中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.2
中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.2
VOL.1
危険日は避けるとしても、する時は一日で三度も四度も中で射精していたのですから、半年ほどで妊娠が分かりました。それは彼女(河村茜音:かわむら・あかね)が大学二年生の夏です。私(義家真一:よしいえ・しんいち:当時30歳)は泣いて喜びました。『義家さん、喜び過ぎよ。』って笑う彼女も貰い泣きをしていました。
彼女の年齢が年齢だけに周りを説得するのが大変でしたが、三姉妹の末っ子である彼女の姉二人が猛烈に私達の事を応援してくれ、無事結婚を許されます。因みに姉二人とも、当時独身でしたけど(苦笑)。お腹が目立つ前にウエディングドレスを着せたかった私は、その二ヶ月後に式を挙げました。《今思えば幸せの絶頂期でした。この時が・・・・・・。》
二人で新しい部屋を借りて、そこから私は職場へ、彼女は大学へ通う生活がスタートします。新婚生活は幸せに満ちた素晴らしい毎日でした。そんな生活が大きく変わったのは、卒業式を目前に控えた二月の事です。出産を間近に、彼女が流産してしまったのです。
私達が前を向いて歩み出せるようになるのに半年以上かかりました。非常に残酷で受け入れ難い事実を乗り越えた私達は、以前にも増して愛し合うようになります。この時の彼女は子供を作ることに対してややネガティブになっていた。夜の行為は彼女の精神状態をみながら、少しずつ再開させていきます。
快楽のためのセックスが、子作りの為のセックスに変わるまで、またそこから半年かかりました。前向きに子作りを考え始めた私達の営みは、以前にも増して濃いものになっていきます。特に危険日には一歩も外に出ることもなく、何度も何度も愛し合いました。
しかし、そんな生活を一年間続けても妊娠する事はありません。妻(義家茜音:よしいえ・あかね:21歳)は『焦る必要はないわ、私はまだまだ若いんだし。』って言ってくれますが・・・・・。今度は私が色々とネガティブに考えるようになり、夜の生活が上手くいかなくなることがチラホラとありました。つまり、勃起しないことが度々あったのです。
妻の美しい顔を眺めようと、妻の献身的な施しを受けようとも勃起しない事が徐々に多くなっていきました。そして二年経った頃、私はEDとの診断を受け、薬の処方を受けてもなかなか勃たないようになりました。茜音は私を気遣ってか、『セックスは重要な事ではないわ。私の貴方への愛は変わらないし、ゆっくり直していけばいいのよ。』って笑顔で勇気付けてくれていました。
しかし、セックスレスが一年続いた時、私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)は禁断の一言を妻の茜音(あかね:24歳)に対して言ってしまったのです。「他に信頼できる人がいるのなら、その人に満足させて貰った方が良いのでは?」と。20代前半の愛する女性がセックスを謳歌できないでいる事に、私は罪悪感と申し訳なさで一杯でした。くわえて私の性癖も多少は作用していたのも事実です。つまり、《愛し合っていればプレイとして成り立つはず。》との思いもあったのです。しかし、彼女の怒りは凄まじいものでした。暫く口を聞いてくれないほどに・・・。 VOL.3に続く
2017/01/10
VOL.1
危険日は避けるとしても、する時は一日で三度も四度も中で射精していたのですから、半年ほどで妊娠が分かりました。それは彼女(河村茜音:かわむら・あかね)が大学二年生の夏です。私(義家真一:よしいえ・しんいち:当時30歳)は泣いて喜びました。『義家さん、喜び過ぎよ。』って笑う彼女も貰い泣きをしていました。
彼女の年齢が年齢だけに周りを説得するのが大変でしたが、三姉妹の末っ子である彼女の姉二人が猛烈に私達の事を応援してくれ、無事結婚を許されます。因みに姉二人とも、当時独身でしたけど(苦笑)。お腹が目立つ前にウエディングドレスを着せたかった私は、その二ヶ月後に式を挙げました。《今思えば幸せの絶頂期でした。この時が・・・・・・。》
二人で新しい部屋を借りて、そこから私は職場へ、彼女は大学へ通う生活がスタートします。新婚生活は幸せに満ちた素晴らしい毎日でした。そんな生活が大きく変わったのは、卒業式を目前に控えた二月の事です。出産を間近に、彼女が流産してしまったのです。
私達が前を向いて歩み出せるようになるのに半年以上かかりました。非常に残酷で受け入れ難い事実を乗り越えた私達は、以前にも増して愛し合うようになります。この時の彼女は子供を作ることに対してややネガティブになっていた。夜の行為は彼女の精神状態をみながら、少しずつ再開させていきます。
快楽のためのセックスが、子作りの為のセックスに変わるまで、またそこから半年かかりました。前向きに子作りを考え始めた私達の営みは、以前にも増して濃いものになっていきます。特に危険日には一歩も外に出ることもなく、何度も何度も愛し合いました。
しかし、そんな生活を一年間続けても妊娠する事はありません。妻(義家茜音:よしいえ・あかね:21歳)は『焦る必要はないわ、私はまだまだ若いんだし。』って言ってくれますが・・・・・。今度は私が色々とネガティブに考えるようになり、夜の生活が上手くいかなくなることがチラホラとありました。つまり、勃起しないことが度々あったのです。
妻の美しい顔を眺めようと、妻の献身的な施しを受けようとも勃起しない事が徐々に多くなっていきました。そして二年経った頃、私はEDとの診断を受け、薬の処方を受けてもなかなか勃たないようになりました。茜音は私を気遣ってか、『セックスは重要な事ではないわ。私の貴方への愛は変わらないし、ゆっくり直していけばいいのよ。』って笑顔で勇気付けてくれていました。
しかし、セックスレスが一年続いた時、私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)は禁断の一言を妻の茜音(あかね:24歳)に対して言ってしまったのです。「他に信頼できる人がいるのなら、その人に満足させて貰った方が良いのでは?」と。20代前半の愛する女性がセックスを謳歌できないでいる事に、私は罪悪感と申し訳なさで一杯でした。くわえて私の性癖も多少は作用していたのも事実です。つまり、《愛し合っていればプレイとして成り立つはず。》との思いもあったのです。しかし、彼女の怒りは凄まじいものでした。暫く口を聞いてくれないほどに・・・。 VOL.3に続く
2017/01/10
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その5
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その5
僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)が彼女(真田里美:さなだ・さとみ:20歳)の服の中に手を突っ込む。そしてブラジャーの隙間から乳首を触ると、すでに期待で固くなっていた。
「興奮しているね……。」
『うん……雅樹君、ベッド行こうよぉ……。』
素直に認めて、寝室に誘う里美。でも、こんな体勢なので、日頃思っていることを言ってみる。
「ねぇ、口でしてくれないかな?」へ
思い切ってそう言った。
『じぇじぇっ!? ミリミリ! だって怖いんだもん!』
って、驚いた顔で言う。驚いたりすると、やっぱり方言が出る。最初は意味がわからなかったが、ミリミリは無理無理と言うことらしい。方言を話す若い女の子は、なんでこんなに可愛く思えるのだろう?
「ゴメンゴメン。じゃあ、シャワー浴びようか?」
『後でいいよ……もう、すぐにして欲しいです……。』
里美が顔を真っ赤にしてうつむきながら、可愛くおねだりをする。僕はもう限界で、このまま里美に覆いかぶさり、手早くコンドームを付けると、着衣のままつながった……。
珍しく電気を付けたままセックスが始まったので、里美の感じている顔や、はだけて見えているアソコを注視してしまう。服もまくり上げて、胸も見たいと思ったが、里美がしがみついてくるので出来なかった。
こんなに、むさぼるようにセックスをしても、里美は声を抑えているのか、それほど大きくあえがない。一瞬、なぜだかわからないが、匠の筋肉質な体に抱かれて、あえぎまくっている里美を想像してしまった。そして、その瞬間前触れもなくイッてしまった……戸惑い、慌てながら、「イ、イクっ!」と、イッた後でそう叫んだ。
『雅樹君、好きぃっ!』って里美は、思いきり抱きついてきて、キスをする……なんか、また満足させられなかったな……と、反省をしながら一緒にシャワーに向かう。
珍しく、一緒にシャワーを浴び始めた里美。小さいけど、形の良い胸が見える。普段、ほとんど見ることが出来ない胸なので、食い入るように見ていると、また勃起してくる……やっぱり、普段は恥じらってなるべく隠しておく方が、価値が高まるというか、レア感が高まるのだと思った。そう考えると、イスラム圏とかで女性がスッポリと顔まで隠すのは、究極のセックスブースター(性欲促進剤)なのかも知れないと思った。
『ふふ(笑)。大っきくなってるね(笑)。わたしのおっぱい見て興奮してくれたの? 嬉しいなぁ……。』
里美は、小さな胸がコンプレックスらしい。でも、僕はその小さな胸が好きだと常々言っている。それが里美にとっては嬉しいらしい。
そして、里美はいきなりしゃがみ込むと、僕のチンポを握り、口にくわえてくれた……。さっきは怖がって無理と言ったのに、ぎこちなくだけど、しっかりとフェラチオをしてくれている。里美にとっては初めてのフェラチオのはずで、緊張しているのが伝わってくる……。
でも、僕は飛び上がるほど嬉しかった。処女に続き、初フェラチオももらえた……そう考えると、僕は里美に何をあげられたのだろう? キスも童貞も、大人のオモチャを使うプレイも里美以外と経験済みだ。そう考えると、申し訳なく思う……。 その6に続く
2017/01/13
僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)が彼女(真田里美:さなだ・さとみ:20歳)の服の中に手を突っ込む。そしてブラジャーの隙間から乳首を触ると、すでに期待で固くなっていた。
「興奮しているね……。」
『うん……雅樹君、ベッド行こうよぉ……。』
素直に認めて、寝室に誘う里美。でも、こんな体勢なので、日頃思っていることを言ってみる。
「ねぇ、口でしてくれないかな?」へ
思い切ってそう言った。
『じぇじぇっ!? ミリミリ! だって怖いんだもん!』
って、驚いた顔で言う。驚いたりすると、やっぱり方言が出る。最初は意味がわからなかったが、ミリミリは無理無理と言うことらしい。方言を話す若い女の子は、なんでこんなに可愛く思えるのだろう?
「ゴメンゴメン。じゃあ、シャワー浴びようか?」
『後でいいよ……もう、すぐにして欲しいです……。』
里美が顔を真っ赤にしてうつむきながら、可愛くおねだりをする。僕はもう限界で、このまま里美に覆いかぶさり、手早くコンドームを付けると、着衣のままつながった……。
珍しく電気を付けたままセックスが始まったので、里美の感じている顔や、はだけて見えているアソコを注視してしまう。服もまくり上げて、胸も見たいと思ったが、里美がしがみついてくるので出来なかった。
こんなに、むさぼるようにセックスをしても、里美は声を抑えているのか、それほど大きくあえがない。一瞬、なぜだかわからないが、匠の筋肉質な体に抱かれて、あえぎまくっている里美を想像してしまった。そして、その瞬間前触れもなくイッてしまった……戸惑い、慌てながら、「イ、イクっ!」と、イッた後でそう叫んだ。
『雅樹君、好きぃっ!』って里美は、思いきり抱きついてきて、キスをする……なんか、また満足させられなかったな……と、反省をしながら一緒にシャワーに向かう。
珍しく、一緒にシャワーを浴び始めた里美。小さいけど、形の良い胸が見える。普段、ほとんど見ることが出来ない胸なので、食い入るように見ていると、また勃起してくる……やっぱり、普段は恥じらってなるべく隠しておく方が、価値が高まるというか、レア感が高まるのだと思った。そう考えると、イスラム圏とかで女性がスッポリと顔まで隠すのは、究極のセックスブースター(性欲促進剤)なのかも知れないと思った。
『ふふ(笑)。大っきくなってるね(笑)。わたしのおっぱい見て興奮してくれたの? 嬉しいなぁ……。』
里美は、小さな胸がコンプレックスらしい。でも、僕はその小さな胸が好きだと常々言っている。それが里美にとっては嬉しいらしい。
そして、里美はいきなりしゃがみ込むと、僕のチンポを握り、口にくわえてくれた……。さっきは怖がって無理と言ったのに、ぎこちなくだけど、しっかりとフェラチオをしてくれている。里美にとっては初めてのフェラチオのはずで、緊張しているのが伝わってくる……。
でも、僕は飛び上がるほど嬉しかった。処女に続き、初フェラチオももらえた……そう考えると、僕は里美に何をあげられたのだろう? キスも童貞も、大人のオモチャを使うプレイも里美以外と経験済みだ。そう考えると、申し訳なく思う……。 その6に続く
2017/01/13
中Ⅱ15「嫁との微妙な関係」第4話
中Ⅱ15「嫁との微妙な関係」第4話
それから私たちのお揃い下着生活が始まったある日、また新たな発見をしました。最近寝室で嫁(畠山夏穂:はたけやま・かほ:34歳)がよくお香を炊くのです。夏穂は『アロマよ、癒しになるんだから。』って言っていたのですが、嫁のドレッサーの横にあった、お菓子のかわいい空缶を誤って落としてしまった。すると、ふたが開いてしまった缶からはタバコの吸い殻が一杯こぼれます。私(畠山正樹:はたけやま・まさき:38歳)も数年前に止めたタバコは我が家にはないはずで、それに口紅もついていますので嫁に間違いありません。急にお香を炊くようになったのも理解できました。
子供が寝てから嫁を問い詰めると、またあの女王様のような目付きで『仕事に煮詰まっていた時、男の社員さんがタバコを吹かすのを見て始めたの。あなたにバレたからもう家でも堂々と吸えるわ。あなたも我慢せずに復活したら・・・。』ってハンドバックからタバコケースを出し、2本のタバコに火を付け1本は私にくれました。さすがに女性らしくメンソールです。『これで下着もタバコもお揃いね。』ってベッドに腰掛け足を組みまるで女王様と下僕です。それでも私のジュニア(ペニス)はまた反応しています。
下着もタバコもお揃いになって、嫁との会話も増えセックスも毎週土曜日に習慣になりました。しかし、例の職場の飲み会も月に1~2度は有り、その時は決まって嫁は午前様です。でも事前に報告があり泊りになる事もなく、絶対男のニオイはするのですが嫁との新鮮なセックスを前にしてはそんな事はもうどうでも良くなり、子供の前ではやさしいパパを立ててくれ、ベッドで2人きりになると気高く・崇高な嫁(というより女王様)を演じてくれる嫁のセックスの虜になって行く自分を感じていました。きっと飲み会の男性も私と同じか正反対の男だと思います。
嫁のセックスはあれ以来、必ず自分が上で私がイった後もバイブによって数回イかなければ満足しないようでした。私は1回で十分で、ものすごく濃厚なので体が持たないほどです。そして今はベッドサイドチェストの鍵も嫁が持っていてセックス前には自分で準備していました。タバコの火を付けるのも私の役目、まるでSM倶楽部の女王様そのものです。
そんなある日の土曜日、風呂に入ろうとする私に嫁が、ちょっと待ってと言って腕・足・腋にムースを塗りたくりました。『私が洗い流してあげるから5分間お湯に入らないでね。』って・・・その後嫁もショートパンツまま入ってきてバスマットに仰向けに寝るように言います。すでに口調と目付きはベッドルームの嫁=女王様そのものです。お湯でムースを洗い流され、タオルで擦られた後は女性のようにツルンとした肌になっていました。
それから嫁は『前からショーツを穿くあなたを見ていて思ったんだけど、陰毛が多すぎヨ、はみ出さないように揃えてあげるからじっとしてて。』ってジュニア(ペニス)の回りや、アナルの回りまで剃られて、ジュニアの上に縦長に5cm×10cm程度の、それも短くカットされた女の子のような恥毛が残っただけです。嫁がバスルームから出て行った後の脱衣籠には前は閉じているもののオメコからアナルまで股割れのショーツが置いてあります。『着替え置いといたからね。』ってドアの向こうから聞こえた嫁の声はなぜか歓喜の声に聞こえました。
2017/01/16
それから私たちのお揃い下着生活が始まったある日、また新たな発見をしました。最近寝室で嫁(畠山夏穂:はたけやま・かほ:34歳)がよくお香を炊くのです。夏穂は『アロマよ、癒しになるんだから。』って言っていたのですが、嫁のドレッサーの横にあった、お菓子のかわいい空缶を誤って落としてしまった。すると、ふたが開いてしまった缶からはタバコの吸い殻が一杯こぼれます。私(畠山正樹:はたけやま・まさき:38歳)も数年前に止めたタバコは我が家にはないはずで、それに口紅もついていますので嫁に間違いありません。急にお香を炊くようになったのも理解できました。
子供が寝てから嫁を問い詰めると、またあの女王様のような目付きで『仕事に煮詰まっていた時、男の社員さんがタバコを吹かすのを見て始めたの。あなたにバレたからもう家でも堂々と吸えるわ。あなたも我慢せずに復活したら・・・。』ってハンドバックからタバコケースを出し、2本のタバコに火を付け1本は私にくれました。さすがに女性らしくメンソールです。『これで下着もタバコもお揃いね。』ってベッドに腰掛け足を組みまるで女王様と下僕です。それでも私のジュニア(ペニス)はまた反応しています。
下着もタバコもお揃いになって、嫁との会話も増えセックスも毎週土曜日に習慣になりました。しかし、例の職場の飲み会も月に1~2度は有り、その時は決まって嫁は午前様です。でも事前に報告があり泊りになる事もなく、絶対男のニオイはするのですが嫁との新鮮なセックスを前にしてはそんな事はもうどうでも良くなり、子供の前ではやさしいパパを立ててくれ、ベッドで2人きりになると気高く・崇高な嫁(というより女王様)を演じてくれる嫁のセックスの虜になって行く自分を感じていました。きっと飲み会の男性も私と同じか正反対の男だと思います。
嫁のセックスはあれ以来、必ず自分が上で私がイった後もバイブによって数回イかなければ満足しないようでした。私は1回で十分で、ものすごく濃厚なので体が持たないほどです。そして今はベッドサイドチェストの鍵も嫁が持っていてセックス前には自分で準備していました。タバコの火を付けるのも私の役目、まるでSM倶楽部の女王様そのものです。
そんなある日の土曜日、風呂に入ろうとする私に嫁が、ちょっと待ってと言って腕・足・腋にムースを塗りたくりました。『私が洗い流してあげるから5分間お湯に入らないでね。』って・・・その後嫁もショートパンツまま入ってきてバスマットに仰向けに寝るように言います。すでに口調と目付きはベッドルームの嫁=女王様そのものです。お湯でムースを洗い流され、タオルで擦られた後は女性のようにツルンとした肌になっていました。
それから嫁は『前からショーツを穿くあなたを見ていて思ったんだけど、陰毛が多すぎヨ、はみ出さないように揃えてあげるからじっとしてて。』ってジュニア(ペニス)の回りや、アナルの回りまで剃られて、ジュニアの上に縦長に5cm×10cm程度の、それも短くカットされた女の子のような恥毛が残っただけです。嫁がバスルームから出て行った後の脱衣籠には前は閉じているもののオメコからアナルまで股割れのショーツが置いてあります。『着替え置いといたからね。』ってドアの向こうから聞こえた嫁の声はなぜか歓喜の声に聞こえました。
2017/01/16
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その6
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その6
しばらくして、真田里美(さなだ・さとみ:20歳)が立ち上がる。
『もう我慢できないよぉ……入れて……。』
って、潤んだ目で言ってきた。僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)は、里美を壁に向けさせると、そのまま立ちバックで入れようと思った。でも、入れる瞬間に、避妊していないことを思いだす。
「ゴ、ゴム取ってくる!」
『……そのままでいいから、ねぇ、もう我慢できないよぉ……。』
「だ、大丈夫なの?」
『うん……大丈夫な日だから……。』
里美は、発情した顔で言う。こんなにも興奮している彼女を初めて見た。でも、僕は入れることが出来なかった。避妊なしでのセックスは、無責任だと思うからだ。もし今赤ちゃんが出来てしまっても、堕ろすこともないし、結婚もすると思う。でもそんなのは、計画性のなさを周りにアピールするだけだと思うし、将来子供も嫌な思いをすると思う。
僕が固まっていると、『ゴメンなさい……わがまま言ってゴメンね……ベッド行こ?』って、少しだけ悲しそうな顔で言ってきた。それから二人はベッドに行き、すぐにつながる。でも、なぜかわからないが、今度は生で二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)とセックスをする里美を想像してしまって、1分も保たずにいってしまった……。それでも里美は、
僕の腕枕で幸せそうに眠りにつく……。
それから僕は里美の可愛い寝顔を見ながら、《なぜあんな変なことを考えてしまったのだろう?》と、自問した。嫉妬で少し変になっていただけだと結論づけたが、《あんなに早くイッてしまうくらい興奮していたのかな?》と、不思議にも思った。
そして、また同じような日々が続いた。そのような中で、この日は、僕は授業の実験の関係で遅くなる予定で、里美と帰る時間が大幅にずれることになる。『じゃあ、ご飯作って待ってるね! 早く帰ってきてよ……。』って少し寂しそうな里美。毎日一緒にいるのに、少し離れるだけでこんなに寂しがる。抱きしめてキスをしたくなったが、なんとか我慢した。
そして、ようやく実験が終わったので、本当にどこにも寄り道をせずに家に帰った。玄関を開けると、男物のスニーカーがあり、リビングから里美の笑い声が聞こえてくる。それと同時に、匠の笑い声も聞こえてきた。
僕は、慌ててリビングに行くと、食事をしながら楽しそうに笑っている二人がいた。
〔お、おかえり! 悪いな、先食べてるよ!〕
匠が元気いっぱいに言う。
『おかえりぃ〜 今、よそうね、座ってて!』
って、里美もいつになく楽しそうだ。
「どうしたの?」なんて聞きながら僕は、椅子に座る。〔これ、実家から送ってきたから、2人にお裾分け。〕と、匠が、テーブルの上のイチゴを指さす。かなり大粒のイチゴで、美味しそうだ。「おぉっ! 美味そう! ていうか、実家どこだっけ?」と、僕が聞くと、
〔ん? 栃木(生産高全国1位)だよ。〕と、匠が答える。「あぁ、とちおとめか」、と僕が納得していると、里美が『へぇ! 匠君って、都会モノなんだね!』って目をキラキラさせて言う。
それで僕も匠も、顔を見合わせて吹き出した。岩手出身の里美には、栃木も都会というイメージらしい。笑っている僕達を不思議そうに見る彼女に、そのあたりの説明をすると、『いんや、関東なら都会だって!』って、なまり全開で言った。それから3人で爆笑しながら、食事をして、イチゴを食べた。
でも僕はその時、実は異様なまでに興奮していた。僕のいないところで二人きりだった里美と匠。しかし当然何もないとわかっているが、何かしようと思えば出来たはずである。マンションの一室で、男女が二人きり……妄想が妄想を呼び、一人で苦しんでいた……。
その7に続く
2017/01/24
しばらくして、真田里美(さなだ・さとみ:20歳)が立ち上がる。
『もう我慢できないよぉ……入れて……。』
って、潤んだ目で言ってきた。僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)は、里美を壁に向けさせると、そのまま立ちバックで入れようと思った。でも、入れる瞬間に、避妊していないことを思いだす。
「ゴ、ゴム取ってくる!」
『……そのままでいいから、ねぇ、もう我慢できないよぉ……。』
「だ、大丈夫なの?」
『うん……大丈夫な日だから……。』
里美は、発情した顔で言う。こんなにも興奮している彼女を初めて見た。でも、僕は入れることが出来なかった。避妊なしでのセックスは、無責任だと思うからだ。もし今赤ちゃんが出来てしまっても、堕ろすこともないし、結婚もすると思う。でもそんなのは、計画性のなさを周りにアピールするだけだと思うし、将来子供も嫌な思いをすると思う。
僕が固まっていると、『ゴメンなさい……わがまま言ってゴメンね……ベッド行こ?』って、少しだけ悲しそうな顔で言ってきた。それから二人はベッドに行き、すぐにつながる。でも、なぜかわからないが、今度は生で二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)とセックスをする里美を想像してしまって、1分も保たずにいってしまった……。それでも里美は、
僕の腕枕で幸せそうに眠りにつく……。
それから僕は里美の可愛い寝顔を見ながら、《なぜあんな変なことを考えてしまったのだろう?》と、自問した。嫉妬で少し変になっていただけだと結論づけたが、《あんなに早くイッてしまうくらい興奮していたのかな?》と、不思議にも思った。
そして、また同じような日々が続いた。そのような中で、この日は、僕は授業の実験の関係で遅くなる予定で、里美と帰る時間が大幅にずれることになる。『じゃあ、ご飯作って待ってるね! 早く帰ってきてよ……。』って少し寂しそうな里美。毎日一緒にいるのに、少し離れるだけでこんなに寂しがる。抱きしめてキスをしたくなったが、なんとか我慢した。
そして、ようやく実験が終わったので、本当にどこにも寄り道をせずに家に帰った。玄関を開けると、男物のスニーカーがあり、リビングから里美の笑い声が聞こえてくる。それと同時に、匠の笑い声も聞こえてきた。
僕は、慌ててリビングに行くと、食事をしながら楽しそうに笑っている二人がいた。
〔お、おかえり! 悪いな、先食べてるよ!〕
匠が元気いっぱいに言う。
『おかえりぃ〜 今、よそうね、座ってて!』
って、里美もいつになく楽しそうだ。
「どうしたの?」なんて聞きながら僕は、椅子に座る。〔これ、実家から送ってきたから、2人にお裾分け。〕と、匠が、テーブルの上のイチゴを指さす。かなり大粒のイチゴで、美味しそうだ。「おぉっ! 美味そう! ていうか、実家どこだっけ?」と、僕が聞くと、
〔ん? 栃木(生産高全国1位)だよ。〕と、匠が答える。「あぁ、とちおとめか」、と僕が納得していると、里美が『へぇ! 匠君って、都会モノなんだね!』って目をキラキラさせて言う。
それで僕も匠も、顔を見合わせて吹き出した。岩手出身の里美には、栃木も都会というイメージらしい。笑っている僕達を不思議そうに見る彼女に、そのあたりの説明をすると、『いんや、関東なら都会だって!』って、なまり全開で言った。それから3人で爆笑しながら、食事をして、イチゴを食べた。
でも僕はその時、実は異様なまでに興奮していた。僕のいないところで二人きりだった里美と匠。しかし当然何もないとわかっているが、何かしようと思えば出来たはずである。マンションの一室で、男女が二人きり……妄想が妄想を呼び、一人で苦しんでいた……。
その7に続く
2017/01/24
中Ⅱ20[僕が部下と嫁を交換したら。]第1話
中Ⅱ20[僕が部下と嫁を交換したら。]第1話
(原題:後輩との嫁交換 原作者:ボルカノ :2012/11/03)
僕(塩田寛治:しおた・かんじ)は32歳のサラリーマン。1年前から会社では前例の無いほどの若さで営業課長の仕事を仰せ付かっています。僕の妻は真央31歳。エッチな事には好奇心の強い方です。数年前から、夜の生活に少々マンネリを感じ、《一回でいいから相互鑑賞なんてしてみたいね。》と夫婦で話し合っていました。しかし、他人とのプレイはNGですし、僕が他の女とするのも強く拒否します。つまりスワッピングはしたくないらしい。
そんな時、僕が課長に就任すると同時に僕の課に新人の岸谷大樹(きしたに・だいき:22歳)が配属されます。岸谷君は入社一年にも満たないうちに高校から付き合っている新堂咲羽ちゃんと結婚しました。
岸谷君の結婚式では僕の上司である渥美部長が仲人のあいさつをする予定だったのですが、直前で緊急入院。部長から挨拶文を預かり、僕が読み上げる事になります。ただ預かった物を読み上げるだけでは能が無いので、自分の言葉も少々添えてあいさつとさせてもらったのです。しかし、自分では何を言ったのかも覚えていないのですが、このあいさつが新婦(岸谷咲羽:きしたに・さわ:22歳)には好印象だったようで[大ちゃん(岸谷君)はすごく素敵な上司を持って良かったね。]などと言っていたようです。
会社が僕に預けた初めての新卒という事もあって、仕事終わりによく二人で飲みに行った。僕は岸谷君をとにかく可愛がります。仕事はあまり出来る方では無いので、仕事のパートナーとしては今一つなのですが、プライベートでは面白い人間で意気も投合し、結婚後は咲羽ちゃんも家に呼んで夫婦同士での交流もありました。
二人で飲むごとに岸谷君の〖寝取られの性癖〗が強く伝わってきます。高校一年からずっと付き合っている咲羽ちゃんと結婚したので、岸谷君も咲羽ちゃんもお互いの体しか知りませんでした。それで岸谷君夫婦も僕たちに似た夜のマンネリ感を持っていました。
ある日、二人で居酒屋で飲みながら話がやらしい(下ネタ)方向に流れていったので、ここで“相互鑑賞”の話を持ちかけようかと思った矢先、岸谷君から〔課長、咲羽としてみませんか?〕と突然提案されます。
思わず酒を吹き出しました。「どうしたんだい?」と聞くと〔嫁は自分以外の男を知らないので・・・嫁も課長の事がお気に入りですし・・・課長さえ良ければ・・・自分も嫁が自分以外の男にやられているとこ見たいし、課長だったら安心なんです。〕
長々と岸谷君の寝取られ性癖を聞かされた後、僕も「夫婦の相互鑑賞への渇望」を伝えました。すると〔いいですね!! それでしたらすぐにでもやれますよね。やりましょ! やりましょ!!〕って、深刻な顔をして咲羽ちゃんの寝取られをお願いしていたかと思えば、僕たち夫婦も同じような願望がある事がわかれば岸谷君はまたいつものお調子者に戻りました。 第2話に続く
2017/01/25
(原題:後輩との嫁交換 原作者:ボルカノ :2012/11/03)
僕(塩田寛治:しおた・かんじ)は32歳のサラリーマン。1年前から会社では前例の無いほどの若さで営業課長の仕事を仰せ付かっています。僕の妻は真央31歳。エッチな事には好奇心の強い方です。数年前から、夜の生活に少々マンネリを感じ、《一回でいいから相互鑑賞なんてしてみたいね。》と夫婦で話し合っていました。しかし、他人とのプレイはNGですし、僕が他の女とするのも強く拒否します。つまりスワッピングはしたくないらしい。
そんな時、僕が課長に就任すると同時に僕の課に新人の岸谷大樹(きしたに・だいき:22歳)が配属されます。岸谷君は入社一年にも満たないうちに高校から付き合っている新堂咲羽ちゃんと結婚しました。
岸谷君の結婚式では僕の上司である渥美部長が仲人のあいさつをする予定だったのですが、直前で緊急入院。部長から挨拶文を預かり、僕が読み上げる事になります。ただ預かった物を読み上げるだけでは能が無いので、自分の言葉も少々添えてあいさつとさせてもらったのです。しかし、自分では何を言ったのかも覚えていないのですが、このあいさつが新婦(岸谷咲羽:きしたに・さわ:22歳)には好印象だったようで[大ちゃん(岸谷君)はすごく素敵な上司を持って良かったね。]などと言っていたようです。
会社が僕に預けた初めての新卒という事もあって、仕事終わりによく二人で飲みに行った。僕は岸谷君をとにかく可愛がります。仕事はあまり出来る方では無いので、仕事のパートナーとしては今一つなのですが、プライベートでは面白い人間で意気も投合し、結婚後は咲羽ちゃんも家に呼んで夫婦同士での交流もありました。
二人で飲むごとに岸谷君の〖寝取られの性癖〗が強く伝わってきます。高校一年からずっと付き合っている咲羽ちゃんと結婚したので、岸谷君も咲羽ちゃんもお互いの体しか知りませんでした。それで岸谷君夫婦も僕たちに似た夜のマンネリ感を持っていました。
ある日、二人で居酒屋で飲みながら話がやらしい(下ネタ)方向に流れていったので、ここで“相互鑑賞”の話を持ちかけようかと思った矢先、岸谷君から〔課長、咲羽としてみませんか?〕と突然提案されます。
思わず酒を吹き出しました。「どうしたんだい?」と聞くと〔嫁は自分以外の男を知らないので・・・嫁も課長の事がお気に入りですし・・・課長さえ良ければ・・・自分も嫁が自分以外の男にやられているとこ見たいし、課長だったら安心なんです。〕
長々と岸谷君の寝取られ性癖を聞かされた後、僕も「夫婦の相互鑑賞への渇望」を伝えました。すると〔いいですね!! それでしたらすぐにでもやれますよね。やりましょ! やりましょ!!〕って、深刻な顔をして咲羽ちゃんの寝取られをお願いしていたかと思えば、僕たち夫婦も同じような願望がある事がわかれば岸谷君はまたいつものお調子者に戻りました。 第2話に続く
2017/01/25
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その7
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その7
そして楽しい時間が終わり、また夜、真田里美(さなだ・さとみ:20歳)におねだりをされてセックスをしてベッドに入った。この時もまた変な想像に取り付かれ、2分も保たずにイッてしまった僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)……僕は、変なのかも知れない。里美が他の男としているところを想像して、興奮する……何でなんだろう?
