いた。
「まぁ、男だから(笑) オマエもしてるんじゃないの?」
秀俊さんは彩美さんにまでそんな事を聞く。
〚そ、そんなの! 変な事言わないで!〛
彩美さんが耳まで真っ赤にしていた。
『本当に? この前教えてあげたサイト見てるんじゃないの〜(笑)。』
妻が下品な笑い方をしながら言う。彩美さんは、耳まで真っ赤にしながら、
〚ちょっと、なに、ダメ!〛
って、動揺しまくっていた。 第5話へ続く
2017/12/07
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その5(15)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その5(15)
第三章その4(14)
「・・・我慢するさ」と妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)に公言したのだから、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)は自分の心に蓋をして、その通りにしよう・・・。瞑想の時間が過ぎて部屋に戻ってみると、早くも半裸の肢体を黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんに預けている妻の姿が目に入ってきました。
ベッドの端に腰掛けながら、お互いが引かれ合うように唇を合わせ、貪るような口づけを交わしています。傍目から見ても、黒沢さんの思いの丈が伝わってくるのか、妻の体から力が抜け落ちていくのがわかりました。
《もう随分と前のことになるが、二カ月の海外出張を終えて帰ってきたあの時と同じだ。しばらく会えなかった淋しさを癒し、相手の存在を確かめるには、じっと深く抱き合うことに優るものはない。あんな風に舌を絡み合わせ、うっとりと目を閉じていると、肌から伝わってくる温もりが心地よくて、『離したくない・・・・』って、きっと、そう思っているのだろう》
そのうち、自分が気づかないままに、黒沢さんの背中に手を回していく妻・・・ほどなく受け入れてしまう膨らみを下腹に感じながら、今夜はこの男性の妻なんだと、自分に言い聞かせているにちがいない。黒沢さんにしても、温かい柔肌を抱きしめながら、久しぶりに味わう女体の感触を確かめているのでしょう。
《きっと、とろけるような感覚が体中に伝わっていって、甘い痺れが全身を覆っていることだろう。こんな二人に言葉はいらない。そして、これはまだ、私の描いた脚本のプロローグに過ぎないんだ・・・》
お互いの存在を確かめ合うように抱き合っている二人の姿を見ていると、胸が締めつけられるような圧迫感を覚え、巡らす想いも千々に乱れがちですが、念願がもうすぐ叶う胸の高まりは止まず、私は、魅入られたように二人の姿を眺めていました。
甘い口づけを交わしていた二人の体が解れ、離れ際に、黒沢さんが妻にささやきかけます。
〔そろそろ始めましょうか・・。〕
『え、あの・・お風呂に入ってからじゃないと・・・・。』
〔いいじゃないですか? 後で、ゆっくり入れますから・・・。〕
黒沢さんのこんな妖しい言葉を聞くと、胸が震えてきました。 第三章その6(16)へ
2017/12/18
第三章その4(14)
「・・・我慢するさ」と妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)に公言したのだから、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)は自分の心に蓋をして、その通りにしよう・・・。瞑想の時間が過ぎて部屋に戻ってみると、早くも半裸の肢体を黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんに預けている妻の姿が目に入ってきました。
ベッドの端に腰掛けながら、お互いが引かれ合うように唇を合わせ、貪るような口づけを交わしています。傍目から見ても、黒沢さんの思いの丈が伝わってくるのか、妻の体から力が抜け落ちていくのがわかりました。
《もう随分と前のことになるが、二カ月の海外出張を終えて帰ってきたあの時と同じだ。しばらく会えなかった淋しさを癒し、相手の存在を確かめるには、じっと深く抱き合うことに優るものはない。あんな風に舌を絡み合わせ、うっとりと目を閉じていると、肌から伝わってくる温もりが心地よくて、『離したくない・・・・』って、きっと、そう思っているのだろう》
そのうち、自分が気づかないままに、黒沢さんの背中に手を回していく妻・・・ほどなく受け入れてしまう膨らみを下腹に感じながら、今夜はこの男性の妻なんだと、自分に言い聞かせているにちがいない。黒沢さんにしても、温かい柔肌を抱きしめながら、久しぶりに味わう女体の感触を確かめているのでしょう。
《きっと、とろけるような感覚が体中に伝わっていって、甘い痺れが全身を覆っていることだろう。こんな二人に言葉はいらない。そして、これはまだ、私の描いた脚本のプロローグに過ぎないんだ・・・》
お互いの存在を確かめ合うように抱き合っている二人の姿を見ていると、胸が締めつけられるような圧迫感を覚え、巡らす想いも千々に乱れがちですが、念願がもうすぐ叶う胸の高まりは止まず、私は、魅入られたように二人の姿を眺めていました。
甘い口づけを交わしていた二人の体が解れ、離れ際に、黒沢さんが妻にささやきかけます。
〔そろそろ始めましょうか・・。〕
『え、あの・・お風呂に入ってからじゃないと・・・・。』
〔いいじゃないですか? 後で、ゆっくり入れますから・・・。〕
黒沢さんのこんな妖しい言葉を聞くと、胸が震えてきました。 第三章その6(16)へ
2017/12/18
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その6話
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その6話
その5話
次第に中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君のいたずらはエスカレートして嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)の胸を下から指で突付いては、その度に嫁に手をはたかれています。中條君はふてたふりをしてまた綾乃の下腹部に顔をうずめたと思うと、腹部、胸へと顔を上げながら嫁の首にキスをするようにそのままローソファーに押し倒してしまいました。
中條君は嫁の顔を寄せるように嫁を横向きして無理やりキスをしているようです。時折綾乃から『ダメだよ。』って声にならない声が聞こえてきましたが、一向に行為はおさまりません。俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)には、中條君側に向いて横になっている嫁の後姿しか見えませんので、やきもきした気分になりました。しかし、中條君には見えないのですが俺のほうからは、ひざ上までストッキング、裏腿、そして下着が見えるかみえないか位のところまで嫁の長めのスカートの尻側がはだけているのが見えます。俺はそれだけで興奮しました。
綾乃の動きから中條君を突き放そうとしながら胸をガードしているように見えます。中條君がキスをしながら胸元をまさぐっているようでした。しばらくすると嫁は中條君を払いのけてコタツの奥に深く入り、俺側を見るように向きを変えて縮こまります。俺はこう着状態でドキドキしながら寝たふりをして見ているしか出来ませんでした。
中條君は嫁に背中を向けられると今度は後ろから綾乃の胸に手を伸ばし、顔を嫁の上に乗せて耳やうなじをキスしています。嫁は時折俺の方を見ながらそれをこらえていました。それから中條君は嫁の胸をガードする手をかいくぐると、ニットの下から直接嫁の胸をまさぐっています。
こうなると嫁のこらえる顔もより険しくなり、息遣いが荒くなっているのがわかりました。やがて中條君はニットをブラジャーごと捲し上げ嫁の手を一方で押さえてもう一方の手で乳首を弄んでいます。俺の方からは捲(まく)し上げられたニットとブラジャーで嫁の表情が見えなくなりましたが、あらわになった胸と腹部、それを弄(もてあそ)ぶ中條君の手が見え、体中が熱くなるほど興奮しました。
しばくして胸をまさぐる中條君の手はへそのあたりに来ると、一気にスカートの中に差し込まれます。嫁もビクっと慌てて反応して仰向きになり手で下半身をガードしますが無防備となった胸にしゃぶりつかれ同時に両方を防ぐことも出来ず普通に愛撫される形となってしまいました。
綾乃は胸を舐められながら下半身も触られ、こらえるのが精一杯だったのでしょう。必死に拒んでいた手も自分の口に当て声が出ないようにすることに専念しています。しばらくそのままの状態で時に嫁の声にならない声が漏れていました。 その7話に続く
2017/12/25
その5話
次第に中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君のいたずらはエスカレートして嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)の胸を下から指で突付いては、その度に嫁に手をはたかれています。中條君はふてたふりをしてまた綾乃の下腹部に顔をうずめたと思うと、腹部、胸へと顔を上げながら嫁の首にキスをするようにそのままローソファーに押し倒してしまいました。
