短27 ⦅再婚の妻⦆1話
短27 ⦅再婚の妻⦆1話
(原題:再婚相手の今の妻みどり 原作者・投稿日:不明)
再婚相手の葵衣(あおい)が結婚後も続けていた仕事を辞めたのは職場の上司に言い寄られたからでした。おとなしい性格の葵衣はバンと跳ねつける事が出来ないでそれとなく私に相談してきました。その時はその上司に腹が立って「会社に行く。」と息巻いていたのですが葵衣に、『どうしてもやめて欲しい。』と云われてとどまりました。
それから時間がたつほどに、葵衣の『本当に言い寄られただけで、何もなかったの。』云うことが真実なのかという疑惑が湧いて来てそれが抑えきれなくなってきます。ただ、依然葵衣と夜のHのさなかに「葵衣は結婚してから浮気はしてないの?」と訊いたときに『なにそれ!?』ととてもきつく叱られたことがあり冗談でも訊きにくい状態でした。
そのイライラが溜まっていたときに友人の東(ひがし)に奥さんの浮気話を聞かされました。東の奥さんは葵衣と違いとても肉感的でHは雰囲気を常に醸し出す大人の女と言う感じなので東に〔浮気をされてまいったよ。〕と告げられた時も《浮気が似合うよな》と思ったくらいでした。
東は奥さんの浮気に悩んでいる様子もなく、〔浮気してからやけに夜も激しくなった。〕とか〔知らん振りをしているのも主導権を握っているようでいいぞ。〕などと言っていました。 理解できない内容だったのですがその話をきっかけに自分の疑惑を東に話しました。
〔でも葵衣ちゃんはうちのと違って浮気するタイプには見えないけどな。〕と東も笑っていうのですが、どうしてもその疑念が解けない私は東にいろいろと小さな気になることを相談します。私があまりに熱心に訴えるので〔じゃ、葵衣ちゃんが浮気をするかどうか俺がためしてやろうか?〕と東が言い出しました。さすがに即答できずその場は笑って終わったのですが・・・。
紹介ですが、私(菅野伸一)・・・32歳公務員。葵衣・・・30歳専業主婦で子どもはいません。 東肇・・・35歳自営業。奥さんと葵衣が大学の同級生。東の奥さん 楓(かえで)・・・29歳です。東とは週1で飲みに行きます。そして、そのほとんどが2次会と称して東の家で飲みなおします。
東の家には子どももいるのですが、大きな2世帯住宅でおばあさんが孫と一緒に寝ているので飲みに行っても子どもの顔を見ることがありません。その“浮気話”があった次の週にまたふたりで飲んでいて東の家に行った時、つまみを作っている奥さんを見て浮気している奥さんに見えないくらい東に甘えるので不思議な感じがします。
酔いがまわってきたころ東が、〔その後イライラはとれたのか?〕と尋ねてきました。自分の中で全く何も進展していなかったのと浮気をしている奥さんが現実に目の前にいると言うこともあって東に、「浮気をするか試して欲しい。」と思わず言ってしまいました。東は自分で言い出しておきながらさすがに驚いた様子で「もしHしてもお前はいいのか?」 としつこく聞いてきました。私は「いろいろ疑念を持っているよりもいいよ。」と何度もそう答えました。
2015/04/18
(原題:再婚相手の今の妻みどり 原作者・投稿日:不明)
再婚相手の葵衣(あおい)が結婚後も続けていた仕事を辞めたのは職場の上司に言い寄られたからでした。おとなしい性格の葵衣はバンと跳ねつける事が出来ないでそれとなく私に相談してきました。その時はその上司に腹が立って「会社に行く。」と息巻いていたのですが葵衣に、『どうしてもやめて欲しい。』と云われてとどまりました。
それから時間がたつほどに、葵衣の『本当に言い寄られただけで、何もなかったの。』云うことが真実なのかという疑惑が湧いて来てそれが抑えきれなくなってきます。ただ、依然葵衣と夜のHのさなかに「葵衣は結婚してから浮気はしてないの?」と訊いたときに『なにそれ!?』ととてもきつく叱られたことがあり冗談でも訊きにくい状態でした。
そのイライラが溜まっていたときに友人の東(ひがし)に奥さんの浮気話を聞かされました。東の奥さんは葵衣と違いとても肉感的でHは雰囲気を常に醸し出す大人の女と言う感じなので東に〔浮気をされてまいったよ。〕と告げられた時も《浮気が似合うよな》と思ったくらいでした。
東は奥さんの浮気に悩んでいる様子もなく、〔浮気してからやけに夜も激しくなった。〕とか〔知らん振りをしているのも主導権を握っているようでいいぞ。〕などと言っていました。 理解できない内容だったのですがその話をきっかけに自分の疑惑を東に話しました。
〔でも葵衣ちゃんはうちのと違って浮気するタイプには見えないけどな。〕と東も笑っていうのですが、どうしてもその疑念が解けない私は東にいろいろと小さな気になることを相談します。私があまりに熱心に訴えるので〔じゃ、葵衣ちゃんが浮気をするかどうか俺がためしてやろうか?〕と東が言い出しました。さすがに即答できずその場は笑って終わったのですが・・・。
紹介ですが、私(菅野伸一)・・・32歳公務員。葵衣・・・30歳専業主婦で子どもはいません。 東肇・・・35歳自営業。奥さんと葵衣が大学の同級生。東の奥さん 楓(かえで)・・・29歳です。東とは週1で飲みに行きます。そして、そのほとんどが2次会と称して東の家で飲みなおします。
東の家には子どももいるのですが、大きな2世帯住宅でおばあさんが孫と一緒に寝ているので飲みに行っても子どもの顔を見ることがありません。その“浮気話”があった次の週にまたふたりで飲んでいて東の家に行った時、つまみを作っている奥さんを見て浮気している奥さんに見えないくらい東に甘えるので不思議な感じがします。
酔いがまわってきたころ東が、〔その後イライラはとれたのか?〕と尋ねてきました。自分の中で全く何も進展していなかったのと浮気をしている奥さんが現実に目の前にいると言うこともあって東に、「浮気をするか試して欲しい。」と思わず言ってしまいました。東は自分で言い出しておきながらさすがに驚いた様子で「もしHしてもお前はいいのか?」 としつこく聞いてきました。私は「いろいろ疑念を持っているよりもいいよ。」と何度もそう答えました。
2015/04/18
長M〚シークレット・ラブ〛その1
長M〚シークレット・ラブ〛1
(原題:愛妻が内緒で友人と/美乳妻が夫に内緒で 投稿者:りゅーじ 投稿日:2014/08/01)
今から3カ月前の出来事です。思い出すだけで勃起してしまいます…。私(大下智則:おおした・とものり:32才)、 妻(大下千尋:おおした・ちひろ:30才) 結婚して5年になりますが子供はまだいません。夫婦の営みは週に一回くらいだったでしょうか…事件が起こるまでは(笑)。今では3回くらいに増えました!
自慢の妻です。千尋(ちひろ)の一番の魅力はバストですね。Dカップのブラジャーでも、余った白いお乳が盛り上がっているのでEカップかもしれません。昔からおっぱいが大好きだったので(皆さんそうですよね)初めて見た時は衝撃でした!
海へのドライブ、深夜の車中でしたのでハッキリ確認出来なかったのですが、ボリュームといい形の美しさといいびっくりして猛烈に興奮した記憶があります。お尻も大きいです。太ももの肉もたっぷりですが脚が足首までスラリと長いので気になりません。顔も可愛いです!上品な感じで僕には勿体無い妻です…。
ゴールデンウィーク開けの週末、友人の平賀英正(ひらが・えいしょう:30才)から≪暇だから遊びに行っていいか?≫とメールがありました。平賀とは中学からの数少ない友人でまだ独身です。私たちが結婚して疎遠になり、1年前にマイホームを建ててから会うのは初めてです。結婚式以来妻の千尋を絶賛する平賀を招く事に、心の中がざわざわモヤモヤしてしまいました。こんな気持ちは初めてでした…
妻を自慢したい優越感、嫉妬してドキドキしたい冒険心、友人をよろこばせたい気持ちが渦巻いていました!約束の2日前仕事で立ち寄った電器店でふと魔が差してしまいました…。ICレコーダーです。それを何気なく購入してしまいました…。スマホと同じ厚みですが大きさは4分の1くらいで7000円でした。
買って直ぐにテストをしましたが扱いは簡単でした。別売の単4電池を装着し録音ボタンをオン、付属のイヤホンで録れたばかりの音声を聴きながら(俺は何を考えているんだ。)と呆れてしまいます。使うのは勿論2日後です。この時点では計画は曖昧で(いつ使うんだ?)という気持ちでした…
当日の夕方、駅で待ち合わせをして平賀の車に乗り込みました。
私が「お疲れ!何時間かかった?」と平賀に声を掛けます。
〔3時間くらいかなー。〕
「今日はゆっくりできるんだろ?」
〔いいのかなー?スウィートホームにお邪魔しても(笑)。〕
「もちろん!千尋も楽しみにしてるんだ~。好きにしていいから!?」
何かに期待をして興奮してしまったのか、意味不明のこんな会話をしたと思います…。
家の玄関では妻の千尋が迎えてくれます。
『平賀さん、こんにちは!お久しぶりです♪』
〔どうもです。〕
『少し太られました?なんか全体がガッチリ…。』
〔そうなんですよ~10キロくらいは増えました(笑) 千尋さんは、なんだか…。〕
『はい?・・・。』
ぎこちない会話が続きましたが、そのうちに自然に打ち解けてきて、いつの間にかワイワイとしてました。夕食を挟んで約二時間エロ話は一切ありませんでした…。私と言えば(千尋のおっぱいを見せたい!1人興奮をしています。今まで勇気がなくてモヤモヤしていましたが、平賀なら見られてもいい!見せたい!!)妄想をしていました。
千尋のバストがテーブルのすぐ上で白いシャツをタップリと広げてアピールしています。(相変わらずのボリュームです!)しかし、現実は…。アルコール無し(平賀が全く飲めません、我々もあまり飲める方ではないのです。)なので、尚更難しいです。こんな淫らな気持ちを妻に打ち明ける事が出来ないままでした。平賀も根は真面目なので妻を見ることを意識的に避けている様です。 その2に続く
2015/04/18
(原題:愛妻が内緒で友人と/美乳妻が夫に内緒で 投稿者:りゅーじ 投稿日:2014/08/01)
今から3カ月前の出来事です。思い出すだけで勃起してしまいます…。私(大下智則:おおした・とものり:32才)、 妻(大下千尋:おおした・ちひろ:30才) 結婚して5年になりますが子供はまだいません。夫婦の営みは週に一回くらいだったでしょうか…事件が起こるまでは(笑)。今では3回くらいに増えました!
自慢の妻です。千尋(ちひろ)の一番の魅力はバストですね。Dカップのブラジャーでも、余った白いお乳が盛り上がっているのでEカップかもしれません。昔からおっぱいが大好きだったので(皆さんそうですよね)初めて見た時は衝撃でした!
海へのドライブ、深夜の車中でしたのでハッキリ確認出来なかったのですが、ボリュームといい形の美しさといいびっくりして猛烈に興奮した記憶があります。お尻も大きいです。太ももの肉もたっぷりですが脚が足首までスラリと長いので気になりません。顔も可愛いです!上品な感じで僕には勿体無い妻です…。
ゴールデンウィーク開けの週末、友人の平賀英正(ひらが・えいしょう:30才)から≪暇だから遊びに行っていいか?≫とメールがありました。平賀とは中学からの数少ない友人でまだ独身です。私たちが結婚して疎遠になり、1年前にマイホームを建ててから会うのは初めてです。結婚式以来妻の千尋を絶賛する平賀を招く事に、心の中がざわざわモヤモヤしてしまいました。こんな気持ちは初めてでした…
妻を自慢したい優越感、嫉妬してドキドキしたい冒険心、友人をよろこばせたい気持ちが渦巻いていました!約束の2日前仕事で立ち寄った電器店でふと魔が差してしまいました…。ICレコーダーです。それを何気なく購入してしまいました…。スマホと同じ厚みですが大きさは4分の1くらいで7000円でした。
買って直ぐにテストをしましたが扱いは簡単でした。別売の単4電池を装着し録音ボタンをオン、付属のイヤホンで録れたばかりの音声を聴きながら(俺は何を考えているんだ。)と呆れてしまいます。使うのは勿論2日後です。この時点では計画は曖昧で(いつ使うんだ?)という気持ちでした…
当日の夕方、駅で待ち合わせをして平賀の車に乗り込みました。
私が「お疲れ!何時間かかった?」と平賀に声を掛けます。
〔3時間くらいかなー。〕
「今日はゆっくりできるんだろ?」
〔いいのかなー?スウィートホームにお邪魔しても(笑)。〕
「もちろん!千尋も楽しみにしてるんだ~。好きにしていいから!?」
何かに期待をして興奮してしまったのか、意味不明のこんな会話をしたと思います…。
家の玄関では妻の千尋が迎えてくれます。
『平賀さん、こんにちは!お久しぶりです♪』
〔どうもです。〕
『少し太られました?なんか全体がガッチリ…。』
〔そうなんですよ~10キロくらいは増えました(笑) 千尋さんは、なんだか…。〕
『はい?・・・。』
ぎこちない会話が続きましたが、そのうちに自然に打ち解けてきて、いつの間にかワイワイとしてました。夕食を挟んで約二時間エロ話は一切ありませんでした…。私と言えば(千尋のおっぱいを見せたい!1人興奮をしています。今まで勇気がなくてモヤモヤしていましたが、平賀なら見られてもいい!見せたい!!)妄想をしていました。
千尋のバストがテーブルのすぐ上で白いシャツをタップリと広げてアピールしています。(相変わらずのボリュームです!)しかし、現実は…。アルコール無し(平賀が全く飲めません、我々もあまり飲める方ではないのです。)なので、尚更難しいです。こんな淫らな気持ちを妻に打ち明ける事が出来ないままでした。平賀も根は真面目なので妻を見ることを意識的に避けている様です。 その2に続く
2015/04/18
長G〖救いの手を〗第12回
長G〖救いの手を〗第12回
彩矢(あや)の携帯からの情報を探る事を断念した私は、どんな小さな可能性でもと、バッグの中を探しました。ビジネス手帳… 名刺入れ… 財布…。しかしそれらしいものは出て来ません。《何も出て来ないとは、一体どうゆう事なんだ…》
私は、頭に血が上り、額から首、更には背中までも気持ち悪い汗が吹き出てグッショリと濡れてしまいます。《もうダメか…徒労に終わったのか…》そんな風に考えて諦めかけた時、バッグの内側に隠しポケットのような物がある事を発見しました。私はそのポケットのファスナーを開き、中を確認します。
するとアルミニウム製と思われる銀色の名刺サイズより一回り大きい薄型のケース状の物を見つけました。《何なんだコレは?…》私はそれを取り出してケースを開けようとします。 しかし、どのような仕組みになっているのか上手く開ける事が出来ません。私は焦りから掌まで汗で濡れてしまいます。
ヌルヌルになった左右の手で、まるで揃える事の出来ないルービックキューブでも解いているように《あーでも無い… こうでも無い…》と弄っていると、ヌルヌルになった掌が滑り、どんな事になったか解らないままにその薄型のアルミニウム製のケースの蓋がスライドしてせり上がるような感じで開きました。
それと同時にバスルームから“ガタッ…ガタッ‥ッ…”と、物音が聞こえて来ました。《ヤバい!!彩矢がバスルームから出て来る!!》私は慌ててテーブルの上にあったダスターで妻のバッグから取り出した物を一つ一つ拭きながら、中に戻して行きました。携帯… 名刺入れ … 財布… そして今しがた見つけた薄型のアルミニウム製のケース。
私はバッグの内側の隠しポケットに薄型のアルミニウム製のケースを戻す為に、スライドして開いた蓋を再び元の状態に戻して、気付かれぬように丁寧に納めてファスナーを閉めました。その時にチラッっとケースの中身が見えたのですが、それは規則正しくシート状の物に並べられた、ピンク色の小さい錠剤のような物でした。慌てた私にはじっくりと、それが何なのかは、良く分かりませんでした。
『あなた…おはよう…遅刻しちゃうわよ…。 』
「ん…ん…あぁ…。」私は覚醒しない重たい頭で枕元の目覚まし時計を見ました。 《7時40分!!》 マズいな‥ 一応は出勤するふりはしないと‥私は気怠(けだる)い体に鞭を入れるようにしてベッドから跳び起きました。
昨夜は結局、寝付けなくて眠りについたのは外が白々と明るくなり始めた頃です。私の知らない彩矢‥明るさ、無邪気さとは無縁の淫靡でエロチックな妻‥。《一体、どのように感じ、どのように乱れ、悦びを覚えているのか?相手は本当に本部統括部長の望月氏なのか? 》
私は眠れぬ中で‥意識が虚う状況で妄想と現実の間の世界で苦悩していました。取り敢えずスーツに着替えた私は、急いで顔を洗い、最低限の身嗜(みだしな)みを整えて、妻の待つ食卓に向かいました。
普段より気合いの入っているようにも見える品々がテーブルに並んでいる。私が「今朝は何か気合い入ってるんじゃないか?こんなに栄養つけてどうするの?」と、作り笑顔で冷やかすと妻は‥『だって、お仕事とは言え、一晩留守にするから申し訳なくて‥ 冷蔵庫にシチューが入っていますから夜に温めて食べてね‥。』心無しか潤んだ瞳で言いました。
私は彩矢の表情を見て《確実に発情モードに突入しているなぁ‥ 必ず証拠を押さえてやる‥》と内心で舌打ちし、悔し紛れの嫌味を言ってやります。「しかし‥会議で出張の度に決めてるなぁ‥ 綺麗だよ‥。流石は俺自慢の美人妻だ‥。」彩矢は私の言葉に一瞬“ハッと”した表情を見せましたが、すぐに笑顔で、『昨日あなたがプレゼントしてくれたアレのせいじゃない?お肌の具合が全然違うんだから‥。』と軽く切り替えされました。
2015/04/17
彩矢(あや)の携帯からの情報を探る事を断念した私は、どんな小さな可能性でもと、バッグの中を探しました。ビジネス手帳… 名刺入れ… 財布…。しかしそれらしいものは出て来ません。《何も出て来ないとは、一体どうゆう事なんだ…》
私は、頭に血が上り、額から首、更には背中までも気持ち悪い汗が吹き出てグッショリと濡れてしまいます。《もうダメか…徒労に終わったのか…》そんな風に考えて諦めかけた時、バッグの内側に隠しポケットのような物がある事を発見しました。私はそのポケットのファスナーを開き、中を確認します。
するとアルミニウム製と思われる銀色の名刺サイズより一回り大きい薄型のケース状の物を見つけました。《何なんだコレは?…》私はそれを取り出してケースを開けようとします。 しかし、どのような仕組みになっているのか上手く開ける事が出来ません。私は焦りから掌まで汗で濡れてしまいます。
ヌルヌルになった左右の手で、まるで揃える事の出来ないルービックキューブでも解いているように《あーでも無い… こうでも無い…》と弄っていると、ヌルヌルになった掌が滑り、どんな事になったか解らないままにその薄型のアルミニウム製のケースの蓋がスライドしてせり上がるような感じで開きました。
それと同時にバスルームから“ガタッ…ガタッ‥ッ…”と、物音が聞こえて来ました。《ヤバい!!彩矢がバスルームから出て来る!!》私は慌ててテーブルの上にあったダスターで妻のバッグから取り出した物を一つ一つ拭きながら、中に戻して行きました。携帯… 名刺入れ … 財布… そして今しがた見つけた薄型のアルミニウム製のケース。
私はバッグの内側の隠しポケットに薄型のアルミニウム製のケースを戻す為に、スライドして開いた蓋を再び元の状態に戻して、気付かれぬように丁寧に納めてファスナーを閉めました。その時にチラッっとケースの中身が見えたのですが、それは規則正しくシート状の物に並べられた、ピンク色の小さい錠剤のような物でした。慌てた私にはじっくりと、それが何なのかは、良く分かりませんでした。
『あなた…おはよう…遅刻しちゃうわよ…。 』
「ん…ん…あぁ…。」私は覚醒しない重たい頭で枕元の目覚まし時計を見ました。 《7時40分!!》 マズいな‥ 一応は出勤するふりはしないと‥私は気怠(けだる)い体に鞭を入れるようにしてベッドから跳び起きました。
昨夜は結局、寝付けなくて眠りについたのは外が白々と明るくなり始めた頃です。私の知らない彩矢‥明るさ、無邪気さとは無縁の淫靡でエロチックな妻‥。《一体、どのように感じ、どのように乱れ、悦びを覚えているのか?相手は本当に本部統括部長の望月氏なのか? 》
私は眠れぬ中で‥意識が虚う状況で妄想と現実の間の世界で苦悩していました。取り敢えずスーツに着替えた私は、急いで顔を洗い、最低限の身嗜(みだしな)みを整えて、妻の待つ食卓に向かいました。
普段より気合いの入っているようにも見える品々がテーブルに並んでいる。私が「今朝は何か気合い入ってるんじゃないか?こんなに栄養つけてどうするの?」と、作り笑顔で冷やかすと妻は‥『だって、お仕事とは言え、一晩留守にするから申し訳なくて‥ 冷蔵庫にシチューが入っていますから夜に温めて食べてね‥。』心無しか潤んだ瞳で言いました。
私は彩矢の表情を見て《確実に発情モードに突入しているなぁ‥ 必ず証拠を押さえてやる‥》と内心で舌打ちし、悔し紛れの嫌味を言ってやります。「しかし‥会議で出張の度に決めてるなぁ‥ 綺麗だよ‥。流石は俺自慢の美人妻だ‥。」彩矢は私の言葉に一瞬“ハッと”した表情を見せましたが、すぐに笑顔で、『昨日あなたがプレゼントしてくれたアレのせいじゃない?お肌の具合が全然違うんだから‥。』と軽く切り替えされました。
2015/04/17
中B【興味津々】第5回
中B【興味津々】第5回
妻の真弓がフェラチオを始めた。それで箱田夫妻を見ると箱田も裸になっていました。箱田もフェラチオをさせるようでした。同じ部屋で2組のカップルがセックスをしようとしていると思うと凄く興奮してきました。私は妻にフェラチオをやめさせては立たせてパジャマを脱がせました。妻は『恥ずかしいわ。』と言うので私は「亜紀さんも今、フェラチオしているんだ。大丈夫。」と説得します。
真弓があまり抵抗しなくなったので、下着姿にさせました。そして2人でソファーに座って、亜紀さんのフェラチオを見ていました。箱田は〔亜紀、気持ちいいよ。もっと音出せる?〕と言うとジュルジュルと音がしました。箱田が私たちの視線に気がついて振り向きました。
箱田は〔真弓さん下着になったの?〕と言うので真弓が恥ずかしそうに手で隠そうとしています。箱田も亜紀さんを脱がせて、下着姿にしました。妻の視線は箱田のペニスに、亜紀さんの視線は私のペニスに向けられているのがわかりました。
私は「どうする?やめる?セックスしちゃう?」と訊くと箱田は〔お互い聞いてるし、この状況だし、しようか。〕と答えます。私も「ここまできたんだし、真弓も亜紀さんもいいよね?」って訊ねると2人はうなずきました。そして、まずはみんな裸になろうと言うことで、私と箱田が各々の妻の後ろにまわって、ブラジャーをとります。
箱田は〔真弓さんの胸大きいですね。乳首も立ってる。〕と上ずった声です。私も亜紀さんの胸を見て興奮しました。上向きの胸で、乳首がピンクです。私が「亜紀さんの胸はツンとしてピンクなんだ。」って呟きます。妻たちは、黙っていました。そして次はショーツを下ろします。箱田が〔亜紀と同じで薄いんですね。〕と観察。確かに亜紀さんのも毛は薄く、妻の真弓と感じが似ています。
4人の男女が裸という日常では考えられない凄い光景でした。私は「じゃ、セックスしちゃおう!」と明るく宣言するとみんな笑っています。私は真弓をしゃがませてまたフェラチオさせました。箱田は亜紀さんをソファーに座らせてそこから、マングリ返しでクンニリングスをしている。
私は凄いことをしているこの事態を思うと自分でも驚くほど勃起していました。勃起しすぎて、フェラチオの感覚があまりなかったのです。フェラチオもほどほどにしました。入れたくて堪らなくて、私は妻をテーブルに手をつかせました。そして後ろにまわって、アソコを触ると凄く濡れていたので、迷わず入れました。
妻の真弓は驚いて『もう?』。妻の耳元で「我慢できないよ。」って囁くと『もう、大輔ったら・・。』って悩ましげに真弓が答えます。私が入れたのに気がつき箱田が〔ほら亜紀、真弓さんたちセックスしてるぞ。〕と言いながら2人で近寄ってきます。妻は『見ちゃだめ!』と言うので、私は思いっきり突きました。
『いじわる~。』って叫ぶ妻。すると箱田が真弓の向かい合わせに亜紀さんを連れて行きテーブルに手をつかせました。そして入れたのです。箱田は〔亜紀、凄いしまる。〕と叫ぶ。私は妻に、「目の前で亜紀さんがセックスしているよ。」と告げる。真弓は『うん、亜紀さんセックスしてる・・・。』って喘ぎながら答えます。
2015/04/17
妻の真弓がフェラチオを始めた。それで箱田夫妻を見ると箱田も裸になっていました。箱田もフェラチオをさせるようでした。同じ部屋で2組のカップルがセックスをしようとしていると思うと凄く興奮してきました。私は妻にフェラチオをやめさせては立たせてパジャマを脱がせました。妻は『恥ずかしいわ。』と言うので私は「亜紀さんも今、フェラチオしているんだ。大丈夫。」と説得します。
真弓があまり抵抗しなくなったので、下着姿にさせました。そして2人でソファーに座って、亜紀さんのフェラチオを見ていました。箱田は〔亜紀、気持ちいいよ。もっと音出せる?〕と言うとジュルジュルと音がしました。箱田が私たちの視線に気がついて振り向きました。
箱田は〔真弓さん下着になったの?〕と言うので真弓が恥ずかしそうに手で隠そうとしています。箱田も亜紀さんを脱がせて、下着姿にしました。妻の視線は箱田のペニスに、亜紀さんの視線は私のペニスに向けられているのがわかりました。
私は「どうする?やめる?セックスしちゃう?」と訊くと箱田は〔お互い聞いてるし、この状況だし、しようか。〕と答えます。私も「ここまできたんだし、真弓も亜紀さんもいいよね?」って訊ねると2人はうなずきました。そして、まずはみんな裸になろうと言うことで、私と箱田が各々の妻の後ろにまわって、ブラジャーをとります。
箱田は〔真弓さんの胸大きいですね。乳首も立ってる。〕と上ずった声です。私も亜紀さんの胸を見て興奮しました。上向きの胸で、乳首がピンクです。私が「亜紀さんの胸はツンとしてピンクなんだ。」って呟きます。妻たちは、黙っていました。そして次はショーツを下ろします。箱田が〔亜紀と同じで薄いんですね。〕と観察。確かに亜紀さんのも毛は薄く、妻の真弓と感じが似ています。
4人の男女が裸という日常では考えられない凄い光景でした。私は「じゃ、セックスしちゃおう!」と明るく宣言するとみんな笑っています。私は真弓をしゃがませてまたフェラチオさせました。箱田は亜紀さんをソファーに座らせてそこから、マングリ返しでクンニリングスをしている。
私は凄いことをしているこの事態を思うと自分でも驚くほど勃起していました。勃起しすぎて、フェラチオの感覚があまりなかったのです。フェラチオもほどほどにしました。入れたくて堪らなくて、私は妻をテーブルに手をつかせました。そして後ろにまわって、アソコを触ると凄く濡れていたので、迷わず入れました。
妻の真弓は驚いて『もう?』。妻の耳元で「我慢できないよ。」って囁くと『もう、大輔ったら・・。』って悩ましげに真弓が答えます。私が入れたのに気がつき箱田が〔ほら亜紀、真弓さんたちセックスしてるぞ。〕と言いながら2人で近寄ってきます。妻は『見ちゃだめ!』と言うので、私は思いっきり突きました。
『いじわる~。』って叫ぶ妻。すると箱田が真弓の向かい合わせに亜紀さんを連れて行きテーブルに手をつかせました。そして入れたのです。箱田は〔亜紀、凄いしまる。〕と叫ぶ。私は妻に、「目の前で亜紀さんがセックスしているよ。」と告げる。真弓は『うん、亜紀さんセックスしてる・・・。』って喘ぎながら答えます。
2015/04/17
名A壊れかけた二人 第21章⑲ 80
名A壊れかけた二人 第21章⑲ 80
翔太が満足したのかベッドに腰掛けると、妻の詩織(しおり)は無言で当然のように、その前にひざまづいて“お掃除フェラ”を始める。その最中にも、時折“ぽと、ぽと”と詩織の陰部から脚を伝って翔太の精液が垂れていた。俺は、このシーンに もうたまらなくなって、ふたりにメールを送った。≪予定より大分早く昼過ぎには帰れるかも。≫
メールをいち早く確認した翔太は、にやにやとしながら俺の方(覗き穴)を見て〔ああ拓海帰ってくるってさ。じゃあ今日はここまでだな。帰るわオレ。〕と、フェラチオをしている詩織の頭をぽんぽんと撫でた。詩織は『ん、んん・・・。』と、覇気のない返事をする。
その後、詩織が車で翔太の家まで送って行った。その間に俺は寝室に行くと、すごい匂いがした。詩織と翔太が、一晩中重なりあっていた匂いで充満していた。精液の匂いや、詩織や翔太の香水の匂いが交じり合っていた。俺は家の外に出て、喫茶店でモーニングを食べてそして帰る時間を見計らった。
そこに翔太から電話があった。話の内容は、〔帰宅途中に翔太は詩織を部屋に上がるように誘ったそうだ。詩織は最初少し及び腰だったらしいが、車の中でキスをしまくると、ぼうっとした顔つきになってOKを出したらしい。『でも時間ないからね?すぐ帰るからね?』と、詩織は部屋に向う間中ずっと言っていたらしい。しかし、部屋の中に入ると、速攻でセックスをした。〕と、報告をしてきた。
〔最初はわりと本気で『早く帰らなきゃいけない。』と、言っていたらしいが、おれが詩織ちゃんの唇を奪いながら勃起したちんこを握らせて“詩織ケツ出せよ。イカしてやるから”と、言うと、詩織は自分からミニスカートをまくり、お尻を突き出したらしい。〕
どうも詩織は“イカしてやる”、というキーワードにすごく弱いようだ。
(詩織曰く、翔太君が〔拓海のことは忘れ、一人の女になりきって、思いっきり乱れればいいって。〕言ったように、『拓海が傍に居ないんだと思うと余計に興奮してきて・・・思いっきり、しちゃった。』らしい。)
〔玄関先での立ちバックでガンガンにセックスした。〕と、は翔太の談だ。「詩織はシチュエーションも手伝ってか最初からイキまくり、もう声も我慢できなかったようで、かなりの絶叫で、(近所の手前もあるので)途中からは後ろから手で詩織の口を押さえていたらしい。」
〔そしてすぐに潮も吹いていたそうだ。あまりにその頻度が高く、おれが無視してずっとやっていたら、床がビチャビチャとお漏らしされたようになった。〕とのこと。〔ラストは『もうたっくんが帰ってくるから、中はだめなの。』と、詩織自ら中出しを拒否した。それで仕方なく外に出したそうだ。」
〔詩織は『はぁはぁ』と、言いながら振り返ると、やはり自らひざまずいて、掃除フェラを熱心に続けた。その様子があまりにも発情しきった女の顔だったらしく、“またイカしてやるからな”と、翔太が言うと、『・・・うん。』とその言葉で体をぶるぶる震わせていたそうだ。〕
〔帰り際、詩織は不意打ちっぽく翔太にキスすると『翔の彼女になりたかったなあ。』と、おれとは目を合わさずに言い残して、小走りで帰っていったとのこと。〕
2015/04/16
翔太が満足したのかベッドに腰掛けると、妻の詩織(しおり)は無言で当然のように、その前にひざまづいて“お掃除フェラ”を始める。その最中にも、時折“ぽと、ぽと”と詩織の陰部から脚を伝って翔太の精液が垂れていた。俺は、このシーンに もうたまらなくなって、ふたりにメールを送った。≪予定より大分早く昼過ぎには帰れるかも。≫
メールをいち早く確認した翔太は、にやにやとしながら俺の方(覗き穴)を見て〔ああ拓海帰ってくるってさ。じゃあ今日はここまでだな。帰るわオレ。〕と、フェラチオをしている詩織の頭をぽんぽんと撫でた。詩織は『ん、んん・・・。』と、覇気のない返事をする。
その後、詩織が車で翔太の家まで送って行った。その間に俺は寝室に行くと、すごい匂いがした。詩織と翔太が、一晩中重なりあっていた匂いで充満していた。精液の匂いや、詩織や翔太の香水の匂いが交じり合っていた。俺は家の外に出て、喫茶店でモーニングを食べてそして帰る時間を見計らった。
そこに翔太から電話があった。話の内容は、〔帰宅途中に翔太は詩織を部屋に上がるように誘ったそうだ。詩織は最初少し及び腰だったらしいが、車の中でキスをしまくると、ぼうっとした顔つきになってOKを出したらしい。『でも時間ないからね?すぐ帰るからね?』と、詩織は部屋に向う間中ずっと言っていたらしい。しかし、部屋の中に入ると、速攻でセックスをした。〕と、報告をしてきた。
〔最初はわりと本気で『早く帰らなきゃいけない。』と、言っていたらしいが、おれが詩織ちゃんの唇を奪いながら勃起したちんこを握らせて“詩織ケツ出せよ。イカしてやるから”と、言うと、詩織は自分からミニスカートをまくり、お尻を突き出したらしい。〕
どうも詩織は“イカしてやる”、というキーワードにすごく弱いようだ。
(詩織曰く、翔太君が〔拓海のことは忘れ、一人の女になりきって、思いっきり乱れればいいって。〕言ったように、『拓海が傍に居ないんだと思うと余計に興奮してきて・・・思いっきり、しちゃった。』らしい。)
〔玄関先での立ちバックでガンガンにセックスした。〕と、は翔太の談だ。「詩織はシチュエーションも手伝ってか最初からイキまくり、もう声も我慢できなかったようで、かなりの絶叫で、(近所の手前もあるので)途中からは後ろから手で詩織の口を押さえていたらしい。」
〔そしてすぐに潮も吹いていたそうだ。あまりにその頻度が高く、おれが無視してずっとやっていたら、床がビチャビチャとお漏らしされたようになった。〕とのこと。〔ラストは『もうたっくんが帰ってくるから、中はだめなの。』と、詩織自ら中出しを拒否した。それで仕方なく外に出したそうだ。」
〔詩織は『はぁはぁ』と、言いながら振り返ると、やはり自らひざまずいて、掃除フェラを熱心に続けた。その様子があまりにも発情しきった女の顔だったらしく、“またイカしてやるからな”と、翔太が言うと、『・・・うん。』とその言葉で体をぶるぶる震わせていたそうだ。〕
〔帰り際、詩織は不意打ちっぽく翔太にキスすると『翔の彼女になりたかったなあ。』と、おれとは目を合わさずに言い残して、小走りで帰っていったとのこと。〕
2015/04/16
中11 〖家庭教師の誤算 第10回〗
中11 〖家庭教師の誤算 第10回〗
だから、香澄(かすみ)と二人きりになっても彼女は自習を続け、僕はマンガや雑誌を読ませてもらって、お茶を飲みながら雑談をしては帰っていった。けれど、そんな雑談の中で香澄は少しずつ自分のことを話してくれるようになった。
「香澄ちゃん、ホントは勉強できるんだよね?」
香澄は謙遜もせずに、はっきりと頷いて見せる。