そして、この日を境に割と頻繁に二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)が遊びに来るようになる。就活もめどがついたようだ。この前みたいに、僕が帰る前に食事が始まったり、里美とゲームをしていたりするようになっている。
僕は、まったく気にしていない顔をしながら、不安で死にそうになる。でも、里美は相変わらず僕にべったりで、匠が帰ると必ず甘えておねだりをしてくれた。《もしかして浮気しているのでは?》と、一瞬思うこともあったが、里美の態度を見てそれはないと思う。
ただ、どうしても気になることがある。最近里美が、口でしてくれるようになったことだ。しかも、やってもらうたびに上手くなっている気がする。やるたびに上達するのは当たり前なのかも知れないが、《もしかして匠にやっているのでは? 匠に仕込まれたのでは?》 と、変な勘ぐりをしてしまう。そして、そう思うと激しく心臓が脈打ち、貧血みたいになった。それだけではなく、はち切れそうなほど勃起もする……。
ただ、《里美に限ってそれは絶対にない!》そう思うようにしていた。でも、今日の里美のフェラチオで、疑惑が抑えきれないくらいのレベルになってしまった……。
『んっ! んンッ! へへ(笑)。カチカチになった(笑)。んっ! んんっ!!』
里美が、僕のペニスを口でしながら言う。『怖い』と言って、ぎこちなくしか出来なかった彼女が、笑いながら口でしてくれている……可愛い舌が、僕のカリ首をすくい取るように舐め、そして、喉奥までくわえ込んでいく。根元まで完全に飲み込むと、強烈に吸いながら頭を振る。《これって、バキュームフェラ?》僕自身も経験がないのでわからないが、とにかく気持ち良い。
そして、これを里美に実地で教えている匠を想像した途端、里美の口の中にぶちまけてしまった。
『んん〜〜っ!!』
里美は、一瞬驚いた顔をしたが、すぐに目が笑う。
『もう! ビックリしたじゃん! でも、イッてくれて嬉しい♡』
里美は笑顔でそう言った。
「あ、あれ? 飲んだの!?」
『うん♡ ちょっと苦いんだね(笑)。でも、雅樹君のなら、全然イヤじゃないよ♡』
里美が、そんな事を言ってくれる。僕は感激しながらも、この上達ぶりが怖かった。
「でも、上手になったよね。怖いんじゃなかったの?」
『え? 最初はね……でも、雅樹君の、よく見ると可愛いし、怖くないよ(笑)。』
と言ってくれた。でも、《それって僕のが小さいって事?》と、変な風にも思ってしまった。
この疑念は、どんどん大きくなってしまう……。そして疑惑で疑心暗鬼になってしまった僕は、とうとう盗撮をすることを決めた。《僕がいないときに、なにをしているのか?》それを見ることに決める。 その8へ続く
2017/01/31
そして楽しい時間が終わり、また夜、真田里美(さなだ・さとみ:20歳)におねだりをされてセックスをしてベッドに入った。この時もまた変な想像に取り付かれ、2分も保たずにイッてしまった僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)……僕は、変なのかも知れない。里美が他の男としているところを想像して、興奮する……何でなんだろう?
そして、この日を境に割と頻繁に二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)が遊びに来るようになる。就活もめどがついたようだ。この前みたいに、僕が帰る前に食事が始まったり、里美とゲームをしていたりするようになっている。
僕は、まったく気にしていない顔をしながら、不安で死にそうになる。でも、里美は相変わらず僕にべったりで、匠が帰ると必ず甘えておねだりをしてくれた。《もしかして浮気しているのでは?》と、一瞬思うこともあったが、里美の態度を見てそれはないと思う。
ただ、どうしても気になることがある。最近里美が、口でしてくれるようになったことだ。しかも、やってもらうたびに上手くなっている気がする。やるたびに上達するのは当たり前なのかも知れないが、《もしかして匠にやっているのでは? 匠に仕込まれたのでは?》 と、変な勘ぐりをしてしまう。そして、そう思うと激しく心臓が脈打ち、貧血みたいになった。それだけではなく、はち切れそうなほど勃起もする……。
ただ、《里美に限ってそれは絶対にない!》そう思うようにしていた。でも、今日の里美のフェラチオで、疑惑が抑えきれないくらいのレベルになってしまった……。
『んっ! んンッ! へへ(笑)。カチカチになった(笑)。んっ! んんっ!!』
里美が、僕のペニスを口でしながら言う。『怖い』と言って、ぎこちなくしか出来なかった彼女が、笑いながら口でしてくれている……可愛い舌が、僕のカリ首をすくい取るように舐め、そして、喉奥までくわえ込んでいく。根元まで完全に飲み込むと、強烈に吸いながら頭を振る。《これって、バキュームフェラ?》僕自身も経験がないのでわからないが、とにかく気持ち良い。
そして、これを里美に実地で教えている匠を想像した途端、里美の口の中にぶちまけてしまった。
『んん〜〜っ!!』
里美は、一瞬驚いた顔をしたが、すぐに目が笑う。
『もう! ビックリしたじゃん! でも、イッてくれて嬉しい♡』
里美は笑顔でそう言った。
「あ、あれ? 飲んだの!?」
『うん♡ ちょっと苦いんだね(笑)。でも、雅樹君のなら、全然イヤじゃないよ♡』
里美が、そんな事を言ってくれる。僕は感激しながらも、この上達ぶりが怖かった。
「でも、上手になったよね。怖いんじゃなかったの?」
『え? 最初はね……でも、雅樹君の、よく見ると可愛いし、怖くないよ(笑)。』
と言ってくれた。でも、《それって僕のが小さいって事?》と、変な風にも思ってしまった。
この疑念は、どんどん大きくなってしまう……。そして疑惑で疑心暗鬼になってしまった僕は、とうとう盗撮をすることを決めた。《僕がいないときに、なにをしているのか?》それを見ることに決める。 その8へ続く
2017/01/31
中Ⅱ7〖妻と恋人〗 05
中Ⅱ7〖妻と恋人〗 05
04
そんなことがありながら、僕(尾崎健司:おざき・けんじ:32歳)は忙しく日々仕事をこなした。毎日電話すると、妻(尾崎有希:おざき・ゆき:27歳)はいつでも嬉しそうに電話に出てくれた。やはりあの時は、たまたま周りに人がいただけだったのだろう・・・。
そして、明後日には帰国できるというところまで来た。仕事自体はもう完了していて、細々とした引継だけになる。すでにこのプロジェクトは効果が出ていて、僕の社内的評価も相当高くなっていた。
そんな浮かれた気持ちで僕は有希に電話をかける。
『もしもし、どうしたの? そちらはまだ仕事中じゃないの?』
妻の有希はすぐに電話に出て、そう言った。
「そうだけど、もうほとんどプロジェクトは片付いているし、有希のことずっと考えていたから、声聞きたくなったんだ。」
『そうなの、うれしい・・・。私も、ずっと考えていたよ。』
有希が、泣きそうな声で言う。《そんなにも私のことを想ってくれている。》と思うと、嬉しくなる。
「早く有希に会いたいよ。」
心からそう思って言った。
『うん・・。会いたい・・・。』
有希も悲しそうな声で言う。こんなに寂しい思いをさせるなら、今度からは一緒に連れて行くことも真剣に考えた方が良いと思った。
「帰ったらさ、有希の手料理が食べたいよ。イギリスに来て、有希の料理のありがたさに今更気がついたよ。」
『ホントに、今更だね。遅いよ。でも、腕によりをかけちゃうからね。楽しみにしていてね。』
「楽しみにしているよ。」
本当に楽しみになってきた。
『んっ! あっぁ!』
有希が急に変な声を出す。
『つまずいちゃった。』
「大丈夫? 何してたの?」
心配でそう聞いた。
『うん、部屋で掃除してたの。』
有希は、すぐに答える。
「そっか、有希きれい好きだからね。あっ、もう、明後日だね。早く会いたい。」
『明後日だねぇぇん・・。早く・・・。会いたいよぉ・・・。』
有希が、オウム返しで言う。でも声が変だ。感極まって泣きそうになっているのだと思うと、こちらまで泣きそうになる。
「会えるのが楽しみだよ。」
『うん・・。楽しみだよぉ・・・。あ・・。そうだね・・・。ん・・。』
《何が『そうだね』なんだろう?》微妙に話がかみ合っていない気がする。考えてみれば、《日本は結構遅い時間だ。眠いのかもしれない。》
「遅くにゴメンね。愛しているよ。」
《もう寝かしてあげよう。》と思い、そう言って、電話を終えようとした。
『私も・・・。ア・・。愛してる・・・。』 06へ続く
2017/02/12
04
そんなことがありながら、僕(尾崎健司:おざき・けんじ:32歳)は忙しく日々仕事をこなした。毎日電話すると、妻(尾崎有希:おざき・ゆき:27歳)はいつでも嬉しそうに電話に出てくれた。やはりあの時は、たまたま周りに人がいただけだったのだろう・・・。
そして、明後日には帰国できるというところまで来た。仕事自体はもう完了していて、細々とした引継だけになる。すでにこのプロジェクトは効果が出ていて、僕の社内的評価も相当高くなっていた。
そんな浮かれた気持ちで僕は有希に電話をかける。
『もしもし、どうしたの? そちらはまだ仕事中じゃないの?』
妻の有希はすぐに電話に出て、そう言った。
「そうだけど、もうほとんどプロジェクトは片付いているし、有希のことずっと考えていたから、声聞きたくなったんだ。」
『そうなの、うれしい・・・。私も、ずっと考えていたよ。』
有希が、泣きそうな声で言う。《そんなにも私のことを想ってくれている。》と思うと、嬉しくなる。
「早く有希に会いたいよ。」
心からそう思って言った。
『うん・・。会いたい・・・。』
有希も悲しそうな声で言う。こんなに寂しい思いをさせるなら、今度からは一緒に連れて行くことも真剣に考えた方が良いと思った。
「帰ったらさ、有希の手料理が食べたいよ。イギリスに来て、有希の料理のありがたさに今更気がついたよ。」
『ホントに、今更だね。遅いよ。でも、腕によりをかけちゃうからね。楽しみにしていてね。』
「楽しみにしているよ。」
本当に楽しみになってきた。
『んっ! あっぁ!』
有希が急に変な声を出す。
『つまずいちゃった。』
「大丈夫? 何してたの?」
心配でそう聞いた。
『うん、部屋で掃除してたの。』
有希は、すぐに答える。
「そっか、有希きれい好きだからね。あっ、もう、明後日だね。早く会いたい。」
『明後日だねぇぇん・・。早く・・・。会いたいよぉ・・・。』
有希が、オウム返しで言う。でも声が変だ。感極まって泣きそうになっているのだと思うと、こちらまで泣きそうになる。
「会えるのが楽しみだよ。」
『うん・・。楽しみだよぉ・・・。あ・・。そうだね・・・。ん・・。』
《何が『そうだね』なんだろう?》微妙に話がかみ合っていない気がする。考えてみれば、《日本は結構遅い時間だ。眠いのかもしれない。》
「遅くにゴメンね。愛しているよ。」
《もう寝かしてあげよう。》と思い、そう言って、電話を終えようとした。
『私も・・・。ア・・。愛してる・・・。』 06へ続く
2017/02/12
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その8
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その8
盗撮をすることを決めると、僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)はすぐ行動した。秋葉原に行き材料を購入して、隠しカメラを自作する。テレビの上に乗っかっているPS4のカメラを流用して、超小型のPCベアボーンを使い、24時間撮影する盗撮PCを作った。ファンレスで静かな上に、両面テープでラックの天板の裏側に貼り付けたので、まったく存在に気がつかないはずだ。ネットで外出先からも見られるようにもした。気がつかれても、ムービー再生用の小型PCだと言ってごまかせると思う。
そして、胸が痛んだが、撮影する日々が始まった。でも、次の日にあっけなく秘密が撮影出来てしまう……。この日も帰りがずれる日で、先に真田里美(さなだ・さとみ:20歳)が帰宅した。僕は教室の一番後ろに座ると、講義を聴きながらスマホを大学のWi-Fiに接続し、カメラを見始める。画面の中で、里美が洗濯物を取り込んだりしているのが見えた。こんな風に恋人を監視するなんて、《最悪だ!》と思いながらも、異様にドキドキする。
そして里美は、どこから持ってきたのか可愛らしいポーチを手に持ってソファに座った。《初めて見るポーチだな?》と思いながら見ていると、里美が中身を取り出す。僕は、驚いて思わず画面に顔を近づけてしまう。
里美の手には、チンポの形の物体? が握られている。バイブ? よくわからないが、リ
アルな形のヤツだ。張り型とか言うのかもしれない。肌色のそれは比較的小さな感じで、僕のモノと同じくらいに見える。
まさかの光景に、息を飲んでしまった。ほぼ毎日のようにセックスしているのに、こんなモノでオナニーをしている? やっぱり僕のじゃ満足していなかったんだ……そんなショックを受けた。
すると、里美がそれをくわえた。そして、奥まで入れてみたり、カリ首の所を舐め回したりしている。たまに首をかしげながら、くわえてみて、口から出すとうなずいたりしている。しばらく見ていても、オナニーが始まる気配がない。
ここで僕は気がついた。《練習しているんだ!》と……里美は、僕のために、こんなモノを使って練習している。……僕は、疑い、あげくにこんな盗撮までしてしまったことを強烈に後悔した。
里美は、僕のために必死で努力してくれている。……涙が出そうなほど感動した。《もう、カメラをはずそう……もうこんな事はやめよう・・》そう思って、ブラウザを落とそうとしたとき、里美が立ち上がった。そして、リビングから出て、また戻ってくる。なんと二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)と一緒だった。そして、僕はテーブルの上に張り型が乗ったままなのに気がついた。《あぁ、匠に気がつかれる! ホントに里美はドジだな(笑) 見られたらどうするんだよ……オナニーしていたと勘違いされるぞ(笑)。》なんて思っていた。 その9へ続く
2017/02/21
盗撮をすることを決めると、僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)はすぐ行動した。秋葉原に行き材料を購入して、隠しカメラを自作する。テレビの上に乗っかっているPS4のカメラを流用して、超小型のPCベアボーンを使い、24時間撮影する盗撮PCを作った。ファンレスで静かな上に、両面テープでラックの天板の裏側に貼り付けたので、まったく存在に気がつかないはずだ。ネットで外出先からも見られるようにもした。気がつかれても、ムービー再生用の小型PCだと言ってごまかせると思う。
そして、胸が痛んだが、撮影する日々が始まった。でも、次の日にあっけなく秘密が撮影出来てしまう……。この日も帰りがずれる日で、先に真田里美(さなだ・さとみ:20歳)が帰宅した。僕は教室の一番後ろに座ると、講義を聴きながらスマホを大学のWi-Fiに接続し、カメラを見始める。画面の中で、里美が洗濯物を取り込んだりしているのが見えた。こんな風に恋人を監視するなんて、《最悪だ!》と思いながらも、異様にドキドキする。
そして里美は、どこから持ってきたのか可愛らしいポーチを手に持ってソファに座った。《初めて見るポーチだな?》と思いながら見ていると、里美が中身を取り出す。僕は、驚いて思わず画面に顔を近づけてしまう。
里美の手には、チンポの形の物体? が握られている。バイブ? よくわからないが、リ
アルな形のヤツだ。張り型とか言うのかもしれない。肌色のそれは比較的小さな感じで、僕のモノと同じくらいに見える。
まさかの光景に、息を飲んでしまった。ほぼ毎日のようにセックスしているのに、こんなモノでオナニーをしている? やっぱり僕のじゃ満足していなかったんだ……そんなショックを受けた。
すると、里美がそれをくわえた。そして、奥まで入れてみたり、カリ首の所を舐め回したりしている。たまに首をかしげながら、くわえてみて、口から出すとうなずいたりしている。しばらく見ていても、オナニーが始まる気配がない。
ここで僕は気がついた。《練習しているんだ!》と……里美は、僕のために、こんなモノを使って練習している。……僕は、疑い、あげくにこんな盗撮までしてしまったことを強烈に後悔した。
里美は、僕のために必死で努力してくれている。……涙が出そうなほど感動した。《もう、カメラをはずそう……もうこんな事はやめよう・・》そう思って、ブラウザを落とそうとしたとき、里美が立ち上がった。そして、リビングから出て、また戻ってくる。なんと二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)と一緒だった。そして、僕はテーブルの上に張り型が乗ったままなのに気がついた。《あぁ、匠に気がつかれる! ホントに里美はドジだな(笑) 見られたらどうするんだよ……オナニーしていたと勘違いされるぞ(笑)。》なんて思っていた。 その9へ続く
2017/02/21
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その9
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その9
その8
すると、親友の二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)はディルドを手に取り、何か僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)の彼女の真田里美(さなだ・さとみ:20歳)に話しかける。里美は、慌てる様子もなく、笑顔で何か言っている・・・。僕は大慌てで教室を抜け出し、トイレに入るとイヤホンをした。この時の僕は、人生で一番動揺して慌てていたと思う。
〔じゃあ、今日は軽く噛むテクを教えるよ。〕
『え? 噛むの? 痛いんじゃない?』
〔雅樹に軽く噛んだりされない?〕
『えぇ〜? そんなのしてもらったことないよ!』
〔そっか・・・軽く噛むのはけっこうメジャーだよ。あんまり強くしたら痛いだけだけど、たまに混ぜるとメリハリがついて気持ち良いんだよ。まぁ、思うようにやってみて。〕
『うん・・・やってみるね!』
そう言うと、里美は匠の前でディルド(張り型)をくわえ始めた。
僕は、動揺して、死にそうになりながらも、そのやりとりを聞いて少しだけホッとする。どうやら、匠がディルドを使って、里美にフェラテクを教えていると言うことのようだ。浮気だと思っていたのが、かろうじて違うようだとわかり、腰が抜けそうになる。
でも、大人のオモチャとはいえ、あんなモノをくわえている顔を他の男に見せるなんて、怒りも湧くし、嫉妬した。
〔いや、そんな凹むくらい噛んじゃダメだよ(笑)。雅樹痛がるぜ(笑)。〕
『う、うん・・・こうかな? んっ、んっ。』
里美が、真剣な顔でディルドをくわえる。
《なんだこれは? 浮気ではない・・・でも、このレッスンはなに? どう受け止めれば良い?》僕は、判断が出来ない。僕のためにしていることだと思う。おそらく、里美がどうしたら上手くなるのか相談した感じだ。《でも、匠に下心はないのだろうか?》嫉妬と怒りと不安、そして興奮が入り混じる。
『ん、こう?』
〔そうそう、タマをくわえ込んでみて!〕
『んンッ、んっ。』
〔そう! それで、そのまま竿を手でしごいてみて!〕
こんなレッスンが続く・・・。でも、二人とも超真剣だ。エロい空気にはならない感じる。《匠って、もしかしてゲイ?》そう思うくらいだった。 その10に続く
2017/02/23
その8
すると、親友の二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)はディルドを手に取り、何か僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)の彼女の真田里美(さなだ・さとみ:20歳)に話しかける。里美は、慌てる様子もなく、笑顔で何か言っている・・・。僕は大慌てで教室を抜け出し、トイレに入るとイヤホンをした。この時の僕は、人生で一番動揺して慌てていたと思う。
〔じゃあ、今日は軽く噛むテクを教えるよ。〕
『え? 噛むの? 痛いんじゃない?』
〔雅樹に軽く噛んだりされない?〕
『えぇ〜? そんなのしてもらったことないよ!』
〔そっか・・・軽く噛むのはけっこうメジャーだよ。あんまり強くしたら痛いだけだけど、たまに混ぜるとメリハリがついて気持ち良いんだよ。まぁ、思うようにやってみて。〕
『うん・・・やってみるね!』
そう言うと、里美は匠の前でディルド(張り型)をくわえ始めた。
僕は、動揺して、死にそうになりながらも、そのやりとりを聞いて少しだけホッとする。どうやら、匠がディルドを使って、里美にフェラテクを教えていると言うことのようだ。浮気だと思っていたのが、かろうじて違うようだとわかり、腰が抜けそうになる。
でも、大人のオモチャとはいえ、あんなモノをくわえている顔を他の男に見せるなんて、怒りも湧くし、嫉妬した。
〔いや、そんな凹むくらい噛んじゃダメだよ(笑)。雅樹痛がるぜ(笑)。〕
『う、うん・・・こうかな? んっ、んっ。』
里美が、真剣な顔でディルドをくわえる。
《なんだこれは? 浮気ではない・・・でも、このレッスンはなに? どう受け止めれば良い?》僕は、判断が出来ない。僕のためにしていることだと思う。おそらく、里美がどうしたら上手くなるのか相談した感じだ。《でも、匠に下心はないのだろうか?》嫉妬と怒りと不安、そして興奮が入り混じる。
『ん、こう?』
〔そうそう、タマをくわえ込んでみて!〕
『んンッ、んっ。』
〔そう! それで、そのまま竿を手でしごいてみて!〕
こんなレッスンが続く・・・。でも、二人とも超真剣だ。エロい空気にはならない感じる。《匠って、もしかしてゲイ?》そう思うくらいだった。 その10に続く
2017/02/23
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その10
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その10
その9
そして、浮気をする流れではないことに安心して、余裕も出てくる。
〔もう少し、カリの所を手のひらで包む感じで。いや、そうじゃなくて、こう。〕
二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)が、ディルドを握って真田里美(さなだ・さとみ:20歳)に言う。
『こう?』
〔そう、そう、あ、でも、ここをこうだよ。〕
『どう? これでいい?』
白熱したレッスンだ。余裕が出てきた僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)は、二人のその真剣ぶりに、ちょっと笑えてきた。
『ねぇ・・・イ、イヤだと思うけど、うまく出来ないから、試させてくれないかなぁ?』
里美が、消えそうな小声で言う。それで僕は、一気に余裕が消えた。
〔え? どう言う意味?〕
匠は、意味がわからないようだ。
『そのぉ・・・匠くんので、実際に・・・ダメ?』
僕は、貧血で倒れそうだった。《いくら僕のためとはいえ、そんな事はダメだ! 絶対ダメだ! すぐにでも電話をかけて止めたい》と思った。でも、盗撮をしているのがバレる・・・。
〔ダメに決まってるじゃん! ヤダよ、恥ずかしいって! それに、あいつも怒るだろ?〕
『そうだよね・・・ゴメンなさい・・・でも、上手くなって雅樹に喜んでもらいたいだけ・・・。』
って落ち込む里美。それを見た匠が、
〔うぅ・・・わかったよ・・・でも、絶対に内緒にしてくれよ! 殺されちまう。〕
『ホントに! うん! 内緒にする!』
喜ぶ里美。逆に僕は死にそうな気持ちだった。でも、さっきから勃起が収まらない・・・。
匠は、戸惑いながらも一気に下半身だけ裸になる。
『わ、わっ! お、大っきくなってるよ!』
里美は、ビックリしてそんな事を言った。でも、目は釘付けみたいだ・・・匠のは、たくましい体に見合って、けっこう大きめに見える。画面を通してなので、イマイチ大きさがわかりづらいが、僕のよりは多少大きいのかな? と思った。
〔いや、まだだって! 恥ずかしいなぁ・・・座るね。〕
そう言って、ソファに座る匠。《〔まだだって〕なにがまだなんだろう?》
『え? まだ大っきくなってないの? これで?』
〔あぁ・・・もう良いよ、握ってみて。〕
『大っきくしてみてよ! 大きくなってからする!』
匠の言葉を無視して、里美は、好奇心一杯な感じで言う。
〔え? だって、なにもないじゃん。〕
『なにが?』
〔その、おかずというか、興奮するものが・・・。〕
『え? あ、あぁ、それね・・・えっと、なにがいいの?』
里美が戸惑いながら訊く。
〔なら、おっぱい見せてくれないかな?〕
『えぇ〜っ!! ミリミリ!! 恥ずかしいよぉ!』
〔ちょっ(笑)。僕にこんな格好させて、それはないな(笑)。〕
『うぅ・・・そうだけど・・・じゃあ、下でも良い?』
〔えっ?! 下って?」
『下半身・・・。』
〔別に、い、いいけど・・・。〕
『じゃあ、目つぶっていて・・・。』 その11へ続く
2017/02/27
その9
そして、浮気をする流れではないことに安心して、余裕も出てくる。
〔もう少し、カリの所を手のひらで包む感じで。いや、そうじゃなくて、こう。〕
二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)が、ディルドを握って真田里美(さなだ・さとみ:20歳)に言う。
『こう?』
〔そう、そう、あ、でも、ここをこうだよ。〕
『どう? これでいい?』
白熱したレッスンだ。余裕が出てきた僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)は、二人のその真剣ぶりに、ちょっと笑えてきた。
『ねぇ・・・イ、イヤだと思うけど、うまく出来ないから、試させてくれないかなぁ?』
里美が、消えそうな小声で言う。それで僕は、一気に余裕が消えた。
〔え? どう言う意味?〕
匠は、意味がわからないようだ。
『そのぉ・・・匠くんので、実際に・・・ダメ?』
僕は、貧血で倒れそうだった。《いくら僕のためとはいえ、そんな事はダメだ! 絶対ダメだ! すぐにでも電話をかけて止めたい》と思った。でも、盗撮をしているのがバレる・・・。
〔ダメに決まってるじゃん! ヤダよ、恥ずかしいって! それに、あいつも怒るだろ?〕
『そうだよね・・・ゴメンなさい・・・でも、上手くなって雅樹に喜んでもらいたいだけ・・・。』
って落ち込む里美。それを見た匠が、
〔うぅ・・・わかったよ・・・でも、絶対に内緒にしてくれよ! 殺されちまう。〕
『ホントに! うん! 内緒にする!』
喜ぶ里美。逆に僕は死にそうな気持ちだった。でも、さっきから勃起が収まらない・・・。
匠は、戸惑いながらも一気に下半身だけ裸になる。
『わ、わっ! お、大っきくなってるよ!』
里美は、ビックリしてそんな事を言った。でも、目は釘付けみたいだ・・・匠のは、たくましい体に見合って、けっこう大きめに見える。画面を通してなので、イマイチ大きさがわかりづらいが、僕のよりは多少大きいのかな? と思った。
〔いや、まだだって! 恥ずかしいなぁ・・・座るね。〕
そう言って、ソファに座る匠。《〔まだだって〕なにがまだなんだろう?》
『え? まだ大っきくなってないの? これで?』
〔あぁ・・・もう良いよ、握ってみて。〕
『大っきくしてみてよ! 大きくなってからする!』
匠の言葉を無視して、里美は、好奇心一杯な感じで言う。
〔え? だって、なにもないじゃん。〕
『なにが?』
〔その、おかずというか、興奮するものが・・・。〕
『え? あ、あぁ、それね・・・えっと、なにがいいの?』
里美が戸惑いながら訊く。
〔なら、おっぱい見せてくれないかな?〕
『えぇ〜っ!! ミリミリ!! 恥ずかしいよぉ!』
〔ちょっ(笑)。僕にこんな格好させて、それはないな(笑)。〕
『うぅ・・・そうだけど・・・じゃあ、下でも良い?』
〔えっ?! 下って?」
『下半身・・・。』
〔別に、い、いいけど・・・。〕
『じゃあ、目つぶっていて・・・。』 その11へ続く
2017/02/27
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第一章その5
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第一章その5
第一章その4
私(山下一雄:やました・かずお:49歳)は、妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)に本題をもち出します。
「それでさぁ、言いにくいんだけど・・・ 今度は、アレをつけずに“生”でしてくれないか?」
『それは、だめっ! 前にも言ったでしょ? わたしにとって、“最後の一線”なんだって・・・。』
「もう、ここまで来て元に戻れないことも、急にストップできないこともわかっているはずじゃなかったのか?」
『確かに、あなたの願いどおり、これからもそのことを受け入れようって、心に決めたわ。
でも、それとこれとは別なの。わたしにとっての“最後の一線”って意味、わかる?』
「それは俺なりに、考えてはみたよ。」
『そ~う? ・・で、答えはどうだったの?』
「そんなこと話すと、ますます頼みづらくなるじゃないか? 俺のこと、思っていてくれるんだなって、幸せに思ったよ。」
『そこまで考えてくれているのなら・・・わたしの言ってることは、わかるでしょ?』
「でも、ゴムなしでするの、今回が初めてって訳でもないだろ?」
『あの時は別よ。だって、あなたと義彦さん、二人して強引だったもの。初子さんにまで
無理言って・・・わたしだけが避妊具つけてっていう訳にもいかなかったわ。』
「しかしな、俺の妄想は段々とエスカレートするばかりで・・・おまえが、何もつけずに射精される姿が、頭から離れないんだよ。」
『そんなこと言われても困るわ。あなたは男の人だからわからないと思うけど、そんなこ
とをしたら、赤ちゃんができるかもしれないのよ。』
「ちゃんと前もって予防するんだから、その心配はないだろう?」
『わたしは、精神的なことも言ってるの。あなた以外の人の精液がわたしの中に入るってことが、どんなことだかわかるでしょ?』
「わかっているつもりさ。後から、それを責めたりしないから・・・。」
『う~ん。そんなことを言ってほしいんじゃないの。あなたのことだから、いろいろ気を遣って・・どっちみち、お相手はわたしが抱かれてもいいと思えるような男性なんでしょう? その男性とそんなことしたら、本気で好きになってしまうわ。ひょっとして、ずっと一緒にいたいって思うかもしれないよ・・・・。』
「それは仕方がないだろうな。そんな風におまえが、相手の男と身も心も一つになりたい
と願う姿がたまらないんだから。」
『でもね、それって・・・・あなたにとって、わたしが限りなく遠い存在になるってことよ。あなた、この前わたしに離婚のこと尋ねてきたけど、本当にそうなった時の覚悟はできているの?』
「そうなってほしくないけど・・・こんなこと、おまえに持ちかけたのは俺だから、そんな風になっても自業自得だって思っているよ。」
『そ・・・・う。わたしのこと、それほど大切に思ってないのね。わたしが出て行ったら後悔するくせに、そこまで考えているのなら、もう、これ以上言わないわ。』
最終的に、妻は、私の申し出を聞き入れてくれたが、今夜は、夫としての評価を下げてしまった。 第二章その1
2017/03/06
第一章その4
私(山下一雄:やました・かずお:49歳)は、妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)に本題をもち出します。
「それでさぁ、言いにくいんだけど・・・ 今度は、アレをつけずに“生”でしてくれないか?」
『それは、だめっ! 前にも言ったでしょ? わたしにとって、“最後の一線”なんだって・・・。』
「もう、ここまで来て元に戻れないことも、急にストップできないこともわかっているはずじゃなかったのか?」
『確かに、あなたの願いどおり、これからもそのことを受け入れようって、心に決めたわ。
でも、それとこれとは別なの。わたしにとっての“最後の一線”って意味、わかる?』
「それは俺なりに、考えてはみたよ。」
『そ~う? ・・で、答えはどうだったの?』
「そんなこと話すと、ますます頼みづらくなるじゃないか? 俺のこと、思っていてくれるんだなって、幸せに思ったよ。」
『そこまで考えてくれているのなら・・・わたしの言ってることは、わかるでしょ?』
「でも、ゴムなしでするの、今回が初めてって訳でもないだろ?」
『あの時は別よ。だって、あなたと義彦さん、二人して強引だったもの。初子さんにまで
無理言って・・・わたしだけが避妊具つけてっていう訳にもいかなかったわ。』
「しかしな、俺の妄想は段々とエスカレートするばかりで・・・おまえが、何もつけずに射精される姿が、頭から離れないんだよ。」
『そんなこと言われても困るわ。あなたは男の人だからわからないと思うけど、そんなこ
とをしたら、赤ちゃんができるかもしれないのよ。』
「ちゃんと前もって予防するんだから、その心配はないだろう?」
『わたしは、精神的なことも言ってるの。あなた以外の人の精液がわたしの中に入るってことが、どんなことだかわかるでしょ?』
「わかっているつもりさ。後から、それを責めたりしないから・・・。」
『う~ん。そんなことを言ってほしいんじゃないの。あなたのことだから、いろいろ気を遣って・・どっちみち、お相手はわたしが抱かれてもいいと思えるような男性なんでしょう? その男性とそんなことしたら、本気で好きになってしまうわ。ひょっとして、ずっと一緒にいたいって思うかもしれないよ・・・・。』
「それは仕方がないだろうな。そんな風におまえが、相手の男と身も心も一つになりたい
と願う姿がたまらないんだから。」
『でもね、それって・・・・あなたにとって、わたしが限りなく遠い存在になるってことよ。あなた、この前わたしに離婚のこと尋ねてきたけど、本当にそうなった時の覚悟はできているの?』
「そうなってほしくないけど・・・こんなこと、おまえに持ちかけたのは俺だから、そんな風になっても自業自得だって思っているよ。」
『そ・・・・う。わたしのこと、それほど大切に思ってないのね。わたしが出て行ったら後悔するくせに、そこまで考えているのなら、もう、これ以上言わないわ。』
最終的に、妻は、私の申し出を聞き入れてくれたが、今夜は、夫としての評価を下げてしまった。 第二章その1
2017/03/06
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第二章その1(6)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第二章その1(6)
前回第一章その5
妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)がそれほどまでに、頑なに守り通したいもの・・・それを、そうしてあげたい当の本人(山下一雄:やました・かずお:49歳)によって無残にも壊されたのだから、心に負った傷は深いものがあるだろう。きっと、理不尽なことを強いる夫の姿に失望したと言うより、幻滅を覚えたに違いない。
話は遡(さかのぼ)るが、妻の芳恵が、配偶者の隠していた思わぬ性癖に出くわしたのは、結婚してかなり経ってからのことだった。今はどう思っているのか知れないが、初めてその話を耳にした時は、きっと、戸惑ったというより、情けなく思ったことだろう。
近い将来、大きな代償を支払うことになるかもしれない・・・先のことを考えると、妻の“我慢の糸”が切れてしまうのでは・・? と不安になりますが、心の奥底で次第に膨らむ欲望は、揉み消すことができない麻薬性の疼きを伴って、私を後押しします。
人は誰しも、自分の主張したことを否定されて、本来とは望んでいない方向に引き摺られていくことを、不快に思わない人はいないでしょう。しばらく、夫婦間に重苦しい雰囲気が漂います。
(きっと妻にしても、今回のことがわだかまりとなって胸の奥深くしまい込まれ、これからの私たちの夫婦生活に、影を落としていくのかもしれない。)
そんなもやもやした想いを振り払うように、私は、妻を自分の布団に抱き寄せます。
「ごめん。無理なことを言って・・・ちゃんと、“約束”は守るから。それで、相手のことなんだけど・・・。」
『次は、当然、その話になると思ったわ。お目当ての人がいるんでしょ?』
「おまえが、『もう一度、抱かれてもいい』って、思っている男性だよ。」
『はっきり、言ってよ! 大体、想像はつくけど・・・・。』
「黒沢さんか稲垣だったら、構わないだろ? 彼らとはお互いに『また機会があったら逢いたい』って、約束し合っているんじゃないのか?」
『そんなことないわ。あなた、ずっと前にわたしが言った言葉覚えている? “ずるずるいきそうな自分が怖い”って・・・黒沢さんも稲垣さんも、わたしが憎からず想っている男性よ。このまま関係を続ければ、わたしがどうなってしまうか、わかりそうなことでしょ?