中條君は嫁の顔を寄せるように嫁を横向きして無理やりキスをしているようです。時折綾乃から『ダメだよ。』って声にならない声が聞こえてきましたが、一向に行為はおさまりません。俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)には、中條君側に向いて横になっている嫁の後姿しか見えませんので、やきもきした気分になりました。しかし、中條君には見えないのですが俺のほうからは、ひざ上までストッキング、裏腿、そして下着が見えるかみえないか位のところまで嫁の長めのスカートの尻側がはだけているのが見えます。俺はそれだけで興奮しました。
綾乃の動きから中條君を突き放そうとしながら胸をガードしているように見えます。中條君がキスをしながら胸元をまさぐっているようでした。しばらくすると嫁は中條君を払いのけてコタツの奥に深く入り、俺側を見るように向きを変えて縮こまります。俺はこう着状態でドキドキしながら寝たふりをして見ているしか出来ませんでした。
中條君は嫁に背中を向けられると今度は後ろから綾乃の胸に手を伸ばし、顔を嫁の上に乗せて耳やうなじをキスしています。嫁は時折俺の方を見ながらそれをこらえていました。それから中條君は嫁の胸をガードする手をかいくぐると、ニットの下から直接嫁の胸をまさぐっています。
こうなると嫁のこらえる顔もより険しくなり、息遣いが荒くなっているのがわかりました。やがて中條君はニットをブラジャーごと捲し上げ嫁の手を一方で押さえてもう一方の手で乳首を弄んでいます。俺の方からは捲(まく)し上げられたニットとブラジャーで嫁の表情が見えなくなりましたが、あらわになった胸と腹部、それを弄(もてあそ)ぶ中條君の手が見え、体中が熱くなるほど興奮しました。
しばくして胸をまさぐる中條君の手はへそのあたりに来ると、一気にスカートの中に差し込まれます。嫁もビクっと慌てて反応して仰向きになり手で下半身をガードしますが無防備となった胸にしゃぶりつかれ同時に両方を防ぐことも出来ず普通に愛撫される形となってしまいました。
綾乃は胸を舐められながら下半身も触られ、こらえるのが精一杯だったのでしょう。必死に拒んでいた手も自分の口に当て声が出ないようにすることに専念しています。しばらくそのままの状態で時に嫁の声にならない声が漏れていました。 その7話に続く
2017/12/25
中Ⅱ25[お願いします。]第5話
中Ⅱ25[お願いします。]第5話
第4話
〔え? なになに? どんなサイト?〕
下條秀俊(しもじょう・ひでとし:36歳)さんがニヤけながら聞く。
『女性向けの動画サイトよ(笑)。なんか、朝の9時くらいがイチバン重くなるんだよ。みんな言わないだけで、見てるんだねぇ(笑)。』
妻(関口香織:せきぐち・かおり:34歳)が下條彩美(しもじょう・あやみ:34歳)さんを見ながら答えた。僕(関口正志:せきぐち・まさし:36歳)は、ドキドキしてしまう。妻がオナニーをしているということだけでも興奮したが、《彩美さんも? あの美しい顔で、どんなオナニーをするのだろう?》と、想像しておかしなくらい興奮してしまった。
すると、逃げるように彩美さんがキッチンに逃げていく。そして、冷蔵庫からチーズなどを取り出して皿に盛りつけ始めた。
『彩美ちゃん、照れちゃって可愛いね。』
香織がそんな事を言う。でも、秀俊さんはそんな事よりも妻の胸が気になるようです。今日のTシャツは胸元が結構ざっくりと開いているので、さっきから胸チラしまくっていた。僕も、10年一緒に暮らしていてもつい目が行ってしまうし、何度見ても全然飽きる気配もない。でも、不思議なもので、全裸でおっぱいが丸見えになっている時は、それほどありがたいと思わない。やっぱり、胸チラは男にとって永遠の憧れなんだなと思う。見果てぬ夢なのだと思った。
〔香織ちゃんはどんな動画見ながらしてるの?〕
秀俊さんは夫の僕の目の前で、妻に堂々とオナニーのおかずを尋ねる。僕は、一瞬止めようかと思ったが、それよりも先に、
『えっとねぇ、男優さんがいっぱいアソコを舐めてるヤツ! 入れたりするのよりも、ずっと舐めてるやつが好きかな?』
と、素直に答えた。
〔そうなんだ(笑)。舐められるのが好きなの?〕
秀俊さんがさらに調子に乗って聞く。
『そんなの聞いちゃダメだよ(笑)。それ以上はセクハラだよ(笑)。』
香織は答えなかったが、でも楽しそうだった。
僕は、ドキドキしている。妻がクンニ好きとは知らなかった。そんな秘めた願望を持っていたなんて、全然知らなかった。そして、その秘めた願望を他の男性に知られてしまったことも、僕の寝取られ的な喜びを刺激した。
〚もう、〔あなた、変なこと聞いちゃダメでしょ!〛
チーズを持ってきた彩美さんが、相変わらず顔を赤くしたまま注意をする。
〔彩美も舐められるの好きだよね(笑)。〕
でも、秀俊さんは動じずにそんな事を言う。今日の秀俊さんは、いつもよりも酔っている感じがした。
〚はっ? ばかっ!〛
彩美さんは秀俊さんの背中をバチンと叩きながら恥ずかしそうに言う。
「彩美さんもそういう動画見てるんですか?」
僕も、少し悪ノリしてそう言ってみた。 第6話に続く
2017/12/26
第4話
〔え? なになに? どんなサイト?〕
下條秀俊(しもじょう・ひでとし:36歳)さんがニヤけながら聞く。
『女性向けの動画サイトよ(笑)。なんか、朝の9時くらいがイチバン重くなるんだよ。みんな言わないだけで、見てるんだねぇ(笑)。』
妻(関口香織:せきぐち・かおり:34歳)が下條彩美(しもじょう・あやみ:34歳)さんを見ながら答えた。僕(関口正志:せきぐち・まさし:36歳)は、ドキドキしてしまう。妻がオナニーをしているということだけでも興奮したが、《彩美さんも? あの美しい顔で、どんなオナニーをするのだろう?》と、想像しておかしなくらい興奮してしまった。
すると、逃げるように彩美さんがキッチンに逃げていく。そして、冷蔵庫からチーズなどを取り出して皿に盛りつけ始めた。
『彩美ちゃん、照れちゃって可愛いね。』
香織がそんな事を言う。でも、秀俊さんはそんな事よりも妻の胸が気になるようです。今日のTシャツは胸元が結構ざっくりと開いているので、さっきから胸チラしまくっていた。僕も、10年一緒に暮らしていてもつい目が行ってしまうし、何度見ても全然飽きる気配もない。でも、不思議なもので、全裸でおっぱいが丸見えになっている時は、それほどありがたいと思わない。やっぱり、胸チラは男にとって永遠の憧れなんだなと思う。見果てぬ夢なのだと思った。
〔香織ちゃんはどんな動画見ながらしてるの?〕
秀俊さんは夫の僕の目の前で、妻に堂々とオナニーのおかずを尋ねる。僕は、一瞬止めようかと思ったが、それよりも先に、
『えっとねぇ、男優さんがいっぱいアソコを舐めてるヤツ! 入れたりするのよりも、ずっと舐めてるやつが好きかな?』
と、素直に答えた。
〔そうなんだ(笑)。舐められるのが好きなの?〕
秀俊さんがさらに調子に乗って聞く。
『そんなの聞いちゃダメだよ(笑)。それ以上はセクハラだよ(笑)。』
香織は答えなかったが、でも楽しそうだった。
僕は、ドキドキしている。妻がクンニ好きとは知らなかった。そんな秘めた願望を持っていたなんて、全然知らなかった。そして、その秘めた願望を他の男性に知られてしまったことも、僕の寝取られ的な喜びを刺激した。
〚もう、〔あなた、変なこと聞いちゃダメでしょ!〛
チーズを持ってきた彩美さんが、相変わらず顔を赤くしたまま注意をする。
〔彩美も舐められるの好きだよね(笑)。〕
でも、秀俊さんは動じずにそんな事を言う。今日の秀俊さんは、いつもよりも酔っている感じがした。
〚はっ? ばかっ!〛
彩美さんは秀俊さんの背中をバチンと叩きながら恥ずかしそうに言う。
「彩美さんもそういう動画見てるんですか?」
僕も、少し悪ノリしてそう言ってみた。 第6話に続く
2017/12/26
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第9話
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第9話
第8話
「何だ、せっかくのデートだったというのに何もなかったのかい。」僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)は安心したと同時に期待外れな気持ちになるという複雑な境地でした。『じゃ、今度はパパの期待しているようなことをしてみようかな? うふふ。』って妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)が妖しく笑う。
「ああ、いいよ、楽しみにしている。」と、妻のデートを待っている間のシビれるような妄想快感を味わいたかったのでした。しかし、本当に何もなかったのか、それとも浮気してきたのかわかりません。はっきり言えることは僕以外の男性と結婚して以来、初めてデートしてきたことなのです。《知らぬは亭主ばかりなり?》しかし、そのうち仕事が多忙になり妻との会話が疎かになっていきました。
妻も教材関係の男と食事してきてからそのことはあまり話さなったのでそれっきりかと思い込んで僕もあまりしつっこく聞くことは止めて数カ月ほど経過します。その間、時々スワッピングの話をするも真澄からの返事はもらえず、夫婦生活も次第に遠のき月に1、2度というパターンに戻ってしまいました。
ところで僕は月に2度ほど土曜日にゴルフ仲間とコースに出るようになっています。朝早く仲間が車で迎えに来ることになっており妻は必ず仲間に顔を出して挨拶する律儀な性格でした。〚よりちゃん(僕のこと)の奥さんってさ、いつ見ても美人だよね。しかも最近ゾクゾクするような色香が出てきてないか?〛と自称、女遊びのプロと認めている仲間の