「どうして、出来ないふりをしているの?」
『だって、親に変に期待をさせない方がいいでしょう?』
「えっ、どういうこと?」
『だって、勉強したいって思ったことないし、いつまでもできるとも思っていないから。』
おかしな理屈だと思ったが、もっと訊ねたいことがあった。
「最初に会った時、香澄ちゃん、すごい不良少女のフリをしていたよね。」
香澄はこれにも頷く。
「どっちが本当の香澄ちゃんなの?」
『どっちって?』
「あの時の香澄ちゃんと今の香澄ちゃん。」
『ああ、それはどっちもだよ。』(不思議系少女ダナ・・・)
「どういうこと?」
『先生、問題解いていないのに、質問多いよ。』
香澄はそう言って、悪戯っぽく笑うと話をはぐらかす。僕が困った顔をすると、香澄は『いいけどね。』と呟いて言葉を継いだ。
『どっちかというと今の私だけど、ちょっと先生の反応を見たかったんだ。』
「僕を試したってこと?」
『試したわけじゃないけど、先生のリアクションが見たかったの。』
「どうして?」
『どうしてって・・・。』
香澄は更に何かを言いかけたが、思い直したようにこう言った。
『ナイショ。』
しばらく沈黙が流れて、香澄は自習を続けている。
『ほんとはね・・。』
香澄の声で読んでいた雑誌から目を上げると、香澄は僕に背中を向けたまま続けた。
『最初は悪い印象で、だんだん印象が良くなって行ったら、少しは先生が私に興味を持ってくれるかなって・・・。』
変わった娘であることはわかっていたが、かなり屈折しているように思えた。しかし、香澄の思惑通りに、僕の香澄に対する気持ちは加速度的に高まっていく。
「でも、人は第一印象が大事だって言うよ。」
『うん、でも普通にしていたら先生が振り向いてくれるわけないモン。』
僕は嬉しくて、香澄の背後に立つと両手を香澄の頭にやって旋毛の所に軽くキスをした。シャンプーのいい香りが僕の鼻腔をくすぐった。
《・・・あれ?でも、あの時初めて会ったのに、何でそんな対策してたんだ?家庭教師なら誰でも良かったのか?》そう疑問が湧いたけど、しばらくしたら忘れてしまう。それからの僕たちはストイックなほどにプラトニックだった。それでも、たまに帰り際に香澄が抱きついてくることがあって、そのときは熱いキスを交わしたりしたけど、それだけだった。
2015/04/16
だから、香澄(かすみ)と二人きりになっても彼女は自習を続け、僕はマンガや雑誌を読ませてもらって、お茶を飲みながら雑談をしては帰っていった。けれど、そんな雑談の中で香澄は少しずつ自分のことを話してくれるようになった。
「香澄ちゃん、ホントは勉強できるんだよね?」
香澄は謙遜もせずに、はっきりと頷いて見せる。
「どうして、出来ないふりをしているの?」
『だって、親に変に期待をさせない方がいいでしょう?』
「えっ、どういうこと?」
『だって、勉強したいって思ったことないし、いつまでもできるとも思っていないから。』
おかしな理屈だと思ったが、もっと訊ねたいことがあった。
「最初に会った時、香澄ちゃん、すごい不良少女のフリをしていたよね。」
香澄はこれにも頷く。
「どっちが本当の香澄ちゃんなの?」
『どっちって?』
「あの時の香澄ちゃんと今の香澄ちゃん。」
『ああ、それはどっちもだよ。』(不思議系少女ダナ・・・)
「どういうこと?」
『先生、問題解いていないのに、質問多いよ。』
香澄はそう言って、悪戯っぽく笑うと話をはぐらかす。僕が困った顔をすると、香澄は『いいけどね。』と呟いて言葉を継いだ。
『どっちかというと今の私だけど、ちょっと先生の反応を見たかったんだ。』
「僕を試したってこと?」
『試したわけじゃないけど、先生のリアクションが見たかったの。』
「どうして?」
『どうしてって・・・。』
香澄は更に何かを言いかけたが、思い直したようにこう言った。
『ナイショ。』
しばらく沈黙が流れて、香澄は自習を続けている。
『ほんとはね・・。』
香澄の声で読んでいた雑誌から目を上げると、香澄は僕に背中を向けたまま続けた。
『最初は悪い印象で、だんだん印象が良くなって行ったら、少しは先生が私に興味を持ってくれるかなって・・・。』
変わった娘であることはわかっていたが、かなり屈折しているように思えた。しかし、香澄の思惑通りに、僕の香澄に対する気持ちは加速度的に高まっていく。
「でも、人は第一印象が大事だって言うよ。」
『うん、でも普通にしていたら先生が振り向いてくれるわけないモン。』
僕は嬉しくて、香澄の背後に立つと両手を香澄の頭にやって旋毛の所に軽くキスをした。シャンプーのいい香りが僕の鼻腔をくすぐった。
《・・・あれ?でも、あの時初めて会ったのに、何でそんな対策してたんだ?家庭教師なら誰でも良かったのか?》そう疑問が湧いたけど、しばらくしたら忘れてしまう。それからの僕たちはストイックなほどにプラトニックだった。それでも、たまに帰り際に香澄が抱きついてくることがあって、そのときは熱いキスを交わしたりしたけど、それだけだった。
2015/04/16
中P〖妻と部長〗第9話
中P〖妻と部長〗第9話
メモを読んでいると涼子の弾力感のある柔らかい体の感触が腕や背中、胸といった触れていた部分が蘇ってくると股間が熱くなってくる。(愛美の事は仕方のないことかもしれない。それならあの女の体に怒り、不安、戸惑い、欲望を全てぶつけようか?)今日は愛美(まなみ)の事を諦めようかと思い、涼子の携帯番号を打ち込んでいる時、愛美から着信があった。携帯電話を操作している時だったのでワンコールで取った。
『もしもし、愛美です。遅くなってごめんなさい。パーティーが終わってから、真田部長の友人と1階の喫茶ルームでお茶してたの。電話しなきゃと思ってたんだけど、部屋に携帯忘れてしまって、それで真田部長より先に部屋に戻ったんだけど、貴方からの着信がなかったから、シャワー浴びてたの。そして、今シャワーから出たら、貴方からの着信が沢山あって、急いで電話したの。』
長々とした妻の愛美の言い訳とも言える話が続いた。最初は言い訳とも思えたが、内容的には食い違いもなく、聞いているうちになぜだか嬉しくなり、声を聞く前の疑念や怒りは消えていた。電話中に真田部長が帰って来たようで部屋に来るようにとの事だった。
その電話を切り、すぐに愛美達の部屋に向かうことにした。出掛ける前に涼子の部屋の内線に掛けた。涼子はすでに部屋に戻っており、〚麻紀はまだバーにいる。〛との事だった。声の感じから涼子が喜んでいる事が手に取るようにわかった。友達と連絡が付き、これから友達と会う旨を伝えた。戻ってから連絡し直していいか確認をとると〚待っているので必ず連絡して欲しい。〛と言ってきた。
私は内線電話を切り、愛美に先ほど言われた部屋階に向かった。部屋の前で深呼吸をする。「何もない。」と自分に言い聞かせ、ノックした。返事がないのでもう一度ノックをすると『ハーイ。』の声とともにドア開く。少し怖かったのか下を向いていた。ドアが開き、部屋の中の光が入ってくる。室内スリッパに素足。少し目を上げると白いバスローブ。驚きながらいっきに上に目をやる。
出迎えてくれたのはまだ乾いていない髪をアップにし、バスローブを纏(まと)った愛美だった。数時間ぶりに会うのに何年も会っていなかったような気分だ。愛美を今まで以上に愛おしく感じた。急に抱きしめたくなり、抱き締めようと近付くと『今は駄目よ。』と言い、くるりと背を向け部屋の中に歩いていく。
私は仕方なく愛美の後について部屋に入っていった。愛美の後ろ姿に欲情する。綺麗な項、大きめのピップ。バスローブを捲り上げてバックから犯したい欲望に駆られた。私は抑えきれなくなり愛美を後ろから抱き締め、堅くなり始めた物を押し付けた。
『キャッ!』と声を上げ振り向いた。そして、小声で『いまはダメって言ったでしょ。真田部長がいるのよ。』と言いながら、浴室を指差した。私は仕方なく小さく頷く。『だから、今はこれで我慢して。』と小声で言いながら、キスをしてきた。
真田部長がいる事を気にしているにも拘(かか)わらず濃厚なキスをしてきた。愛美から舌を入れてくる。私はそれに応えるように舌を絡める。愛美の口の中に男、真田部長の形跡を感じようとしたが歯磨きのミントの味しか感じる事が出来なかった。逆に自分の口の中に別の女の形跡を感じられていないか心配になり、キスに集中出来なかった。キスを終えると『ごめんね。』と愛美が囁いた。
2015/04/15
メモを読んでいると涼子の弾力感のある柔らかい体の感触が腕や背中、胸といった触れていた部分が蘇ってくると股間が熱くなってくる。(愛美の事は仕方のないことかもしれない。それならあの女の体に怒り、不安、戸惑い、欲望を全てぶつけようか?)今日は愛美(まなみ)の事を諦めようかと思い、涼子の携帯番号を打ち込んでいる時、愛美から着信があった。携帯電話を操作している時だったのでワンコールで取った。
『もしもし、愛美です。遅くなってごめんなさい。パーティーが終わってから、真田部長の友人と1階の喫茶ルームでお茶してたの。電話しなきゃと思ってたんだけど、部屋に携帯忘れてしまって、それで真田部長より先に部屋に戻ったんだけど、貴方からの着信がなかったから、シャワー浴びてたの。そして、今シャワーから出たら、貴方からの着信が沢山あって、急いで電話したの。』
長々とした妻の愛美の言い訳とも言える話が続いた。最初は言い訳とも思えたが、内容的には食い違いもなく、聞いているうちになぜだか嬉しくなり、声を聞く前の疑念や怒りは消えていた。電話中に真田部長が帰って来たようで部屋に来るようにとの事だった。
その電話を切り、すぐに愛美達の部屋に向かうことにした。出掛ける前に涼子の部屋の内線に掛けた。涼子はすでに部屋に戻っており、〚麻紀はまだバーにいる。〛との事だった。声の感じから涼子が喜んでいる事が手に取るようにわかった。友達と連絡が付き、これから友達と会う旨を伝えた。戻ってから連絡し直していいか確認をとると〚待っているので必ず連絡して欲しい。〛と言ってきた。
私は内線電話を切り、愛美に先ほど言われた部屋階に向かった。部屋の前で深呼吸をする。「何もない。」と自分に言い聞かせ、ノックした。返事がないのでもう一度ノックをすると『ハーイ。』の声とともにドア開く。少し怖かったのか下を向いていた。ドアが開き、部屋の中の光が入ってくる。室内スリッパに素足。少し目を上げると白いバスローブ。驚きながらいっきに上に目をやる。
出迎えてくれたのはまだ乾いていない髪をアップにし、バスローブを纏(まと)った愛美だった。数時間ぶりに会うのに何年も会っていなかったような気分だ。愛美を今まで以上に愛おしく感じた。急に抱きしめたくなり、抱き締めようと近付くと『今は駄目よ。』と言い、くるりと背を向け部屋の中に歩いていく。
私は仕方なく愛美の後について部屋に入っていった。愛美の後ろ姿に欲情する。綺麗な項、大きめのピップ。バスローブを捲り上げてバックから犯したい欲望に駆られた。私は抑えきれなくなり愛美を後ろから抱き締め、堅くなり始めた物を押し付けた。
『キャッ!』と声を上げ振り向いた。そして、小声で『いまはダメって言ったでしょ。真田部長がいるのよ。』と言いながら、浴室を指差した。私は仕方なく小さく頷く。『だから、今はこれで我慢して。』と小声で言いながら、キスをしてきた。
真田部長がいる事を気にしているにも拘(かか)わらず濃厚なキスをしてきた。愛美から舌を入れてくる。私はそれに応えるように舌を絡める。愛美の口の中に男、真田部長の形跡を感じようとしたが歯磨きのミントの味しか感じる事が出来なかった。逆に自分の口の中に別の女の形跡を感じられていないか心配になり、キスに集中出来なかった。キスを終えると『ごめんね。』と愛美が囁いた。
2015/04/15
中10〚新しい夫婦の形〛2章第2話 9
中10〚新しい夫婦の形〛2章第2話 9
いよいよ出張の日の朝になる。イベントは土日だが、現地入りは金曜日の夜で前泊となる。また最終日の日曜は打ち上げがあるとのことで、結局今回は3泊4日の出張だった。
『じゃあ今日からしばらくいないけど、あまり飲みすぎないでね。』
金曜日の朝、妻の希美(のぞみ)は出かける支度を終えた後に僕にそう言った。
その日は淡いクリーム色のスーツを着ていた。普段の希美はパンツスタイルで出勤することが多いが、プレゼンなどで社外の人間の前に立つ場合などはスカートを穿く。スカート丈も品を損なわない程度に短く、妻のほっそりとした足が魅力的に見える。夫である僕がそう思うのだから、他の男性たちもたまに見る妻のスカート姿を楽しみにしているに違いないだろう。と僕は思った。
《不貞行為をするなら、移動日で仕事のない今日か?・・・それとも最終日の打ち上げ後か?・・・いや、怪しまれないように土曜の深夜とか・・・・》僕は妻の姿を見ながらそんなことを考えていた。その日の夜に須藤君からメールで報告があった。
≪お疲れ様です。初日の報告をします。午後7時にホテルに到着しチェックインしました。部屋は男性陣が5階で百瀬さんだけ8階です。ホテル1階の中華レストランで食事をして9時には解散しました。百瀬さんにも他の男性陣にもあやしいところはありませんでした!(^^)!≫
メールが来たのが9時15分、まだまだ夜はこれからだ。
≪ありがとう。引き続き何か不思議な行動があれば教えてください。≫
とりあえず、引き続き監視をしてもらうように返信をする。
次の日も午後9時過ぎに須藤からメールが来た。
≪お疲れ様です。今日はイベントの初日です。みんなとても緊張しましたが、なんとかクライアントの評判は得られたと感触があります。また、百瀬さんのプレゼンもいつも通り冴えていました。怪しい行動などありませんでした!(^^)!≫
結局最終日も夜の10時前に同じようなメールが須藤から届いた。《こいつは監視するっていう意味がわかっているのか?》僕は須藤君に監視役を頼んだことをとても後悔した。はじめから自分が行けばよかったと。《こうしているうちにも希美は二人の男にかわるがわるやられているのでは?》
頭の中から希美と二人の男との情事の姿が離れないでいた。結局今回の妻の出張も僕は何も出来ず、この休みは家で一人悶々と過ごすだけで終わってしまった。
次の日の月曜日は外回りの営業もなく、僕は朝から営業所で内勤だった。昼過ぎに希美からメールが来た。
≪今東京に着いたよ。一度会社に寄ってから今日は帰るわ。≫
土日に仕事があったので、今日は休みなのだ。
《出張した連中は今日は移動だけでお休みか・・・はっ・・・やるなら今日これから出来るじゃないか!・・・そ、そうだ、家になど帰らず今からホテルに行くのじゃないか?・・・会社に行くふりをしてそのままラブホテルに行ってるんじゃ?!・・・》
僕はそう思うと居ても立ってもいられなくなった。とてもデスクに座って仕事などしていられる心境ではなくなる。僕は「気分がすぐれないので。」と言って会社を早退することにした。
《今やっているのか?・・・どこでだ?・・・どこのホテルなんだ!・・・》
頭の中では希美が同僚たちに激しく突かれている。焦っても東京にいくつもあるホテルを探し出すなんて到底不可能だ。僕は希美が本当に家に帰ったのかを確かめるために自宅へ向かった。家に着くと妻はシャワーを浴びた後らしく髪を乾かしていた。
《同僚と寝た痕跡を流すためにこんな時間にシャワーを浴びたのか?》
その時の僕の形相にびっくりして妻が尋ねてくる。
『あなた・・・どうしたの?こんな時間に?・・・仕事は?』
「仕事どころじゃないんだよ!!・・・君が出張のたびに同僚に抱かれていると思うと!!」
僕はいつの間にか大きな声でそう叫んでいた。
2015/04/15
いよいよ出張の日の朝になる。イベントは土日だが、現地入りは金曜日の夜で前泊となる。また最終日の日曜は打ち上げがあるとのことで、結局今回は3泊4日の出張だった。
『じゃあ今日からしばらくいないけど、あまり飲みすぎないでね。』
金曜日の朝、妻の希美(のぞみ)は出かける支度を終えた後に僕にそう言った。
その日は淡いクリーム色のスーツを着ていた。普段の希美はパンツスタイルで出勤することが多いが、プレゼンなどで社外の人間の前に立つ場合などはスカートを穿く。スカート丈も品を損なわない程度に短く、妻のほっそりとした足が魅力的に見える。夫である僕がそう思うのだから、他の男性たちもたまに見る妻のスカート姿を楽しみにしているに違いないだろう。と僕は思った。
《不貞行為をするなら、移動日で仕事のない今日か?・・・それとも最終日の打ち上げ後か?・・・いや、怪しまれないように土曜の深夜とか・・・・》僕は妻の姿を見ながらそんなことを考えていた。その日の夜に須藤君からメールで報告があった。
≪お疲れ様です。初日の報告をします。午後7時にホテルに到着しチェックインしました。部屋は男性陣が5階で百瀬さんだけ8階です。ホテル1階の中華レストランで食事をして9時には解散しました。百瀬さんにも他の男性陣にもあやしいところはありませんでした!(^^)!≫
メールが来たのが9時15分、まだまだ夜はこれからだ。
≪ありがとう。引き続き何か不思議な行動があれば教えてください。≫
とりあえず、引き続き監視をしてもらうように返信をする。
次の日も午後9時過ぎに須藤からメールが来た。
≪お疲れ様です。今日はイベントの初日です。みんなとても緊張しましたが、なんとかクライアントの評判は得られたと感触があります。また、百瀬さんのプレゼンもいつも通り冴えていました。怪しい行動などありませんでした!(^^)!≫
結局最終日も夜の10時前に同じようなメールが須藤から届いた。《こいつは監視するっていう意味がわかっているのか?》僕は須藤君に監視役を頼んだことをとても後悔した。はじめから自分が行けばよかったと。《こうしているうちにも希美は二人の男にかわるがわるやられているのでは?》
頭の中から希美と二人の男との情事の姿が離れないでいた。結局今回の妻の出張も僕は何も出来ず、この休みは家で一人悶々と過ごすだけで終わってしまった。
次の日の月曜日は外回りの営業もなく、僕は朝から営業所で内勤だった。昼過ぎに希美からメールが来た。
≪今東京に着いたよ。一度会社に寄ってから今日は帰るわ。≫
土日に仕事があったので、今日は休みなのだ。
《出張した連中は今日は移動だけでお休みか・・・はっ・・・やるなら今日これから出来るじゃないか!・・・そ、そうだ、家になど帰らず今からホテルに行くのじゃないか?・・・会社に行くふりをしてそのままラブホテルに行ってるんじゃ?!・・・》
僕はそう思うと居ても立ってもいられなくなった。とてもデスクに座って仕事などしていられる心境ではなくなる。僕は「気分がすぐれないので。」と言って会社を早退することにした。
《今やっているのか?・・・どこでだ?・・・どこのホテルなんだ!・・・》
頭の中では希美が同僚たちに激しく突かれている。焦っても東京にいくつもあるホテルを探し出すなんて到底不可能だ。僕は希美が本当に家に帰ったのかを確かめるために自宅へ向かった。家に着くと妻はシャワーを浴びた後らしく髪を乾かしていた。
《同僚と寝た痕跡を流すためにこんな時間にシャワーを浴びたのか?》
その時の僕の形相にびっくりして妻が尋ねてくる。
『あなた・・・どうしたの?こんな時間に?・・・仕事は?』
「仕事どころじゃないんだよ!!・・・君が出張のたびに同僚に抱かれていると思うと!!」
僕はいつの間にか大きな声でそう叫んでいた。
2015/04/15
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第6節6章 50
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第6節6章 50
〖貸し出し⑥〗
次の日、妻の葵(あおい)が朝になって昨晩にエロくなり過ぎた事をかなり反省していた。ただ、朝に向井さんへ『ごめんなさい・・。』って謝っていたのには嫉妬と興奮をした。《意味は葵の『今日は向井さんに大輔君とセックスしないでって言われたの。でもしちゃった。』ことへの謝罪だろうと思った。》
この日は普通に海水浴をした。向井さんは基本一日身体を焼いている。日中は殆ど俺と葵が二人で遊んでいた。特に何も無くて、葵が向井さんの背中に日焼けオイル塗ったりとか、向井さんが少し悪戯をしたり(ビキニの紐取ったり)したぐらい。それで、俺と葵は2泊したのだけど向井さんはその日で帰って行った。
向井さんからは、≪葵ちゃんの水着めっちゃくちゃ可愛かったですね。≫っていう報告メール。水着代は結局買った時のまま一着が向井さん、もう一着は葵持ちになった。追加メールで≪よければ大輔さんが撮った葵ちゃんの水着写真送っていただけませんか?≫と来たので、≪家に帰ったらすぐに送信します。≫と返した。
《まだ落ち着いて考えられ無いから支離滅裂な報告だったかもしれない。ただ今回のは明らかに俺の中で向井さんに葵を本格的に〖貸し出し〗てしまった結果だ。》向井さんからも〔途中の電話無い方が興奮したんじゃないですか?〕って言われた。
向井さんにとっては葵の水着にかなり興奮をしたらしい。〔可能なら今年中にまた海に行こう。〕って誘われている。俺は葵に水着を着替えさせて、白と水色の水着写真を撮りまくった。罪悪感なのか葵は撮影に凄く協力的だった。
2015/04/15
〖貸し出し⑥〗
次の日、妻の葵(あおい)が朝になって昨晩にエロくなり過ぎた事をかなり反省していた。ただ、朝に向井さんへ『ごめんなさい・・。』って謝っていたのには嫉妬と興奮をした。《意味は葵の『今日は向井さんに大輔君とセックスしないでって言われたの。でもしちゃった。』ことへの謝罪だろうと思った。》
この日は普通に海水浴をした。向井さんは基本一日身体を焼いている。日中は殆ど俺と葵が二人で遊んでいた。特に何も無くて、葵が向井さんの背中に日焼けオイル塗ったりとか、向井さんが少し悪戯をしたり(ビキニの紐取ったり)したぐらい。それで、俺と葵は2泊したのだけど向井さんはその日で帰って行った。
向井さんからは、≪葵ちゃんの水着めっちゃくちゃ可愛かったですね。≫っていう報告メール。水着代は結局買った時のまま一着が向井さん、もう一着は葵持ちになった。追加メールで≪よければ大輔さんが撮った葵ちゃんの水着写真送っていただけませんか?≫と来たので、≪家に帰ったらすぐに送信します。≫と返した。
《まだ落ち着いて考えられ無いから支離滅裂な報告だったかもしれない。ただ今回のは明らかに俺の中で向井さんに葵を本格的に〖貸し出し〗てしまった結果だ。》向井さんからも〔途中の電話無い方が興奮したんじゃないですか?〕って言われた。
向井さんにとっては葵の水着にかなり興奮をしたらしい。〔可能なら今年中にまた海に行こう。〕って誘われている。俺は葵に水着を着替えさせて、白と水色の水着写真を撮りまくった。罪悪感なのか葵は撮影に凄く協力的だった。
2015/04/15
中14〖恋に恋した妻〗Part3
中14〖恋に恋した妻〗Part3
しかしそれから1か月くらい経っただろうか、事態はいきなり急転する。事の発端は、妻の咲希(さき)から哲平に≪相談したいことがある。≫とメールを送ったことだ。
哲平は返信する前に、僕に律儀に報告してくれた。
〔どうしましょう?〕
「とりあえず何の相談か聞いてみてくれ。」
その後の咲希の返信は、“僕の浮気を疑う”ものだった。もちろん身に覚えはない。咲希以外の女性に興味がないほど、愛している・・・。《なのに自分以外の男としてる咲希が見たいとか》、我ながら頭おかしいとも思う。
「一回会って話聞いてあげてよ。今度僕出張で家空けるからさ。」
〔了解です。弁解しといたら良いんですよね?〕
「明らかな誤解ならな。というか完全に誤解だけど。もしあれだったら、相談ついでに押し倒してもいいぞ!」
〔まだそんなこと言ってるんすか?〕
この時も、冗談っぽく軽口を叩き合っていた。
咲希の相談メールから半月後、僕が出張に行くのと合わせ、哲平は咲希と直接会って相談を受ける約束を取り付けていた。玄関で僕を見送る咲希の様子はいつもと変わらない。僕の浮気を疑っている様子も感じられない。だから何の心配もせずに家を出た。
その日の夜、哲平からメールが届く。≪やばいっす。何かやれそうな雰囲気なんすけど、どうしましょ?マジでいいんすか?≫僕はその文面に一瞬目を疑った。一呼吸置いて《これはドッキリだ》と思った。いくらなんでも脈絡が無さすぎる。《なんで突然に?》
ひとしきりビックリすると、気がつけば僕は涙目になっていて、さらに勃起していた。≪良いけど。でも咲希が嫌がることは絶対するなよ。あと報告はすぐにしろ!≫と返信する。すぐに哲平が≪わかりました。多分やれると思います。≫と返してきた。
出張先のホテルで、何も状況がわからず、ただ焦りだけが募る。しかし、その焦燥感は、僕の勃起をさらに促進して、哲平に抱かれる咲希を想像して抜いた。《今頃やっているのだろうか。本当に?》そう思うと、いてもたってもいられず、部屋の中をうろうろと歩き回って、気づけばまた勃起をしていた。
そして1時間ほどして、携帯が鳴る。メールの着信音です。慌てて電話を取った。
≪すいません、しちゃいました。しばらくしたら電話します。≫
「ああ・・。」と勝手に声が漏れて、携帯片手にその短い文を何度も読み返しながらオナニーをする。射精をしてしまうと脱力感が半端無かった。床に飛び散った精液を片づける気にもなれず、ベッドに倒れこんで哲平の連絡を待つ。自然に涙が零(こぼ)れた。《馬鹿な事しちゃったな》っていう凄まじい後悔と同時に、また勃起しそうな興奮を感じた。
2015/04/14
しかしそれから1か月くらい経っただろうか、事態はいきなり急転する。事の発端は、妻の咲希(さき)から哲平に≪相談したいことがある。≫とメールを送ったことだ。
哲平は返信する前に、僕に律儀に報告してくれた。
〔どうしましょう?〕
「とりあえず何の相談か聞いてみてくれ。」
その後の咲希の返信は、“僕の浮気を疑う”ものだった。もちろん身に覚えはない。咲希以外の女性に興味がないほど、愛している・・・。《なのに自分以外の男としてる咲希が見たいとか》、我ながら頭おかしいとも思う。
「一回会って話聞いてあげてよ。今度僕出張で家空けるからさ。」
〔了解です。弁解しといたら良いんですよね?〕
「明らかな誤解ならな。というか完全に誤解だけど。もしあれだったら、相談ついでに押し倒してもいいぞ!」
〔まだそんなこと言ってるんすか?〕
この時も、冗談っぽく軽口を叩き合っていた。
咲希の相談メールから半月後、僕が出張に行くのと合わせ、哲平は咲希と直接会って相談を受ける約束を取り付けていた。玄関で僕を見送る咲希の様子はいつもと変わらない。僕の浮気を疑っている様子も感じられない。だから何の心配もせずに家を出た。
その日の夜、哲平からメールが届く。≪やばいっす。何かやれそうな雰囲気なんすけど、どうしましょ?マジでいいんすか?≫僕はその文面に一瞬目を疑った。一呼吸置いて《これはドッキリだ》と思った。いくらなんでも脈絡が無さすぎる。《なんで突然に?》
ひとしきりビックリすると、気がつけば僕は涙目になっていて、さらに勃起していた。≪良いけど。でも咲希が嫌がることは絶対するなよ。あと報告はすぐにしろ!≫と返信する。すぐに哲平が≪わかりました。多分やれると思います。≫と返してきた。
出張先のホテルで、何も状況がわからず、ただ焦りだけが募る。しかし、その焦燥感は、僕の勃起をさらに促進して、哲平に抱かれる咲希を想像して抜いた。《今頃やっているのだろうか。本当に?》そう思うと、いてもたってもいられず、部屋の中をうろうろと歩き回って、気づけばまた勃起をしていた。
そして1時間ほどして、携帯が鳴る。メールの着信音です。慌てて電話を取った。
≪すいません、しちゃいました。しばらくしたら電話します。≫
「ああ・・。」と勝手に声が漏れて、携帯片手にその短い文を何度も読み返しながらオナニーをする。射精をしてしまうと脱力感が半端無かった。床に飛び散った精液を片づける気にもなれず、ベッドに倒れこんで哲平の連絡を待つ。自然に涙が零(こぼ)れた。《馬鹿な事しちゃったな》っていう凄まじい後悔と同時に、また勃起しそうな興奮を感じた。
2015/04/14
中9〖妻の写真集〗 Vol.8
中9〖妻の写真集〗 Vol.8
「ご夫婦を目の前にして言いづらいけど、美佳さんの女性としての誇りが詰まっているような写真ですね。」
私は写真集を見た率直な感想を口にしました。
《うれしいー、やっぱり修平さんだわ。言う事に品があるもん。あんたとは全然違う。》
美佳さんはそう言うと満さんに肘鉄(ひじてつ)をして、すぐに杏璃(あんり)に向き直った。
《ねえ、撮影はいつなの?》
『今度の土曜日・・・。』
《修平さんも一緒に行くんでしょ?》
今度は私に向き尋ねてくる。
「うん・・・。」
《ねえ、私も行っていいかな?》
『えっ、美佳も?』
《だって杏璃なら私よりもずっと美人だから、見てみたいじゃない。》
焼酎をもう3杯も飲んでいる美佳さんは少し酔っているようです。
「いいんじゃないか、だって先生も他に見学者がいればもっと綺麗な写真が撮れるって言ってたしな。」
美佳さんの裸の写真を見たばかりの私は、酔いなどほとんど吹き飛んでいました。
《そんな事言ってたんだ、やっぱりあの先生ただものじゃないわ。》
口調もだらしなくなった美佳さんは、写真集の顔とは別人のような酔いどれ女に変貌しています。
〚おいおい、いいなあ、俺も仲間に入れてくれよ。〛
美佳さんの話に割って入ってきた満さんも、見てみれば充分に酔いが回っているようでした。
《ねえ杏璃、うちの旦那も一緒に連れてってもいい?》
『えっ!そ、そんな!・・・』
《修平さんだって私の裸を見たんだから、満にも見せてあげてもいいんじゃない?》
『無理!無理!そんなの・・・。』
なんだか食事会がだんだん乱れていくようでした。美佳さん夫婦だけが、気持ちよく酒に酔い、私たち夫婦はそれに反して冷めているような感じがしていました。私を除く3人の声がだんだん反響するように聞こえだし、私自身も酒の毒が体中を駆け巡るような感覚になっていきます。
結局妻の杏璃は、撮影時に満さんの同席をはっきりと許可したわけではなかったのですが、その場では今度の土曜日の撮影に、4人が行く事になってしたようです。あいまいにしたまま、その夜の私たちの食事会は終わることになりました。
2015/04/14
「ご夫婦を目の前にして言いづらいけど、美佳さんの女性としての誇りが詰まっているような写真ですね。」
私は写真集を見た率直な感想を口にしました。
《うれしいー、やっぱり修平さんだわ。言う事に品があるもん。あんたとは全然違う。》
美佳さんはそう言うと満さんに肘鉄(ひじてつ)をして、すぐに杏璃(あんり)に向き直った。
《ねえ、撮影はいつなの?》
『今度の土曜日・・・。』
《修平さんも一緒に行くんでしょ?》
今度は私に向き尋ねてくる。
「うん・・・。」
《ねえ、私も行っていいかな?》
『えっ、美佳も?』
《だって杏璃なら私よりもずっと美人だから、見てみたいじゃない。》
焼酎をもう3杯も飲んでいる美佳さんは少し酔っているようです。
「いいんじゃないか、だって先生も他に見学者がいればもっと綺麗な写真が撮れるって言ってたしな。」
美佳さんの裸の写真を見たばかりの私は、酔いなどほとんど吹き飛んでいました。
《そんな事言ってたんだ、やっぱりあの先生ただものじゃないわ。》
口調もだらしなくなった美佳さんは、写真集の顔とは別人のような酔いどれ女に変貌しています。
〚おいおい、いいなあ、俺も仲間に入れてくれよ。〛
美佳さんの話に割って入ってきた満さんも、見てみれば充分に酔いが回っているようでした。
《ねえ杏璃、うちの旦那も一緒に連れてってもいい?》
『えっ!そ、そんな!・・・』
《修平さんだって私の裸を見たんだから、満にも見せてあげてもいいんじゃない?》
『無理!無理!そんなの・・・。』
なんだか食事会がだんだん乱れていくようでした。美佳さん夫婦だけが、気持ちよく酒に酔い、私たち夫婦はそれに反して冷めているような感じがしていました。私を除く3人の声がだんだん反響するように聞こえだし、私自身も酒の毒が体中を駆け巡るような感覚になっていきます。
結局妻の杏璃は、撮影時に満さんの同席をはっきりと許可したわけではなかったのですが、その場では今度の土曜日の撮影に、4人が行く事になってしたようです。あいまいにしたまま、その夜の私たちの食事会は終わることになりました。
2015/04/14
中I 『許された性癖』 vol.9
中I 『許された性癖』 vol.9
数日後、妻の久美(くみ)が不倫してきた日にまた身体を求めた。電気を消し、ブラジャーで固くガードされた上半身を抱き寄せたあと、貪るようなクンニリングスを施し、いきり立ったペニスにコンドームを被せる。ここまでは前回と一緒だった。が、脚を割り、いざ挿入しようとした瞬間、久美が秘裂を手で覆い拒んだ。『ダメ! 今日からアソコには挿れさせるなって言われたから…。』私は、「とうとうその日が来たか。」と観念したのだが、切迫した欲望は解き放ちたくて堪らない。
そんな焦りを察してくれたのだろう。久美は、私に仰向けに寝るよう促すと、シックスナインの体勢で上に跨がってくる。『フェラをしてあげるから、このまま逝って…。』久美の大胆さに驚く間もなく、ペニスが熱い口唇に包み込まれた。
唇で強力にしごかれ、巧みな舌使いで舐め上げられた私は、快感に声を上げた。不倫相手に仕込まれたのか、フェラチオのテクニックが更に上達している。絶頂を先延ばしすべく、眼前の濡れた秘裂に力いっぱい舌を泳がせたが無駄な抵抗だった。あっという間に久美の口の中、いやコンドームの中へと射精させられてしまった。私はもはや、秘裂へ挿入することも、生尺の感触を味わうことも叶わなくなった。次はどんな禁止項目が増えるのか、戦々恐々となる。
更に数日後、久美を求めると、意外な言葉が返ってきた。『今日は電気を点けといていいわよ。豆球だけど…。』どういう心変わりだろうかと不思議に思う私に『ちょっとリビングで待っていて。準備をするから。』と言い残し、久美は寝室の中へ消えた。しばらくして『いいわよ。入って。』呼ばれ、寝室へ入った私の目に飛び込んできたのは、椅子に腰掛けている久美の姿。白いブラウスに紺のミニスカート。ごくごくシンプルな装いに着替えている。