本当に、そうなってもいいのね?』
「あの二人だったら、長いつき合いをしてもいいと思っている。おまえにも異存はないだろ?」
『“あの二人”って、まさか、二人一緒になんてこと、考えているんじゃないでしょうね?』
「本当にそうなったら、困るのか?」
『もし、そんなことになったら、もう、あなたにはついていけないわ。』 第二章その2(7)へ続く
2017/03/07
前回第一章その5
妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)がそれほどまでに、頑なに守り通したいもの・・・それを、そうしてあげたい当の本人(山下一雄:やました・かずお:49歳)によって無残にも壊されたのだから、心に負った傷は深いものがあるだろう。きっと、理不尽なことを強いる夫の姿に失望したと言うより、幻滅を覚えたに違いない。
話は遡(さかのぼ)るが、妻の芳恵が、配偶者の隠していた思わぬ性癖に出くわしたのは、結婚してかなり経ってからのことだった。今はどう思っているのか知れないが、初めてその話を耳にした時は、きっと、戸惑ったというより、情けなく思ったことだろう。
近い将来、大きな代償を支払うことになるかもしれない・・・先のことを考えると、妻の“我慢の糸”が切れてしまうのでは・・? と不安になりますが、心の奥底で次第に膨らむ欲望は、揉み消すことができない麻薬性の疼きを伴って、私を後押しします。
人は誰しも、自分の主張したことを否定されて、本来とは望んでいない方向に引き摺られていくことを、不快に思わない人はいないでしょう。しばらく、夫婦間に重苦しい雰囲気が漂います。
(きっと妻にしても、今回のことがわだかまりとなって胸の奥深くしまい込まれ、これからの私たちの夫婦生活に、影を落としていくのかもしれない。)
そんなもやもやした想いを振り払うように、私は、妻を自分の布団に抱き寄せます。
「ごめん。無理なことを言って・・・ちゃんと、“約束”は守るから。それで、相手のことなんだけど・・・。」
『次は、当然、その話になると思ったわ。お目当ての人がいるんでしょ?』
「おまえが、『もう一度、抱かれてもいい』って、思っている男性だよ。」
『はっきり、言ってよ! 大体、想像はつくけど・・・・。』
「黒沢さんか稲垣だったら、構わないだろ? 彼らとはお互いに『また機会があったら逢いたい』って、約束し合っているんじゃないのか?」
『そんなことないわ。あなた、ずっと前にわたしが言った言葉覚えている? “ずるずるいきそうな自分が怖い”って・・・黒沢さんも稲垣さんも、わたしが憎からず想っている男性よ。このまま関係を続ければ、わたしがどうなってしまうか、わかりそうなことでしょ?
本当に、そうなってもいいのね?』
「あの二人だったら、長いつき合いをしてもいいと思っている。おまえにも異存はないだろ?」
『“あの二人”って、まさか、二人一緒になんてこと、考えているんじゃないでしょうね?』
「本当にそうなったら、困るのか?」
『もし、そんなことになったら、もう、あなたにはついていけないわ。』 第二章その2(7)へ続く
2017/03/07
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第二章その2(7)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第二章その2(7)
第二章その1(6)
「だって、これまでも色々・・ どきどきするような場面もあっただろ?」
『こんな言葉使って悪いんだけど・・・好きな人とセックスしている姿を、もう一人の好きな人に見られるなんて、想像するだけでも嫌よ!』
「俺だって、その好きな男の一人なんだろ?」
『えぇ~っ、まさか、本気でそんなこと 考えているんじゃないよね。あなたはわたしの夫だから我慢できるけど、好きな人に恥ずかしい姿を見せるのは一人で結構よ。』
当然、そうだろう。話の成行きで水を向けてはみたが、妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)からすれば傍で見ている男が夫だったらいざ知らず、好きな男に愛されている生々しい姿を、もう一人の気を引かれる男性の目に晒すなんてことは耐え難いにちがいない。「わかったよ。それで、どっちにする?」私(山下一雄:やました・かずお:49歳)に寄り添いながら横寝になっている芳恵は、思い悩むように目を閉じた。
《夫から突きつけられた難問・・・それを解くために、官能の履歴をひも解いて、艶めかしい記憶を反芻(はんすう)しているにちがいない。》
しばらくして、妻から答が返ってくる。
『黒沢(雅之)さんが、いい・・・・・・。』
《やっぱり、そうか。どっちみち、夫以外の男性に抱かれて、直(じか)に射精を受け入れざるを得ないとなれば、人柄や気心だけでなく、相手から寄せられる想いの深さや体の馴染具合など、すべてがフィットする男の方がいいに決まっているな。》
「また、稲垣(学)との、“最高のセックス”を、願っているんじゃなかったのか?」
『いろいろ思っているうちに、頭に思い浮かんできた顔が、黒沢さんだったの。こんなこと決めるのに、普通の女の人だったら余り思い悩まずに、すぐにその男性の顏が思い浮かんでくるものよね。こんなこと続けているうちに、何だか わたし、変わっちゃったみた
い・・・・悩んじゃうわ。』
《自嘲気味に言っているが、そんなはずはない。私に訊かれた瞬間、二人の顔が思い浮かんできたはずだ。そして、両方の男を天秤にかけていることに気づき、そんな自分に嫌気がさしてきたのだろう。》
「そんなことないさ。俺が願っている淫らな女になるってことは、頭の中にある煩わしいものを、すべて捨て去らないとそうなれないだろ? 普段、おまえが仕事や家事をしっかりやっている証拠じゃないか? たまには、アバンチュールを楽しめよ。」
『そんなに、持ち上げてもだめよ。それほど感謝してくれているんだったら、もっと心を込めて言わないと・・・何だか、他人事みたいに聞こえるわよ。』
元より、腑に落ちた訳ではないだろうが、最終的に、妻の芳恵は私の申し出を受け入れてくれた。妻の了承を得たとなると、後は、黒沢さんにこのことをお願いするだけです。
《一度、彼と会って・・・別部屋をとるか、それとも朝まで三人一緒に過ごすか、話さなければならないな。》 第二章その3(8)へ続く
2017/03/11
第二章その1(6)
「だって、これまでも色々・・ どきどきするような場面もあっただろ?」
『こんな言葉使って悪いんだけど・・・好きな人とセックスしている姿を、もう一人の好きな人に見られるなんて、想像するだけでも嫌よ!』
「俺だって、その好きな男の一人なんだろ?」
『えぇ~っ、まさか、本気でそんなこと 考えているんじゃないよね。あなたはわたしの夫だから我慢できるけど、好きな人に恥ずかしい姿を見せるのは一人で結構よ。』
当然、そうだろう。話の成行きで水を向けてはみたが、妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)からすれば傍で見ている男が夫だったらいざ知らず、好きな男に愛されている生々しい姿を、もう一人の気を引かれる男性の目に晒すなんてことは耐え難いにちがいない。「わかったよ。それで、どっちにする?」私(山下一雄:やました・かずお:49歳)に寄り添いながら横寝になっている芳恵は、思い悩むように目を閉じた。
《夫から突きつけられた難問・・・それを解くために、官能の履歴をひも解いて、艶めかしい記憶を反芻(はんすう)しているにちがいない。》
しばらくして、妻から答が返ってくる。
『黒沢(雅之)さんが、いい・・・・・・。』
《やっぱり、そうか。どっちみち、夫以外の男性に抱かれて、直(じか)に射精を受け入れざるを得ないとなれば、人柄や気心だけでなく、相手から寄せられる想いの深さや体の馴染具合など、すべてがフィットする男の方がいいに決まっているな。》
「また、稲垣(学)との、“最高のセックス”を、願っているんじゃなかったのか?」
『いろいろ思っているうちに、頭に思い浮かんできた顔が、黒沢さんだったの。こんなこと決めるのに、普通の女の人だったら余り思い悩まずに、すぐにその男性の顏が思い浮かんでくるものよね。こんなこと続けているうちに、何だか わたし、変わっちゃったみた
い・・・・悩んじゃうわ。』
《自嘲気味に言っているが、そんなはずはない。私に訊かれた瞬間、二人の顔が思い浮かんできたはずだ。そして、両方の男を天秤にかけていることに気づき、そんな自分に嫌気がさしてきたのだろう。》
「そんなことないさ。俺が願っている淫らな女になるってことは、頭の中にある煩わしいものを、すべて捨て去らないとそうなれないだろ? 普段、おまえが仕事や家事をしっかりやっている証拠じゃないか? たまには、アバンチュールを楽しめよ。」
『そんなに、持ち上げてもだめよ。それほど感謝してくれているんだったら、もっと心を込めて言わないと・・・何だか、他人事みたいに聞こえるわよ。』
元より、腑に落ちた訳ではないだろうが、最終的に、妻の芳恵は私の申し出を受け入れてくれた。妻の了承を得たとなると、後は、黒沢さんにこのことをお願いするだけです。
《一度、彼と会って・・・別部屋をとるか、それとも朝まで三人一緒に過ごすか、話さなければならないな。》 第二章その3(8)へ続く
2017/03/11
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その11
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その11
その10
『じゃあ、目つぶっていて・・・。』
そう言って、二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)の目をつぶらせて、真田里美(さなだ・さとみ:20歳)がスカートとショーツを脱ぐ。
『い、いいよ・・・。』
「うわっ! マジか・・・ パンツ見せるとかじゃないんだ・・・」
『え? それでよかったの?』
って、今さらながら慌てて下半身を隠す里美。そして、慌ててショーツを拾って穿いた。
匠に思いきりアソコを見られてしまう。里美のへアとかアソコを見られた・・・。僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)は、叫びだしたい気持ちで、どうしても興奮が収まらない。
〔ほら、大きくなったよ。〕
匠が少し照れたように言う。
『えぇっ〜っ! なにそれ!? えっ? えっ? なんで?』
驚く里美。僕も驚いている・・・。
さっきと違って、天井を向くくらいそそり立つペニス・・・ヘソに届いている・・・。
〔少し大きめかも知れないけど、噛まないからね(笑)。〕
匠がそう言ってソファにもたれる。僕は直感的に、《コイツには勝てない》と思った。
そして、里美は恐る恐る匠のペニスを触る。
『カチカチ!・・・イキそうなの?』
〔いや、全然まだだよ。〕
『そうなんだ・・・でも固いんだね・・・。』
驚いている里美。
そして、匠のペニスを握り出した。
『指が・・・回らないよ・・・。』
握っても、指と指が届かないみたいだ・・・長い上に、太い・・・僕は、ドキドキが止まらなくなって倒れそうになる。
〔里美ちゃん、好きに動かしていいよ。〕
『い、いいの?・・・』
って言いながら、匠のペニスを手でしごいたりなで回したりする・・・里美が、他の男のペニスを手でしている・・・《理由はどうあれ、こんなのは浮気だ。》と怒りで体が震える・・・と思ったら、僕は射精していた・・・怒りではなく、射精の快感で体が震えた。 その12へ続く
2017/03/12
その10
『じゃあ、目つぶっていて・・・。』
そう言って、二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)の目をつぶらせて、真田里美(さなだ・さとみ:20歳)がスカートとショーツを脱ぐ。
『い、いいよ・・・。』
「うわっ! マジか・・・ パンツ見せるとかじゃないんだ・・・」
『え? それでよかったの?』
って、今さらながら慌てて下半身を隠す里美。そして、慌ててショーツを拾って穿いた。
匠に思いきりアソコを見られてしまう。里美のへアとかアソコを見られた・・・。僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)は、叫びだしたい気持ちで、どうしても興奮が収まらない。
〔ほら、大きくなったよ。〕
匠が少し照れたように言う。
『えぇっ〜っ! なにそれ!? えっ? えっ? なんで?』
驚く里美。僕も驚いている・・・。
さっきと違って、天井を向くくらいそそり立つペニス・・・ヘソに届いている・・・。
〔少し大きめかも知れないけど、噛まないからね(笑)。〕
匠がそう言ってソファにもたれる。僕は直感的に、《コイツには勝てない》と思った。
そして、里美は恐る恐る匠のペニスを触る。
『カチカチ!・・・イキそうなの?』
〔いや、全然まだだよ。〕
『そうなんだ・・・でも固いんだね・・・。』
驚いている里美。
そして、匠のペニスを握り出した。
『指が・・・回らないよ・・・。』
握っても、指と指が届かないみたいだ・・・長い上に、太い・・・僕は、ドキドキが止まらなくなって倒れそうになる。
〔里美ちゃん、好きに動かしていいよ。〕
『い、いいの?・・・』
って言いながら、匠のペニスを手でしごいたりなで回したりする・・・里美が、他の男のペニスを手でしている・・・《理由はどうあれ、こんなのは浮気だ。》と怒りで体が震える・・・と思ったら、僕は射精していた・・・怒りではなく、射精の快感で体が震えた。 その12へ続く
2017/03/12
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その12
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その12
その11
こんなものを見て、触りもしごきもせずにイク? 僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)はおかしくなってしまったのか? なおも真田里美(さなだ・さとみ:20歳)は二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)のペニスをしごき続けている。
〔手のひらに、唾をぺって吐いて、それ先っぽにこすりつけてみて。〕
匠が、この状況でも真面目にレクチャーをする。
『う、うん・・・。』
言われるままに匠のチンポを唾液まみれにする里美。そして、クチャクチャ音を立てながらしごき始めた。
〔そう、そこを持って強めで・・・そう、良い感じ、里美ちゃん上手いよ。〕
『うん、こう? あ、こうか・・・。』
かなり長い時間レクチャーを続ける。僕なら、とっくにイッていると思う・・・。
〔よし、もういいと思うよ。スゴク上手くなった!〕
『・・・で、でも、いいの? その、出さなくて・・・。』
〔えっ? いいよ、そんなの(笑)。 そこまでしちゃったら、浮気になるじゃん(笑)。〕
『でも・・・なんだか悪いし・・・。』
〔それに、手じゃまずイカないからいいよ(笑)。〕
『なんで? どうして?』
〔僕、ちょっと遅漏気味なんだよ(笑)。 里美ちゃん、手を洗ってきなよ(笑)。〕
『匠君は・・・どうしたらイケるの?』
〔そりゃ・・口とかアソコなら・・・。〕
『ねぇ・・・口でしてもいい?』
そう聞いた僕は、もう限界だった。里美は、明らかにフェラチオをしようとしている・・・。
慌てて電話をかける僕・・・。ちょっと長めのコールの後、里美が電話に出た。
「あ、里美。終わったから、すぐ帰るね!」
僕は、早口でそう言う。
『ホントに? じゃあ、待っているね(笑)。』
里美は、嬉しそうに言う。本当に心から嬉しそうで、すぐ横にペニス丸出しの匠がいるなんて、まったく想像もさせない口調だ。
僕は、講義なんてどうでもいいとばかりに、すぐダッシュで家を目指す。息を切らせながら部屋に入ると、匠はいなくて、食事の準備をする里美だけだった。『おかえり〜 早かったね!』って声をかけてくる彼女に僕が抱きつき、荒々しくキスをする。里美の口は、とくに精液の匂いがすることもなく、逆に歯磨きの良い匂いがするという事もなかった。
それに僕は、本当に心の底からホッとした・・・。『どうしたの? へへ(笑)。 嬉しいなぁ・・・。』里美が急にキスをされて、驚きながらも喜んでいる。さっき、匠のペニスをしごき、まさに口でしようとしていたとは思えなかった。僕自身も落ち着き、二人で食事をしていつもどおり楽しく過ごす。それでも、僕は後悔していた。《どうしてさっき電話をしてしまったのだろう》と・・・。 その13に続く
2017/03/22
その11
こんなものを見て、触りもしごきもせずにイク? 僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)はおかしくなってしまったのか? なおも真田里美(さなだ・さとみ:20歳)は二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)のペニスをしごき続けている。
〔手のひらに、唾をぺって吐いて、それ先っぽにこすりつけてみて。〕
匠が、この状況でも真面目にレクチャーをする。
『う、うん・・・。』
言われるままに匠のチンポを唾液まみれにする里美。そして、クチャクチャ音を立てながらしごき始めた。
〔そう、そこを持って強めで・・・そう、良い感じ、里美ちゃん上手いよ。〕
『うん、こう? あ、こうか・・・。』
かなり長い時間レクチャーを続ける。僕なら、とっくにイッていると思う・・・。
〔よし、もういいと思うよ。スゴク上手くなった!〕
『・・・で、でも、いいの? その、出さなくて・・・。』
〔えっ? いいよ、そんなの(笑)。 そこまでしちゃったら、浮気になるじゃん(笑)。〕
『でも・・・なんだか悪いし・・・。』
〔それに、手じゃまずイカないからいいよ(笑)。〕
『なんで? どうして?』
〔僕、ちょっと遅漏気味なんだよ(笑)。 里美ちゃん、手を洗ってきなよ(笑)。〕
『匠君は・・・どうしたらイケるの?』
〔そりゃ・・口とかアソコなら・・・。〕
『ねぇ・・・口でしてもいい?』
そう聞いた僕は、もう限界だった。里美は、明らかにフェラチオをしようとしている・・・。
慌てて電話をかける僕・・・。ちょっと長めのコールの後、里美が電話に出た。
「あ、里美。終わったから、すぐ帰るね!」
僕は、早口でそう言う。
『ホントに? じゃあ、待っているね(笑)。』
里美は、嬉しそうに言う。本当に心から嬉しそうで、すぐ横にペニス丸出しの匠がいるなんて、まったく想像もさせない口調だ。
僕は、講義なんてどうでもいいとばかりに、すぐダッシュで家を目指す。息を切らせながら部屋に入ると、匠はいなくて、食事の準備をする里美だけだった。『おかえり〜 早かったね!』って声をかけてくる彼女に僕が抱きつき、荒々しくキスをする。里美の口は、とくに精液の匂いがすることもなく、逆に歯磨きの良い匂いがするという事もなかった。
それに僕は、本当に心の底からホッとした・・・。『どうしたの? へへ(笑)。 嬉しいなぁ・・・。』里美が急にキスをされて、驚きながらも喜んでいる。さっき、匠のペニスをしごき、まさに口でしようとしていたとは思えなかった。僕自身も落ち着き、二人で食事をしていつもどおり楽しく過ごす。それでも、僕は後悔していた。《どうしてさっき電話をしてしまったのだろう》と・・・。 その13に続く
2017/03/22
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第二章その3(8)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第二章その3(8)
第二章その2(7)
それから数日がたって、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)と黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんは馴染みのスナックで落ち合いました。勝手な目論みですが、今日は黒沢さんにそのことを了承してもらって、大まかな日取りを決めるつもりです。お店の中は、平日だからなのでしょうか、カウンターに数人の客がいるだけで、ボックス席の方は閑散としています。私と黒沢さんは、その片隅のボックスに腰を下ろしました。
「こうして、黒沢さんと一杯やるのも久しぶりですね。まぁ、仕事が忙しいってことは、それだけ幸せなことかもしれませんけど・・・。」
〔そうですね。 この前、ここでご一緒してから三ケ月ぶりですか。こんな風に向かい合っていると、以前、貴方から相談を受けた時のことを思い出しますよ。訊きにくいことなので敢えて尋ねなかったのですが、その後、いいお相手は見つかりましたか?〕
《黒沢さんにしても、妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)が自分に想いを寄せていることは、それとなく気づいているだろうが、あれから後にもう一人、妻の心の中に新たな男性が棲むようになったことを打ち明ける訳にはいかない。ましてや、その後、その男性と二度までも関係をもったなんてことは、口が裂けたって言えない・・・。》
「なかなか、そんな匂いがする男性には、巡り合えなくて・・・。」
〔そうなんですか? そんなに長い間ご無沙汰ってことになると、貴方も辛いんじゃないですか?〕
「それは・・・ところで、黒沢さんこそ、どうでしたか? あの時に言っておられたサークルの集まりは?」
〔そんなこと、山下さんに誘いかけたこともありましたね。家内と一緒に参加して、愉しんできましたよ。〕
「でも、そんなパーティって、求められると拒みづらいのでしょ? 奥さん、大丈夫でしたか?」
〔いや、気に染まない男だったら、断ってもいいっていうのがルールですから・・・それに、女性の場合、セックスにどれだけ積極的かってことが関係してくるみたいですから、その気になればどこまでもいけますよ。まぁ、個人差もありますし、相手の男性によって感じ方も違ってくるでしょうから、一概には言えませんけど・・・。〕
「奥さん、積極的なタイプなんですか?」
〔山下さんもご存知だと思いますが、こんなこと繰り返していると、後ろめたさと言うか、罪の意識が薄らいでいって、私のことなど眼中にありませんでしたよ。きっと、お互いさまって割り切っているんじゃないですか? 今度、山下さんに紹介しますから・・そのうち、そんな日が訪れてもいいでしょ?〕
「嬉しいお誘いですけど、せっかくお会いしても、がっかりするだけでしょうから・・・。」
〔いやいや、所詮、男のものなんて似たり寄ったりで、こんなこと、一度始めちゃいますと関係なくなってきますよ。妻の関心が、別の男に移っていくだけです。〕
改めて、黒沢さんからそう言われると、その道に関しては私より長けた方の言うことですから、説得力をもって響いてきます。 第二章その4(9)へ続く
2017/04/02
第二章その2(7)
それから数日がたって、私(山下一雄:やました・かずお:49歳)と黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんは馴染みのスナックで落ち合いました。勝手な目論みですが、今日は黒沢さんにそのことを了承してもらって、大まかな日取りを決めるつもりです。お店の中は、平日だからなのでしょうか、カウンターに数人の客がいるだけで、ボックス席の方は閑散としています。私と黒沢さんは、その片隅のボックスに腰を下ろしました。
「こうして、黒沢さんと一杯やるのも久しぶりですね。まぁ、仕事が忙しいってことは、それだけ幸せなことかもしれませんけど・・・。」
〔そうですね。 この前、ここでご一緒してから三ケ月ぶりですか。こんな風に向かい合っていると、以前、貴方から相談を受けた時のことを思い出しますよ。訊きにくいことなので敢えて尋ねなかったのですが、その後、いいお相手は見つかりましたか?〕
《黒沢さんにしても、妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)が自分に想いを寄せていることは、それとなく気づいているだろうが、あれから後にもう一人、妻の心の中に新たな男性が棲むようになったことを打ち明ける訳にはいかない。ましてや、その後、その男性と二度までも関係をもったなんてことは、口が裂けたって言えない・・・。》
「なかなか、そんな匂いがする男性には、巡り合えなくて・・・。」
〔そうなんですか? そんなに長い間ご無沙汰ってことになると、貴方も辛いんじゃないですか?〕
「それは・・・ところで、黒沢さんこそ、どうでしたか? あの時に言っておられたサークルの集まりは?」
〔そんなこと、山下さんに誘いかけたこともありましたね。家内と一緒に参加して、愉しんできましたよ。〕
「でも、そんなパーティって、求められると拒みづらいのでしょ? 奥さん、大丈夫でしたか?」
〔いや、気に染まない男だったら、断ってもいいっていうのがルールですから・・・それに、女性の場合、セックスにどれだけ積極的かってことが関係してくるみたいですから、その気になればどこまでもいけますよ。まぁ、個人差もありますし、相手の男性によって感じ方も違ってくるでしょうから、一概には言えませんけど・・・。〕
「奥さん、積極的なタイプなんですか?」
〔山下さんもご存知だと思いますが、こんなこと繰り返していると、後ろめたさと言うか、罪の意識が薄らいでいって、私のことなど眼中にありませんでしたよ。きっと、お互いさまって割り切っているんじゃないですか? 今度、山下さんに紹介しますから・・そのうち、そんな日が訪れてもいいでしょ?〕
「嬉しいお誘いですけど、せっかくお会いしても、がっかりするだけでしょうから・・・。」
〔いやいや、所詮、男のものなんて似たり寄ったりで、こんなこと、一度始めちゃいますと関係なくなってきますよ。妻の関心が、別の男に移っていくだけです。〕
改めて、黒沢さんからそう言われると、その道に関しては私より長けた方の言うことですから、説得力をもって響いてきます。 第二章その4(9)へ続く
2017/04/02
中Ⅱ3《妻の変化》第4話
中Ⅱ3《妻の変化》第4話
第3話
私(立花慶一:たちばな・けいいち:41歳)は、愛する妻(立花美月:たちばな・みづき:30歳)が、他人とのセックスでどんな逝き方をするのか、見たい気持ちがある。だから、この頃は、毎日SEXしているときに、目隠しをしたり縛ったりしながら、「ここに、知らない男のペニスがささっているよ。」と言うと、美月も興奮してきます。
でも、超堅物の妻が他人と出来るかを試すため、巣鴨にある性感マッサージを、スポーツマッサージだと嘘を言って連れていきました。それで巣鴨駅近くのホテルに入ります。中年のマッサージ師が白衣を着て来ました、私は美月がシャワーを浴びている時、マッサージ師に、「妻の希望で欲しがった場合、挿入してもらえますか?」と尋ねたら、[こんな綺麗な奥様なら男なら入れたいです。]と了承してくれます。
それで私は、心臓をバクバクさせながら、マッサージを見ていました。最初は浴衣のうえ
から普通の指圧で美月も気持ちよさそうです。次はパウダーでのマッサージなので、『エー脱ぐのですか? 恥ずかしい・・。』って、私は「マッサージなんだから、恥ずかしくないよ、脱ぎなさい。」と命じると美月は浴衣を脱いだ。
妻は下着だけになり、うつ伏せになる。背中からわき腹からバストに触れるようなマッサージになり体がピクピクしていました。そして苦しそうに、声が出そうなのを我慢しています。マッサージ師がお尻から太もも付近をマッサージしながら、局部に軽く触れるようなタッチをする。その時、妻がついに『あーん。』って完璧な喘ぎ声をだした。