飯塚啓伍(いいづか・けいご:34歳)が真澄の見送り顔を見て呟きます。
[おいおい、よりちゃんの奥さんは真面目でカタブツなんだぞ。]他の仲間が否定しました。
〚いやいや、あの雰囲気ってさ、何となく男ができたんじゃないの?〛とドキっとするような分析です。[バカ言うんじゃないよ! 奥さんに限ってそんなことないな」別の仲間が打ち消しました。
〚俺さ、色んな女を転がしてきたじゃん、だからさ、何となく雰囲気で分かるんだよ。〛と、飯塚は確かに女遊びにかけてはプロ並みで〚100人以上と寝た。〛と豪語しているツワモノです。〚知らぬは亭主ばかりなりって昔から言うだろう。あれだけ美人で色香がある人妻なんて男がほおっておかないぞ。よりちゃん気をつけろよ。〛そんな言葉を聞いた僕は大叩きで、ボロボロなスコアになりました。
確かに妻の真澄は今までよりも一段と艶やかさが感じられるようになってきています。それに、最近は土曜日に僕がゴルフへ行っているときにどこかへ出かけているようなことも、子供たちから聞きました。不審な行動があることはあるが、『買い物に行っていた。』って言われればそれまで、何事も隠し事が嫌いな性格の妻のことを信用し過ぎていたのかも知れない。 第10話へ続く
2017/12/28
第8話
「何だ、せっかくのデートだったというのに何もなかったのかい。」僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)は安心したと同時に期待外れな気持ちになるという複雑な境地でした。『じゃ、今度はパパの期待しているようなことをしてみようかな? うふふ。』って妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)が妖しく笑う。
「ああ、いいよ、楽しみにしている。」と、妻のデートを待っている間のシビれるような妄想快感を味わいたかったのでした。しかし、本当に何もなかったのか、それとも浮気してきたのかわかりません。はっきり言えることは僕以外の男性と結婚して以来、初めてデートしてきたことなのです。《知らぬは亭主ばかりなり?》しかし、そのうち仕事が多忙になり妻との会話が疎かになっていきました。
妻も教材関係の男と食事してきてからそのことはあまり話さなったのでそれっきりかと思い込んで僕もあまりしつっこく聞くことは止めて数カ月ほど経過します。その間、時々スワッピングの話をするも真澄からの返事はもらえず、夫婦生活も次第に遠のき月に1、2度というパターンに戻ってしまいました。
ところで僕は月に2度ほど土曜日にゴルフ仲間とコースに出るようになっています。朝早く仲間が車で迎えに来ることになっており妻は必ず仲間に顔を出して挨拶する律儀な性格でした。〚よりちゃん(僕のこと)の奥さんってさ、いつ見ても美人だよね。しかも最近ゾクゾクするような色香が出てきてないか?〛と自称、女遊びのプロと認めている仲間の
飯塚啓伍(いいづか・けいご:34歳)が真澄の見送り顔を見て呟きます。
[おいおい、よりちゃんの奥さんは真面目でカタブツなんだぞ。]他の仲間が否定しました。
〚いやいや、あの雰囲気ってさ、何となく男ができたんじゃないの?〛とドキっとするような分析です。[バカ言うんじゃないよ! 奥さんに限ってそんなことないな」別の仲間が打ち消しました。
〚俺さ、色んな女を転がしてきたじゃん、だからさ、何となく雰囲気で分かるんだよ。〛と、飯塚は確かに女遊びにかけてはプロ並みで〚100人以上と寝た。〛と豪語しているツワモノです。〚知らぬは亭主ばかりなりって昔から言うだろう。あれだけ美人で色香がある人妻なんて男がほおっておかないぞ。よりちゃん気をつけろよ。〛そんな言葉を聞いた僕は大叩きで、ボロボロなスコアになりました。
確かに妻の真澄は今までよりも一段と艶やかさが感じられるようになってきています。それに、最近は土曜日に僕がゴルフへ行っているときにどこかへ出かけているようなことも、子供たちから聞きました。不審な行動があることはあるが、『買い物に行っていた。』って言われればそれまで、何事も隠し事が嫌いな性格の妻のことを信用し過ぎていたのかも知れない。 第10話へ続く
2017/12/28
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第10話
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第10話
第9話
その晩は二人でワインを飲み始めて、ゴルフ疲れからかかなり酔っていました。どちらかというと僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)より妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)のほうがお酒は強いほうかも知れません。
「このところ、しばらくしてないな、今夜あたりしようか?」
僕から誘います。
『う・・・ん、その気がおきないのよ。』
今まで断られたことはあまり記憶にありません。
「どうしたんだよ?」酔っていたので妻の真澄をその気にさせようと隣に座りなおしてパジャマの上からふくよかな乳房を揉んで耳たぶを噛んで首筋を舐めました。そこが真澄の
性感帯です。『ああん、もう・・・したくない。』っていいながらも妻は甘い声を上げてきました。
「久しぶりだから、ホラこんなになっている。」と僕はパジャマを脱いで勃起したペニスを妻の口へ運びます。『もう、強引なんだから、じゃぁお口だけでしてあげるね。』そう言い
ながらも僕のペニスを優しく包み込むように咥えてきました。先端の一番感じる部分に生暖かい舌先が絡みつくフェラチオは気持ちいい・・・。《おいおい・・・今までこんなサービスってなかったぞ・・・それにしてもいつの間に上手になったんだよ・・・》そう思いながらも性欲にはかないません。
“ジュボ、ジュボ”って、唾液をたっぷりと含み亀頭から根元まで何度も往復を激しく繰り返します。「気持いいよ、すごくいい。」と僕は妻の頭に手を添えて身体を仰け反らしました。『アフ、アフ、男の人って・・・アフ、これが・・・好きなんだから。』って、独り言を呟きます。《何? 男の人? いったい誰のことを言ってるんだ。僕以外の男を咥えたことがあるような言葉じゃないか・・・》
妻の真澄は酔っていて何気なく漏らした一言でしたが僕にとっては衝撃的な一言で疑惑が一気に浮上しました。「だめだ、出そう・・・。」カリ部分を咥えたまま指で搾り出すようにしごかれました。『出していいわ、飲んであげる。』
《おいおい、今まで一度も飲んだことなんかないじゃないか。口に出しても吐き出していたじゃないか。・・・なんだ、妻の変化は一体どうしたというんだ・・・やはり・・・?》
「あう、我慢できない、出すぞ!」と、妻の口の中へドドッピュ・・・・『アウ・・・ンもう・・・。』唇にこぼれた精液を紅い舌がぺロリと舐めて飲み込みます。『パパのって、まずい・・・。』そういいながら残っていたワインも一気に飲み干しました。だいぶ酔っており本人も何を言っているのか分からなかったかも知れません。
《・・・これはあきらかに僕以外のペニスを舐め、飲んだことのある言葉で誰かと比較している。・・・妻はいつの間にか浮気していたんだ・・・そして今と同じように精液を飲んだ経験があるんだ。》スワッピングをするための手段として浮気を薦めたのに、それが現実となったことに衝撃を受けました。しかし、真澄は何気なく漏らした言葉など忘れてそのまま寝てしまったのです。この日、僕は何も問いつめずに妻の喋ったことは脳裏にしまい込んでおきました。 第11話へ続く
2017/12/31
第9話
その晩は二人でワインを飲み始めて、ゴルフ疲れからかかなり酔っていました。どちらかというと僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)より妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)のほうがお酒は強いほうかも知れません。
「このところ、しばらくしてないな、今夜あたりしようか?」
僕から誘います。
『う・・・ん、その気がおきないのよ。』
今まで断られたことはあまり記憶にありません。
「どうしたんだよ?」酔っていたので妻の真澄をその気にさせようと隣に座りなおしてパジャマの上からふくよかな乳房を揉んで耳たぶを噛んで首筋を舐めました。そこが真澄の
性感帯です。『ああん、もう・・・したくない。』っていいながらも妻は甘い声を上げてきました。
「久しぶりだから、ホラこんなになっている。」と僕はパジャマを脱いで勃起したペニスを妻の口へ運びます。『もう、強引なんだから、じゃぁお口だけでしてあげるね。』そう言い
ながらも僕のペニスを優しく包み込むように咥えてきました。先端の一番感じる部分に生暖かい舌先が絡みつくフェラチオは気持ちいい・・・。《おいおい・・・今までこんなサービスってなかったぞ・・・それにしてもいつの間に上手になったんだよ・・・》そう思いながらも性欲にはかないません。
“ジュボ、ジュボ”って、唾液をたっぷりと含み亀頭から根元まで何度も往復を激しく繰り返します。「気持いいよ、すごくいい。」と僕は妻の頭に手を添えて身体を仰け反らしました。『アフ、アフ、男の人って・・・アフ、これが・・・好きなんだから。』って、独り言を呟きます。《何? 男の人? いったい誰のことを言ってるんだ。僕以外の男を咥えたことがあるような言葉じゃないか・・・》