『これからいいもの見せたげる。そこに座って。』促されるままベッドの端に腰掛けた。久美は私をじっと見据えると、身体をくねらせブラウスのボタンを外し始めた。(裸になるのだろうか?) そう思ったが違った。下の方のボタンは掛けたまま、今度は脚を微妙に開いたり閉じたり、という動作を始めた。脚を開くたび、股奥の下着がチラリと覗く。灯りが暗いのでよく見えないが、どうやら白いショーツを穿いているようだった。
久美の意図は図りかねたが、私は、そんなソフトなストリップを見せられただけでも、たちまち股間が盛り上がってきた。『興奮してくれているのね。服を脱いで!私を見ながらオナニーしていいわよ。』急いで全裸になった。久美の言葉に従い、ペニスをシコシコしごき始めた。『私が彼に抱かれてる姿を想像しているの? それとも、私のストリップに興奮しているの?』久美の質問に「両方…。」と答えると『嬉しい。じゃあ、もうちょっと見せてあげる。こういう服の方が興奮するでしょ?』
久美の言う通りだった。普通のファッションだからこそ、よりエロチックさが強調される。そのものズバリを見せつけられるより、パンチラの方が興奮したりもする。久美は私の心を弄ぶように、微妙なパンチラを見せつけた。スカートの裾をガバッとは捲らず、見えるか見えないか、まさに絶妙なラインで私を挑発した。堪らず、しごき上げるスピードをアップさせた。
『こんなソフトなパンチラで興奮してくれるなんて嬉しい。私も何だか興奮してきたわ。さっき、彼に抱かれたのを思い出しちゃった。私も…オナニーしていい?』すがるような眼差しで久美が哀願してきた。拒む理由などあるわけもない。私が承諾すると、久美は脚を大きく開き、右手をパンストとショーツの中へ差し入れ、左手はブラジャー越しにバストを揉み始めた。『下着は脱がないわよ。アソコは見せるなって言われているから…。』次なる禁止項目はこれだったのか! 私は下着越しに蠢く久美の指先を凝視しながらオナニーに没頭した。
2015/04/14
数日後、妻の久美(くみ)が不倫してきた日にまた身体を求めた。電気を消し、ブラジャーで固くガードされた上半身を抱き寄せたあと、貪るようなクンニリングスを施し、いきり立ったペニスにコンドームを被せる。ここまでは前回と一緒だった。が、脚を割り、いざ挿入しようとした瞬間、久美が秘裂を手で覆い拒んだ。『ダメ! 今日からアソコには挿れさせるなって言われたから…。』私は、「とうとうその日が来たか。」と観念したのだが、切迫した欲望は解き放ちたくて堪らない。
そんな焦りを察してくれたのだろう。久美は、私に仰向けに寝るよう促すと、シックスナインの体勢で上に跨がってくる。『フェラをしてあげるから、このまま逝って…。』久美の大胆さに驚く間もなく、ペニスが熱い口唇に包み込まれた。
唇で強力にしごかれ、巧みな舌使いで舐め上げられた私は、快感に声を上げた。不倫相手に仕込まれたのか、フェラチオのテクニックが更に上達している。絶頂を先延ばしすべく、眼前の濡れた秘裂に力いっぱい舌を泳がせたが無駄な抵抗だった。あっという間に久美の口の中、いやコンドームの中へと射精させられてしまった。私はもはや、秘裂へ挿入することも、生尺の感触を味わうことも叶わなくなった。次はどんな禁止項目が増えるのか、戦々恐々となる。
更に数日後、久美を求めると、意外な言葉が返ってきた。『今日は電気を点けといていいわよ。豆球だけど…。』どういう心変わりだろうかと不思議に思う私に『ちょっとリビングで待っていて。準備をするから。』と言い残し、久美は寝室の中へ消えた。しばらくして『いいわよ。入って。』呼ばれ、寝室へ入った私の目に飛び込んできたのは、椅子に腰掛けている久美の姿。白いブラウスに紺のミニスカート。ごくごくシンプルな装いに着替えている。
『これからいいもの見せたげる。そこに座って。』促されるままベッドの端に腰掛けた。久美は私をじっと見据えると、身体をくねらせブラウスのボタンを外し始めた。(裸になるのだろうか?) そう思ったが違った。下の方のボタンは掛けたまま、今度は脚を微妙に開いたり閉じたり、という動作を始めた。脚を開くたび、股奥の下着がチラリと覗く。灯りが暗いのでよく見えないが、どうやら白いショーツを穿いているようだった。
久美の意図は図りかねたが、私は、そんなソフトなストリップを見せられただけでも、たちまち股間が盛り上がってきた。『興奮してくれているのね。服を脱いで!私を見ながらオナニーしていいわよ。』急いで全裸になった。久美の言葉に従い、ペニスをシコシコしごき始めた。『私が彼に抱かれてる姿を想像しているの? それとも、私のストリップに興奮しているの?』久美の質問に「両方…。」と答えると『嬉しい。じゃあ、もうちょっと見せてあげる。こういう服の方が興奮するでしょ?』
久美の言う通りだった。普通のファッションだからこそ、よりエロチックさが強調される。そのものズバリを見せつけられるより、パンチラの方が興奮したりもする。久美は私の心を弄ぶように、微妙なパンチラを見せつけた。スカートの裾をガバッとは捲らず、見えるか見えないか、まさに絶妙なラインで私を挑発した。堪らず、しごき上げるスピードをアップさせた。
『こんなソフトなパンチラで興奮してくれるなんて嬉しい。私も何だか興奮してきたわ。さっき、彼に抱かれたのを思い出しちゃった。私も…オナニーしていい?』すがるような眼差しで久美が哀願してきた。拒む理由などあるわけもない。私が承諾すると、久美は脚を大きく開き、右手をパンストとショーツの中へ差し入れ、左手はブラジャー越しにバストを揉み始めた。『下着は脱がないわよ。アソコは見せるなって言われているから…。』次なる禁止項目はこれだったのか! 私は下着越しに蠢く久美の指先を凝視しながらオナニーに没頭した。
2015/04/14
中16〖これでいいのか?〗第1話
中16〖これでいいのか?〗第1話
(原題:果たして良かったのか 投稿者:苦悩する寝取られ願望夫 投稿日:2010/03/08)
私(吉永和彦)32歳、妻(茉利奈)28歳、結婚5年目セックスレス4年目夫婦です。結婚早々にセックスレスになったのには、特別な理由はありません。元々淡白な私が“寝取られ願望”を持つ為、通常のセックスを、妻とはしたいと思えないだけのことでした。付き合い当初を考えると茉利奈は性に関して積極的な方ですから気の毒なことをしているとは思います。
元々私は“寝取られ願望”を自認してはいましたが、妻の性格を考えると実行出来るなんて思いもしませんでした。私自身願望はあくまで心の願望と自制していた部分もあります。しかし年齢と共に益々その願望は強くなっていくばかり・・・。
最近は冗談めかしてわざと自分の性癖を妻に聞かせたりするようになってきました。ある日取引先と飲んで帰り、酔いも手伝いその話題を茉利奈にしてみました。ただでさえ酔っている夫に、そんな話をされ茉利奈はうんざり顔ですが、酔っぱらっている私はお構いなしです。
「なあ茉利奈、もしもだよ?もしも俺以外の男に抱かれるならどんな人が良い?」と私。
『またそんな馬鹿なこと、どんな人でも嫌です。』と妻は呆れ顔です。
「やっぱり知らない人間の方がまだ良いよな?例えばネットで募集とかさ・・。」私は茉利奈の返事を無視する。
『やだやだ、そんなの絶対気持ち悪いし怖いし無理っ!』本気の拒絶反応を見せる妻
「そうなの?じゃあ知り合いのが良い?植村なんかどう?細田は?」と私が友人の名前を次々と挙げていく。
『無理・・・。無理・・・。絶対嫌・・・。』と茉利奈は断固拒否です。しかしこの時、一人の友人松野の名前には拒絶反応が他に比べるとやや弱い気がしました。酔っていますし、確信出来るほどのものではありません。それでも私には、僅かに希望の光が見えた気がしてしまい一人で勝手に舞い上がっていました。それから妻には秘密で作戦実行です。
私の友人松野文也。彼とは私が小学生からの付き合いで一番の親友です。妻の茉利奈とも親しく、夫の友人として好感を持っていることは分かっています。松野は昨年、亡くなった父親の遺産を元手に起業したばかりです。孝行息子でしたから、〔親父が残してくれたものを台無しには出来ない。〕と必死に毎晩遅くまで働いていました。
そんな彼に私も小さいながらも企業家の先輩としてアドバイスをしたり、相談を受けたりとしょっちゅう会っていました。そこで私は思いついた。それは、彼が大げさではなくモデルの様な美人の彼女はいるものの独身一人暮らしで、私はそんな彼に、「毎晩遅いし飯もろくに食べないんじゃ体を壊す。うちで飯を食えよ。」と声をかけた。
松野は〔帰る時間もばらばらだしそんな迷惑なこと(主に妻に対して)は出来ない。〕と拒否しますが、帰って妻の茉利奈に相談すると賛成してくれる。妻も松野の頑張りは知っていましたし、『早く軌道に乗ると良いね。』といつも話していました。松野も妻から誘われると、〔じゃあ・・・。甘えます。〕と承諾します。
私は妻の茉利奈にも友人松野にも話すことなく、《毎晩の様に会っていれば男と女だから、いつかなにかあるかも知れない》と期待していました。何も無かったら無かったで、親友のことは応援したかったのでそれはそれで良いかといった感じです。
2015/04/13
(原題:果たして良かったのか 投稿者:苦悩する寝取られ願望夫 投稿日:2010/03/08)
私(吉永和彦)32歳、妻(茉利奈)28歳、結婚5年目セックスレス4年目夫婦です。結婚早々にセックスレスになったのには、特別な理由はありません。元々淡白な私が“寝取られ願望”を持つ為、通常のセックスを、妻とはしたいと思えないだけのことでした。付き合い当初を考えると茉利奈は性に関して積極的な方ですから気の毒なことをしているとは思います。
元々私は“寝取られ願望”を自認してはいましたが、妻の性格を考えると実行出来るなんて思いもしませんでした。私自身願望はあくまで心の願望と自制していた部分もあります。しかし年齢と共に益々その願望は強くなっていくばかり・・・。
最近は冗談めかしてわざと自分の性癖を妻に聞かせたりするようになってきました。ある日取引先と飲んで帰り、酔いも手伝いその話題を茉利奈にしてみました。ただでさえ酔っている夫に、そんな話をされ茉利奈はうんざり顔ですが、酔っぱらっている私はお構いなしです。
「なあ茉利奈、もしもだよ?もしも俺以外の男に抱かれるならどんな人が良い?」と私。
『またそんな馬鹿なこと、どんな人でも嫌です。』と妻は呆れ顔です。
「やっぱり知らない人間の方がまだ良いよな?例えばネットで募集とかさ・・。」私は茉利奈の返事を無視する。
『やだやだ、そんなの絶対気持ち悪いし怖いし無理っ!』本気の拒絶反応を見せる妻
「そうなの?じゃあ知り合いのが良い?植村なんかどう?細田は?」と私が友人の名前を次々と挙げていく。
『無理・・・。無理・・・。絶対嫌・・・。』と茉利奈は断固拒否です。しかしこの時、一人の友人松野の名前には拒絶反応が他に比べるとやや弱い気がしました。酔っていますし、確信出来るほどのものではありません。それでも私には、僅かに希望の光が見えた気がしてしまい一人で勝手に舞い上がっていました。それから妻には秘密で作戦実行です。
私の友人松野文也。彼とは私が小学生からの付き合いで一番の親友です。妻の茉利奈とも親しく、夫の友人として好感を持っていることは分かっています。松野は昨年、亡くなった父親の遺産を元手に起業したばかりです。孝行息子でしたから、〔親父が残してくれたものを台無しには出来ない。〕と必死に毎晩遅くまで働いていました。
そんな彼に私も小さいながらも企業家の先輩としてアドバイスをしたり、相談を受けたりとしょっちゅう会っていました。そこで私は思いついた。それは、彼が大げさではなくモデルの様な美人の彼女はいるものの独身一人暮らしで、私はそんな彼に、「毎晩遅いし飯もろくに食べないんじゃ体を壊す。うちで飯を食えよ。」と声をかけた。
松野は〔帰る時間もばらばらだしそんな迷惑なこと(主に妻に対して)は出来ない。〕と拒否しますが、帰って妻の茉利奈に相談すると賛成してくれる。妻も松野の頑張りは知っていましたし、『早く軌道に乗ると良いね。』といつも話していました。松野も妻から誘われると、〔じゃあ・・・。甘えます。〕と承諾します。
私は妻の茉利奈にも友人松野にも話すことなく、《毎晩の様に会っていれば男と女だから、いつかなにかあるかも知れない》と期待していました。何も無かったら無かったで、親友のことは応援したかったのでそれはそれで良いかといった感じです。
2015/04/13
長G〖救いの手を〗第11回
長G〖救いの手を〗第11回
いつもは妻(彩矢)の寝室に置かれている携帯を入れているビジネスバッグはリビングに置いたまま…。こんなチャンスは滅多にある物じゃありません。私は彩矢の浮気疑惑の解明よりも《妻の秘密が見れる》という事が単純に嬉しく、胸が押し潰されるような高揚感が全身を痺れさせていました。
私はこっそりと音を立てぬようにバスルームに近付き、耳を凝らせます。“バシャッ‥ッ‥バシャッ‥チャポッ‥”高音でエコーの掛かったような音が響いていました。《大丈夫だな…》私は安心してリビングに戻ろうとしました。
その時、脱衣籠の中にあった妻の脱ぎたてのブルーカラーのショーツが目に入ります。土曜日以前の私ならば、例え彩矢のそれを目にしても興味を示す事など無かったでしょう。しかし今となっては全てが疑惑へ繋がる材料であり興味となってしまっていました。
私は気配を消しながら彩矢のショーツを脱衣籠から取り出します。妻にしては比較的珍しい色目であり、デザインも切れ込みがやや深いタイプの物でした。私は裏返してクロッチ部分を確認します。《うぅ‥っ…濡れている…》彩矢の脱ぎたてのショーツは驚いた事に青地のクロッチ部分を縦長に幅広く濡らしていたのです。
私は驚きの中で恐る恐るその部分に触って見ました。白身がかった透明の粘り気のある妻の愛液…。そこを触れた私の指に糸を引くように愛液が絡み付いて来ます。私は躊躇する事なく、そのまだ妻の温もりを感じる部分に鼻面を近付け、深く鼻腔で吸い込みました。
《ズキン‥ッ‥ムわっっ…っッ…》洗濯機の中にあった彩矢のショーツとは明らかに違う香り。妻の寝室にあったエロチックな下着に付着していたフェロモン臭に似た香り…。私はショックでした。彩矢は既に明日の交尾の為に牡を迎え入れる牝としての準備を始めていたのでしょう。嫉妬心で血が上り、一瞬目の前が暗くなってしまいました。
彩矢がバスタブに浸かっていなければ…妻がそこに居なければ、私は立ちくらみにも似た感覚で倒れていたかも知れません。《こんな事をしている場合ではない!早く妻の携帯を調べなくては!》私は音を細く気付かれぬよう深呼吸をして、気持ちを静めながら牝のフェロモンの染み付いたショーツを脱衣籠に戻し、リビングに戻りました。
私はおもむろにリビングに置かれたままの妻のバッグの中からパールホワイトの携帯を取
り出します。私と同じタイプの色違いの物でした。《フゥ…ゥ…ゥ…》私は緊張感から微妙に震える指先を叱咤するように強い吐息を吐き出すと同時に彩矢の携帯を開きます。
私は意を決して携帯を開いた。何と待受画像には驚いた事に私と並んで写る妻の写真です…。何か私は気勢を削がれた気持ちになりました。送受信メールを調べようとプッシュボタンを押します。《妻がバスルームから出て来るまでに見つけなくては!》私は焦る気持ちを抑えながらひたすら浮気の証拠を捜す。
しかし…見れど探せど何一つ怪しい物証は出て来ない…。《何故だ…何故?…》業務に関連する多数のメール…。送受信の先は様々…。しかし何の疑惑も湧かない通常の内容。友人関係のメールのやり取りにも不審な点は無い。
でも何か変だ…。奇妙な違和感を覚える…。それは統括部長の望月氏からの業務関連のメールも勿論通常のメールも。無い… 無いのです…。私は通話発信履歴、着信履歴も調べて見ました。ここにも望月氏からの物が一切無い…。いくら何でも不自然過ぎないだろうか?
私は閃(ひらめ)く物を感じ携帯のアドレス帳を調べて見ました。マ行…に何故無いんだ?望月氏の名前が…。タ行の統括部長でもハ行の部長でも調べて見たのですが登録がありません。《シークレット機能か?》もし彩矢が望月氏をシークレットで登録していたなら、もうこれは流石に私にはどうにも出来ない…。
私は彩矢の携帯電話から情報を引き出す事を諦めて、置き時計の時間を確認し、バスルームから漏れて来る音に聞き耳を立てながら、《何でも良い…どんな小さな物でも良い…》そんな気持ちで妻のバッグの中を必死に探しました。
2015/04/13
いつもは妻(彩矢)の寝室に置かれている携帯を入れているビジネスバッグはリビングに置いたまま…。こんなチャンスは滅多にある物じゃありません。私は彩矢の浮気疑惑の解明よりも《妻の秘密が見れる》という事が単純に嬉しく、胸が押し潰されるような高揚感が全身を痺れさせていました。
私はこっそりと音を立てぬようにバスルームに近付き、耳を凝らせます。“バシャッ‥ッ‥バシャッ‥チャポッ‥”高音でエコーの掛かったような音が響いていました。《大丈夫だな…》私は安心してリビングに戻ろうとしました。
その時、脱衣籠の中にあった妻の脱ぎたてのブルーカラーのショーツが目に入ります。土曜日以前の私ならば、例え彩矢のそれを目にしても興味を示す事など無かったでしょう。しかし今となっては全てが疑惑へ繋がる材料であり興味となってしまっていました。
私は気配を消しながら彩矢のショーツを脱衣籠から取り出します。妻にしては比較的珍しい色目であり、デザインも切れ込みがやや深いタイプの物でした。私は裏返してクロッチ部分を確認します。《うぅ‥っ…濡れている…》彩矢の脱ぎたてのショーツは驚いた事に青地のクロッチ部分を縦長に幅広く濡らしていたのです。
私は驚きの中で恐る恐るその部分に触って見ました。白身がかった透明の粘り気のある妻の愛液…。そこを触れた私の指に糸を引くように愛液が絡み付いて来ます。私は躊躇する事なく、そのまだ妻の温もりを感じる部分に鼻面を近付け、深く鼻腔で吸い込みました。
《ズキン‥ッ‥ムわっっ…っッ…》洗濯機の中にあった彩矢のショーツとは明らかに違う香り。妻の寝室にあったエロチックな下着に付着していたフェロモン臭に似た香り…。私はショックでした。彩矢は既に明日の交尾の為に牡を迎え入れる牝としての準備を始めていたのでしょう。嫉妬心で血が上り、一瞬目の前が暗くなってしまいました。
彩矢がバスタブに浸かっていなければ…妻がそこに居なければ、私は立ちくらみにも似た感覚で倒れていたかも知れません。《こんな事をしている場合ではない!早く妻の携帯を調べなくては!》私は音を細く気付かれぬよう深呼吸をして、気持ちを静めながら牝のフェロモンの染み付いたショーツを脱衣籠に戻し、リビングに戻りました。
私はおもむろにリビングに置かれたままの妻のバッグの中からパールホワイトの携帯を取
り出します。私と同じタイプの色違いの物でした。《フゥ…ゥ…ゥ…》私は緊張感から微妙に震える指先を叱咤するように強い吐息を吐き出すと同時に彩矢の携帯を開きます。
私は意を決して携帯を開いた。何と待受画像には驚いた事に私と並んで写る妻の写真です…。何か私は気勢を削がれた気持ちになりました。送受信メールを調べようとプッシュボタンを押します。《妻がバスルームから出て来るまでに見つけなくては!》私は焦る気持ちを抑えながらひたすら浮気の証拠を捜す。
しかし…見れど探せど何一つ怪しい物証は出て来ない…。《何故だ…何故?…》業務に関連する多数のメール…。送受信の先は様々…。しかし何の疑惑も湧かない通常の内容。友人関係のメールのやり取りにも不審な点は無い。
でも何か変だ…。奇妙な違和感を覚える…。それは統括部長の望月氏からの業務関連のメールも勿論通常のメールも。無い… 無いのです…。私は通話発信履歴、着信履歴も調べて見ました。ここにも望月氏からの物が一切無い…。いくら何でも不自然過ぎないだろうか?
私は閃(ひらめ)く物を感じ携帯のアドレス帳を調べて見ました。マ行…に何故無いんだ?望月氏の名前が…。タ行の統括部長でもハ行の部長でも調べて見たのですが登録がありません。《シークレット機能か?》もし彩矢が望月氏をシークレットで登録していたなら、もうこれは流石に私にはどうにも出来ない…。
私は彩矢の携帯電話から情報を引き出す事を諦めて、置き時計の時間を確認し、バスルームから漏れて来る音に聞き耳を立てながら、《何でも良い…どんな小さな物でも良い…》そんな気持ちで妻のバッグの中を必死に探しました。
2015/04/13
中15〖崩壊の予感〗第2回
中15〖崩壊の予感〗第2回
私は知人に頼んでそれとなく長谷川のことを調べてもらった。 柔道の国体にまで出た経験があり、とにかく身体がでかく強面の反面、支持者には面倒見のよく仕事も出来るらしい。知人は声を潜めて「しかし、女遊びが派手らしい! 愛人もいるようだ! それとアソコが凄いらしい!奥さんにも何度かバレたようだが、奥さんもアソコから離れられないとの噂だ!」
報告を聞きながら、どす黒い渦が私の下半身から沸き起こるのを覚えていた。逞しく噂までになるペニスを持つ男!長谷川と白く透けるような肌を持つスレンダーな小百合との絡みを妄想しては実際は何事もなく2カ月過ぎた頃、小百合からの一言が大きく状況を変えることとなる。
『ねぇ~あなた!来月の異動の謝恩会に長谷川さんも来るみたいよ!』
「は 長谷川が・・・。」
私は以前の妄想が一気に甦ってきた。小百合に気づかれないように冷静に
「そうか・・また誘われたらどうする?」
『そうね~遊んじゃおかしら・・あの人タイプだから!』
と悪戯っぽく目を輝かす妻の小百合。
「だ、抱かれたいのか?・・」
私の真剣な言葉に慌てて
『冗談よ!知られたら困るもん!』
「バレなきゃいいのかい?」
『・・・違うよ、やっぱり無理!知っている人とは・・・。』
「議員だから安全だと思うけどなぁ~!チャンスがあれば誘いに乗れよ!」
妄想したら、もう止まらなかった。夜ごと小百合に長谷川との激しいセックスを想像する。
「あいつ、凄いらしいぞ!噂によると一度やられた女は狂うみたいだぞ!小百合も女として知らない喜びを味わえるかも・・。」
『いゃ~ん・・想像したら疼いてしまう~!』
「だろう・・その気になったら付き合ってやれよ!」
『でも・・・もし・・もしもよ!誘われても普通の飲み会で終わるかもよ・・。』
「それは小百合が静かな処で飲みたいと言えば・・男にはすぐわかる!」
『貴方!私が彼とそうなっても大丈夫なの?』
「その代わりにメールでなるべく状況を随時知らせることと、レコーダーをバッグに入れて録音頼むよ!」
『いやだ~!なんかリアル~!私が抱かれても嫌いにならないでね・・!』
「心配するな!ひと時の夢をみるだけと思えよ!」
2015/04/12
私は知人に頼んでそれとなく長谷川のことを調べてもらった。 柔道の国体にまで出た経験があり、とにかく身体がでかく強面の反面、支持者には面倒見のよく仕事も出来るらしい。知人は声を潜めて「しかし、女遊びが派手らしい! 愛人もいるようだ! それとアソコが凄いらしい!奥さんにも何度かバレたようだが、奥さんもアソコから離れられないとの噂だ!」
報告を聞きながら、どす黒い渦が私の下半身から沸き起こるのを覚えていた。逞しく噂までになるペニスを持つ男!長谷川と白く透けるような肌を持つスレンダーな小百合との絡みを妄想しては実際は何事もなく2カ月過ぎた頃、小百合からの一言が大きく状況を変えることとなる。
『ねぇ~あなた!来月の異動の謝恩会に長谷川さんも来るみたいよ!』
「は 長谷川が・・・。」
私は以前の妄想が一気に甦ってきた。小百合に気づかれないように冷静に
「そうか・・また誘われたらどうする?」
『そうね~遊んじゃおかしら・・あの人タイプだから!』
と悪戯っぽく目を輝かす妻の小百合。
「だ、抱かれたいのか?・・」
私の真剣な言葉に慌てて
『冗談よ!知られたら困るもん!』
「バレなきゃいいのかい?」
『・・・違うよ、やっぱり無理!知っている人とは・・・。』
「議員だから安全だと思うけどなぁ~!チャンスがあれば誘いに乗れよ!」
妄想したら、もう止まらなかった。夜ごと小百合に長谷川との激しいセックスを想像する。
「あいつ、凄いらしいぞ!噂によると一度やられた女は狂うみたいだぞ!小百合も女として知らない喜びを味わえるかも・・。」
『いゃ~ん・・想像したら疼いてしまう~!』
「だろう・・その気になったら付き合ってやれよ!」
『でも・・・もし・・もしもよ!誘われても普通の飲み会で終わるかもよ・・。』
「それは小百合が静かな処で飲みたいと言えば・・男にはすぐわかる!」
『貴方!私が彼とそうなっても大丈夫なの?』
「その代わりにメールでなるべく状況を随時知らせることと、レコーダーをバッグに入れて録音頼むよ!」
『いやだ~!なんかリアル~!私が抱かれても嫌いにならないでね・・!』
「心配するな!ひと時の夢をみるだけと思えよ!」
2015/04/12
長J『失くしたもの』第1章③
長J『失くしたもの』第1章③
3月25日(土)
31日まで掛かると思った仕事も、ようやく昨日で片付きました。あれからの私は地獄の日々で、仕事で疲れていても、マンションに帰ると菜月(なつき)の事を考えてしまい、深夜まで寝付けないのです。心身ともに疲労困憊していましたが、休みになった事を告げずに赴任先を発ち、家に着いたのは夜10時を過ぎていました。息子は既に1人暮らしをしていて、妻の菜月が1人で待っているはずの家は留守だったで、合鍵で開けて入ると、疲れから食事も摂らずに眠ってしまいました。
3月26日(日)
目が覚めたのは午前6時でした。しかし妻の菜月はまだ帰っておらず、コーヒーを煎れて、トーストと目玉焼きを食べていると、暫らくして帰って来た妻は私が居る事に驚き、何も言わない私に必死で言い訳を始めました。
『友達に、相談に乗って欲しい事が有るから家に来て欲しいと頼まれて、話が長くなってしまったので、帰っても誰もいないのなら泊まっていってと言われたので泊めてもらったの。帰れるのなら連絡してくれれば早く帰って来たのに。ごめんなさい。』
そう言い終ると返事もしない私を残して、慌ててシャワーを浴びに行きました。
私は気付かれないようにバスルームに行き、いきなりドアを開けると、物音に気付いた菜月は両手で前を隠した格好で、背を向けてしゃがみ込んでいて、真っ赤なパンティーだけがシャワーに打たれています。
『あなた。急に何なの?恥ずかしいから出て行って・・・。』
「下着を洗っていたのか?また少し漏らしたのか?それにしても見た事も無い派手なパンティーだな。」
妻は無言で俯いていました。キッチンに戻って冷めたコーヒーを温め直して飲んでいると、バスルームから戻ってきた菜月は、また一生懸命言い訳を始めました。
『あのね本当は、気分転換になるから時々色々な派手な下着を穿いていたのだけど、こんなのを着けている事を知られると、いくら夫婦でも恥ずかしいから隠してあったの。それで、あなたに見つからない内に洗濯して隠そうと思って。この前は嘘をついてごめんね。』
私は菜月の浮気を確信しました。嫉妬心は復讐心に変わり、意外と冷静な事が自分でも不思議でした。ただ、復讐しようにも、相手が分からず証拠も無いのでは誤魔化されるだけです。「もう分かった。菜月を信じるよ。それより2人だけだから今からどうだ?」その気にはなれないのに、妻の反応を見るために言うと。
『ごめんね。こんな日中は嫌なの。誰かお客さんが来るかも知れないし、落ち着かなくて。』想像どおりの答えです。『来週は私が行くからその時ね。』この前までは、もう行きたくないと怒っていたのに、やはり後ろめたいのか、優しい口調の妻に戻っていました。
2015/04/12
3月25日(土)
31日まで掛かると思った仕事も、ようやく昨日で片付きました。あれからの私は地獄の日々で、仕事で疲れていても、マンションに帰ると菜月(なつき)の事を考えてしまい、深夜まで寝付けないのです。心身ともに疲労困憊していましたが、休みになった事を告げずに赴任先を発ち、家に着いたのは夜10時を過ぎていました。息子は既に1人暮らしをしていて、妻の菜月が1人で待っているはずの家は留守だったで、合鍵で開けて入ると、疲れから食事も摂らずに眠ってしまいました。
3月26日(日)
目が覚めたのは午前6時でした。しかし妻の菜月はまだ帰っておらず、コーヒーを煎れて、トーストと目玉焼きを食べていると、暫らくして帰って来た妻は私が居る事に驚き、何も言わない私に必死で言い訳を始めました。
『友達に、相談に乗って欲しい事が有るから家に来て欲しいと頼まれて、話が長くなってしまったので、帰っても誰もいないのなら泊まっていってと言われたので泊めてもらったの。帰れるのなら連絡してくれれば早く帰って来たのに。ごめんなさい。』
そう言い終ると返事もしない私を残して、慌ててシャワーを浴びに行きました。
私は気付かれないようにバスルームに行き、いきなりドアを開けると、物音に気付いた菜月は両手で前を隠した格好で、背を向けてしゃがみ込んでいて、真っ赤なパンティーだけがシャワーに打たれています。
『あなた。急に何なの?恥ずかしいから出て行って・・・。』
「下着を洗っていたのか?また少し漏らしたのか?それにしても見た事も無い派手なパンティーだな。」
妻は無言で俯いていました。キッチンに戻って冷めたコーヒーを温め直して飲んでいると、バスルームから戻ってきた菜月は、また一生懸命言い訳を始めました。
『あのね本当は、気分転換になるから時々色々な派手な下着を穿いていたのだけど、こんなのを着けている事を知られると、いくら夫婦でも恥ずかしいから隠してあったの。それで、あなたに見つからない内に洗濯して隠そうと思って。この前は嘘をついてごめんね。』
私は菜月の浮気を確信しました。嫉妬心は復讐心に変わり、意外と冷静な事が自分でも不思議でした。ただ、復讐しようにも、相手が分からず証拠も無いのでは誤魔化されるだけです。「もう分かった。菜月を信じるよ。それより2人だけだから今からどうだ?」その気にはなれないのに、妻の反応を見るために言うと。
『ごめんね。こんな日中は嫌なの。誰かお客さんが来るかも知れないし、落ち着かなくて。』想像どおりの答えです。『来週は私が行くからその時ね。』この前までは、もう行きたくないと怒っていたのに、やはり後ろめたいのか、優しい口調の妻に戻っていました。
2015/04/12
長L〖ダメージ〗第1章その1
長L〖ダメージ〗第1章その1
(原題:妻の性 投稿者:ほぼ実話 投稿日:2008/01/16)
私(川原誠治)も妻(未央:みお)も34歳です。未央は170cmのスレンダーな肉体に、きつい印象の顔立ちです。美人であることは間違いないと思います。しかし、可愛いというのとは違うと思います。一方、私は165cmの小柄で童顔。特に取り柄のない男です。唯一の取り柄がこの妻を持っていることぐらいです。
未央とは大学の同級生で付き合い始めて卒業後に結婚しました。子供は欲しいのですが、まだいません。未央は2年前まで仕事を続けていたのですが、人間関係など面倒なことも多く、私の収入だけでもそれほど困ることもないので辞めてしまいました。
というのは、未央の実家が地元で不動産やパチンコなど手広い商売をしているため、かなり裕福で、何かと援助をして貰っているからです。今私たち夫婦が住んでいるマンションも実家の義父名義のものなのです。このような事情もあって、妻には何となく強く出られないと言うところもあります。
例えば、離婚などということになっても私が追い出されるだけの話です。未央が仕事を辞めるときには、ずっと家にいて欲しいという私の要望があったのですが、結局、妻の希望通り、他の仕事を続けることになりました。
具体的には妻の未央は今は週に3,4回、水泳のインストラクターの仕事をパートでしています。体格の利もあり、高校ではインターハイに出るほどでした。家にこもるような生活も出来ない質なので気晴らしに働いているという感じです。
未央は引き締まった美しい体を人に見られることも好きなようです。私は、まさにそのようなことに嫉妬心をかき立てられ、嫌だったのです。水泳教室の生徒の中には中年のいやらしい男もいるかも知れない。
そんな男が、水着の上からですが妻のしなやかな肉体の隅々まで、舐めるように見るのだろうか?そんな男が教室の後、妻をお茶に誘ったり、飲みに誘ったりするのではないか?私の知らないコーチ仲間の男に口説かれるのではないか?水泳で鍛えた逞しい体の男に妻が気を許すのではないか?いまでも、このような不安は毎日私を悩ませます。
未央とのセックスはこの1年で大きく変わりました。(1年前に何があったかは後日また書きます。)その前から秘かに望んでいた事ですが、今は妻が主導権を握るようになりました。以前は対等とまではいかないまでも、同い年の夫婦という感じのセックスでした。しかし今や、妻のサディスティックな傾向が開花してしまっています。日常生活でも強い妻ですが、ベッドの上では完全な主従関係が成り立ってしまっていました。
2015/04/12
(原題:妻の性 投稿者:ほぼ実話 投稿日:2008/01/16)
私(川原誠治)も妻(未央:みお)も34歳です。未央は170cmのスレンダーな肉体に、きつい印象の顔立ちです。美人であることは間違いないと思います。しかし、可愛いというのとは違うと思います。一方、私は165cmの小柄で童顔。特に取り柄のない男です。唯一の取り柄がこの妻を持っていることぐらいです。
未央とは大学の同級生で付き合い始めて卒業後に結婚しました。子供は欲しいのですが、まだいません。未央は2年前まで仕事を続けていたのですが、人間関係など面倒なことも多く、私の収入だけでもそれほど困ることもないので辞めてしまいました。
というのは、未央の実家が地元で不動産やパチンコなど手広い商売をしているため、かなり裕福で、何かと援助をして貰っているからです。今私たち夫婦が住んでいるマンションも実家の義父名義のものなのです。このような事情もあって、妻には何となく強く出られないと言うところもあります。
例えば、離婚などということになっても私が追い出されるだけの話です。未央が仕事を辞めるときには、ずっと家にいて欲しいという私の要望があったのですが、結局、妻の希望通り、他の仕事を続けることになりました。
具体的には妻の未央は今は週に3,4回、水泳のインストラクターの仕事をパートでしています。体格の利もあり、高校ではインターハイに出るほどでした。家にこもるような生活も出来ない質なので気晴らしに働いているという感じです。