マッサージ師は美月の腰を浮かさせ、手の平で局部あたりを触り始めます。すると『イヤン・イヤン。』『アーン。』って腰を揺らしながら、次第に喘ぎだすが。しばらくたつと『ごめんなさい。もう無理です。』って美月は泣き出して、この作戦は見事に失敗しました。
そんなある日、妻の妹(萩原真美:はぎわら・まみ:26歳)から電話がかかってきます。真美は、美月とは性格がまったく反対で、したいときは自分から男に軟派するような娘だった。私も昔、誘惑されてSEXをしてしまい、今でもときどき、義妹が欲求不満の時[Hしないと、姉さんに言ちゃうよ!]と脅され、時々SEXしています。
その真美は男性経験が豊富なので、私も気持ちよく逝かせてくれるし、外だしが条件ですが生でもさせてもらえました。そして、生理前後は中だしOKなのです。そんな妹が[慶一さん、今日エッチして!]と言ってきた。そして今日、久しぶりに濃厚なセックスをしたので、真美は満足そうな顔をしている。 第5話に続く
2017/04/05
第3話
私(立花慶一:たちばな・けいいち:41歳)は、愛する妻(立花美月:たちばな・みづき:30歳)が、他人とのセックスでどんな逝き方をするのか、見たい気持ちがある。だから、この頃は、毎日SEXしているときに、目隠しをしたり縛ったりしながら、「ここに、知らない男のペニスがささっているよ。」と言うと、美月も興奮してきます。
でも、超堅物の妻が他人と出来るかを試すため、巣鴨にある性感マッサージを、スポーツマッサージだと嘘を言って連れていきました。それで巣鴨駅近くのホテルに入ります。中年のマッサージ師が白衣を着て来ました、私は美月がシャワーを浴びている時、マッサージ師に、「妻の希望で欲しがった場合、挿入してもらえますか?」と尋ねたら、[こんな綺麗な奥様なら男なら入れたいです。]と了承してくれます。
それで私は、心臓をバクバクさせながら、マッサージを見ていました。最初は浴衣のうえ
から普通の指圧で美月も気持ちよさそうです。次はパウダーでのマッサージなので、『エー脱ぐのですか? 恥ずかしい・・。』って、私は「マッサージなんだから、恥ずかしくないよ、脱ぎなさい。」と命じると美月は浴衣を脱いだ。
妻は下着だけになり、うつ伏せになる。背中からわき腹からバストに触れるようなマッサージになり体がピクピクしていました。そして苦しそうに、声が出そうなのを我慢しています。マッサージ師がお尻から太もも付近をマッサージしながら、局部に軽く触れるようなタッチをする。その時、妻がついに『あーん。』って完璧な喘ぎ声をだした。
マッサージ師は美月の腰を浮かさせ、手の平で局部あたりを触り始めます。すると『イヤン・イヤン。』『アーン。』って腰を揺らしながら、次第に喘ぎだすが。しばらくたつと『ごめんなさい。もう無理です。』って美月は泣き出して、この作戦は見事に失敗しました。
そんなある日、妻の妹(萩原真美:はぎわら・まみ:26歳)から電話がかかってきます。真美は、美月とは性格がまったく反対で、したいときは自分から男に軟派するような娘だった。私も昔、誘惑されてSEXをしてしまい、今でもときどき、義妹が欲求不満の時[Hしないと、姉さんに言ちゃうよ!]と脅され、時々SEXしています。
その真美は男性経験が豊富なので、私も気持ちよく逝かせてくれるし、外だしが条件ですが生でもさせてもらえました。そして、生理前後は中だしOKなのです。そんな妹が[慶一さん、今日エッチして!]と言ってきた。そして今日、久しぶりに濃厚なセックスをしたので、真美は満足そうな顔をしている。 第5話に続く
2017/04/05
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第1話
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第1話
(原題:無垢な妻の性体験 投稿者:不明 投稿日:2012/02/11)
僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)の妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)になるのにどちらかというと童顔で他人から見れば20代後半に見られます。顔立ちは女性誌の表紙によく出ている[井川遥:いがわ・はるか:1976年生]似で良妻賢母という言葉が当てはまる僕にとっては申し分のない美人妻。
真澄の職業は私立幼稚園の教員。学生時代からの付き合いから一緒になったので処女であったことは間違いなく結婚後も僕一筋に尽くしてくれています。そんな申し分のない妻なのだが不満もある。職業的かも知れないが世間知らずで真面目なところ。夫婦生活でマンネリ化しているときに例えばアダルトDVDなど一緒に見ようとするとまず拒否されます。
妻はテレビなどでの浮気シーンや、不倫話はあくまでも縁のない作り話としか思わず。結婚しているのにそんなことなんてあり得ないと思うタイプだけに厄介な面もあった。しかし、セックスライフは処女から教え込んでいたのでテクニックは上手なほうだと思います。 僕の身体全体を羽毛で撫でるように舐めることやフェラチオだって手抜きせず唾液を濡らして絞り込むようにしてくれる。教えれば自ら積極的に上達するタイプなのです。
僕にはもともと、スワッピングや誰かに妻を抱かせたい願望がありました。その願望の理由は結婚前の若い頃、こっそり付きあっていた人妻との関係があったからと思っています。その人妻は普段はまったく真面目で傍目では浮気などぜったいしないタイプでありましたが僕とはとろけるような濃厚なセックスをしていました。しかし妻は無垢((けがれがなく純真なこと)で生真面目なだけに、スワッピングの話などできるはずもないと自分なりに思い込んでいたのです。しかし、ある晩から一気に進展していきました。
妻は幼稚園教員の同僚数人と月に1~2度の食事会があります。いつもは車出勤ですがお酒が入りそうなときは同僚同士で車を出し合って迎えに行ったり来たりをしていました。 今回は同僚に送られて午後10時過ぎに妻は酔って帰ってきます。妻の真澄は飲むと陽気になりお喋りになる癖がありました。
子供たちを寝かせて、僕はベッドでテレビを見ていたら真澄が下着だけになっていきなり隣へもぐりこんできたのです。「どうした?」と訊ねると、『酔っちゃったの、いいでしょ?』って積極的に僕を求めてきました。
「何かあったの?」ここしばらく倦怠期でしてなかっただけに珍しいことだったのです。 『ううん、何もないわよ。ただ戸田先生のお話を聞いていたら何か、したくなっちゃったの。』って妻は答える。「どんな話だった?」僕の問いに、『パパは“スワッピング”って知ってる?』妻が再度尋ねました。「ん? 夫婦交換のことだろ?」僕の秘めたる願望を知られたようでドキっとします。『何だ、知ってたの。わたしって世間知らずよね、そんな言葉さえ知らなかったのよ。』って、妻らしい発言でした。 第2話へ続く
2017/04/07
(原題:無垢な妻の性体験 投稿者:不明 投稿日:2012/02/11)
僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)の妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)になるのにどちらかというと童顔で他人から見れば20代後半に見られます。顔立ちは女性誌の表紙によく出ている[井川遥:いがわ・はるか:1976年生]似で良妻賢母という言葉が当てはまる僕にとっては申し分のない美人妻。
真澄の職業は私立幼稚園の教員。学生時代からの付き合いから一緒になったので処女であったことは間違いなく結婚後も僕一筋に尽くしてくれています。そんな申し分のない妻なのだが不満もある。職業的かも知れないが世間知らずで真面目なところ。夫婦生活でマンネリ化しているときに例えばアダルトDVDなど一緒に見ようとするとまず拒否されます。
妻はテレビなどでの浮気シーンや、不倫話はあくまでも縁のない作り話としか思わず。結婚しているのにそんなことなんてあり得ないと思うタイプだけに厄介な面もあった。しかし、セックスライフは処女から教え込んでいたのでテクニックは上手なほうだと思います。 僕の身体全体を羽毛で撫でるように舐めることやフェラチオだって手抜きせず唾液を濡らして絞り込むようにしてくれる。教えれば自ら積極的に上達するタイプなのです。
僕にはもともと、スワッピングや誰かに妻を抱かせたい願望がありました。その願望の理由は結婚前の若い頃、こっそり付きあっていた人妻との関係があったからと思っています。その人妻は普段はまったく真面目で傍目では浮気などぜったいしないタイプでありましたが僕とはとろけるような濃厚なセックスをしていました。しかし妻は無垢((けがれがなく純真なこと)で生真面目なだけに、スワッピングの話などできるはずもないと自分なりに思い込んでいたのです。しかし、ある晩から一気に進展していきました。
妻は幼稚園教員の同僚数人と月に1~2度の食事会があります。いつもは車出勤ですがお酒が入りそうなときは同僚同士で車を出し合って迎えに行ったり来たりをしていました。 今回は同僚に送られて午後10時過ぎに妻は酔って帰ってきます。妻の真澄は飲むと陽気になりお喋りになる癖がありました。
子供たちを寝かせて、僕はベッドでテレビを見ていたら真澄が下着だけになっていきなり隣へもぐりこんできたのです。「どうした?」と訊ねると、『酔っちゃったの、いいでしょ?』って積極的に僕を求めてきました。
「何かあったの?」ここしばらく倦怠期でしてなかっただけに珍しいことだったのです。 『ううん、何もないわよ。ただ戸田先生のお話を聞いていたら何か、したくなっちゃったの。』って妻は答える。「どんな話だった?」僕の問いに、『パパは“スワッピング”って知ってる?』妻が再度尋ねました。「ん? 夫婦交換のことだろ?」僕の秘めたる願望を知られたようでドキっとします。『何だ、知ってたの。わたしって世間知らずよね、そんな言葉さえ知らなかったのよ。』って、妻らしい発言でした。 第2話へ続く
2017/04/07
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その1話
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その1話
(原題:妻はヤレる女? 投稿者:会社員 投稿日:2011/03/03)
俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)と嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)。そして子供2人の普通の夫婦です。しかし、俺には“寝取られ願望”がありますが実行には至らず、お恥ずかしながら嫁とSEXする際も《他の男と・・・。》って考えながら興奮していました。
嫁はというと顔は美形ですが、160cm 63キロ、子供を産んでからはかなり太ってきてい
ます。天邪鬼な性格でプライドも高いのですが、根本はMでSEXは好きなほうでした。(格好つけて嫌がりますが、こらえながらコッソリ気持ち良くなっている面倒くさい女です。)
結婚前は57キロで、若干ムチムチしていましたが、それなりに派手目な格好もして友達など周囲の男からチヤホヤされていました。付き合った当初(20歳くらい)に俺が感じた第一印象は色気があり性的にソソる女といった感じです。実際に初めてSEXした時の感想は、粘り気のある大量の愛液と慣れた腰使い、なによりフェラチオの上手さに驚きました。
そんな嫁と結婚してもう8年目です。すぐに子供が2人産まれ、特に目立ったことなく普通の夫婦生活をしてきました。3年ほど前、俺が仕事が忙しくて全く相手にしてやれなかった頃、PCの履歴を不審に思い(履歴にチャットサイトがあった)ソフトを仕掛けて見たところ、若い男とやり取りをしています。
もともと嫉妬深い俺は怒りが先行しましたが、チャットのメッセージを全部確認するとバーチャル恋愛をしていただけのようで、男の実際に会いたいといった誘いは断っていました。(チャットで嫁は独身と偽っていたので実際とのギャップで無理だったのかも・・・)それから嫁と他人の関係を意識するようになって今に至ります。
俺たち夫婦の一年に一度の楽しみとして年末年始の数日に限って実家に子供を預けて、夫婦でのんびりしたりパチンコにいってそこから地元の友達と飲みにいき、その後は子供も気にせずにSEXと、二人で自由に過ごせる時間があります。
昨年末も同じように夕方頃二人で地元のパチンコ屋に行きました。その店は普段から親友がよく出入りしており、俺自身通い詰めるときと、全然行かなくなったりとムラがありますが、その親友の友人ということで、顔見知りやよく知った常連がたくさんいるお店です。
その日はお店に友人や知った顔はほとんどいませんでしたが、一人スロットでドル箱を積んでいるパチ屋友達の中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君がいたので、「今日あいつらは来てないの?」と聞くと〔今日はみんな出ないからって、もう結構前に飲みにいっちゃいましたよ。〕と答えました。 その2話に続く
2017/04/30
(原題:妻はヤレる女? 投稿者:会社員 投稿日:2011/03/03)
俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)と嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)。そして子供2人の普通の夫婦です。しかし、俺には“寝取られ願望”がありますが実行には至らず、お恥ずかしながら嫁とSEXする際も《他の男と・・・。》って考えながら興奮していました。
嫁はというと顔は美形ですが、160cm 63キロ、子供を産んでからはかなり太ってきてい
ます。天邪鬼な性格でプライドも高いのですが、根本はMでSEXは好きなほうでした。(格好つけて嫌がりますが、こらえながらコッソリ気持ち良くなっている面倒くさい女です。)
結婚前は57キロで、若干ムチムチしていましたが、それなりに派手目な格好もして友達など周囲の男からチヤホヤされていました。付き合った当初(20歳くらい)に俺が感じた第一印象は色気があり性的にソソる女といった感じです。実際に初めてSEXした時の感想は、粘り気のある大量の愛液と慣れた腰使い、なによりフェラチオの上手さに驚きました。
そんな嫁と結婚してもう8年目です。すぐに子供が2人産まれ、特に目立ったことなく普通の夫婦生活をしてきました。3年ほど前、俺が仕事が忙しくて全く相手にしてやれなかった頃、PCの履歴を不審に思い(履歴にチャットサイトがあった)ソフトを仕掛けて見たところ、若い男とやり取りをしています。
もともと嫉妬深い俺は怒りが先行しましたが、チャットのメッセージを全部確認するとバーチャル恋愛をしていただけのようで、男の実際に会いたいといった誘いは断っていました。(チャットで嫁は独身と偽っていたので実際とのギャップで無理だったのかも・・・)それから嫁と他人の関係を意識するようになって今に至ります。
俺たち夫婦の一年に一度の楽しみとして年末年始の数日に限って実家に子供を預けて、夫婦でのんびりしたりパチンコにいってそこから地元の友達と飲みにいき、その後は子供も気にせずにSEXと、二人で自由に過ごせる時間があります。
昨年末も同じように夕方頃二人で地元のパチンコ屋に行きました。その店は普段から親友がよく出入りしており、俺自身通い詰めるときと、全然行かなくなったりとムラがありますが、その親友の友人ということで、顔見知りやよく知った常連がたくさんいるお店です。
その日はお店に友人や知った顔はほとんどいませんでしたが、一人スロットでドル箱を積んでいるパチ屋友達の中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君がいたので、「今日あいつらは来てないの?」と聞くと〔今日はみんな出ないからって、もう結構前に飲みにいっちゃいましたよ。〕と答えました。 その2話に続く
2017/04/30
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その2話
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その2話
その1話
中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君は2年前くらいに北陸から出てきたそうです。フリーターで年がら年中このお店にいる今時な子で、一見チャラい感じなのですが、友人伝いで知り合ってパチンコの後に皆で何度も飲みにいった事があり、店で会うとよく話をしました。俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)も若い頃は決してまともであると言えない時期があり、当時から一緒に連るんでいたその友人と中條君で一緒になってよく昔のバカ話をしたりと、後輩のような感じで接しています。嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)は年に一度しかつれてこないので今回初対面です。
「結構出してるね。」なんて出るまでの経緯の話を聞きながら、「あっ! これうちの嫁さん。」と綾乃を紹介して、中條君の横の空き席に嫁を座らせて打たせることにしました。『どれを狙えばいいの?』って聞いてくる嫁に適当に教えながら、俺は後ろに立ってART継続中の中條君とスロットの話をしていました。
少しして俺はパチンコが打ちたかったので嫁にお金を少し渡して移動しようとしたとき、嫁がボーナスを引いて『このまま打ってていいの?』って、また聞いてきたので中條君に「パチ打ってくるからちょっと見てやってよ。」と面倒くさい嫁のお守りを任せてパチンコを打ちにいきます。
しばらく打って俺は全く出ず嫁のところに戻ると中條君のARTは終わっていて嫁も半箱と出皿一杯くらい出していました。「からっきしだよ。」と戻ると中條君が〔僕ももう流すんで、一緒に飯でもいきます?〕と言ってきます。それで3人は近くの居酒屋に行くことになりました。
はじめはスロットの話や嫁が見ているドラマの話などで盛り上がっています。酔いも回っていくうちに恋愛話やパートナーの話、下ネタやそれがらみの中條君の失敗談など嫁もかなり楽しそうに話していました。
会話の中で中條君はしきりに嫁の綾乃を持ち上げて、嫁も上機嫌です。俺は2人の会話に相槌を入れる程度で意外と冷静に見ています。しかし、客観的に酔っ払い男の口説きを見ているようでまたその対象が嫁であることに少しドキドキしました。俺も気分が良くいつもよりは酒がすすみます。
結構お酒が入って嫁がトイレに立つと中條君が俺に話しかけてきました。
〔鹿島さんの奥さん綺麗ですね?〕
「そうかぁ? 今はただのデブだよ。」
〔いやそんなことないですよ。綾乃さん全然太ってないですし、超タイプですよ。〕
「かなりマニアだな? 人妻とか熟女が好きなの?」
〔いえ僕はマニアじゃないですけど・・・でも人妻は何度か経験あっていい思いしましたよ。友達とかでも人妻とやったって話は結構聞くし、出会い系とか人妻が多いですしね。〕
「へぇ・・・そうなんだ? 俺もヨソ様の人妻は興味あるけどね。ウチのじゃ興奮しないよ!」
〔いやぁ もったいないですよ。〕
「そうかぁ? 誰か男にそういう目で見られて少しでも痩せたり綺麗になったらいいけど。」
〔いや今のままで十分ですよ。鹿島さん贅沢ですよ」
「初めて会ったからそう思うだけじゃない? 今は酒が入っているしさ。」
〔いえいえ、さっきのスロットで隣のオッサンがチラチラと奥さんを見てましたよ。〕
「見間違いか、横に座って直ぐに出されたから見てたんじゃないの?」
〔いや、僕が奥さんの台を見ながら打ってると、そのおっさんと良く目が合ったし、奥さんが落としたメダルを拾う度に胸元をガン見してましたよ。〕
「・・・ふぅうん・・・。」(ドキッとしてどう言葉を返したらいいかわかりません。綾乃のコートの下はわりと胸元が広い白いニットです。確かにかがめば乳は見えるかも?・・・)
それで急に嫁のことが気になり、大して時間は経っていませんが、俺は「あいつ遅いからチョット見てくるわ。」とトイレに行きました。女子トイレなので入るわけにもいかず、入り口から「大丈夫か?」と声をかけると、綾乃が『大丈夫よ。もうすぐ戻るから。』って返事があったので、とりあえず席に戻りました。 その3話へ続く
2017/05/13
その1話
中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君は2年前くらいに北陸から出てきたそうです。フリーターで年がら年中このお店にいる今時な子で、一見チャラい感じなのですが、友人伝いで知り合ってパチンコの後に皆で何度も飲みにいった事があり、店で会うとよく話をしました。俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)も若い頃は決してまともであると言えない時期があり、当時から一緒に連るんでいたその友人と中條君で一緒になってよく昔のバカ話をしたりと、後輩のような感じで接しています。嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)は年に一度しかつれてこないので今回初対面です。
「結構出してるね。」なんて出るまでの経緯の話を聞きながら、「あっ! これうちの嫁さん。」と綾乃を紹介して、中條君の横の空き席に嫁を座らせて打たせることにしました。『どれを狙えばいいの?』って聞いてくる嫁に適当に教えながら、俺は後ろに立ってART継続中の中條君とスロットの話をしていました。
少しして俺はパチンコが打ちたかったので嫁にお金を少し渡して移動しようとしたとき、嫁がボーナスを引いて『このまま打ってていいの?』って、また聞いてきたので中條君に「パチ打ってくるからちょっと見てやってよ。」と面倒くさい嫁のお守りを任せてパチンコを打ちにいきます。
しばらく打って俺は全く出ず嫁のところに戻ると中條君のARTは終わっていて嫁も半箱と出皿一杯くらい出していました。「からっきしだよ。」と戻ると中條君が〔僕ももう流すんで、一緒に飯でもいきます?〕と言ってきます。それで3人は近くの居酒屋に行くことになりました。
はじめはスロットの話や嫁が見ているドラマの話などで盛り上がっています。酔いも回っていくうちに恋愛話やパートナーの話、下ネタやそれがらみの中條君の失敗談など嫁もかなり楽しそうに話していました。
会話の中で中條君はしきりに嫁の綾乃を持ち上げて、嫁も上機嫌です。俺は2人の会話に相槌を入れる程度で意外と冷静に見ています。しかし、客観的に酔っ払い男の口説きを見ているようでまたその対象が嫁であることに少しドキドキしました。俺も気分が良くいつもよりは酒がすすみます。
結構お酒が入って嫁がトイレに立つと中條君が俺に話しかけてきました。
〔鹿島さんの奥さん綺麗ですね?〕
「そうかぁ? 今はただのデブだよ。」
〔いやそんなことないですよ。綾乃さん全然太ってないですし、超タイプですよ。〕
「かなりマニアだな? 人妻とか熟女が好きなの?」
〔いえ僕はマニアじゃないですけど・・・でも人妻は何度か経験あっていい思いしましたよ。友達とかでも人妻とやったって話は結構聞くし、出会い系とか人妻が多いですしね。〕
「へぇ・・・そうなんだ? 俺もヨソ様の人妻は興味あるけどね。ウチのじゃ興奮しないよ!」
〔いやぁ もったいないですよ。〕
「そうかぁ? 誰か男にそういう目で見られて少しでも痩せたり綺麗になったらいいけど。」
〔いや今のままで十分ですよ。鹿島さん贅沢ですよ」
「初めて会ったからそう思うだけじゃない? 今は酒が入っているしさ。」
〔いえいえ、さっきのスロットで隣のオッサンがチラチラと奥さんを見てましたよ。〕
「見間違いか、横に座って直ぐに出されたから見てたんじゃないの?」
〔いや、僕が奥さんの台を見ながら打ってると、そのおっさんと良く目が合ったし、奥さんが落としたメダルを拾う度に胸元をガン見してましたよ。〕
「・・・ふぅうん・・・。」(ドキッとしてどう言葉を返したらいいかわかりません。綾乃のコートの下はわりと胸元が広い白いニットです。確かにかがめば乳は見えるかも?・・・)
それで急に嫁のことが気になり、大して時間は経っていませんが、俺は「あいつ遅いからチョット見てくるわ。」とトイレに行きました。女子トイレなので入るわけにもいかず、入り口から「大丈夫か?」と声をかけると、綾乃が『大丈夫よ。もうすぐ戻るから。』って返事があったので、とりあえず席に戻りました。 その3話へ続く
2017/05/13
中Ⅱ3《妻の変化》第5話
中Ⅱ3《妻の変化》第5話
第4話
[姉(立花美月:たちばな・みづき:30歳)さん、最近、綺麗になったと思わない?]
「いつも見ているからそんなに気がつかないけどな。」
[兄さん、気がつかないの、意識する男性が現れると綺麗になるのよ。]
「もしかして美月が浮気?」
妻の妹(萩原真美:はぎわら・まみ:25歳)が[あんな超堅物の姉さんが浮気するわけないじゃん。」って私(立花慶一:たちばな・けいいち:41歳)に言いながら。
[実はね先日、姉さんが行っているスポーツジムに私のボーイフレンド(松岡健司:まつおか・けんじ:20歳)を連れて行ったの、そうしたらね、その彼が姉さんの事を気に入って、それから、隠れてアタックしている見たいなんだけど、やっぱ無理そうなんだって、でも健司くん美男子のスポーツマンで早稲田でも優等生で、身長も体型もモデルなみだから、女性からいつも声をかけられ、SEXはいつでも出来るんだけど、健司くんのあそこが大きくて、経験浅い子はだめ見たいで、私とか人妻がいいんだって。]
[それに、健司くん、ちょっと変わっていてね、落としづらい女性を落とすのがいいみたいで、彼氏がいるラブラブの彼女を寝取ったり、婚約中の彼女とか、この前、新婚旅行の初夜の新婦を、初夜の当日、となりに部屋をとり、新郎より先に頂いたそうなのよ。それで、落とすのが難しそうな女性のほうが、燃えるんだって、でも姉さんと10才も離れてるので、子供扱いなのね。だから少し自信をなくしたみたい。でも姉さんがこのごろ綺麗になったのは、彼を意識してるかもしれないと思って。]
「そんなに、格好いいのか、でもSEXは若いから、俺のほうがいいんじゃない?」
[それがね、わたしが教えたから、テクニックも上手だし、それよりも、あそこが黒人並の大きさで、さらに硬く、子宮を突かれると、頭が真っ白になっちゃうのよ。また若いから何度逝っても、すぐ堅くなるし、このごろ、逝くのも調整できる見たいで、わたしを何度も失神させから逝くので、一度抱かれた女性は彼の言いなりなんだけど、彼って好み女性以外2度とは抱かないのよ。わたしは、何十回も抱かれたので、好みなんだろうね。でもなんだか慶一さんに抱かれた方が、安心感があって、すっきりするの。]
「でも、若いのにすごいな!」
[だから、気をつけないと、姉さんも食べられちゃうよ!]
「まあ、美月は大丈夫だよ。じゃあ健司君に妻を寝取ったら、ご褒美あげるよって伝えてくれ!」
[いいの? もしかしたら、あの姉さんでも食べられちゃうかもよ?]
「大丈夫だよ。健司君にちゃんと証拠をとってくれって伝えてくれ!」
[わかったわ、伝えるけど、兄さん後悔しないでよ。]
「了解。」
それから3日後、義妹の真美から連絡があり、[健司君に話したら、喜んでいたわ。〔期待してください〕だって。〕 第6話に続く
2017/05/22
第4話
[姉(立花美月:たちばな・みづき:30歳)さん、最近、綺麗になったと思わない?]