妻の真澄は酔っていて何気なく漏らした一言でしたが僕にとっては衝撃的な一言で疑惑が一気に浮上しました。「だめだ、出そう・・・。」カリ部分を咥えたまま指で搾り出すようにしごかれました。『出していいわ、飲んであげる。』
《おいおい、今まで一度も飲んだことなんかないじゃないか。口に出しても吐き出していたじゃないか。・・・なんだ、妻の変化は一体どうしたというんだ・・・やはり・・・?》
「あう、我慢できない、出すぞ!」と、妻の口の中へドドッピュ・・・・『アウ・・・ンもう・・・。』唇にこぼれた精液を紅い舌がぺロリと舐めて飲み込みます。『パパのって、まずい・・・。』そういいながら残っていたワインも一気に飲み干しました。だいぶ酔っており本人も何を言っているのか分からなかったかも知れません。
《・・・これはあきらかに僕以外のペニスを舐め、飲んだことのある言葉で誰かと比較している。・・・妻はいつの間にか浮気していたんだ・・・そして今と同じように精液を飲んだ経験があるんだ。》スワッピングをするための手段として浮気を薦めたのに、それが現実となったことに衝撃を受けました。しかし、真澄は何気なく漏らした言葉など忘れてそのまま寝てしまったのです。この日、僕は何も問いつめずに妻の喋ったことは脳裏にしまい込んでおきました。 第11話へ続く
2017/12/31
中Ⅱ23《異常な構図》第1話
中Ⅱ23《異常な構図》第1話
(原題:不道徳 投稿者:淳 投稿日:2008/05/18)
2年前に父(宮尾幸太郎:みやお・こうたろう:72歳)が突然視力を失いました。完全に見えないわけではありませんが、視野も狭く、文字などはよほど大きな文字意外は見えません。家の中や知っている道を歩くのに不自由はありませんが、知り合いに会っても声で判断するぐらいで、テレビの画面もほぼ判別できる状態ではないようでした。
父は大手企業を60歳で退職後、その子会社の重役を経て65歳に再度定年退職という老後で、何の不自由も無い年金暮らしで、管理職時代から得意の水泳でマスターズに挑戦したり、週一ゴルフを楽しみ、母が時々こぼす言葉の端端から、女性関係も多少合ったようです。とにかく非常に元気で社交的でおしゃれな男でした。しかし、病気以来、あまり外へも出歩かなくなり、ちょっとしょぼくれたようになっています。
私(宮尾康太:みやお・こうた:46歳)は一人息子で高校卒業後は上京して大学卒業後も盆と正月に帰る程度、特に28歳のときに結婚と同時に独立し、なんとか自転車操業で営んでいる。いつも余裕はなく、以来18年、実家は新幹線に乗れば1時間、車でもそれほど負担ではないのですが、実家のお守もほとんど妻(宮尾香澄:みやお・かすみ:44歳)にまかせっきりできました。
妻とは学生時代先輩後輩の付き合いで、途中互いに違う付き合いも経ながら、かえってそれが二人にとって刺激になって、再び交際が復活し、結婚にいたります。私は、もともと寝取られ願望や、3P願望なども若いときから持っていて、後輩の松本香澄が他の男と付き合っているときにも、自分の彼女そっちのけで、時々連絡をし、時折、ちょっと離れた香澄のところまで出かけて行って飲みに誘っては、香澄と男との関係を聞くのを楽しみにしていました。
香澄も、就職して東京を離れ、私と一旦別れたのですが、やはり田舎の会社の中で比べれば、群を抜いたイイ女の部類に入るのだと思います。案の定、スグにその会社の関連の妻子持ちの男からアプローチされ不倫関係になったのでした。そんな話は、当然、同性の友達にもなかなか言えないので、私からの誘いでは、その話が中心となり、酔っては露骨に聞く私に嫌がりながらも、徐々にその相手とのSEXがどんなに刺激的かを話すようになります。
話しているうちに興奮してくるのか、最後は私と香澄はホテルに入り、激しくその不倫相手に教えられた技を私にして見せたり、自分がどんな風にされると逝ってしまうようになったとか、そしてそれを私にさせるのです。私と普通に学生時代のように付き合っていたままであれば、貞淑そうで優しく、“妻にするなら良い女”と言う感じであり、SEXに関してはどちらかと言えば積極的でない、平凡な女だったのですが、その妻子持ちの男と平行して私ともSEXするようになった香澄は、非常に魅力的な女になっていました。
第2話へ続く 2018/01/04
(原題:不道徳 投稿者:淳 投稿日:2008/05/18)
2年前に父(宮尾幸太郎:みやお・こうたろう:72歳)が突然視力を失いました。完全に見えないわけではありませんが、視野も狭く、文字などはよほど大きな文字意外は見えません。家の中や知っている道を歩くのに不自由はありませんが、知り合いに会っても声で判断するぐらいで、テレビの画面もほぼ判別できる状態ではないようでした。
父は大手企業を60歳で退職後、その子会社の重役を経て65歳に再度定年退職という老後で、何の不自由も無い年金暮らしで、管理職時代から得意の水泳でマスターズに挑戦したり、週一ゴルフを楽しみ、母が時々こぼす言葉の端端から、女性関係も多少合ったようです。とにかく非常に元気で社交的でおしゃれな男でした。しかし、病気以来、あまり外へも出歩かなくなり、ちょっとしょぼくれたようになっています。
私(宮尾康太:みやお・こうた:46歳)は一人息子で高校卒業後は上京して大学卒業後も盆と正月に帰る程度、特に28歳のときに結婚と同時に独立し、なんとか自転車操業で営んでいる。いつも余裕はなく、以来18年、実家は新幹線に乗れば1時間、車でもそれほど負担ではないのですが、実家のお守もほとんど妻(宮尾香澄:みやお・かすみ:44歳)にまかせっきりできました。
妻とは学生時代先輩後輩の付き合いで、途中互いに違う付き合いも経ながら、かえってそれが二人にとって刺激になって、再び交際が復活し、結婚にいたります。私は、もともと寝取られ願望や、3P願望なども若いときから持っていて、後輩の松本香澄が他の男と付き合っているときにも、自分の彼女そっちのけで、時々連絡をし、時折、ちょっと離れた香澄のところまで出かけて行って飲みに誘っては、香澄と男との関係を聞くのを楽しみにしていました。
香澄も、就職して東京を離れ、私と一旦別れたのですが、やはり田舎の会社の中で比べれば、群を抜いたイイ女の部類に入るのだと思います。案の定、スグにその会社の関連の妻子持ちの男からアプローチされ不倫関係になったのでした。そんな話は、当然、同性の友達にもなかなか言えないので、私からの誘いでは、その話が中心となり、酔っては露骨に聞く私に嫌がりながらも、徐々にその相手とのSEXがどんなに刺激的かを話すようになります。
話しているうちに興奮してくるのか、最後は私と香澄はホテルに入り、激しくその不倫相手に教えられた技を私にして見せたり、自分がどんな風にされると逝ってしまうようになったとか、そしてそれを私にさせるのです。私と普通に学生時代のように付き合っていたままであれば、貞淑そうで優しく、“妻にするなら良い女”と言う感じであり、SEXに関してはどちらかと言えば積極的でない、平凡な女だったのですが、その妻子持ちの男と平行して私ともSEXするようになった香澄は、非常に魅力的な女になっていました。
第2話へ続く 2018/01/04
中Ⅱ23《異常な構図》第2話
中Ⅱ23《異常な構図》第2話
第1話
松本香澄(まつもと・かすみ)はもともとスレンダーで、そのしなやかな体つきは、私(宮尾康太:みやお・こうた)の好みでしたが、きっと不倫の彼氏の好みも入ってくるのでしょう、だんだんと化粧が濃い目になり、髪もケバくない程度に明るめの栗色に染め、洋服も下着もセクシーなものが多くなっていました。
連れて歩くのが誇らしい気がしたものです。まぁ、そうなったのは私のおかげではなく、彼女に女の悦びとエクスタシーを憶え込ませた不倫男たちの功績なのですが・・・逆に言えば、香澄にとって私は決してSEXで女として満たせるほどの男ではなかった。
そんな関係が3年、彼女もその後付き合う男が全て妻子持ちのいわゆる不倫ばかりで、わたしの知っているだけでも3人、同時進行もあったはずです。おそらくは、そんな噂なども広がっていたのでしょう、独身男とは縁遠くなり、服装や化粧も学生時代や今の香澄とは違い、暮らしも何となく荒れてきて、親元から離れ、マンションで一人暮らしをしていました。寂しくなると私に電話をかけてきて、また私が泊まりに行ったり、彼女が東京に出かけてきたり、そんな間柄です。
私が自分の恋人と別れたのを期に、「お互い、何でも知っちゃってる相手と結婚するのも気が楽でいいんじゃないか?」と言う事で、香澄も不毛の愛に疲れ、親からも責められていたようで、私の申し出に凄く喜び、感謝もしてくれて、めでたく一緒になりました。2次会では妻の友人たちは、不倫の代名詞の歌、「金曜日の妻たち」の主題歌(「恋におちて -Fall in love-」)を謳うなど周りには周知の事実だったのでしょう。
結婚してからは、私が独立したのもあり、仕事に時間をとられ、子供も次々と二人出来て、妻も忙しく家事をしてくれていました。ただ二人目出産後、さらに感度が増して、今もあまりほったらかしにしておくと自分から乗っかってくるようになりましたが、子供たちが大きくなるとなかなか二人の時間も持てません。かといって私が“公認セックス”をすすめても妻は。
『もういい、止めとくわ、康ちゃん(わたしのこと)自信あるの? ヒトの奥さん狙う男は、康ちゃんより凄いよ、私、戻って来れなくなっ ちゃうよ!(笑)』
『康ちゃんの前でスルなんて絶対いや! 康ちゃんが落ち込むのわかるもん(笑)。』
不倫でSEX中心の付き合いを経験してきた妻ならではの返答でした。 第3話へ続く
2018/01/09
第1話