未央は引き締まった美しい体を人に見られることも好きなようです。私は、まさにそのようなことに嫉妬心をかき立てられ、嫌だったのです。水泳教室の生徒の中には中年のいやらしい男もいるかも知れない。
そんな男が、水着の上からですが妻のしなやかな肉体の隅々まで、舐めるように見るのだろうか?そんな男が教室の後、妻をお茶に誘ったり、飲みに誘ったりするのではないか?私の知らないコーチ仲間の男に口説かれるのではないか?水泳で鍛えた逞しい体の男に妻が気を許すのではないか?いまでも、このような不安は毎日私を悩ませます。
未央とのセックスはこの1年で大きく変わりました。(1年前に何があったかは後日また書きます。)その前から秘かに望んでいた事ですが、今は妻が主導権を握るようになりました。以前は対等とまではいかないまでも、同い年の夫婦という感じのセックスでした。しかし今や、妻のサディスティックな傾向が開花してしまっています。日常生活でも強い妻ですが、ベッドの上では完全な主従関係が成り立ってしまっていました。
2015/04/12
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第6節5章 49
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第6節5章 49
〖貸し出し⑤〗
俺は急に視野がぎゅうって狭まって座り込んでしまった。。瞬間に受話器から葵(あおい)の『言っちゃやだ!向井さん!』って抗議の声が聞こえた。
〔ほらさっき葵がおれに言った事を言えって。大輔も聞きたいって。〕と向井さんの声がして、ガサガサって雑音の後、葵が凄く息切らせた、かつエロい声で、『・・・向井さんに逝って欲しいっ!』と、一気に勢いつけた声だった。
そこからは向井さんの独壇場だった。意地悪な口調で、〔俺じゃなくて大輔に言えよ。〕、『やだ…電話切って、電話切って・・・。』再びガサガサって音。『あーーーーもう・・・。』、〔いいから。言えって!これからどうすんだよ~。〕それから10秒くらいの空白。
『はぁ~』って声の後、『大輔君・・・向井さんに逝って貰っていい?・・・。』被せる様に向井さんがかなり乱暴な口調で〔さっき言ったみたいにもっとちゃんと言え!〕
『…向井さんが逝ったら帰るからっ…ねえ、もういいでしょ。やだ。お願い。・・もぅ私が上になるっ!これでいい!?』そこで突然に電話が切れた。
それから電話もメールも無し。俺からも葵には掛けなかった。壁の向こう側を凄く意識しながらずっと座っていた。時間を持て余しそうになったころに風呂に行く。実際に葵が言っていたのは向井さんが逝ったら帰るとかではなくて、もっと甘い意味だったろうなとか色んなこと考えた。
待っているのは凄く長かった。葵が帰ってきたのは25時過ぎだった。ちょっと驚いたのは、葵がかなり急いで部屋に入ってきたのだけど、浴衣の下が水着だった事だ。写メールとは違う水色のビキニ。葵はすごく上気していて、かなり恥ずかしそうに部屋に入ってきた。
風呂上りに服をこっちの部屋に置いて、向井さんに水着に着替えさせられたからその格好らしい。葵は『ごめんね。大輔君。』『怒ってるよね?本当に、ほんとにごめんなさい。』と謝り、かなりの勢いで下から抱きついてくる。そこからキスをして、フェラチオになった。丁寧なフェラチオをされて、そこからセックスをした。
葵に挿入れた瞬間、膣の中がさっきまで掻き回されたのがまる判りの凄くねっとりしていた。正常位だったけど葵は挿入れた瞬間に今までした事のないような下から腰を使ってきてしがみ付いて来た。
そこでようやく二人とも落ち着いた感じだった。でも、その時の葵は凄くエロかった。目を瞑って腰をしきりに使ってきてもうなんか一杯一杯の感じ。
そして、挿入をしながら葵がしばらくして言ったのが、『今日は向井さんに大輔君とセックスしないでって言われたの。でもしちゃった。』(この時に向井さんが恋愛感情を持っているのか、分かっていないが俺はなぜかしら凄く焦った。でもこれも向井さん流の仕掛けかも?)葵の腰の動きだけでかなり興奮していたけど更に勃起をした。
(このプレイを始める前に、インターネットでこの種の体験談を読み漁ったが、バッドエンディング〖物語が不幸な形で結末を迎える事〗によく見かけるパターン。それは寝取らせた妻や彼女が寝取り男に「亭主とはセックスするな!」と命じられる。こうして夫婦や恋人関係が崩壊・変形をしてしまう。これを思い出してしまった。)
『大輔君好きっ。大好きっ!』って言ってキスをしてくる。完全に俺を逝かせたいだったから、俺もすぐ逝った。というか逝かされた。葵の身体は日焼けで赤くなって火照っていて、しかも、葵は俺が逝ったその後もずっとぎゅうって抱きついてきていたから、正直かなり気持ちよかった。
2015/04/11
〖貸し出し⑤〗
俺は急に視野がぎゅうって狭まって座り込んでしまった。。瞬間に受話器から葵(あおい)の『言っちゃやだ!向井さん!』って抗議の声が聞こえた。
〔ほらさっき葵がおれに言った事を言えって。大輔も聞きたいって。〕と向井さんの声がして、ガサガサって雑音の後、葵が凄く息切らせた、かつエロい声で、『・・・向井さんに逝って欲しいっ!』と、一気に勢いつけた声だった。
そこからは向井さんの独壇場だった。意地悪な口調で、〔俺じゃなくて大輔に言えよ。〕、『やだ…電話切って、電話切って・・・。』再びガサガサって音。『あーーーーもう・・・。』、〔いいから。言えって!これからどうすんだよ~。〕それから10秒くらいの空白。
『はぁ~』って声の後、『大輔君・・・向井さんに逝って貰っていい?・・・。』被せる様に向井さんがかなり乱暴な口調で〔さっき言ったみたいにもっとちゃんと言え!〕
『…向井さんが逝ったら帰るからっ…ねえ、もういいでしょ。やだ。お願い。・・もぅ私が上になるっ!これでいい!?』そこで突然に電話が切れた。
それから電話もメールも無し。俺からも葵には掛けなかった。壁の向こう側を凄く意識しながらずっと座っていた。時間を持て余しそうになったころに風呂に行く。実際に葵が言っていたのは向井さんが逝ったら帰るとかではなくて、もっと甘い意味だったろうなとか色んなこと考えた。
待っているのは凄く長かった。葵が帰ってきたのは25時過ぎだった。ちょっと驚いたのは、葵がかなり急いで部屋に入ってきたのだけど、浴衣の下が水着だった事だ。写メールとは違う水色のビキニ。葵はすごく上気していて、かなり恥ずかしそうに部屋に入ってきた。
風呂上りに服をこっちの部屋に置いて、向井さんに水着に着替えさせられたからその格好らしい。葵は『ごめんね。大輔君。』『怒ってるよね?本当に、ほんとにごめんなさい。』と謝り、かなりの勢いで下から抱きついてくる。そこからキスをして、フェラチオになった。丁寧なフェラチオをされて、そこからセックスをした。
葵に挿入れた瞬間、膣の中がさっきまで掻き回されたのがまる判りの凄くねっとりしていた。正常位だったけど葵は挿入れた瞬間に今までした事のないような下から腰を使ってきてしがみ付いて来た。
そこでようやく二人とも落ち着いた感じだった。でも、その時の葵は凄くエロかった。目を瞑って腰をしきりに使ってきてもうなんか一杯一杯の感じ。
そして、挿入をしながら葵がしばらくして言ったのが、『今日は向井さんに大輔君とセックスしないでって言われたの。でもしちゃった。』(この時に向井さんが恋愛感情を持っているのか、分かっていないが俺はなぜかしら凄く焦った。でもこれも向井さん流の仕掛けかも?)葵の腰の動きだけでかなり興奮していたけど更に勃起をした。
(このプレイを始める前に、インターネットでこの種の体験談を読み漁ったが、バッドエンディング〖物語が不幸な形で結末を迎える事〗によく見かけるパターン。それは寝取らせた妻や彼女が寝取り男に「亭主とはセックスするな!」と命じられる。こうして夫婦や恋人関係が崩壊・変形をしてしまう。これを思い出してしまった。)
『大輔君好きっ。大好きっ!』って言ってキスをしてくる。完全に俺を逝かせたいだったから、俺もすぐ逝った。というか逝かされた。葵の身体は日焼けで赤くなって火照っていて、しかも、葵は俺が逝ったその後もずっとぎゅうって抱きついてきていたから、正直かなり気持ちよかった。
2015/04/11
長D「私の愛妻物語」(温泉編①)20
長D「私の愛妻物語」(温泉編①)20
リゾート地への旅行から半年後の春、ついに2人で同じ連休が取れる機会が巡ってきました。年末年始以来です。疲れがたまっていたので、ゆっくり休むことも考えましたが、私(:後藤賢一:けんいち)が1泊旅行を提案すると、妻の望未(のぞみ)も乗ってきました。
望未が『だったら温泉に行きたい!』と云うので、どこに行くか検討します。妻は温泉が好きで、結婚前から雑誌やテレビで紹介されるようなひなびた温泉地に一緒に行って、部屋に露天風呂が付いていたり、離れの部屋があるような高級な旅館によく泊まっていました。
でも今回は急に決まった連休だったので、人気の温泉地はどこも満室で、予約が取れません。結局、私たちと同じ地方の比較的大きな温泉地に行くことになりました。私たちの地方では名の通った温泉地ですが、最近はあまり人気がありません。私がインターネットで旅館を調べて、その中の1軒を望未に薦めました。その温泉地の中では高級な部類でした。
嫌がるかと心配しましたが、望未は『急だったので仕方がないわね。たまには寂(さび)れた温泉も面白いかも。』と納得してくれます。私は密かに喜びました。実はその旅館には混浴の露天風呂があるらしいからです。妻の望未には内緒にしたまま、出発の日を迎えました。
温泉旅行への出発の朝、身支度を終えた望未の姿に、私は早速そそられてしまいました。この日の望未のファッションはフロントスリットが入ったタイトなミニスカート。(ミニスカート編のスカートです。)露出は多いのですが、高級ブランド品だけに仕立てがよく、大人っぽいデザインで、望未も気に入っています。
ミニスカートはもちろんですが、特に私がそそられたのは望未の太ももの内側からちらりと見えるストッキングのゴムでした。望未はこの日、ガーターベルトを身に着けていたのです。外国製のセクシーな下着を身に着けるのを密かな趣味にしている望未ですが、ガーターベルトは初めてでした。
数カ月前、望未が家で通信販売の下着カタログを見ている時、私が頼み込んで買ってもらいました。妻はずっとクローゼットにしまいこんでいましたが、久々の旅行ということもあり、身に着ける気になったようです。
望未はスリットの間からガーターの留め金が見えないか、太ももの付け根の辺りを盛んに気にしていましたが、真正面から姿見でチェックする限りではかろうじて隠れていたので、そのまま家を出ました。
私が運転席、望未が助手席に乗りました。私の目は望未の太ももに釘付けです。運転席からは薄黄色のガーターベルトと留め金、ベージュのストッキングと太ももの付け根の白い肌が丸見えでした。私はたまらずたびたび望未の太ももに左手を置いてなでまわし、望未に『一臣さん、危ないからやめて!』と何度も注意されました。
2015/04/11
リゾート地への旅行から半年後の春、ついに2人で同じ連休が取れる機会が巡ってきました。年末年始以来です。疲れがたまっていたので、ゆっくり休むことも考えましたが、私(:後藤賢一:けんいち)が1泊旅行を提案すると、妻の望未(のぞみ)も乗ってきました。
望未が『だったら温泉に行きたい!』と云うので、どこに行くか検討します。妻は温泉が好きで、結婚前から雑誌やテレビで紹介されるようなひなびた温泉地に一緒に行って、部屋に露天風呂が付いていたり、離れの部屋があるような高級な旅館によく泊まっていました。
でも今回は急に決まった連休だったので、人気の温泉地はどこも満室で、予約が取れません。結局、私たちと同じ地方の比較的大きな温泉地に行くことになりました。私たちの地方では名の通った温泉地ですが、最近はあまり人気がありません。私がインターネットで旅館を調べて、その中の1軒を望未に薦めました。その温泉地の中では高級な部類でした。
嫌がるかと心配しましたが、望未は『急だったので仕方がないわね。たまには寂(さび)れた温泉も面白いかも。』と納得してくれます。私は密かに喜びました。実はその旅館には混浴の露天風呂があるらしいからです。妻の望未には内緒にしたまま、出発の日を迎えました。
温泉旅行への出発の朝、身支度を終えた望未の姿に、私は早速そそられてしまいました。この日の望未のファッションはフロントスリットが入ったタイトなミニスカート。(ミニスカート編のスカートです。)露出は多いのですが、高級ブランド品だけに仕立てがよく、大人っぽいデザインで、望未も気に入っています。
ミニスカートはもちろんですが、特に私がそそられたのは望未の太ももの内側からちらりと見えるストッキングのゴムでした。望未はこの日、ガーターベルトを身に着けていたのです。外国製のセクシーな下着を身に着けるのを密かな趣味にしている望未ですが、ガーターベルトは初めてでした。
数カ月前、望未が家で通信販売の下着カタログを見ている時、私が頼み込んで買ってもらいました。妻はずっとクローゼットにしまいこんでいましたが、久々の旅行ということもあり、身に着ける気になったようです。
望未はスリットの間からガーターの留め金が見えないか、太ももの付け根の辺りを盛んに気にしていましたが、真正面から姿見でチェックする限りではかろうじて隠れていたので、そのまま家を出ました。
私が運転席、望未が助手席に乗りました。私の目は望未の太ももに釘付けです。運転席からは薄黄色のガーターベルトと留め金、ベージュのストッキングと太ももの付け根の白い肌が丸見えでした。私はたまらずたびたび望未の太ももに左手を置いてなでまわし、望未に『一臣さん、危ないからやめて!』と何度も注意されました。
2015/04/11
短Q≪寝取らせの行方≫第7話
短Q≪寝取らせの行方≫第7話
『どうしたんですか?山森さん?』栞央(りお)は落ち込む彼が心配になる。
〔いや!今日も失敗して怒られて・・・。〕
『そうなんですか?もう忘れて・・・。』
〔ん~でも俺って駄目だなぁ・・・。〕
彼(山森)がしんみりと仕事の事を話し始めると、やがて
〔みんなに迷惑掛けているから、辞めようかと思って・・・。〕
と突然の退職する話を始めたのです。
『退職って・・・。』栞央は言葉を詰まらせる。
〔だって俺向いていないんですよ・・・きっと。〕
何て言っていいか分からない私(栞央)は、無意識のまま彼の唇にキスをしていたのです。山森も驚いた表情を浮かべながらも、舌を入れ込んで来ました。心臓の鼓動が聞こえる程、彼は緊張している様で、小刻みに震えが感じられます。やがて山森が私を抱きしめ、更なるキスが続きました。
“これで彼が少しでも救われるなら・・・”そう思っていると、山森の手がお尻に触れやがてスカートを捲り上げて来たのです。
“えっ・・・嘘?”そう思った時には彼の指は既にマンコに押し当てられ、指先でクリトリスを刺激され1本が穴の中へ侵入して来ていました。既に本気汁で濡れ捲ったマンコは無抵抗に彼の指を咥え込み、更に2本目を招き入れていました。
『山森さん!どうしたの?』
〔俺!我慢出来ません!お願いです・・・初めての女性になって下さい!〕
『えっ?・・・だって私、人妻よ!』
〔旦那さんに許可は貰っています。酔っているとから、抱いてもいいって。〕
『そうなの?でも・・・。信じられない・・。』
そんな事を言いながらも、私も山森のペニスを見てから、アソコが疼き欲している事を知っていました。興奮と初めての行為と言う事もあり、彼の指使いは荒々しくもありましたが、もう私の身体は火照りっていたので、そんな事は関係なかったのです。
気づいた時には私は彼の股間に手を当て、やがて彼のファスナーに手を掛けていました。
ズズズゥ~とファスナーを下げ、ベルトを外すと既に大きく硬くなったペニスが現れ、私は生でペニスを掴み上下に動かしたんです。
〔アぁ~気持ちイイです・・・こんなに気持ちイイの初めてです。〕
『もっと気持ちイイ事をしてあげます。』
そう言うと、私は山森さんの膝元にしゃがみ込み、大きくなったペニスを咥えたのです。“何て硬いの?・・・それに男臭さが癖になりそう”初めてと言う彼に気持ちイイ事を教える筈が、私自身もこんなに凄いフェラチオは初めてで、アソコはジンジンと疼き汁が床に垂れているのが分かりました。
2015/04/11
『どうしたんですか?山森さん?』栞央(りお)は落ち込む彼が心配になる。
〔いや!今日も失敗して怒られて・・・。〕
『そうなんですか?もう忘れて・・・。』
〔ん~でも俺って駄目だなぁ・・・。〕
彼(山森)がしんみりと仕事の事を話し始めると、やがて
〔みんなに迷惑掛けているから、辞めようかと思って・・・。〕
と突然の退職する話を始めたのです。
『退職って・・・。』栞央は言葉を詰まらせる。
〔だって俺向いていないんですよ・・・きっと。〕
何て言っていいか分からない私(栞央)は、無意識のまま彼の唇にキスをしていたのです。山森も驚いた表情を浮かべながらも、舌を入れ込んで来ました。心臓の鼓動が聞こえる程、彼は緊張している様で、小刻みに震えが感じられます。やがて山森が私を抱きしめ、更なるキスが続きました。
“これで彼が少しでも救われるなら・・・”そう思っていると、山森の手がお尻に触れやがてスカートを捲り上げて来たのです。
“えっ・・・嘘?”そう思った時には彼の指は既にマンコに押し当てられ、指先でクリトリスを刺激され1本が穴の中へ侵入して来ていました。既に本気汁で濡れ捲ったマンコは無抵抗に彼の指を咥え込み、更に2本目を招き入れていました。
『山森さん!どうしたの?』
〔俺!我慢出来ません!お願いです・・・初めての女性になって下さい!〕
『えっ?・・・だって私、人妻よ!』
〔旦那さんに許可は貰っています。酔っているとから、抱いてもいいって。〕
『そうなの?でも・・・。信じられない・・。』
そんな事を言いながらも、私も山森のペニスを見てから、アソコが疼き欲している事を知っていました。興奮と初めての行為と言う事もあり、彼の指使いは荒々しくもありましたが、もう私の身体は火照りっていたので、そんな事は関係なかったのです。
気づいた時には私は彼の股間に手を当て、やがて彼のファスナーに手を掛けていました。
ズズズゥ~とファスナーを下げ、ベルトを外すと既に大きく硬くなったペニスが現れ、私は生でペニスを掴み上下に動かしたんです。
〔アぁ~気持ちイイです・・・こんなに気持ちイイの初めてです。〕
『もっと気持ちイイ事をしてあげます。』
そう言うと、私は山森さんの膝元にしゃがみ込み、大きくなったペニスを咥えたのです。“何て硬いの?・・・それに男臭さが癖になりそう”初めてと言う彼に気持ちイイ事を教える筈が、私自身もこんなに凄いフェラチオは初めてで、アソコはジンジンと疼き汁が床に垂れているのが分かりました。
2015/04/11
中11 〖家庭教師の誤算 第9回〗
中11 〖家庭教師の誤算 第9回〗
結局僕たちはまたシャワーを浴びて、ベッドに横になると猛烈な睡魔が襲ってくる。どれだけ眠ったのかわからなかったが、目を覚ますと香澄の顔が目の前にあった。彼女の大きな瞳が僕をずっと見つめている。
「あっ、寝ちゃった?」
『うん、今日の先生の顔を覚えておきたくてずっと見ていたの。』
「痛かったろ。我慢できなくて、ゴメン。」
『ううん、素敵だったよ。こんな素敵なロストバージンって、そうそうないんじゃないかな。』
香澄が言うほど素敵だったとは、初めての僕でも到底そうは思えない。でも、香澄の優しさには感謝していた。ホテルを出ると小雨が降っている。『折り畳み傘を持っているんだけど、私、傘を濡らすの好きじゃないんだ。先生、走ろう。』そう言うと香澄は駅に向かって僕の前を走り出した。
小鹿のようにダッシュをする香澄のあとを追いながら、彼女が少し蟹股気味になっているのを見て僕は思わず笑ってしまう。年下らしく子供っぽいところと、年下なのに大人っぽいところがあって、高校生というのは微妙で面白い存在だと思った。
駅に着いた時、香澄は肩で息をしていたが疲れた様子はない。ハンカチを取り出して、香澄の顔を拭いてやると、『先生、ありがとう。』と言いながら、香澄もハンカチを取り出して僕の顔を拭いた。「僕たち、お互いに何をやっているんだろう?・・・」笑いながらそう言
うと、香澄も笑いだして言った。
『そうだね、でも、先生の顔をもう少し触っていたいの。』
香澄は少し背伸びをして僕の顔を引き寄せると唇にチュッとキスをする。
『先生、またね。バイバイ。』
小さく胸の前で小さく手を振ると香澄は駅の改札に向かって行った。
そんな香澄の後姿を僕はいつまでも見送っていたが、香澄は一度も振り返らなかった。
『バイバイをした後に振り返るのはね、今生のお別れの時だけなんだって・・・。』
いつだったか香澄が僕にそう話していたのを思い出した。
次に香澄の家を訪問した時、香澄はいつも通り。母親の前では品行方正な態度とは言えなかったが、二人きりになるとデートをしたときの香澄がそこにいた。部屋に入ると香澄は自習を始める。
僕もいつもの通りにマンガを読み始めたのだけど、香澄のことが気になってチラチラ見ていたら、香澄が背中を向けたまま僕に言った。
『先生にそんなに見つめられたら、私、穴が開いちゃうよ!』
「えっ?どうしてわかるの?」
『だって私、後ろにも目がついているだもん。』
どう考えても不思議だった。香澄は決して僕の方を振り返っていなかったので、見ていたことを照れくさく思うより、驚きの方が勝ってしまう。
僕が思わず立ち上がって香澄の肩越しに机の上を覗いてみたら、小さな手鏡が置いてあって、香澄はそれを隠そうともしなかった。
『ねっ!先生、マジで驚いていたでしょ?』
悪戯っぽく笑った香澄が振り返って言った。何だか極まりが悪くて、苦笑いをしていると再び香澄が口を開いた。
『私のことを見てくれていて嬉しいよ。』
この子はどうしてこんなに自分の感情をストレートに口にできるのだろう。後ろが見える謎が解けた今、今度はそのことの方が不思議に思えた。
『先生!』いつもの通り、香澄に呼ばれて隣に座るとノックの音がして母親がケーキとお紅茶を持って入ってくる。(これも不思議だ!)僕はコーヒーが苦手なのだけど、この家では最初から紅茶だった。(でもコーヒーか紅茶か一度も訊かれたことがなかった。)
母親が部屋から出て行くと、香澄はケーキをフォークで口に運びながら、ようやくこの間のことを話題に出す。
『プラネタリウム、もったいなかったなぁ~』
「前の晩は遅かったの?」
『うん、っていうか、明日先生と会おうと決めてから全然眠れなかったの・・。』
「でも、約束していたわけじゃないから、会えるかどうかも判らなかっただろう?」
『うん、でも会えるって信じてた。』
「それで会ったら、眠っちゃったんだ。」
『そう。先生の顔を見たらね、安心しちゃったんだと思う。』
香澄は唇に付いたクリームを舌でペロッと舐めながら言ったが、二人の秘密を持ってしまった所為か、それが何だか妙にエロい感じがした。
香澄とそういう関係になったからといって、会うたびにセックスをしていたわけではない。なんと言っても彼女は受験生だったし、僕は香澄の受験の妨げになるようなことはしたくなかった。
2015/04/11
結局僕たちはまたシャワーを浴びて、ベッドに横になると猛烈な睡魔が襲ってくる。どれだけ眠ったのかわからなかったが、目を覚ますと香澄の顔が目の前にあった。彼女の大きな瞳が僕をずっと見つめている。
「あっ、寝ちゃった?」
『うん、今日の先生の顔を覚えておきたくてずっと見ていたの。』
「痛かったろ。我慢できなくて、ゴメン。」
『ううん、素敵だったよ。こんな素敵なロストバージンって、そうそうないんじゃないかな。』
香澄が言うほど素敵だったとは、初めての僕でも到底そうは思えない。でも、香澄の優しさには感謝していた。ホテルを出ると小雨が降っている。『折り畳み傘を持っているんだけど、私、傘を濡らすの好きじゃないんだ。先生、走ろう。』そう言うと香澄は駅に向かって僕の前を走り出した。
小鹿のようにダッシュをする香澄のあとを追いながら、彼女が少し蟹股気味になっているのを見て僕は思わず笑ってしまう。年下らしく子供っぽいところと、年下なのに大人っぽいところがあって、高校生というのは微妙で面白い存在だと思った。
駅に着いた時、香澄は肩で息をしていたが疲れた様子はない。ハンカチを取り出して、香澄の顔を拭いてやると、『先生、ありがとう。』と言いながら、香澄もハンカチを取り出して僕の顔を拭いた。「僕たち、お互いに何をやっているんだろう?・・・」笑いながらそう言
うと、香澄も笑いだして言った。
『そうだね、でも、先生の顔をもう少し触っていたいの。』
香澄は少し背伸びをして僕の顔を引き寄せると唇にチュッとキスをする。
『先生、またね。バイバイ。』
小さく胸の前で小さく手を振ると香澄は駅の改札に向かって行った。
そんな香澄の後姿を僕はいつまでも見送っていたが、香澄は一度も振り返らなかった。
『バイバイをした後に振り返るのはね、今生のお別れの時だけなんだって・・・。』
いつだったか香澄が僕にそう話していたのを思い出した。
次に香澄の家を訪問した時、香澄はいつも通り。母親の前では品行方正な態度とは言えなかったが、二人きりになるとデートをしたときの香澄がそこにいた。部屋に入ると香澄は自習を始める。
僕もいつもの通りにマンガを読み始めたのだけど、香澄のことが気になってチラチラ見ていたら、香澄が背中を向けたまま僕に言った。
『先生にそんなに見つめられたら、私、穴が開いちゃうよ!』
「えっ?どうしてわかるの?」
『だって私、後ろにも目がついているだもん。』
どう考えても不思議だった。香澄は決して僕の方を振り返っていなかったので、見ていたことを照れくさく思うより、驚きの方が勝ってしまう。
僕が思わず立ち上がって香澄の肩越しに机の上を覗いてみたら、小さな手鏡が置いてあって、香澄はそれを隠そうともしなかった。
『ねっ!先生、マジで驚いていたでしょ?』
悪戯っぽく笑った香澄が振り返って言った。何だか極まりが悪くて、苦笑いをしていると再び香澄が口を開いた。
『私のことを見てくれていて嬉しいよ。』
この子はどうしてこんなに自分の感情をストレートに口にできるのだろう。後ろが見える謎が解けた今、今度はそのことの方が不思議に思えた。
『先生!』いつもの通り、香澄に呼ばれて隣に座るとノックの音がして母親がケーキとお紅茶を持って入ってくる。(これも不思議だ!)僕はコーヒーが苦手なのだけど、この家では最初から紅茶だった。(でもコーヒーか紅茶か一度も訊かれたことがなかった。)
母親が部屋から出て行くと、香澄はケーキをフォークで口に運びながら、ようやくこの間のことを話題に出す。
『プラネタリウム、もったいなかったなぁ~』
「前の晩は遅かったの?」
『うん、っていうか、明日先生と会おうと決めてから全然眠れなかったの・・。』
「でも、約束していたわけじゃないから、会えるかどうかも判らなかっただろう?」
『うん、でも会えるって信じてた。』
「それで会ったら、眠っちゃったんだ。」
『そう。先生の顔を見たらね、安心しちゃったんだと思う。』
香澄は唇に付いたクリームを舌でペロッと舐めながら言ったが、二人の秘密を持ってしまった所為か、それが何だか妙にエロい感じがした。
香澄とそういう関係になったからといって、会うたびにセックスをしていたわけではない。なんと言っても彼女は受験生だったし、僕は香澄の受験の妨げになるようなことはしたくなかった。
2015/04/11
短25【彼女と彼氏】1話
短25【彼女と彼氏】1話
(原題:予期せぬ種付け 投稿者・投稿日:不詳)
幼馴染の彼女(鈴花:すずか)とのお話です。とりあえず彼女のスペックを紹介します。年齢は26歳、黒髪でロング、身長は160㎝、体重はわからないが、太ってない。痩せすぎってわけでもない。太腿の肉付は個人的に好き。とびきり美人というわけではないがどちらかといえば可愛い系。イメージは(学生なら)図書委員とかやっていそうな感じというか雰囲気。
僕(光一:こういち)と鈴花が付き合いを始めてから6年です。日常的には大変仲が良い。セックス面でも飽きた、というわけではない。僕の性癖として、彼女が他人とセックスしながらよがっている姿を第三者として見てみたい。その願望を彼女に伝え、当初は頑なに拒否されたが、根気よく彼女を説得して、サイトで募集した男性と会うことになった。
このとき僕と鈴花が話し合った末の条件は、
・相手は年上(同年代だと知り合いだったりするかもしれないので)であること。
・鈴花文字色の嫌がるプレイはしないこと。
・ホテル等の必要経費は相手が負担すること。
・プレイ時には、彼氏(光一)が立会いすること。
の4つです。
しかし、あとから思うともっと細かく条件を入れるべきだったのかも・・・。
土曜日の午後5時にホテルのロビーで会うことにする。相手の方(伏見さん)は30代後半です。一応鈴花と相談して選んだのですが、顔写真と実際の方は印象が違った。鈴花は『大丈夫よ。』と言っている。
一通りの挨拶を交わし、三人で早速に部屋へ向かいました。伏見さんが〔まずはシャワーを浴びたいけれど、鈴花さんと入りたいのですが・・・。〕と、少し戸惑っていた彼女ですが、僕的にも「こんなところで迷っていても。」と思い、「入ってくれば。」と後押し、鈴花がどう思ったかはわかりませんが、男性の目の前でストリップ。しごくあっさり脱いでいく。
鈴花は全裸になって、タオルで隠した状態で同じく全裸になった伏見さんと浴室へ。(浴室での会話は彼女からの後聞きになります。)シャワーにしては少し長い時間かけて出てきた二人。バスタオル姿の鈴花の顔が心なしか赤かったのですが、まぁ温まったからだろう程度の認識(実際にそれも一因でしょうが)。
シャワーから出てきてからは僕(光一)のことはすでに眼中にない様子で伏見さんは鈴花をベッドに誘導している。鈴花がちらっと僕の方を見たがすぐにベッドに横になる。伏見さんがすぐさま鈴花のバスタオルを外して彼女のアソコにしゃぶりつきました。
僕はツインベッドを見渡せるソファから二人の痴態を凝視。伏見さんが器用に指で膣をほじくり回しながら音を立ててしゃぶると、鈴花は悲鳴とも嬌声ともつかぬ声を上げる。文章で表すと濁点のつくタイプの声だった。自分とのプレイで聞いたことが無い声です。
2015/04/10
(原題:予期せぬ種付け 投稿者・投稿日:不詳)
幼馴染の彼女(鈴花:すずか)とのお話です。とりあえず彼女のスペックを紹介します。年齢は26歳、黒髪でロング、身長は160㎝、体重はわからないが、太ってない。痩せすぎってわけでもない。太腿の肉付は個人的に好き。とびきり美人というわけではないがどちらかといえば可愛い系。イメージは(学生なら)図書委員とかやっていそうな感じというか雰囲気。
僕(光一:こういち)と鈴花が付き合いを始めてから6年です。日常的には大変仲が良い。セックス面でも飽きた、というわけではない。僕の性癖として、彼女が他人とセックスしながらよがっている姿を第三者として見てみたい。その願望を彼女に伝え、当初は頑なに拒否されたが、根気よく彼女を説得して、サイトで募集した男性と会うことになった。
このとき僕と鈴花が話し合った末の条件は、
・相手は年上(同年代だと知り合いだったりするかもしれないので)であること。
・鈴花文字色の嫌がるプレイはしないこと。
・ホテル等の必要経費は相手が負担すること。
・プレイ時には、彼氏(光一)が立会いすること。
の4つです。
しかし、あとから思うともっと細かく条件を入れるべきだったのかも・・・。
土曜日の午後5時にホテルのロビーで会うことにする。相手の方(伏見さん)は30代後半です。一応鈴花と相談して選んだのですが、顔写真と実際の方は印象が違った。鈴花は『大丈夫よ。』と言っている。
一通りの挨拶を交わし、三人で早速に部屋へ向かいました。伏見さんが〔まずはシャワーを浴びたいけれど、鈴花さんと入りたいのですが・・・。〕と、少し戸惑っていた彼女ですが、僕的にも「こんなところで迷っていても。」と思い、「入ってくれば。」と後押し、鈴花がどう思ったかはわかりませんが、男性の目の前でストリップ。しごくあっさり脱いでいく。
鈴花は全裸になって、タオルで隠した状態で同じく全裸になった伏見さんと浴室へ。(浴室での会話は彼女からの後聞きになります。)シャワーにしては少し長い時間かけて出てきた二人。バスタオル姿の鈴花の顔が心なしか赤かったのですが、まぁ温まったからだろう程度の認識(実際にそれも一因でしょうが)。
シャワーから出てきてからは僕(光一)のことはすでに眼中にない様子で伏見さんは鈴花をベッドに誘導している。鈴花がちらっと僕の方を見たがすぐにベッドに横になる。伏見さんがすぐさま鈴花のバスタオルを外して彼女のアソコにしゃぶりつきました。
僕はツインベッドを見渡せるソファから二人の痴態を凝視。伏見さんが器用に指で膣をほじくり回しながら音を立ててしゃぶると、鈴花は悲鳴とも嬌声ともつかぬ声を上げる。文章で表すと濁点のつくタイプの声だった。自分とのプレイで聞いたことが無い声です。
2015/04/10
中11 〖家庭教師の誤算 第8回〗
中11 〖家庭教師の誤算 第8回〗
『ねぇ、先生。触ってみてもいい?』
香澄(かすみ)にそう言われて力なく頷くと、彼女はそろそろと手を僕の股間に伸ばしてくる。細い指で真ん中あたりを摘まれた瞬間、僕のものはピクリと動き、ぐんぐん大きくなっていった。
『すっごーい!』
目の前でペニスが勃起するのを見て、香澄は目を丸くすると素直に驚いて見せる。
勢いを得た僕は、香澄に覆い被さると長い脚を割って入って挿れようとした。でも、場所も角度もよく分からなくて、やたらめったに香澄の亀裂に擦り付けていたら、そのまま果ててしまう。香澄の陰毛に精液がかかり、それはそれでちょっとエロかったけど、挿入もままならないまま果ててしまった情けなさのショックの方が大きかった。
僕はティッシュをとって自分のモノを拭いた後、香澄の股間も拭おうとしたら、『先生、ちょっと待って!』と香澄に言われて何なのかと思ってただ見ていると、香澄は僕の精液を指に付けて匂いを少し嗅いで見ると、『ふふっ』と笑って、『これ先生の素だね。』と言った。