「いつも見ているからそんなに気がつかないけどな。」
[兄さん、気がつかないの、意識する男性が現れると綺麗になるのよ。]
「もしかして美月が浮気?」
妻の妹(萩原真美:はぎわら・まみ:25歳)が[あんな超堅物の姉さんが浮気するわけないじゃん。」って私(立花慶一:たちばな・けいいち:41歳)に言いながら。
[実はね先日、姉さんが行っているスポーツジムに私のボーイフレンド(松岡健司:まつおか・けんじ:20歳)を連れて行ったの、そうしたらね、その彼が姉さんの事を気に入って、それから、隠れてアタックしている見たいなんだけど、やっぱ無理そうなんだって、でも健司くん美男子のスポーツマンで早稲田でも優等生で、身長も体型もモデルなみだから、女性からいつも声をかけられ、SEXはいつでも出来るんだけど、健司くんのあそこが大きくて、経験浅い子はだめ見たいで、私とか人妻がいいんだって。]
[それに、健司くん、ちょっと変わっていてね、落としづらい女性を落とすのがいいみたいで、彼氏がいるラブラブの彼女を寝取ったり、婚約中の彼女とか、この前、新婚旅行の初夜の新婦を、初夜の当日、となりに部屋をとり、新郎より先に頂いたそうなのよ。それで、落とすのが難しそうな女性のほうが、燃えるんだって、でも姉さんと10才も離れてるので、子供扱いなのね。だから少し自信をなくしたみたい。でも姉さんがこのごろ綺麗になったのは、彼を意識してるかもしれないと思って。]
「そんなに、格好いいのか、でもSEXは若いから、俺のほうがいいんじゃない?」
[それがね、わたしが教えたから、テクニックも上手だし、それよりも、あそこが黒人並の大きさで、さらに硬く、子宮を突かれると、頭が真っ白になっちゃうのよ。また若いから何度逝っても、すぐ堅くなるし、このごろ、逝くのも調整できる見たいで、わたしを何度も失神させから逝くので、一度抱かれた女性は彼の言いなりなんだけど、彼って好み女性以外2度とは抱かないのよ。わたしは、何十回も抱かれたので、好みなんだろうね。でもなんだか慶一さんに抱かれた方が、安心感があって、すっきりするの。]
「でも、若いのにすごいな!」
[だから、気をつけないと、姉さんも食べられちゃうよ!]
「まあ、美月は大丈夫だよ。じゃあ健司君に妻を寝取ったら、ご褒美あげるよって伝えてくれ!」
[いいの? もしかしたら、あの姉さんでも食べられちゃうかもよ?]
「大丈夫だよ。健司君にちゃんと証拠をとってくれって伝えてくれ!」
[わかったわ、伝えるけど、兄さん後悔しないでよ。]
「了解。」
それから3日後、義妹の真美から連絡があり、[健司君に話したら、喜んでいたわ。〔期待してください〕だって。〕 第6話に続く
2017/05/22
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第2話
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第2話
第1話
「それで?」
『戸田先生の旦那さんがね、スワッピングをしたいって言っているらしいの、彼女、悩んでいたのよ。』
「へえ・・・女性同士でそんな話をしてるの?」
『たまたまよ。皆飲んでいたからエッチな話に進んで彼女が告白したのよ。ねぇ~パパって他の女性としてみたい?』
妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)がいきなり僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)に振ってきました。
「う・・・ん、そりゃ、ないといったら嘘になるな。」
『やっぱりね・・・わたしに不満あるの?』
「不満とかじゃないけど男は皆そうじゃないかな? じゃ、ママはどうなのよ?」
『え? わたし?』
真澄が布団の中にもぐり込んでくると甘い香水が鼻腔をくすぐります。
「他の男性としてみたくなったことはないの?」
僕は妻を抱き寄せて訊きました。
『・・・あるわよ。』
その本音にズキンと感じる。
「そうだろ、ないというのは正直な気持じゃないからな。」
妻の本音を聞き出すチャンスでした。
「例えばさ、どうなったら浮気というか、他の男に抱かれてもいいと思うの?」
『そうね・・・誰にも知られないところで、もしも、素敵な男性と知り合ったらしちゃうかも。』
真面目な妻にもそのような願望があったことに衝撃を受けます。こんな話をしていくにつれ、スワッピングをして妻が誰かに抱かれる妄想にすごく興奮してきたのでした。
『今どきの子って何人も経験してるらしいのね、羨ましいわよ。わたしって、パパしか知らないからね。』
てっきり貞淑なままの妻と思っていたことが間違いだったようです。
《じゃ、スワッピングしてみようか?》と、せっかくの機会だけに何とか妻を説得してみようと思い始めました。妻の真澄が他人に抱かれる姿をこの目で見てみたい願望がますます膨らんでいきます。
『でも、スワッピングなんてわたしは嫌よ。だってパパが他の人とする姿なんて見たくないもん。』
「そうかな? 僕はママが誰かに抱かれている姿を見たい気持なんだ。」
『いやぁね、戸田先生のご主人と同じじゃない。それって変態よ!』
《いやいや夫婦交換したい男というのは皆同じ気持です。》 第3話に続く
2017/05/25
第1話
「それで?」
『戸田先生の旦那さんがね、スワッピングをしたいって言っているらしいの、彼女、悩んでいたのよ。』
「へえ・・・女性同士でそんな話をしてるの?」
『たまたまよ。皆飲んでいたからエッチな話に進んで彼女が告白したのよ。ねぇ~パパって他の女性としてみたい?』
妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)がいきなり僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)に振ってきました。
「う・・・ん、そりゃ、ないといったら嘘になるな。」
『やっぱりね・・・わたしに不満あるの?』
「不満とかじゃないけど男は皆そうじゃないかな? じゃ、ママはどうなのよ?」
『え? わたし?』
真澄が布団の中にもぐり込んでくると甘い香水が鼻腔をくすぐります。
「他の男性としてみたくなったことはないの?」
僕は妻を抱き寄せて訊きました。
『・・・あるわよ。』
その本音にズキンと感じる。
「そうだろ、ないというのは正直な気持じゃないからな。」
妻の本音を聞き出すチャンスでした。
「例えばさ、どうなったら浮気というか、他の男に抱かれてもいいと思うの?」
『そうね・・・誰にも知られないところで、もしも、素敵な男性と知り合ったらしちゃうかも。』
真面目な妻にもそのような願望があったことに衝撃を受けます。こんな話をしていくにつれ、スワッピングをして妻が誰かに抱かれる妄想にすごく興奮してきたのでした。
『今どきの子って何人も経験してるらしいのね、羨ましいわよ。わたしって、パパしか知らないからね。』
てっきり貞淑なままの妻と思っていたことが間違いだったようです。
《じゃ、スワッピングしてみようか?》と、せっかくの機会だけに何とか妻を説得してみようと思い始めました。妻の真澄が他人に抱かれる姿をこの目で見てみたい願望がますます膨らんでいきます。
『でも、スワッピングなんてわたしは嫌よ。だってパパが他の人とする姿なんて見たくないもん。』
「そうかな? 僕はママが誰かに抱かれている姿を見たい気持なんだ。」
『いやぁね、戸田先生のご主人と同じじゃない。それって変態よ!』
《いやいや夫婦交換したい男というのは皆同じ気持です。》 第3話に続く
2017/05/25
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第二章その4(9)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第二章その4(9)
第二章その3(8)
そうだな、〔こんなこと繰り返していると、後ろめたさと言うか、罪の意識が薄らいでいって、私のことなど眼中にありません〕という黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんの言葉には共感できた。多分、現在の妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)の状態も同じなのだろう。それでも、妻が私(山下一雄:やました・かずお:49歳)の伴侶であって良かったと思うことがある。“最後の一線”なんて、普通はそこまで考えないものだ。
このようなことを繰り返しているうちに慣れきってしまう。罪の意識が麻痺してしまって、気を病むなんてことはこれっぽっちもなくなってしまうのが当たり前だ。自分の心に縛りをかけてまで、私に尽くしてくれる妻のことがとても健気(けなげ)に思える。そこまで私のことを思ってくれている妻に対して申し訳なく思いますが、せっかく、ここまで時間をかけ、繋げてきた計画をご破算にする気にはなれませんでした。
「実は、たってのお願いがあるのですが・・・。」
〔そろそろ、本題ですか? 貴方からのお願いとなると大体わかりますよ。〕
「すっかり、お見通しって訳ですね。どうせ、二つに一つって、言いたいんでしょ?」
〔ははは、それで、私に奥さんを抱いて欲しいのか、奥さんのお相手を紹介してほしいのか、どっちですか?〕
「それは・・・最初に言われた方を、お願いできないかなと思って・・・。」
〔でも、久しぶりにこんなお誘いを受けたとなると、何か山下さんの考えるところがあるんでしょ?〕
「こんなこと、黒沢さんにしか頼めなくて・・・正直に言えば、ゴムをつけずにお願いしたいんです。」
〔それは願ってもないことですが、芳恵さんは、どうなんですか?〕
「妻と話し合って、その点はお互い納得済みです。」
〔そうですか。でも、そこまで漕ぎつけるには、色々とご苦労されたでしょ?。〕
「どうも、彼女にとって、どうしても譲れないものがあったようで・・・『最後の一線』なんて言ってましたが、それを翻意させてしまったんですから、私も罪が深いですよね。」
〔それはそうですよ。何てたって、他人の精液を直に受け入れるんですから・・・貴方のことを思えば思うほど、芳恵さんも罪悪感に苛(さいな)まれますよ。一つ、お聞きしたいのですが、相手が私だってことはご存知なのですか?〕
「多分、黒沢さんだったら間違いはないと思って・・・順序が逆なのかも知れませんが、言い含めてはあります。」
〔そんな風に、私の名前が枕元を飛び交ったとなると、その時の芳恵さんの反応が気になりますね。ご夫婦のことに口出しするつもりはないのですが、山下さんの方から一方的に、私の名前を出されたんじゃないですか?〕
私には、こんなことを尋ねてくる黒沢さんの気持ちがよくわかります。仮に、私が黒沢さんと同じような立場だったとして、ある女性と一夜を過ごすことをその夫から懇願されたとすると、その女性のお相手をするのはやぶさかではありません。しかし当の本人(山下芳恵)が、どのような経緯でそのことを納得し、そして、どれくらい関心をもっているのか、やっぱり気になるだろうと思いました。 第二章その5(10)へ続く
2017/06/03
第二章その3(8)
そうだな、〔こんなこと繰り返していると、後ろめたさと言うか、罪の意識が薄らいでいって、私のことなど眼中にありません〕という黒沢雅之(くろさわ・まさゆき:45歳)さんの言葉には共感できた。多分、現在の妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)の状態も同じなのだろう。それでも、妻が私(山下一雄:やました・かずお:49歳)の伴侶であって良かったと思うことがある。“最後の一線”なんて、普通はそこまで考えないものだ。
このようなことを繰り返しているうちに慣れきってしまう。罪の意識が麻痺してしまって、気を病むなんてことはこれっぽっちもなくなってしまうのが当たり前だ。自分の心に縛りをかけてまで、私に尽くしてくれる妻のことがとても健気(けなげ)に思える。そこまで私のことを思ってくれている妻に対して申し訳なく思いますが、せっかく、ここまで時間をかけ、繋げてきた計画をご破算にする気にはなれませんでした。
「実は、たってのお願いがあるのですが・・・。」
〔そろそろ、本題ですか? 貴方からのお願いとなると大体わかりますよ。〕
「すっかり、お見通しって訳ですね。どうせ、二つに一つって、言いたいんでしょ?」
〔ははは、それで、私に奥さんを抱いて欲しいのか、奥さんのお相手を紹介してほしいのか、どっちですか?〕
「それは・・・最初に言われた方を、お願いできないかなと思って・・・。」
〔でも、久しぶりにこんなお誘いを受けたとなると、何か山下さんの考えるところがあるんでしょ?〕
「こんなこと、黒沢さんにしか頼めなくて・・・正直に言えば、ゴムをつけずにお願いしたいんです。」
〔それは願ってもないことですが、芳恵さんは、どうなんですか?〕
「妻と話し合って、その点はお互い納得済みです。」
〔そうですか。でも、そこまで漕ぎつけるには、色々とご苦労されたでしょ?。〕
「どうも、彼女にとって、どうしても譲れないものがあったようで・・・『最後の一線』なんて言ってましたが、それを翻意させてしまったんですから、私も罪が深いですよね。」
〔それはそうですよ。何てたって、他人の精液を直に受け入れるんですから・・・貴方のことを思えば思うほど、芳恵さんも罪悪感に苛(さいな)まれますよ。一つ、お聞きしたいのですが、相手が私だってことはご存知なのですか?〕
「多分、黒沢さんだったら間違いはないと思って・・・順序が逆なのかも知れませんが、言い含めてはあります。」
〔そんな風に、私の名前が枕元を飛び交ったとなると、その時の芳恵さんの反応が気になりますね。ご夫婦のことに口出しするつもりはないのですが、山下さんの方から一方的に、私の名前を出されたんじゃないですか?〕
私には、こんなことを尋ねてくる黒沢さんの気持ちがよくわかります。仮に、私が黒沢さんと同じような立場だったとして、ある女性と一夜を過ごすことをその夫から懇願されたとすると、その女性のお相手をするのはやぶさかではありません。しかし当の本人(山下芳恵)が、どのような経緯でそのことを納得し、そして、どれくらい関心をもっているのか、やっぱり気になるだろうと思いました。 第二章その5(10)へ続く
2017/06/03
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その13
中Ⅱ18 『可愛くウソをつく彼女』その13
その12
岩手出身の、可愛い僕の彼女真田里美(さなだ・さとみ:20歳)。同棲して毎日ラブラブ
で暮らしている。僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)は里美と結婚するつもりだし、浮気なんかもせずに、里美一筋で生きていきたいと思っていた。慌てたり、興奮したりすると、なまりが出る里美。そんな所も可愛いと思うし、何より僕に一途でいてくれるのが、奇跡のようなものだと思っている。
それが、些細なことで里美の浮気を疑ってしまった。その妄想というか、思い込みはどんどん大きくなり、ついには里美のことを盗撮してしまう・・・。結果は、良くもあり悪くもあった。その里美が、僕に内緒で親友の二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)と会っていたというのは、凄くショックだったが、会っていた理由が、僕に喜んでもらうためのエッチテクを教わるためだった。健気で可愛いと思うが、やっぱりショックはショックである。
しかも、成り行き上、里美は匠に手コキまでしてしまった。その上里美は、フェラチオまでしようとした・・・。寸前のところで電話をかけて止めた僕だが、心のモヤモヤは大きくなるばかりである。でも、モヤモヤする一番の理由は、フェラチオをしようとする里美を止めたことだった。
あの時、僕が慌てて電話をしなければ、里美は匠のペニスをフェラチオしたと思う。それは、絶対に許せないし、見たくないことだと思うのだけど、里美はどんな風にするのだろう? と、気にする僕がいる。あの日以来、そんなことを考えるようになってしまった。そして、そんな考えに取り憑かれて以来、僕のセックスは変わってくる。もともと、ほぼ毎日里美とはセックスをしていたが、あの一件以来、確実に毎日里美を求めるようになった。
今日は、二人で楽しく食事をし、食べ終えた後片付けをする里美を尻目に、僕は先に風呂に入る。ファミリータイプのデカい浴室につかりながら、匠のデカいアレを手コキする里美を思いだしていた。すると、いきなりガチャッとドアが開く。ビックリしてそっちを見ると、タオルで体を隠した里美がいた。恥ずかしがりの里美は、風呂がデカいのに一緒に入ってくれたことがない。そんな風に、恥じらう里美も可愛いと思っていたが、一緒に入りたいなぁと常々思っていた。
『一緒に入ってもいい?』
凄く恥ずかしそうに、里美が聞く。僕は、大喜びでもちろんと言った。
『あっち向いててね・・・。』
恥ずかしそうに言う里美に従い、壁の方を見て目を閉じる僕。タオルが床に落ちるような音がして、シャワーを浴びる音がする。なんか、妙にドキドキした。数え切れないくらいセックスをしている仲なのに、すぐ後ろでシャワーを浴びていると言うだけで、不思議なくらいドキドキする。 その14へ続く
2017/06/07
その12
岩手出身の、可愛い僕の彼女真田里美(さなだ・さとみ:20歳)。同棲して毎日ラブラブ
で暮らしている。僕(海堂雅樹:かいどう・まさき:21歳)は里美と結婚するつもりだし、浮気なんかもせずに、里美一筋で生きていきたいと思っていた。慌てたり、興奮したりすると、なまりが出る里美。そんな所も可愛いと思うし、何より僕に一途でいてくれるのが、奇跡のようなものだと思っている。
それが、些細なことで里美の浮気を疑ってしまった。その妄想というか、思い込みはどんどん大きくなり、ついには里美のことを盗撮してしまう・・・。結果は、良くもあり悪くもあった。その里美が、僕に内緒で親友の二階堂匠(にかいどう・たくみ:21歳)と会っていたというのは、凄くショックだったが、会っていた理由が、僕に喜んでもらうためのエッチテクを教わるためだった。健気で可愛いと思うが、やっぱりショックはショックである。
しかも、成り行き上、里美は匠に手コキまでしてしまった。その上里美は、フェラチオまでしようとした・・・。寸前のところで電話をかけて止めた僕だが、心のモヤモヤは大きくなるばかりである。でも、モヤモヤする一番の理由は、フェラチオをしようとする里美を止めたことだった。
あの時、僕が慌てて電話をしなければ、里美は匠のペニスをフェラチオしたと思う。それは、絶対に許せないし、見たくないことだと思うのだけど、里美はどんな風にするのだろう? と、気にする僕がいる。あの日以来、そんなことを考えるようになってしまった。そして、そんな考えに取り憑かれて以来、僕のセックスは変わってくる。もともと、ほぼ毎日里美とはセックスをしていたが、あの一件以来、確実に毎日里美を求めるようになった。
今日は、二人で楽しく食事をし、食べ終えた後片付けをする里美を尻目に、僕は先に風呂に入る。ファミリータイプのデカい浴室につかりながら、匠のデカいアレを手コキする里美を思いだしていた。すると、いきなりガチャッとドアが開く。ビックリしてそっちを見ると、タオルで体を隠した里美がいた。恥ずかしがりの里美は、風呂がデカいのに一緒に入ってくれたことがない。そんな風に、恥じらう里美も可愛いと思っていたが、一緒に入りたいなぁと常々思っていた。
『一緒に入ってもいい?』
凄く恥ずかしそうに、里美が聞く。僕は、大喜びでもちろんと言った。
『あっち向いててね・・・。』
恥ずかしそうに言う里美に従い、壁の方を見て目を閉じる僕。タオルが床に落ちるような音がして、シャワーを浴びる音がする。なんか、妙にドキドキした。数え切れないくらいセックスをしている仲なのに、すぐ後ろでシャワーを浴びていると言うだけで、不思議なくらいドキドキする。 その14へ続く
2017/06/07
中Ⅱ25[お願いします。]第1話
中Ⅱ25[お願いします。]第1話
(原題:仲良し夫婦と王様ゲームをして、嫁が旦那のアレを当てるゲームをした 投稿者:SUGONUKE 投稿日:2015/08/23)
僕(関口正志:せきぐち・まさし:36歳)が妻(関口香織:せきぐち・かおり:34歳)と結婚して10年経つ。今日は結婚記念日です。その日は子供が体操教室のキャンプでいないということもあり、二人きりで久しぶりにまともなフレンチレストランでも行こうと計画をしていた。でも、数日前に近所の中の良い下條夫婦に声をかけられて、一緒に食事をすることになった。その夫婦とは、もともと息子の体操教室で知り合った夫婦で、私達と歳も同じで、住んでいる所もごく近所という事もあって、家族ぐるみでの付き合いである。
下條彩美(しもじょう・あやみ:34歳)さんは、色白でとても美しい人だ。いつも上品な感じで、どちらかというと男勝りな香織とは正反対な感じ。そんな正反対な二人なので、二人は昔からの親友みたいに仲良くなる。
僕とご主人(下條秀俊:しもじょう・ひでとし:36歳)とは共通の趣味があることがわかり、親友というか悪友みたいな感じになった。その共通の趣味というのは、言ってみれば趣味と言うよりは性癖で、いわゆる寝取られ性癖といわれるものだ。と言っても、AVなどを見るときのジャンル選択で寝取られモノを選ぶという程度で、実際に自分の妻を他の男に抱かせたいなどとは思っていない。つまりゆるいというかライト層。そして、ボk自身、香織に何も不満はないので、実行に移すと言うことはあり得ないと思っていた。でも、実際に彩美さんとよく顔を合わせるようになると、よからぬ想像もしてしまう日々だった。
妻の香織は身長が165cmと少し高め、体重は教えてくれないが痩せても太ってもいない感じ。でも、胸はFカップ以上はあるはずだ。そのくせウェストはくびれていて、お尻は少し大きめ、最高にエロい体をしている。でも、体が抜群に良い代わりというか、顔はまぁ普通だ。ブスではないと思うが、美人でも可愛らしい感じでもない。よく言えば、アジアンビューティーwかもしれない。
彩美さんは、身長155cmくらいだと思う。そして、体重は下手したら30kg台? というくらい痩せている。痩せているので仕方ないと思うが、胸はぺったんこな感じだ。身体にステータスを割り振らなかった代わりか、顔は抜群に美しい。顔にステータスを全振りしたのかもしれない。
そして、彩美さんの夫の秀俊さんは、180cm位あってかなりいい体をしている。一度筋肉を見せてもらったが、《ボディビルでもやっているのかな?》と思うほどの身体だった。そして、見た目はワイルド系な感じで、昔ちょっとワルかったような雰囲気だ。どちらかというと草食系な僕とは、やっぱり正反対な感じだ。 第2話へ続く
2017/06/08
(原題:仲良し夫婦と王様ゲームをして、嫁が旦那のアレを当てるゲームをした 投稿者:SUGONUKE 投稿日:2015/08/23)
僕(関口正志:せきぐち・まさし:36歳)が妻(関口香織:せきぐち・かおり:34歳)と結婚して10年経つ。今日は結婚記念日です。その日は子供が体操教室のキャンプでいないということもあり、二人きりで久しぶりにまともなフレンチレストランでも行こうと計画をしていた。でも、数日前に近所の中の良い下條夫婦に声をかけられて、一緒に食事をすることになった。その夫婦とは、もともと息子の体操教室で知り合った夫婦で、私達と歳も同じで、住んでいる所もごく近所という事もあって、家族ぐるみでの付き合いである。
下條彩美(しもじょう・あやみ:34歳)さんは、色白でとても美しい人だ。いつも上品な感じで、どちらかというと男勝りな香織とは正反対な感じ。そんな正反対な二人なので、二人は昔からの親友みたいに仲良くなる。
僕とご主人(下條秀俊:しもじょう・ひでとし:36歳)とは共通の趣味があることがわかり、親友というか悪友みたいな感じになった。その共通の趣味というのは、言ってみれば趣味と言うよりは性癖で、いわゆる寝取られ性癖といわれるものだ。と言っても、AVなどを見るときのジャンル選択で寝取られモノを選ぶという程度で、実際に自分の妻を他の男に抱かせたいなどとは思っていない。つまりゆるいというかライト層。そして、ボk自身、香織に何も不満はないので、実行に移すと言うことはあり得ないと思っていた。でも、実際に彩美さんとよく顔を合わせるようになると、よからぬ想像もしてしまう日々だった。
妻の香織は身長が165cmと少し高め、体重は教えてくれないが痩せても太ってもいない感じ。でも、胸はFカップ以上はあるはずだ。そのくせウェストはくびれていて、お尻は少し大きめ、最高にエロい体をしている。でも、体が抜群に良い代わりというか、顔はまぁ普通だ。ブスではないと思うが、美人でも可愛らしい感じでもない。よく言えば、アジアンビューティーwかもしれない。
彩美さんは、身長155cmくらいだと思う。そして、体重は下手したら30kg台? というくらい痩せている。痩せているので仕方ないと思うが、胸はぺったんこな感じだ。身体にステータスを割り振らなかった代わりか、顔は抜群に美しい。顔にステータスを全振りしたのかもしれない。
そして、彩美さんの夫の秀俊さんは、180cm位あってかなりいい体をしている。一度筋肉を見せてもらったが、《ボディビルでもやっているのかな?》と思うほどの身体だった。そして、見た目はワイルド系な感じで、昔ちょっとワルかったような雰囲気だ。どちらかというと草食系な僕とは、やっぱり正反対な感じだ。 第2話へ続く
2017/06/08
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その3話
中Ⅱ24〖嫁はヤラれて今より女らしくなる〗その3話
その2話
〔大丈夫でした?〕
中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君が心配そうに訊いてくる。
「ああ、すぐ戻るって言っていたから。落ち着いたら戻ってくると思うよ。」
嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)の返答を俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)はそのまま答えた。
〔結構飲んでいましたよね?〕
「そうだね。でも、あいつ(綾乃)はもともと酒強い方だから。」
〔綾乃さんよく飲みに行くんですか?〕
「会社の飲みとかにはよく行くよ。」
〔そうなんですか? 心配じゃないですか?」
「しないよ。会社の人とか皆常識あるだろうからね。たまに午前様でかえってくるけど。」
〔まじですか? 気になりません?〕
「なにが?」
〔いや、何をしているのかっていうか、なんか浮気とかしちゃうんじゃないかなって・・・。〕
「そう見える?」
〔スミマセンそういうわけじゃないですけど、結構誘われそうだし・・・あの綾乃さんがそういうのに乗るとは思わないですけど。ぶっちゃけ鹿島さんの奥さんとか抜きで僕のバイトに綾乃さんみたいな感じの人妻がいたとして、飲みの最後まで付き合ってくれるような状況だったらダメ元で誘っちゃいますね。〕
「でも、知り合いだと上手くいかなかったらバツ悪くない?」
〔それは酔った振りすれば大丈夫でしょう。一度前のバイト先の人妻はそれで頂きましたよ。〕
「実際にそういうことがあったんだ? 羨ましいねぇ。」
〔ええ、出会い系で会う人妻とかもお茶だけとか、カラオケだけとか最初は皆そう言うんですけど、いざとなったら、なんだかんだと最終的に皆セックスさせてくれますよ。〕
「へぇ~。」
〔一度やったらそれ以降会うたびにセックスばかりですしね。〕
「そうなんだ。セフレみたいな感じ?」
〔外では堂々と会えないから結果的に・・・そうなりますよね。〕
得意げに中條君が話します。
「そっかぁ・・・うちのは・・・・。」
〔綾乃さんですか、誘っても拒むタイプだと思いますよ。でも・・・。〕
「ん? なに?」
〔でも性格的にノーって強く言えないようにおもいますね。〕
「そう見える?」
〔ええ。だから押し気味にお願いすれば最後までできるかはわかりませんが、途中までは
行けそうですね・・・すいません。〕
中條君の云った言葉に、俺はカァーっとこみ上げるものを感じます。しかし、男の見栄というかその程度で動揺するのを悟られたくなく、「まぁヤラれて今より女らしくなるならそれもいいかもな。」と強がってみせました。 その4話へ続く
2017/06/15
その2話
〔大丈夫でした?〕
中條悠馬(なかじょう・ゆうま:25歳)君が心配そうに訊いてくる。
「ああ、すぐ戻るって言っていたから。落ち着いたら戻ってくると思うよ。」
嫁(鹿島綾乃:かしま・あやの:31歳)の返答を俺(鹿島祐一郎:かしま・ゆういちろう:34歳)はそのまま答えた。
〔結構飲んでいましたよね?〕
「そうだね。でも、あいつ(綾乃)はもともと酒強い方だから。」
〔綾乃さんよく飲みに行くんですか?〕
「会社の飲みとかにはよく行くよ。」
〔そうなんですか? 心配じゃないですか?」
「しないよ。会社の人とか皆常識あるだろうからね。たまに午前様でかえってくるけど。」
〔まじですか? 気になりません?〕
「なにが?」
〔いや、何をしているのかっていうか、なんか浮気とかしちゃうんじゃないかなって・・・。〕
「そう見える?」
〔スミマセンそういうわけじゃないですけど、結構誘われそうだし・・・あの綾乃さんがそういうのに乗るとは思わないですけど。ぶっちゃけ鹿島さんの奥さんとか抜きで僕のバイトに綾乃さんみたいな感じの人妻がいたとして、飲みの最後まで付き合ってくれるような状況だったらダメ元で誘っちゃいますね。〕
「でも、知り合いだと上手くいかなかったらバツ悪くない?」
〔それは酔った振りすれば大丈夫でしょう。一度前のバイト先の人妻はそれで頂きましたよ。〕
「実際にそういうことがあったんだ? 羨ましいねぇ。」
〔ええ、出会い系で会う人妻とかもお茶だけとか、カラオケだけとか最初は皆そう言うんですけど、いざとなったら、なんだかんだと最終的に皆セックスさせてくれますよ。〕
「へぇ~。」
〔一度やったらそれ以降会うたびにセックスばかりですしね。〕
「そうなんだ。セフレみたいな感じ?」
〔外では堂々と会えないから結果的に・・・そうなりますよね。〕
得意げに中條君が話します。
「そっかぁ・・・うちのは・・・・。」
〔綾乃さんですか、誘っても拒むタイプだと思いますよ。でも・・・。〕
「ん? なに?」
〔でも性格的にノーって強く言えないようにおもいますね。〕
「そう見える?」
〔ええ。だから押し気味にお願いすれば最後までできるかはわかりませんが、途中までは
行けそうですね・・・すいません。〕
中條君の云った言葉に、俺はカァーっとこみ上げるものを感じます。しかし、男の見栄というかその程度で動揺するのを悟られたくなく、「まぁヤラれて今より女らしくなるならそれもいいかもな。」と強がってみせました。 その4話へ続く
2017/06/15
中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.3
中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.3
VOL.2
そして一週間程が過ぎて、辛うじて普通に会話が出来るようになった時、妻(義家茜音:よしいえ・あかね:24歳)におもむろに言われます。『こないだわたしに「浮気して来い」と、言ってたよね? あれ、本気?』私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)は心の内では動揺しながらも、真剣に、言葉を選びながら答えました。「茜音への愛情に変わりはない。ただお前の事が不憫なだけだ、たかがセックスで気分が紛れるのなら俺は寧ろ嬉しいんだ。」