松本香澄(まつもと・かすみ)はもともとスレンダーで、そのしなやかな体つきは、私(宮尾康太:みやお・こうた)の好みでしたが、きっと不倫の彼氏の好みも入ってくるのでしょう、だんだんと化粧が濃い目になり、髪もケバくない程度に明るめの栗色に染め、洋服も下着もセクシーなものが多くなっていました。
連れて歩くのが誇らしい気がしたものです。まぁ、そうなったのは私のおかげではなく、彼女に女の悦びとエクスタシーを憶え込ませた不倫男たちの功績なのですが・・・逆に言えば、香澄にとって私は決してSEXで女として満たせるほどの男ではなかった。
そんな関係が3年、彼女もその後付き合う男が全て妻子持ちのいわゆる不倫ばかりで、わたしの知っているだけでも3人、同時進行もあったはずです。おそらくは、そんな噂なども広がっていたのでしょう、独身男とは縁遠くなり、服装や化粧も学生時代や今の香澄とは違い、暮らしも何となく荒れてきて、親元から離れ、マンションで一人暮らしをしていました。寂しくなると私に電話をかけてきて、また私が泊まりに行ったり、彼女が東京に出かけてきたり、そんな間柄です。
私が自分の恋人と別れたのを期に、「お互い、何でも知っちゃってる相手と結婚するのも気が楽でいいんじゃないか?」と言う事で、香澄も不毛の愛に疲れ、親からも責められていたようで、私の申し出に凄く喜び、感謝もしてくれて、めでたく一緒になりました。2次会では妻の友人たちは、不倫の代名詞の歌、「金曜日の妻たち」の主題歌(「恋におちて -Fall in love-」)を謳うなど周りには周知の事実だったのでしょう。
結婚してからは、私が独立したのもあり、仕事に時間をとられ、子供も次々と二人出来て、妻も忙しく家事をしてくれていました。ただ二人目出産後、さらに感度が増して、今もあまりほったらかしにしておくと自分から乗っかってくるようになりましたが、子供たちが大きくなるとなかなか二人の時間も持てません。かといって私が“公認セックス”をすすめても妻は。
『もういい、止めとくわ、康ちゃん(わたしのこと)自信あるの? ヒトの奥さん狙う男は、康ちゃんより凄いよ、私、戻って来れなくなっ ちゃうよ!(笑)』
『康ちゃんの前でスルなんて絶対いや! 康ちゃんが落ち込むのわかるもん(笑)。』
不倫でSEX中心の付き合いを経験してきた妻ならではの返答でした。 第3話へ続く
2018/01/09
中Ⅱ23《異常な構図》第3話
中Ⅱ23《異常な構図》第3話
第2話
父(宮尾幸太郎:みやお・こうたろう)が眼を悪くしてまもなくして母が倒れます。ガンでかなり進行していて、手術はするが治すためというよりは、今の苦しさを取ってあげないと可哀想、と言う状態でした。私の家族にとっても、父の状態と母の入院で、バタバタと大変忙しくなります。
妻(宮尾香澄:みやお・かすみ)の両親も私(宮尾康太:みやお・こうた)と結婚後、数年おいて二人ともガンで他界しているので、看病の経験者として妻は、私よりもはるかに頼りになり、精力的に実家と我が家とを行き来し、助けてくれました。手術後、一時は家で暮らせるほどになりましたが、徐々に入退院を繰り返す事になり、術後、約1年で亡くなり、そろそろ一周忌を迎えます。
母が再入院したときに私(宮尾康太:みやお・こうた)に頼みごとをしました。父の部屋にあるダンボールに入ったものをなるべく中を見ずに捨ててくれと言う事です。しかも父や妻にみつからないように、誰もいない時に、〚だいぶ処分したけれど、身体が言う事を聞かないから頼む。こんな事を息子に頼むのは、忍びないが、他人にはもっと頼めないの。〛と。
《一体何を?》と思いながら、妻が父を病院に送っていくときに開けてみました。それは、大量の古い雑誌、「スウィンガー」「オレンジピープル」(スワッピング雑誌)などです。一つの箱の中は1985年~1990年ぐらいのもののようでした。
《両親はスワッピングをしていたのか?》と、妙に心がザワザワしてしばらくそれらをめくったりどれぐらいの量なのか調べたり、《まさか投稿していたりして・・・》などと思いながら見ると、数冊のいくつかの雑誌では中の、[単独男性からカップルへ向けての用紙]のようなものがあり、切り取られているようでした。全ての雑誌が一冊一冊茶封筒に入れてあり、人に見せないようにしていた事がわかります。
そのなかで、どうやら手紙のやり取りをしていたらしい便箋があり、その主の投稿写真のページにはさんでいたようで、中身を要約すると、[妻は大変貴方を気に入ってこれからもお会いしたいと言っています。持続力抜群の大きなペニスで妻を喜ばしてやって欲しい・・・云々]でした。どうやらこの頃の父は、“巨マラ(巨根)の単独君”だったようです。私は天を仰ぎ、「畜生! なんで親父が巨根で息子は粗チンなんだ?」と思わず呟いてしまいました。
※巨根願望 (ウィキペデイアより)
巨大な陰茎に対するあこがれのことを巨根願望という。これはどちらかと言えば男性のもので、男性には「女性にとっては陰茎が大きい方がよいのだ」という一種の妄想が存在する。もっとも実際に巨根が好きな女性もいるがそれがすべてではない。エロ本やアダルトサイトなどには巨根にする薬品や道具、技術(オナニーの方法など)などが取り上げられることがあり、それらは増大法と呼ばれる。増大法を行っても個人差があるため、あまりもしくは全く巨根にならない場合がある。「黒人男性はかなりの巨根であり、それ以外の人種の女はそれを見ると恐怖を感じるが、一度経験すると忘れられなくなる」というのは、ステレオタイプな黒人への偏見の一つで、千草忠夫などのポルノ小説ではそのように扱われる例が多い。
第4話に続く
2018/01/10
第2話
父(宮尾幸太郎:みやお・こうたろう)が眼を悪くしてまもなくして母が倒れます。ガンでかなり進行していて、手術はするが治すためというよりは、今の苦しさを取ってあげないと可哀想、と言う状態でした。私の家族にとっても、父の状態と母の入院で、バタバタと大変忙しくなります。
妻(宮尾香澄:みやお・かすみ)の両親も私(宮尾康太:みやお・こうた)と結婚後、数年おいて二人ともガンで他界しているので、看病の経験者として妻は、私よりもはるかに頼りになり、精力的に実家と我が家とを行き来し、助けてくれました。手術後、一時は家で暮らせるほどになりましたが、徐々に入退院を繰り返す事になり、術後、約1年で亡くなり、そろそろ一周忌を迎えます。
母が再入院したときに私(宮尾康太:みやお・こうた)に頼みごとをしました。父の部屋にあるダンボールに入ったものをなるべく中を見ずに捨ててくれと言う事です。しかも父や妻にみつからないように、誰もいない時に、〚だいぶ処分したけれど、身体が言う事を聞かないから頼む。こんな事を息子に頼むのは、忍びないが、他人にはもっと頼めないの。〛と。
《一体何を?》と思いながら、妻が父を病院に送っていくときに開けてみました。それは、大量の古い雑誌、「スウィンガー」「オレンジピープル」(スワッピング雑誌)などです。一つの箱の中は1985年~1990年ぐらいのもののようでした。
《両親はスワッピングをしていたのか?》と、妙に心がザワザワしてしばらくそれらをめくったりどれぐらいの量なのか調べたり、《まさか投稿していたりして・・・》などと思いながら見ると、数冊のいくつかの雑誌では中の、[単独男性からカップルへ向けての用紙]のようなものがあり、切り取られているようでした。全ての雑誌が一冊一冊茶封筒に入れてあり、人に見せないようにしていた事がわかります。
そのなかで、どうやら手紙のやり取りをしていたらしい便箋があり、その主の投稿写真のページにはさんでいたようで、中身を要約すると、[妻は大変貴方を気に入ってこれからもお会いしたいと言っています。持続力抜群の大きなペニスで妻を喜ばしてやって欲しい・・・云々]でした。どうやらこの頃の父は、“巨マラ(巨根)の単独君”だったようです。私は天を仰ぎ、「畜生! なんで親父が巨根で息子は粗チンなんだ?」と思わず呟いてしまいました。
※巨根願望 (ウィキペデイアより)
巨大な陰茎に対するあこがれのことを巨根願望という。これはどちらかと言えば男性のもので、男性には「女性にとっては陰茎が大きい方がよいのだ」という一種の妄想が存在する。もっとも実際に巨根が好きな女性もいるがそれがすべてではない。エロ本やアダルトサイトなどには巨根にする薬品や道具、技術(オナニーの方法など)などが取り上げられることがあり、それらは増大法と呼ばれる。増大法を行っても個人差があるため、あまりもしくは全く巨根にならない場合がある。「黒人男性はかなりの巨根であり、それ以外の人種の女はそれを見ると恐怖を感じるが、一度経験すると忘れられなくなる」というのは、ステレオタイプな黒人への偏見の一つで、千草忠夫などのポルノ小説ではそのように扱われる例が多い。
第4話に続く
2018/01/10
中Ⅱ23《異常な構図》第4話
中Ⅱ23《異常な構図》第4話
第3話
私(宮尾康太:みやお・こうた:46歳))はそれとなく、中身を見たことを謝りながら、事情を聞きました。真相はわかりませんが、母によると、母的には子宮の病気(子宮内膜症)で父(宮尾幸太郎:みやお・こうたろう)の相手をするのが苦痛だったからスイングも誘われたようですが、〚そんなにやりたければ自分だけ行けばいいでしょう。〛って、黙認していたようです。息子としては、何となくホッとした気がした。
別の機会に母がまた言った事があります。〚父の机の引き出しに目が悪くなる前から持っていた青いバイアグラがあって、この間までは、残りが確か20粒だったと思う。〛はっきりとは言いませんでしたが、つまりは“減っているかどうか見て来て欲しいということで、それについては言われる前に気づいています。雑誌を処分するときにいろいろと探ってしまったのでした。