僕も釣られて笑うと香澄はバスタオルで胸を隠しながらベッドから起き上がり、空いた方の手を僕の方に伸ばして言った。『先生、シャワーを浴びよう!』僕は香澄に誘われるままに香澄の手を取ると、一緒にバスルームに向かう。
香澄は泡の石鹸を手に取ると自分の局部に塗りたくって洗い流した後で、僕のモノにもソープをまぶす。『洗ってあげるね。』そう言われて香澄に任せていると、僕は香澄の手の平の中で再び大きくなってしまった。『元気でちゅねーw』それを見た香澄は恥ずかしさを隠すかのように僕のモノに向かってそう語りかける。
お互いの身体を拭きあって再びベッドに戻ると、僕は一からやり直した。少し冷静さを取り戻して、ベッドに横になる前にコンドームを探すとこっそり枕の下に忍ばせる。抱き合ってキスをして、小さな乳房を揉んでからもう片方のおっぱいに口を近づけると乳首を吸った。
『んんっ・・・。』香澄の口から小さな喘ぎ声が漏れたところでコンドームを装着して、僕は香澄に膝を立てさせると再び入り口を探す。いくらペニスの先で探ってみてもわからずにいると、香澄がそっと手を伸ばしてくると僕の竿をガイドするように導いてくれた。
『このままゆっくりきて。』僕が少し驚いた顔をして見せると、香澄は『女の子はね、タンポン使っているから・・・。』と言い訳するように言った。香澄のガイドに従って、それとコンドームのゼリーが潤滑油になって、四分の一ぐらい入ったところで香澄が眉間に皺を寄せる。
「痛いの?」思わず心配になって尋ねると、香澄は首を振りながら僕にしがみ付いてきた。その勢いで僕は根元まで香澄に中に入ってしまう。香澄の中は温かくて脳がとろけそうだった。
僕が腰を動かそうとすると、背中に回った香澄の腕に力が入ったので、きっと痛みに耐えているのだと思う。僕は香澄を痛がらせないようにできるだけ動かないようにしていたのだけど、繋がったままキスをしたら猛烈に興奮してしまい、思いっきり腰を振って香澄の中で果ててしまった。
腕を突っ張って起き上がろうとすると、香澄の声がした。『待って!』僕が動きを止めると、『先生、ティッシュを二、三枚取って。』と言うので渡してやると、『そっと、そっとね。』って言いながら僕のモノが抜け出ると素早く自分の股間に丸めたティッシュを押し当てる。僕がコンドームを外して後始末をしていると、ティッシュに薄らと血が滲んでいた。
2015/04/10
『ねぇ、先生。触ってみてもいい?』
香澄(かすみ)にそう言われて力なく頷くと、彼女はそろそろと手を僕の股間に伸ばしてくる。細い指で真ん中あたりを摘まれた瞬間、僕のものはピクリと動き、ぐんぐん大きくなっていった。
『すっごーい!』
目の前でペニスが勃起するのを見て、香澄は目を丸くすると素直に驚いて見せる。
勢いを得た僕は、香澄に覆い被さると長い脚を割って入って挿れようとした。でも、場所も角度もよく分からなくて、やたらめったに香澄の亀裂に擦り付けていたら、そのまま果ててしまう。香澄の陰毛に精液がかかり、それはそれでちょっとエロかったけど、挿入もままならないまま果ててしまった情けなさのショックの方が大きかった。
僕はティッシュをとって自分のモノを拭いた後、香澄の股間も拭おうとしたら、『先生、ちょっと待って!』と香澄に言われて何なのかと思ってただ見ていると、香澄は僕の精液を指に付けて匂いを少し嗅いで見ると、『ふふっ』と笑って、『これ先生の素だね。』と言った。
僕も釣られて笑うと香澄はバスタオルで胸を隠しながらベッドから起き上がり、空いた方の手を僕の方に伸ばして言った。『先生、シャワーを浴びよう!』僕は香澄に誘われるままに香澄の手を取ると、一緒にバスルームに向かう。
香澄は泡の石鹸を手に取ると自分の局部に塗りたくって洗い流した後で、僕のモノにもソープをまぶす。『洗ってあげるね。』そう言われて香澄に任せていると、僕は香澄の手の平の中で再び大きくなってしまった。『元気でちゅねーw』それを見た香澄は恥ずかしさを隠すかのように僕のモノに向かってそう語りかける。
お互いの身体を拭きあって再びベッドに戻ると、僕は一からやり直した。少し冷静さを取り戻して、ベッドに横になる前にコンドームを探すとこっそり枕の下に忍ばせる。抱き合ってキスをして、小さな乳房を揉んでからもう片方のおっぱいに口を近づけると乳首を吸った。
『んんっ・・・。』香澄の口から小さな喘ぎ声が漏れたところでコンドームを装着して、僕は香澄に膝を立てさせると再び入り口を探す。いくらペニスの先で探ってみてもわからずにいると、香澄がそっと手を伸ばしてくると僕の竿をガイドするように導いてくれた。
『このままゆっくりきて。』僕が少し驚いた顔をして見せると、香澄は『女の子はね、タンポン使っているから・・・。』と言い訳するように言った。香澄のガイドに従って、それとコンドームのゼリーが潤滑油になって、四分の一ぐらい入ったところで香澄が眉間に皺を寄せる。
「痛いの?」思わず心配になって尋ねると、香澄は首を振りながら僕にしがみ付いてきた。その勢いで僕は根元まで香澄に中に入ってしまう。香澄の中は温かくて脳がとろけそうだった。
僕が腰を動かそうとすると、背中に回った香澄の腕に力が入ったので、きっと痛みに耐えているのだと思う。僕は香澄を痛がらせないようにできるだけ動かないようにしていたのだけど、繋がったままキスをしたら猛烈に興奮してしまい、思いっきり腰を振って香澄の中で果ててしまった。
腕を突っ張って起き上がろうとすると、香澄の声がした。『待って!』僕が動きを止めると、『先生、ティッシュを二、三枚取って。』と言うので渡してやると、『そっと、そっとね。』って言いながら僕のモノが抜け出ると素早く自分の股間に丸めたティッシュを押し当てる。僕がコンドームを外して後始末をしていると、ティッシュに薄らと血が滲んでいた。
2015/04/10
中10〚新しい夫婦の形〛2章第1話 8
中10〚新しい夫婦の形〛2章第1話 8
希美(のぞみ)の噂を聞いてから二度目の出張です。さて、今回はどのようにして出張の様子を伺うべきか?いろいろ考えをめぐらせたが、なかなかこれという名案が浮かばないでいた。そこで出張に同行する園部君の同期入社の須藤に妻の監視をお願いできないか園部君に頼んでみた。
須藤はあの時トイレで園部君から妻の噂に関しては聞いている。必要以上に噂話を広げたくはないので、その点でも須藤が一番好都合だった。しかし、その後園部君から須藤は監視役などしたくないと言われたと返事が来る。園部君は須藤には僕のことを、まだ話をしていないので、この際僕から直接須藤に頼んでみることにした。
「はじめまして、東京第一営業所の益岡といいます。」
〚は?〛
僕は園部君に須藤を飲みに誘い出して欲しいと頼んだ。その席に突然僕が割り込んだので
ある。須藤の席の前に僕の名刺を置いて挨拶をしたが、突然の来客にただ戸惑うだけだった。すぐに僕が「企画部百瀬希美の亭主である。」ことを須藤に告げると、須藤は園部君をにらみつけた。
〚お前が仕組んだんだろ?〛
《ごめん須藤、でも益岡さんの話を聞いてあげてくれ!》
僕は今までの経緯を正直に須藤に伝えた。
「別に監視するってわけではないんだ。ただ、妻の行動でおかしいなと思うことがあったら、僕に教えて欲しいんだ。」
〚益岡さんもマジでコイツの言うことを信じているんですか?〛
「別に信じているとか信じていないとかではなく、どうしても妻のことが気になるだけなんだよ。あの時偶然にも君たちの話を聞いてしまってから。他に頼めることも出来ないので、恥を忍んでこうやって君にお願いにきたんだ。頼む。」
そう言って僕は年下の須藤に頭を下げた。
〚わかりましたよ、益岡さんがそこまで言うなら。でも本当に百瀬さんはそういうタイプじゃないですよ、何もないと思いますけど・・。〛
「ありがとう。何もなければ、何もなかったと教えてくれればそれでいいんだ。」
こうやって僕は、次の出張の時に妻の監視役を一人確保することが出来た。ただ、須藤自身“ミイラ取りがミイラになる”と言う可能性も考えたが、それならばそれでもいいと腹をくくっていた。
2015/04/10
希美(のぞみ)の噂を聞いてから二度目の出張です。さて、今回はどのようにして出張の様子を伺うべきか?いろいろ考えをめぐらせたが、なかなかこれという名案が浮かばないでいた。そこで出張に同行する園部君の同期入社の須藤に妻の監視をお願いできないか園部君に頼んでみた。
須藤はあの時トイレで園部君から妻の噂に関しては聞いている。必要以上に噂話を広げたくはないので、その点でも須藤が一番好都合だった。しかし、その後園部君から須藤は監視役などしたくないと言われたと返事が来る。園部君は須藤には僕のことを、まだ話をしていないので、この際僕から直接須藤に頼んでみることにした。
「はじめまして、東京第一営業所の益岡といいます。」
〚は?〛
僕は園部君に須藤を飲みに誘い出して欲しいと頼んだ。その席に突然僕が割り込んだので
ある。須藤の席の前に僕の名刺を置いて挨拶をしたが、突然の来客にただ戸惑うだけだった。すぐに僕が「企画部百瀬希美の亭主である。」ことを須藤に告げると、須藤は園部君をにらみつけた。
〚お前が仕組んだんだろ?〛
《ごめん須藤、でも益岡さんの話を聞いてあげてくれ!》
僕は今までの経緯を正直に須藤に伝えた。
「別に監視するってわけではないんだ。ただ、妻の行動でおかしいなと思うことがあったら、僕に教えて欲しいんだ。」
〚益岡さんもマジでコイツの言うことを信じているんですか?〛
「別に信じているとか信じていないとかではなく、どうしても妻のことが気になるだけなんだよ。あの時偶然にも君たちの話を聞いてしまってから。他に頼めることも出来ないので、恥を忍んでこうやって君にお願いにきたんだ。頼む。」
そう言って僕は年下の須藤に頭を下げた。
〚わかりましたよ、益岡さんがそこまで言うなら。でも本当に百瀬さんはそういうタイプじゃないですよ、何もないと思いますけど・・。〛
「ありがとう。何もなければ、何もなかったと教えてくれればそれでいいんだ。」
こうやって僕は、次の出張の時に妻の監視役を一人確保することが出来た。ただ、須藤自身“ミイラ取りがミイラになる”と言う可能性も考えたが、それならばそれでもいいと腹をくくっていた。
2015/04/10
長G〖救いの手を〗第10回
長G〖救いの手を〗第10回
土曜日に、あの出来事があって初めて、私は具体的に彩矢の携帯に何がどのような形で記録されているのかをこの目で確かめなくてはならない!居ても立っても居られない…そんな気持ちになったのです。 しかしながら土曜日、日曜日と妻の携帯を盗み見るチャンスは無く、昨日の月曜日もそのような場面は訪れる事がありませんでした。
今夜を逃せば、明日には妻の彩矢は会議の名を借りた逢瀬?に出掛けてしまうのです。結論から言えば、この夜意を決した私は妻の携帯を覗く事に成功しました。しかしそれは消化不良な益々深い疑念を抱かざる得ない結果となったのです。
この夜、妻の彩矢は20時をかなり回った頃に帰宅しました。私はこの三日間の失敗を踏まえて、最低でも1時間ぐらいは無いと、じっくり妻の携帯のチェックなど出来る訳が無い事を実感していました。
元来、小心者の私ですから、彩矢が家事をしている時にこっそりと妻の寝室に忍び入り携帯に触れるか触れないか…そんな所までは日曜日も月曜日も辿り着いたのですが、ちょっとした物音や気配を感じただけで、その先には進む事が出来なくなってしまっていたのです。
昨夜などは、妻の入浴中を狙ってと考えていたのですが、彩矢は『今夜はこの後、片付けなくてはならない仕事を持ち帰っているからシャワーで済ますわ… お湯に浸かると気持ち良くなって眠くなってしまうから…。』と私は携帯に近付く事すら出来ませんでした。
それならば、それならばです…私は高級化粧品を扱う知人に連絡を取り、私からすれば《阿保か!》と言いたくなるような高価な金額のシャンプー、トリートメント、洗顔用品、入浴剤の果てまでを購入し妻に用意したのです。
《おんな心を考えれば大好きな男に抱かれる前日に自分の体を磨きたい…綺麗でありたい…そんな風に考えるに違いない…》単純にそんな発想だったのです。これが見事なまでに嵌まりました。
その夜、帰宅した彩矢に私は、「遅くまでご苦労様。疲れただろ?明日から会議だっていうのに大変だよな…。」
妻は一瞬、困ったような顔になります。
『なぁに?どうしたの?珍しいわね…そんな事を言ってくれるなんて…。』
「ひどいな!いつも大変だなって思っているんだぜ。」
彩矢は悪戯っ子のように瞳をパチリとウインクをするようにして、
『ごめんなさい…分かっているわよ…。』と笑顔を返しました。
「なぁ…〇〇化粧品の谷崎さん知っているだろ? あそこが扱っているブランドって高いだろ? でも不景気で売り上げが落ちて大変らしくて、どうしても買ってくれって電話が来てさ。男の俺は要らないだろって言ったら、綺麗な奥さんの為にプレゼントしてやれば?ってさ…。以前お世話にもなっているし…まぁ、お前が綺麗でいてくれたら俺も嬉しいから…はい、プレゼント!」
『えっ…えっ?…いいの?…だってこれ本当に高かったでしょ?』
私は口を尖らせながら
『本当高かったよ… 無駄にされちゃかなわないからゆっくりお風呂に入っておいで…食事は後で良いからさ!』
私からの思わぬプレゼントと労いの言葉に、すっかり気を良くした彩矢は嬉しそうにバスタブにお湯を溜めに行きました。
彩矢は珍しくバッグをリビングに置いたまま、寝室にルームウェアに着替えに行き、
『じゃあ、あなた、使わせて貰います…』と笑顔で私のプレゼントを抱えるようにしてバスルームに向かいました。私は厭味も込めて、「綺麗に磨いておいで…。」と言葉を返しました。高くついた回りくどい作戦ではありましたが、彩矢はいつもよりは長風呂になるでしょう。
2015/04/09
土曜日に、あの出来事があって初めて、私は具体的に彩矢の携帯に何がどのような形で記録されているのかをこの目で確かめなくてはならない!居ても立っても居られない…そんな気持ちになったのです。 しかしながら土曜日、日曜日と妻の携帯を盗み見るチャンスは無く、昨日の月曜日もそのような場面は訪れる事がありませんでした。
今夜を逃せば、明日には妻の彩矢は会議の名を借りた逢瀬?に出掛けてしまうのです。結論から言えば、この夜意を決した私は妻の携帯を覗く事に成功しました。しかしそれは消化不良な益々深い疑念を抱かざる得ない結果となったのです。
この夜、妻の彩矢は20時をかなり回った頃に帰宅しました。私はこの三日間の失敗を踏まえて、最低でも1時間ぐらいは無いと、じっくり妻の携帯のチェックなど出来る訳が無い事を実感していました。
元来、小心者の私ですから、彩矢が家事をしている時にこっそりと妻の寝室に忍び入り携帯に触れるか触れないか…そんな所までは日曜日も月曜日も辿り着いたのですが、ちょっとした物音や気配を感じただけで、その先には進む事が出来なくなってしまっていたのです。
昨夜などは、妻の入浴中を狙ってと考えていたのですが、彩矢は『今夜はこの後、片付けなくてはならない仕事を持ち帰っているからシャワーで済ますわ… お湯に浸かると気持ち良くなって眠くなってしまうから…。』と私は携帯に近付く事すら出来ませんでした。
それならば、それならばです…私は高級化粧品を扱う知人に連絡を取り、私からすれば《阿保か!》と言いたくなるような高価な金額のシャンプー、トリートメント、洗顔用品、入浴剤の果てまでを購入し妻に用意したのです。
《おんな心を考えれば大好きな男に抱かれる前日に自分の体を磨きたい…綺麗でありたい…そんな風に考えるに違いない…》単純にそんな発想だったのです。これが見事なまでに嵌まりました。
その夜、帰宅した彩矢に私は、「遅くまでご苦労様。疲れただろ?明日から会議だっていうのに大変だよな…。」
妻は一瞬、困ったような顔になります。
『なぁに?どうしたの?珍しいわね…そんな事を言ってくれるなんて…。』
「ひどいな!いつも大変だなって思っているんだぜ。」
彩矢は悪戯っ子のように瞳をパチリとウインクをするようにして、
『ごめんなさい…分かっているわよ…。』と笑顔を返しました。
「なぁ…〇〇化粧品の谷崎さん知っているだろ? あそこが扱っているブランドって高いだろ? でも不景気で売り上げが落ちて大変らしくて、どうしても買ってくれって電話が来てさ。男の俺は要らないだろって言ったら、綺麗な奥さんの為にプレゼントしてやれば?ってさ…。以前お世話にもなっているし…まぁ、お前が綺麗でいてくれたら俺も嬉しいから…はい、プレゼント!」
『えっ…えっ?…いいの?…だってこれ本当に高かったでしょ?』
私は口を尖らせながら
『本当高かったよ… 無駄にされちゃかなわないからゆっくりお風呂に入っておいで…食事は後で良いからさ!』
私からの思わぬプレゼントと労いの言葉に、すっかり気を良くした彩矢は嬉しそうにバスタブにお湯を溜めに行きました。
彩矢は珍しくバッグをリビングに置いたまま、寝室にルームウェアに着替えに行き、
『じゃあ、あなた、使わせて貰います…』と笑顔で私のプレゼントを抱えるようにしてバスルームに向かいました。私は厭味も込めて、「綺麗に磨いておいで…。」と言葉を返しました。高くついた回りくどい作戦ではありましたが、彩矢はいつもよりは長風呂になるでしょう。
2015/04/09
中P〖妻と部長〗第8話
中P〖妻と部長〗第8話
ポケットを捜したが携帯電話は見つからなかった。部屋に携帯電話を忘れてしまったようだった。急にゴソゴソと動き出した私に、左隣に座っている涼子が声を掛けてくる。
〚どうかしたの?〛
「いや、携帯忘れたのを思い出して…。」
〚え、そんなのいいわよ。携帯がなくても連絡先は教えるわよ。〛
「うん。ありがとう。助かるよ。」と私は笑顔で答えたがソワソワしていた。
〚まだ、何かあるの?〛
「友達から電話もらう事になっているんだけど…。ところで今何時なのかな?」
涼子が紙のコースターの裏に部屋番号と携帯番号を書いていると若いバーテンダーが「10時15分です。」と答えた。
「まずい。電話が掛かっているかもしれない。そろそろ部屋に戻らないといけない。」
「そうなの?」と悲しい声で2人が言った。私は伝票にサインをして立ち上がると涼子もそれに続き、私を入口まで送ってくれた。ドアの前で振り返り麻紀にも「おやすみ。」と言い、それからドアを開けて店から出ると涼子ももじもじしながら店から出てきた。
涼子は私に紙のコースターを渡してくる。そして、いきなり抱きついてキスをしてきた。(欲求不満なのだろうか?)自ら舌を入れて、口の中で舌を絡める激しいものだった。1分程していただろうか?激しいキスを終えると私はエレベーターに向かった。二組のカップルに見られていたようで恥ずかしかったが涼子とやれないかもしれない残念感の方が大きかった。
部屋に戻ると携帯電話はテーブルの上に置いてあった。点滅しているように見えないので見た感じ着信やメールはなさそうだ。携帯電話を手に取り、画面を見たが着信もメールも着ていない。パーティーが終了して一時間余り経っている。(何をしているのだ?)怒りが込み上げてきた。
もう少し電話を待とうかとも思ったが電話をする事にした。なぜだかドキドキする。もし電源が切られていたら、もし電話に出なかったら、もし真田部長に何かをされながら電話に出たら、そんなことが頭をよぎり、恐る恐る発信ボタンを押す。
“トゥルルル、トゥルルル、…”と受話器から呼び出し音が響く。一応、繋がるようだ。果たして、電話に出るのか?出ないのか?緊張の時間が過ぎていく。呼び出し音だけが耳に入る。繋がったと思い、話し掛ける。「もしもし、愛美か?」受話器の向こうから留守電に切り替わる機械的なメッセージが聞こえてきた。私は溜め息をつきながら、電話を切る。それからストーカーのように何度も電話を掛けたが繋がらなかった。
何度電話を掛けても同じ結果が続いた。掛け始めてから10分近く経っている。電話を掛けるのを諦めようかとしていた。ポケットに手をやると先ほどバーで出会った涼子と名乗る女性から受け取った紙のコースターに触れた。コースターを取り出して見てみると部屋番号と携帯番号が書いてあり、更に〚必ず連絡ください。何時でも待っています。〛と書かれている。
2015/04/09
ポケットを捜したが携帯電話は見つからなかった。部屋に携帯電話を忘れてしまったようだった。急にゴソゴソと動き出した私に、左隣に座っている涼子が声を掛けてくる。
〚どうかしたの?〛
「いや、携帯忘れたのを思い出して…。」
〚え、そんなのいいわよ。携帯がなくても連絡先は教えるわよ。〛
「うん。ありがとう。助かるよ。」と私は笑顔で答えたがソワソワしていた。
〚まだ、何かあるの?〛
「友達から電話もらう事になっているんだけど…。ところで今何時なのかな?」
涼子が紙のコースターの裏に部屋番号と携帯番号を書いていると若いバーテンダーが「10時15分です。」と答えた。
「まずい。電話が掛かっているかもしれない。そろそろ部屋に戻らないといけない。」
「そうなの?」と悲しい声で2人が言った。私は伝票にサインをして立ち上がると涼子もそれに続き、私を入口まで送ってくれた。ドアの前で振り返り麻紀にも「おやすみ。」と言い、それからドアを開けて店から出ると涼子ももじもじしながら店から出てきた。
涼子は私に紙のコースターを渡してくる。そして、いきなり抱きついてキスをしてきた。(欲求不満なのだろうか?)自ら舌を入れて、口の中で舌を絡める激しいものだった。1分程していただろうか?激しいキスを終えると私はエレベーターに向かった。二組のカップルに見られていたようで恥ずかしかったが涼子とやれないかもしれない残念感の方が大きかった。
部屋に戻ると携帯電話はテーブルの上に置いてあった。点滅しているように見えないので見た感じ着信やメールはなさそうだ。携帯電話を手に取り、画面を見たが着信もメールも着ていない。パーティーが終了して一時間余り経っている。(何をしているのだ?)怒りが込み上げてきた。
もう少し電話を待とうかとも思ったが電話をする事にした。なぜだかドキドキする。もし電源が切られていたら、もし電話に出なかったら、もし真田部長に何かをされながら電話に出たら、そんなことが頭をよぎり、恐る恐る発信ボタンを押す。
“トゥルルル、トゥルルル、…”と受話器から呼び出し音が響く。一応、繋がるようだ。果たして、電話に出るのか?出ないのか?緊張の時間が過ぎていく。呼び出し音だけが耳に入る。繋がったと思い、話し掛ける。「もしもし、愛美か?」受話器の向こうから留守電に切り替わる機械的なメッセージが聞こえてきた。私は溜め息をつきながら、電話を切る。それからストーカーのように何度も電話を掛けたが繋がらなかった。
何度電話を掛けても同じ結果が続いた。掛け始めてから10分近く経っている。電話を掛けるのを諦めようかとしていた。ポケットに手をやると先ほどバーで出会った涼子と名乗る女性から受け取った紙のコースターに触れた。コースターを取り出して見てみると部屋番号と携帯番号が書いてあり、更に〚必ず連絡ください。何時でも待っています。〛と書かれている。
2015/04/09
短E〖友達の裕人と嫁の茉莉奈が…〗 第7話
短E〖友達の裕人と嫁の茉莉奈が…〗 第7話
嫁の茉莉奈(まりな)が≪『仕事大丈夫でした?』≫とメールを打っていた。
裕人は≪〔大丈夫!それより今日は楽しみにしている。〕≫
≪『私も楽しみです。』≫
≪〔あんまり期待しないでよ(汗)僕でいいの?〕≫
≪『全然OKですよ♪裕人君こそ私でいいの?』≫
≪〔茉莉奈ちゃんなら大歓迎さ。じゃ仕事に戻るよ。〕≫
…なんかカップルになりたての若い男女のメールを見ているようだった。本当にお互い惹かれ合っていたのだと思う。このメールの事には何も言わなかった。そうこうしている内に裕人から電話が来た。
〔少し遅れるけど今から行くよ。〕
「おう。わかった。」
電話を切ると僕は茉莉奈に言った「今日は何をするにしても、されるにしても、いちいち俺に聞くなよ?自分で行動して自分で決めろ。俺はお前が何されても止めないし何しても止めないからな。」
僕はそうしたほうが2人は燃えるだろうし、僕も楽だと思った。それよりも茉莉奈が自分の意志で僕以外の男にどんな事をして、どんなことをされるのかが一番に興味があったからだ。茉莉奈が『わかったわ。』ってそれだけ言った。「それよか茉莉奈、すでに濡れているんじゃないか?」と冗談ぽく言ってみる。
茉莉奈は『濡れてないもぉん!』と少しムキになって言ってきた。僕が「嘘つくな!正直濡れているくせに(笑)。」と言い返すと、『…まぁ…多少はね…。』僕は心の中で《多少じゃないだろ。もうヌレヌレのくせに》と叫んだ。
すると茉莉奈が『裕樹も起ってるくせにぃ!』と言う。さっきからずっと勃起したままだった僕は「起ってるさ!」って答える。『やっぱり!変態ぃ(笑)。』と茉莉奈が笑う。それで「しょうがないほど変態です(笑)。」僕 は居直った。
こんな会話をしているところに、また裕人から電話が来る。〔今、駐車場に着いたけど・・。〕
《裕人が来た。茉莉奈が他の男に抱かれる時が来たのだ。》僕は不安を興奮で打ち消すかの様に、そして茉莉奈を信じる事を突き通すかの様に茉莉奈を抱きしめ、キスをした後、裕人の待つ駐車場へと迎えに行ったのだ。
駐車場へ行くと裕人が車の前に立っていた。
〔おう!すまんすまん。仕事が少し長引いて遅れたよ。〕
「構わんよ。それよか昨日はあまり寝てないけど大丈夫か?」
〔全然余裕。〕
「茉莉奈はかなり楽しみにしていたぞ。」
〔そうみたいだな(汗)プレッシャーだ。〕
「お前のテクで気持ち良くしてやってくれよ。それと茉莉奈にも言ったが、いちいち俺に訊かずに好きにしていいからな?」
〔わかった。〕
それだけ言葉を交わして二人は家に入った。
2015/04/09
嫁の茉莉奈(まりな)が≪『仕事大丈夫でした?』≫とメールを打っていた。
裕人は≪〔大丈夫!それより今日は楽しみにしている。〕≫
≪『私も楽しみです。』≫
≪〔あんまり期待しないでよ(汗)僕でいいの?〕≫
≪『全然OKですよ♪裕人君こそ私でいいの?』≫
≪〔茉莉奈ちゃんなら大歓迎さ。じゃ仕事に戻るよ。〕≫
…なんかカップルになりたての若い男女のメールを見ているようだった。本当にお互い惹かれ合っていたのだと思う。このメールの事には何も言わなかった。そうこうしている内に裕人から電話が来た。
〔少し遅れるけど今から行くよ。〕
「おう。わかった。」
電話を切ると僕は茉莉奈に言った「今日は何をするにしても、されるにしても、いちいち俺に聞くなよ?自分で行動して自分で決めろ。俺はお前が何されても止めないし何しても止めないからな。」
僕はそうしたほうが2人は燃えるだろうし、僕も楽だと思った。それよりも茉莉奈が自分の意志で僕以外の男にどんな事をして、どんなことをされるのかが一番に興味があったからだ。茉莉奈が『わかったわ。』ってそれだけ言った。「それよか茉莉奈、すでに濡れているんじゃないか?」と冗談ぽく言ってみる。
茉莉奈は『濡れてないもぉん!』と少しムキになって言ってきた。僕が「嘘つくな!正直濡れているくせに(笑)。」と言い返すと、『…まぁ…多少はね…。』僕は心の中で《多少じゃないだろ。もうヌレヌレのくせに》と叫んだ。
すると茉莉奈が『裕樹も起ってるくせにぃ!』と言う。さっきからずっと勃起したままだった僕は「起ってるさ!」って答える。『やっぱり!変態ぃ(笑)。』と茉莉奈が笑う。それで「しょうがないほど変態です(笑)。」僕 は居直った。
こんな会話をしているところに、また裕人から電話が来る。〔今、駐車場に着いたけど・・。〕
《裕人が来た。茉莉奈が他の男に抱かれる時が来たのだ。》僕は不安を興奮で打ち消すかの様に、そして茉莉奈を信じる事を突き通すかの様に茉莉奈を抱きしめ、キスをした後、裕人の待つ駐車場へと迎えに行ったのだ。
駐車場へ行くと裕人が車の前に立っていた。
〔おう!すまんすまん。仕事が少し長引いて遅れたよ。〕
「構わんよ。それよか昨日はあまり寝てないけど大丈夫か?」
〔全然余裕。〕
「茉莉奈はかなり楽しみにしていたぞ。」
〔そうみたいだな(汗)プレッシャーだ。〕
「お前のテクで気持ち良くしてやってくれよ。それと茉莉奈にも言ったが、いちいち俺に訊かずに好きにしていいからな?」
〔わかった。〕
それだけ言葉を交わして二人は家に入った。
2015/04/09
短24『し・た・い・・。』上の部
短24『し・た・い・・。』上の部
(原題:その男が帰ったあと妻は・・・ 投稿者・投稿日:不明)
ある地方のホテルのツインルームです。私は片方のベッドに寝ながら妻のベッドを見ています。毛布がすっぽり被さっていますがだいたいの動きはわかります。今、妻の青葉(あおば)は男(片山)といっしょに同じベッドにいるのです。青葉は『恥ずかしいから。』といってすっぽりと毛布を被ってしまったのです。
もちろん青葉も片山もたぶん素っ裸で抱き合っていて、もぞもぞしています。この時、やっと私たち夫婦の念願が叶ったのです。今まで妻とセックスの度に想像してきたことが・・・この日まで、妻の青葉に浮気のセックスをさせたいと何度も言ってきましたが、青葉は最初、『嫌ねー、それって変態よ。』と言っていましたが本音はまんざらでもない様子でした。
そして、青葉もすこしずつ目覚めてきている。最近ではとうとうセックスの時あえぎながら、私の誘導に『いろんな男の人とセックスがしたいー!』と言うようになりました。青葉の口からこうした言葉を聴くとまるで妻が娼婦になったみたいでゾクゾクしてきます。
そして、どこかの男を想像させながら、私はその男になりきって妻に挿入します。その時に青葉は、『わたし・・、わたし・・、セックスしてるの・・ああ・・セックスが気持ちいい。』って言いながら逝ってしまいます。
妻の青葉は32才で体の線もまだまだ魅力的で、今がさせざかりです。ところが、なかなか自分で浮気をするところまではいきません。いったんセックスモードになってしまえば卑猥なことも口走るのですが、普段はそんなそぶりもみせません。妻と旅行の度に何度か挑戦したのですが、いざとなると青葉がしり込みしてなかなかうまくいきませんでした。
今回こそと私は期待をして、二泊三日の旅行に出かけました。観光した後で、夕食を済ませ、二人でホテルのバーに寄りました。そこで、出張で同じホテルに泊まっている男と知り合います。青葉もお酒のせいでいつになく饒舌になっていました。
最初は『どちらからですか?』という会話から始まり、〔美しい奥さんとご旅行なんてうらやましいですね。〕といいながら、名刺を差し出した片山は青葉の体をなめ回すように見ています。私には、好色な中年男に見えますが、青葉の目にはやさしそうで素敵な男性に見えている様子です。
片山は40位でがっちりした体格です。髭が濃くてやり手の営業マンといった感じの男で、けっこう遊んでいる感じです。〔出張続きで・・・なかなか妻子の待つ家に帰れない。〕という話をしています。その間にも片山は青葉の胸や太腿を舐めるように見ていました。私はこの男と青葉がセックスするシーンを想像してズボンの中でいきりたつペニスをなだめていました。
「これから私の部屋でいっしょに飲みませんか?」と片山を誘いました。妻の青葉も『ぜひ一緒に飲みましょうよ。』って凄く積極的です。片山も〔お邪魔しようかな。〕と言ったので私は青葉を着替えさせたくて部屋番号を伝えて15分後に合流することにした。
2015/04/09
(原題:その男が帰ったあと妻は・・・ 投稿者・投稿日:不明)
ある地方のホテルのツインルームです。私は片方のベッドに寝ながら妻のベッドを見ています。毛布がすっぽり被さっていますがだいたいの動きはわかります。今、妻の青葉(あおば)は男(片山)といっしょに同じベッドにいるのです。青葉は『恥ずかしいから。』といってすっぽりと毛布を被ってしまったのです。
もちろん青葉も片山もたぶん素っ裸で抱き合っていて、もぞもぞしています。この時、やっと私たち夫婦の念願が叶ったのです。今まで妻とセックスの度に想像してきたことが・・・この日まで、妻の青葉に浮気のセックスをさせたいと何度も言ってきましたが、青葉は最初、『嫌ねー、それって変態よ。』と言っていましたが本音はまんざらでもない様子でした。
そして、青葉もすこしずつ目覚めてきている。最近ではとうとうセックスの時あえぎながら、私の誘導に『いろんな男の人とセックスがしたいー!』と言うようになりました。青葉の口からこうした言葉を聴くとまるで妻が娼婦になったみたいでゾクゾクしてきます。
そして、どこかの男を想像させながら、私はその男になりきって妻に挿入します。その時に青葉は、『わたし・・、わたし・・、セックスしてるの・・ああ・・セックスが気持ちいい。』って言いながら逝ってしまいます。
妻の青葉は32才で体の線もまだまだ魅力的で、今がさせざかりです。ところが、なかなか自分で浮気をするところまではいきません。いったんセックスモードになってしまえば卑猥なことも口走るのですが、普段はそんなそぶりもみせません。妻と旅行の度に何度か挑戦したのですが、いざとなると青葉がしり込みしてなかなかうまくいきませんでした。
今回こそと私は期待をして、二泊三日の旅行に出かけました。観光した後で、夕食を済ませ、二人でホテルのバーに寄りました。そこで、出張で同じホテルに泊まっている男と知り合います。青葉もお酒のせいでいつになく饒舌になっていました。
最初は『どちらからですか?』という会話から始まり、〔美しい奥さんとご旅行なんてうらやましいですね。〕といいながら、名刺を差し出した片山は青葉の体をなめ回すように見ています。私には、好色な中年男に見えますが、青葉の目にはやさしそうで素敵な男性に見えている様子です。
片山は40位でがっちりした体格です。髭が濃くてやり手の営業マンといった感じの男で、けっこう遊んでいる感じです。〔出張続きで・・・なかなか妻子の待つ家に帰れない。〕という話をしています。その間にも片山は青葉の胸や太腿を舐めるように見ていました。私はこの男と青葉がセックスするシーンを想像してズボンの中でいきりたつペニスをなだめていました。
「これから私の部屋でいっしょに飲みませんか?」と片山を誘いました。妻の青葉も『ぜひ一緒に飲みましょうよ。』って凄く積極的です。片山も〔お邪魔しようかな。〕と言ったので私は青葉を着替えさせたくて部屋番号を伝えて15分後に合流することにした。
2015/04/09