それを茜音は黙って聞いていましたが、ふと寂しそうに笑うと、『貴方の気持ちは分かったけど、私はそんな事はしたくない。絶対にね。』って。そして、この話は何と無く禁句になり、その後から話題に出ることはありませんでした。
それから暫く経ちましたが、私のEDは一向に改善の兆しはない。それに焦る事で更に悪い方向に、という負のスパイラルに陥っていました。医者からは、[肉体的なものではなく、精神的なもの、恐らく流産させてしまった事が遠因である。]と言われます。だが、本人にその自覚が無いだけに出口の見えないトンネルに入った気分でした。
妻に対しての罪悪感も日増しに募っていったのでしょうか、意識せざるとも茜音への接し方にも無意識に変化していたようです。『そんなに自分を卑下しなくても。』『貴方への愛情は何ら変わらないって言ってるでしょ?』『だから貴方は貴方のままでいいんだからね。』類の事をよく言われるようになりました。自分の不甲斐なさから妻の顔色ばかり伺っていたのでしょう。溜息交じりに言われた時など、本当に悲しい気分になりました。
そして八月、蒸し暑いある日です。出先から直帰した私が家に着いたのは午後五時過ぎ。こんな早い時間に帰宅した事はありませんでしたが、夕方になっても三十度を下回らない蒸し暑さに、茜音に連絡することなく家のドアを開けました。
すると、妻の楽しそうな声が聞こえます。誰かと話しているようでした。私は靴を脱いで中に入った時、妻の声が浴室の方から聞こえる事に気付き、そして浴室のドアを開けてしまいました。
目に飛び込んできたのは、スマートフォンを耳に当ててバスタオルを身体に巻いた妻の姿です。茜音は私の存在にまさに飛び上がらんほどに驚き、『ゴメン。』って一言謝るとそこのドアを閉めてしまいました。一瞬、何が起きたのか理解出来ませんでしたが、その時の妻の顔は一生忘れないと思います。
茜音はドアの向こうで密やかな声で電話の人物に謝罪をして切ったようでした。『今日早いですね。連絡してくれればいいのに。』って言って出てきた妻は、既にいつもの妻でした。
「こんな早い時間からシャワー浴びていたの?」
『ええっ、今日暑過ぎて汗かいちゃったから・・・。』
「ふーん。」
そんなとりとめのない会話だったと思います。 VOL.4へ続く
2017/06/21
VOL.2
そして一週間程が過ぎて、辛うじて普通に会話が出来るようになった時、妻(義家茜音:よしいえ・あかね:24歳)におもむろに言われます。『こないだわたしに「浮気して来い」と、言ってたよね? あれ、本気?』私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)は心の内では動揺しながらも、真剣に、言葉を選びながら答えました。「茜音への愛情に変わりはない。ただお前の事が不憫なだけだ、たかがセックスで気分が紛れるのなら俺は寧ろ嬉しいんだ。」
それを茜音は黙って聞いていましたが、ふと寂しそうに笑うと、『貴方の気持ちは分かったけど、私はそんな事はしたくない。絶対にね。』って。そして、この話は何と無く禁句になり、その後から話題に出ることはありませんでした。
それから暫く経ちましたが、私のEDは一向に改善の兆しはない。それに焦る事で更に悪い方向に、という負のスパイラルに陥っていました。医者からは、[肉体的なものではなく、精神的なもの、恐らく流産させてしまった事が遠因である。]と言われます。だが、本人にその自覚が無いだけに出口の見えないトンネルに入った気分でした。
妻に対しての罪悪感も日増しに募っていったのでしょうか、意識せざるとも茜音への接し方にも無意識に変化していたようです。『そんなに自分を卑下しなくても。』『貴方への愛情は何ら変わらないって言ってるでしょ?』『だから貴方は貴方のままでいいんだからね。』類の事をよく言われるようになりました。自分の不甲斐なさから妻の顔色ばかり伺っていたのでしょう。溜息交じりに言われた時など、本当に悲しい気分になりました。
そして八月、蒸し暑いある日です。出先から直帰した私が家に着いたのは午後五時過ぎ。こんな早い時間に帰宅した事はありませんでしたが、夕方になっても三十度を下回らない蒸し暑さに、茜音に連絡することなく家のドアを開けました。
すると、妻の楽しそうな声が聞こえます。誰かと話しているようでした。私は靴を脱いで中に入った時、妻の声が浴室の方から聞こえる事に気付き、そして浴室のドアを開けてしまいました。
目に飛び込んできたのは、スマートフォンを耳に当ててバスタオルを身体に巻いた妻の姿です。茜音は私の存在にまさに飛び上がらんほどに驚き、『ゴメン。』って一言謝るとそこのドアを閉めてしまいました。一瞬、何が起きたのか理解出来ませんでしたが、その時の妻の顔は一生忘れないと思います。
茜音はドアの向こうで密やかな声で電話の人物に謝罪をして切ったようでした。『今日早いですね。連絡してくれればいいのに。』って言って出てきた妻は、既にいつもの妻でした。
「こんな早い時間からシャワー浴びていたの?」
『ええっ、今日暑過ぎて汗かいちゃったから・・・。』
「ふーん。」
そんなとりとめのない会話だったと思います。 VOL.4へ続く
2017/06/21
中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.4
中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.4
VOL.3
しかし夕食を終えた時、妻(義家茜音:よしいえ・あかね:24歳)が『ちょっと話があるんだけど・・・。』って、いつになく真剣な表情で私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)を見つめてきます。しかし、「どうしたの?」と聞き返しても黙ってしまう妻。結局『やっぱりいいわ。』って食器を洗い始めました。その後、妻から話を振られた事はありません。
それから妻との“間合い”が少しずつ変わって行きました。それまでは『貴方は今まで通りゆっくりしてていいから。家事は私が全部するから。』って、私が家事を手伝うことを頑なに拒否していた妻が、この頃から私の家事手伝いの提案を断る事もなくなります。
そして、スマホを肌見放さなくなっていったのもこの頃からでした。時には、食器を私が洗っている時に、ソファに座っていた妻がスマホ片手に隣の部屋に慌てて行ってしまう事もありました。少しずつ変わってゆく茜音に戸惑いつつも、しかしどこか以前よりも丸く柔らかくなった印象です。私達夫婦は非常に上手くいっていました。
ある土曜日の事。妻の茜音は、ディナーへ友人と行くことになる。私は専業主婦である妻の行動を制限した事は一度もありませんでした。それは家に閉じ込めて置くのは良くないと思っていましたし、同年代の女の子は皆恋愛や仕事に打ち込んでいるのですから、妻には主婦になって行動が抑制されたと思われたくなかったのです。
身支度をした茜音を玄関で見届けた時、バッチリとメイクした妻の顔を見て、背筋がゾクゾクするほどいい女だと思ったものでした。惚れ直したのを覚えています。普段は付けない香水が仄(ほの)かに香り、ヒラヒラのミニスカートを身に付けた妻はまるで学生の頃のようでした。
茜音は『遅くならないうちに帰るからね。』って私にキスをして出掛ける。しかし帰ってきたのは深夜一時過ぎでした。『ごめん、話が弾んじゃって・・・。』って言う妻は私の目を決して見ようとしません。「何度も電話したのに気付かなかった?」と私が尋ねるが、『ごめんなさい、全然気付かなかった。』って茜音が答えた。
午後9時を回った頃から私は妻に何度も電話を入れますが、すぐに留守電になったり電波が届かなかったりの繰り返しです。茜音は結局私の目を見ることは一度もなく、そのまま浴室に入って行きました。少しだけむくれた私もそのままベッドに入ったのです。
友人達との会食は徐々に増えてゆき、週に2度から3度は出掛けるようになりました。基本的に束縛することはしないものの、流石に仕事に疲れて帰ってきて一人で夕食を取る侘しさに耐えかねてきた私は妻にもう少し頻度を下げてもらえないだろうか、と相談します。ただ、あくまでこちらが下手にです。しかし妻の返事は予想と全く違うもので、『わたしだって本当はまだまだ遊びたかった!』って叫びました。喧嘩をする事はありましたが、私に対して所謂“不満”をもらしたことは一度もなかったのです。だから、この時の妻のこの発言は凄くショックでした。 VOL.5へ続く
2017/06/30
VOL.3
しかし夕食を終えた時、妻(義家茜音:よしいえ・あかね:24歳)が『ちょっと話があるんだけど・・・。』って、いつになく真剣な表情で私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)を見つめてきます。しかし、「どうしたの?」と聞き返しても黙ってしまう妻。結局『やっぱりいいわ。』って食器を洗い始めました。その後、妻から話を振られた事はありません。
それから妻との“間合い”が少しずつ変わって行きました。それまでは『貴方は今まで通りゆっくりしてていいから。家事は私が全部するから。』って、私が家事を手伝うことを頑なに拒否していた妻が、この頃から私の家事手伝いの提案を断る事もなくなります。
そして、スマホを肌見放さなくなっていったのもこの頃からでした。時には、食器を私が洗っている時に、ソファに座っていた妻がスマホ片手に隣の部屋に慌てて行ってしまう事もありました。少しずつ変わってゆく茜音に戸惑いつつも、しかしどこか以前よりも丸く柔らかくなった印象です。私達夫婦は非常に上手くいっていました。
ある土曜日の事。妻の茜音は、ディナーへ友人と行くことになる。私は専業主婦である妻の行動を制限した事は一度もありませんでした。それは家に閉じ込めて置くのは良くないと思っていましたし、同年代の女の子は皆恋愛や仕事に打ち込んでいるのですから、妻には主婦になって行動が抑制されたと思われたくなかったのです。
身支度をした茜音を玄関で見届けた時、バッチリとメイクした妻の顔を見て、背筋がゾクゾクするほどいい女だと思ったものでした。惚れ直したのを覚えています。普段は付けない香水が仄(ほの)かに香り、ヒラヒラのミニスカートを身に付けた妻はまるで学生の頃のようでした。
茜音は『遅くならないうちに帰るからね。』って私にキスをして出掛ける。しかし帰ってきたのは深夜一時過ぎでした。『ごめん、話が弾んじゃって・・・。』って言う妻は私の目を決して見ようとしません。「何度も電話したのに気付かなかった?」と私が尋ねるが、『ごめんなさい、全然気付かなかった。』って茜音が答えた。
午後9時を回った頃から私は妻に何度も電話を入れますが、すぐに留守電になったり電波が届かなかったりの繰り返しです。茜音は結局私の目を見ることは一度もなく、そのまま浴室に入って行きました。少しだけむくれた私もそのままベッドに入ったのです。
友人達との会食は徐々に増えてゆき、週に2度から3度は出掛けるようになりました。基本的に束縛することはしないものの、流石に仕事に疲れて帰ってきて一人で夕食を取る侘しさに耐えかねてきた私は妻にもう少し頻度を下げてもらえないだろうか、と相談します。ただ、あくまでこちらが下手にです。しかし妻の返事は予想と全く違うもので、『わたしだって本当はまだまだ遊びたかった!』って叫びました。喧嘩をする事はありましたが、私に対して所謂“不満”をもらしたことは一度もなかったのです。だから、この時の妻のこの発言は凄くショックでした。 VOL.5へ続く
2017/06/30
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第二章その5(10)
中Ⅱ17[自己犠牲と長続き]第二章その5(10)
第二章その4(9)
「いや、無理を言ったと思っていますが・・・そのことを妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)に納得させた後で、貴方(黒沢雅之:くろさわ・まさゆき:45歳)の名前を言わせたのです。」
〔そうですか。言わせたんですか? “最後の一線”なんて言葉、如何にも奥さんらしいですね。でも、山下(一雄:やました・かずお:49歳)さん、どう思われます? 仮にですよ、私がこっそり芳恵さんに声をかけたとして・・・あなたに内緒で私に抱かれると思いますか?〕
「私に黙ってですか? 妻のことですからそれはないと思っていますが・・・。」
〔いやぁ、これは私の当てずっぽうですが、何となく女の弱みを感じますよ。余り、奥さんに気を回し過ぎたり、買い被ったりすると、返って気の毒ですよ。〕
《そうか、以前、妻を黒沢さんの待っている部屋へ一人で送り出したが、その時 そんな匂いを感じたのかもしれない。私への手前、露骨に妻を誘い出すことは控えているが、声をかければ落ちそうな手応えを感じているのだろう》
「ところで、ホテルの部屋のことどうします? 別部屋をとりましょうか? それとも、三人一緒に・・ってことにしますか?」
〔そんな厚かましいこと、私の口から言えませんよ。あなたが決めることじゃないですか?〕
「それはそうですけど、貴方の方が色々と・・・この道には詳しいでしょうから・・・。」
〔一部屋ってなると、朝までずっと三人一緒に過ごすことになる訳ですから、山下さんが、それを我慢できるかどうかでしょうね。〕
「もちろん、そうなった時の覚悟はできています。黒沢さんのお望みのようにしていただいて結構です。」
〔お望みのようにですか? じゃ、好き勝手なことを言わせてもらいますが、貴方の目の前で、奥さんを何回でも抱かせていただいても構わないってことですね。〕
「私も、断られても仕方がないようなことを、貴方にお願いしているのですから、その辺りのことは、心得ているつもりです。そうしていただいても、一向に構いません。」
〔そこまでお考えなら、別部屋を予約しないでおきましょうか。それから、こんなプライベートなこと、あなたに尋ねるべきじゃないこともわかっているのですが、芳恵さん、アレ、口にするの、できるようになりましたか?〕
「いや、まだです。多分、何か心理的なものが影響しているのだと思いますが、そんなこと、改まって話すこともできなくて・・・。」
〔そうですか。でも、大事なことですから、山下さんの方から切り出して二人で話し合われた方がいいですよ。〕
黒沢さんのみならず、誰が考えてもそう思うでしょう。別に、セックスに対して否定的な訳でもないし、普通の夫婦では考えられないようなことまで経験しているのに、男のペニスを口にすることだけができないなんて・・・。
しかし、セックス時の感じ方や愛の表し方は人様々、生来のものですから、カウンセリングを受けたり、心療科へ行ったりすればすぐに解決できるというほど単純なものでもなさそうです。あくまで、推測の域を出ませんが、妻が口淫や精飲ができない原因として、幼少時に出くわした思わぬ体験、自分が育った家庭のこと、それに、思春期に交際したであろう男によって植えつけられた男性不信など・・・あるいは、考えたくはありませんが、過去の性体験がトラウマになって影響している可能性だってありそうです。
だが、こんな要因は、自分に都合よく、私が勝手に邪推しているだけでした。ひょっとして、私が妻に隠し通している密かな被虐願望と同じように妻の方も、理不尽なことを強いる夫への不審や不満が、口淫の拒絶という形になって表れているのかもしれません。色々な思いが頭を過りますが、この間、私と黒沢さんの会話は途切れていました。きっと二人とも、ここまで話し合ったことを自分の腑に落とすための時間が必要なのでしょう。
こうして、双方、準備が整ったとなると、後は一週間後にその日を迎えるだけで、早くも、その時のことが私の頭にチラつき始めました。黒沢さんと出会ってから、かれこれ三年目か? そして、妻との関係も三度目ともなると、お互いの想いもまた格別のものがあるだろう。
初めて、黒沢さんに妻のお相手をしてもらった時、ブリーフから露わになった並外れのペニス・・・その先が、臍に届かんばかりに反り返っていた場面を思い出す。あの狂おしいものの先から、白い飛沫が妻の膣奥深く放たれるのももうすぐだ・・・。 第三章その1(11)に続く
2017/07/01
第二章その4(9)
「いや、無理を言ったと思っていますが・・・そのことを妻(山下芳恵:やました・よしえ:45歳)に納得させた後で、貴方(黒沢雅之:くろさわ・まさゆき:45歳)の名前を言わせたのです。」
〔そうですか。言わせたんですか? “最後の一線”なんて言葉、如何にも奥さんらしいですね。でも、山下(一雄:やました・かずお:49歳)さん、どう思われます? 仮にですよ、私がこっそり芳恵さんに声をかけたとして・・・あなたに内緒で私に抱かれると思いますか?〕
「私に黙ってですか? 妻のことですからそれはないと思っていますが・・・。」
〔いやぁ、これは私の当てずっぽうですが、何となく女の弱みを感じますよ。余り、奥さんに気を回し過ぎたり、買い被ったりすると、返って気の毒ですよ。〕
《そうか、以前、妻を黒沢さんの待っている部屋へ一人で送り出したが、その時 そんな匂いを感じたのかもしれない。私への手前、露骨に妻を誘い出すことは控えているが、声をかければ落ちそうな手応えを感じているのだろう》
「ところで、ホテルの部屋のことどうします? 別部屋をとりましょうか? それとも、三人一緒に・・ってことにしますか?」
〔そんな厚かましいこと、私の口から言えませんよ。あなたが決めることじゃないですか?〕
「それはそうですけど、貴方の方が色々と・・・この道には詳しいでしょうから・・・。」
〔一部屋ってなると、朝までずっと三人一緒に過ごすことになる訳ですから、山下さんが、それを我慢できるかどうかでしょうね。〕
「もちろん、そうなった時の覚悟はできています。黒沢さんのお望みのようにしていただいて結構です。」
〔お望みのようにですか? じゃ、好き勝手なことを言わせてもらいますが、貴方の目の前で、奥さんを何回でも抱かせていただいても構わないってことですね。〕
「私も、断られても仕方がないようなことを、貴方にお願いしているのですから、その辺りのことは、心得ているつもりです。そうしていただいても、一向に構いません。」
〔そこまでお考えなら、別部屋を予約しないでおきましょうか。それから、こんなプライベートなこと、あなたに尋ねるべきじゃないこともわかっているのですが、芳恵さん、アレ、口にするの、できるようになりましたか?〕
「いや、まだです。多分、何か心理的なものが影響しているのだと思いますが、そんなこと、改まって話すこともできなくて・・・。」
〔そうですか。でも、大事なことですから、山下さんの方から切り出して二人で話し合われた方がいいですよ。〕
黒沢さんのみならず、誰が考えてもそう思うでしょう。別に、セックスに対して否定的な訳でもないし、普通の夫婦では考えられないようなことまで経験しているのに、男のペニスを口にすることだけができないなんて・・・。
しかし、セックス時の感じ方や愛の表し方は人様々、生来のものですから、カウンセリングを受けたり、心療科へ行ったりすればすぐに解決できるというほど単純なものでもなさそうです。あくまで、推測の域を出ませんが、妻が口淫や精飲ができない原因として、幼少時に出くわした思わぬ体験、自分が育った家庭のこと、それに、思春期に交際したであろう男によって植えつけられた男性不信など・・・あるいは、考えたくはありませんが、過去の性体験がトラウマになって影響している可能性だってありそうです。
だが、こんな要因は、自分に都合よく、私が勝手に邪推しているだけでした。ひょっとして、私が妻に隠し通している密かな被虐願望と同じように妻の方も、理不尽なことを強いる夫への不審や不満が、口淫の拒絶という形になって表れているのかもしれません。色々な思いが頭を過りますが、この間、私と黒沢さんの会話は途切れていました。きっと二人とも、ここまで話し合ったことを自分の腑に落とすための時間が必要なのでしょう。
こうして、双方、準備が整ったとなると、後は一週間後にその日を迎えるだけで、早くも、その時のことが私の頭にチラつき始めました。黒沢さんと出会ってから、かれこれ三年目か? そして、妻との関係も三度目ともなると、お互いの想いもまた格別のものがあるだろう。
初めて、黒沢さんに妻のお相手をしてもらった時、ブリーフから露わになった並外れのペニス・・・その先が、臍に届かんばかりに反り返っていた場面を思い出す。あの狂おしいものの先から、白い飛沫が妻の膣奥深く放たれるのももうすぐだ・・・。 第三章その1(11)に続く
2017/07/01
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第3話
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第3話
第2話
「変態かな? それって嫉妬からくる究極の愛情と思うんだけど。」
『ほんとに?・・わたしが他の男性に抱かれて嫌いにならないの?』
妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)が信じられないという顔つきでした。
「多分、ますます愛情が沸くと思うけどな。」
僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)は説得を試みます。
『そんなものなの? 男って不思議ね。じゃ、考えておくわ。それより早くしたいの。』
すると妻が僕のパジャマを脱がしていきなりペニスを咥えてきました。もういつもより感じて早くも勃起状態です。
『うふふ、もうこんなになってるよ。どうして?』
《今日は特別に気持ちいいな・・・。》
「ママがね、他の男にもこうやって、してあげるかも知れないと思ったらたまらなくなってきた。」
『いやぁね、変態エッチなんだから。』
僕は真澄のショーツの中に指を入れました。凄い濡れ様でした。
「どうした? すごく濡れているよ。ビショビショだ。」
妻も興奮して感じてきている証拠です。
『変な話するからよ。ねえ、入れて…。』
真澄の甘い小声がたまりません。
「スワッピングするなら入れてあげる。」
僕はわざと意地悪しました。
『もう・・・何でもするから入れてよ、お願い!』
「ホント? いいの? ママのおまんこに他の男が入るんだよ!」
『いいの、何でもいいから早く・・・入れて!』
(お預けが効いたのです。)
僕自身も我慢できなくなっていて恍惚としていた可愛い妻の顔をみて一気に挿入しました。
『アァァン、ゥ、ゥ、ゥ、ゥ、ゥ』
妻は僕の背中に腕を巻きつけて激しく腰を振ってきます。
僕は・・・いつの間にか、他の男に脚を開き挿入されながら同じように背中に腕を巻いて嗚咽を上げる妻を妄想してしまいました。「他の男にこうされているママを見てみたいよ」そう囁くと妻のおまんこが一段と締めつけてきます。『あん、もう・・・パパったら。』って真澄から舌を出して絡めてくる時は最高に感じてきている証拠でした。
「いいんだね。いいんだね。スワッピングしていいんだね。」と何度も同じ言葉を吐き続けます。『ぁ、ぁ、ぁ、ぁぅ、ん、ん、ん』目を閉じてエクスタシーの空間を浮遊しているときの妻の可愛い顔はてもセクシーです。 第4話へ
2017/07/04
第2話
「変態かな? それって嫉妬からくる究極の愛情と思うんだけど。」
『ほんとに?・・わたしが他の男性に抱かれて嫌いにならないの?』
妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)が信じられないという顔つきでした。
「多分、ますます愛情が沸くと思うけどな。」
僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)は説得を試みます。
『そんなものなの? 男って不思議ね。じゃ、考えておくわ。それより早くしたいの。』
すると妻が僕のパジャマを脱がしていきなりペニスを咥えてきました。もういつもより感じて早くも勃起状態です。
『うふふ、もうこんなになってるよ。どうして?』
《今日は特別に気持ちいいな・・・。》
「ママがね、他の男にもこうやって、してあげるかも知れないと思ったらたまらなくなってきた。」
『いやぁね、変態エッチなんだから。』
僕は真澄のショーツの中に指を入れました。凄い濡れ様でした。
「どうした? すごく濡れているよ。ビショビショだ。」
妻も興奮して感じてきている証拠です。
『変な話するからよ。ねえ、入れて…。』
真澄の甘い小声がたまりません。
「スワッピングするなら入れてあげる。」
僕はわざと意地悪しました。
『もう・・・何でもするから入れてよ、お願い!』
「ホント? いいの? ママのおまんこに他の男が入るんだよ!」
『いいの、何でもいいから早く・・・入れて!』
(お預けが効いたのです。)
僕自身も我慢できなくなっていて恍惚としていた可愛い妻の顔をみて一気に挿入しました。
『アァァン、ゥ、ゥ、ゥ、ゥ、ゥ』
妻は僕の背中に腕を巻きつけて激しく腰を振ってきます。
僕は・・・いつの間にか、他の男に脚を開き挿入されながら同じように背中に腕を巻いて嗚咽を上げる妻を妄想してしまいました。「他の男にこうされているママを見てみたいよ」そう囁くと妻のおまんこが一段と締めつけてきます。『あん、もう・・・パパったら。』って真澄から舌を出して絡めてくる時は最高に感じてきている証拠でした。
「いいんだね。いいんだね。スワッピングしていいんだね。」と何度も同じ言葉を吐き続けます。『ぁ、ぁ、ぁ、ぁぅ、ん、ん、ん』目を閉じてエクスタシーの空間を浮遊しているときの妻の可愛い顔はてもセクシーです。 第4話へ
2017/07/04
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第1話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第1話
(原題=妻を貸し出し 投稿者:不明 投稿日:2009/05/23)
妻(前島天音:まえじま・あまね)とは子供の頃からの幼馴染で、僕(前島真悟:まえじま・しんご)より2歳年下です。僕が27歳の時に結婚をしました。その後、僕は28歳の時に病気を患(わずら)ってしまいます。病名はクモ膜下出血でした。
元々体が弱かったのに加え、仕事とストレスによる不規則な生活が大きな要因である。クモ膜下出血は極めて危険な病気で、発症した直後に三分の一の方が命を落とす。さらに、一命をとりとめたとしても、再出血や脳血管攣縮などの合併症が発病し、そのまま帰らぬ人になってしまう方も多いのでした。
さらに、合併症を乗り越えたとしても、後遺症が残って社会復帰が難しいとされる。
しかし、僕の場合、病気の方は入院検査と自宅療養(リハビリ)を経た後、まあ仕事は出来る用になって職場にも復帰ができました。幸い目立った後遺症も残らず、普通の社会生活は送れるようになります。但し、正直言って身体は、発症以後、体力が戻らず、軽い運動障害もあります。すぐに疲れ、体調崩すので絶対に無理できない状態。結局は前職の営業部には戻れなかった。
夫婦仲はずっと良い。天音は僕が病気になってからも本当に親身に世話をしてくれます。幼馴染なだけに、友達っぽいさばさばした付き合いみたいな所もあったのだけど、1年のリハビリ中にも励まして、時には叱咤(もちろん愛情を込めてだが)して、本当に泣ける位に看病と世話をしてくれました。
会社からは半年間は給与(60%)が出たが、以後は無給となる。治療費もリハビリ費用もあり切詰めた家計状態だったから、天音は看病に専念したかったらしいが仕事を辞められなかった。天音は大手のSIer(システムインテグレーター)にプログラマーとして働いている。僕を支えながら頑張ってくれた。家事も看病も仕事に、愛する僕のために尽くしてくれる。
それなのに病気以降は正直夫婦生活の方が出来なくなってしまった。気持はあるのだけど、勃起がうまくいかない。病気の影響だと思う。発病前には、週に2回位だったセックスが、発病以降は全然できなかった。正直妻の天音は美人だし、僕も気持ち的にはあるのだけど、どうしても夜まで体力が持たない。天音の帰宅が午後8時近くで、それから夕食になる。僕は、会社からの配慮で定時の帰社。それで、夜も10時頃になるとどうしても起きていられなくなってしまう。
発病して2年後(現在)には1カ月に1回となっています。仕事量が増えると、疲労が蓄積して、だんだん上手くいかなくなって、月の1回もうまくいかなくなっていた。セックスレスっぽい状態が続いている。でも僕がやりたくない訳じゃない。心ではいろんな妄想もするが、上手くいかないって言う状態。お互いの仲は今までと変わらずというか、寧ろ以前よりも良くなっているのだけれ、どそれだけに、このことは正直ずっと凄く心に重しが乗っかっていました。
土曜日・日曜日の休みで体力を温存して、日曜日にゆっくり月1回のセックスが正直今の僕の体力だと限界だった。その1回ですら天音を満足させるってのとは程遠いような状態だった。天音は『Hなんてどうでも良いよ。早く体治そうね。』って、優しく言ってくれるのだけど言われる度に、逆に僕の中で焦りがでてしまう。なんだか悪循環に陥ってしまうようになった。 第2話へ
2017/07/10
(原題=妻を貸し出し 投稿者:不明 投稿日:2009/05/23)
妻(前島天音:まえじま・あまね)とは子供の頃からの幼馴染で、僕(前島真悟:まえじま・しんご)より2歳年下です。僕が27歳の時に結婚をしました。その後、僕は28歳の時に病気を患(わずら)ってしまいます。病名はクモ膜下出血でした。
元々体が弱かったのに加え、仕事とストレスによる不規則な生活が大きな要因である。クモ膜下出血は極めて危険な病気で、発症した直後に三分の一の方が命を落とす。さらに、一命をとりとめたとしても、再出血や脳血管攣縮などの合併症が発病し、そのまま帰らぬ人になってしまう方も多いのでした。
さらに、合併症を乗り越えたとしても、後遺症が残って社会復帰が難しいとされる。
しかし、僕の場合、病気の方は入院検査と自宅療養(リハビリ)を経た後、まあ仕事は出来る用になって職場にも復帰ができました。幸い目立った後遺症も残らず、普通の社会生活は送れるようになります。但し、正直言って身体は、発症以後、体力が戻らず、軽い運動障害もあります。すぐに疲れ、体調崩すので絶対に無理できない状態。結局は前職の営業部には戻れなかった。
夫婦仲はずっと良い。天音は僕が病気になってからも本当に親身に世話をしてくれます。幼馴染なだけに、友達っぽいさばさばした付き合いみたいな所もあったのだけど、1年のリハビリ中にも励まして、時には叱咤(もちろん愛情を込めてだが)して、本当に泣ける位に看病と世話をしてくれました。
会社からは半年間は給与(60%)が出たが、以後は無給となる。治療費もリハビリ費用もあり切詰めた家計状態だったから、天音は看病に専念したかったらしいが仕事を辞められなかった。天音は大手のSIer(システムインテグレーター)にプログラマーとして働いている。僕を支えながら頑張ってくれた。家事も看病も仕事に、愛する僕のために尽くしてくれる。
それなのに病気以降は正直夫婦生活の方が出来なくなってしまった。気持はあるのだけど、勃起がうまくいかない。病気の影響だと思う。発病前には、週に2回位だったセックスが、発病以降は全然できなかった。正直妻の天音は美人だし、僕も気持ち的にはあるのだけど、どうしても夜まで体力が持たない。天音の帰宅が午後8時近くで、それから夕食になる。僕は、会社からの配慮で定時の帰社。それで、夜も10時頃になるとどうしても起きていられなくなってしまう。