バイアグラの100mg(この 100 mg 錠は日本国内での製造承認は出ておらず、日本の医療機関では処方されない)を咬んで半分ずつ使っているようで14錠と半分が大事そうに、ジップロックの袋に二つあります。一つの袋に10錠、もう一つは4錠と半分。そのほかにもおもちゃ(いわゆるピンクローターとバイブ)、あとは新品で使っていないオルガスタ(バイブ)まで見つけてしまい、ちょっと驚いてしまった。そして、次に母と話したことは、私も少し危惧しなければ、と感じ始めた事です。勿論、母にはバイアグラが減っていた事は言いませんでした。
〚お父さんは、昔から時々香澄さんのことを、嫁というより女として見ているところがあるから、世話になっていて言うことじゃないかもしれないけど、貴方たちもあまり無防備にしていると駄目だよ。なるべく香澄さんだけで泊まらせたりもあんまり良くないと思うし、まぁ、 よそやお金使って遊ぶところで使うのならいいんだけど・・・。アレ(バイアグラ)が減ってたりしたら、注意したほうがいい、お父さんは(小指を立てて)癖が悪いからね、ジジイといえどもあんなの(バイアグラ)が、今はあるからねぇ(笑)・・・要らない心配だとは思うけど・・・やきもちで言ってるんじゃないからね。〛
「大丈夫だよ、そんな心配するなよ、」と私は言ってはいましたが、このときまでに《もう、ちょっと遅かったのではないか》と思い当たる事がいくつかあります。このときまでは、全く父と妻(宮尾香澄:みやお・かすみ:44歳))の関係を疑うことなく接していましたので、「ンっ?」と思うようなことも、気にかけずにいましたが、疑いの眼で思い返してみると、《こりゃあ、黒だな・・・》と感じました。しかし、なぜか怒りの感情は湧いてこず、奇妙な興奮と好奇心がむずむずと充満してくるような感じでした。 第5話へ続く
2018/01/18
第3話
私(宮尾康太:みやお・こうた:46歳))はそれとなく、中身を見たことを謝りながら、事情を聞きました。真相はわかりませんが、母によると、母的には子宮の病気(子宮内膜症)で父(宮尾幸太郎:みやお・こうたろう)の相手をするのが苦痛だったからスイングも誘われたようですが、〚そんなにやりたければ自分だけ行けばいいでしょう。〛って、黙認していたようです。息子としては、何となくホッとした気がした。
別の機会に母がまた言った事があります。〚父の机の引き出しに目が悪くなる前から持っていた青いバイアグラがあって、この間までは、残りが確か20粒だったと思う。〛はっきりとは言いませんでしたが、つまりは“減っているかどうか見て来て欲しいということで、それについては言われる前に気づいています。雑誌を処分するときにいろいろと探ってしまったのでした。
バイアグラの100mg(この 100 mg 錠は日本国内での製造承認は出ておらず、日本の医療機関では処方されない)を咬んで半分ずつ使っているようで14錠と半分が大事そうに、ジップロックの袋に二つあります。一つの袋に10錠、もう一つは4錠と半分。そのほかにもおもちゃ(いわゆるピンクローターとバイブ)、あとは新品で使っていないオルガスタ(バイブ)まで見つけてしまい、ちょっと驚いてしまった。そして、次に母と話したことは、私も少し危惧しなければ、と感じ始めた事です。勿論、母にはバイアグラが減っていた事は言いませんでした。
〚お父さんは、昔から時々香澄さんのことを、嫁というより女として見ているところがあるから、世話になっていて言うことじゃないかもしれないけど、貴方たちもあまり無防備にしていると駄目だよ。なるべく香澄さんだけで泊まらせたりもあんまり良くないと思うし、まぁ、 よそやお金使って遊ぶところで使うのならいいんだけど・・・。アレ(バイアグラ)が減ってたりしたら、注意したほうがいい、お父さんは(小指を立てて)癖が悪いからね、ジジイといえどもあんなの(バイアグラ)が、今はあるからねぇ(笑)・・・要らない心配だとは思うけど・・・やきもちで言ってるんじゃないからね。〛
「大丈夫だよ、そんな心配するなよ、」と私は言ってはいましたが、このときまでに《もう、ちょっと遅かったのではないか》と思い当たる事がいくつかあります。このときまでは、全く父と妻(宮尾香澄:みやお・かすみ:44歳))の関係を疑うことなく接していましたので、「ンっ?」と思うようなことも、気にかけずにいましたが、疑いの眼で思い返してみると、《こりゃあ、黒だな・・・》と感じました。しかし、なぜか怒りの感情は湧いてこず、奇妙な興奮と好奇心がむずむずと充満してくるような感じでした。 第5話へ続く
2018/01/18
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その6(16)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第三章その6(16)
第三章その5(15)
かけ布団をベッドから摺り下ろした黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんが、〔さぁ、こっちへ・・。〕と妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)に声をかけます。その声に促され、ブラウスとスカートを脱ぎ終えた妻が、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)のことなどそ知らぬ風で、黒沢さんが待ち受けているベッドへ歩んでいった。
芳恵が黒沢さんの隣に身を横たえると、白いキャミソールの中で、女体の徴を示す胸とお
尻のふくらみが際立って見えます。
《あれほど願ってやまなかったことが、今から始まるのだ・・・時を経ずして妻は、その下に包み隠したものを露わにして、男の愛撫に身を委ねるのだ・・・》
やがて、黒沢さんの手が、夫にしかできないような自然体で肩ひもを外し、その手が下の方に伸びていく・・・・すると、妻が、もどかしそうにキャミを下ろし、脚を抜きあげていきます。そのうち、お腹を這っていた黒沢さんの手が、ショーツを掻い潜ってさらにその下に滑り込んでいった。
『あっ! あぁ・・っ!』
薄布で覆われた谷間のことはよくわかりませんが、恐らく、潤んだところをなぞられたのでしょう。その声とともに、妻の首がガクンと後ろに仰け反って、早くもこんな前戯の段階から感じてしまうことに慄(おのの)くように、短い叫びをあげました。
しかし、見ていると、妻の芳恵は自分でも気づかないうちにその手が、拒むというよりその続きを求めるように黒沢さんの手に重なっていきます。追っつけ、芳恵のショーツが足首から抜け落ちると、ふっくらした陰丘が露わになっていきますが、こんな風に、普段は見ることができない女の徴(しるし)がベールを剥がされるのを見ていると、いつもは慎ましやかに隠されているものだけに、妻のものと言えども煽情をそそられてしまいました。
秘芯に顔を沈めている黒沢さんの愛撫に腰をくねくね動かしながら、内腿の筋をピーンと張らせる妻の芳恵・・・・こんな妻の姿を見れば、更なる愛撫を待ち望んでいることが一目でわかります。やがて、黒沢さんの指先が、秘芯の合わせ目にのぞくパールピンクのつぼみをまさぐっていった。
『あぁっ・・・・だめぇ~っ!』
最も敏感な部分から、急激に湧き立つ快感を抑えきれなくなった妻が、小さな悲鳴をあげます。
〔芳恵さんも、やっぱり、ここが・・・・一番、感じるんですか?〕
『ああぁ・・そんな風にすると・・ねっ、そっとさわって。』
〔もっと前から、弄って欲しかったんじゃないですか?〕
『うぅ~ん? わかんない・・・・。』
〔でも・・・腰がこんなに動いていますよ。〕
『そんなこと、言わないで・・あっ、あぁぁ・・・・っ!』
芳恵は、程なく貫きを受ける男の目に恥部を晒す淫らさに恍惚となっていて、後ろの方で、しゃがみ込んでいる私の方など見向きもしません。私にしても、波打つ白い下腹に続くふくよかな稜線をのぞくなんてことは、ここしばらくなかったことでした。 第四章その1(17)に続く
2018/01/22
第三章その5(15)
かけ布団をベッドから摺り下ろした黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんが、〔さぁ、こっちへ・・。〕と妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)に声をかけます。その声に促され、ブラウスとスカートを脱ぎ終えた妻が、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)のことなどそ知らぬ風で、黒沢さんが待ち受けているベッドへ歩んでいった。
芳恵が黒沢さんの隣に身を横たえると、白いキャミソールの中で、女体の徴を示す胸とお
尻のふくらみが際立って見えます。
《あれほど願ってやまなかったことが、今から始まるのだ・・・時を経ずして妻は、その下に包み隠したものを露わにして、男の愛撫に身を委ねるのだ・・・》
やがて、黒沢さんの手が、夫にしかできないような自然体で肩ひもを外し、その手が下の方に伸びていく・・・・すると、妻が、もどかしそうにキャミを下ろし、脚を抜きあげていきます。そのうち、お腹を這っていた黒沢さんの手が、ショーツを掻い潜ってさらにその下に滑り込んでいった。
『あっ! あぁ・・っ!』
薄布で覆われた谷間のことはよくわかりませんが、恐らく、潤んだところをなぞられたのでしょう。その声とともに、妻の首がガクンと後ろに仰け反って、早くもこんな前戯の段階から感じてしまうことに慄(おのの)くように、短い叫びをあげました。