中15〖崩壊の予感〗第1回
中15〖崩壊の予感〗第1回
(原題:狂ったシナリオ 投稿者:彰夫 投稿日:2010/06/16 )
ある中核都市に住む私(君原真一)と妻(小百合:さゆり)、そして子供二人と離れに同居の親がいます。私は38歳、小百合は33歳、160㎝、43㌔、Cカップのスレンダーな体型をいまでも維持しています。私が言うのもおかしいですが、お尻から足首にかけての引き締まった脚線美は毎日見ても飽きません。私好みのスリットの入ったタイトスカートにガーターを着ければエロ丸出しです。
普段は堅い職業の為、あまり化粧をせず長い黒髪を結んで出かけますが、夜、お出かけの時はバチッと化粧し洋服にも気を使い昼の顔とは別人になります。これは私が「結婚しても子供産んでも女を忘れてはいけない。」と口癖のように言い続けたこともありますが、小百合自身が持っていた資質が大きいように思います。
妻の小百合は過去4年間に4人の男達と交流を持ちました。もちろん初めは嫌がり、始めるまでに時間がかかりましたが、元来セックスが好きで慣れると楽しむ姿勢に変化し、夫婦間での刺激材料として定着しました。そして、慣れとは恐ろしいもので、だんだん新しい刺激を求めるようになります。
小百合は飲み会ではお酒が好きで社交家だからか、人妻にもかかわらず必ずと言っていい程アフターに誘われます。「たまには火遊び(浮気)もいいよ!」って後押ししますが、『貴方が一緒だから安心して楽しめるのよ!』と言うばかりです。私は自分が見つけてくる男より小百合が知らない男に口説かれて抱かれてしまう妄想を大きくしていました。
私に対して小百合は何でも包み隠さず話してくれ、男達とのセックスに関してもすべて話してくれます。だから私も安心して小百合を送り出すことが出来るし、余裕で待つことも出来た訳です。
今年1月の新年会から帰った小百合が珍しく高揚してべッドに入って来ました。
『うふっ!また誘われたわよ!』
「本当か!誰に!小百合はしたいのか?」
『もうそんなに慌てないの!前にも言ったでしょう!議員の長谷川さんよ!』
長谷川・・思い出した。40代初めの市議会議員で私自身会ったことはないが、小百合が2次会へ何回か誘われたことは聞いていた。その時は何とも思ってはいなかったが今回は様子が少し違う。
「どんな風に誘われたんだ?」
『なんか今夜は強引だったわ!私が曖昧な応対をしていたら私の隣に座ってちょっとだけ太股を触られたの!ガーター着けているのがばれたみたい!』
「それから・・・。」
『私のこと!凄く褒め契って手まで握られたわ!貴方がいつも言っていたでしょう!「口説かれて抱かれてみろ!」と、私、あの大きな身体に犯されているところ!想像しちゃった!』
妻の知り合いが周りにいたため無事帰って来たらしが、その夜激しいものになったのはいうまでもない。
2015/04/08
(原題:狂ったシナリオ 投稿者:彰夫 投稿日:2010/06/16 )
ある中核都市に住む私(君原真一)と妻(小百合:さゆり)、そして子供二人と離れに同居の親がいます。私は38歳、小百合は33歳、160㎝、43㌔、Cカップのスレンダーな体型をいまでも維持しています。私が言うのもおかしいですが、お尻から足首にかけての引き締まった脚線美は毎日見ても飽きません。私好みのスリットの入ったタイトスカートにガーターを着ければエロ丸出しです。
普段は堅い職業の為、あまり化粧をせず長い黒髪を結んで出かけますが、夜、お出かけの時はバチッと化粧し洋服にも気を使い昼の顔とは別人になります。これは私が「結婚しても子供産んでも女を忘れてはいけない。」と口癖のように言い続けたこともありますが、小百合自身が持っていた資質が大きいように思います。
妻の小百合は過去4年間に4人の男達と交流を持ちました。もちろん初めは嫌がり、始めるまでに時間がかかりましたが、元来セックスが好きで慣れると楽しむ姿勢に変化し、夫婦間での刺激材料として定着しました。そして、慣れとは恐ろしいもので、だんだん新しい刺激を求めるようになります。
小百合は飲み会ではお酒が好きで社交家だからか、人妻にもかかわらず必ずと言っていい程アフターに誘われます。「たまには火遊び(浮気)もいいよ!」って後押ししますが、『貴方が一緒だから安心して楽しめるのよ!』と言うばかりです。私は自分が見つけてくる男より小百合が知らない男に口説かれて抱かれてしまう妄想を大きくしていました。
私に対して小百合は何でも包み隠さず話してくれ、男達とのセックスに関してもすべて話してくれます。だから私も安心して小百合を送り出すことが出来るし、余裕で待つことも出来た訳です。
今年1月の新年会から帰った小百合が珍しく高揚してべッドに入って来ました。
『うふっ!また誘われたわよ!』
「本当か!誰に!小百合はしたいのか?」
『もうそんなに慌てないの!前にも言ったでしょう!議員の長谷川さんよ!』
長谷川・・思い出した。40代初めの市議会議員で私自身会ったことはないが、小百合が2次会へ何回か誘われたことは聞いていた。その時は何とも思ってはいなかったが今回は様子が少し違う。
「どんな風に誘われたんだ?」
『なんか今夜は強引だったわ!私が曖昧な応対をしていたら私の隣に座ってちょっとだけ太股を触られたの!ガーター着けているのがばれたみたい!』
「それから・・・。」
『私のこと!凄く褒め契って手まで握られたわ!貴方がいつも言っていたでしょう!「口説かれて抱かれてみろ!」と、私、あの大きな身体に犯されているところ!想像しちゃった!』
妻の知り合いが周りにいたため無事帰って来たらしが、その夜激しいものになったのはいうまでもない。
2015/04/08
中9〖妻の写真集〗 Vol.7
中9〖妻の写真集〗 Vol.7
《杏璃(あんり)。それより小松先生の写真見せてもらった?》
『うん、見せてもらったよ・・。』
《素敵でしょ?》
『そ、そうね・・素敵だった・・。』
《私ね、思うんだ。あの先生はあんな所で子供の運動会の写真とか撮っている人じゃないって。きっとそのうち私たちなんか近寄れないくらいの有名な写真家になるんじゃないかってね。だって、あんな素敵な写真が撮れるんだもん。》
美佳さんは得意げにそう語ると、美味しそうにチュウハイを飲み干す。
〚お前の写真を撮った事が、あの先生の一生の汚点にならなきゃいいけどな。〛
すぐさま、隣にいた満さんがタバコの灰を灰皿に落としながら美佳さんに“ちゃちゃ”を入れます。
《もー何よそれー、失礼ねー。》
そんな満さんに美佳さんが身体をぶつけると、満さんはよろけて壁に頭をぶつけます。
〚いてーなー、何すんだよー。〛
似たもの夫婦というのはこういう浜崎夫婦のことなのだろう。それに比べて私たちは結婚して2年だが、このように無邪気にじゃれあったことなど一度もありません。私は自分たちとは違う目の前の浜崎夫婦が心底うらやましいと思いました。
《これ、私の写真集。修平さんも見てみて!》
突然美佳さんが後ろに置いてあったカバンの中から、自分の写真集を私の前に差し出します。
『えっ!美佳、いいの?』
杏璃は美佳さんの突然の行動に驚きました。
《いいの、いいの、別に減るもんじゃないし。それにね、私この写真を撮ったこと本当に良かったと思っているの。だって私みたいな身体でもこんなに綺麗に撮ってもらえたんだから・・・一生の宝物よ。日本中の男に見てもらいたいって思っているんだから。》
裸の写真集を親友の旦那に見てくれと頼む美佳さんは、まさに自由奔放というか、いわゆる世間の常識など全く気にしないのでしょう。世間体を気にして生きてきた私は、そんな美佳さんに敗北の念を抱く思いがしました。
しかし、その隣には美佳さんのご主人である満さんがいるのです。私は目の前に置かれた美佳さんの写真集の表紙を眺めながらどうしたらよいのか暫く思慮していました。
〚別におれのことは気にしなくていいですよ。むしろ修平さんに美佳の写真集を見てもらいと思っているくらいなんだから。〛
美佳さんのご主人の満さんまでもが私にその写真を見るように勧めてきたのです。私は横に視線を向けると、黙ったままうなずく杏璃に促され写真集を手に取りました。最初の数枚は、洋服のまま笑顔を見せる美佳さんの写真が数ページ続き、その後に、真っ赤な下着を身に着けただけの写真が出てきました。その姿はまさに妖艶と表現してぴったりするものです。
そしてページを進めていくと、ついにはバストトップを晒した美佳さんの写真が出てきました。美佳さんの乳房は、杏璃のものより大きくて柔らかそうなのがわかります。大きめの乳輪やその先端も決して品を損なわずに美しいと素直に思えるようなカットでした。そして、アンダーヘアーもはっきり映し出してある全身写真です。美佳さんの表情は自信に満ちた顔をしていました。この撮影で男にはわからない女性の誇りを確信できたのでしょう。私は写真集の全てのページに目を通すと静かにそれを閉じました。
2015/04/08
《杏璃(あんり)。それより小松先生の写真見せてもらった?》
『うん、見せてもらったよ・・。』
《素敵でしょ?》
『そ、そうね・・素敵だった・・。』
《私ね、思うんだ。あの先生はあんな所で子供の運動会の写真とか撮っている人じゃないって。きっとそのうち私たちなんか近寄れないくらいの有名な写真家になるんじゃないかってね。だって、あんな素敵な写真が撮れるんだもん。》
美佳さんは得意げにそう語ると、美味しそうにチュウハイを飲み干す。
〚お前の写真を撮った事が、あの先生の一生の汚点にならなきゃいいけどな。〛
すぐさま、隣にいた満さんがタバコの灰を灰皿に落としながら美佳さんに“ちゃちゃ”を入れます。
《もー何よそれー、失礼ねー。》
そんな満さんに美佳さんが身体をぶつけると、満さんはよろけて壁に頭をぶつけます。
〚いてーなー、何すんだよー。〛
似たもの夫婦というのはこういう浜崎夫婦のことなのだろう。それに比べて私たちは結婚して2年だが、このように無邪気にじゃれあったことなど一度もありません。私は自分たちとは違う目の前の浜崎夫婦が心底うらやましいと思いました。
《これ、私の写真集。修平さんも見てみて!》
突然美佳さんが後ろに置いてあったカバンの中から、自分の写真集を私の前に差し出します。
『えっ!美佳、いいの?』
杏璃は美佳さんの突然の行動に驚きました。
《いいの、いいの、別に減るもんじゃないし。それにね、私この写真を撮ったこと本当に良かったと思っているの。だって私みたいな身体でもこんなに綺麗に撮ってもらえたんだから・・・一生の宝物よ。日本中の男に見てもらいたいって思っているんだから。》
裸の写真集を親友の旦那に見てくれと頼む美佳さんは、まさに自由奔放というか、いわゆる世間の常識など全く気にしないのでしょう。世間体を気にして生きてきた私は、そんな美佳さんに敗北の念を抱く思いがしました。
しかし、その隣には美佳さんのご主人である満さんがいるのです。私は目の前に置かれた美佳さんの写真集の表紙を眺めながらどうしたらよいのか暫く思慮していました。
〚別におれのことは気にしなくていいですよ。むしろ修平さんに美佳の写真集を見てもらいと思っているくらいなんだから。〛
美佳さんのご主人の満さんまでもが私にその写真を見るように勧めてきたのです。私は横に視線を向けると、黙ったままうなずく杏璃に促され写真集を手に取りました。最初の数枚は、洋服のまま笑顔を見せる美佳さんの写真が数ページ続き、その後に、真っ赤な下着を身に着けただけの写真が出てきました。その姿はまさに妖艶と表現してぴったりするものです。
そしてページを進めていくと、ついにはバストトップを晒した美佳さんの写真が出てきました。美佳さんの乳房は、杏璃のものより大きくて柔らかそうなのがわかります。大きめの乳輪やその先端も決して品を損なわずに美しいと素直に思えるようなカットでした。そして、アンダーヘアーもはっきり映し出してある全身写真です。美佳さんの表情は自信に満ちた顔をしていました。この撮影で男にはわからない女性の誇りを確信できたのでしょう。私は写真集の全てのページに目を通すと静かにそれを閉じました。
2015/04/08
短21《妻とのリストラ》第4回
短21《妻とのリストラ》第4回
玄関のドアを開けると良い香りがしてきた、今夜の晩御飯の匂いだろう。
「ただいま。」
『お帰りなさい。今日も早いのね。』と妻の理香(りか)。
「あぁ当分はこんな感じかな。」
『そう、もう少し夕飯に時間がかかるから待ってね。』
《妻を抱きたい!》私は突然そう思った。次の瞬間には後ろから妻を抱きしめていた。
『どっ、どうしたの?突然・・・。』
私は無言で妻の理香を強く抱きしめる。少し妻の体に力が入っていたがすぐに力が抜けるのが伝わってきた。理香の体を正面に向け荒々しくキスをする。理香の唇はとても柔らかい一体いつ以来のキスだろうか、徐々に舌を入れていく堅く閉ざされていた妻の口が少しずつ開いていき妻の口の中に私の舌が入っていく、そしていつしか妻の舌と絡めてキスをしていた。
時間にして数分キスをしていたと思う。理香の目を見ると少し潤んでいる、そっと妻の腰に手を当てて寝室に連れて行くと、着ていた服を脱がす、理香は黙って目を閉じたままジッとしている、子供を産んでいないせいか妻の体は若かりし頃のままの状態だ、
ベッドに寝かせ理香の胸を両手でゆっくりと揉んでいく、こんなにも柔らかいものなのか、改めて妻の体の素晴らしさに気付きなんという宝の持ち腐れをしていたのかと悔やむ私がいる、次に妻のアソコを愛撫する舌でアソコを掻き回すように舐めると妻の体が小刻みに震えピクッと跳ねる。
既にアソコは濡れ切っている、私の下半身に痛みを感じた夢中で舐めていたせいか自分のズボンを脱ぐことを忘れていたのだ、すぐにズボンを脱ぐと私のモノは既に硬くなっていた。「入れるぞ。」妻は黙ったまま頷いた、そこからはもう無我夢中で腰を打ちつける。
『・・はぁぁぁぁぁ~~・・・んんーーーっ・・・あぅっ・・・いいっ・・・清人さんっ・・・いいーーっ・・・・・・んーーーっ・・・・はぁっ・・・いいっ・・・・いいーーっ・・・。』
久々のセックスという事もあって数分で私は絶頂を迎える。
「うっ出すぞっ!」
お互いに息を切らしながら、抱き合いまたキスを交わした
『・・・どうしたのこんな突然に・・。』
「いや、急に理香を抱きたくなったんだ、嫌だったか?」
『そんな事ない、すごく嬉しかった。』
不倫相手から旦那と性行為を禁止された人妻の話がある、旦那が誘うと妻は拒否する、しかし理香は私との行為を拒否はしなかった。
《これは私に不倫がバレない様にする為なのか?それとも本当に浅尾に脅されているのだろうか?》
自分の目で最後まで確かめよう、たとえどんな結末が待っていようと、改めて私はそう思った。
2015/04/08
玄関のドアを開けると良い香りがしてきた、今夜の晩御飯の匂いだろう。
「ただいま。」
『お帰りなさい。今日も早いのね。』と妻の理香(りか)。
「あぁ当分はこんな感じかな。」
『そう、もう少し夕飯に時間がかかるから待ってね。』
《妻を抱きたい!》私は突然そう思った。次の瞬間には後ろから妻を抱きしめていた。
『どっ、どうしたの?突然・・・。』
私は無言で妻の理香を強く抱きしめる。少し妻の体に力が入っていたがすぐに力が抜けるのが伝わってきた。理香の体を正面に向け荒々しくキスをする。理香の唇はとても柔らかい一体いつ以来のキスだろうか、徐々に舌を入れていく堅く閉ざされていた妻の口が少しずつ開いていき妻の口の中に私の舌が入っていく、そしていつしか妻の舌と絡めてキスをしていた。
時間にして数分キスをしていたと思う。理香の目を見ると少し潤んでいる、そっと妻の腰に手を当てて寝室に連れて行くと、着ていた服を脱がす、理香は黙って目を閉じたままジッとしている、子供を産んでいないせいか妻の体は若かりし頃のままの状態だ、
ベッドに寝かせ理香の胸を両手でゆっくりと揉んでいく、こんなにも柔らかいものなのか、改めて妻の体の素晴らしさに気付きなんという宝の持ち腐れをしていたのかと悔やむ私がいる、次に妻のアソコを愛撫する舌でアソコを掻き回すように舐めると妻の体が小刻みに震えピクッと跳ねる。
既にアソコは濡れ切っている、私の下半身に痛みを感じた夢中で舐めていたせいか自分のズボンを脱ぐことを忘れていたのだ、すぐにズボンを脱ぐと私のモノは既に硬くなっていた。「入れるぞ。」妻は黙ったまま頷いた、そこからはもう無我夢中で腰を打ちつける。
『・・はぁぁぁぁぁ~~・・・んんーーーっ・・・あぅっ・・・いいっ・・・清人さんっ・・・いいーーっ・・・・・・んーーーっ・・・・はぁっ・・・いいっ・・・・いいーーっ・・・。』
久々のセックスという事もあって数分で私は絶頂を迎える。
「うっ出すぞっ!」
お互いに息を切らしながら、抱き合いまたキスを交わした
『・・・どうしたのこんな突然に・・。』
「いや、急に理香を抱きたくなったんだ、嫌だったか?」
『そんな事ない、すごく嬉しかった。』
不倫相手から旦那と性行為を禁止された人妻の話がある、旦那が誘うと妻は拒否する、しかし理香は私との行為を拒否はしなかった。
《これは私に不倫がバレない様にする為なのか?それとも本当に浅尾に脅されているのだろうか?》
自分の目で最後まで確かめよう、たとえどんな結末が待っていようと、改めて私はそう思った。
2015/04/08
中14〖恋に恋した妻〗Part2
中14〖恋に恋した妻〗Part2
僕にとっての理想は、妻の咲希(さき)が浮気をして、それを僕が覗きみるという形です。しかし、それには第三者の協力が必要不可欠で、僕はそれを会社の“後輩”に頼むことにした。
後輩の河野哲平は27歳で、丁度咲希が退社するのと同時に入社してきた。新人のころから僕がずっと世話をしてきて、哲平も僕を慕ってくれている。彼は仕事に真面目な熱血漢と、大の女好きが同居した内面。あとそこそこのイケメンで女性経験も結構豊富らしい。
《咲希を抱いてほしい男の条件》で外せなかったのは、なにより僕が信用できる、という事だった。次点で咲希を楽しませてくれるって事だった。
プライベートでも二人でよく遊びに行くので、咲希には何度か『怪しいな?河野君と出来ているの?』と呆れた感じで言われたことがあるくらいなので、“親友”と言ってもいい。哲平を家に招いたことも何度かある。酒の席で、当然に冗談だが、〔咲希さんとデートさせてくださいよぉ。〕とか言ってたし、当の咲希も『河野君って絶対モテルんだろうね。』と言っていたから、お互いそれなりに好感は持っていると思った。
咲希に浮気をして欲しいけど本気になられてしまう心配は無かった。咲希がそんな女でないと確信しているから。というか浮気なんかをそもそもしないだろう。とこの時点で計画は失敗するだろうと薄々は気づいていた。でもそんな咲希だからこそ、他の男で喘ぐ姿を見たいと思った。
とにかく僕は哲平に頼んでみた。哲平は冗談だと思って軽口で返してきたが、やがて僕が本気だとわかると黙り込んだ。〔いや、なんか複雑ですね。〕そんな一言でその日は終わり。考える時間を与えて、あとは返事を待った。
一週間後、哲平はさんざん悩んだ挙句、OKをしてくれた。
〔でも、ぼくうまく出来るかどうか・・・。〕と少し自信なさげだ。
「ダメならダメでもいいよ。」
〔いえ、と言うか、なんかその、そういう意味じゃなくて・・・。〕
「どういう意味だ?」
〔あの、うまいこと調整っていうか・・・。〕
「ああ、咲希が本気になっちゃうかもってこと?」
〔まぁ、はい。〕
「危ないと思ったら僕が止めるよ。」
〔本当に良いんですか?〕
「ああ、子供が出来たらこんなの出来ないしな。今のうちにやれるなら、な。」
〔ぼく結構あっちの方は自信がありますよ?〕
「その意気で頼むよ。」
そんな軽口を叩きあって、哲平の口説きは始まる。《まぁどうせ無理だろ》っていう確信に近い予感と、とりあえず一回くらいは試しておこうっていうだけだった。
でも案の定ダメだった。口裏を合わせ、偽装工作をして、咲希と家で二人きりに(しかも酔った状態)したのに、咲希は哲平にぴくりともなびかず。結構本気でグイグイいったらしいのだが、まったく相手にされなかったようで、まさに暖簾に腕押し状態だったらしい。
〔おれ、女の人にこんな軽くあしらわれたの生まれて初めてです・・・。〕と哲平は凹んでいた。『河野君、旦那には内緒にしといてあげるから。そんなのダメだよ?』と咲希は怖い笑顔で言っていたらしい。
僕はその結果に落胆するも、やはり嬉しくもあり、同時に罪悪感を持つ。こんなに咲希に思われているのに、僕は何てことをしようと思っていたのだ、と。哲平の心が折れたこともあって、そこで一旦中止にした。
2015/04/08
僕にとっての理想は、妻の咲希(さき)が浮気をして、それを僕が覗きみるという形です。しかし、それには第三者の協力が必要不可欠で、僕はそれを会社の“後輩”に頼むことにした。
後輩の河野哲平は27歳で、丁度咲希が退社するのと同時に入社してきた。新人のころから僕がずっと世話をしてきて、哲平も僕を慕ってくれている。彼は仕事に真面目な熱血漢と、大の女好きが同居した内面。あとそこそこのイケメンで女性経験も結構豊富らしい。
《咲希を抱いてほしい男の条件》で外せなかったのは、なにより僕が信用できる、という事だった。次点で咲希を楽しませてくれるって事だった。
プライベートでも二人でよく遊びに行くので、咲希には何度か『怪しいな?河野君と出来ているの?』と呆れた感じで言われたことがあるくらいなので、“親友”と言ってもいい。哲平を家に招いたことも何度かある。酒の席で、当然に冗談だが、〔咲希さんとデートさせてくださいよぉ。〕とか言ってたし、当の咲希も『河野君って絶対モテルんだろうね。』と言っていたから、お互いそれなりに好感は持っていると思った。
咲希に浮気をして欲しいけど本気になられてしまう心配は無かった。咲希がそんな女でないと確信しているから。というか浮気なんかをそもそもしないだろう。とこの時点で計画は失敗するだろうと薄々は気づいていた。でもそんな咲希だからこそ、他の男で喘ぐ姿を見たいと思った。
とにかく僕は哲平に頼んでみた。哲平は冗談だと思って軽口で返してきたが、やがて僕が本気だとわかると黙り込んだ。〔いや、なんか複雑ですね。〕そんな一言でその日は終わり。考える時間を与えて、あとは返事を待った。
一週間後、哲平はさんざん悩んだ挙句、OKをしてくれた。
〔でも、ぼくうまく出来るかどうか・・・。〕と少し自信なさげだ。
「ダメならダメでもいいよ。」
〔いえ、と言うか、なんかその、そういう意味じゃなくて・・・。〕
「どういう意味だ?」
〔あの、うまいこと調整っていうか・・・。〕
「ああ、咲希が本気になっちゃうかもってこと?」
〔まぁ、はい。〕
「危ないと思ったら僕が止めるよ。」
〔本当に良いんですか?〕
「ああ、子供が出来たらこんなの出来ないしな。今のうちにやれるなら、な。」
〔ぼく結構あっちの方は自信がありますよ?〕
「その意気で頼むよ。」
そんな軽口を叩きあって、哲平の口説きは始まる。《まぁどうせ無理だろ》っていう確信に近い予感と、とりあえず一回くらいは試しておこうっていうだけだった。
でも案の定ダメだった。口裏を合わせ、偽装工作をして、咲希と家で二人きりに(しかも酔った状態)したのに、咲希は哲平にぴくりともなびかず。結構本気でグイグイいったらしいのだが、まったく相手にされなかったようで、まさに暖簾に腕押し状態だったらしい。
〔おれ、女の人にこんな軽くあしらわれたの生まれて初めてです・・・。〕と哲平は凹んでいた。『河野君、旦那には内緒にしといてあげるから。そんなのダメだよ?』と咲希は怖い笑顔で言っていたらしい。
僕はその結果に落胆するも、やはり嬉しくもあり、同時に罪悪感を持つ。こんなに咲希に思われているのに、僕は何てことをしようと思っていたのだ、と。哲平の心が折れたこともあって、そこで一旦中止にした。
2015/04/08
中P〖妻と部長〗第7話
中P〖妻と部長〗第7話
私は自分の妻(愛美)も出席していた事は伏せておいた。
〚どうしてそんなこと聞くの?〛と左隣に座っている巨乳の女性が怪しげな笑みを浮かべながら聞いてくる。
「いやぁ、人前でキスをしたりとオープンなカップルもいたから気になってたんだ。」
《そうね…。》と右隣に座った女性が天井に目を向け、考えてから続けた。
《確かにこちらが恥ずかしくなるくらいイチャイチャしている人はいたわね。何を考えてるのかしら。》
「そうなんだ。そんなパーティーなら、僕も参加したかったな。パートナーが必要だけどね。」
と言うと左隣の女性が体を寄せてきた。明らかに誘ってきている。彼女の柔らかい胸が腕にあたる。股間がムズムズしてきた。妻の愛美(まなみ)の事で腹を立てていたのにいつの間にか忘れてしまい、初めてあった女性を意識し始めている。
「あ、そう言えば…。」
私が言い掛けるのと同時に右隣の女性も口を開いた。
《ねぇ、涼子、あのパーティーでベストカップルになったご夫婦覚えている?紳士的なご主人とブルーのドレスを着ていた奥さん。》
〚覚えているわよ。麻紀のタイプのご主人ね。でも、それがどうしたの?〛
《今頃、何しているのかなって。》
〚意味わかんない。〛
《だってェ…。ベストカップルに選ばれてキスしたじゃない。》
〚皆ではやし立ててキスさせたやつね。〛
《そうそう。すご~く濃厚なやつ。》
〚夫婦だから、普通じゃない?はやし立てられたからといって、人前であんなに濃厚なのをするかわからないけど。〛
《確かにそうなんだけど、あの奥さん、キスしたら目がトロンとしちゃって…。今頃何しているのかなって…。》
〚妄想し過ぎ!ただ麻紀があの紳士に抱かれたいだけでしょ。〛
《涼子はあの奥さんより自分の方がいい女と思ってるんでしょ。それとあのご主人より伊勢さんがタイプなんでしょ。さっきから彼に胸を押し付けて。》
〚そうよ。悪い?〛と言いながら、涼子が私の頬にキスをしてきた。
私は彼女達の話に聞き入っていた。ベストカップルに選ばれた夫婦は愛美達だろうか?2階から見下ろしていた中には愛美の他にもブルーのドレスを着ていた女性は数名いた。しかし、話を聞く限り、愛美達のように思える。もっと深く聞きたいところだが、二人に不思議がられると思ったので先ほど遮られた話をする事にした。
「ちょっと変な事聞くんだけど、もうパーティーは終わったのかな?」
《終わったけど、それがどうかしたの?》
「いや、君達は途中で抜け出してきたのかなと思っていた。ほら、さっき、パートナーが嫌で泊まるのも嫌とか…。」
〚聞こえてたの?パートナーは嫌だけど、一緒にというか、夫婦役として出席する事をO.K.したから、彼の面子を立てて最後までいたわよ。多分、終わってから一時間は経ってないと思うわよ。〛
私は「そうなんだ。」と納得したように頷いたが顔は不安げだったかもしれない。彼女達が来てから30分強。パーティーが終了してここに来るまでにおしゃべりしていたとしても10分位としてパーティーが終了して50分前後。彼女達の言う事が本当なら。この間、着信を知らせる振動はない。愛美は何をしているのだ。彼女達の話が頭を駆け巡り不安になる。私はウィスキーを口に含んで流し込んだ。そして、ポケットの中に手を入れ、携帯を探した。
2015/04/07
私は自分の妻(愛美)も出席していた事は伏せておいた。
〚どうしてそんなこと聞くの?〛と左隣に座っている巨乳の女性が怪しげな笑みを浮かべながら聞いてくる。
「いやぁ、人前でキスをしたりとオープンなカップルもいたから気になってたんだ。」
《そうね…。》と右隣に座った女性が天井に目を向け、考えてから続けた。
《確かにこちらが恥ずかしくなるくらいイチャイチャしている人はいたわね。何を考えてるのかしら。》
「そうなんだ。そんなパーティーなら、僕も参加したかったな。パートナーが必要だけどね。」
と言うと左隣の女性が体を寄せてきた。明らかに誘ってきている。彼女の柔らかい胸が腕にあたる。股間がムズムズしてきた。妻の愛美(まなみ)の事で腹を立てていたのにいつの間にか忘れてしまい、初めてあった女性を意識し始めている。
「あ、そう言えば…。」
私が言い掛けるのと同時に右隣の女性も口を開いた。
《ねぇ、涼子、あのパーティーでベストカップルになったご夫婦覚えている?紳士的なご主人とブルーのドレスを着ていた奥さん。》
〚覚えているわよ。麻紀のタイプのご主人ね。でも、それがどうしたの?〛
《今頃、何しているのかなって。》
〚意味わかんない。〛
《だってェ…。ベストカップルに選ばれてキスしたじゃない。》
〚皆ではやし立ててキスさせたやつね。〛
《そうそう。すご~く濃厚なやつ。》
〚夫婦だから、普通じゃない?はやし立てられたからといって、人前であんなに濃厚なのをするかわからないけど。〛
《確かにそうなんだけど、あの奥さん、キスしたら目がトロンとしちゃって…。今頃何しているのかなって…。》
〚妄想し過ぎ!ただ麻紀があの紳士に抱かれたいだけでしょ。〛
《涼子はあの奥さんより自分の方がいい女と思ってるんでしょ。それとあのご主人より伊勢さんがタイプなんでしょ。さっきから彼に胸を押し付けて。》
〚そうよ。悪い?〛と言いながら、涼子が私の頬にキスをしてきた。
私は彼女達の話に聞き入っていた。ベストカップルに選ばれた夫婦は愛美達だろうか?2階から見下ろしていた中には愛美の他にもブルーのドレスを着ていた女性は数名いた。しかし、話を聞く限り、愛美達のように思える。もっと深く聞きたいところだが、二人に不思議がられると思ったので先ほど遮られた話をする事にした。
「ちょっと変な事聞くんだけど、もうパーティーは終わったのかな?」
《終わったけど、それがどうかしたの?》
「いや、君達は途中で抜け出してきたのかなと思っていた。ほら、さっき、パートナーが嫌で泊まるのも嫌とか…。」
〚聞こえてたの?パートナーは嫌だけど、一緒にというか、夫婦役として出席する事をO.K.したから、彼の面子を立てて最後までいたわよ。多分、終わってから一時間は経ってないと思うわよ。〛
私は「そうなんだ。」と納得したように頷いたが顔は不安げだったかもしれない。彼女達が来てから30分強。パーティーが終了してここに来るまでにおしゃべりしていたとしても10分位としてパーティーが終了して50分前後。彼女達の言う事が本当なら。この間、着信を知らせる振動はない。愛美は何をしているのだ。彼女達の話が頭を駆け巡り不安になる。私はウィスキーを口に含んで流し込んだ。そして、ポケットの中に手を入れ、携帯を探した。
2015/04/07
中12 《我儘と公認》 №03
中12 《我儘と公認》 №03
朝井との決め事で今日はドライブだけですが、「成り行きでキスくらいなら良い。」とは言ってあります。私の変態的願望でしたが、妻の文香(ふみか)が『後悔しても知らないよ。』と発した言葉が現実味を帯びて来たのも確かな事でした。
家に居ても気になって仕方有りません。パチンコでもと思い行きましたが集中力が無く大負けでした。本屋で立ち読みし時間を潰します。時計を見るとまだ午後二時ちょっとです。
「今頃、二人は昼飯でも食って、それから・・。」って想像する私を周りから見ると視線の定まらない危ない人に見えた事でしょう。文香にメールを送ろうと思いましたが、今の心境を悟られるのが嫌でこらえました。
コンビニに寄って缶ビールとチーズとサラミを買って家に戻ります。夕方五時過ぎでしたが文香から、≪お迎えお願いします。≫のメールがありました。帰宅してからずっと私は飲んでいたので、≪飲んでるから、タクシーで帰ってきて。≫と打つと≪は~い≫の返信が届く。私は、『はい』ならともかく『~』が気に入りませんでした。
文香はデパートの袋を下げ帰って来ました。一刻も早くデートの事を聞きたかったのですが グッと我慢していると、私の気持ちを察してか、文香の方から『何も無かったよ。ドライブだけよ。楽しかったけどね。』と報告をしてくる。
私はそれで一気に緊張が解れました。『何も無かったよ。』その言葉を聞きたかったのです。変なものです。【貸し出し】を自分で仕掛けて、友人とドライブをさせたくせに、何も無かった事に安堵感を覚える自分の気持ちが分かりませんでしたが、妻を愛している事だけは再確認を出来たのです。
しかし、安堵感に浸っている私に妻の文香が『ねえ~来週また誘わているの、いいでしょ?また送って行ってね。』と、もう行く事を決めているのです。また今日の様な何とも言えない虚脱感や憔悴感を覚えると思うとたまらなくなります。
でも今更、「行くな。」とも言えません。自分で蒔いた種ですから、暫くすると子供達が 帰って来ました。「お母さん!お腹空いたよ。」の言葉で、文香は女の顔から母の顔になっていました。
妻の『何も無かったよ。』の言葉を信じ、その夜 遅く朝井に≪今日は家内が世話になってありがとう。≫とメールをすると、直ぐに返信があり、≪おれの方こそ 奥さんをお借りして楽しかったよ。≫の返事が、それで私は≪家内は何も無かった。楽しいドライブだけだったと言ってるが、その通リなのか?≫と訊ねてみる。ドキドキしながら返信を待っていました
数分後でした朝井から返信が、≪すまん。超えたよ。君が望んでいる事になった。≫の文字が、私は震える指で≪超えた?一線を超えたと言う事か?≫と打つ。すぐに≪そうだ抱かせて貰ったよ。奥さんもその気だったようだ。勝負下着って言うのか、紐パンだった。≫と朝井は報告してくる。≪コンドームは?≫との問いに、≪ああ~もちろん。ちゃんと着けたぞ。≫と、それから数回メールを交わしたがショックを覚えた私はメールを早く終わらせた。
妻の文香は私に嘘をついていたのです。知りませんでした。そんな勝負下着を持ってる事さえ、そう言えば最近は文香の下着姿さえ見ていなかった。『また週末に会う。』と言っていたが、朝井は≪そう、それも奥さんの方から言い出した。≫と教えてくれた。
妻に対しての興奮より、なぜ嘘をつくのかの怒りが込み上げて来ました。私を変態扱いしていた妻が 最初のデートで身体を許してしまっていたのです。全てはあの≪行って来ます。バーイ。≫の軽い返信が妻の気持ちを表してるようでした。
寝室に戻ると、文香は軽い寝息を立て寝ています。昼間は朝井に四十の裸体を曝け出し お互いの性器を舐め合い、膣にペニスを咥え込む。文香の痴態を想像すると、私は怒りと嫉妬で目が冴えてしまい朝方まで眠りに付けませんでした。
2015/04/07