発病して2年後(現在)には1カ月に1回となっています。仕事量が増えると、疲労が蓄積して、だんだん上手くいかなくなって、月の1回もうまくいかなくなっていた。セックスレスっぽい状態が続いている。でも僕がやりたくない訳じゃない。心ではいろんな妄想もするが、上手くいかないって言う状態。お互いの仲は今までと変わらずというか、寧ろ以前よりも良くなっているのだけれ、どそれだけに、このことは正直ずっと凄く心に重しが乗っかっていました。
土曜日・日曜日の休みで体力を温存して、日曜日にゆっくり月1回のセックスが正直今の僕の体力だと限界だった。その1回ですら天音を満足させるってのとは程遠いような状態だった。天音は『Hなんてどうでも良いよ。早く体治そうね。』って、優しく言ってくれるのだけど言われる度に、逆に僕の中で焦りがでてしまう。なんだか悪循環に陥ってしまうようになった。 第2話へ
2017/07/10
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第4話
中Ⅱ22《刺激が欲しい》第4話
第3話
『ハッハッハッ・・・そんなことしたらハッハッ・・わたしハッハッ・・狂っちゃうかもよ、いいの?』息を途切れ、途切れに妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)が答えます。 「うん、ママがおまんこして狂っているところを見てみたいよ。」僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)の発射寸前の興奮はたまらないものがありました。
『そんな・・・あぅぅぅぅ・・・。』奥深く律動を繰り返すと仰け反りながら髪を振り乱してきます。「どうする? しないなら? やめちゃうぞ。」何とか妻の口からスワッピングをしたいと言わせたくて焦らした愛撫を続けました。『わかったわ。言うとおりにするから、やめないで・・・。』って、妻はについに了解したのです。
「いいんだね、いいんだね。」他の男との セックスを妄想しながら僕は我慢しつづけた熱い液を妻の花園の奥深くに放出しました。『だめ、だめ、もう! わたしもイクぅぅ・・いっちゃぅぅ!』二人共、同時に果てます。それから、しばらく抱き合ったまま、その余韻を楽しんでいました。
「こんなに燃えたの久しぶりだったよ。」と、息を整えながら妻に囁きます。『そうね、最近してなかったし・・でも今日はすごく気持ち良かったわ。』妻も同じようだった。「だろ、スワッピングって夫婦の刺激剤なんだよ。」と僕が一押しします。『・・・わからないけど、パパってそんなにしたいの?』セックスが終わったとたんに妻の気持が揺らいだ。
「しないの?」、『いやよ、しないわよ!』妻の態度が一変します。「だって、さっき、『言うとおりにする』って言ったじゃないか。」、『あれは、弾みで言っただけよ、そう言わないと止めるんですもの』やはり、そう簡単にOKするとは思えませんでしたが・・・《なんだ、つまらない。》ある面、簡単にOKしなかったことに安堵もし、またがっかりもしたという複雑な心境ではありました。
『あの・・・お願いがあるんだけど?』って妻が甘えた声をしてきます。「何? お願いって?」と僕が尋ねると、『怒らないでよ・・・あのねえ・・・ある人とデートしていい?』、「はあ? デートって、どういう意味?」真澄が突然何を言い出すのか、耳を疑いました。
『熱心に食事に誘ってくれる人がいるの。』《妻を誘惑する男がいる?・・・》「へえ・・・誰? ぼくの知っている人?」と不機嫌な態度で訊きます。『もちろん、パパの知らない人よ。何度か食事なんかには誘われてはいるの。もちろん、断っているわよ。』
「どんな人? 聞きたいな。」《相手は誰だろう、気になるのは当然です。》
『ええ、言うの?』
「どんな男か教えてくれれば、デートを認めるかもな。でも言わなきゃだめだよ。」
『ホント?! デートしてもいいの?』って妻の声が明るくなってきました。
第5話へ
2017/07/11
第3話
『ハッハッハッ・・・そんなことしたらハッハッ・・わたしハッハッ・・狂っちゃうかもよ、いいの?』息を途切れ、途切れに妻(川口真澄:かわぐち・ますみ:34歳)が答えます。 「うん、ママがおまんこして狂っているところを見てみたいよ。」僕(川口頼昌:かわぐち・よりまさ:36歳)の発射寸前の興奮はたまらないものがありました。
『そんな・・・あぅぅぅぅ・・・。』奥深く律動を繰り返すと仰け反りながら髪を振り乱してきます。「どうする? しないなら? やめちゃうぞ。」何とか妻の口からスワッピングをしたいと言わせたくて焦らした愛撫を続けました。『わかったわ。言うとおりにするから、やめないで・・・。』って、妻はについに了解したのです。
「いいんだね、いいんだね。」他の男との セックスを妄想しながら僕は我慢しつづけた熱い液を妻の花園の奥深くに放出しました。『だめ、だめ、もう! わたしもイクぅぅ・・いっちゃぅぅ!』二人共、同時に果てます。それから、しばらく抱き合ったまま、その余韻を楽しんでいました。
「こんなに燃えたの久しぶりだったよ。」と、息を整えながら妻に囁きます。『そうね、最近してなかったし・・でも今日はすごく気持ち良かったわ。』妻も同じようだった。「だろ、スワッピングって夫婦の刺激剤なんだよ。」と僕が一押しします。『・・・わからないけど、パパってそんなにしたいの?』セックスが終わったとたんに妻の気持が揺らいだ。
「しないの?」、『いやよ、しないわよ!』妻の態度が一変します。「だって、さっき、『言うとおりにする』って言ったじゃないか。」、『あれは、弾みで言っただけよ、そう言わないと止めるんですもの』やはり、そう簡単にOKするとは思えませんでしたが・・・《なんだ、つまらない。》ある面、簡単にOKしなかったことに安堵もし、またがっかりもしたという複雑な心境ではありました。
『あの・・・お願いがあるんだけど?』って妻が甘えた声をしてきます。「何? お願いって?」と僕が尋ねると、『怒らないでよ・・・あのねえ・・・ある人とデートしていい?』、「はあ? デートって、どういう意味?」真澄が突然何を言い出すのか、耳を疑いました。
『熱心に食事に誘ってくれる人がいるの。』《妻を誘惑する男がいる?・・・》「へえ・・・誰? ぼくの知っている人?」と不機嫌な態度で訊きます。『もちろん、パパの知らない人よ。何度か食事なんかには誘われてはいるの。もちろん、断っているわよ。』
「どんな人? 聞きたいな。」《相手は誰だろう、気になるのは当然です。》
『ええ、言うの?』
「どんな男か教えてくれれば、デートを認めるかもな。でも言わなきゃだめだよ。」
『ホント?! デートしてもいいの?』って妻の声が明るくなってきました。
第5話へ
2017/07/11
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第2話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第2話
第1話
入院中とかリハビリ中とか、それから良くなっても、そういう精神状態の時って疑心暗鬼にもなるし、《妻の天音が浮気していないか?》とか、僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は凄く猜疑心の塊みたいになって苦しむようになる。
ハッキリ言って、まともに考えれば妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が浮気なんてする訳は無いのだけど、(気持だけじゃなく、時間的に考えても浮気は無理な生活)少し帰りが遅くなった時とかそう言う時に頭の中で自分の劣等感と合わさって凄くどす黒い気持になるようになっていた。
そんな気持が1年も続いて、なんとか表面上は天音に気取らせないようにはしていたのだけど、あまりにも疑いすぎて寧ろ浮気をしてくれた方が、気は楽だと思うくらいに悩んでいる。そういう状態が発病以降、最近まで本当にずっと続いていた。正直精神的にはもう壊れていたと思う。表には出さないようにしていたけれど。でも半年位前にからだの調子が本当に良くなくて、その時つい“ぽろっ”と天音に、「浮気しても良いよ。」って言ってしまった。
そうしたら、『そんな事を考えた事も無いし、絶対しない!』って云ってくれる。涙が出るくらい嬉しかったけど、正直に言って“それでも僕のこの気持は解消されないだろうな。”と思った。それで案の定、次の日にはもう鬱みたいな状態になる。リハビリ中は、一種のEDになったが、頭の中は淫らな妄想で一杯だった。その頃、天音がいないときに、インターネットを見ていた。その中で〖妻の貸し出し〗というワードが琴線(きんせん)に触(ふ)れたことを思い出した。
僕が病気以降ずっと不安に思っていて、怖くて、怖くてしょうがなかったのが、天音に捨てられたらどうしようって事だった。発病以降、ずっと一緒にいてくれて、懸命な看病をしてくれた妻を、失ったらどうしよう?って、本気で考えるようになった。
その上セックスが上手くいかずに、天音を満足させられないとすれば最悪だった。だから、寧ろ僕の把握できる範囲内で、僕が判断して浮気してもらった方が良いのかもしれない。それなら僕の見てないところで、天音が離れていくかもしれないっていう恐さは感じないですむかもと思った。あとこれも本当の話しなのだけど、天音に劣等感も感じていた《セックスに満足して無いだろうな。男として夫としてどうなのだろ?》と、いうことをずっと考えていた。
それで、何回も何回も考えて、1カ月以上ずっと考えて、天音へついに全部告白する。発病以降自分がどう考えているかとか、何を怖れているのかとか、それがどうしても払拭できない事とか。決して天音を嫌いになったわけじゃないって事も、寧ろこの事で離れていかれたらその方が怖いって事も全部伝えた。
僕が「正直に言ってセックスには満足して無いだろ?」と、言ったら、天音は『確かに満足はしてないかもしれない。でもそんなのは関係ないし僕の事が好き。』って言ってくれる。「でも、それじゃ僕は心苦しい。寧ろ僕の事を考えないでセックスをして欲しい。その上で気持だけは僕の方を向いていて欲しい。凄く我侭な話かもしれないけれど僕を助けて欲しいんだ。」と、懸命に説得をした。
しかし、最初のほうは天音も、『馬鹿なこと考えないで、セックスだけが夫婦じゃないはずよ。』って、言っていたけど真剣に話したら、僕の言いたかった、〖天音にはセックスを満足して欲しい。〗但し、〖気持は僕の方を向いていて欲しい。〗っていうのを少し理解してくれるようになってくる。
「天音が責められる“浮気”じゃない。寧ろ楽しんでくれれば僕の気持も満足するから。」と、付け加えた。それでも天音は1週間考えて、結論を出した。『やっぱりほかの人とセックスするのは嫌だし怖いわ。』って、つぎに『でも、それだと真悟君が満足しないから、“デート” なら一度だけやってみてもいいかな?』但し、『いくら真悟君の云う事でも、やっぱり嫌な人だったらもう2度としません。』って、答えを出してくれる。
「ちょっと中途半端な結論(笑)だけど、天音に楽しんで欲しいだけだから、それでいいよ。」
『その代わりに、真悟君が疑心暗鬼にならないくらい一緒にいるからね。』
この日を境にして、久しぶりに新婚時代の感覚が蘇り、セックスはしないが、一緒にお風呂に入ったり、ベッドでも裸でいちゃつくようになった。 第3話へ
2017/07/12
第1話
入院中とかリハビリ中とか、それから良くなっても、そういう精神状態の時って疑心暗鬼にもなるし、《妻の天音が浮気していないか?》とか、僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は凄く猜疑心の塊みたいになって苦しむようになる。
ハッキリ言って、まともに考えれば妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が浮気なんてする訳は無いのだけど、(気持だけじゃなく、時間的に考えても浮気は無理な生活)少し帰りが遅くなった時とかそう言う時に頭の中で自分の劣等感と合わさって凄くどす黒い気持になるようになっていた。
そんな気持が1年も続いて、なんとか表面上は天音に気取らせないようにはしていたのだけど、あまりにも疑いすぎて寧ろ浮気をしてくれた方が、気は楽だと思うくらいに悩んでいる。そういう状態が発病以降、最近まで本当にずっと続いていた。正直精神的にはもう壊れていたと思う。表には出さないようにしていたけれど。でも半年位前にからだの調子が本当に良くなくて、その時つい“ぽろっ”と天音に、「浮気しても良いよ。」って言ってしまった。
そうしたら、『そんな事を考えた事も無いし、絶対しない!』って云ってくれる。涙が出るくらい嬉しかったけど、正直に言って“それでも僕のこの気持は解消されないだろうな。”と思った。それで案の定、次の日にはもう鬱みたいな状態になる。リハビリ中は、一種のEDになったが、頭の中は淫らな妄想で一杯だった。その頃、天音がいないときに、インターネットを見ていた。その中で〖妻の貸し出し〗というワードが琴線(きんせん)に触(ふ)れたことを思い出した。
僕が病気以降ずっと不安に思っていて、怖くて、怖くてしょうがなかったのが、天音に捨てられたらどうしようって事だった。発病以降、ずっと一緒にいてくれて、懸命な看病をしてくれた妻を、失ったらどうしよう?って、本気で考えるようになった。
その上セックスが上手くいかずに、天音を満足させられないとすれば最悪だった。だから、寧ろ僕の把握できる範囲内で、僕が判断して浮気してもらった方が良いのかもしれない。それなら僕の見てないところで、天音が離れていくかもしれないっていう恐さは感じないですむかもと思った。あとこれも本当の話しなのだけど、天音に劣等感も感じていた《セックスに満足して無いだろうな。男として夫としてどうなのだろ?》と、いうことをずっと考えていた。
それで、何回も何回も考えて、1カ月以上ずっと考えて、天音へついに全部告白する。発病以降自分がどう考えているかとか、何を怖れているのかとか、それがどうしても払拭できない事とか。決して天音を嫌いになったわけじゃないって事も、寧ろこの事で離れていかれたらその方が怖いって事も全部伝えた。
僕が「正直に言ってセックスには満足して無いだろ?」と、言ったら、天音は『確かに満足はしてないかもしれない。でもそんなのは関係ないし僕の事が好き。』って言ってくれる。「でも、それじゃ僕は心苦しい。寧ろ僕の事を考えないでセックスをして欲しい。その上で気持だけは僕の方を向いていて欲しい。凄く我侭な話かもしれないけれど僕を助けて欲しいんだ。」と、懸命に説得をした。
しかし、最初のほうは天音も、『馬鹿なこと考えないで、セックスだけが夫婦じゃないはずよ。』って、言っていたけど真剣に話したら、僕の言いたかった、〖天音にはセックスを満足して欲しい。〗但し、〖気持は僕の方を向いていて欲しい。〗っていうのを少し理解してくれるようになってくる。
「天音が責められる“浮気”じゃない。寧ろ楽しんでくれれば僕の気持も満足するから。」と、付け加えた。それでも天音は1週間考えて、結論を出した。『やっぱりほかの人とセックスするのは嫌だし怖いわ。』って、つぎに『でも、それだと真悟君が満足しないから、“デート” なら一度だけやってみてもいいかな?』但し、『いくら真悟君の云う事でも、やっぱり嫌な人だったらもう2度としません。』って、答えを出してくれる。
「ちょっと中途半端な結論(笑)だけど、天音に楽しんで欲しいだけだから、それでいいよ。」
『その代わりに、真悟君が疑心暗鬼にならないくらい一緒にいるからね。』
この日を境にして、久しぶりに新婚時代の感覚が蘇り、セックスはしないが、一緒にお風呂に入ったり、ベッドでも裸でいちゃつくようになった。 第3話へ
2017/07/12
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第3話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第3話
第2話
お互いの意思が固まったので、次は具体的なことを進めなければならない。天音はどうすれば良いのか判らないから、『真悟(しんご)君が決めてくれれば良いよ。』って言ったけど僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は、「本当に楽しんで欲しいんだ。極端な例えだが、男が風俗で遊ぶとかそういう気持ちでいいから。」、すると『私はもっと清純な人がいいですけど。』って、妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が冗談で返す。そういうこともあり、二人は本気で“デート相手”を探す事にした。
やはり、インターネットでそういう相手を探す(出会い系・相手募集の掲示板など)ことにしたが、結局のところ知らない人は怖いねっていう話になってしまう。そんな会話をしていたら、天音がぽろっと、『職場の主任(名前は村瀬憲二さん)から、実は良く食事とか誘われている。』『でも全部断っているよ。だって上司だからね。』と告白してきた。「天音が結婚しているのは知ってるよね?」、『もちろんよ。私は結婚指輪もしてるもん。』
「歳はいくつくらい?」、『そうね? 村瀬主任は真悟君より少し上かな?』、「背格好は?」、『身長は高いし、スポーツマンタイプ。体育会系かな?』、「天音はどう思ってるの?」、『え~? 何それ? 何とも思ってませんよ。』、「仕事はできるの?」、『そうね。かなりできる方かな。私も時々サポートしてもらってるの。』って、笑顔で答える。
僕はそのとき、《天音は、その主任が嫌いじゃないんだ。むしろ好意をもってそうだ。それに上司なら部下の天音を奪ったりしないのでは。純粋に遊びとしてセックスしてくれるんじゃないか?》なんだか“どす黒い”考えが頭をかすめた。
ならばと思い切って、「その人とセックスしてみたいとか思う?」と、尋ねたら最初は、『絶対に思わない。』『ええっ? ない、ないよ。』って否定していたけど、「デートならいい?」と訊ねたら、『デートも会社の上司だし嫌だな。』とか言っていたけど、正直天音も、知っている人の方がインターネットの出会い系よりは良いと思ったようだ。(もちろんこの時点では村瀬さんはセックスの対象ではなかっただろう。)
何回もしつこく訊いた結果、僕が「第一段階の“デートの練習”ならどう?」、『もし次に誘われたら、食事や飲み会程度なら有りかも。』って軟化してくる。正直その答えに、現実に1歩近づいた気がした。でも、凄く心はつらくなる。だけど、天音がちょっとでも良いなって思う男な訳だから、「じゃぁ食事に行っといでよ。」と口説いてみる。
すると、『真悟君は平気? 私が男の人と二人きりだよ?』、「そりゃ本音は嫌だけど、嫉妬もするだろうけど、天音にもっと楽しんでもらいたいんだ。」、『真悟君といて十分楽しいよ。不満なんてないから。』、「天音には、この2年凄い苦労を掛けてきた。本当にありがとう。だから、今も仕事に家事にそれに僕の世話で働き詰めなんだし、遊びにもろくに行けない。おしゃれもさしてあげられない。セックスでも満足してもらっていない。ごめんな。苦しいんだよ。情けないんだよ。」胸の内を吐露しているうちに涙が溢れてきた。
天音も泣きながら、『苦労じゃないよ。夫婦だもの。二人で一緒に頑張って行けばいいじゃない。』、それでも僕が「天音は妻として完璧だよ。こんな僕を支えてくれてありがとう。でもね女としてはどうだろうか? 輝いて、もっと輝いてほしいんだ。」、しばらくして、『わかったわ。あなたの気持ちが。でも絶対私からはそんな事(食事)を持ちかけられないよ。』
「そうだね。職場のことだから、自然の流れでいいんじゃない。」僕を下から覗き込み、天音は『真悟君。これは“練習”だよ。変に期待しないでね。私は今でも十分幸せなんだからね。』次に天音が村瀬さんに食事に誘われたら、断らないでOKして付き合うっていう事を決めた。
そして、実際に天音が村瀬さんから誘われたのが今年のGW前です。あれから1カ月位経っていた。GWに入る直前の火曜日に、村瀬さんから、〔金曜日の夜に飲みませんか?〕と誘われたことを天音が告げてきた。 第4話に
2017/07/13
第2話
お互いの意思が固まったので、次は具体的なことを進めなければならない。天音はどうすれば良いのか判らないから、『真悟(しんご)君が決めてくれれば良いよ。』って言ったけど僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は、「本当に楽しんで欲しいんだ。極端な例えだが、男が風俗で遊ぶとかそういう気持ちでいいから。」、すると『私はもっと清純な人がいいですけど。』って、妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が冗談で返す。そういうこともあり、二人は本気で“デート相手”を探す事にした。
やはり、インターネットでそういう相手を探す(出会い系・相手募集の掲示板など)ことにしたが、結局のところ知らない人は怖いねっていう話になってしまう。そんな会話をしていたら、天音がぽろっと、『職場の主任(名前は村瀬憲二さん)から、実は良く食事とか誘われている。』『でも全部断っているよ。だって上司だからね。』と告白してきた。「天音が結婚しているのは知ってるよね?」、『もちろんよ。私は結婚指輪もしてるもん。』
「歳はいくつくらい?」、『そうね? 村瀬主任は真悟君より少し上かな?』、「背格好は?」、『身長は高いし、スポーツマンタイプ。体育会系かな?』、「天音はどう思ってるの?」、『え~? 何それ? 何とも思ってませんよ。』、「仕事はできるの?」、『そうね。かなりできる方かな。私も時々サポートしてもらってるの。』って、笑顔で答える。
僕はそのとき、《天音は、その主任が嫌いじゃないんだ。むしろ好意をもってそうだ。それに上司なら部下の天音を奪ったりしないのでは。純粋に遊びとしてセックスしてくれるんじゃないか?》なんだか“どす黒い”考えが頭をかすめた。
ならばと思い切って、「その人とセックスしてみたいとか思う?」と、尋ねたら最初は、『絶対に思わない。』『ええっ? ない、ないよ。』って否定していたけど、「デートならいい?」と訊ねたら、『デートも会社の上司だし嫌だな。』とか言っていたけど、正直天音も、知っている人の方がインターネットの出会い系よりは良いと思ったようだ。(もちろんこの時点では村瀬さんはセックスの対象ではなかっただろう。)
何回もしつこく訊いた結果、僕が「第一段階の“デートの練習”ならどう?」、『もし次に誘われたら、食事や飲み会程度なら有りかも。』って軟化してくる。正直その答えに、現実に1歩近づいた気がした。でも、凄く心はつらくなる。だけど、天音がちょっとでも良いなって思う男な訳だから、「じゃぁ食事に行っといでよ。」と口説いてみる。
すると、『真悟君は平気? 私が男の人と二人きりだよ?』、「そりゃ本音は嫌だけど、嫉妬もするだろうけど、天音にもっと楽しんでもらいたいんだ。」、『真悟君といて十分楽しいよ。不満なんてないから。』、「天音には、この2年凄い苦労を掛けてきた。本当にありがとう。だから、今も仕事に家事にそれに僕の世話で働き詰めなんだし、遊びにもろくに行けない。おしゃれもさしてあげられない。セックスでも満足してもらっていない。ごめんな。苦しいんだよ。情けないんだよ。」胸の内を吐露しているうちに涙が溢れてきた。
天音も泣きながら、『苦労じゃないよ。夫婦だもの。二人で一緒に頑張って行けばいいじゃない。』、それでも僕が「天音は妻として完璧だよ。こんな僕を支えてくれてありがとう。でもね女としてはどうだろうか? 輝いて、もっと輝いてほしいんだ。」、しばらくして、『わかったわ。あなたの気持ちが。でも絶対私からはそんな事(食事)を持ちかけられないよ。』
「そうだね。職場のことだから、自然の流れでいいんじゃない。」僕を下から覗き込み、天音は『真悟君。これは“練習”だよ。変に期待しないでね。私は今でも十分幸せなんだからね。』次に天音が村瀬さんに食事に誘われたら、断らないでOKして付き合うっていう事を決めた。
そして、実際に天音が村瀬さんから誘われたのが今年のGW前です。あれから1カ月位経っていた。GWに入る直前の火曜日に、村瀬さんから、〔金曜日の夜に飲みませんか?〕と誘われたことを天音が告げてきた。 第4話に
2017/07/13
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第4話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第4話
第3話
天音(あまね)は『ねぇ? 真悟(しんご)君この前の話、本気なの? 村瀬(憲二:むらせ・けんじ:33歳)さんに誘われたけれど、返事はどうしたら良いいの?』って妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が言ってくる。僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)はそれを聴いた瞬間、はっきりいって辛くて、辛くてちょっと吐きそうになった。
でもなんだろ。ちょっと“安心感”みたいなものもあった。それは、《これで天音が浮気するかもしれないという悩みが無くなるかもしれない。僕の知っているところで僕の把握している範囲でだけ公認の浮気してくれる。》という感じ。思い切って、「いいよ。」と言葉に出してしまった。
すると天音は切ない顔を僕に向けて、『ただの飲み会だよ。真悟君がいいなら行くけど・・。』、『夕食はどうしよう? 待てるなら何か買ってくるけど・・。』、「僕の事は気にしないで良いよ。時間のことは気にせずに楽しんでこいよ。」と言う。『わかったわ。主任には明後日に返事する。それでいい?』、「おしゃれして行けば?」、天音が顔を真っ赤にして、『そんなこと言ってたら・・・ほんとにどうなるか分からないよ!』の反撃に心臓がギュッとなると同時に異様な興奮を覚えたる。
次の日は土曜日で、朝から二人でショッピングモールへ行った。天音は今、28歳で“女盛り”でも、ここ2年は経済的に少し厳しかったのと、僕が疲れやすく歩行にも軽度の障害が残り外出も減っている。でも、先月あたりから調子がいいのだ。この件がはじまり、天音に少しずつ、僕の“性癖”をカミングアウト(人に知られたくないことを告白すること。)してきた。それが、妻への思い遣りと合わさって、心に塵積もった《重荷》が取り除かれ、精神的に軽くなった故かも知れない。
ただ、焦りもある。天音からの伝聞だけど、村瀬さんはイケメン(かっこいい男性を意味する。)らしい。離婚経験(いわゆるバツ1)がある。子供は別れた奥さんが親権を持っている。それでも独身だから職場の女子には凄く人気があるらしい。イケメンの“ハロー効果”=一般的に、見た目の良い人はモテる。見た目が良いと、性格などの内面も優れているに違いないという心理が働き、良い評価をしてしまう傾向が強い。=ゆえにバツ1でも人気がある理由だろう。ちなみに主任の結婚式に出た同僚からは、天音が別れた奥さんに容姿が似ている。と言われたらしい。
上司が部下(それも人妻)を食事などに誘うのは完全な“恋愛対象”として天音を見ているわけだ。職場恋愛というか不倫騒動は社会人として“危ない遊戯”なのに、それでもモーションを起こすのは、【好きになったらとまらない】ということだ。それは同じ男としては分かる。
ショッピングモールでは1時間ほど天音に自由な時間を与える。「僕は本屋へ行って、あとコーヒーでも飲んでいるから、天音はひとりで好きなもの買いなよ。」と告げ、「これ軍資金な。」と5万円を渡した。『えっ? そんなのいいよ。』って驚くが、僕が「明後日に必要だろう。凄い下着を買ってもいいぞ。」と耳元で囁き、天音をその場に残して離れる。
結局、黒のヘプラム(ウエスト部分から裾が広がっているデザイン)フレアードレスを買ったと、天音から報告があるものの、『あとは内緒ね。真悟君は秘密の方がいいんでしょ?』って、2万円を返金してくれた。 第5話へ
2017/07/14
第3話
天音(あまね)は『ねぇ? 真悟(しんご)君この前の話、本気なの? 村瀬(憲二:むらせ・けんじ:33歳)さんに誘われたけれど、返事はどうしたら良いいの?』って妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)が言ってくる。僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)はそれを聴いた瞬間、はっきりいって辛くて、辛くてちょっと吐きそうになった。
でもなんだろ。ちょっと“安心感”みたいなものもあった。それは、《これで天音が浮気するかもしれないという悩みが無くなるかもしれない。僕の知っているところで僕の把握している範囲でだけ公認の浮気してくれる。》という感じ。思い切って、「いいよ。」と言葉に出してしまった。
すると天音は切ない顔を僕に向けて、『ただの飲み会だよ。真悟君がいいなら行くけど・・。』、『夕食はどうしよう? 待てるなら何か買ってくるけど・・。』、「僕の事は気にしないで良いよ。時間のことは気にせずに楽しんでこいよ。」と言う。『わかったわ。主任には明後日に返事する。それでいい?』、「おしゃれして行けば?」、天音が顔を真っ赤にして、『そんなこと言ってたら・・・ほんとにどうなるか分からないよ!』の反撃に心臓がギュッとなると同時に異様な興奮を覚えたる。
次の日は土曜日で、朝から二人でショッピングモールへ行った。天音は今、28歳で“女盛り”でも、ここ2年は経済的に少し厳しかったのと、僕が疲れやすく歩行にも軽度の障害が残り外出も減っている。でも、先月あたりから調子がいいのだ。この件がはじまり、天音に少しずつ、僕の“性癖”をカミングアウト(人に知られたくないことを告白すること。)してきた。それが、妻への思い遣りと合わさって、心に塵積もった《重荷》が取り除かれ、精神的に軽くなった故かも知れない。
ただ、焦りもある。天音からの伝聞だけど、村瀬さんはイケメン(かっこいい男性を意味する。)らしい。離婚経験(いわゆるバツ1)がある。子供は別れた奥さんが親権を持っている。それでも独身だから職場の女子には凄く人気があるらしい。イケメンの“ハロー効果”=一般的に、見た目の良い人はモテる。見た目が良いと、性格などの内面も優れているに違いないという心理が働き、良い評価をしてしまう傾向が強い。=ゆえにバツ1でも人気がある理由だろう。ちなみに主任の結婚式に出た同僚からは、天音が別れた奥さんに容姿が似ている。と言われたらしい。
上司が部下(それも人妻)を食事などに誘うのは完全な“恋愛対象”として天音を見ているわけだ。職場恋愛というか不倫騒動は社会人として“危ない遊戯”なのに、それでもモーションを起こすのは、【好きになったらとまらない】ということだ。それは同じ男としては分かる。
ショッピングモールでは1時間ほど天音に自由な時間を与える。「僕は本屋へ行って、あとコーヒーでも飲んでいるから、天音はひとりで好きなもの買いなよ。」と告げ、「これ軍資金な。」と5万円を渡した。『えっ? そんなのいいよ。』って驚くが、僕が「明後日に必要だろう。凄い下着を買ってもいいぞ。」と耳元で囁き、天音をその場に残して離れる。
結局、黒のヘプラム(ウエスト部分から裾が広がっているデザイン)フレアードレスを買ったと、天音から報告があるものの、『あとは内緒ね。真悟君は秘密の方がいいんでしょ?』って、2万円を返金してくれた。 第5話へ
2017/07/14
中Ⅱ7〖妻と恋人〗 06
中Ⅱ7〖妻と恋人〗 06
05
妻(尾崎有希:おざき・ゆき:27歳)の声を聞けて、僕(尾崎健司:おざき・けんじ:32歳)は本当に心が安らいだ。明後日が待ち遠しくて仕方ない。《遅い時間に電話して悪かったなぁ》と思った。だが、遅い時間に掃除?それに、話し方にも違和感があったように思える。 誰かと一緒にいた?あんな時間に?