しかし、見ていると、妻の芳恵は自分でも気づかないうちにその手が、拒むというよりその続きを求めるように黒沢さんの手に重なっていきます。追っつけ、芳恵のショーツが足首から抜け落ちると、ふっくらした陰丘が露わになっていきますが、こんな風に、普段は見ることができない女の徴(しるし)がベールを剥がされるのを見ていると、いつもは慎ましやかに隠されているものだけに、妻のものと言えども煽情をそそられてしまいました。
秘芯に顔を沈めている黒沢さんの愛撫に腰をくねくね動かしながら、内腿の筋をピーンと張らせる妻の芳恵・・・・こんな妻の姿を見れば、更なる愛撫を待ち望んでいることが一目でわかります。やがて、黒沢さんの指先が、秘芯の合わせ目にのぞくパールピンクのつぼみをまさぐっていった。
『あぁっ・・・・だめぇ~っ!』
最も敏感な部分から、急激に湧き立つ快感を抑えきれなくなった妻が、小さな悲鳴をあげます。
〔芳恵さんも、やっぱり、ここが・・・・一番、感じるんですか?〕
『ああぁ・・そんな風にすると・・ねっ、そっとさわって。』
〔もっと前から、弄って欲しかったんじゃないですか?〕
『うぅ~ん? わかんない・・・・。』
〔でも・・・腰がこんなに動いていますよ。〕
『そんなこと、言わないで・・あっ、あぁぁ・・・・っ!』
芳恵は、程なく貫きを受ける男の目に恥部を晒す淫らさに恍惚となっていて、後ろの方で、しゃがみ込んでいる私の方など見向きもしません。私にしても、波打つ白い下腹に続くふくよかな稜線をのぞくなんてことは、ここしばらくなかったことでした。 第四章その1(17)に続く
2018/01/22
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第四章その1(17)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第四章その1(17)
第三章その6(16)
《ゾクゾクするような怖気混じりの快感に身を委ねているうちに、それが、まだ何もされていないところにまで伝わっていって、膣奥に、じわ~っとした熱いものを感じているのだろう。》
〔何だか、この前より、更に感度がよくなったようですね。〕
『そんなことないです・・・・黒沢さんのせいよ。あぁ・・ そんな・・・・。』
〔『黒沢さん』じゃないでしょ? 今夜は、『あなた』と呼んでほしいな。〕
誰に憚ることもなく黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんが、興奮しきっている妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)の淫裂をゆっくり押し広げ、その窪みに舌を這わせていきます。
妻の切ない喘ぎが甲高い叫びに変わったのは、黒沢さんの舌先が股間の上の方に移った時でした。
『ん~うぅっ・・ あぁ・・・・ だめっ、あっ、あぁぁ・・・・!』
こんな風にされると、女体のツボを抉られるような甘い痺れが下半身いっぱいに広がっていくのか、妻の口から、快感が急激に昂じてくる時の叫びがあがり、身体を浮き上がらせようとします。
《女性の陰核(クリトリス)の快感が、異様に強いことはわかっている。そこを舌先で愛
撫されると、もう抗おうとする意思はすべて掻き消えて、男に支配されるまま、ただひたすら絶頂に向かって昇りつめていきたいと願ってしまうのだろう。》
狂おしげに股間をよじっている芳恵の姿を見ていると・・・〔こんなこと繰り返していると、後ろめたさと言うか、罪の意識が薄らいでいって、私のことなど眼中にありません〕
http://kinoturayuki.blog.2nt.com/blog-entry-2629.html
と、黒沢さんが言った言葉が、ずっしりと私(山下一雄:やました・かずお:49歳)の胸に圧しかかってきます。
そのうち、ひとしきり妻の股間に唇を這わせていた黒沢さんが、体を起き上がらせ、妻に囁きかけますが、流石に、そのことを心得ていて、フェラチオは要求しません。
〔芳恵さんも、そろそろ欲しいんでしょ? ご主人の前で気が引けるでしょうが、私のものも馴染むようにしていただけませんか?〕
『うぅ~ん、もう、こんなになってるのに・・・・これ以上、大きくなるとこわいわ・・。』
〔男は、みんな・・・好きな女性の手で弄ってもらうのが嬉しいんですよ。〕
『そ・・う? ちょっと、待ってね・・。』
すると妻はいそいそと、黒沢さんの下半身の方へ体を寄せていく・・・・その裸身が、適当に足を開いた黒沢さんの股間に入ると、妻の姿勢が私から見て後ろ向きになります。ひざまずき、前屈みになっていく後ろ姿を見ていると、お尻の谷間に色づく縦長の経線が目に入ってきました。 第四章その2(18)へ続く
2018/01/23
第三章その6(16)
《ゾクゾクするような怖気混じりの快感に身を委ねているうちに、それが、まだ何もされていないところにまで伝わっていって、膣奥に、じわ~っとした熱いものを感じているのだろう。》
〔何だか、この前より、更に感度がよくなったようですね。〕
『そんなことないです・・・・黒沢さんのせいよ。あぁ・・ そんな・・・・。』
〔『黒沢さん』じゃないでしょ? 今夜は、『あなた』と呼んでほしいな。〕
誰に憚ることもなく黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんが、興奮しきっている妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)の淫裂をゆっくり押し広げ、その窪みに舌を這わせていきます。
妻の切ない喘ぎが甲高い叫びに変わったのは、黒沢さんの舌先が股間の上の方に移った時でした。
『ん~うぅっ・・ あぁ・・・・ だめっ、あっ、あぁぁ・・・・!』
こんな風にされると、女体のツボを抉られるような甘い痺れが下半身いっぱいに広がっていくのか、妻の口から、快感が急激に昂じてくる時の叫びがあがり、身体を浮き上がらせようとします。
《女性の陰核(クリトリス)の快感が、異様に強いことはわかっている。そこを舌先で愛
撫されると、もう抗おうとする意思はすべて掻き消えて、男に支配されるまま、ただひたすら絶頂に向かって昇りつめていきたいと願ってしまうのだろう。》
狂おしげに股間をよじっている芳恵の姿を見ていると・・・〔こんなこと繰り返していると、後ろめたさと言うか、罪の意識が薄らいでいって、私のことなど眼中にありません〕
http://kinoturayuki.blog.2nt.com/blog-entry-2629.html
と、黒沢さんが言った言葉が、ずっしりと私(山下一雄:やました・かずお:49歳)の胸に圧しかかってきます。
そのうち、ひとしきり妻の股間に唇を這わせていた黒沢さんが、体を起き上がらせ、妻に囁きかけますが、流石に、そのことを心得ていて、フェラチオは要求しません。
〔芳恵さんも、そろそろ欲しいんでしょ? ご主人の前で気が引けるでしょうが、私のものも馴染むようにしていただけませんか?〕
『うぅ~ん、もう、こんなになってるのに・・・・これ以上、大きくなるとこわいわ・・。』
〔男は、みんな・・・好きな女性の手で弄ってもらうのが嬉しいんですよ。〕
『そ・・う? ちょっと、待ってね・・。』
すると妻はいそいそと、黒沢さんの下半身の方へ体を寄せていく・・・・その裸身が、適当に足を開いた黒沢さんの股間に入ると、妻の姿勢が私から見て後ろ向きになります。ひざまずき、前屈みになっていく後ろ姿を見ていると、お尻の谷間に色づく縦長の経線が目に入ってきました。 第四章その2(18)へ続く
2018/01/23
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その7話
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その7話
その6話
中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君の手の動きが止まると、嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)の下半身がが慌てて少しコタツから出てきました。中條君がアソコに指を入れようとしたところから逃れているようです。しかし中條君は胸から顔をはずしてもう一方の手で綾乃の片足を広げると、嫁の抵抗も虚しく指を挿入したようでした。コタツからは出てきたものの綾乃のスカートで俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)からはちゃんと見えませんが、中條君の手の動きからもうすでに嫁のアソコは征服されてい
ます。
綾乃の口からも声が漏れると中條君は口をふさぐように無理やり嫁にキスをしました。嫁も最初は嫌がっていたものの気がつくと中條君と重なったままの二人の口元から嫁の舌も見え夢中でこらえているのか?はたまた、まさぐりあっているのかはわかりません。
中條君の手の動きが早くなるとそれにつられて合わせるように嫁の腰が上下しはじめ、あっという間に嫁の体が仰け反ってしまいました。すると、中條君の手は止まり、口元は嫁のため息を逃すと、またキスをしてを繰り返しています。そうです、嫁の綾乃がいかされました。中條君はその余韻を楽しむことなく、四つんばいの状態になりながら自分のスウェットをおろし放心状態の嫁の上に覆いかぶさります。
嫁にキスをしながらコタツに下半身をいれて嫁の中に入るポジションを探していました。すると綾乃は小声で
『ホント無理だから・・。』