朝井との決め事で今日はドライブだけですが、「成り行きでキスくらいなら良い。」とは言ってあります。私の変態的願望でしたが、妻の文香(ふみか)が『後悔しても知らないよ。』と発した言葉が現実味を帯びて来たのも確かな事でした。
家に居ても気になって仕方有りません。パチンコでもと思い行きましたが集中力が無く大負けでした。本屋で立ち読みし時間を潰します。時計を見るとまだ午後二時ちょっとです。
「今頃、二人は昼飯でも食って、それから・・。」って想像する私を周りから見ると視線の定まらない危ない人に見えた事でしょう。文香にメールを送ろうと思いましたが、今の心境を悟られるのが嫌でこらえました。
コンビニに寄って缶ビールとチーズとサラミを買って家に戻ります。夕方五時過ぎでしたが文香から、≪お迎えお願いします。≫のメールがありました。帰宅してからずっと私は飲んでいたので、≪飲んでるから、タクシーで帰ってきて。≫と打つと≪は~い≫の返信が届く。私は、『はい』ならともかく『~』が気に入りませんでした。
文香はデパートの袋を下げ帰って来ました。一刻も早くデートの事を聞きたかったのですが グッと我慢していると、私の気持ちを察してか、文香の方から『何も無かったよ。ドライブだけよ。楽しかったけどね。』と報告をしてくる。
私はそれで一気に緊張が解れました。『何も無かったよ。』その言葉を聞きたかったのです。変なものです。【貸し出し】を自分で仕掛けて、友人とドライブをさせたくせに、何も無かった事に安堵感を覚える自分の気持ちが分かりませんでしたが、妻を愛している事だけは再確認を出来たのです。
しかし、安堵感に浸っている私に妻の文香が『ねえ~来週また誘わているの、いいでしょ?また送って行ってね。』と、もう行く事を決めているのです。また今日の様な何とも言えない虚脱感や憔悴感を覚えると思うとたまらなくなります。
でも今更、「行くな。」とも言えません。自分で蒔いた種ですから、暫くすると子供達が 帰って来ました。「お母さん!お腹空いたよ。」の言葉で、文香は女の顔から母の顔になっていました。
妻の『何も無かったよ。』の言葉を信じ、その夜 遅く朝井に≪今日は家内が世話になってありがとう。≫とメールをすると、直ぐに返信があり、≪おれの方こそ 奥さんをお借りして楽しかったよ。≫の返事が、それで私は≪家内は何も無かった。楽しいドライブだけだったと言ってるが、その通リなのか?≫と訊ねてみる。ドキドキしながら返信を待っていました
数分後でした朝井から返信が、≪すまん。超えたよ。君が望んでいる事になった。≫の文字が、私は震える指で≪超えた?一線を超えたと言う事か?≫と打つ。すぐに≪そうだ抱かせて貰ったよ。奥さんもその気だったようだ。勝負下着って言うのか、紐パンだった。≫と朝井は報告してくる。≪コンドームは?≫との問いに、≪ああ~もちろん。ちゃんと着けたぞ。≫と、それから数回メールを交わしたがショックを覚えた私はメールを早く終わらせた。
妻の文香は私に嘘をついていたのです。知りませんでした。そんな勝負下着を持ってる事さえ、そう言えば最近は文香の下着姿さえ見ていなかった。『また週末に会う。』と言っていたが、朝井は≪そう、それも奥さんの方から言い出した。≫と教えてくれた。
妻に対しての興奮より、なぜ嘘をつくのかの怒りが込み上げて来ました。私を変態扱いしていた妻が 最初のデートで身体を許してしまっていたのです。全てはあの≪行って来ます。バーイ。≫の軽い返信が妻の気持ちを表してるようでした。
寝室に戻ると、文香は軽い寝息を立て寝ています。昼間は朝井に四十の裸体を曝け出し お互いの性器を舐め合い、膣にペニスを咥え込む。文香の痴態を想像すると、私は怒りと嫉妬で目が冴えてしまい朝方まで眠りに付けませんでした。
2015/04/07
長D「私の愛妻物語」(忙中ミニスカあり)19
長D「私の愛妻物語」(忙中ミニスカあり)19
自宅やホテル以外の場所で妻の望未(のぞみ)とセックスしたのは初めてでした。プールとサウナで体力を使い果たし、その夜はバーにも行かずに知らないうちに眠ってしまいましたが、私は大満足でした。
苦労をしながらも、望未を徐々に淫らに変身させていることに手ごたえを感じていました。そして望未を愛しく思う気持ちもさらに高まった気がします。この旅行中に体験した出来事を、今でもときどきベッドの中で望未に思い出させて興奮させています。後に望未に問い詰められて、店員に白いビキニをすすめるよう頼んだことは白状しましたが、プールでの痴漢行為については真実を打ち明けていません。
望未の白いビキニ姿に興奮したリゾート地への旅行の後、私たち夫婦はお互い急に仕事が忙しくなりました。連休などほとんどなく、同じ日に休みを取れる機会も減って、2人で一緒に旅行に出かけることができません。
望未は相変わらずパンツスーツ姿でバリバリ働き、家での会話も仕事の話題が中心。軽い
セックスレス状態でした。すっかり元の状態に後退をした感じでしたが、そんな中でも少しは進展もありました。
忙しい中でも何度か近場の観光地に日帰りで出かける機会があり、そのたびに望未が私の求めに応じてミニスカートをはいてくれたのです。あまり短いミニではありませんでしたが、季節の変わり目などに望未が自分で買ってきて、何着か持つようになりました。
近場では望未も開放的な気分にならないのか、あまり刺激的な出来事はありませんでしたが、私にとっては大きな進歩です。望未もミニスカートをはくことで、仕事を忘れて女っぽく変身できることを喜んでいるようでした。
2015/04/06
自宅やホテル以外の場所で妻の望未(のぞみ)とセックスしたのは初めてでした。プールとサウナで体力を使い果たし、その夜はバーにも行かずに知らないうちに眠ってしまいましたが、私は大満足でした。
苦労をしながらも、望未を徐々に淫らに変身させていることに手ごたえを感じていました。そして望未を愛しく思う気持ちもさらに高まった気がします。この旅行中に体験した出来事を、今でもときどきベッドの中で望未に思い出させて興奮させています。後に望未に問い詰められて、店員に白いビキニをすすめるよう頼んだことは白状しましたが、プールでの痴漢行為については真実を打ち明けていません。
望未の白いビキニ姿に興奮したリゾート地への旅行の後、私たち夫婦はお互い急に仕事が忙しくなりました。連休などほとんどなく、同じ日に休みを取れる機会も減って、2人で一緒に旅行に出かけることができません。
望未は相変わらずパンツスーツ姿でバリバリ働き、家での会話も仕事の話題が中心。軽い
セックスレス状態でした。すっかり元の状態に後退をした感じでしたが、そんな中でも少しは進展もありました。
忙しい中でも何度か近場の観光地に日帰りで出かける機会があり、そのたびに望未が私の求めに応じてミニスカートをはいてくれたのです。あまり短いミニではありませんでしたが、季節の変わり目などに望未が自分で買ってきて、何着か持つようになりました。
近場では望未も開放的な気分にならないのか、あまり刺激的な出来事はありませんでしたが、私にとっては大きな進歩です。望未もミニスカートをはくことで、仕事を忘れて女っぽく変身できることを喜んでいるようでした。
2015/04/06
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第6節4章 48
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第6節4章 48
〖貸し出し④〗
完全にセックスをしている声である。こんなの気づかない訳が無い。『・・・・・・あ、大輔君っ?』の間に葵(あおい)の明らかな“はあっはあっ”て息を切らせた感じの声。近くに向井さんがいるのも判る。というか何よりもベッドの軋む音が聞こえる。
でも後で説明してもらうと、葵は向井さんに〔俺(大輔)にはセックスしているのを気づかれないように。〕って最初言われていた(後から向井さんに聞いた。)から普通に話そうとしていたけど、完全に音で葵が揺さぶられているリズムまで判る程に分かった。
『お疲れ様っ。…遅かったね。』、「結構、遠かったよ~。」って言葉の間も“はあっ”て葵が息を吐いて、それからスポーツで走っている時みたいな荒い息と、『んっん』って我慢するような声だった。
ベッドの軋む音の途中で、『………』みたいに会話が途切れる。
「水着を買ってもらったって?」と俺が葵に尋ねる。
『うん、やっぱり・・・私が払うって言ったんだけど・・。』
「いいよ。浩人にはお礼言っとくから。明日見せてよ。」
『…うん。見せる見せる。・・・大輔君見てね。』って会話は続くが、その間も言葉の間間にリズミカルに“んっ!んっ!”って声が出る。そんな電話に俺はめちゃくちゃ興奮をした。
少し話しをした後、そこで多分、向井さんが思いついたのだと思う。ぼそぼそって後ろで向井さんの声がした後、いきなりだった。
葵が“んっ!んっ!”ってリズミカルに息を漏らした後に、“はあっ”て大きくため息を吐いて、『私…今セックスしてるの・・。』《えっ!?》とも何も言えずに俺は喉がカラカラになった。
それで、また、ぼそぼそって向井さんの声の後で、『今ね、向井さんとセックスしてるのっ~~』って葵のエロい声の後に今度は明らかに“あんっあん”っていう喘ぎ声になった。
そういう時って上手い事が言えない。でも漸(ようや)く出た言葉が、「・・どうやって?」(やっぱり俺はM体質だな。)そこからは向井さんに言われてじゃなかったと思う。
『今・・・?』
「そう今。葵はどうされてるの?」と、少し詰問調になる。
『…後ろからっ…。』ってリアルな回答をした。。
それで、葵が恐らくスマートフォンの話す部分を押さえた後に、『やだ向井さんっ!』って葵の甘えたエロい声がした直後に、『大輔君ごめん切るね。』と言って電話が途絶えた。
その後、連絡は無し。ホテルに来た時点で俺はある程度の覚悟とか、慣れみたいなのも全部吹っ飛んだ。のた打ち回ったって表現が近いと思う。声にすると、「ああああああああああっあっもううううううう!」であった。
10分後に葵から、≪向井さんからだけど、夜中に戻るのでいい?って大輔君に尋ねてって。≫とのメールが来る。それで、俺が≪葵がいいなら、構わないよ。≫って返事のメール打った後にすぐ電話が来た。
今度は向井さんだったが、〔もしもし、大輔?葵ちゃんが部屋に帰るの夜中になっちゃうけどいい?〕との声。向井さんのいつもの手管(てくだ=かけひき。)だと思う。明らかに俺に聞かせるというよりは葵に聞かせるためだった。
この時には葵の声は聞こえなかった。ただ俺の返事も実際に確認をしている感じでもあったので、「いいですよ。」と、伝えると向井さんが少しだけ黙った。それは〔ほんとうに大丈夫か?〕との確認だと思う。
それで、黙っていたら、〔ああ、すげえ楽しかったよ。葵ちゃんは泳ぐの上手いな。〕って俺と話しているフリをして勝手に向井さんが話し始めた。俺もたまに答えたりしたのだけど、基本は向井さんが一方的に話しをしていた。
その時の雰囲気で、俺が興奮しているのも判ったのだと思う。それで、暫くして向井さんが〔じゃあ・・・。〕って別れの言葉を言った後で、向井さんが明らかにSっぽい口調で〔葵、フェラチオを止めて大輔になにか一言、言えっよ!〕と、上手く書けないけどその時の空気と、向井さんとの電話があまりにも生々しかった。
2015/04/06
〖貸し出し④〗
完全にセックスをしている声である。こんなの気づかない訳が無い。『・・・・・・あ、大輔君っ?』の間に葵(あおい)の明らかな“はあっはあっ”て息を切らせた感じの声。近くに向井さんがいるのも判る。というか何よりもベッドの軋む音が聞こえる。
でも後で説明してもらうと、葵は向井さんに〔俺(大輔)にはセックスしているのを気づかれないように。〕って最初言われていた(後から向井さんに聞いた。)から普通に話そうとしていたけど、完全に音で葵が揺さぶられているリズムまで判る程に分かった。
『お疲れ様っ。…遅かったね。』、「結構、遠かったよ~。」って言葉の間も“はあっ”て葵が息を吐いて、それからスポーツで走っている時みたいな荒い息と、『んっん』って我慢するような声だった。
ベッドの軋む音の途中で、『………』みたいに会話が途切れる。
「水着を買ってもらったって?」と俺が葵に尋ねる。
『うん、やっぱり・・・私が払うって言ったんだけど・・。』
「いいよ。浩人にはお礼言っとくから。明日見せてよ。」
『…うん。見せる見せる。・・・大輔君見てね。』って会話は続くが、その間も言葉の間間にリズミカルに“んっ!んっ!”って声が出る。そんな電話に俺はめちゃくちゃ興奮をした。
少し話しをした後、そこで多分、向井さんが思いついたのだと思う。ぼそぼそって後ろで向井さんの声がした後、いきなりだった。
葵が“んっ!んっ!”ってリズミカルに息を漏らした後に、“はあっ”て大きくため息を吐いて、『私…今セックスしてるの・・。』《えっ!?》とも何も言えずに俺は喉がカラカラになった。
それで、また、ぼそぼそって向井さんの声の後で、『今ね、向井さんとセックスしてるのっ~~』って葵のエロい声の後に今度は明らかに“あんっあん”っていう喘ぎ声になった。
そういう時って上手い事が言えない。でも漸(ようや)く出た言葉が、「・・どうやって?」(やっぱり俺はM体質だな。)そこからは向井さんに言われてじゃなかったと思う。
『今・・・?』
「そう今。葵はどうされてるの?」と、少し詰問調になる。
『…後ろからっ…。』ってリアルな回答をした。。
それで、葵が恐らくスマートフォンの話す部分を押さえた後に、『やだ向井さんっ!』って葵の甘えたエロい声がした直後に、『大輔君ごめん切るね。』と言って電話が途絶えた。
その後、連絡は無し。ホテルに来た時点で俺はある程度の覚悟とか、慣れみたいなのも全部吹っ飛んだ。のた打ち回ったって表現が近いと思う。声にすると、「ああああああああああっあっもううううううう!」であった。
10分後に葵から、≪向井さんからだけど、夜中に戻るのでいい?って大輔君に尋ねてって。≫とのメールが来る。それで、俺が≪葵がいいなら、構わないよ。≫って返事のメール打った後にすぐ電話が来た。
今度は向井さんだったが、〔もしもし、大輔?葵ちゃんが部屋に帰るの夜中になっちゃうけどいい?〕との声。向井さんのいつもの手管(てくだ=かけひき。)だと思う。明らかに俺に聞かせるというよりは葵に聞かせるためだった。
この時には葵の声は聞こえなかった。ただ俺の返事も実際に確認をしている感じでもあったので、「いいですよ。」と、伝えると向井さんが少しだけ黙った。それは〔ほんとうに大丈夫か?〕との確認だと思う。
それで、黙っていたら、〔ああ、すげえ楽しかったよ。葵ちゃんは泳ぐの上手いな。〕って俺と話しているフリをして勝手に向井さんが話し始めた。俺もたまに答えたりしたのだけど、基本は向井さんが一方的に話しをしていた。
その時の雰囲気で、俺が興奮しているのも判ったのだと思う。それで、暫くして向井さんが〔じゃあ・・・。〕って別れの言葉を言った後で、向井さんが明らかにSっぽい口調で〔葵、フェラチオを止めて大輔になにか一言、言えっよ!〕と、上手く書けないけどその時の空気と、向井さんとの電話があまりにも生々しかった。
2015/04/06
中13 《妻をコントロール》第2回
中13 《妻をコントロール》第2回
半年くらいたってからでしょうか、子供を実家に預けて二人で何年ぶりかの居酒屋デートとなり、その後もお洒落なバーでかなり飲みました。妻の夏海(なつみ)も上機嫌で良い感じに酔っていたので私は夏海に「ピンク映画を見に行って見ないか?」とお酒を勧めながら言うと、酔っ払った妻は『う~ん、面白い?』と聞くので「まぁ、行ってみよう!」とタクシーをひろいます。酔った妻を乗せるときにタクシーの運転手からこっそり「その女性ゲロしないだろうね。」と言われる位酔っ払っていました。
私は夏海の肩を抱え映画館に入ると、受付を済ませて館内に入ると人は少なく、夏海を中段の真ん中辺りに座らせてから妻に「余り人もいないよ。」と声を掛けると『あたし、もうだめ、寝るよ、ちゃんと連れて帰ってよぉ。』と呟く。
私は妻のスカートを膝上にめくり、太ももを触り股間に触れたりしながら映画鑑賞。私は寝ている彼女に少し悪戯したくなり、スカートをめくり七海の膝を広げてから席を立ちました。しかし館内には私たち入れて7人程度でしたから妻を放置してても大丈夫そうだったので七海をそのままにして、映画館を出て、前のラーメン屋に入りました。
餃子とビールを飲み20分程度でした、映画館に再入場して館内に戻ると妻の周りに人だかりが・・・なんて妄想しながら暗い中へ入ると、妻の横に男がいるではないですか!私は焦りとともにどうやって割り込めばいいものなのか、躊躇しながら妻と男の背後に座ると、その男は私が後ろに来たのをチラッと見ましたが、私が夫とは思ってもいないようで、寝ている妻の足を触っていました。
私は思い切って身を乗り出して男に「実はこの女、私の妻なんですけど。」と告げると、男が慌てて、〔すいませんでした。〕と席を立とうとする。私が「いいんですよ。」すると男は「触ってもいいですか?」と。私は妻の左に座り、男は右から妻の内腿を触り続け、私は触られている七海を見ながら、初めて人前でオナニーをします。
ハンカチの中に射精後も妻に対する罪悪感も無く、男に妻の下着の脇から指を入れるようにお願いして、私が夏海の下着の股間の部分を引っ張り妻のアソコを露わし、閉じているヒダをめくり、いざ男が指を挿入仕掛けた時に妻が『う~ん・・・』と起きてきます。男は離れていきました。妻は何も気付いていないようでしたが、私はこの時から、より一層頭がおかしくなり始めました。
もう私は手さえ空けばインターネットのエロサイトばかりに夢中になり妄想も激しく夏海をレイプや調教へ・・・・そんな私の汚い心の中とは裏腹に妻は普段と変わらず・・・・「あの映画館の出来事が一杯一杯だった、あれ以上は妻の同意がないと・・・」こんな低次元の考えで頭を悩ましている自分に今思えば可笑しいほどです。やはり妻に「他の男に抱かれてみないか・・・?」など言えません。
2015/04/05
半年くらいたってからでしょうか、子供を実家に預けて二人で何年ぶりかの居酒屋デートとなり、その後もお洒落なバーでかなり飲みました。妻の夏海(なつみ)も上機嫌で良い感じに酔っていたので私は夏海に「ピンク映画を見に行って見ないか?」とお酒を勧めながら言うと、酔っ払った妻は『う~ん、面白い?』と聞くので「まぁ、行ってみよう!」とタクシーをひろいます。酔った妻を乗せるときにタクシーの運転手からこっそり「その女性ゲロしないだろうね。」と言われる位酔っ払っていました。
私は夏海の肩を抱え映画館に入ると、受付を済ませて館内に入ると人は少なく、夏海を中段の真ん中辺りに座らせてから妻に「余り人もいないよ。」と声を掛けると『あたし、もうだめ、寝るよ、ちゃんと連れて帰ってよぉ。』と呟く。
私は妻のスカートを膝上にめくり、太ももを触り股間に触れたりしながら映画鑑賞。私は寝ている彼女に少し悪戯したくなり、スカートをめくり七海の膝を広げてから席を立ちました。しかし館内には私たち入れて7人程度でしたから妻を放置してても大丈夫そうだったので七海をそのままにして、映画館を出て、前のラーメン屋に入りました。
餃子とビールを飲み20分程度でした、映画館に再入場して館内に戻ると妻の周りに人だかりが・・・なんて妄想しながら暗い中へ入ると、妻の横に男がいるではないですか!私は焦りとともにどうやって割り込めばいいものなのか、躊躇しながら妻と男の背後に座ると、その男は私が後ろに来たのをチラッと見ましたが、私が夫とは思ってもいないようで、寝ている妻の足を触っていました。
私は思い切って身を乗り出して男に「実はこの女、私の妻なんですけど。」と告げると、男が慌てて、〔すいませんでした。〕と席を立とうとする。私が「いいんですよ。」すると男は「触ってもいいですか?」と。私は妻の左に座り、男は右から妻の内腿を触り続け、私は触られている七海を見ながら、初めて人前でオナニーをします。
ハンカチの中に射精後も妻に対する罪悪感も無く、男に妻の下着の脇から指を入れるようにお願いして、私が夏海の下着の股間の部分を引っ張り妻のアソコを露わし、閉じているヒダをめくり、いざ男が指を挿入仕掛けた時に妻が『う~ん・・・』と起きてきます。男は離れていきました。妻は何も気付いていないようでしたが、私はこの時から、より一層頭がおかしくなり始めました。
もう私は手さえ空けばインターネットのエロサイトばかりに夢中になり妄想も激しく夏海をレイプや調教へ・・・・そんな私の汚い心の中とは裏腹に妻は普段と変わらず・・・・「あの映画館の出来事が一杯一杯だった、あれ以上は妻の同意がないと・・・」こんな低次元の考えで頭を悩ましている自分に今思えば可笑しいほどです。やはり妻に「他の男に抱かれてみないか・・・?」など言えません。
2015/04/05
長J『失くしたもの』第1章②
長J『失くしたもの』第1章②
3月5日(日)
朝目覚めると、妻の菜月(なつき)は隣のベッドでまだ寝息を立てています。私は起こさないようにそっと寝室を出て、脱衣場に行って籠の中を調べると、先に脱いだ筈の私の衣類より下に、黒い小さな固まりを見付けて手に取って広げると、見た事も無いパンティーとブラジャーでした。それも、パンティーは洗ったらしく、まだ濡れています。居ても立ってもいられず、寝室に戻って妻を起こしました。
「夕べは何時に帰ってきた?」と詰問する。
『1時頃だと思うけど、遅くなってごめんなさい。名残惜しくて。』
「嘘をつけ。1時までは俺も覚えている。それより菜月に下着集めの趣味は有ったか?」
「ごめんなさい。私の勘違いかな?2時だったかも。それより何なの?朝から変な事ばかり聞いて。下着集め?そんな趣味は有りません。」
「それなら、タンスの一番下の引き出しに入っている箱の中は何だ?それと、この下着はどうして洗った。本当に送別会だったのか?」
濡れた黒い下着を投げ付けました。妻の菜月は一瞬驚きの表情をしましたが、その後泣き出し。
『酷い。私が浮気でもしていると言いたいの?私はあなただけを見て来たのに。下着も隠していたのじゃ無くて、予備に置いて有ったのです。1枚駄目になると、あそこから1枚出して使っていました。この下着を洗ったのは、帰りの車でトイレに行きたくなり、家までもつと思ったけど、少し・・・・・・・・。もういいでしょ。あなたは私の事をそういう目で見ていたの?』
下着の件も、予備にしては今までの物とは違い派手な物ばかりで到底納得出来ませんが、浮気の確証が有った訳では無く、また、女の涙には勝てずに、後ろ髪を引かれる思いで赴任先に戻りました。
3月9日(木)
会社から戻ると、毎晩菜月の事を考えてしまいます。妻が知らない男に抱かれている姿を想像してしまい、嫉妬で狂いそうになります。私しか知らない菜月の裸を、他の男も知ってしまったのか?と思うと、今迄のように嫉妬を楽しむ余裕など有りません。無性に菜月を抱きたくなり、菜月の声を聴きたくなり、電話をしました。
「年度末で、暫らく土日のどちらかしか休めそうも無いから、今月だけ土日は菜月が来てくれないか?」
『私そちらには行きません。あなたに疑われたまま会う気になれません。』
「来月の1日まで帰れないぞ。それまで1回も来ないと言うのか?」
『お互い頭を冷やすのに、丁度いいじゃないですか?』
こんな時に1カ月も会えない苦しさから逃れたくて、まだ浮気をしていると決まった訳では無いと、自分に言い聞かせました。変なもので、これを書き出した時は無理に妻を疑おうと自分に言い聞かせていましたが、本当に浮気している可能性がある今は、逆に妻の行動を浮気では無いと否定している自分がいます。
3月11日(土)
土日のどちらかは休めると思っていましたが、今週も、来週も休めそうも有りません。来週の3連休は大学が決まった息子の引越しですが、≪友達に手伝って貰うので心配要らない。≫とメールが来ました。夜10時頃に電話をすると息子が出たので、手伝いが出来ない事を謝り、妻に代わってくれるように言うと、「仕事仲間と食事に行くと言って出かけたまま、まだ帰っていない。」と告げられます。
午前0時にもう一度電話を掛けると誰も出ません。息子の部屋には電話が無いので、眠ってしまって聞こえないのだろうとでも携帯に掛けて起こすまでもないと思いました。私達の寝室には電話が置いてあるので、帰っていれば妻は起きるはずです。妻の携帯に掛けてみると、なかなか出ません。諦めて切ろうとした時に妻の声が聞こえました。
『なに?今頃電話してくるなんて。何か有ったの?』
「いや、別に。家に掛けたのだが誰も出なかったのでな。食事会だって?」
『そう。友達と居酒屋で食事していて遅くなっちゃった。もう帰ります。』
しかし居酒屋にしてはやけに静で、微かにBGMが聞こえます。それに、電話に出た時の菜月の息遣いは可也乱れているように感じました。私は動揺して、その後何も言わずに電話を切ってしまいました。
2015/04/05
3月5日(日)
朝目覚めると、妻の菜月(なつき)は隣のベッドでまだ寝息を立てています。私は起こさないようにそっと寝室を出て、脱衣場に行って籠の中を調べると、先に脱いだ筈の私の衣類より下に、黒い小さな固まりを見付けて手に取って広げると、見た事も無いパンティーとブラジャーでした。それも、パンティーは洗ったらしく、まだ濡れています。居ても立ってもいられず、寝室に戻って妻を起こしました。
「夕べは何時に帰ってきた?」と詰問する。
『1時頃だと思うけど、遅くなってごめんなさい。名残惜しくて。』
「嘘をつけ。1時までは俺も覚えている。それより菜月に下着集めの趣味は有ったか?」
「ごめんなさい。私の勘違いかな?2時だったかも。それより何なの?朝から変な事ばかり聞いて。下着集め?そんな趣味は有りません。」
「それなら、タンスの一番下の引き出しに入っている箱の中は何だ?それと、この下着はどうして洗った。本当に送別会だったのか?」
濡れた黒い下着を投げ付けました。妻の菜月は一瞬驚きの表情をしましたが、その後泣き出し。
『酷い。私が浮気でもしていると言いたいの?私はあなただけを見て来たのに。下着も隠していたのじゃ無くて、予備に置いて有ったのです。1枚駄目になると、あそこから1枚出して使っていました。この下着を洗ったのは、帰りの車でトイレに行きたくなり、家までもつと思ったけど、少し・・・・・・・・。もういいでしょ。あなたは私の事をそういう目で見ていたの?』
下着の件も、予備にしては今までの物とは違い派手な物ばかりで到底納得出来ませんが、浮気の確証が有った訳では無く、また、女の涙には勝てずに、後ろ髪を引かれる思いで赴任先に戻りました。
3月9日(木)
会社から戻ると、毎晩菜月の事を考えてしまいます。妻が知らない男に抱かれている姿を想像してしまい、嫉妬で狂いそうになります。私しか知らない菜月の裸を、他の男も知ってしまったのか?と思うと、今迄のように嫉妬を楽しむ余裕など有りません。無性に菜月を抱きたくなり、菜月の声を聴きたくなり、電話をしました。
「年度末で、暫らく土日のどちらかしか休めそうも無いから、今月だけ土日は菜月が来てくれないか?」
『私そちらには行きません。あなたに疑われたまま会う気になれません。』
「来月の1日まで帰れないぞ。それまで1回も来ないと言うのか?」
『お互い頭を冷やすのに、丁度いいじゃないですか?』
こんな時に1カ月も会えない苦しさから逃れたくて、まだ浮気をしていると決まった訳では無いと、自分に言い聞かせました。変なもので、これを書き出した時は無理に妻を疑おうと自分に言い聞かせていましたが、本当に浮気している可能性がある今は、逆に妻の行動を浮気では無いと否定している自分がいます。
3月11日(土)
土日のどちらかは休めると思っていましたが、今週も、来週も休めそうも有りません。来週の3連休は大学が決まった息子の引越しですが、≪友達に手伝って貰うので心配要らない。≫とメールが来ました。夜10時頃に電話をすると息子が出たので、手伝いが出来ない事を謝り、妻に代わってくれるように言うと、「仕事仲間と食事に行くと言って出かけたまま、まだ帰っていない。」と告げられます。
午前0時にもう一度電話を掛けると誰も出ません。息子の部屋には電話が無いので、眠ってしまって聞こえないのだろうとでも携帯に掛けて起こすまでもないと思いました。私達の寝室には電話が置いてあるので、帰っていれば妻は起きるはずです。妻の携帯に掛けてみると、なかなか出ません。諦めて切ろうとした時に妻の声が聞こえました。
『なに?今頃電話してくるなんて。何か有ったの?』
「いや、別に。家に掛けたのだが誰も出なかったのでな。食事会だって?」
『そう。友達と居酒屋で食事していて遅くなっちゃった。もう帰ります。』
しかし居酒屋にしてはやけに静で、微かにBGMが聞こえます。それに、電話に出た時の菜月の息遣いは可也乱れているように感じました。私は動揺して、その後何も言わずに電話を切ってしまいました。
2015/04/05
中K〖歩美と剛司 第18話〗
中K〖歩美と剛司 第18話〗
歩美(あゆみ)は逝くと足の指を思いっきり開くのですぐに分かります。枕が引きちぎれる程に渾身の力を込めて握りながら、身体をガクガクと痙攣させていました。《ああ、逝かされている・・・。》これが僕のその時の気持ちです。若干の落胆と、寂寥感にみまわれながらその光景を見ていました。
剛司は歩美が落ち着くまでじっとしていましたが、歩美がグッタリするのを見て鼻でクスっと笑うと、横を向いている歩美の頬に左手を優しく添えると自分の方に向かせました。僕の中の何かを呼び起こしたのはこれです。この繊細な剛司の行動でした。
歩美は剛司とセックスしている間、恥ずかしいのかずっと横を向いていました。それで逝った後に剛司によって正面を向けさせられたのですが、その眼差しは完全に雄に魅了された雌の表情をしていました。
剛司が顔を近付けて唇が触れる瞬間、微かに歩美も顎を上げて迎い入れていたように見えました。軽くキス、そしてもう一度キス。
「歩美ちゃんのキス、やっぱエロいw」
『・・・・・・』
今度はしっかりと口づけ、お互い口をモグモグさせるような、かなり深いキスです。剛司は枕を握っていた歩美の両腕を掴んで自分の首に回すようにすると、されるがままに両腕で剛司を抱き寄せるようにしていました。この行為を一部始終見ていた僕は気が変になりそうなくらい嫉妬し、そして一瞬で硬く勃起してしまいました。さっきまでとは違い、生きている実感に漲っていました。
キスをしながらゆっくり腰を動かし始める剛司。少しずつ唇を離しながら、本格的なピストン運動に入っていきました。今度は剛司の方が目を瞑りながら腰をリズミカルに動かし続け、それを歩美はうっとりしながら見つめています。
早撃ちのはずの剛司なのに、さっきから結構時間がたっています。酒の力でしょうか?
『遥人君が戻ってくるから・・・・・・早くして・・。』
声を上ずらせながら歩美が言いました。さっき逝ったばかりなのにもう、かなり感じ始めているようでした。
〔歩美ちゃん、また逝けそう?〕
『わかんない・・・けど、剛司君の好きにしなよ。』
剛司は何も言わずに激しく腰を振り始めました。それは歩美の身体がオモチャのように揺すぶられる程で、もう歩美には声をかける余裕は一切ない感じ。
『あっ!あっ!ひっ!・・・・ん!ん!あああああああっ!あっ!あっ!あああああっ!』
歩美が言っていた通り、剛司の動きは激しすぎる程激しく、只管(ひたすら)自分が射精するためだけにピストンしているようでした。剛司は身体全体をしならせるようにして腰をむちゃくちゃに動かすと、低く呻きながら射精していました。
ほぼ同時に歩美の身体も痙攣し始めていましたが、お構い無しに射精中は歩美の身体がずり上がる程に大きく速く激しく、兎に角凄い腰の動かし方で、ベッドが壊れそうな程でした。僕と歩美のセックスとは180度違うセックス。剛司のは、射精するためなら相手の身体が壊れても構わない、という位の激しいセックスです。
歩美が『激しいのもいいかも。』と言っていた言葉を思い出し、あんなに身体を揺すぶられ、赤く腫れあがりそうなほど肌と肌をぶつけ合うセックスを受け入れている事実に深く嫉妬してしまいました。
それにしてもあの細い身体からは想像も出来ないほど力強いセックスをする剛司、普段の姿とあまりに違い過ぎます。女もですが、男も見た目じゃ分かりません・・・女と二人きりになると雄の本能が出るんでしょう。自分の方が剛司よりよっぽど女々しいと感じてしまい、この瞬間から少し剛司を見る目が変わってしまいました。
2015/04/05
歩美(あゆみ)は逝くと足の指を思いっきり開くのですぐに分かります。枕が引きちぎれる程に渾身の力を込めて握りながら、身体をガクガクと痙攣させていました。《ああ、逝かされている・・・。》これが僕のその時の気持ちです。若干の落胆と、寂寥感にみまわれながらその光景を見ていました。
剛司は歩美が落ち着くまでじっとしていましたが、歩美がグッタリするのを見て鼻でクスっと笑うと、横を向いている歩美の頬に左手を優しく添えると自分の方に向かせました。僕の中の何かを呼び起こしたのはこれです。この繊細な剛司の行動でした。
歩美は剛司とセックスしている間、恥ずかしいのかずっと横を向いていました。それで逝った後に剛司によって正面を向けさせられたのですが、その眼差しは完全に雄に魅了された雌の表情をしていました。
剛司が顔を近付けて唇が触れる瞬間、微かに歩美も顎を上げて迎い入れていたように見えました。軽くキス、そしてもう一度キス。
「歩美ちゃんのキス、やっぱエロいw」
『・・・・・・』
今度はしっかりと口づけ、お互い口をモグモグさせるような、かなり深いキスです。剛司は枕を握っていた歩美の両腕を掴んで自分の首に回すようにすると、されるがままに両腕で剛司を抱き寄せるようにしていました。この行為を一部始終見ていた僕は気が変になりそうなくらい嫉妬し、そして一瞬で硬く勃起してしまいました。さっきまでとは違い、生きている実感に漲っていました。
キスをしながらゆっくり腰を動かし始める剛司。少しずつ唇を離しながら、本格的なピストン運動に入っていきました。今度は剛司の方が目を瞑りながら腰をリズミカルに動かし続け、それを歩美はうっとりしながら見つめています。
早撃ちのはずの剛司なのに、さっきから結構時間がたっています。酒の力でしょうか?