疑惑が一度生まれると、際限なくイヤな想像をしてしまう。あの有希に限って、浮気などあり得ないと思っているが、この前見たアダルトビデオの、有希に雰囲気が似た女優さんが、白人の巨根にやられて吠えていた動画が頭に浮かぶ。僕のモノでは届かないような場所を責め立てられて、我を忘れて叫んでいる有希・・・。頭から振り払おうとすればするほど、余計にリアルに頭に浮かんでしまった。
それよりも、何よりもショックなのが、それを想像して興奮してしまっている私自身。妻や恋人を寝取られて、興奮する人達がいるのは知っている。以前は、私はそれに対して、嫌悪感すら持っていた。自分が、実はそういった性癖を持っているのかと、不安になり落ち込む。だが、明後日帰国して、有希に会えばそんな気持ちも消えてなくなるのだろうと思った。
そして、業務の引継も終わり、お別れパーティーを開いてもらい、出張は終了する。フライトを終えて日本に戻り、空港から真っ直ぐ自宅を目指し、そして、家に到着。ドアを開けると、玄関で有希が待っていた。満面の笑顔で僕に抱きついてくる。
『健司さん、お帰りなさい! お疲れ様! 会いたかったよぉ!』
「ただいま。元気だった?」
『うん。健司さんが毎日電話くれたから、寂しくなかったよ。』
「それなら良かった。あっ良い匂いがする!」
『へへ。もう出来てるよ。さあ食べて、食べて!』
有希の笑顔、声、態度を見て、僕の心配が馬鹿げた妄想だったと気がついた。
僕は、有希の手料理を食べ始める。イギリスで心を入れ替えた僕は、テレビをつけることなく、しっかりと食事を楽しむことを心がけた。パスタや白身魚、サラダ、スープ、名前もわからないが、どれも良い匂いで、口をつける。イギリスでの料理が酷かったこともあるかもしれないが、本当においしいと思った。「おいしい! すっごく美味しい!」 思わず叫ぶ。 有希は、僕が食べるのを嬉しそうに見ている。
僕は夢中で食べ続けた。どう褒めて良いのかわからなかったので、今まで美味しいとしか言ったことがなかったのだが、頑張って褒めてみた。「なんか、深い味だね。凄く時間かかったんじゃないの? このソース、優しい感じの味だね。」言っていて、浅いことしか言えなくて恥ずかしかったのだが、有希はびっくりしたような顔で僕を見つめる。『あ、ありがとう。すっごく、すっごーーーく嬉しいよ!! へへ、健司さんに褒めてもらえた!!』有希は、本当に嬉しそうにそう言った。こんな簡単な褒め言葉で、こんなにも喜んでもらえるなんて、《今まで僕はバカだったなぁ》と思った。 07へ
2017/07/19
05
妻(尾崎有希:おざき・ゆき:27歳)の声を聞けて、僕(尾崎健司:おざき・けんじ:32歳)は本当に心が安らいだ。明後日が待ち遠しくて仕方ない。《遅い時間に電話して悪かったなぁ》と思った。だが、遅い時間に掃除?それに、話し方にも違和感があったように思える。 誰かと一緒にいた?あんな時間に?
疑惑が一度生まれると、際限なくイヤな想像をしてしまう。あの有希に限って、浮気などあり得ないと思っているが、この前見たアダルトビデオの、有希に雰囲気が似た女優さんが、白人の巨根にやられて吠えていた動画が頭に浮かぶ。僕のモノでは届かないような場所を責め立てられて、我を忘れて叫んでいる有希・・・。頭から振り払おうとすればするほど、余計にリアルに頭に浮かんでしまった。
それよりも、何よりもショックなのが、それを想像して興奮してしまっている私自身。妻や恋人を寝取られて、興奮する人達がいるのは知っている。以前は、私はそれに対して、嫌悪感すら持っていた。自分が、実はそういった性癖を持っているのかと、不安になり落ち込む。だが、明後日帰国して、有希に会えばそんな気持ちも消えてなくなるのだろうと思った。
そして、業務の引継も終わり、お別れパーティーを開いてもらい、出張は終了する。フライトを終えて日本に戻り、空港から真っ直ぐ自宅を目指し、そして、家に到着。ドアを開けると、玄関で有希が待っていた。満面の笑顔で僕に抱きついてくる。
『健司さん、お帰りなさい! お疲れ様! 会いたかったよぉ!』
「ただいま。元気だった?」
『うん。健司さんが毎日電話くれたから、寂しくなかったよ。』
「それなら良かった。あっ良い匂いがする!」
『へへ。もう出来てるよ。さあ食べて、食べて!』
有希の笑顔、声、態度を見て、僕の心配が馬鹿げた妄想だったと気がついた。
僕は、有希の手料理を食べ始める。イギリスで心を入れ替えた僕は、テレビをつけることなく、しっかりと食事を楽しむことを心がけた。パスタや白身魚、サラダ、スープ、名前もわからないが、どれも良い匂いで、口をつける。イギリスでの料理が酷かったこともあるかもしれないが、本当においしいと思った。「おいしい! すっごく美味しい!」 思わず叫ぶ。 有希は、僕が食べるのを嬉しそうに見ている。
僕は夢中で食べ続けた。どう褒めて良いのかわからなかったので、今まで美味しいとしか言ったことがなかったのだが、頑張って褒めてみた。「なんか、深い味だね。凄く時間かかったんじゃないの? このソース、優しい感じの味だね。」言っていて、浅いことしか言えなくて恥ずかしかったのだが、有希はびっくりしたような顔で僕を見つめる。『あ、ありがとう。すっごく、すっごーーーく嬉しいよ!! へへ、健司さんに褒めてもらえた!!』有希は、本当に嬉しそうにそう言った。こんな簡単な褒め言葉で、こんなにも喜んでもらえるなんて、《今まで僕はバカだったなぁ》と思った。 07へ
2017/07/19
中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.5
中Ⅱ5<恋多き妻>VOL.5
VOL.4
妻(義家茜音:よしいえ・あかね:24歳)は私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)の表情がショックで曇ったのを察知したのか、慌てて謝ってきましたが、その日から一週間ほどはギクシャクします。結局、『友人との夜の付き合いは週一度にしてランチで集まるようにする、貴方に迷惑かけないようにする。』って茜音から提案され、謝罪されます。私は快く妻の提案を受け入れましたが、心の何処かで妻の事を疑い始めたのもこの頃でした。
それからは妻は主にランチで昼間に外出、週一度のディナーについてもきっちり午後9時には帰ってくるような生活に変わります。心なしか、以前よりも優しくなったような気もしましたし、私達は極めて良好な結婚生活に戻ることができました。一度抱いた疑念が私の思い過ごしだったのかも、と思い始めた時、事件は起こります。
いつものように一時間程の残業を終えて帰宅した時のこと。家のドアを開けた瞬間に違和感を感じました。乱れた靴、リビングに入ると既に外は寒くなり始めていたのに開き放たれた窓、そして開きっぱなしの寝室のドアの向こうには、乱れたベッドシーツ。綺麗好きな妻が居たとは思えない乱れた室内に唖然とします。
そこに茜音の姿はなく、事件か何かが起きたのかも、と本気で心配しました。私は妻の名前を呼びながら部屋中を探します。そしていよいよこれはもう警察に連絡するより手はない、と考え始めた時、やっと妻が帰ってきたのでした。
妻は若干息を切らしながらも、問い質す私に対して『何もないよ。』『ちょっと急に友人に呼び出されてそこまで行っていたの。』って繰り返すばかりです。私は納得がいかなかった。でも、茜音妻が無事であった事に安堵し、全身が脱力するようにその場にへたり込んでしまいました・・・情けない話です。
妻は大急ぎで部屋を片付けると、いつものように手際良く夕食を準備しました。私は努めて平静を保つように心がけ、自らの心を落ち着かせます。しかし夜ベッドに入った時に、どうしても説明のつかない一点に気が付きました。それはトイレの事です。
茜音の姿を探した時にトイレも見ましたが、その時確かに便座が全て上げられていたのです。女性なら蓋を開けるだけで便座まで上げる必要はありません。掃除をしていた、という理由も苦しいですし、兎に角乱れた室内と合わせても、明らかに不可解な部屋の状況に、再び私の疑念が湧き上がってきたのでした。
「他の誰かに抱かれてみては?」と言ったのは私です。今更妻を責めるつもりはありませんでした。しかし、いざ現実にそのような可能性を感じた時、私が取った行動は妻を問い質す、ということではありません。私の歪んだ性癖が真正直であろうとすべき私の倫理意識に勝ってしまった瞬間でした。
私はICレコーダーを寝室に仕掛けたのです。妻を、茜音を信じようとする心を、私の邪な性癖が打ち負かしてしまったのでした。嫁が居ない間にこっそりとレコーダーを仕掛けている最中、涙が出そうになります。自らに対する情けなさ、男として決して公に出来ない情けない姿を客観的に想像していたのでした。 VOL.6へ
2017/07/30
VOL.4
妻(義家茜音:よしいえ・あかね:24歳)は私(義家真一:よしいえ・しんいち:35歳)の表情がショックで曇ったのを察知したのか、慌てて謝ってきましたが、その日から一週間ほどはギクシャクします。結局、『友人との夜の付き合いは週一度にしてランチで集まるようにする、貴方に迷惑かけないようにする。』って茜音から提案され、謝罪されます。私は快く妻の提案を受け入れましたが、心の何処かで妻の事を疑い始めたのもこの頃でした。
それからは妻は主にランチで昼間に外出、週一度のディナーについてもきっちり午後9時には帰ってくるような生活に変わります。心なしか、以前よりも優しくなったような気もしましたし、私達は極めて良好な結婚生活に戻ることができました。一度抱いた疑念が私の思い過ごしだったのかも、と思い始めた時、事件は起こります。
いつものように一時間程の残業を終えて帰宅した時のこと。家のドアを開けた瞬間に違和感を感じました。乱れた靴、リビングに入ると既に外は寒くなり始めていたのに開き放たれた窓、そして開きっぱなしの寝室のドアの向こうには、乱れたベッドシーツ。綺麗好きな妻が居たとは思えない乱れた室内に唖然とします。
そこに茜音の姿はなく、事件か何かが起きたのかも、と本気で心配しました。私は妻の名前を呼びながら部屋中を探します。そしていよいよこれはもう警察に連絡するより手はない、と考え始めた時、やっと妻が帰ってきたのでした。
妻は若干息を切らしながらも、問い質す私に対して『何もないよ。』『ちょっと急に友人に呼び出されてそこまで行っていたの。』って繰り返すばかりです。私は納得がいかなかった。でも、茜音妻が無事であった事に安堵し、全身が脱力するようにその場にへたり込んでしまいました・・・情けない話です。
妻は大急ぎで部屋を片付けると、いつものように手際良く夕食を準備しました。私は努めて平静を保つように心がけ、自らの心を落ち着かせます。しかし夜ベッドに入った時に、どうしても説明のつかない一点に気が付きました。それはトイレの事です。
茜音の姿を探した時にトイレも見ましたが、その時確かに便座が全て上げられていたのです。女性なら蓋を開けるだけで便座まで上げる必要はありません。掃除をしていた、という理由も苦しいですし、兎に角乱れた室内と合わせても、明らかに不可解な部屋の状況に、再び私の疑念が湧き上がってきたのでした。
「他の誰かに抱かれてみては?」と言ったのは私です。今更妻を責めるつもりはありませんでした。しかし、いざ現実にそのような可能性を感じた時、私が取った行動は妻を問い質す、ということではありません。私の歪んだ性癖が真正直であろうとすべき私の倫理意識に勝ってしまった瞬間でした。
私はICレコーダーを寝室に仕掛けたのです。妻を、茜音を信じようとする心を、私の邪な性癖が打ち負かしてしまったのでした。嫁が居ない間にこっそりとレコーダーを仕掛けている最中、涙が出そうになります。自らに対する情けなさ、男として決して公に出来ない情けない姿を客観的に想像していたのでした。 VOL.6へ
2017/07/30
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第5話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第5話
第4話
当日の金曜日は会社に有給休暇を申請して僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は家にいることにした。天音には《もし嫌になったらすぐに帰って来ていいよ。》って言おうとしたが、やっぱりそれを理由にして、妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)がやめても、やめなくてもどっちにしても嫌な気持になるかもしれないと思って言わなかった。出掛ける際に、「天音が村瀬さんと楽しんでほしい。でも我儘とは思うが気持は僕の方を向いていて欲しいし、僕は天音の事を愛している。」天音が『解ってるよ。私も真悟君が大好きだよ。』と言ってくれる。「あとそれで、メールでいいから報告だけは欲しいんだけどいいかな?」明るく天音は『いいとも!』って言い残して出社していった。
自分がそう仕向けているのに、天音が仕事に行ってからずっと気持が塞いでいた。後悔もある。《今なら天音に「やめてほしい。」とメールもできる。その一方で、清純な妻が上司に口説かれることへの性的な興奮もある。》中ぶらりんな気持ちで悶々する間に夕方になった。
何か今まで経験しない“足元が崩れ去る”ような不安感がどんどん膨らんで吐き気とかすらしたけど、ずっと耐えている。そこへ天音からメールの着信。午後6時15分だった。『真悟(しんご)君、夕食はもう済ませた? ほったらかしでごめんなさい。ここから本題ね。やっぱり行くことになりました。会社の人が行かない□□ホテルのレストランで7時に予約を入れているそうです。これから別々に移動します。なるべく早く帰るね。』
僕は、「これから食べるよ。天音とは格差があるけどな。□□ホテルって高級ですね。おいしいもの一杯食べて飲んで・・・。楽しんで。」少し嫉妬交じりの返信メール。『また後でメールします。真悟君妬いてるの?』敵の方が一枚上手だ。独り言で「お主なかなかやるな。」
夕食はカップラーメンを食べて、それから休憩しようと、ベッドに行ったのだけど寝ルことはできなかった。何時間も、《天音が村瀬さんに抱かれているかもしれない》という妄想が、寝返りをうちながら頭の中を何回も何回も駆け巡っていた。
8時半過ぎに、天音から『食事が終りました。次に誘われているんだけど、いいかな?』ってメールが届く。それで不安はなくなるが、次に孤独な憔悴感と身を焦がす嫉妬感が半端じゃなくなる。頭の回転が回らないまま、「楽しんでおいで。」と短く、いかにも余裕のあるふりをして返信をした。
メールをしてから、後悔の気持ちが増してきた。《なぜ早く帰ってこいと言えなかったのだろうか?》それとは逆に、《次にいくところはホテルの部屋じゃないのか? そこで天音は抱かれるのか?》まるで、“天使と悪魔”の会話。頭がどうにかなりそうなくらいなのに、普段は反応が鈍い自分自身(ペニス)が少し硬くなっていた。 第6話へ
2017/07/31
第4話
当日の金曜日は会社に有給休暇を申請して僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は家にいることにした。天音には《もし嫌になったらすぐに帰って来ていいよ。》って言おうとしたが、やっぱりそれを理由にして、妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)がやめても、やめなくてもどっちにしても嫌な気持になるかもしれないと思って言わなかった。出掛ける際に、「天音が村瀬さんと楽しんでほしい。でも我儘とは思うが気持は僕の方を向いていて欲しいし、僕は天音の事を愛している。」天音が『解ってるよ。私も真悟君が大好きだよ。』と言ってくれる。「あとそれで、メールでいいから報告だけは欲しいんだけどいいかな?」明るく天音は『いいとも!』って言い残して出社していった。
自分がそう仕向けているのに、天音が仕事に行ってからずっと気持が塞いでいた。後悔もある。《今なら天音に「やめてほしい。」とメールもできる。その一方で、清純な妻が上司に口説かれることへの性的な興奮もある。》中ぶらりんな気持ちで悶々する間に夕方になった。
何か今まで経験しない“足元が崩れ去る”ような不安感がどんどん膨らんで吐き気とかすらしたけど、ずっと耐えている。そこへ天音からメールの着信。午後6時15分だった。『真悟(しんご)君、夕食はもう済ませた? ほったらかしでごめんなさい。ここから本題ね。やっぱり行くことになりました。会社の人が行かない□□ホテルのレストランで7時に予約を入れているそうです。これから別々に移動します。なるべく早く帰るね。』
僕は、「これから食べるよ。天音とは格差があるけどな。□□ホテルって高級ですね。おいしいもの一杯食べて飲んで・・・。楽しんで。」少し嫉妬交じりの返信メール。『また後でメールします。真悟君妬いてるの?』敵の方が一枚上手だ。独り言で「お主なかなかやるな。」
夕食はカップラーメンを食べて、それから休憩しようと、ベッドに行ったのだけど寝ルことはできなかった。何時間も、《天音が村瀬さんに抱かれているかもしれない》という妄想が、寝返りをうちながら頭の中を何回も何回も駆け巡っていた。
8時半過ぎに、天音から『食事が終りました。次に誘われているんだけど、いいかな?』ってメールが届く。それで不安はなくなるが、次に孤独な憔悴感と身を焦がす嫉妬感が半端じゃなくなる。頭の回転が回らないまま、「楽しんでおいで。」と短く、いかにも余裕のあるふりをして返信をした。
メールをしてから、後悔の気持ちが増してきた。《なぜ早く帰ってこいと言えなかったのだろうか?》それとは逆に、《次にいくところはホテルの部屋じゃないのか? そこで天音は抱かれるのか?》まるで、“天使と悪魔”の会話。頭がどうにかなりそうなくらいなのに、普段は反応が鈍い自分自身(ペニス)が少し硬くなっていた。 第6話へ
2017/07/31
中Ⅱ3《妻の変化》第6話
中Ⅱ3《妻の変化》第6話
第5話
その晩、私(立花慶一:たちばな・けいいち:41歳)は夜、妻(立花美月:たちばな・みづき:30歳)を縛りながら、ソフトSMで、焦らしながらのSEXをしながら、美月が興奮の最高潮の時、「僕以外の男に抱かれるとしたら、年上か年下か?」と聞くと、『年下。』って答えた。
この1週間は美月に暗示をかけ、他人とのセックスでSEXする想像をさせながら、美月も興奮している、そして実在の男性を想像させるのに妻に「あくまでも、想像だから、実在の男性を教えて。」と尋ねた。妻は嫌がりましたが、言わないと逝かせないので、ついに松岡健司(まつおか・けんじ:20歳)の名前を答える。『だってその人しか知らないから。』って言い訳しましたが、その日のSEXは激しく、すぐに逝ってしまった。
それから、1週間後、見慣れないアドレスのメールが来る。それは健司君だった。〔立花さん初めまして、妹(萩原真美:はぎわら・まみ:25歳)さんから依頼され、素敵な奥様(立花美月)を寝取らさせて頂くこと感謝しています。ただ奥様、非常にガードが堅く、妹さんの紹介がなければ話すらできなかったかもしれません。少し時間がかかると思いますが、ご了承ください。〕私は、少し安心感と、まだ野獣が妻を狙っている不安感とが交互して、少し後悔しています。
そして2週間後に健司君からメールがまた来ました。
〔立花さん、途中経過です、やっと奥様のメールアドレスと携帯番号をゲットしました、これからは、少しは進展すると思いますが、妹さんから聞いたのですが、毎日SEXされているとのことですが、暫く控えて頂けないでしょうか、奥様のような、お堅い女性は、言い分けがないと浮気しないタイプですので、例えば、立花さんが浮気したとか、SEXしてくれないからしかたなく浮気したと言い分けをもたせてあげたいし、欲求不満にさせて頂けば、お堅い奥様でも理性を失うと思います、ご協力お願いいたします。〕
それから、約2週間、過ぎようとしています。妻には腰が痛くてと言い分けをして、SEXをしていません、少し変わった事と言えば、化粧とか流行の洋服になった事ぐらいで、特に変わったことは、ありませんでした。ただ、夜私が寝てから、この数日、妻は相当欲求不満で、毎日オナニーをしています。この事を健司君に知らせたら、〔ご連絡ありがとうございました、やはりそうですか。〕とだけありました。
それから1週間、妻が風邪気味で寝込んでいます。それで、平和な日が続いているので、健司君のことは、忘れていました。さらに、美月は風邪が原因で腹痛を起こし、病院に通っています、妻が病院に出かけて1時間したた頃、PCにメールが届きました。なんだろうと見ると、添付ファイルがあります。中をみると写真で、文書もなく、ファイルが5枚だけだった。
私は、心臓が破裂するように感じだったけど、思い切りファイルをクリックしました。1枚目は女性の下着姿の下半身だけで、体型は妻と似てる女性です、下着も妻が好きそうなレースの下着姿だった。2枚目を見ると女性の局部をアップした所の写真で、陰毛もバギナもアップに写り、妻のあそこに似てるような気がします、
もう一枚をクリックすると、男性の巨大なペニスが女性の濡れ光りしているバギナに亀頭部分が当たって挿入する所の写真でした。私は、目眩がしてきます。次の写真は根元までしっかり、挿入して結合してる写真だった。そして最後の写真は女性のバギナが開いてる状態で、大量の精液が、流れだしてる写真です。私は心の中で、《これは妻の美月と違う。》と何度も言い聞かせた。 第7話へ
2017/08/05
第5話
その晩、私(立花慶一:たちばな・けいいち:41歳)は夜、妻(立花美月:たちばな・みづき:30歳)を縛りながら、ソフトSMで、焦らしながらのSEXをしながら、美月が興奮の最高潮の時、「僕以外の男に抱かれるとしたら、年上か年下か?」と聞くと、『年下。』って答えた。
この1週間は美月に暗示をかけ、他人とのセックスでSEXする想像をさせながら、美月も興奮している、そして実在の男性を想像させるのに妻に「あくまでも、想像だから、実在の男性を教えて。」と尋ねた。妻は嫌がりましたが、言わないと逝かせないので、ついに松岡健司(まつおか・けんじ:20歳)の名前を答える。『だってその人しか知らないから。』って言い訳しましたが、その日のSEXは激しく、すぐに逝ってしまった。
それから、1週間後、見慣れないアドレスのメールが来る。それは健司君だった。〔立花さん初めまして、妹(萩原真美:はぎわら・まみ:25歳)さんから依頼され、素敵な奥様(立花美月)を寝取らさせて頂くこと感謝しています。ただ奥様、非常にガードが堅く、妹さんの紹介がなければ話すらできなかったかもしれません。少し時間がかかると思いますが、ご了承ください。〕私は、少し安心感と、まだ野獣が妻を狙っている不安感とが交互して、少し後悔しています。
そして2週間後に健司君からメールがまた来ました。
〔立花さん、途中経過です、やっと奥様のメールアドレスと携帯番号をゲットしました、これからは、少しは進展すると思いますが、妹さんから聞いたのですが、毎日SEXされているとのことですが、暫く控えて頂けないでしょうか、奥様のような、お堅い女性は、言い分けがないと浮気しないタイプですので、例えば、立花さんが浮気したとか、SEXしてくれないからしかたなく浮気したと言い分けをもたせてあげたいし、欲求不満にさせて頂けば、お堅い奥様でも理性を失うと思います、ご協力お願いいたします。〕
それから、約2週間、過ぎようとしています。妻には腰が痛くてと言い分けをして、SEXをしていません、少し変わった事と言えば、化粧とか流行の洋服になった事ぐらいで、特に変わったことは、ありませんでした。ただ、夜私が寝てから、この数日、妻は相当欲求不満で、毎日オナニーをしています。この事を健司君に知らせたら、〔ご連絡ありがとうございました、やはりそうですか。〕とだけありました。
それから1週間、妻が風邪気味で寝込んでいます。それで、平和な日が続いているので、健司君のことは、忘れていました。さらに、美月は風邪が原因で腹痛を起こし、病院に通っています、妻が病院に出かけて1時間したた頃、PCにメールが届きました。なんだろうと見ると、添付ファイルがあります。中をみると写真で、文書もなく、ファイルが5枚だけだった。
私は、心臓が破裂するように感じだったけど、思い切りファイルをクリックしました。1枚目は女性の下着姿の下半身だけで、体型は妻と似てる女性です、下着も妻が好きそうなレースの下着姿だった。2枚目を見ると女性の局部をアップした所の写真で、陰毛もバギナもアップに写り、妻のあそこに似てるような気がします、
もう一枚をクリックすると、男性の巨大なペニスが女性の濡れ光りしているバギナに亀頭部分が当たって挿入する所の写真でした。私は、目眩がしてきます。次の写真は根元までしっかり、挿入して結合してる写真だった。そして最後の写真は女性のバギナが開いてる状態で、大量の精液が、流れだしてる写真です。私は心の中で、《これは妻の美月と違う。》と何度も言い聞かせた。 第7話へ
2017/08/05
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第6話
中Ⅱ26『妻の貸し出し(改作)』第6話
第5話
妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)から、午後9時半過ぎにラインが、『ごめんなさい。おそくなっちゃった。 明日のお買いものして帰るから先に寝ていてください。おやすみなさい。』って、届く。僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は今度も短く、「了解です。気を付けて帰って来てね。」と返信するが、いつもなら睡魔が襲ってくる時間なのに少しも眠たくなる気配はなかった。
天音は10時半過ぎに帰って来る。結局僕は寝られずに待っていたのだけど。天音は僕が起きているのでおどろいたが、今日の【出来事】を報告してくれる。妻は、僕が“今夜のこと”を気にして起きているのを心配して、冷蔵庫から冷たいお茶を取り出し、2人分のカップを持ってリビングのソファーに座る僕の横ですぐに語りだす。
アルコールが入って、白い肌がピンクに上気(のぼせて顔が赤くなる。)した顔を僕に近づけて、『やっぱり真悟(しんご)君のそばがいいな。』と天音が甘えた声を出した。いつもの天音なら、遅く帰宅すると夕食の手間がなければ先ずは、お風呂に入るのがスタンダード(定番)ではあったが、今夜はそうしなかったので、フローラルな香水の香りがする。それは新鮮な感覚とは別に“嫉妬”を呼び起こす。
天音は一気にお茶を飲み干すと、『真悟君どこから話せばいいの?』って真剣な顔をする。僕は「はい最初からおねがいします。」とまじめに応じると、天音が『もぅー!』って吹きだした。「なんだよ?」、『だって真悟君の顔が怖すぎ!』って笑顔で答える。『ごめんなさいね。真悟君の希望の方向には半分しかなりませんでした。』、「えっ! なに? 半分って?」
『そんなに慌てないでよ。落ち着こう。』なんだかこうなると、どちらが年上か分からなくなる。『最初から話すからね。いい?』、「いいよ。ポパイの大好物。」、『何それ?』って聞いてきた。「ホウレンソウだよ。社会人なら常識だろ!」天音は笑いながら、『報告・連絡・相談は知ってるよ! それじゃなくてポパイって?』、「アメリカの昔のコミックヒーロで・・・また今度説明するよ。」これで僕はリラックスした。
天音が『17時頃に主任からメールがスマホに届いたのね。』、「メアド(Eメールアドレスの略)をなんで知ってるの?」、『こんなこと許しているのに、真悟君って焼き餅やきだね(笑)。プログラムって突発的にダウンしたりするから、主任は部下を呼び出したりしなけりゃならないの。わかった(笑)。』そういえば休日でもメールの着信がよくある。(だからマナーモードにしていなかったのだ。)
『も~全然進まないから、質問は最後にしてね。』って呆れかえられる。「ごめん。」、『それでね。食事する場所の名前と地図が添付されていたの。最後に〔ご主人に内緒でもいいのですか? 誘っておいてなんですが、ダメならメールをください。〕とあったのね。』僕は質問をしたかったけれど我慢をした。 第7話へ
2017/08/06
第5話
妻(前島天音:まえじま・あまね:28歳)から、午後9時半過ぎにラインが、『ごめんなさい。おそくなっちゃった。 明日のお買いものして帰るから先に寝ていてください。おやすみなさい。』って、届く。僕(前島真悟:まえじま・しんご:30歳)は今度も短く、「了解です。気を付けて帰って来てね。」と返信するが、いつもなら睡魔が襲ってくる時間なのに少しも眠たくなる気配はなかった。
天音は10時半過ぎに帰って来る。結局僕は寝られずに待っていたのだけど。天音は僕が起きているのでおどろいたが、今日の【出来事】を報告してくれる。妻は、僕が“今夜のこと”を気にして起きているのを心配して、冷蔵庫から冷たいお茶を取り出し、2人分のカップを持ってリビングのソファーに座る僕の横ですぐに語りだす。
アルコールが入って、白い肌がピンクに上気(のぼせて顔が赤くなる。)した顔を僕に近づけて、『やっぱり真悟(しんご)君のそばがいいな。』と天音が甘えた声を出した。いつもの天音なら、遅く帰宅すると夕食の手間がなければ先ずは、お風呂に入るのがスタンダード(定番)ではあったが、今夜はそうしなかったので、フローラルな香水の香りがする。それは新鮮な感覚とは別に“嫉妬”を呼び起こす。
天音は一気にお茶を飲み干すと、『真悟君どこから話せばいいの?』って真剣な顔をする。僕は「はい最初からおねがいします。」とまじめに応じると、天音が『もぅー!』って吹きだした。「なんだよ?」、『だって真悟君の顔が怖すぎ!』って笑顔で答える。『ごめんなさいね。真悟君の希望の方向には半分しかなりませんでした。』、「えっ! なに? 半分って?」
『そんなに慌てないでよ。落ち着こう。』なんだかこうなると、どちらが年上か分からなくなる。『最初から話すからね。いい?』、「いいよ。ポパイの大好物。」、『何それ?』って聞いてきた。「ホウレンソウだよ。社会人なら常識だろ!」天音は笑いながら、『報告・連絡・相談は知ってるよ! それじゃなくてポパイって?』、「アメリカの昔のコミックヒーロで・・・また今度説明するよ。」これで僕はリラックスした。
天音が『17時頃に主任からメールがスマホに届いたのね。』、「メアド(Eメールアドレスの略)をなんで知ってるの?」、『こんなこと許しているのに、真悟君って焼き餅やきだね(笑)。プログラムって突発的にダウンしたりするから、主任は部下を呼び出したりしなけりゃならないの。わかった(笑)。』そういえば休日でもメールの着信がよくある。(だからマナーモードにしていなかったのだ。)
『も~全然進まないから、質問は最後にしてね。』って呆れかえられる。「ごめん。」、『それでね。食事する場所の名前と地図が添付されていたの。最後に〔ご主人に内緒でもいいのですか? 誘っておいてなんですが、ダメならメールをください。〕とあったのね。』僕は質問をしたかったけれど我慢をした。 第7話へ
2017/08/06