〔大丈夫、外に出すから。〕
『それでもダメ!』
〔じゃ一瞬入れるだけ。〕
『無理よ、鹿島(俺)が起きちゃうから!』
〔じゃぁ声ガマンして。〕
『そういう問題じゃないわ!』
〔ほら、あたってるでしょ?〕
中條君がコタツの中で片手で自分のペニスを握り嫁のアソコにあてがっているようです。
『ダメ、ダメだって!』
〔じゃすぐに抜くから。〕
『あっ!!』
綾乃の制止を無視して中條君が腰を沈め奥までいれました。嫁は慌てて口を手で押さえます。
〔やば、メチャいい!〕
〔ほら、綾乃さんに入っているよ。〕
嫁は首を激しく横に振りました。中條君がゆっくり腰を動かす。
『あっ!!あああぁ!』
押さえている綾乃の口から声が漏れます
〔また良くしてあげるから、声はガマンしてね。〕
『本当にヤメテ!!』 その8話に続く
2018/01/24
その6話
中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君の手の動きが止まると、嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)の下半身がが慌てて少しコタツから出てきました。中條君がアソコに指を入れようとしたところから逃れているようです。しかし中條君は胸から顔をはずしてもう一方の手で綾乃の片足を広げると、嫁の抵抗も虚しく指を挿入したようでした。コタツからは出てきたものの綾乃のスカートで俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)からはちゃんと見えませんが、中條君の手の動きからもうすでに嫁のアソコは征服されてい
ます。
綾乃の口からも声が漏れると中條君は口をふさぐように無理やり嫁にキスをしました。嫁も最初は嫌がっていたものの気がつくと中條君と重なったままの二人の口元から嫁の舌も見え夢中でこらえているのか?はたまた、まさぐりあっているのかはわかりません。
中條君の手の動きが早くなるとそれにつられて合わせるように嫁の腰が上下しはじめ、あっという間に嫁の体が仰け反ってしまいました。すると、中條君の手は止まり、口元は嫁のため息を逃すと、またキスをしてを繰り返しています。そうです、嫁の綾乃がいかされました。中條君はその余韻を楽しむことなく、四つんばいの状態になりながら自分のスウェットをおろし放心状態の嫁の上に覆いかぶさります。
嫁にキスをしながらコタツに下半身をいれて嫁の中に入るポジションを探していました。すると綾乃は小声で
『ホント無理だから・・。』
〔大丈夫、外に出すから。〕
『それでもダメ!』
〔じゃ一瞬入れるだけ。〕
『無理よ、鹿島(俺)が起きちゃうから!』
〔じゃぁ声ガマンして。〕
『そういう問題じゃないわ!』
〔ほら、あたってるでしょ?〕
中條君がコタツの中で片手で自分のペニスを握り嫁のアソコにあてがっているようです。
『ダメ、ダメだって!』
〔じゃすぐに抜くから。〕
『あっ!!』
綾乃の制止を無視して中條君が腰を沈め奥までいれました。嫁は慌てて口を手で押さえます。
〔やば、メチャいい!〕
〔ほら、綾乃さんに入っているよ。〕
嫁は首を激しく横に振りました。中條君がゆっくり腰を動かす。
『あっ!!あああぁ!』
押さえている綾乃の口から声が漏れます
〔また良くしてあげるから、声はガマンしてね。〕
『本当にヤメテ!!』 その8話に続く
2018/01/24
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第13話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第13話
第12話
《真悟君は(いい意味の)変態さんだと思う。でも健康を取り戻しつつあるということだから安心をした。セックス体験は真悟君ひとりだけだから、比べることなんて出来ないけれど、真悟君のセックスは優しい。私を包み込むような優しさに溢れている。》
《今の時点で、夫以外の人とセックスをしたいと思わない。しかし、村瀬(憲二:むらせ・けんじ:33歳)主任との食事は新鮮だった。それとは別に、真悟君が喜ぶなら私にそうしてほしいなら叶えて上げたいとも思う。でもそうなったあとで夫は本当に私を愛してくれるのだろうか?》
『真悟君。また村瀬主任と二人きりで会ってもいいの?』って私(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が耳元で囁くと、また握っていたペニスが硬くなる。『もう変態さんなんだからうちの旦那様は。』って笑った。
◇◇◇
突然に入ってきた天音には驚いた。そして、僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)のペニスを握る行為に更に驚かされる。妄想の途中で硬くなっていることを天音に指摘(『変なこと考えてたでしょ? 私のことかな?』)される。落ち着いてじゃれ合っていると、ふいに僕の耳元で、『真悟君。また村瀬主任と二人きりで会ってもいいの?』と告げられ、思わず興奮してしまった。
天音と村瀬さんの関係が進展するのを期待してしまうのと嫉妬が同居している。この真っ白な裸の妻を男が抱くのか?と想像するとペニスが硬くなってしまった。〖寝取らせ〗を告白して以来、夫婦の関係は主客転倒(本来の立場・順序・軽重などが逆転すること。)になっている。天音に、『もう変態さんなんだからうちの旦那様は。』と云われてしまっていた。
◇◇◇
シャワーのあと、朝食を二人で食べている際に、私はちょっと夫をからかってみた。『真悟君は主任とどうしても“浮気”をさせたいの?』ハムエッグを頬張っていた彼がむせる。「いゃ・・天音が楽しめたら・・いいだけだょ・・。」と口籠もった。『でもね? 最近元気じゃない! あっちが・・うっふ・・。』「えっ? そうかな?」『私に浮気させて、真悟君も女の子と遊ぼうとか? 思ってない?』って強めの口調で問い質すと、更にあわてて、「そんな君を裏切るようなこと・・・しない。」なんだかSの気分になって、『私は真悟君を裏切ってもいいのね。』とほほ笑む。
◇◇◇
僕は内心、《わぁ~朝から天音のやつ、凄い勢いだな。この“計画”は慎重に進めなきゃなと思った。》「だから心は僕に置いていてほしいんだ。僕の我儘だけど・・」と返答するのが精いっぱいだった。『からだは主任さんなの?』って、また攻められる。「いやいや。僕が満足させてあげられないから・・。」と言い訳した。『今日はどこへ行く? 買い物に付き合ってね。』って、話題をかえてくれたので、すこしほっとして、「あ・いいよ。」と答える。
第14話に続く 2018/01/26
第12話
《真悟君は(いい意味の)変態さんだと思う。でも健康を取り戻しつつあるということだから安心をした。セックス体験は真悟君ひとりだけだから、比べることなんて出来ないけれど、真悟君のセックスは優しい。私を包み込むような優しさに溢れている。》
《今の時点で、夫以外の人とセックスをしたいと思わない。しかし、村瀬(憲二:むらせ・けんじ:33歳)主任との食事は新鮮だった。それとは別に、真悟君が喜ぶなら私にそうしてほしいなら叶えて上げたいとも思う。でもそうなったあとで夫は本当に私を愛してくれるのだろうか?》
『真悟君。また村瀬主任と二人きりで会ってもいいの?』って私(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が耳元で囁くと、また握っていたペニスが硬くなる。『もう変態さんなんだからうちの旦那様は。』って笑った。
◇◇◇
突然に入ってきた天音には驚いた。そして、僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)のペニスを握る行為に更に驚かされる。妄想の途中で硬くなっていることを天音に指摘(『変なこと考えてたでしょ? 私のことかな?』)される。落ち着いてじゃれ合っていると、ふいに僕の耳元で、『真悟君。また村瀬主任と二人きりで会ってもいいの?』と告げられ、思わず興奮してしまった。
天音と村瀬さんの関係が進展するのを期待してしまうのと嫉妬が同居している。この真っ白な裸の妻を男が抱くのか?と想像するとペニスが硬くなってしまった。〖寝取らせ〗を告白して以来、夫婦の関係は主客転倒(本来の立場・順序・軽重などが逆転すること。)になっている。天音に、『もう変態さんなんだからうちの旦那様は。』と云われてしまっていた。
◇◇◇
シャワーのあと、朝食を二人で食べている際に、私はちょっと夫をからかってみた。『真悟君は主任とどうしても“浮気”をさせたいの?』ハムエッグを頬張っていた彼がむせる。「いゃ・・天音が楽しめたら・・いいだけだょ・・。」と口籠もった。『でもね? 最近元気じゃない! あっちが・・うっふ・・。』「えっ? そうかな?」『私に浮気させて、真悟君も女の子と遊ぼうとか? 思ってない?』って強めの口調で問い質すと、更にあわてて、「そんな君を裏切るようなこと・・・しない。」なんだかSの気分になって、『私は真悟君を裏切ってもいいのね。』とほほ笑む。
◇◇◇
僕は内心、《わぁ~朝から天音のやつ、凄い勢いだな。この“計画”は慎重に進めなきゃなと思った。》「だから心は僕に置いていてほしいんだ。僕の我儘だけど・・」と返答するのが精いっぱいだった。『からだは主任さんなの?』って、また攻められる。「いやいや。僕が満足させてあげられないから・・。」と言い訳した。『今日はどこへ行く? 買い物に付き合ってね。』って、話題をかえてくれたので、すこしほっとして、「あ・いいよ。」と答える。
第14話に続く 2018/01/26