『遥人君が戻ってくるから・・・・・・早くして・・。』
声を上ずらせながら歩美が言いました。さっき逝ったばかりなのにもう、かなり感じ始めているようでした。
〔歩美ちゃん、また逝けそう?〕
『わかんない・・・けど、剛司君の好きにしなよ。』
剛司は何も言わずに激しく腰を振り始めました。それは歩美の身体がオモチャのように揺すぶられる程で、もう歩美には声をかける余裕は一切ない感じ。
『あっ!あっ!ひっ!・・・・ん!ん!あああああああっ!あっ!あっ!あああああっ!』
歩美が言っていた通り、剛司の動きは激しすぎる程激しく、只管(ひたすら)自分が射精するためだけにピストンしているようでした。剛司は身体全体をしならせるようにして腰をむちゃくちゃに動かすと、低く呻きながら射精していました。
ほぼ同時に歩美の身体も痙攣し始めていましたが、お構い無しに射精中は歩美の身体がずり上がる程に大きく速く激しく、兎に角凄い腰の動かし方で、ベッドが壊れそうな程でした。僕と歩美のセックスとは180度違うセックス。剛司のは、射精するためなら相手の身体が壊れても構わない、という位の激しいセックスです。
歩美が『激しいのもいいかも。』と言っていた言葉を思い出し、あんなに身体を揺すぶられ、赤く腫れあがりそうなほど肌と肌をぶつけ合うセックスを受け入れている事実に深く嫉妬してしまいました。
それにしてもあの細い身体からは想像も出来ないほど力強いセックスをする剛司、普段の姿とあまりに違い過ぎます。女もですが、男も見た目じゃ分かりません・・・女と二人きりになると雄の本能が出るんでしょう。自分の方が剛司よりよっぽど女々しいと感じてしまい、この瞬間から少し剛司を見る目が変わってしまいました。
2015/04/05
中10〚新しい夫婦の形〛1章第7話
中10〚新しい夫婦の形〛1章第7話
《益岡さんが立ち聞きされたトイレの中の話は、その一週間前に企画部の佐々岡さんから聞いたことを、口止めされていたのについ話してしまった時だったと思います。》
そう言って園部君はことの真相を話し始めた。
話の内容は大体こうだ。《妻の希美(のぞみ)は少なくとも企画部の男性社員三人と関係があって、そのすべては地方での出張の時だけということ。複数回関係がある人間もいるそうだが、どういういきさつでそのような関係になったのかは不明。関係はあくまでも二人の同意によるものということ。また時期に関してもおそらく3~4年くらい前からで、それ以前はなかったということ。最後に東京での妻は決してそのような不貞行為は皆無とのこと。》以上が、園部君が佐々岡から聞いた内容だったが、佐々岡自身は妻と関係をもっていないらしい。
結局のところ園部君自身も単に佐々岡からでまかせを聞かされたという可能性もある。つまるところ確証もなく、噂話の域を脱していないのだ。園部君はそれでも本当かと思い、今回の出張を期待して出かけたようだったが、妻からの答えはノーだったということだ。
今回関係があったという企画部の3人の名前も園部君から聞き出したが、そのうち二人は自分よりもずっと先輩社員であり、もう一人は僕よりも一つ下だった。若い方はたしか去年仙台に転勤になっているはず。しかし、いずれの三人もとてもそのような不貞行為に及ぶようには見えない。いいかげんな噂でこれら三人に問いただすわけにもいかず、僕はなんともはがゆい思いで園部君と別れた。
結局園部君からあの時のトイレの話の真相を聞きだすことができたが、それが真実なのかとうことすらわからないまま数日が経過していった。希美を見ると嫉妬と興奮が混在したなんとも官能的な感情を抱いていたが、時間が経過するうちに次第にそれらの感情も薄まっていき、また以前の日常が繰り返されるようになっていった。
(あの時の興奮はいったいなんだったのだろう?)ふとそんな風に思っている時に、園部君から連絡が入った。企画部に大きな仕事が入ったらしい。大阪で会社のイベントがあり企画部による新製品のプレゼンも予定されていて、本社企画部からは妻を含めて4人の社員が現地入りするとのこと。園部君はそのメンバーには入れなかったようだが、企画部リーダーの三宅とサブリーダーの高山(いずれも妻との関係を噂されている人間だ)それに若手で園部君と同期入社の須藤と妻がプロジェクトメンバーとのことだ。
園部君にはあの時に、今後妻の出張の予定があったらすぐに教えてもらうように頼んでいたのだ。今回の出張は複数人なので、希美が不貞行為をするということは考えづらいが、メンバーに妻の希美と関係があったと噂される人間がいるのがどうにも気になった。
(希美が出張中に複数の男に抱かれる・・・?)そう思うと、何故だが急に胸が騒ぎ出す。それで、妻の出張の予定が1カ月後だということがわかった。前回の出張では結局僕は何も行動することはなかった。
今回は希美が不倫をする可能性はかなり低いので、費用をかけて興信所などに調べてもらっても無駄になってしまうかもしれない。イベントが土日に行われるので、ならば自分が出張先の大阪まで乗り込むか?しかし確実な証拠のないままホテルなどに乗り込んでも、上手くいくわけがない。しばらくの間どうするか一人悩むだけだった。
『ねえ、聞いてる?』
「えっ何が?」
夕食の時間、一人妄想を膨らませている時に妻が大きな声で僕に尋ねてきた。
『この前の出張の時はいろいろ訊いてきたくせに、今度はぜんぜん興味なしって感じなのね。』
「し、出張?」
僕は出張という言葉に思わずびっくりして身体を反応させた。
『やっぱり全然聞いてなかったんだ。だからさっき言ったけど、来月の中旬の土日で大阪に出張があるからね。』
「あっそ・・・。」
『もういいわ・・出張が近くなったらまた言うわ。』
希美はそういうとさっさと夕食の後片付けをはじめた。
(しめた!今回の出張に関しては、前回と違い今までのように僕は妻の仕事に興味ないと思われたに違いない。幸いまだ僕が園部君から希美に関しての連絡をもらっていることも知らないようだ。だとしたら今回の出張で希美は不貞行為におよぶかも・・)
そう思うと、何故だか僕は急にやる気がみなぎってくる。
『なに?思い出し笑いなんかして・・・あなた・・変よ・・。』
妻の希美はキッチンの中で僕の顔を怪訝そうにうかがってそう言った。
「別になんでもないよ。」
僕はそう言うと残ったご飯をかきこんだ。
2015/04/04
《益岡さんが立ち聞きされたトイレの中の話は、その一週間前に企画部の佐々岡さんから聞いたことを、口止めされていたのについ話してしまった時だったと思います。》
そう言って園部君はことの真相を話し始めた。
話の内容は大体こうだ。《妻の希美(のぞみ)は少なくとも企画部の男性社員三人と関係があって、そのすべては地方での出張の時だけということ。複数回関係がある人間もいるそうだが、どういういきさつでそのような関係になったのかは不明。関係はあくまでも二人の同意によるものということ。また時期に関してもおそらく3~4年くらい前からで、それ以前はなかったということ。最後に東京での妻は決してそのような不貞行為は皆無とのこと。》以上が、園部君が佐々岡から聞いた内容だったが、佐々岡自身は妻と関係をもっていないらしい。
結局のところ園部君自身も単に佐々岡からでまかせを聞かされたという可能性もある。つまるところ確証もなく、噂話の域を脱していないのだ。園部君はそれでも本当かと思い、今回の出張を期待して出かけたようだったが、妻からの答えはノーだったということだ。
今回関係があったという企画部の3人の名前も園部君から聞き出したが、そのうち二人は自分よりもずっと先輩社員であり、もう一人は僕よりも一つ下だった。若い方はたしか去年仙台に転勤になっているはず。しかし、いずれの三人もとてもそのような不貞行為に及ぶようには見えない。いいかげんな噂でこれら三人に問いただすわけにもいかず、僕はなんともはがゆい思いで園部君と別れた。
結局園部君からあの時のトイレの話の真相を聞きだすことができたが、それが真実なのかとうことすらわからないまま数日が経過していった。希美を見ると嫉妬と興奮が混在したなんとも官能的な感情を抱いていたが、時間が経過するうちに次第にそれらの感情も薄まっていき、また以前の日常が繰り返されるようになっていった。
(あの時の興奮はいったいなんだったのだろう?)ふとそんな風に思っている時に、園部君から連絡が入った。企画部に大きな仕事が入ったらしい。大阪で会社のイベントがあり企画部による新製品のプレゼンも予定されていて、本社企画部からは妻を含めて4人の社員が現地入りするとのこと。園部君はそのメンバーには入れなかったようだが、企画部リーダーの三宅とサブリーダーの高山(いずれも妻との関係を噂されている人間だ)それに若手で園部君と同期入社の須藤と妻がプロジェクトメンバーとのことだ。
園部君にはあの時に、今後妻の出張の予定があったらすぐに教えてもらうように頼んでいたのだ。今回の出張は複数人なので、希美が不貞行為をするということは考えづらいが、メンバーに妻の希美と関係があったと噂される人間がいるのがどうにも気になった。
(希美が出張中に複数の男に抱かれる・・・?)そう思うと、何故だが急に胸が騒ぎ出す。それで、妻の出張の予定が1カ月後だということがわかった。前回の出張では結局僕は何も行動することはなかった。
今回は希美が不倫をする可能性はかなり低いので、費用をかけて興信所などに調べてもらっても無駄になってしまうかもしれない。イベントが土日に行われるので、ならば自分が出張先の大阪まで乗り込むか?しかし確実な証拠のないままホテルなどに乗り込んでも、上手くいくわけがない。しばらくの間どうするか一人悩むだけだった。
『ねえ、聞いてる?』
「えっ何が?」
夕食の時間、一人妄想を膨らませている時に妻が大きな声で僕に尋ねてきた。
『この前の出張の時はいろいろ訊いてきたくせに、今度はぜんぜん興味なしって感じなのね。』
「し、出張?」
僕は出張という言葉に思わずびっくりして身体を反応させた。
『やっぱり全然聞いてなかったんだ。だからさっき言ったけど、来月の中旬の土日で大阪に出張があるからね。』
「あっそ・・・。」
『もういいわ・・出張が近くなったらまた言うわ。』
希美はそういうとさっさと夕食の後片付けをはじめた。
(しめた!今回の出張に関しては、前回と違い今までのように僕は妻の仕事に興味ないと思われたに違いない。幸いまだ僕が園部君から希美に関しての連絡をもらっていることも知らないようだ。だとしたら今回の出張で希美は不貞行為におよぶかも・・)
そう思うと、何故だか僕は急にやる気がみなぎってくる。
『なに?思い出し笑いなんかして・・・あなた・・変よ・・。』
妻の希美はキッチンの中で僕の顔を怪訝そうにうかがってそう言った。
「別になんでもないよ。」
僕はそう言うと残ったご飯をかきこんだ。
2015/04/04
長G〖救いの手を〗第9回
長G〖救いの手を〗第9回
嵐の前の静けさにも似た穏やかな週末が過ぎて、気が付けば既に火曜日の夜になっています。私は妻の彩矢に悟られぬよう職場に、水曜日、木曜日と二日間の有給休暇を取りました。
妻は妻で私の居ない場所でしかやれぬお楽しみな事があるでしょうが(苦笑‥少し自虐的ですね。)私は私で妻の居ない間にしか出来ない作業がありました。それは例の南京鍵で閉ざされた木製の化粧箱を開ける事です。私は専門の業者を呼んであの頑丈な南京鍵を開ける段取りを済ませていました。
そして、やり過ぎとも思いましたが、妻愛用の出張する時に必ず使っているボストンタイプのビジネスバッグに私はデジタルボイスレコーダーを仕掛けようと考えたのです。このボイスレコーダーは超薄型で集音マイクを内臓しているタイプで、連続録音時間も約200時間という優れモノでした。問題はいくら超軽量薄型のボイスレコーダーだとはいえ、妻の彩矢に気付かれぬようにいかにしてボストンバッグに仕掛けるかという事です。
万が一でも彩矢に発見されてしまえば、このボイスレコーダーを仕掛けたのは私である事は一目瞭然になってしまうのです。 何しろこれは連続200時間もの録音が可能な訳ですから、今夜から録音しても妻が会議から戻る木曜日の夜まで余裕で録音されている筈です。これが妻に見つかり再生されてしまえば、火曜日に我が家でスイッチが入れられ録音された音だと分かってしまうでしょう。
この日、定時で帰宅した私はボストンバッグの中敷きと同じサイズに厚手の段ボールを切り取り、その中心をボイスレコーダーのサイズに合わせてピッタリとくり抜きました。そのくり抜いた穴にボイスレコーダーを嵌め込んで見ると事の他悪くない感じでした。
そして、この加工しボイスレコーダーを嵌め込んだ段ボールの上にボストンバッグの中敷きを轢いて見たところ、全くの違和感がありません。妻の彩矢は会社で明日の会議の準備をしているのでしょうか?この時間(20時)まだ帰宅していません。
どのような結果になったにせよ、今は仮面の裏に隠された彩矢の素顔を調べずにはいられません。賽は投げられました。
今回の事で、私は彩矢の携帯にも何か必ず秘密や疑惑の種が隠されているのでは?と考えていたのです。彩矢は自宅に居る時には携帯は必ず自分の寝室に置いたままでした。普段仕事で使っているバッグの中に入れたままなのです。家事をしている時も、リビングで私と寛いでいる時にも携帯を手の届く場所に置く事はまずありませんでした。
緊急に仕事絡みの連絡があった時などでも何故か携帯では無く、家の電話に掛かって来るのです。私としても今回の疑惑が起こる迄にそんな彩矢の携帯に関するスタンスに疑問を抱き、問い質した事がありました。
妻は顔色を変える事なく 、『仕事の連絡は全てパソコンか携帯にメールで入るの… その中で緊急の場合はお家の電話に連絡が来るようになっているのよ…。どこかで線を引いておかなくてはビジネスとプライベートの垣根が無くなってしまうもの…だって私…共働きとは言え主婦なのよ…貴方の妻なんだから…。』
当時、私はこの妻の言葉が妙に嬉しく、間抜けな事に納得してしまったのです。当然の事ながら、この時点では彩矢が浮気をしているなどとは夢にも思わず、彩矢の携帯を黙って盗み見る事など無かったのです。
2015/04/04
嵐の前の静けさにも似た穏やかな週末が過ぎて、気が付けば既に火曜日の夜になっています。私は妻の彩矢に悟られぬよう職場に、水曜日、木曜日と二日間の有給休暇を取りました。
妻は妻で私の居ない場所でしかやれぬお楽しみな事があるでしょうが(苦笑‥少し自虐的ですね。)私は私で妻の居ない間にしか出来ない作業がありました。それは例の南京鍵で閉ざされた木製の化粧箱を開ける事です。私は専門の業者を呼んであの頑丈な南京鍵を開ける段取りを済ませていました。
そして、やり過ぎとも思いましたが、妻愛用の出張する時に必ず使っているボストンタイプのビジネスバッグに私はデジタルボイスレコーダーを仕掛けようと考えたのです。このボイスレコーダーは超薄型で集音マイクを内臓しているタイプで、連続録音時間も約200時間という優れモノでした。問題はいくら超軽量薄型のボイスレコーダーだとはいえ、妻の彩矢に気付かれぬようにいかにしてボストンバッグに仕掛けるかという事です。
万が一でも彩矢に発見されてしまえば、このボイスレコーダーを仕掛けたのは私である事は一目瞭然になってしまうのです。 何しろこれは連続200時間もの録音が可能な訳ですから、今夜から録音しても妻が会議から戻る木曜日の夜まで余裕で録音されている筈です。これが妻に見つかり再生されてしまえば、火曜日に我が家でスイッチが入れられ録音された音だと分かってしまうでしょう。
この日、定時で帰宅した私はボストンバッグの中敷きと同じサイズに厚手の段ボールを切り取り、その中心をボイスレコーダーのサイズに合わせてピッタリとくり抜きました。そのくり抜いた穴にボイスレコーダーを嵌め込んで見ると事の他悪くない感じでした。
そして、この加工しボイスレコーダーを嵌め込んだ段ボールの上にボストンバッグの中敷きを轢いて見たところ、全くの違和感がありません。妻の彩矢は会社で明日の会議の準備をしているのでしょうか?この時間(20時)まだ帰宅していません。
どのような結果になったにせよ、今は仮面の裏に隠された彩矢の素顔を調べずにはいられません。賽は投げられました。
今回の事で、私は彩矢の携帯にも何か必ず秘密や疑惑の種が隠されているのでは?と考えていたのです。彩矢は自宅に居る時には携帯は必ず自分の寝室に置いたままでした。普段仕事で使っているバッグの中に入れたままなのです。家事をしている時も、リビングで私と寛いでいる時にも携帯を手の届く場所に置く事はまずありませんでした。
緊急に仕事絡みの連絡があった時などでも何故か携帯では無く、家の電話に掛かって来るのです。私としても今回の疑惑が起こる迄にそんな彩矢の携帯に関するスタンスに疑問を抱き、問い質した事がありました。
妻は顔色を変える事なく 、『仕事の連絡は全てパソコンか携帯にメールで入るの… その中で緊急の場合はお家の電話に連絡が来るようになっているのよ…。どこかで線を引いておかなくてはビジネスとプライベートの垣根が無くなってしまうもの…だって私…共働きとは言え主婦なのよ…貴方の妻なんだから…。』
当時、私はこの妻の言葉が妙に嬉しく、間抜けな事に納得してしまったのです。当然の事ながら、この時点では彩矢が浮気をしているなどとは夢にも思わず、彩矢の携帯を黙って盗み見る事など無かったのです。
2015/04/04
中11 〖家庭教師の誤算 第7回〗
中11 〖家庭教師の誤算 第7回〗
どうしたらいいのかよくわからなかったけど、香澄(かすみ)の隣に身体を横たえて、取り敢えず香澄の首の下に腕を差し込むと抱きかかえるように抱擁した。すると、香澄の方から誘ってきたのに香澄は小刻みに震えている。
「寒いの?」
目を閉じたままの香澄が首を横に振った。
「あの・・・、香澄ちゃん、もしかして初めて?」
そう言うと、香澄は目をパッチリ開いて言った。
『先生、ムードないよぉ。』
「ごめん・・。」
『初めてだけど、悪い?』
香澄は口を尖らすように言うと、僕に背中を見せると拗ねて見せる。
「ごめんごめん。でも、僕も初めてなんだ・・・。」
香澄は首を捻って僕の方に向き直ると訊いてきた。
『男の人って、エッチなところへ行くんじゃないの?』
「世間はそうかもしれないけど、僕はそういうのは苦手なんだ。」
香澄に問われるままに、僕はそう答える。
すると、香澄は徐に身体全体を反転させて僕に向かい合うと言った。
『ほんと?』
「ほんと。」
香澄の手が僕の頭の後ろに回って僕は引き寄せられると、香澄は唇を重ねてきた。唇と唇を合わせるだけのキスだったけど、石鹸の香りが香澄の身体から立ち上って、良い匂いがした。
唇が離れると僕は香澄の身体を包んでいたバスタオルを左右に開く。香澄が腕で胸を隠すと、目を閉じたまま僕に言った。
『おっぱい小さいでしょ・・・。』
「そんなことないよ。」
僕はそう言いながらゆっくりと香澄の腕を胸からどけると、まだ膨らみきっていない香澄の胸を観賞させてもらう。
大きくはないけど綺麗なおっぱいに綺麗なピンクの乳首が可愛らしかった。
『ねぇおっぱい小さいでしょ・・・。』
香澄が再びそう言うのを聞いて、《こんなに自信満々の女の子にもコンプレックスはあるんだなぁ》と思ったりした。
香澄のおっぱいに触ってみると、とても柔らかくて肌が滑々だった。乳首に唇を寄せてそっと口に含んでみると、香澄は小さく『んっ!』と声を発する。チュウチュウ吸っているうちに、乳首がだんだん硬くなってきて僕は何だか嬉しくなってきた。
おっぱいに這わせていた手をだんだん下の方に動かしていって、香澄の草むらに触れてみる。香澄の陰毛は思ったほどゴワゴワしていなくて、むしろ柔らかい猫毛のようで、丸く膨らんだ丘を手のひらで包むように触ってみる。
香澄が両手で顔を隠すようにしたけど、身体はもう震えてはいなかった。気がつくと僕は興奮のあまり頭に血が上ってしまって、肝心のペニスはすっかり萎えてしまっていることに気がついた。
僕が焦っていると、香澄が、『どうしたの?』と訊いてくる。僕は恥ずかしさで一杯だったけど、見られてしまったら一目瞭然なので、諦めて言った。「ゴメン興奮しすぎて・・・、ちっちゃくなっちゃった・・・。」それを聞いた香澄はクスリと笑ったので、僕はちょっと傷ついたが、どうしようもなかった。
2015/04/04
どうしたらいいのかよくわからなかったけど、香澄(かすみ)の隣に身体を横たえて、取り敢えず香澄の首の下に腕を差し込むと抱きかかえるように抱擁した。すると、香澄の方から誘ってきたのに香澄は小刻みに震えている。
「寒いの?」
目を閉じたままの香澄が首を横に振った。
「あの・・・、香澄ちゃん、もしかして初めて?」
そう言うと、香澄は目をパッチリ開いて言った。
『先生、ムードないよぉ。』
「ごめん・・。」
『初めてだけど、悪い?』
香澄は口を尖らすように言うと、僕に背中を見せると拗ねて見せる。
「ごめんごめん。でも、僕も初めてなんだ・・・。」
香澄は首を捻って僕の方に向き直ると訊いてきた。
『男の人って、エッチなところへ行くんじゃないの?』
「世間はそうかもしれないけど、僕はそういうのは苦手なんだ。」
香澄に問われるままに、僕はそう答える。
すると、香澄は徐に身体全体を反転させて僕に向かい合うと言った。
『ほんと?』
「ほんと。」
香澄の手が僕の頭の後ろに回って僕は引き寄せられると、香澄は唇を重ねてきた。唇と唇を合わせるだけのキスだったけど、石鹸の香りが香澄の身体から立ち上って、良い匂いがした。
唇が離れると僕は香澄の身体を包んでいたバスタオルを左右に開く。香澄が腕で胸を隠すと、目を閉じたまま僕に言った。
『おっぱい小さいでしょ・・・。』
「そんなことないよ。」
僕はそう言いながらゆっくりと香澄の腕を胸からどけると、まだ膨らみきっていない香澄の胸を観賞させてもらう。
大きくはないけど綺麗なおっぱいに綺麗なピンクの乳首が可愛らしかった。
『ねぇおっぱい小さいでしょ・・・。』
香澄が再びそう言うのを聞いて、《こんなに自信満々の女の子にもコンプレックスはあるんだなぁ》と思ったりした。
香澄のおっぱいに触ってみると、とても柔らかくて肌が滑々だった。乳首に唇を寄せてそっと口に含んでみると、香澄は小さく『んっ!』と声を発する。チュウチュウ吸っているうちに、乳首がだんだん硬くなってきて僕は何だか嬉しくなってきた。
おっぱいに這わせていた手をだんだん下の方に動かしていって、香澄の草むらに触れてみる。香澄の陰毛は思ったほどゴワゴワしていなくて、むしろ柔らかい猫毛のようで、丸く膨らんだ丘を手のひらで包むように触ってみる。
香澄が両手で顔を隠すようにしたけど、身体はもう震えてはいなかった。気がつくと僕は興奮のあまり頭に血が上ってしまって、肝心のペニスはすっかり萎えてしまっていることに気がついた。
僕が焦っていると、香澄が、『どうしたの?』と訊いてくる。僕は恥ずかしさで一杯だったけど、見られてしまったら一目瞭然なので、諦めて言った。「ゴメン興奮しすぎて・・・、ちっちゃくなっちゃった・・・。」それを聞いた香澄はクスリと笑ったので、僕はちょっと傷ついたが、どうしようもなかった。
2015/04/04
中14〖恋に恋した妻〗Part1
中14〖恋に恋した妻〗Part1
(原題:会社の友人と嫁が両想いになった話 投稿者:不詳 投稿日:2011/02/08)
妻の咲希(さき)とは結婚3年目です。歳は僕(波戸真一:はと しんいち)と同じ29歳。付き合いも含めると6年くらい一緒。自分で言うのもなんだが、《美人な嫁をもらえた》と思う。元々薄化粧だったし、あまり年齢を感じさせない。今でも余裕でスッピンの咲希を抱けるし、去年も海で一人きりにしていたらナンパされていた。学生の頃からジョギングが日課で、スタイルも健康美って感じで引き締まっている。
子供はまだ居ない。積極的に作る空気も今は無い。お互いにどうしても欲しい!って感じじゃないから。“中田氏”もよっぽど盛り上がった時くらいしかしない。(もちろん安全な日を確認している。)
僕と咲希とは同期入社で第一印象は取っつきにくそうで、いけすかない女だなって思っていたのに、一緒の案件とか抱えるうちに、仕事に対して責任感あるなって感心してそのまま仲良くなった。猫が好きで、その可愛がり方とかを見てギャップ萌えで惚れた。
咲希はバリバリ働いていて、結婚なんて眼中ありませんって感じのOLだったのに、僕との結婚を機にあっさりと寿退社するという。僕はてっきり勤めを続けると思っていたからびっくりした。理由を聞いたら『主婦業を軽くみすぎ!』と怒られる。仕事も手際良かったし、僕も協力するつもりだったから共働きは可能だと思っていた。
咲希は完全主義な性格だから、中途半端が嫌いなのだろう。『あなたを支えるのに全力を尽くしたい。』って言葉が嬉しくてニヤニヤしていたら『気持ち悪っ!過労死しろ!』って言われたけど、少しでも僕が体調を悪くすると、『会社休みなよ。ねぇ?ちょっと!休みなって!』としつこいぐらい心配してくれる。(同じ年だけど姉さん女房な感じ。)
恥ずかしながら結婚は咲希の方から言ってきた。「僕から言おうと思ったのに。」って言ったら、『遅いよ馬鹿ね。』と言い返された。でもその直後、咲希に『やっぱりちゃんと言って。.』とお願いされたので、僕が“後の先(ごのせん:相手より一瞬あとに立ちながら,あたり合ったあとには先をとっている相撲の立ち合い。)”を取った感じ。
少しずつ夫婦生活がマンネリになってきていた。特にセックスの面かな。僕が、咲希と他の男がセックスをしているとこを見たいと思ったのは昨年くらいからです。そのきっかけはインターネットで〖寝取られ・寝取らせ〗というジャンルを知ったからだ。最初は理解出来なかったけど、次第に咲希が他の男としている姿を想像してオナニーするようになった。
でも、その先をどうしたら良いかわからなかった。ネットでハプニングバーとかスワップなど色々調べたけど、どれも結局のところ実行には移せなかった。それは咲希に断られるのが火を見るより明らかだったし、夫婦の間にあからさまに亀裂が入るようなリスクは負いたくなかったからだ。
2015/04/03
(原題:会社の友人と嫁が両想いになった話 投稿者:不詳 投稿日:2011/02/08)
妻の咲希(さき)とは結婚3年目です。歳は僕(波戸真一:はと しんいち)と同じ29歳。付き合いも含めると6年くらい一緒。自分で言うのもなんだが、《美人な嫁をもらえた》と思う。元々薄化粧だったし、あまり年齢を感じさせない。今でも余裕でスッピンの咲希を抱けるし、去年も海で一人きりにしていたらナンパされていた。学生の頃からジョギングが日課で、スタイルも健康美って感じで引き締まっている。
子供はまだ居ない。積極的に作る空気も今は無い。お互いにどうしても欲しい!って感じじゃないから。“中田氏”もよっぽど盛り上がった時くらいしかしない。(もちろん安全な日を確認している。)
僕と咲希とは同期入社で第一印象は取っつきにくそうで、いけすかない女だなって思っていたのに、一緒の案件とか抱えるうちに、仕事に対して責任感あるなって感心してそのまま仲良くなった。猫が好きで、その可愛がり方とかを見てギャップ萌えで惚れた。
咲希はバリバリ働いていて、結婚なんて眼中ありませんって感じのOLだったのに、僕との結婚を機にあっさりと寿退社するという。僕はてっきり勤めを続けると思っていたからびっくりした。理由を聞いたら『主婦業を軽くみすぎ!』と怒られる。仕事も手際良かったし、僕も協力するつもりだったから共働きは可能だと思っていた。
咲希は完全主義な性格だから、中途半端が嫌いなのだろう。『あなたを支えるのに全力を尽くしたい。』って言葉が嬉しくてニヤニヤしていたら『気持ち悪っ!過労死しろ!』って言われたけど、少しでも僕が体調を悪くすると、『会社休みなよ。ねぇ?ちょっと!休みなって!』としつこいぐらい心配してくれる。(同じ年だけど姉さん女房な感じ。)
恥ずかしながら結婚は咲希の方から言ってきた。「僕から言おうと思ったのに。」って言ったら、『遅いよ馬鹿ね。』と言い返された。でもその直後、咲希に『やっぱりちゃんと言って。.』とお願いされたので、僕が“後の先(ごのせん:相手より一瞬あとに立ちながら,あたり合ったあとには先をとっている相撲の立ち合い。)”を取った感じ。
少しずつ夫婦生活がマンネリになってきていた。特にセックスの面かな。僕が、咲希と他の男がセックスをしているとこを見たいと思ったのは昨年くらいからです。そのきっかけはインターネットで〖寝取られ・寝取らせ〗というジャンルを知ったからだ。最初は理解出来なかったけど、次第に咲希が他の男としている姿を想像してオナニーするようになった。
でも、その先をどうしたら良いかわからなかった。ネットでハプニングバーとかスワップなど色々調べたけど、どれも結局のところ実行には移せなかった。それは咲希に断られるのが火を見るより明らかだったし、夫婦の間にあからさまに亀裂が入るようなリスクは負いたくなかったからだ。
2015/04/03
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第6節3章 47
特名 〖興奮と嫉妬と不安の狭間で〗 第6節3章 47
〖貸し出し③〗
正直その向井さんからのメールが無かったら行っていたかもと思う。理解して貰えるか分からないけど、その時の“嫉妬と不安”って別物なんだと思った。葵が向井さんの部屋にいる事が判らない状態は不安。不安っていうのには俺は耐えられないのだと思う。
少なくとも不安と嫉妬が一緒の状態は心が重くて耐えられない。向井さんのメールにとてつもなく嫉妬をしたのだけれど不安はなくなって、だからそういう風にしたのだと思う。
葵からは、≪大輔君お疲れ様。まだ会社から出られないの?今日くらい残業無しならいいのにね~。≫って返事がきた。運転できずに路肩に車止めていた。めまいでもないのだけどずっと頭の中がぐるぐるして視野が狭くなるような状態で30分程そこで過ごした。
そしたら、もう一回、葵から≪向井さんとHシテいい?≫ってメールが届く。直後に、≪・・・ってお願いしてって向井さんに言われました。もし、まだ仕事中だったら大輔君ホントごめんなさい。≫との内容だった。
ずっとそのメールの文面見ながら考えて、暫くしてから≪さっき車で出た所。その件は葵がいいなら構わないよ。≫と返信をした。
直後に向井さんから誤字ありで急いだ感じのメール(誤字は直しています)が、≪実は最初のメールの時点で挿入れています。明日着る予定の水着を着させているけど今日の葵ちゃんかなりエロいです。今日はずっとキスしまくっています。≫というショックな内容だった。葵からの再返信は来なかった。
俺はそれからの2時間がこれ以上ないってくらい嫉妬と憔悴と興奮が混じった状態だった。向井さんからは途中一回≪まだ大輔さん高速ですか?中継しましょうか?≫ってメールが来たけど無視をして返信をしなかった。
以降一切メール以外の連絡はなし。向井さんはやっぱり判っていて途中俺の事を気にかけているので数回短文でメールが来た。最初は≪大丈夫?あまり急がずに。ホテル着いたら電話ください。≫で、俺も≪OKです。よろしく。≫って返事すると、≪葵ちゃんいつもより興奮しています。≫
それから少し時間が経過して、≪今葵ちゃんフェラチオ中。大輔さんにするより丁寧にしろって言ったら今日は口に出してもいいそうです。飲めたら飲んでみるって言ってます。≫ってメール。
一応向井さんから言われて、前から俺が無理そうならすぐ中断する方法を決めているけど、最初のメールはそれが無くても今回は向井さんも気を使っていたからだと思う。≪了解です。よろしく。≫って送った後の2通のメール以降はメールが途絶えた。
その日は嫉妬と興奮の度合いが今までのどの日とも違っていた。それまではそういうバクバクする気持ちが強い中、気を紛らわすためにテレビを見たりとかしていたけれど、その日は21時とかそれ位まで車の中でずっと音楽もつけないで、ただ拳を握っていた。
変な言い方になるけど《凄い嫉妬と興奮に加えて孤独感が一杯》で、半端じゃない辛さがあった。音楽もつけられない。ホテルの見える場所だけど、人のいない所に車を止めていたから、外がし~んとしている中でずっと葵の事を考えていた。
この感情は何か上手く文章に書けていないし、擬似的な喪失感なのかもしれない。助手席の葵の匂いを嗅いだりして、ずっと色んなことを考えていた。《意地悪な気持ちと自虐的な気持ち》が交互に来るっていう不思議な状態だった。興奮はしていたけれど本当に凄く長い時間だった。
俺は、話の辻褄が合う21時過ぎまでずっと待って、それからホテルに入った。そういえばそのチェックインの時にホテルって凄いなと思った事があった。「1001号室ですけど妻が預けた鍵お願いします。」って言ったらフロントの係員から身分証を求められた。当たり前なのかもしれないけどむかっとした。
それまでの感情もあって何故か物凄く理不尽に腹が立ったのを覚えている。変な話だけど、「身分証を出せってどういうことだよ!」って思った。今思うと自分が否定され、疎外をされたように感じたのかもしれない。
それで、わざとメールもせずにそのまま部屋に入って、考えてみれば鍵をフロントから受け取ったから当たり前なのだけど(その時は気がつかない)鍵をがちゃって開けて部屋に入って、葵が隣の部屋にいるだろう事にとてつもなく嫉妬をした。書いていて思ったけどその時の気持ちはやっぱり“喪失感”というのが一番近いと思う。
そこで、≪今ホテルに着いた。もう部屋にいるよ。≫って葵にメール。そうしたらすぐに葵からの電話が来た。フィクションで良くそういう場面って書かれたりするし、実際近い事(こっそり向井さんがスマートフォンを置いておく)はあったけどリアルでは全然違った。
2015/04/02
〖貸し出し③〗
正直その向井さんからのメールが無かったら行っていたかもと思う。理解して貰えるか分からないけど、その時の“嫉妬と不安”って別物なんだと思った。葵が向井さんの部屋にいる事が判らない状態は不安。不安っていうのには俺は耐えられないのだと思う。
少なくとも不安と嫉妬が一緒の状態は心が重くて耐えられない。向井さんのメールにとてつもなく嫉妬をしたのだけれど不安はなくなって、だからそういう風にしたのだと思う。
葵からは、≪大輔君お疲れ様。まだ会社から出られないの?今日くらい残業無しならいいのにね~。≫って返事がきた。運転できずに路肩に車止めていた。めまいでもないのだけどずっと頭の中がぐるぐるして視野が狭くなるような状態で30分程そこで過ごした。
そしたら、もう一回、葵から≪向井さんとHシテいい?≫ってメールが届く。直後に、≪・・・ってお願いしてって向井さんに言われました。もし、まだ仕事中だったら大輔君ホントごめんなさい。≫との内容だった。
ずっとそのメールの文面見ながら考えて、暫くしてから≪さっき車で出た所。その件は葵がいいなら構わないよ。≫と返信をした。
直後に向井さんから誤字ありで急いだ感じのメール(誤字は直しています)が、≪実は最初のメールの時点で挿入れています。明日着る予定の水着を着させているけど今日の葵ちゃんかなりエロいです。今日はずっとキスしまくっています。≫というショックな内容だった。葵からの再返信は来なかった。
俺はそれからの2時間がこれ以上ないってくらい嫉妬と憔悴と興奮が混じった状態だった。向井さんからは途中一回≪まだ大輔さん高速ですか?中継しましょうか?≫ってメールが来たけど無視をして返信をしなかった。
以降一切メール以外の連絡はなし。向井さんはやっぱり判っていて途中俺の事を気にかけているので数回短文でメールが来た。最初は≪大丈夫?あまり急がずに。ホテル着いたら電話ください。≫で、俺も≪OKです。よろしく。≫って返事すると、≪葵ちゃんいつもより興奮しています。≫
それから少し時間が経過して、≪今葵ちゃんフェラチオ中。大輔さんにするより丁寧にしろって言ったら今日は口に出してもいいそうです。飲めたら飲んでみるって言ってます。≫ってメール。
一応向井さんから言われて、前から俺が無理そうならすぐ中断する方法を決めているけど、最初のメールはそれが無くても今回は向井さんも気を使っていたからだと思う。≪了解です。よろしく。≫って送った後の2通のメール以降はメールが途絶えた。
その日は嫉妬と興奮の度合いが今までのどの日とも違っていた。それまではそういうバクバクする気持ちが強い中、気を紛らわすためにテレビを見たりとかしていたけれど、その日は21時とかそれ位まで車の中でずっと音楽もつけないで、ただ拳を握っていた。
変な言い方になるけど《凄い嫉妬と興奮に加えて孤独感が一杯》で、半端じゃない辛さがあった。音楽もつけられない。ホテルの見える場所だけど、人のいない所に車を止めていたから、外がし~んとしている中でずっと葵の事を考えていた。
この感情は何か上手く文章に書けていないし、擬似的な喪失感なのかもしれない。助手席の葵の匂いを嗅いだりして、ずっと色んなことを考えていた。《意地悪な気持ちと自虐的な気持ち》が交互に来るっていう不思議な状態だった。興奮はしていたけれど本当に凄く長い時間だった。
俺は、話の辻褄が合う21時過ぎまでずっと待って、それからホテルに入った。そういえばそのチェックインの時にホテルって凄いなと思った事があった。「1001号室ですけど妻が預けた鍵お願いします。」って言ったらフロントの係員から身分証を求められた。当たり前なのかもしれないけどむかっとした。
それまでの感情もあって何故か物凄く理不尽に腹が立ったのを覚えている。変な話だけど、「身分証を出せってどういうことだよ!」って思った。今思うと自分が否定され、疎外をされたように感じたのかもしれない。
それで、わざとメールもせずにそのまま部屋に入って、考えてみれば鍵をフロントから受け取ったから当たり前なのだけど(その時は気がつかない)鍵をがちゃって開けて部屋に入って、葵が隣の部屋にいるだろう事にとてつもなく嫉妬をした。書いていて思ったけどその時の気持ちはやっぱり“喪失感”というのが一番近いと思う。
そこで、≪今ホテルに着いた。もう部屋にいるよ。≫って葵にメール。そうしたらすぐに葵からの電話が来た。フィクションで良くそういう場面って書かれたりするし、実際近い事(こっそり向井さんがスマートフォンを置いておく)はあったけどリアルでは全然違った。
2015/04/02
中P〖妻と部長〗第6話
中P〖妻と部長〗第6話
レストランに戻った私はなぜだかドキドキしていた。自分の妻に少しの間、逢っただけなのに浮かれた気分にもなっている。自分でも不思議な感覚だった。人妻と初めて密会するようなドキドキ感を自分の妻に抱いたのだ。そんな浮かれた気分で席に戻ったがその気分も損なわれる事になった。
席に戻り、新しい酒をオーダーした。酒を飲みながら窓の外に目をやる。ちょうどトイレから会場に戻っていく妻の愛美(まなみ)が目に入った。ゆっくり歩いていた愛美の足どりが急に速くなり、誰かのもとへ小走りで駆けていった。誰のもとに駆けていったかは想像出来たが恐る恐るその先に目をやった。やはりその先にいたのは真田部長だった。こちらからは見えないが愛美は満面の笑みを浮かべているのだろう。そして、真田部長に飛びついた。
そんな光景を見た私はショックを隠せなかった。パートナーを演じるにしても度が過ぎる。もしかして、愛美は私が真田部長の妻の典子さんと関係を持っていることを知っていて、その腹いせでこんな態度をとっているのだろうかと疑心暗鬼になる。そんな思いが頭をよぎったがすぐに振り払う。その光景を茫然と眺めている。心に湧き出てきた嫉妬心は次第に怒りへと変化していく。それから暫くして、私は席を立ちレストランを後にした。
私は愛美からの電話を待つ為に部屋に戻ろうかと思ったが本当に掛かってくるのだろうかと不安になっている状態で待つのは辛く、侘びしいので飲み直すことにする。ホテルの最上階に夜景が綺麗で有名なバーとして雑誌に紹介されていた所があるのでそちらに向かった。
雰囲気がよくカップルに人気らしい。バーにはいるとカウンターの向こうから若いバーテンダーが「いらっしゃいませ。」と迎えてくれた。どこに座ろうかと店内を一望する。早い時間の為、まだ客はいない。カウンターはL字型になっており、正面に5席、奥に2席あり、窓際には2人用のテーブル席が3つあった。窓の向こうには綺麗な夜景が広がっている。私はカウンターの一番奥に座った。
ウィスキーをロックで頼んだ。一口、口に含み流し込む。喉にヒリヒリとした痛みを与えながら、流れ込んできた。先ほどの光景を忘れる為に強い酒を頼んでみたが、効果はないようだ。チェイサー(強い酒をストレートで飲む場合、続けて口直しに飲む水、炭酸水や軽い酒)を飲むと少し冷静になれた気がした。飲み過ぎては愛美からの電話が受けられない。ペースを落とそう。
それからは一人でちびちびと飲んでいた。一時間位経ったころに三十代半ばに見える女性客が2人入ってくる。愛美と同じパーティーに出席していたのだろうか、派手なドレスを
着ていた。2人は少し飲んでいるようでほんのりと赤い顔をしている。そして、窓側のテーブル席ではなく、私の一つ隣、カウンターの角の席に座った。2人とも美人な部類に入るしスタイルも良さそうだ。
特に奥の女性は胸が豊かで巨乳の部類に入る。胸元からのぞく谷間がセクシーだ。 男を挑発する術を知っているのだろう。チラチラとこちらに視線をおくりながら、もじもじと体を動かす度に胸元が強調されている感じだ。私の反応を楽しんでいるのだろう。時折、イタズラっぽい笑みを浮かべる。
私は意識していないようにカウンターの後ろに陳列されている色々な種類の酒を眺めながら飲んでいた。端からみたら、意識しているように見えただろう。手前の女性は私の反応をみているような気がした。
2人は小声で会話を交わしていた。ところどころ聞こえてくるが内容までは、詳しくわからない。わかった範囲では、2人は愛美の出席しているパーティーに出席していた事。パーティーは怪しいものではないこと。2人は飲み屋で知り合った男性客のパートナー(妻役)として参加したが部屋だけは別にしてもらったようだ。
彼女達が入店してから、30分ほど経過したが新たに客は来なかった。知らない間にバーテンダーを含め、彼女達と会話するようになっていた。私は席を移動し彼女達に挟まれるように座りなおす。
彼女達がパーティーに参加したことを聞き、自分は2階のレストランから見ていたと伝えた。パーティーの内容について聞いてみたが女性を連れて美味しい物を泊まりで食べにいく会であること以外は知らないとの事だった。パートナーの女性達は妻と紹介されたが2人のように知り合いに頼まれた人もいれば、明らかに怪しい関係に見える人もいたようだ。
2015/04/02
レストランに戻った私はなぜだかドキドキしていた。自分の妻に少しの間、逢っただけなのに浮かれた気分にもなっている。自分でも不思議な感覚だった。人妻と初めて密会するようなドキドキ感を自分の妻に抱いたのだ。そんな浮かれた気分で席に戻ったがその気分も損なわれる事になった。
席に戻り、新しい酒をオーダーした。酒を飲みながら窓の外に目をやる。ちょうどトイレから会場に戻っていく妻の愛美(まなみ)が目に入った。ゆっくり歩いていた愛美の足どりが急に速くなり、誰かのもとへ小走りで駆けていった。誰のもとに駆けていったかは想像出来たが恐る恐るその先に目をやった。やはりその先にいたのは真田部長だった。こちらからは見えないが愛美は満面の笑みを浮かべているのだろう。そして、真田部長に飛びついた。
そんな光景を見た私はショックを隠せなかった。パートナーを演じるにしても度が過ぎる。もしかして、愛美は私が真田部長の妻の典子さんと関係を持っていることを知っていて、その腹いせでこんな態度をとっているのだろうかと疑心暗鬼になる。そんな思いが頭をよぎったがすぐに振り払う。その光景を茫然と眺めている。心に湧き出てきた嫉妬心は次第に怒りへと変化していく。それから暫くして、私は席を立ちレストランを後にした。
私は愛美からの電話を待つ為に部屋に戻ろうかと思ったが本当に掛かってくるのだろうかと不安になっている状態で待つのは辛く、侘びしいので飲み直すことにする。ホテルの最上階に夜景が綺麗で有名なバーとして雑誌に紹介されていた所があるのでそちらに向かった。
雰囲気がよくカップルに人気らしい。バーにはいるとカウンターの向こうから若いバーテンダーが「いらっしゃいませ。」と迎えてくれた。どこに座ろうかと店内を一望する。早い時間の為、まだ客はいない。カウンターはL字型になっており、正面に5席、奥に2席あり、窓際には2人用のテーブル席が3つあった。窓の向こうには綺麗な夜景が広がっている。私はカウンターの一番奥に座った。
ウィスキーをロックで頼んだ。一口、口に含み流し込む。喉にヒリヒリとした痛みを与えながら、流れ込んできた。先ほどの光景を忘れる為に強い酒を頼んでみたが、効果はないようだ。チェイサー(強い酒をストレートで飲む場合、続けて口直しに飲む水、炭酸水や軽い酒)を飲むと少し冷静になれた気がした。飲み過ぎては愛美からの電話が受けられない。ペースを落とそう。
それからは一人でちびちびと飲んでいた。一時間位経ったころに三十代半ばに見える女性客が2人入ってくる。愛美と同じパーティーに出席していたのだろうか、派手なドレスを
着ていた。2人は少し飲んでいるようでほんのりと赤い顔をしている。そして、窓側のテーブル席ではなく、私の一つ隣、カウンターの角の席に座った。2人とも美人な部類に入るしスタイルも良さそうだ。
特に奥の女性は胸が豊かで巨乳の部類に入る。胸元からのぞく谷間がセクシーだ。 男を挑発する術を知っているのだろう。チラチラとこちらに視線をおくりながら、もじもじと体を動かす度に胸元が強調されている感じだ。私の反応を楽しんでいるのだろう。時折、イタズラっぽい笑みを浮かべる。
私は意識していないようにカウンターの後ろに陳列されている色々な種類の酒を眺めながら飲んでいた。端からみたら、意識しているように見えただろう。手前の女性は私の反応をみているような気がした。
2人は小声で会話を交わしていた。ところどころ聞こえてくるが内容までは、詳しくわからない。わかった範囲では、2人は愛美の出席しているパーティーに出席していた事。パーティーは怪しいものではないこと。2人は飲み屋で知り合った男性客のパートナー(妻役)として参加したが部屋だけは別にしてもらったようだ。
彼女達が入店してから、30分ほど経過したが新たに客は来なかった。知らない間にバーテンダーを含め、彼女達と会話するようになっていた。私は席を移動し彼女達に挟まれるように座りなおす。
彼女達がパーティーに参加したことを聞き、自分は2階のレストランから見ていたと伝えた。パーティーの内容について聞いてみたが女性を連れて美味しい物を泊まりで食べにいく会であること以外は知らないとの事だった。パートナーの女性達は妻と紹介されたが2人のように知り合いに頼まれた人もいれば、明らかに怪しい関係に見える人もいたようだ。
2015/04/02